JP2014114550A - ダムの放流ゲート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のダムの放流ゲートは、昇降移動することにより放流管1の下流側開口1aを開閉する扉体2と、下流側開口1aと扉体2との間の水密性を保持する水密部材3とを備えており、扉体2を全閉したときにその下端のリップ部20が衝合されるよう放流管1の底部10を下流側に向かって延長させた延長底部15を有している。
【選択図】図1
Description
請求項2のダムの放流ゲートに係る発明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案において、前記扉体のリップ部と前記延長底部の衝合部分とのいずれかに下部水密部材を設けたことを特徴とする。
請求項3のダムの放流ゲートに係る発明は、上記目的を達成するため、請求項1または2のいずれか1項に記載の考案において、さらに、前記放流管の下流側開口の側部と扉体との間に配設され、前記放流管の底部に対して下端面が当接される側部水密部材を備えており、該側部水密部材は、その下端部の前記扉体と接する側が前記下端面に向かって下流側へ漸次拡大するよう前記扉体の開閉移動方向に対して傾斜する傾斜部を有しており、前記リップ部は、前記扉体を全閉するときに前記傾斜部と係合して前記下端面を前記放流管の底部に対して押し付ける押し付け部を有していることを特徴とする。
請求項4のダムの放流ゲートに係る発明は、上記目的を達成するため、請求項3に記載の考案において、前記下部水密部材は、前記扉体を全閉したときに前記側部水密部材と当接されて下部水密部材と側部水密部材との間の水密性を保持する当接部を有することを特徴とする。
請求項5のダムの放流ゲートに係る発明は、上記目的を達成するため、請求項2〜4のいずれか1項に記載の考案において、前記下部水密部材が前記リップ部に設けられており、該下部水密部材が衝合される被衝合部材を前記延長底部の衝合部分に着脱可能に設けたことを特徴とする。
請求項6のダムの放流ゲートに係る発明は、上記目的を達成するため、請求項2〜3のいずれか1項に記載の考案において、前記下部水密部材を前記延長底部の衝合部分に着脱可能に設けたことを特徴とする。
請求項2の発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記扉体のリップ部と前記延長底部の衝合部分とのいずれかに下部水密部材を設けたことにより、微小開度のときに放流管の下流側開口から流出する水流が衝突することがなく、かかる水流の圧力によって下部水密部材が損傷するのを防止することができ、また、扉体のリップ部と延長底部との衝合により確実に水密性を保つことができる。
請求項3の発明によれば、請求項1または2のいずれか1項に記載の考案において、さらに、前記放流管の下流側開口の側部と扉体との間に配設され、前記放流管の底部に対して下端面が当接される側部水密部材を備えており、該側部水密部材は、その下端部の前記扉体と接する側が前記下端面に向かって下流側へ漸次拡大するよう前記扉体の開閉移動方向に対して傾斜する傾斜部を有しており、前記リップ部は、前記扉体を全閉するときに前記傾斜部と係合して前記下端面を前記放流管の底部に対して押し付ける押し付け部を有していることにより、全閉のときに扉体のリップ部の押し付け部が前記放流管の下流側開口の側部と扉体との間に配設された側部水密部材の傾斜部と係合してその下端面が放流管の底部に対して押し付けられるため、側部水密部材の下端面と放流管の底部との間から水が漏出するのを確実に防止することができる。
請求項4の発明によれば、請求項3に記載の発明において、前記下部水密部材は、前記扉体を全閉したときに前記側部水密部材と当接されて下部水密部材と側部水密部材との間の水密性を保持する当接部を有することにより、前記扉体を全閉したときに下部水密部材の当接部が側部水密部材に当接して、下部水密部材と側部水密部材との間から水が漏出するのを確実に防止することができる。
請求項5の発明によれば、請求項2〜4のいずれか1項に記載の発明において、前記下部水密部材が前記リップ部に設けられており、該下部水密部材が衝合される被衝合部材を前記延長底部の衝合部分に着脱可能に設けたことにより、放流される水に土砂が混入するなどしてリップ部が衝合される延長底部の衝合部分が摩耗したり損傷した場合であっても、かかる延長底部の衝合部分に設けた被衝合部材を交換することにより容易に修復し、水密性を保ち、水の漏出を確実に防止することができる。
請求項6の発明によれば、請求項2〜3のいずれか1項に記載の発明において、前記下部水密部材を前記延長底部の衝合部分に着脱可能に設けたことにより、放流される水に土砂が混入するなどして下部水密部材が摩耗したり損傷した場合であっても、かかる下部水密部材を交換することにより容易に修復し、水密性を保ち、水の漏出を確実に防止することができる。
本発明のダムの放流ゲートは、概略、昇降移動することにより放流管1の下流側開口1aを開閉する扉体2と、下流側開口1aと扉体2との間の水密性を保持する水密部材3とを備えており、扉体2を全閉したときにその下端のリップ部20が衝合されるよう放流管1の底部10を下流側に向かって延長させた延長底部15を有している。
なお、この実施の形態では、水密部材3が、扉体2のリップ部20と延長底部15の衝合部分との間に配設された下部水密部材30と、放流管1の下流側開口1aの側部に配設された側部水密部材31と、放流管1の下流側開口1aの上部に配設された上部水密部材32とにより構成されている。
ダムの放流ゲートにより放流される水には、土砂や塵芥が混入している場合がある。そして、放流管1の延長底部15は、全閉時にリップ部20が衝合され扉体2の重量を受ける。そのため、土砂などが混入した水を放流したり、延長底部15のリップ部20と衝合されて扉体2の重量を受けることにより、かかる部分が摩耗したり変形することが考えられる。そこで、被衝合部材6が摩耗したり変形した場合には、締結部材61を取り外して延長底部15の凹部15aに収容された被衝合部材6を取り出し、適切な素材からなる新たらしい被衝合部材6を凹部15aに収容して締結部材61を締結して交換することができる。
Claims (6)
- 昇降移動することにより放流管の下流側開口を開閉する扉体を備えたダムの放流ゲートであって、
前記扉体を全閉したときにその下端のリップ部が衝合されるよう放流管の底部を下流側に向かって延長させた延長底部を備えたことを特徴とするダムの放流ゲート。 - 前記扉体のリップ部と前記延長底部の衝合部分とのいずれかに下部水密部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のダムの放流ゲート。
- さらに、前記放流管の下流側開口の側部と扉体との間に配設され、前記放流管の底部に対して下端面が当接される側部水密部材を備えており、
該側部水密部材は、その下端部の前記扉体と接する側が前記下端面に向かって下流側へ漸次拡大するよう前記扉体の開閉移動方向に対して傾斜する傾斜部を有しており、
前記リップ部は、前記扉体を全閉するときに前記傾斜部と係合して前記下端面を前記放流管の底部に対して押し付ける押し付け部を有していることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載のダムの放流ゲート。 - 前記下部水密部材は、前記扉体を全閉したときに前記側部水密部材と当接されて下部水密部材と側部水密部材との間の水密性を保持する当接部を有することを特徴とする請求項3に記載のダムの放流ゲート。
- 前記下部水密部材が前記リップ部に設けられており、該下部水密部材が衝合される被衝合部材を前記延長底部の衝合部分に着脱可能に設けたことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のダムの放流ゲート。
- 前記下部水密部材を前記延長底部の衝合部分に着脱可能に設けたことを特徴とする請求項2〜3のいずれか1項に記載のダムの放流ゲート。
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