JP2014113934A - 車両用駆動力制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動力源として少なくともMG(モータジェネレータ)を搭載した車両の構成簡素化及び低コスト化の要求を満たすことができるようにする。
【解決手段】負圧ポンプ42、ウォ−タポンプ22、オイルポンプ23、エアコンコンプレッサ24等の補機を、それぞれ動力伝達機構(例えば、ベルト機構、チェーン機構、ギヤ機構等)を介してMG12と動力伝達可能に連結して、MG側クラッチ21の締結/開放に拘らずMG12の回転と同期して回転すると共に、MG12の動力で駆動されるようにすることで、補機専用の動力源を搭載する必要がないようにする。また、エンジン11の動力が一方の車軸13に入力され、MG12の動力が他方の車軸14に入力される(つまりエンジン11の動力とMG12の動力が異なる車軸13,14に入力される)ように構成することで、MG12や補機等の搭載スペースを容易に確保できるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の動力源として少なくともモータを搭載した車両用駆動力制御装置に関する発明である。
近年、低燃費、低排気エミッションの社会的要請から車両の動力源としてモータを搭載したハイブリッド車や電気自動車が注目されている。ハイブリッド車においては、例えば、特許文献1(特開2004−276908号公報)に記載されているように、車両の動力源となるエンジンやモータとは別に圧縮機用のモータを設け、このモータで空調装置の圧縮機を駆動するようにしたものがある。
特開2004−276908号公報
しかし、上記特許文献1の技術では、車両の動力源となるエンジンやモータとは別に圧縮機用のモータを搭載する必要があるため、車両のハード構成が複雑化すると共に、車両の低コスト化の要求を満たすことが困難になる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、車両の構成簡素化及び低コスト化の要求を満たすことができる車両用駆動力制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、車両の動力源として少なくともモータ(12)を搭載した車両用駆動力制御装置において、モータ(12)と車軸(13,14)との間の動力伝達を断続するモータ側クラッチ(21)と、このモータ側クラッチ(21)の締結/開放に拘らずモータ(12)の回転と同期して回転する負圧ポンプ(42)とウォ−タポンプ(22)とオイルポンプ(23)とエアコンコンプレッサ(24)のうちの少なくとも一つ(以下「モータ側補機」という)とを備えた構成としたものである。
この構成では、車両の動力源となるモータの動力で補機(負圧ポンプやウォ−タポンプやオイルポンプやエアコンコンプレッサ)を駆動することができるため、補機専用の動力源(モータ等)を搭載する必要がなく、車両のハード構成を簡素化することができると共に、車両の低コスト化の要求を満たすことができる。しかも、補機及び補機の電動化に必要な部品をモータの周辺に集約して配置することができ、補機の電動化に伴う車両変更規模を抑制することができる。
図1は本発明の実施例1における車両駆動制御システムの概略構成を示す図である。 図2は冷却系の概略構成を示す図である。 図3は補機駆動制御ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図4はクラッチ制御ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図5はエンジン始動判定ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図6はずり下がり防止制御ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図7は補機駆動制御の実行例を示すタイムチャートである。 図8は実施例2の車両駆動制御システムの概略構成を示す図である。 図9は実施例3の車両駆動制御システムの概略構成を示す図である。 図10は実施例4の車両駆動制御システムの概略構成を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した幾つかの実施例を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図7に基づいて説明する。
まず、図1に基づいて車両駆動制御システムの概略構成を説明する。
車両の動力源として内燃機関であるエンジン11とモータジェネレータ(以下「MG」と表記する)12とが搭載され、エンジン11の動力とMG12の動力が並列に車軸13,14に入力されるように構成されている。具体的には、エンジン11の動力が一方の車軸13(例えば前輪用の車軸)に入力され、MG12の動力が他方の車軸14(例えば後輪用の車軸)に入力されるように構成されている(つまりエンジン11の動力とMG12の動力が異なる車軸13,14に入力されるように構成されている)。
MG12としては、例えば、誘導モータやリラクタンスモータが用いられる。誘導モータやリラクタンスモータ(つまり永久磁石を用いないモータ)は、永久磁石によるコギングトルクが発生しないため、非通電時(力行も回生も行わないとき)の回転負荷を低減することができるという利点がある。
エンジン11の出力軸(クランク軸)の動力が変速機15に伝達され、この変速機15の出力軸の動力がデファレンシャルギヤ機構16や車軸13等を介して車輪17(例えば前輪)に伝達される。変速機15は、複数段の変速段の中から変速段を段階的に切り換える有段変速機であっても良いし、無段階に変速するCVT(無段変速機)であっても良い。
エンジン11の動力を車軸13に伝達する動力伝達系のうちの変速機15とデファレンシャルギヤ機構16との間には、エンジン11と車軸13との間の動力伝達を断続するためのエンジン側クラッチ18が設けられている。このエンジン側クラッチ18は、油圧駆動式の油圧クラッチであっても良いし、電磁駆動式の電磁クラッチであっても良い。
一方、MG12の回転軸の動力がデファレンシャルギヤ機構19や車軸14等を介して車輪20(例えば後輪)に伝達される。MG12の動力を車軸14に伝達する動力伝達系のうちのMG12とデファレンシャルギヤ機構19との間には、MG12と車軸14との間の動力伝達を断続するためのMG側クラッチ21(モータ側クラッチ)が設けられている。このMG側クラッチ21は、油圧駆動式の油圧クラッチであっても良いし、電磁駆動式の電磁クラッチであっても良い。
負圧発生用の負圧ポンプ42、冷却水循環用のウォ−タポンプ22、油圧発生用のオイルポンプ23、空調装置用のエアコンコンプレッサ24等の補機は、それぞれ図示しない動力伝達機構(例えば、ベルト機構、チェーン機構、ギヤ機構等)を介してMG12と動力伝達可能に連結され、MG側クラッチ21の締結/開放に拘らずMG12の回転と同期して回転すると共に、MG12の動力で駆動されるようになっている。
これらの負圧ポンプ42、ウォ−タポンプ22、オイルポンプ23、エアコンコンプレッサ24等の補機は、それぞれ吐出容量を調整可能な可変容量タイプであり、例えば、エアコンコンプレッサ24は、ピストンを駆動する斜板の傾きを変化させることでピストンストロークを変化させて吐出容量を変化させる斜板式(両斜板式又は片斜板式)のコンプレッサである。これにより、負圧ポンプ42、ウォ−タポンプ22、オイルポンプ23、エアコンコンプレッサ24等の補機は、それぞれ駆動要求が無い場合に、吐出容量を小さく又は0にして回転負荷を低減することができる。
アクセルセンサ25によりアクセル開度(アクセルペダルの操作量)が検出され、シフトスイッチ26によりシフト位置(シフトレバーの操作位置)が検出される。また、ブレーキスイッチ27によりブレーキ操作が検出され、車速センサ28により車速が検出される。更に、傾斜センサ29により車両の傾斜角度が検出され、負圧センサ30によりブレーキブースタ(図示せず)内の負圧が検出される。このブレーキブースタは、負圧ポンプ42から供給される負圧を利用してブレーキペダルの踏み込み力を増幅してブレーキの制動力を増大させるものである。
次に、図2に基づいて冷却系の概略構成を説明する。
MG12を駆動するインバータ31がバッテリ32に接続され、MG12がインバータ31を介してバッテリ32と電力を授受するようになっている。
エンジン11とインバータ31には、それぞれ冷却水通路(図示せず)が形成されている。エンジン11の冷却水通路の出口とラジエタ33の入口とが冷却水循環パイプ34によって接続され、ラジエタ33の出口とインバータ31の冷却水通路の入口とが冷却水循環パイプ35によって接続され、インバータ31の冷却水通路の出口とエンジン11の冷却水通路の入口とが冷却水循環パイプ36によって接続されている。これにより、エンジン11の冷却水通路→冷却水循環パイプ34→ラジエタ33→冷却水循環パイプ35→インバータ31の冷却水通路→冷却水循環パイプ36→エンジン11の冷却水通路の経路で冷却水が循環する冷却水循環回路37が構成されている。この冷却水循環回路37の途中(例えば冷却水循環パイプ36)に、冷却水を循環させるウォータポンプ22が設けられている。
これらのエンジン11の冷却水通路、インバータ31の冷却水通路、ラジエタ33、冷却水循環パイプ34〜36、ウォータポンプ22等により、エンジン11とインバータ31とラジエタ33との間で冷却水を循環させてエンジン11とインバータ31を冷却する冷却装置38(つまりエンジン11及びインバータ31共用の冷却装置38)が構成されている。
また、冷却水循環パイプ36には、エンジン冷却水温(エンジン11の冷却水通路に流入する冷却水の温度)を検出するエンジン冷却水温センサ39が設けられ、冷却水循環パイプ35には、インバータ冷却水温(インバータ31の冷却水通路に流入する冷却水の温度)を検出するインバータ冷却水温センサ40が設けられている。
上述した各種センサやスイッチの出力は、電子制御ユニット(以下「ECU」と表記する)41に入力される。このECU41(制御手段)は、マイクロコンピュータを主体として構成され、内蔵されたROM(記憶媒体)に記憶された各種の制御プログラムを実行することで、車両の運転状態に応じて、エンジン11やMG12等を制御する。
尚、ECU41は、一つの制御ユニットで構成しても良いが、これに限定されず、例えば、ハイブリッド車全体を総合的に制御するハイブリッドECU、エンジン11を制御するエンジンECU、インバータ31を制御してMG12を制御するMG−ECU等の複数の制御ユニットで構成するようにしても良い。
ECU41は、バッテリ32の充電状態と運転者要求(例えばアクセル開度等)と要求駆動力と車速のうちの少なくとも一つに応じて、車両駆動モードを、例えば、エンジン駆動モードとMG駆動モード(モータ駆動モード)の二つのモード間又はエンジン駆動モードとMG駆動モードとハイブリッドモードの三つのモード間で切り換える。ここで、エンジン駆動モードは、エンジン11の動力で車軸13を駆動するモードであり、MG駆動モードは、MG12の動力で車軸14を駆動するモードである。また、ハイブリッドモードは、エンジン11とMG12を協調制御してエンジン11とMG12のうちの少なくとも一方の動力で車軸13,14を駆動するモードである。
また、ECU41は、後述する図3の補機駆動制御ルーチンを実行することで、車両の停車中に補機(負圧ポンプ42とウォ−タポンプ22とオイルポンプ23とエアコンコンプレッサ24のうちの少なくとも一つ)の駆動要求が発生した場合には、MG側クラッチ21をOFF(開放状態)にしてMG12を回転駆動する。このようにすれば、車両の停車中に補機の駆動要求が発生した場合に、停車状態を維持したままエンジン11を始動することなくMG12の動力で補機を駆動することができ、停車中でも、負圧、冷却水、油圧、空調等に関する要求性能を確保することができると共に、電動負圧ポンプや電動ウォ−タポンプや電動オイルポンプや電動エアコンコンプレッサを新たに設ける必要がない。
一方、車両の走行中に補機(負圧ポンプ42とウォ−タポンプ22とオイルポンプ23とエアコンコンプレッサ24のうちの少なくとも一つ)の駆動要求が発生した場合には、MG側クラッチ21をON(締結状態)にする。このようにすれば、車軸14の動力(又はMG12の動力)で補機を駆動することができる。
また、ECU41は、後述する図4のクラッチ制御ルーチンを実行することで、エンジン駆動モード中にMG12の力行及び回生を行わない場合には、MG側クラッチ21をOFF(開放状態)する。このようにすれば、エンジン駆動モード中にMG12の力行や回生を行わない場合に、MG12が車軸14と一体的に連れ回りすることを防止することができる。これにより、フリクション損失を低減することができると共に、MG12の回転による逆起電圧の発生を防止して電気部品を保護することができる。
一方、MG駆動モード中に暖房要求が発生した場合には、エンジン側クラッチ18をOFF(開放状態)にしてエンジン11を始動する。このようにすれば、MG駆動モード中に暖房要求が発生した場合に、エンジン11の熱(例えば冷却水の熱)を利用して暖房することができ、暖房のための熱源を新たに設ける必要がない。
また、ECU41は、後述する図5のエンジン始動判定ルーチンを実行することで、傾斜センサ29の出力信号に基づいて坂道であるか否かを判定し、坂道におけるMG12のトルク不足と判定した場合に、エンジン11を始動する。このようにすれば、坂道におけるMG12のトルク不足でMG12の動力では十分な登坂性能を実現できない場合に、エンジン11を始動して、エンジン11の動力で十分な登坂性能を実現することができる。これにより、MG12をあまり高トルク化する必要がなくなり、MG12やインバータ31を低コスト化することができる。
更に、ECU41は、後述する図6のずり下がり防止制御ルーチンを実行することで、傾斜センサ29の出力信号に基づいて坂道であるか否かを判定し、エンジン11のアイドリングストップ状態での停車中に坂道における車両のずり下がりが懸念されると判定した場合に、MG12の駆動方向を所定周波数で前進方向と後進方向との間で交互に切り換えて車両を停車状態に維持する。このようにすれば、エンジン11のアイドリングストップ状態での停車中に坂道における車両のずり下がりをMG12で防止することができ、ずり下がり防止のためのブレーキ改良が不要となる。この際、MG12の駆動方向を所定周波数で交互に切り換えることで、MG12の過熱を防止することができる。
以下、ECU41が実行する図3乃至図6の各ルーチンの処理内容を説明する。
[補機駆動制御ルーチン]
図3に示す補機駆動制御ルーチンは、ECU41の電源オン期間中に所定周期で繰り返し実行される。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ101で、アクセル開度等に基づいて算出した要求駆動力が所定値以上であるか否かを判定し、要求駆動力が所定値以上であると判定された場合には、ステップ110に進み、エンジン11を始動する。
一方、上記ステップ101で、要求駆動力が所定値よりも小さいと判定された場合には、次のステップ102〜105で、補機(負圧ポンプ42とウォ−タポンプ22とオイルポンプ23とエアコンコンプレッサ24のうちの少なくとも一つ)の駆動要求が発生しているか否かを判定する。
ステップ102では、ブレーキ負圧不足(ブレーキブースタの負圧不足)であるか否かを、例えば、負圧センサ30で検出したブレーキブースタ内の負圧が所定値以上であるか否かによって判定することで、負圧ポンプ42の駆動要求が発生しているか否かを判定する。
ステップ103では、油圧不足であるか否かを、例えば、油圧が所定値以下であるか否かによって判定することで、オイルポンプ23の駆動要求が発生しているか否かを判定する。尚、油圧が所定値P1 以下になったときにオイルポンプ23の駆動要求が発生し、その後、油圧が所定値P2 以上になったときにオイルポンプ23の駆動要求が解除されるようにしても良い。
ステップ104では、冷却要求が発生しているか否かを、例えば、冷却水流量が所定値以下であるか否かによって判定することで、ウォ−タポンプ22の駆動要求が発生しているか否かを判定する。尚、冷却水流量が所定値Q1 以下になったときにウォ−タポンプ22の駆動要求が発生し、その後、冷却水流量が所定値Q2 以上になったときにウォ−タポンプ22の駆動要求が解除されるようにしても良い。
ステップ105では、冷房要求が発生しているか否かを、例えば、エアコンスイッチがONであるか否かによって判定することで、エアコンコンプレッサ24の駆動要求が発生しているか否かを判定する。
上記ステップ102〜105で全て「No」と判定された場合、つまり、補機(負圧ポンプ42とウォ−タポンプ22とオイルポンプ23とエアコンコンプレッサ24)の駆動要求が発生していないと判定された場合には、ステップ109に進み、エンジン11を停止したまま本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ102〜105のいずれか一つでも「Yes」と判定された場合、つまり、補機(負圧ポンプ42とウォ−タポンプ22とオイルポンプ23とエアコンコンプレッサ24のうちの少なくとも一つ)の駆動要求が発生していると判定された場合には、ステップ106に進み、車速が0である(車両の停車中である)か否かを判定する。
このステップ106で、車速が0である(車両の停車中である)であると判定された場合、つまり、車両の停車中に補機(負圧ポンプ42とウォ−タポンプ22とオイルポンプ23とエアコンコンプレッサ24のうちの少なくとも一つ)の駆動要求が発生した場合には、ステップ107に進み、MG側クラッチ21をOFF(開放状態)にしてMG12を回転駆動する。これにより、MG12の動力で補機を駆動する。
一方、上記ステップ106で、車速が0ではない(車両の走行中である)と判定された場合、つまり、車両の走行中に補機(負圧ポンプ42とウォ−タポンプ22とオイルポンプ23とエアコンコンプレッサ24のうちの少なくとも一つ)の駆動要求が発生した場合には、ステップ108に進み、MG側クラッチ21をON(締結状態)にする。これにより、車軸14の動力(又はMG12の動力)で補機を駆動する。
上記ステップ107又は108で、MG側クラッチ21をOFF又はONした後、ステップ109に進み、エンジン11を停止したまま本ルーチンを終了する。
[クラッチ制御ルーチン]
図4に示すクラッチ制御ルーチンは、ECU41の電源オン期間中に所定周期で繰り返し実行される。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ201で、エンジン駆動モード中であるか否かを判定し、エンジン駆動モード中であると判定された場合には、ステップ202に進み、MG12の力行中か又は回生中であるか否かを判定する。
このステップ202で、MG12の力行中か又は回生中であると判定された場合には、ステップ203に進み、MG側クラッチ21をON(締結状態)に維持する。
これに対して、上記ステップ202で、MG12の力行中でも回生中でもないと判定された場合には、ステップ204に進み、MG側クラッチ21をOFF(開放状態)する。これにより、MG12が車軸14と一体的に連れ回りすることを防止する。
一方、上記ステップ201で、エンジン駆動モード中ではないと判定された場合には、ステップ205に進み、MG駆動モード中であるか否かを判定し、MG駆動モード中であると判定された場合には、ステップ206に進み、暖房要求が発生しているか否かを判定する。
このステップ206で、暖房要求が発生していると判定された場合には、ステップ207に進み、エンジン側クラッチ18をOFF(開放状態)にしてエンジン11を始動する。これにより、エンジン11の熱(例えば冷却水の熱)を利用して暖房する。
これに対して、暖房要求が発生していないと判定された場合には、ステップ208に進み、エンジン側クラッチ18をON(締結状態)に維持する。尚、必要に応じてエンジン側クラッチ18をOFFにするようにしても良い。
[エンジン始動判定ルーチン]
図5に示すエンジン始動判定ルーチンは、ECU41の電源オン期間中に所定周期で繰り返し実行される。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ301で、坂道であるか否かを、例えば、傾斜センサ29で検出した車両の傾斜角度が所定値以上であるか否かによって判定する。このステップ301で、坂道ではないと判定された場合には、ステップ302以降の処理を実行することなく、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ301で、坂道であると判定された場合には、ステップ302に進み、要求駆動力等に基づいてMG必要トルク(MG12で要求駆動力を実現する場合に必要なMG12のトルク)をマップ又は数式等により算出した後、ステップ303に進み、MG12の状態(例えば、MG12の温度、電圧、電流等)に基づいてMG推定トルク(MG12のトルクの推定値)をマップ又は数式等により算出する。
この後、ステップ304に進み、MG必要トルクがMG推定トルク以下であるか否かを判定する。このステップ304で、MG必要トルクがMG推定トルク以下であると判定された場合には、MG12の動力で要求駆動力を実現できると判断して、ステップ305に進み、エンジン11を停止状態に維持する。
一方、上記ステップ304で、MG必要トルクがMG推定トルクよりも大きいと判定された場合には、坂道におけるMG12のトルク不足と判断して、ステップ306に進み、エンジン11を始動する。これにより、エンジン11の動力で十分な登坂性能を実現する。
[ずり下がり防止制御ルーチン]
図6に示すずり下がり防止制御ルーチンは、ECU41の電源オン期間中に所定周期で繰り返し実行される。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ401で、坂道であるか否かを、例えば、傾斜センサ29で検出した車両の傾斜角度が所定値以上であるか否かによって判定する。このステップ401で、坂道であると判定された場合には、ステップ402に進み、アイドリングストップ状態(エンジン11が停止状態)であるか否かを判定する。
このステップ402で、アイドリングストップ状態であると判定された場合には、ステップ403に進み、停車中であるか否かを、例えば、車速=0であるか否かによって判定する。このステップ403で、停車中であると判定された場合には、ステップ404に進み、ずり下がりの可能性が有るか否かを、例えば、サイドブレーキOFF且つブレーキOFF(又はブレーキ操作量が所定値以下)であるか否かによって判定する。
このステップ404で、ずり下がりの可能性が有ると判定された場合(つまり上記ステップ401〜404で全て「Yes」と判定された場合)には、エンジン11のアイドリングストップ状態での停車中に坂道における車両のずり下がりが懸念されると判断して、ステップ405に進み、MG12の駆動方向を所定周波数で前進方向と後進方向との間で交互に切り換えるMG前後駆動制御を実行して車両を停車状態に維持する。
一方、上記ステップ401〜404のうちのいずれか一つでも「No」と判定された場合には、上記ステップ405の処理(MG前後駆動制御)を実行することなく、本ルーチンを終了する。
図7を用いて補機駆動制御の実行例を説明する。要求駆動力が所定値以下の期間は、エンジン駆動条件が成立していないため、車両駆動モードをMG駆動モードに維持して、エンジン11を停止状態に維持したままMG12の動力で車軸14を駆動して走行するか又は停車する。
車両の走行中に油圧が所定値P1 以下になった場合には、その時点t1 で、オイルポンプ23の駆動要求が発生していると判定し、MG側クラッチ21をONに維持して、車軸14の動力(又はMG12の動力)で補機(少なくともオイルポンプ23)を駆動する。その後、車両が停車した場合には、その時点t2 で、MG側クラッチ21をOFFにしてMG12を回転駆動して、MG12の動力で補機(少なくともオイルポンプ23)を駆動する。その後、油圧が所定値P2 以上になった時点t3 で、オイルポンプ23の駆動要求が発生していない(解除された)と判定して、MG12を停止する。
車両の停車中に冷却水流量が所定値Q1 以下になった場合には、その時点t4 で、ウォ−タポンプ22の駆動要求が発生していると判定し、MG側クラッチ21をOFFにしてMG12を回転駆動して、MG12の動力で補機(少なくともウォ−タポンプ22)を駆動する。その後、車両が走行する場合には、その時点t5 で、MG側クラッチ21をONにして、車軸14の動力(又はMG12の動力)で補機(少なくともウォ−タポンプ22)を駆動する。その後、冷却水流量が所定値Q2 以上になった時点t6 で、ウォ−タポンプ22の駆動要求が発生していない(解除された)と判定して、補機(少なくともウォ−タポンプ22)の吐出容量を小さく又は0にする。
車両の走行中にエアコンスイッチがONされた場合には、その時点t7 で、冷房要求が発生していると判定して、MG側クラッチ21をONに維持して、車軸14の動力(又はMG12の動力)で補機(少なくともエアコンコンプレッサ24)を駆動する。その後、車両が停車した場合には、その時点t8 で、MG側クラッチ21をOFFにしてMG12を回転駆動して、MG12の動力で補機(少なくともエアコンコンプレッサ24)を駆動する。その後、車両が走行する場合には、その時点t9 で、MG側クラッチ21をONにして、車軸14の動力(又はMG12の動力)で補機(少なくともエアコンコンプレッサ24)を駆動する。その後、エアコンスイッチがOFFされた時点t10で、冷房要求が発生していない(解除された)と判定して、補機(少なくともエアコンコンプレッサ24)の吐出容量を小さく又は0にする。
このように補機(負圧ポンプ42とウォ−タポンプ22とオイルポンプ23とエアコンコンプレッサ24のうちの少なくとも一つ)の駆動要求が発生した場合に、MG12の動力で補機を駆動する電動駆動や車軸14の動力で補機を駆動するメカ駆動を行うことで、補機を駆動するためのエンジン11の始動を回避することができ、エンジン11の燃費を向上させることができる。
以上説明した本実施例1では、車両の動力源としてエンジン11とMG12とを搭載したハイブリッド車において、MG12の動力で補機(負圧ポンプ42やウォ−タポンプ22やオイルポンプ23やエアコンコンプレッサ24)を駆動することができるため、補機専用の動力源(モータ等)を搭載する必要がなく、車両のハード構成を簡素化することができると共に、車両の低コスト化の要求を満たすことができる。しかも、補機及び補機の電動化に必要な部品をMG12の周辺に集約して配置することができ、補機の電動化に伴う車両変更規模を抑制することができる。
また、本実施例1では、エンジン11の動力が一方の車軸13(例えば前輪用の車軸)に入力され、MG12の動力が他方の車軸14(例えば後輪用の車軸)に入力されるように構成した(つまりエンジン11の動力とMG12の動力が異なる車軸13,14に入力されるように構成した)ので、MG12や補機等の搭載スペースを容易に確保することができると共に、エンジン車をベースにして開発する場合に、エンジン11で駆動する車軸13とは異なる車軸14側にMG12や補機等を搭載すれば良く、車両変更規模を抑制することができる。
また、本実施例1では、エンジン11とインバータ31とラジエタ33との間で冷却水を循環させてエンジン11とインバータ31を冷却する冷却装置38(つまりエンジン11及びインバータ31共用の冷却装置38)を設けるようにしたので、エンジン用の冷却装置とインバータ用の冷却装置を別々に設ける場合と比べて、冷却系の部品点数を減少させて冷却系を小型化及び低コスト化することができる。
次に、図8を用いて本発明の実施例2を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同一部分には同一符号を付して説明を省略又は簡略化し、主として前記実施例1と異なる部分について説明する。
図8に示すように、本実施例2では、エンジン11の動力とMG12の動力が同じ車軸13に入力されるように構成されている。この場合、エンジン11の出力軸の動力は、変速機15、デファレンシャルギヤ機構16、車軸13等を介して車輪17に伝達され、MG12の回転軸の動力は、デファレンシャルギヤ機構16、車軸13等を介して車輪17に伝達される。MG12とデファレンシャルギヤ機構16との間に、MG側クラッチ21が設けられている。
以上説明した本実施例2では、エンジン11の動力とMG12の動力が同じ車軸13に入力されるように構成したので、車両駆動モードをエンジン駆動モードとMG駆動モードとの間で切り換えても、駆動する車軸が切り換わらない(つまり前輪駆動から後輪駆動に切り換わったり、後輪駆動から前輪駆動に切り換わったりすることがない)。このため、車両走行に伴う開発工数(例えばサスペンション系の開発工数)を抑制することができる。
次に、図9を用いて本発明の実施例3を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同一部分には同一符号を付して説明を省略又は簡略化し、主として前記実施例1と異なる部分について説明する。
図9に示すように、本実施例3では、エンジン11側にもエアコンコンプレッサ43が設けられ、このエアコンコンプレッサ43は、図示しない動力伝達機構(例えば、ベルト機構、チェーン機構、ギヤ機構等)を介してエンジン11と動力伝達可能に連結され、エンジン11の回転と同期して回転すると共に、エンジン11の動力で駆動されるようになっている。そして、MG12側のエアコンコンプレッサ24とエンジン11側のエアコンコンプレッサ43をいずれも利用可能に配管が設けられている。
具体的には、低温低圧のガス冷媒を圧縮して高温高圧のガス冷媒にするエアコンコンプレッサ24,43と、高温高圧のガス冷媒から熱を放出させて高圧の液状冷媒にするコンデンサ44(凝縮器)と、高圧の液状冷媒を減圧膨張させて低温低圧の液状冷媒にする膨張弁(図示せず)と、低温低圧の液状冷媒に熱を吸収させて低温低圧のガス冷媒にするエバポレータ45(蒸発器)等から構成された冷凍サイクル46が設けられている。
この冷凍サイクル46には、エバポレータ45から流出する低温低圧のガス冷媒をMG12側のエアコンコンプレッサ24に供給する配管47と、エバポレータ45から流出する低温低圧のガス冷媒をエンジン11側のエアコンコンプレッサ43に供給する配管48が設けられている。尚、配管47と配管48は、1本の配管から分岐するようにしても良いし、それぞれ独立して設けるようにしても良い。
更に、MG12側のエアコンコンプレッサ24から吐出される高温高圧のガス冷媒をコンデンサ44に供給する配管49と、エンジン11側のエアコンコンプレッサ43から吐出される高温高圧のガス冷媒をコンデンサ44に供給する配管50が設けられている。尚、配管49と配管50は、1本の配管に合流するようにしても良いし、それぞれ独立して設けるようにしても良い。
以上説明した本実施例3では、エンジン11側にもエアコンコンプレッサ43を設け、MG12側のエアコンコンプレッサ24とエンジン11側のエアコンコンプレッサ43をいずれも利用可能に配管を設けるようにしたので、冷房要求に応じてエンジン駆動モードとモータ駆動モードを切り換える必要がなくなり、燃費性能や動力性能を重視した車両駆動モードの切り換えを行うことができる。
尚、上記実施例3では、エンジン11側にもエアコンコンプレッサ43を設けて、MG12側のエアコンコンプレッサ24とエンジン11側のエアコンコンプレッサ43をいずれも利用可能に配管を設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、エンジン側11にもオイルポンプを設けて、MG12側のオイルポンプ23とエンジン11側のオイルポンプをいずれも利用可能に配管を設けるようにしても良い。或は、エンジン側11にもウォ−タポンプを設けて、MG12側のウォ−タポンプ22とエンジン11側のウォ−タポンプをいずれも利用可能に配管を設けるようにしても良い。
次に、図10を用いて本発明の実施例4を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同一部分には同一符号を付して説明を省略又は簡略化し、主として前記実施例1と異なる部分について説明する。
図10に示すように、本実施例4では、前記実施例1のシステム構成(図1参照)に対して、エンジン11及びその動力伝達系(変速機15、エンジン側クラッチ18、デファレンシャルギヤ機構16等)が省略され、車両の動力源としてMG12のみが搭載されている。また、前記実施例1と同じように、負圧ポンプ42、ウォ−タポンプ22、オイルポンプ23、エアコンコンプレッサ24等の補機が、MG側クラッチ21の締結/開放に拘らずMG12の回転と同期して回転すると共に、MG12の動力で駆動されるようになっている。
以上説明した本実施例4では、車両の動力源としてMG12を搭載した電気自動車において、MG12の動力で補機(負圧ポンプ42やウォ−タポンプ22やオイルポンプ23やエアコンコンプレッサ24)を駆動することができ、前記実施例1とほぼ同様の効果を得ることができる。
尚、上記各実施例1〜4では、負圧ポンプ42とウォ−タポンプ22とオイルポンプ23とエアコンコンプレッサ24を全てMG12の回転と同期して回転する(MG12の動力で駆動する)ようにしたが、これに限定されず、例えば、負圧ポンプ42とウォ−タポンプ22とオイルポンプ23とエアコンコンプレッサ24のうちの一つ又は二つ又は三つをMG12の回転と同期して回転する(MG12の動力で駆動する)ようにしても良い。
また、上記各実施例1〜3では、エンジン11とインバータ31を冷却する冷却装置38(つまりエンジン11及びインバータ31共用の冷却装置38)を設けるようにしたが、これに限定されず、エンジン用の冷却装置とインバータ用の冷却装置を別々に設けるようにしても良い。
11…エンジン、12…MG(モータ)、13,14…車軸、18…エンジン側クラッチ、21…MG側クラッチ(モータ側クラッチ)、22…ウォ−タポンプ、23…オイルポンプ、24…エアコンコンプレッサ、29…傾斜センサ、31…インバータ、32…バッテリ、33…ラジエタ、38…冷却装置、41…ECU(制御手段)、42…負圧ポンプ

Claims (13)

  1. 車両の動力源として少なくともモータ(12)を搭載した車両用駆動力制御装置において、
    前記モータ(12)と車軸(13,14)との間の動力伝達を断続するモータ側クラッチ(21)と、
    前記モータ側クラッチ(21)の締結/開放に拘らず前記モータ(12)の回転と同期して回転する負圧ポンプ(42)とウォ−タポンプ(22)とオイルポンプ(23)とエアコンコンプレッサ(24)のうちの少なくとも一つ(以下「モータ側補機」という)と
    を備えていることを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  2. 前記車両の停車中に前記モータ側補機(22,23,24,42)の駆動要求が発生した場合に、前記モータ側クラッチ(21)を開放して前記モータ(12)を回転駆動する制御手段(41)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の車両用駆動力制御装置。
  3. 前記車両の動力源としてエンジン(11)を搭載し、該エンジン(11)の動力と前記モータ(12)の動力とが並列に前記車軸(13,14)に入力され、
    前記エンジン(11)と前記車軸(13)との間の動力伝達を断続するエンジン側クラッチ(18)と、
    前記エンジン(11)の動力で前記車軸(13)を駆動するエンジン駆動モードと前記モータ(12)の動力で前記車軸(13,14)を駆動するモータ駆動モードとを切り換える制御手段(41)と
    を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用駆動力制御装置。
  4. 前記エンジン(11)の動力と前記モータ(12)の動力が異なる車軸(13,14)に入力されることを特徴とする請求項3に記載の車両用駆動力制御装置。
  5. 前記エンジン(11)の動力と前記モータ(12)の動力が同じ車軸(13)に入力されることを特徴とする請求項3に記載の車両用駆動力制御装置。
  6. 前記モータ側補機(22,23,24,42)は、吐出容量を調整可能な可変容量タイプであることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の車両用駆動力制御装置。
  7. 前記モータ(12)は、誘導モータ又はリラクタンスモータであることを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載の車両用駆動力制御装置。
  8. 前記制御手段(41)は、前記エンジン駆動モード中に前記モータ(12)の力行及び回生を行わない場合に、前記モータ側クラッチ(21)を開放することを特徴とする請求項3乃至7のいずれかに記載の車両用駆動力制御装置。
  9. 前記制御手段(41)は、前記モータ駆動モード中に暖房要求が発生した場合に、前記エンジン側クラッチ(18)を開放して前記エンジン(11)を始動することを特徴とする請求項3乃至8のいずれかに記載の車両用駆動力制御装置。
  10. 前記車両の傾斜を検出する傾斜センサ(29)を備え、
    前記制御手段(41)は、前記傾斜センサ(29)の出力信号に基づいて坂道であるか否かを判定し、前記坂道における前記モータ(12)のトルク不足と判定した場合に、前記エンジン(11)を始動することを特徴とする請求項3乃至9のいずれかに記載の車両用駆動力制御装置。
  11. 前記車両の傾斜を検出する傾斜センサ(29)を備え、
    前記制御手段(41)は、前記傾斜センサ(29)の出力信号に基づいて坂道であるか否かを判定し、前記エンジン(11)のアイドリングストップ状態での停車中に前記坂道における前記車両のずり下がりが懸念されると判定した場合に、前記モータ(12)の駆動方向を所定周波数で前進方向と後進方向との間で交互に切り換えて前記車両を停車状態に維持することを特徴とする請求項3乃至10のいずれかに記載の車両用駆動力制御装置。
  12. 前記モータ(12)を駆動するインバータ(31)と前記エンジン(11)とラジエタ(33)との間で冷却水を循環させて前記エンジン(11)と前記インバータ(31)を冷却する冷却装置を備えていることを特徴とする請求項3乃至11のいずれかに記載の車両用駆動力制御装置。
  13. 前記エンジン(11)の回転と同期して回転する負圧ポンプとウォ−タポンプとオイルポンプとエアコンコンプレッサ(43)のうちの少なくとも一つ(以下「エンジン側補機」という)を備え、
    前記モータ側補機(24)と前記エンジン側補機(43)をいずれも利用可能に配管が設けられていることを特徴とする請求項3乃至12のいずれかに記載の車両用駆動力制御装置。
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