JP2014113072A - ペット用吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
【課題】ペットの排泄行為に伴う飼育者の排泄物処理作業の負担を軽減することができ、且つ該排泄物処理作業で出るゴミの量が少なく、経済的で環境に対する負荷が少ないペット用吸収性物品を提供すること。
【解決手段】本発明のペット用吸収性物品1Aは、表面シート2及びその下方に配された吸収体4を含んで構成される吸収性本体5と、表面シート2の上方に配され、吸収性本体5と分離可能に一体化された液透過性の排泄物処理用シート6とを具備する。
【選択図】図3
【解決手段】本発明のペット用吸収性物品1Aは、表面シート2及びその下方に配された吸収体4を含んで構成される吸収性本体5と、表面シート2の上方に配され、吸収性本体5と分離可能に一体化された液透過性の排泄物処理用シート6とを具備する。
【選択図】図3
Description
本発明は、犬や猫等のペット(小動物)用の排泄物処理材として有用な吸収性物品に関する。
ペット用吸収性物品として、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート及び両シート間に配された吸収体を具備するペット用トイレシートが知られている。また、使用後のペット用トイレシートの交換作業等、ペットの排泄行為に伴う飼育者の排泄物処理作業の負担を軽減する目的で、斯かる構成のペット用トイレシートを複数枚積層しておき、それら複数枚のうちの上側の使用済みのトイレシートのみを剥ぎ取ることで、下側の未使用のトイレシートを露出可能にしたものも知られている(例えば特許文献1及び2参照)。
特許文献1及び2に記載のペット用トイレシートは、吸収体及び裏面シートを順次積層してなる3層構造のトイレシートを複数枚積層したものであり、1回の交換作業で剥ぎ取られ廃棄される部材がこの3層構造のトイレシートであるため、交換作業の際に出るゴミの量が多く、不経済で環境に対する負荷が少なくないものであった。
従って、本発明は、ペットの排泄行為に伴う飼育者の排泄物処理作業の負担を軽減することができ、且つ該排泄物処理作業で出るゴミの量が少なく、経済的で環境に対する負荷が少ないペット用吸収性物品に関する。
本発明は、表面シート及び該表面シートの一方の面に配された吸収体を含んで構成される吸収性本体と、前記表面シートの前記一方の面とは反対側の面に配され、前記吸収性本体と分離可能に一体化された液透過性の排泄物処理用シートとを具備するペット用吸収性物品を提供するものである。
本発明によれば、ペットの排泄行為に伴う飼育者の排泄物処理作業の負担を軽減することができ、且つ該排泄物処理作業で出るゴミの量が少なく、経済的で環境に対する負荷が少ないペット用吸収性物品が提供される。
以下、本発明のペット用吸収性物品について、その好ましい実施形態に基づき図面を参照して説明する。第1実施形態のペット用吸収性物品1Aは、図1及び図2に示すように、表面シート2及び該表面シート2の一方の面(ペット用吸収性物品を使用する際の下方側)に配された吸収体4を含んで構成される吸収性本体5と、表面シート2の前記一方の面とは反対側の面、即ち、吸収体4が配された面とは反対側の面(ペット用吸収性物品を使用する際の上方側)に配され、吸収性本体5と分離可能に一体化された液透過性の排泄物処理用シート6とを具備する。ペット用吸収性物品1Aは、床面等の設置面に敷設されて使用されるもので、その敷設の際には、裏面シート3が設置面と対向し、排泄物処理用シート6は、ペットが排泄する際の足場となる。
更に説明すると、吸収性本体5は、液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面シート3及び両シート2,3間に配された吸収体4を具備するシート状物である。表面シート2及び裏面シート3は、それぞれ、吸収体4の周縁から外方に延出し、それらの延出部において接着剤、熱融着等の公知の接合手段により接合されている。吸収体4は、平面視形状が吸収性本体5と同形状(長方形形状)を有しており、その長手方向を吸収性本体5の長手方向に一致させて、表面シート2と裏面シート3との間に介在配置されている。
本発明のペット用吸収性物品の形状、寸法は特に制限されるものではないが、例えば、第1実施形態のペット用吸収性物品1Aは、図1に示す如き平面視において長方形形状を有しており、その長手方向(図1の上下方向)の長さは15〜100cm、幅方向(該長手方向と直交する方向)の長さは10〜70cmである。
排泄物処理用シート6は、1枚の単層構造の液透過性シートからなり、ペット用吸収性物品1Aの最表面を形成している。即ち、ペット用吸収性物品1Aを設置面に敷設した場合、ペット用吸収性物品1Aは設置面からみて裏面シート3、吸収体4、表面シート2、排泄物処理用シート6の順で積層されていることとなる。排泄物処理用シート6は、平面視形状が吸収性本体5と同形状(長方形形状)を有しており、且つ吸収性本体5よりも平面視の大きさ(サイズ)が小さく、図1及び図2に示すように、排泄物処理用シート6の周縁6sは、吸収性本体5の周縁5s(表面シート2の周縁又は裏面シート3の周縁)よりも内方に存している。第1実施形態においては、排泄物処理用シート6と吸収性本体5とは、平面視形状が互いに相似の関係にある。
排泄物処理用シート6は、表面シート2を介して、吸収性本体5と分離可能に一体化されている。ここで、「吸収性本体と分離可能に一体化」とは、排泄物処理用シートと吸収性本体とが一体となっている状態から、両者を破壊せずにバラバラに分離できることを意味する。本発明においては、「排泄物処理用シートと吸収性本体との一体化の形態」は特に制限されず、例えば、i)排泄物処理用シートと吸収性本体とが公知の接合手段により接合されている形態の他、ii)排泄物処理用シートと吸収性本体とがミシン目を介して連接されている形態も本発明に含まれる。前記i)に関し、排泄物処理用シートと吸収性本体との一体化に適用可能な接合手段としては、例えば、ホットメルト接着剤等その他の各種接着剤等の接着手段;ヒートエンボス加工、超音波加工等の融着手段;機械的面ファスナー等の係合手段等が挙げられる。前記ii)に関し、ミシン目を有する形態としては、例えば、排泄物処理用シート6と吸収性本体5の構成部材(例えば表面シート2)とが、両部材6,5を厚み方向に貫通するように形成されたミシン目を介して連接されており、該シート6の端部を指で摘んで引っ張ることで、該ミシン目で該シート6を吸収性本体5から切り離し可能に構成された形態が挙げられる。
第1実施形態においては、排泄物処理用シート6は、図1に示すように、該シート6の周縁部(周縁6s及びその近傍)に位置し且つ該シート6の平面視における中心6Cを挟んで相対向する、2つの接着部10,10にて、吸収性本体5(表面シート2)と分離可能に接着されて一体化されている。各接着部10は、吸収性本体5の上面を形成する表面シート2と排泄物処理用シート6との間に位置し、図1に示す如き平面視において円形形状を有し、表面シート2及び/又は排泄物処理用シート6の所定部位に接着剤を平面視円形形状に塗布することにより形成されている。ここで、中心6Cは該シート6の2本の対角線が交差する点である。
排泄物処理用シート6と吸収性本体5とを分離可能に一体化している2つの接着部10,10の形成位置は、ペットの排泄行為に伴う飼育者の排泄物処理作業の負担軽減の観点から非常に重要である。斯かる観点から、第1実施形態においては、排泄物処理用シート6を吸収性本体5から引き剥がす際の起点(飼育者が排泄物処理用シート6を吸収性本体5から引き剥がす際に把持する把持部)となる、該シート6の端部(角部)との位置関係を考慮の上、2つの接着部10,10の形成位置を決定している。即ち、第1実施形態においては、図3に示すように、排泄物処理用シート6を吸収性本体5から引き剥がす際の起点となる部位を、平面視長方形形状の該シート6の1本の対角線上に位置する2つの頂点6P,6P及びそれらの近傍を含む、2つの端部(角部)60,60としており、2つの接着部10,10の形成位置は、これら両端部60,60を起点として排泄物処理用シート6を吸収性本体5から引き剥がす工程を含む、排泄物処理作業の負担が軽減されるように決定されている。
より具体的には、第1実施形態においては、図1に示すように、排泄物処理用シート6の2つの頂点6P,6Pは、それぞれ、2つの接着部10,10を結ぶ線分X1を二分する仮想直線Y1と該シート6の周縁6sとの交点である。第1実施形態においては、仮想直線Y1は、線分X1を二分するようにこれと直交しており、線分X1の垂直二等分線である。排泄物処理用シート6と吸収性本体5とを分離可能に一体化している2つの接着部10,10と、該シート6を吸収性本体5から引き剥がす際の起点となる該シート6の2つの頂点6P,6Pとが、斯かる位置関係を有していることにより、図3に示すように、これら2つの頂点(垂直二等分線Y1と該シート6の周縁6sとの交点)6P,6Pそれぞれを起点として該シート6を吸収性本体5(表面シート2)から引き剥がすのに要する力(以下、シート剥離力ともいう)が比較的小さくて済み、結果として、排泄物処理作業の負担軽減に繋がる。
前記シート剥離力は、好ましくは10gf/25mm以上であり、また、好ましくは800gf/25mm以下、更に好ましくは400gf/25mm以下、特に好ましくは100gf/25mm以下である。前記シート剥離力は次のようにして測定される。測定対象物(ペット用吸収性物品)から、接着部を1つ含むように、幅25mm、長さ80mmの長方形形状を切り出し、この切り出された長方形形状を試験片とする。この試験片を、その長手方向が引張方向となるように、引張試験機〔ORIENTEC製テンシロン(RTC−1210A)〕の幅100mmのチャックに取り付ける。試験片を試験速度300mm/分で引っ張り、その際の最大荷重値を記録する。斯かる測定を、測定対象物の縦方向(長手方向)及び横方向(幅方向)それぞれについて行い、両方向それぞれについての最大荷重値の平均値を、前記シート剥離力とする。
また、排泄物処理用シート6と吸収性本体5との2つの接着部10,10と、該シート6を吸収性本体5から引き剥がす際の起点となる該シート6の2つの頂点6P,6Pとが前述の如き特定の位置関係を有していることにより、前記シート剥離力が低減するのみならず、ペットが排泄物処理用シート6上に排泄した糞を手際良く処理することが可能となり、排泄物処理作業の一層の負担軽減に繋がる。即ち、図3(a)に示すように、ペットが排泄物処理用シート6上に糞Sを排泄した場合、ペットの飼育者が糞Sを処理するには、該シート6の2つの頂点6P,6P及びそれらの近傍を含む、2つの端部(角部)60,60それぞれを同時に指で摘み、そのまま2つの頂点6P,6Pを結ぶ仮想直線Y1に沿って内方に向けて引っ張れば良い。斯かる操作により、排泄物処理用シート6は、両端部60,60それぞれから順次持ち上げられていき、吸収性本体5(表面シート2)から引き剥がされる直前では、図3(b)に示すように、2つの接着部10,10を結ぶ線分X1の近傍まで持ち上げられた状態となる。この排泄物処理用シート6の持ち上げ過程において、該シート6上の糞Sは、持ち上げ作業開始時に既に線分X1又はその近傍に位置していた場合には、ほとんど動かず、持ち上げ作業開始時に線分X1から離れて位置していた場合には、該シート6の持ち上げによって該シート6上を内方に向かって移動し、何れの場合であっても、該シート6が吸収性本体5から引き剥がされる直前では、図3(b)に示すように、線分X1又はその近傍に位置し、該シート6の持ち上げ部分で挟まれた状態となる。そして、図3(b)に示す状態から排泄物処理用シート6の両端部60,60を更に引っ張ってこれを吸収性本体5から引き剥がし、汚れの無いきれいな状態の表面シート2が完全に露出させれば、引き続きペット用吸収性物品1Aを使用することができる。引き剥がした排泄物処理用シート6は、糞Sを包んだ状態のまま廃棄することができるので、ペットの飼育者が糞Sに直接触れることは一切無い。
このように、第1実施形態のペット用吸収性物品1Aによれば、ペットの排泄物を手際良く衛生的に処理することができる。特に、排泄物処理用シート6と吸収性本体5とを分離可能に一体化している2つの接着部10,10と、該シート6を吸収性本体5から引き剥がす際の起点となる該シート6の2つの頂点6P,6Pとが、前述した特定の位置関係を有していることにより、図3に示す如き排泄物処理用シート6の持ち上げ過程において、吸収性本体5が捻れることなく、該シート6をスムーズに持ち上げることができ、比較的少ない力で該シート6を吸収性本体5から簡単に引き剥がすことができる。また、1回の排泄物処理作業で廃棄されるのは、1枚の排泄物処理用シート6のみであるため、特許文献1及び2に記載の如き従来品に比してゴミの量が少なく、経済的で環境に対する負荷が少ない。
前述した作用効果をより確実に奏させるようにする観点から、2つの接着部10,10を結ぶ線分X1と、これを二分する仮想直線Y1とのなす角度は、90°±15°の範囲にあることが好ましく、90°±10°の範囲にあることが更に好ましい。第1実施形態においては、前述したように、線分X1と仮想直線Y1とは互いに直交しており、両者のなす角度は90°である。
また、排泄物処理用シート6における、吸収性本体5から引き剥がす際の起点(飼育者が引き剥がす際に把持する把持部)となる部位(2つの頂点6P,6P)又はその近傍、より具体的には該シート6の2つの端部(角部)60,60それぞれに、該シート6の他の部位に施されていない「加工」を施しておくと、端部60の存在が目立つようになるため、飼育者に、端部60を起点とする排泄物処理用シート6の引き剥がし作業を誘導し易くなり、前述した作用効果がより一層確実に奏されるようになる。この端部60に選択的に施す「加工」としては、例えば、a)着色、b)模様付け、c)排泄物処理用シート6における端部60を構成する部分の厚みを周辺部に比して増加させる加工、d)滑り止めの付設、e)指を引っ掛けるための穴の穿設、等が挙げられる。
第1実施形態においては、図1に示すように、排泄物処理用シート6は、仮想直線Y1(2つの接着部10,10を結ぶ線分X1を二分するように該線分X1と交差する仮想直線)と該シート6の周縁6sとの2つの交点6P,6Pそれぞれの近傍(該シート6を吸収性本体5から引き剥がす際の起点となる端部60,60又はそれらの近傍)に位置する2つの仮留め部20,20にて、吸収性本体2(表面シート2)に仮留めされている。本発明において仮留め部は必須ではないが、第1実施形態のように、排泄物処理用シート6の端部60が仮留め部20を介して吸収性本体5に仮留めされていると、端部60の不要なめくれが効果的に防止され、ペット用吸収性物品1Aをより適切に使用できるようになり、延いては排泄物処理作業の負担軽減に繋がる。
仮留め部20としては、排泄物処理用シート6を吸収性本体5と分離可能に一体化し得るものであれば良く、この「吸収性本体と分離可能に一体化」については前述した通りであり、仮留め部20についても、前述した、「排泄物処理用シートと吸収性本体との一体化の形態」を適宜適用することができる。第1実施形態においては、各仮留め部20は、接着部10と同様に形成されており、吸収性本体5の上面を形成する表面シート2と排泄物処理用シート6との間に位置し、図1に示す如き平面視において円形形状を有し、表面シート2及び/又は排泄物処理用シート6の所定部位に接着剤を平面視円形形状に塗布することにより形成されている。各仮留め部20における排泄物処理用シート6と吸収性本体5との接着力は、接着部10におけるそれと同じでも異なっていても良く、要は、該シート6を吸収性本体5から手動で容易に引き剥がし可能な程度であれば良い。
ペット用吸収性物品1Aの素材について説明すると、表面シート2、裏面シート3としては、それぞれ、この種のペット用吸収性物品あるいは人用吸収性物品(使い捨ておむつ等)において、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シートとして用いられているものを特に制限なく用いることができる。表面シートとしては、例えば、親水化処理が施された各種不織布や開孔フィルム等を用いることができる。裏面シートとしては、例えば、微細孔を有する又は有しない樹脂製フィルム、撥水不織布等の不織布、これらと他のシートとのラミネート体等を用いることができる。
吸収体4としては、尿等の排泄物を吸収保持し得るものであれば特に制限されず、例えば、吸水性物質の集合体(吸収性コア)、あるいは該集合体(吸収性コア)の外面を液透過性シート(コアラップシート)で被覆したもの等を用いることができる。吸水性物質としては、例えば、木材パルプや親水化処理された合成繊維等の親水性繊維を用いることができ、必要に応じ、更に粒状の吸水性ポリマー等を用いることができる。また、液透過性シート(コアラップシート)としては、例えば、ティッシュペーパー等の紙や各種不織布、開孔フィルム等を用いることができる。
排泄物処理用シート6としては、尿等の液を下方の吸収性本体5へ透過させ得る、液透過性を有するものを用いることができる。逆に言えば、裏面シート3として使用可能な液不透過性シートは、排泄物処理用シート6として用いることはできない。排泄物処理用シート6としては、表面シート2として使用可能な液透過性シートを用いることができ、表面シート2と排泄物処理用シート6とは同じであっても良い。1枚の排泄物処理用シート6の坪量は、好ましくは14g/m2以上、更に好ましくは18g/m2以上、そして、好ましくは40g/m2以下、更に好ましくは20g/m2以下、より具体的には、好ましくは14g/m2以上40g/m2以下、更に好ましくは18g/m2以上20g/m2以下である。
本発明に係る排泄物処理用シートは、前記実施形態における排泄物処理用シート6の如き単層構造であっても良く、あるいは2枚以上のシートが積層一体化された多層構造であっても良い。また、本発明に係る排泄物処理用シートは、液透過性に加えて液吸収性を有していても良い。液吸収性を有する多層構造の排泄物処理用シートの一例として、液透過層と液保持層との積層体が挙げられる。この積層体を構成する液透過層としては、例えば排泄物処理用シート6(表面シート2)として使用可能な液透過性シートを用いることができ、液保持層としては、例えば吸収体4を構成する吸収性コア(吸水性物質の集合体)を用いることができる。この積層体からなる排泄物処理用シートは、液透過層が上層(吸収性本体から相対的に遠い層)、液保持層が下層(吸収性本体から相対的に近い層)となるように、吸収性本体上に配置される。積層体からなる排泄物処理用シートの坪量は、好ましくは12g/m2以上、更に好ましくは20g/m2以上、そして、好ましくは80g/m2以下、更に好ましくは45g/m2以下、より具体的には、好ましくは12g/m2以上80g/m2以下、更に好ましくは20g/m2以上45g/m2以下である。
図4〜図6には、本発明のペット用吸収性物品の第2実施形態であるペット用吸収性物品1Bが示されている。第2実施形態のペット用吸収性物品1Bについては、前述した第1実施形態のペット用吸収性物品1Aと異なる構成部分を主として説明し、同様の構成部分は同一の符号を付して説明を省略する。特に説明しない構成部分は、第1実施形態のペット用吸収性物品1Aについての説明が適宜適用される。
第2実施形態のペット用吸収性物品1Bは、排泄物処理用シートを複数枚具備している点で、これを1枚だけ具備していた第1実施形態のペット用吸収性物品1Aと異なる。更に説明すると、ペット用吸収性物品1Bにおいては、図4及び図5に示すように、吸収性本体5(表面シート2)の上方に2枚の排泄物処理用シート6,7が配され、それぞれ、吸収性本体5と分離可能に一体化されている。ペット用吸収性物品1Bの使用開始当初にその最表面(排泄行為をするペットの足場)を形成しているのは、排泄物処理用シート6であり、その下方に該シート6と重ね合わされるように排泄物処理用シート7が配されている。排泄物処理用シート7は、平面視形状が排泄物処理用シート6と同形状(長方形形状)を有しており、且つ該シート6よりも平面視の大きさ(サイズ)が小さく、図4及び図5に示すように、該シート7の周縁7sは、該シート6の周縁6sよりも内方に存している。第2実施形態においては、排泄物処理用シート6,7は、平面視形状が互いに相似の関係にある。排泄物処理用シート6,7は、平面視の大きさ(サイズ)が異なるのみであり、シートの素材は同じである。
第2実施形態においては、排泄物処理用シート6は、図4に示すように、排泄物処理用シート7の周縁7sよりも外方に位置する接着部10,10及び仮留め部20,20にて、吸収性本体5と分離可能に一体化されており、該シート6と吸収性本体5との間に介在されている排泄物処理用シート7とは一体化されていない。一方、排泄物処理用シート7は、図4及び図6(a)に示すように、該シート7の周縁部(周縁7s及びその近傍)に位置し且つ該シート7の平面視における中心7Cを挟んで相対向する、2つの接着部11,11にて、吸収性本体5(表面シート2)と分離可能に接着されて一体化されている。排泄物処理用シート7の中心7Cは、その上方に配されている排泄物処理用シート6の中心6Cと平面視において同位置にある。
また、第2実施形態においては、排泄物処理用シート7を吸収性本体5から引き剥がす際の起点となる部位を、平面視長方形形状の該シート7の1本の対角線上に位置する2つの頂点7P,7P及びそれらの近傍を含む、2つの端部(角部)70,70としている。
この排泄物処理用シート7の2つの頂点7P,7P(端部70,70)を結ぶ仮想直線Y2(対角線)と、排泄物処理用シート6を吸収性本体5から引き剥がす際の起点となる部位である、該シート6の2つの頂点6P,6P(端部60,60)を結ぶ仮想直線Y1(対角線)とは、互いに交差している。2つの頂点7P,7Pそれぞれを起点として排泄物処理用シート7を吸収性本体5(表面シート2)から引き剥がすのに要する力は、排泄物処理用シート6のそれ(前記シート剥離力)と同じである。
この排泄物処理用シート7の2つの頂点7P,7P(端部70,70)を結ぶ仮想直線Y2(対角線)と、排泄物処理用シート6を吸収性本体5から引き剥がす際の起点となる部位である、該シート6の2つの頂点6P,6P(端部60,60)を結ぶ仮想直線Y1(対角線)とは、互いに交差している。2つの頂点7P,7Pそれぞれを起点として排泄物処理用シート7を吸収性本体5(表面シート2)から引き剥がすのに要する力は、排泄物処理用シート6のそれ(前記シート剥離力)と同じである。
また、排泄物処理用シート7は、仮想直線Y2(2つの接着部11,11を結ぶ線分X2を二分するように該線分X2と交差する仮想直線)と該シート7の周縁7sとの2つの交点7P,7Pそれぞれの近傍(該シート7を吸収性本体5から引き剥がす際の起点となる端部70,70又はそれらの近傍)に位置する2つの仮留め部21,21にて、吸収性本体2(表面シート2)に仮留めされている。排泄物処理用シート7の接着部11及び仮留め部21は、それぞれ、吸収性本体5の上面を形成する表面シート2と排泄物処理用シート7との間に位置し、図4に示す如き平面視において円形形状を有し、表面シート2及び/又は排泄物処理用シート7の所定部位に接着剤を平面視円形形状に塗布することにより形成されている。
第2実施形態のペット用吸収性物品1Bにおいて、ペットがその最表面を形成する排泄物処理用シート6上に固形の糞を排泄した場合には、前述した第1実施形態のペット用吸収性物品1Aにおけるシート引き剥がし操作と同様の操作により、該シート6を吸収性本体5から引き剥がし、図6(a)に示すように、汚れの無いきれいな状態の排泄物処理用シート7を完全に露出させることで、ペット用吸収性物品1Bを引き続き使用することができる。その後、再びペットがその最表面を形成する排泄物処理用シート7上に糞を排泄した場合、ペットの飼育者がその糞を処理するには、該シート7の2つの頂点7P,7P及びそれらの近傍を含む、2つの端部(角部)70,70それぞれを同時に指で摘み、そのまま2つの頂点7P,7Pを結ぶ仮想直線Y2に沿って内方に向けて引っ張れば良い。斯かる操作により、排泄物処理用シート7を吸収性本体5から引き剥がし、図6(b)に示すように、汚れの無いきれいな状態の表面シート2を完全に露出させれば、引き続きペット用吸収性物品1Bを使用することができる。引き剥がした排泄物処理用シート7は、糞を包んだ状態のまま廃棄することができるので、ペットの飼育者がその糞に直接触れることは一切無い。
本発明のペット用吸収性物品には、下記1)〜3)の工夫を施すことが可能である。1)排泄物処理用シートと表面シートとで色及び/又は素材を異ならせる。2)排泄物処理用シートが複数枚積層されている場合に、各排泄物処理用シートどうしで色又は素材を異ならせる。3)排泄物処理用シート及び/又は表面シートに消臭剤を含有させる。
前記1)及び2)に関し、各シートどうしで色を異ならせることにより、残り枚数の確認が容易になる。また、各シートどうしで素材を異ならせることにより、例えば液に対する挙動(液透過性、液吸収性、液拡散性等)が異なる複数枚のシートの積層体を、表面シートの上方に配することが可能となり、それによって、ペットの排泄行為に伴う飼育者の排泄物処理作業の負担の一層の軽減が期待できる。例えば、朝一番で軟便を排泄する傾向があるペットに対しては、斯かる積層体において相対的に液が染み出しにくいシートを最上層に配置するのが有効である。
前記3)に関し、ここでいう消臭剤は、犬や猫等のペットの排泄物に起因する悪臭を除去し得る薬剤全般を意味し、悪臭の除去方法は特に制限されず、香料成分に由来する香気によって悪臭をマスキングするタイプの薬剤の他、抗菌・殺菌作用により悪臭の発生源となる菌の発生・増加を抑制するタイプの薬剤、悪臭成分そのものを吸着するタイプの薬剤等も含まれる。
本発明のペット用吸収性物品は、前記実施形態に制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変形可能である。例えば、前記実施形態では、排泄物処理用シート6,7と吸収性本体5とが分離可能に一体化されている部分である、接着部10,20及び仮留め部11,21は、何れも平面視円形形状に接着剤が塗布されて形成されているところ、この接着剤の塗布パターンとしては、所定領域の全域に隙間なく接着剤を塗布するいわゆるベタ塗りでも良く、あるいはスパイラル状、格子状、ストライプ状、散点状等の非連続的パターンでも良い。
また、排泄物処理用シートの枚数(積層数)は特に制限されず、3枚以上とすることもできる。その場合、表面シートの上方に配された3枚以上の排泄物処理用シートにおいては、各排泄物処理用シートを吸収性本体(表面シート)と分離可能に一体化させる観点から、第2実施形態のペット用吸収性物品1Bにおける2枚の排泄物処理用シート6,7と同様に、下側に位置する(吸収性本体5から相対的に近い)ものほど、平面視の大きさ(サイズ)が小さく、下側に位置するシートの周縁が、上側に位置するシートの周縁よりも内方に存するようにすることが好ましい。そうすることで、各排泄物処理用シートの周縁部に、該シートと吸収性本体(表面シート)とを分離可能に一体化させるための接着部や仮留め部を形成することが可能となる。
前述した本発明の実施形態に関し、更に以下の付記(ペット用吸収性物品)を開示する。
<1> 表面シート及び該表面シートの一方の面に配された吸収体を含んで構成される吸収性本体と、前記表面シートの前記一方の面とは反対側の面に配され、前記吸収性本体と分離可能に一体化された液透過性の排泄物処理用シートとを具備するペット用吸収性物品。
<2> 前記ペット用吸収性物品の最表面を形成する前記排泄物処理用シートは、該排泄物処理用シートの周縁部に位置し且つ該排泄物処理用シートの平面視における中心を挟んで相対向する2つの接着部にて、前記吸収性本体と分離可能に接着されて一体化されており、その2つの接着部を結ぶ線分を二分する仮想直線と該排泄物処理用シートの周縁との2つの交点それぞれを起点として、該排泄物処理用シートを該吸収性本体から引き剥がすのに要する力が800gf/25mm以下である前記<1>記載のペット用吸収性物品。
<2> 前記ペット用吸収性物品の最表面を形成する前記排泄物処理用シートは、該排泄物処理用シートの周縁部に位置し且つ該排泄物処理用シートの平面視における中心を挟んで相対向する2つの接着部にて、前記吸収性本体と分離可能に接着されて一体化されており、その2つの接着部を結ぶ線分を二分する仮想直線と該排泄物処理用シートの周縁との2つの交点それぞれを起点として、該排泄物処理用シートを該吸収性本体から引き剥がすのに要する力が800gf/25mm以下である前記<1>記載のペット用吸収性物品。
<3> 2つの前記接着部を結ぶ線分と、該線分を二分する前記仮想直線とのなす角度は、90°±15°、好ましくは90°±10°の範囲にある前記<2>記載のペット用吸収性物品。
<4> 前記排泄物処理用シートは平面視において長方形形状を有し、2つの前記起点は、それぞれ、該排泄物処理用シートの角部に相当する前記<2>又は<3>記載のペット用吸収性物品。
<5> 前記起点は、ペットの飼育者が前記排泄物処理用シートを前記吸収性本体から引き剥がす際に把持する把持部である前記<2>〜<4>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<6> 前記排泄物処理用シートは、前記起点又はその近傍に位置する2つの仮留め部にて、前記吸収性本体に仮留めされている前記<2>〜<5>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<7> 前記排泄物処理用シートを前記吸収性本体から引き剥がすのに要する力(シート剥離力)は、好ましくは10gf/25mm以上であり、また、好ましくは800gf/25mm以下、更に好ましくは400gf/25mm以下、特に好ましくは100gf/25mm以下である前記<2>〜<6>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<4> 前記排泄物処理用シートは平面視において長方形形状を有し、2つの前記起点は、それぞれ、該排泄物処理用シートの角部に相当する前記<2>又は<3>記載のペット用吸収性物品。
<5> 前記起点は、ペットの飼育者が前記排泄物処理用シートを前記吸収性本体から引き剥がす際に把持する把持部である前記<2>〜<4>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<6> 前記排泄物処理用シートは、前記起点又はその近傍に位置する2つの仮留め部にて、前記吸収性本体に仮留めされている前記<2>〜<5>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<7> 前記排泄物処理用シートを前記吸収性本体から引き剥がすのに要する力(シート剥離力)は、好ましくは10gf/25mm以上であり、また、好ましくは800gf/25mm以下、更に好ましくは400gf/25mm以下、特に好ましくは100gf/25mm以下である前記<2>〜<6>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<8> 前記起点(前記把持部)に、該起点の存在を目立たせるための加工が施されている前記<2>〜<7>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<9> 前記加工は、着色である前記<8>記載のペット用吸収性物品。
<10> 前記加工は、模様付けである前記<8>又は<9>記載のペット用吸収性物品。
<11> 前記加工は、前記起点(前記把持部)を構成する部分の厚みを周辺部に比して増加させる加工である前記<8>〜<10>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<12> 前記加工は、滑り止めの付設である前記<8>〜<11>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<13> 前記加工は、指を引っ掛けるための穴の穿設である前記<8>〜<12>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<9> 前記加工は、着色である前記<8>記載のペット用吸収性物品。
<10> 前記加工は、模様付けである前記<8>又は<9>記載のペット用吸収性物品。
<11> 前記加工は、前記起点(前記把持部)を構成する部分の厚みを周辺部に比して増加させる加工である前記<8>〜<10>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<12> 前記加工は、滑り止めの付設である前記<8>〜<11>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<13> 前記加工は、指を引っ掛けるための穴の穿設である前記<8>〜<12>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<14> 前記ペット用吸収性物品は平面視において長方形形状を有し、その長手方向の長さは15〜100cm、幅方向の長さは10〜70cmである前記<1>〜<13>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<15> 前記排泄物処理用シートを複数枚具備し、複数枚の該排泄物処理用シートは、前記吸収性本体から相対的に近いものほど、平面視の大きさが小さい前記<1>〜<14>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<16> 前記排泄物処理用シートと前記吸収性本体とは、ホットメルト接着剤等その他の各種接着剤等の接着手段、ヒートエンボス加工、超音波加工等の融着手段、又は機械的面ファスナー等の係合手段によって分離可能に一体化されている前記<1>〜<15>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<17> 前記排泄物処理用シートと前記吸収性本体とは、ミシン目を介して連接されている前記<1>〜<16>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<15> 前記排泄物処理用シートを複数枚具備し、複数枚の該排泄物処理用シートは、前記吸収性本体から相対的に近いものほど、平面視の大きさが小さい前記<1>〜<14>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<16> 前記排泄物処理用シートと前記吸収性本体とは、ホットメルト接着剤等その他の各種接着剤等の接着手段、ヒートエンボス加工、超音波加工等の融着手段、又は機械的面ファスナー等の係合手段によって分離可能に一体化されている前記<1>〜<15>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<17> 前記排泄物処理用シートと前記吸収性本体とは、ミシン目を介して連接されている前記<1>〜<16>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<18> 前記排泄物処理用シートの坪量は、好ましくは14g/m2以上、更に好ましくは18g/m2以上、そして、好ましくは40g/m2以下、更に好ましくは20g/m2以下である前記<1>〜<17>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<19> 前記排泄物処理用シートは、液透過層と液保持層との積層体である前記<1>〜<18>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<20> 前記積層体からなる前記排泄物処理用シートの坪量は、好ましくは12g/m2以上、更に好ましくは20g/m2以上、そして、好ましくは80g/m2以下、更に好ましくは45g/m2以下である前記<1>〜<19>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<19> 前記排泄物処理用シートは、液透過層と液保持層との積層体である前記<1>〜<18>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
<20> 前記積層体からなる前記排泄物処理用シートの坪量は、好ましくは12g/m2以上、更に好ましくは20g/m2以上、そして、好ましくは80g/m2以下、更に好ましくは45g/m2以下である前記<1>〜<19>の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
1A,1B ペット用吸収性物品
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 吸収性本体
6,7 排泄物処理用シート
10,11 接着部
20,21 仮留め部
X1,X2 2つの接着部を結ぶ線分
Y1,Y2 前記線分の垂直二等分線
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 吸収性本体
6,7 排泄物処理用シート
10,11 接着部
20,21 仮留め部
X1,X2 2つの接着部を結ぶ線分
Y1,Y2 前記線分の垂直二等分線
Claims (6)
- 表面シート及び該表面シートの一方の面に配された吸収体を含んで構成される吸収性本体と、前記表面シートの前記一方の面とは反対側の面に配され、前記吸収性本体と分離可能に一体化された液透過性の排泄物処理用シートとを具備するペット用吸収性物品。
- 前記ペット用吸収性物品の最表面を形成する前記排泄物処理用シートは、該排泄物処理用シートの周縁部に位置し且つ該排泄物処理用シートの平面視における中心を挟んで相対向する2つの接着部にて、前記吸収性本体と分離可能に接着されて一体化されており、その2つの接着部を結ぶ線分を二分する仮想直線と該排泄物処理用シートの周縁との2つの交点それぞれを起点として、該排泄物処理用シートを該吸収性本体から引き剥がすのに要する力が800gf/25mm以下である請求項1記載のペット用吸収性物品。
- 2つの前記接着部を結ぶ線分と、該線分を二分する前記仮想直線とのなす角度は、90°±15°の範囲にある請求項2記載のペット用吸収性物品。
- 前記排泄物処理用シートは平面視において長方形形状を有し、2つの前記起点は、それぞれ、該排泄物処理用シートの角部に相当する請求項2又は3記載のペット用吸収性物品。
- 前記排泄物処理用シートは、前記起点又はその近傍に位置する2つの仮留め部にて、前記吸収性本体に仮留めされている請求項2〜5の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
- 前記排泄物処理用シートを複数枚具備し、複数枚の該排泄物処理用シートは、前記吸収性本体から相対的に近いものほど、平面視の大きさが小さい請求項1〜5の何れか一項に記載のペット用吸収性物品。
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JP2012267760A JP2014113072A (ja) | 2012-12-07 | 2012-12-07 | ペット用吸収性物品 |
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-
2012
- 2012-12-07 JP JP2012267760A patent/JP2014113072A/ja active Pending
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