JP2014110537A - 情報端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機器操作に伴う表示部の表示動作に関してユーザが違和感を覚えることを抑制することが可能な情報端末装置を提供する。
【解決手段】このDMC10は、状態取得要求信号P1を定期的に送信するとともに、状態取得要求信号P1に応答するDMR30からの応答信号R1を定期的に受信し、かつ、ユーザの操作指示に基づく命令信号P2をDMR30に送信するとともに、命令信号P2に応答するDMR30からの応答信号R2を受信する通信部12と、通信部12により受信された応答信号R1および応答信号R2の各々に基づいたDMR30の状態を表示する表示部13と、ユーザによる操作指示に基づいて変更されたDMR30の状態を表示部13に表示する際に、応答信号R1に基づく表示動作に阻害されない状態で、応答信号R2に基づいて変更後のDMR30の状態を表示部13に表示させる制御を行う制御部15とを備える。
【選択図】図3

Description

この発明は、情報端末装置に関し、特に、操作対象機器との通信を行う通信部と、操作対象機器の状態を表示する表示部とを備えた情報端末装置に関する。
従来、操作対象機器との通信を行う通信部と、操作対象機器の状態を表示する表示部とを備えた情報端末装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、IEEE1394規格などにより構築されるホームネットワークシステムを介して、ネットワーク網に繋がる複数の電子機器(操作対象機器)を個別制御可能に構成された統合リモートコントローラ装置(情報端末装置)が開示されている。この統合リモートコントローラ装置は、ユーザが所定の命令信号を入力する入力部と、入力部から入力された命令信号を電子機器へ送信するとともに電子機器からの応答信号を受信する送/受信部と、送/受信部の動作に連動して電子機器に対する操作内容を表示するとともに応答信号に基づく電子機器の動作状態を表示する表示部とを備えている。
特表2004−531172号公報
上記特許文献1に記載された統合リモートコントローラ装置では、送/受信部から電子機器(操作対象機器)に送信された命令信号に基づいて電子機器が動作(操作)された後、再び送/受信部を介して受信された応答信号に基づく電子機器の動作状態(操作結果)が表示部に表示される際の詳細な制御内容については、開示も示唆もされていない。したがって、ユーザがこの統合リモートコントローラ装置(情報端末装置)から電子機器への操作を行った後に、電子機器からの応答信号に基づく表示部への表示内容が適切な態様(表示のタイミングなど)で行われない可能性を含んでいる。たとえば、情報端末装置と電子機器との間で常時行われている通信内容と、ユーザによる突発的な機器操作に応答する電子機器からの応答内容(ユーザの機器操作に伴う電子機器の状態が変更された結果)とが混在したままの状態で表示部に表示される場合があると考えられる。この場合、通常の通信内容に加えてユーザの機器操作に伴う応答内容が不適切なタイミングで表示部に表示される虞がある。このため、機器操作に伴う表示部の表示動作に関してユーザに違和感を与えてしまうという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、機器操作に伴う表示部の表示動作に関してユーザが違和感を覚えることを抑制することが可能な情報端末装置を提供することである。
この発明の一の局面による情報端末装置は、操作対象機器の状態を取得するための状態取得要求信号を定期的に送信するとともに、状態取得要求信号に応答する操作対象機器からの第1応答信号を定期的に受信し、かつ、ユーザの操作指示に基づく命令信号を操作対象機器に送信するとともに、命令信号に応答する操作対象機器からの第2応答信号を受信する通信部と、通信部により受信された第1応答信号および第2応答信号の各々に基づいた操作対象機器の状態を表示する表示部と、ユーザによる操作指示に基づいて変更された操作対象機器の状態を表示部に表示する際に、第1応答信号に基づいて操作対象機器の状態が表示部に表示される動作に阻害されない状態で、第2応答信号に基づいて変更後の操作対象機器の状態を表示部に表示させる制御を行う制御部とを備える。
この発明の一の局面による情報端末装置では、上記のように、ユーザによる操作指示に基づいて変更された操作対象機器の状態を表示部に表示する際に、第1応答信号に基づいて操作対象機器の状態が表示部に表示される動作に阻害されない状態で、第2応答信号に基づいて変更後の操作対象機器の状態を表示部に表示させる制御を行う制御部を備えることによって、情報端末装置においては、定期的に受信される第1応答信号に基づいた表示部の表示動作の影響を受けない状態で、ユーザ操作に伴い受信される第2応答信号に基づいた操作対象機器の変更後の状態を適切に表示させることができる。すなわち、第1応答信号に対応する表示部の表示動作と第2応答信号に対応する表示部の表示動作とが混在しないので、ユーザは、第1応答信号に対応する表示部の表示動作と混同することなく第2応答信号に対応する表示部の表示動作を正確に認識することができる。この結果、ユーザの機器操作に伴う表示部の表示動作に関してユーザが違和感を覚えることを抑制することができる。
上記一の局面による情報端末装置において、好ましくは、制御部は、定期的に受信される第1応答信号に基づいて操作対象機器の状態を表示部に表示させることよりも、命令信号に応答する操作対象機器からの第2応答信号を受信するとともに第2応答信号に基づいて変更後の操作対象機器の状態を表示部に表示させることを優先する第1制御を行うことにより、第1応答信号に基づいて操作対象機器の状態が表示部に表示される動作に阻害されない状態で第2応答信号に基づいて変更後の操作対象機器の状態を表示部に表示させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、情報端末装置においては、第1制御が行われることにより、定期的に受信される第1応答信号に基づいた表示部の表示動作の影響を受けない状態で、ユーザ操作に伴い受信される第2応答信号に基づいた操作対象機器の変更後の状態を表示させる制御を、容易にかつ確実に行うことができる。
上記一の局面による情報端末装置において、好ましくは、制御部は、定期的に受信される第1応答信号に基づいて操作対象機器の状態を表示部に表示させることよりも、通信部により定期的に受信される第1応答信号の受信間隔を調整する第2制御を行うことにより、第1応答信号に基づいて操作対象機器の状態が表示部に表示される動作に阻害されない状態で第2応答信号に基づいて変更後の操作対象機器の状態を表示部に表示させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、情報端末装置においては、第2制御が行われることにより、定期的に受信される第1応答信号に基づいた表示部の表示動作の影響を受けない状態で、ユーザ操作に伴い受信される第2応答信号に基づいた操作対象機器の変更後の状態を表示させる制御を、容易にかつ確実に行うことができる。
上記制御部により第1制御が行われる構成において、好ましくは、第1制御は、命令信号が操作対象機器に送信されてから第2応答信号が通信部により受信されるまでの間、定期的に受信される第1応答信号に基づく操作対象機器の状態を表示部に表示させないことにより、第1応答信号に基づいて操作対象機器の状態が表示部に表示される動作に阻害されない状態で第2応答信号に基づいて変更後の操作対象機器の状態を表示部に表示させる制御を含む。このように構成すれば、ユーザ操作とともに操作対象機器の状態が変更されてその変更内容(変更結果)を含む第2応答信号を受信する必要が生じた際には、定期的に受信される第1応答信号に基づく表示内容が表示部に一切反映されないので、第2応答信号に基づいた変更内容(変更結果)のみを確実に情報端末装置の表示部に表示させることができる。
この場合、好ましくは、第1制御は、命令信号が操作対象機器に送信されてから第2応答信号が通信部により受信されるまでの間、状態取得要求信号を操作対象機器に送信する制御を停止することにより、定期的に受信される第1応答信号に基づく操作対象機器の状態を表示部に表示させない制御を含む。このように構成すれば、ユーザ操作とともに操作対象機器の状態が変更されてその変更内容(変更結果)を含む第2応答信号を受信する必要が生じた際には、定期的な第1応答信号を受信する根源となる状態取得要求信号を操作対象機器に送信する制御自体が停止されるので、情報端末装置と操作対象機器との間の定期的な通信に関する負荷を低減させることができる。したがって、通信状態が混雑しない状況下で、第2応答信号を確実に受信して第2応答信号に基づいた変更内容(変更結果)のみを確実に情報端末装置の表示部に表示させることができる。
上記制御部により第2制御が行われる構成において、好ましくは、通信部により定期的に受信される第1応答信号の受信間隔は、状態取得要求信号が操作対象機器に送信されてから第1応答信号が通信部により受信されるまでの応答時間、および、ユーザにより操作指示に基づく命令信号が操作対象機器に送信されてから第2応答信号が通信部により受信されるまでの応答時間としての第1時間よりも長い第2時間の受信間隔であり、第2制御は、ユーザによる命令信号が操作対象機器に送信されてから第2応答信号が通信部により受信されるまでの第1時間が第2時間の中に収まるように受信間隔が確保されることにより、第1応答信号に基づいて操作対象機器の状態が表示部に表示される動作に阻害されない状態で第2応答信号に基づいて変更後の操作対象機器の状態を表示部に表示させる制御を含む。このように構成すれば、第2時間として設定された第1応答信号の受信間隔と比較してユーザ操作に基づく第2応答信号の受信に要する応答時間としての第1時間が第2時間中に収まるように十分に短いので、ユーザ操作とともに操作対象機器の状態が変更されてその変更内容(変更結果)を含む第2応答信号を受信する必要が生じても、第2時間中の第1応答信号が受信されない時間帯(タイミング)を利用して、第2応答信号を受信して第2応答信号に基づいた変更内容(変更結果)を表示部に確実に情報端末装置の表示部に表示させることができる。
この場合、好ましくは、情報端末装置と操作対象機器とによって通信ネットワークが構築されるように構成されており、受信間隔としての第2時間は、通信ネットワークにおける情報端末装置と操作対象機器との間で命令信号または第2応答信号の送受信に要する通信時間、および、操作対象機器側での命令信号または第2応答信号の処理に要する処理時間を含む第1時間よりも長く設定されている。このように構成すれば、受信間隔としての第2時間を、通信ネットワークが構築された環境下での操作対象機器の処理能力を考慮に入れた第1時間よりも長く設定しているので、このような第1時間であっても第2時間中に確実に収めることができる。したがって、操作対象機器の処理能力に起因して第2応答信号を受信するタイミングに少々の遅延が発生したとしても、第1応答信号に基づいて操作対象機器の状態が表示部に表示される動作に阻害されない状態で、受信された第2応答信号に基づいた変更内容(変更結果)を表示部に確実に情報端末装置の表示部に表示させることができる。
上記一の局面による情報端末装置において、好ましくは、制御部は、ユーザによる操作指示に基づいて変更された操作対象機器の音声の音量および音質、および、映像の輝度の少なくともいずれかの状態を表示部に表示させる際に、第1応答信号に基づいて操作対象機器の音声の音量および音質、および、映像の輝度の少なくともいずれかの状態が表示部に表示される動作に阻害されない状態で、第2応答信号に基づいて変更後の操作対象機器の音声の音量および音質、および、映像の輝度の少なくともいずれかを表示部に表示させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、情報端末装置においては、定期的に受信される第1応答信号に基づいた操作対象機器の音量、音質および映像の輝度の少なくともいずれかの状態に関する表示部の表示動作の影響を受けない状態で、ユーザ操作に伴い受信される第2応答信号に基づいた操作対象機器の変更後の音量、音質および映像の輝度の少なくともいずれかの状態を適切に表示させることができる。これにより、操作対象機器の音量、音質および映像の輝度に関する表示部の表示動作に関してユーザが違和感を覚えることを抑制することができる。
上記一の局面による情報端末装置において、好ましくは、情報端末装置および操作対象機器は、各々がDLNAにより機器認証を受けるとともに、ホームネットワークを介して相互通信を行うことにより互いに認識可能なデジタルメディアコントローラおよびデジタルメディアレンダラであり、制御部は、ユーザによるデジタルメディアコントローラの操作指示に基づいて変更されたデジタルメディアレンダラの状態を表示部に表示させる際に、第1応答信号に基づいてデジタルメディアレンダラの状態がデジタルメディアコントローラの表示部に表示される動作に阻害されない状態で、第2応答信号に基づいて変更後のデジタルメディアレンダラの状態を表示部に表示させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、少なくともデジタルメディアコントローラとデジタルメディアレンダラとによって構成されたホームネットワークにおいて、ユーザがデジタルメディアコントローラを介してデジタルメディアレンダラの操作を行った際に、第1応答信号に対応するデジタルメディアコントローラの表示部の表示動作と第2応答信号に対応する表示部の表示動作とが混在しないので、ユーザは、第1応答信号に対応するデジタルメディアコントローラの表示部の表示動作と混同することなく第2応答信号に対応するデジタルメディアコントローラの表示部の表示動作を正確に認識することができる。したがって、デジタルメディアコントローラの操作に伴う表示部の表示動作に関してユーザが違和感を覚えることを抑制することができる。
本発明によれば、上記のように、ユーザの機器操作に伴う表示部の表示動作に関してユーザが違和感を覚えることを抑制することができる。
本発明の第1実施形態によるDMC(デジタルメディアコントローラ)を備えたホームネットワークの構成を示した模式図である。 本発明の第1実施形態によるホームネットワークにおけるDMC、DMR(デジタルメディアレンダラ)およびDMS(デジタルメディアサーバ)の各機器の構成を示したブロック図である。 本発明の第1実施形態によるDMCを使用してDMRから出力される音量レベルを変更する際の、DMCおよびDMR間の通信に関するタイムシーケンスを説明するための図である。 本発明の第1実施形態によるDMCを使用してDMRから出力される音量を変更する際の、DMCおよびDMR間の通信制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態によるDMCを使用してDMRから出力される音量を変更する際の、DMCおよびDMR間の通信に関するタイムシーケンスを説明するための図である。 本発明の第2実施形態によるDMCを使用してDMRから出力される音量を変更する際の、DMCおよびDMR間の通信制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態によるDMCを使用してDMRから出力される音量を変更する際の、DMCおよびDMR間の通信に関するタイムシーケンスを説明するための図である。 本発明の第3実施形態の変形例によるDMCを使用してDMRから出力される音量を変更する際の、DMCおよびDMR間の通信に関するタイムシーケンスを説明するための図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図3を参照して、本発明の第1実施形態によるDMC(デジタルメディアコントローラ)10の構成について説明する。なお、DMC10は、本発明の「情報端末装置」および「デジタルメディアコントローラ」の一例である。
本発明の第1実施形態によるDMC10を用いたホームネットワーク100では、図1に示すように、DMC10、DMS(デジタルメディアサーバ)20およびDMR(デジタルメディアレンダラ)30が、アクセスポイント90を介して有線または無線(ワイヤレス)で相互通信可能な状態で配置されている。ここで、DMC10、DMS20およびDMR30は、DLNA(デジタルリビングネットワークアライアンス)により機器認証を受けたDLNA認定TM機器である。たとえば、DMC10には携帯情報端末(スマートフォン(高機能携帯電話機))が適用され、DMS20にはBDレコーダが適用される。また、DMR30にはデジタルテレビジョン装置が適用される。このDLNAのガイドラインに準拠した電子機器製品であれば、メーカーや機器を問わずに有線またはワイヤレスで相互接続が可能であり、電子機器間におけるデジタルコンテンツのやりとりなどが実現可能とされている。なお、DMR30は、本発明の「操作対象機器」および「デジタルメディアレンダラ」の一例である。
したがって、以下の説明では、DMC10を使用してDMS20が保有する映像、音楽、静止画などのデジタルコンテンツを選択して、DMR30からこのデジタルコンテンツを出力させる場合を想定して説明を行う。たとえば、ユーザがDMC10を用いてDMS20が保有する音楽コンテンツを選択した後、この音楽コンテンツをDMR30から出力させることが可能に構成されている。また、この際、DMC10を使用してDMR30から出力中のデジタルコンテンツの音量、音質および映像輝度などの各種出力値を適宜変更(調整)することが可能に構成されている。ここで、図1では、説明の都合上、1台のDMC10、DMS20およびDMR30のみを図示してホームネットワーク100の構成を示している。すなわち、アクセスポイント90は複数箇所存在していてもよく、また1つまたは複数箇所のアクセスポイント90の各々には複数台のDMS20およびDMR30がそれぞれ接続されていてもよい。
DMC10は、図2に示すように、入力部11と、通信部12と、表示部13と、記憶部14と、制御部15とを備えている。
入力部11は、操作ボタン(操作キー)やタッチパネルなどからなり、ユーザからの機器操作に関する操作指示を受け付ける。たとえば、入力部11は、DMR30からの音楽コンテンツの出力中(再生中)において、音量レベルを変更する命令信号P2(たとえば、音量設定コマンドなど)がユーザにより入力部11からDMC10に任意のタイミングで入力可能であるように構成されている。通信部12は、入力部11を介して受け付けられた命令信号P2(音量設定コマンド)をDMR30に対して発信(発行)するとともに、命令信号P2に基づいてDMR30側で音量が変更された旨の応答信号R2をDMR30から受信する機能を有している。なお、命令信号P2は、本発明の「命令信号」の一例である。また、応答信号R2は、本発明の「第2応答信号」の一例である。
表示部13は、通信部12によって受信された応答信号R2に基づいて特定されるDMR30の状態(その時点でのDMR30における音量、音質および映像輝度などの各種出力レベル)を表示する機能を有している。また、入力部11および表示部13は、DMC10を構成する筐体(図示せず)の表面に配置されており、通信部12は、DMC10の内部に内蔵されている。
記憶部14は、DMC10とDMR30との間でのコマンド通信(命令信号P2および応答信号R2)の時系列的な履歴を記憶する機能を有している。また、制御部15は、CPUからなり、記憶部14に保存されている制御プログラムを実行することによってDMC10が有する上記した各構成要素(入力部11、通信部12および表示部13)の制御を司る機能を有している。
また、図2に示すように、DMR30についても、制御部31と、制御部31の制御に基づいてDMC10からの制御コマンド(命令信号P2)を受信するとともにDMC10に対して自己の動作状態を応答信号R2として送信する通信部32とが設けられている。また、DMS20についても、制御部21と、制御部21の制御に基づいてDMC10からの制御コマンド(コンテンツを選択する際の命令信号など)を受信するとともにDMC10に対して自己の動作状態を応答信号として送信し、かつ、DMR30に対してコンテンツデータ(音楽コンテンツデータなど)を送信する通信部22とが設けられている。
ホームネットワーク100(図1参照)を構成する各機器(DMC10、DMS20およびDMR30)が上記構成を有することにより、DMR30において音楽コンテンツが出力中であった際、DMC10とDMR30との間には次のような相互通信が定期的に行われる。
具体的には、図3に示すように、Δt1時間(=時間t2−時間t1)の時間間隔でDMR30の状態を取得するための状態取得要求信号P1(実線の矢印)がDMC10の通信部12(図2参照)からDMR30に送信されるとともに、状態取得要求信号P1に応答する応答信号R1(1点鎖線の矢印)が通信部12により受信される1往復分の通信が、定期的(Δt1時間間隔)に繰り返されるように構成されている。
すなわち、DMC10とDMR30との間の通信状況下において、まず、時間t1のタイミングで状態取得要求信号P1がDMC10からDMR30に送信されるとともに、時間t3のタイミングでDMR30からの応答信号R1が通信部12により受信される。また、時間t1からΔt1時間後の時間t2のタイミングで次の状態取得要求信号P1がDMC10からDMR30に送信されるとともに、時間t4のタイミングでDMR30からの次の応答信号R1が通信部12により受信される。このように、Δt1時間の時間間隔で、状態取得要求信号P1がDMC10からDMR30に次々と送信されて、DMR30からの各々に応答する応答信号R1が通信部12により受信される。なお、このDMC10からDMR30に対する定期的な通信制御は、「定期通信制御モード」が実行されている状態である。なお、応答信号R1は、本発明の「第1応答信号」の一例である。
DMC10により上記した「定期通信制御モード」が実行されている状況下において、たとえば、ユーザが、視聴中の音楽コンテンツの音量レベルを変更したとする。すなわち、ユーザは、図3に示すように、突発的(単発的)な時間t6のタイミングで、DMC10の入力部11を指などで操作してDMR30の音量レベルを変更する(下げる)操作を行う。
この場合、時間t6において、音量レベルを現在の「60」から「59」に1段階だけ下げるための命令信号P2(太い実線の矢印)がユーザの操作指示に基づいてDMC10からDMR30に送信されたとする。DMR30では、通信部32(図2参照)により受信された命令信号P2に基づいて、制御部31(図2参照)の制御に基づき音量レベルを現在の「60」から「59」に下げる動作が行われる。そして、直ちに、変更後の音量レベルが「59」であることをDMC10の表示部13に表示させるための応答信号R2(太い破線の矢印)を通信部32から送信(返信)する制御が行われる。これにより、DMC10においては時間t9のタイミングで応答信号R2が受信されるとともに、応答信号R2に基づいて変更後のDMR30の音量レベルが「59」であるという状態を表示部13に表示させる制御が行われる。
ここで、第1実施形態では、時間t9のタイミングで表示部13に変更後のDMR30の音量レベルが「59」であることを表示するにあたって、次のような制御が制御部15(図2参照)により行われるように構成されている。すなわち、制御部15は、ユーザによるDMC10の操作指示に基づいて変更されたDMR30の状態(音量レベルが「59」に変更されたこと)をDMC10の表示部13に表示する際に、時間t6以降の時間t7および時間t8の各々のタイミングでDMR30から定期的に受信される応答信号R1(2回分)に基づいてDMR30の状態(変更前は音量レベルが「60」であったこと)を表示部13に表示させることよりも、この時間t7および時間t8以降の時間t9のタイミングで命令信号P2に応答するDMR30から受信された応答信号R2に基づいて変更後のDMR30の状態(音量レベルが「59」に変更されたこと)を表示部13に表示させる動作を優先する制御を行うように構成されている。なお、上記した応答信号R2に基づく表示動作を優先する制御は、本発明の「第1制御」の一例である。
このように、DMC10およびDMR30間においては、時間t6のタイミングとともに、それまでの実行モードとされていた「定期通信制御モード」が停止されて、応答信号R2に基づく表示動作を優先する「ユーザ操作モード」に一時的に移行される。この「ユーザ操作モード」においては、制御部15は、時間t7および時間t8のタイミングで受信された応答信号R1に基づくDMR30の変更前の状態(変更前は音量レベルが「60」であったこと)については、表示部13に表示させない。
言い換えると、第1実施形態では、「ユーザ操作モード」においては、制御部15は、ユーザによるDMC10の操作指示に基づいて変更されたDMR30の状態(音量レベルが「59」に変更されたこと)をDMC10の表示部13に表示する際に、定期的な通信による応答信号R1に基づいてDMR30の状態がDMC10の表示部13に表示される動作に阻害されない状態で、応答信号R2に基づいて変更後のDMR30の状態をDMC10の表示部13に表示させる制御を行うように構成されている。これにより、DMC10においては、ユーザの機器操作に伴う命令信号P2にて音量レベルを「60」から「59」に変更した以降は、それまでの応答信号R1に基づく音量レベル「60」という表示が表示部13に一切表示(反映)されることなく、ユーザの機器操作に直ちに反応するように応答信号R2に基づいたDMR30の変更後の状態となる音量レベル「59」が表示されるように構成されている。
また、第1実施形態では、図3に示すように、上記した応答信号R2に基づく表示動作を優先する制御においては、時間t6のタイミングで命令信号P2がDMR30に送信されてから時間t9のタイミングで応答信号R2が通信部12により受信されるまでの間(「ユーザ操作モード」が継続される間)、通常の「定期通信制御モード」であれば定期的に行われるはずの状態取得要求信号P1のDMR30への送信制御を、ここでは停止するように構成されている。すなわち、図3においては、時間t6〜時間t9の間では、新たな状態取得要求信号P1が発生しない。このように、時間t6におけるユーザのDMC10を用いた機器操作とともに音量レベルが「60」から「59」へとDMR30の状態が変更されてその変更結果を含む応答信号R2を時間t9のタイミングで受信する必要が生じた際には、時間t6から時間t9までの間は、定期的な応答信号R1を受信する根源となる状態取得要求信号P1をDMR30に送信する制御自体が一時的に停止されるように構成されている。これにより、時間t6から時間t9までの間は、DMC10とDMR30との間の定期的な通信(状態取得要求信号P1および応答信号R1の送受信)に関する負荷が低減される。
なお、図3に示すように、時間t9以降では、音量レベルは「59」であるので、時間t10以降の各タイミングで、再び、Δt1時間(=時間t11−時間t10)の時間間隔で状態取得要求信号P1が通信部12(図2参照)からDMR30(図2参照)に送信されるとともに、状態取得要求信号P1に応答する応答信号R1が通信部12により受信される1往復分の通信が、定期的(Δt1時間間隔)に繰り返されることが再開されるように構成されている。すなわち、DMC10により、「ユーザ操作モード」から、もとの「定期通信制御モード」に戻される。したがって、時間t10のタイミングで送信された状態取得要求信号P1に応答する応答信号R1に基づいて音量レベル「59」が時間t12のタイミングで表示部13に表示される。また、時間t11のタイミングで送信された状態取得要求信号P1に応答する応答信号R1に基づいて音量レベル「59」が時間t13のタイミングで表示部13に表示される。
また、第1実施形態では、上記した音量レベルを変更するような場合のみならず、ユーザによる操作指示に基づいて変更されたDMR30の音声の音質や映像の輝度などの状態を表示部13に表示させる際にも、「定期通信制御モード」から「ユーザ操作モード」に一時的に移行されて、定期通信に伴う応答信号R1に基づいてDMR30の音質や映像の輝度などの状態が表示部13に表示される動作に阻害されない状態で、応答信号R2に基づいて変更後のDMR30の音声の音質や映像の輝度などの状態を表示部13に表示させる制御を行うように構成されている。このように、DMC10によって変更(調整)が可能なDMR30からの出力レベルの表示に関しては、全て、上記した音量レベルを変更する場合と同様の制御が行われるように構成されている。このようにして、第1実施形態によるホームネットワーク100を構成するDMC10およびDMR30間の相互通信に関する制御が行われている。
次に、図2〜図4を参照して、第1実施形態によるDMC10を用いてDMR30の機器操作を行う際のDMC10の制御部15の処理フローについて説明する。なお、以下の説明では、Δt1時間(図3参照)の時間間隔で状態取得要求信号P1がDMC10(図2参照)の通信部12(図2参照)からDMR30(図2参照)に送信されるとともに応答信号R1が通信部12により受信される通信制御が定期的に繰り返される際に、ユーザによる機器操作(視聴中の音楽コンテンツの音量レベルを変更するためのDMR30に対する機器操作)が生じた場合の、DMC10の制御動作を例にとって記載する。
図4に示すように、まず、ステップS1では、制御部15(図2参照)により、ユーザによるDMC10(図2参照)の操作指示が入力部11(図2参照)から入力されたか否かが判断されるとともに、ユーザによるDMC10の操作指示が入力部11から入力されたと判断されるまでこの判断が繰り返される。このステップS1の判断については、図3のタイムシーケンスにおいては、時間t1以降の所定のタイミングで繰り返し行われる。
ここで、図3に示すように、時間t6のタイミングで、音量レベルを現在の「60」から「59」に1段階だけ下げるための命令信号P2(太い実線の矢印)がユーザの操作指示に基づいてDMC10からDMR30に送信されたとする。この場合、ステップS1においては、ユーザによるDMC10の操作指示が入力部11から入力された(Yes判定)と判断される。これにより、ステップS2では、制御部15により、DMC10とDMR30(図2参照)との間で行われる状態取得要求信号P1と応答信号R1との定期的な送受信動作である「定期通信制御モード」が一時的に停止される。そして、ステップS3において、「ユーザ操作モード」に移行される制御が行われる。
そして、ステップS4では、「ユーザ操作モード」のもと、入力部11により受け付けられた操作指示(音楽コンテンツの音量レベルを変更するための機器操作)に対応するコマンド(命令信号P2)が、時間t6(図3参照)のタイミングでDMR30に対して送信(発行)される。
そして、ステップS5では、制御部15により、DMR30からの応答信号R2が受信されたか否かが判断されるとともに、DMR30からの応答信号R2が受信されたと判断されるまでこの判断が繰り返される。
ステップS5において、時間t9(図3参照)のタイミングで命令信号P2に応答するDMR30からの応答信号R2が受信されたと判断された場合、ステップS6において、直ちに、応答信号R2に基づいて変更後のDMR30の音量レベルが「59」であるという状態を表示部13に表示させる制御が行われる。すなわち、図3に示すように、DMC10では、「定期通信制御モード」が停止されているため、時間t7および時間t8の各々のタイミングでDMR30から定期的に受信される応答信号R1(2回分)に基づいて変更前は音量レベルが「60」であったことが、表示部13には一切表示されない。そして、この状態で、変更後のDMR30の音量レベルである「59」が表示部13に表示される。
その後、ステップS7では、ステップS2において一時的に停止されていた「定期通信制御モード」が再開される。すなわち、DMC10により、ステップS3〜S6までの間で実行されていた「ユーザ操作モード」から、通常の「定期通信制御モード」に戻される。したがって、時間t10のタイミングで送信された状態取得要求信号P1に応答する応答信号R1に基づいて音量レベル「59」が時間t12のタイミングで表示部13に表示されるとともに、以降この通信制御(「定期通信制御モード」)が繰り返される。このようにして、DMC10における本制御は終了される。
第1実施形態では、上記のように、DMC(デジタルメディアコントローラ)10およびDMR(デジタルメディアレンダラ)30は、各々がDLNAにより機器認証を受けるとともに、ホームネットワーク100を介して相互通信を行うことにより互いに認識可能な電子機器である。そして、ユーザによるDMC10の操作指示に基づいて、たとえば、音量レベルが「60」から「59」に変更されたDMR30の状態をDMC10の表示部13に表示する際に、それまでの応答信号R1に基づいてDMR30の状態(音量レベルが「60」であったこと)がDMC10の表示部13に定期的に表示される動作(=「定期通信制御モード」)に阻害されない状態で、応答信号R2に基づいて音量レベルが「59」に変更された後のDMR30の状態をDMC10の表示部13に表示させる制御(=「ユーザ操作モード」)を行う制御部15を備えている。これにより、DMC10においては、定期的に受信される応答信号R1に基づいた表示部13の表示動作(音量レベル「60」を表示し続ける動作)の影響を受けない状態で、ユーザ操作に伴い受信される応答信号R2に基づいたDMR30の変更後の状態(音量レベルが「59」に変更された状態)を適切に表示させることができる。すなわち、「定期通信制御モード」での応答信号R1に対応するDMC10の表示部13の定期的な表示動作と、「ユーザ操作モード」での応答信号R2に対応するDMC10の表示部13の一過性の表示動作とが混在しないので、ユーザは、応答信号R1に対応する表示部13の表示動作と混同することなく、音量レベルが「60」から「59」に変更されたことを遅延なく示す「59」という表示動作を正確に認識することができる。この結果、ユーザの機器操作に伴うDMC10の表示部13の表示動作に関してユーザが違和感を覚えることを抑制することができる。
また、第1実施形態では、制御部15を、定期的に受信される応答信号R1に基づいてDMR30の状態を表示部13に表示させること(音量レベル「60」を表示し続ける「定期通信制御モード」での動作)よりも、命令信号P2に応答するDMR30からの応答信号R2を受信するとともに応答信号R2に基づいて変更後のDMR30の状態を表示部13に表示させること(音量レベルの変更に伴い表示値を「60」から「59」へと遅延なく表示する「ユーザ操作モード」での動作)を優先する制御を行うことにより、応答信号R1に基づいてDMR30の状態が表示部13に表示される動作に阻害されない状態で応答信号R2に基づいて変更後のDMR30の状態を表示部13に表示させる制御を行うように構成する。これにより、DMC10においては、上記した応答信号R2に基づく表示動作を優先する制御が行われることにより、定期的に受信される応答信号R1に基づいた表示部13の表示動作の影響を受けない状態で、ユーザ操作に伴い受信される応答信号R2に基づいたDMR30の変更後の状態を表示させる制御を、容易にかつ確実に行うことができる。
また、第1実施形態では、上記した応答信号R2に基づく表示動作を優先する制御は、命令信号P2がDMR30に送信されてから応答信号R2が通信部12により受信されるまでの間、定期的に受信される応答信号R1に基づくDMR30の状態を表示部13に表示させないことにより、応答信号R1に基づいてDMR30の状態が表示部13に表示される動作に阻害されない状態で応答信号R2に基づいて変更後のDMR30の状態を表示部13に表示させる制御を含む。これにより、ユーザ操作とともにDMR30の状態が変更されてその変更内容(変更結果)を含む応答信号R2を受信する必要が生じた際には、定期的に受信される応答信号R1に基づく表示内容が表示部13に一切反映されないので、応答信号R2に基づいた変更内容(変更結果)のみを確実にDMC10の表示部13に表示させることができる。
また、第1実施形態では、上記した応答信号R2に基づく表示動作を優先する制御は、命令信号P2がDMR30に送信されてから応答信号R2が通信部12により受信されるまでの間、状態取得要求信号P1をDMR30に送信する制御を停止することにより、定期的に受信される応答信号R1に基づくDMR30の状態を表示部13に表示させない制御を含む。これにより、ユーザ操作とともにDMR30の状態が変更されてその変更内容(変更結果)を含む応答信号R2を受信する必要が生じた際には、定期的な応答信号R1を受信する根源となる状態取得要求信号P1をDMR30に送信する制御自体が停止されるので、DMC10とDMR30との間の定期的な通信(状態取得要求信号P1および応答信号R1の送受信)に関する負荷を低減させることができる。したがって、通信状態が混雑しない状況下で、応答信号R2を確実に受信して応答信号R2に基づいた変更内容(変更結果)のみを確実にDMC10の表示部13に表示させることができる。
また、第1実施形態では、制御部15を、ユーザによる操作指示に基づいて変更されたDMR30の音声の音量のみならず、音声の音質、および、映像の輝度などの状態を表示部13に表示させる際に、応答信号R1に基づいてDMR30の音声の音質、および、映像の輝度などの状態が表示部13に表示される動作に阻害されない状態で、応答信号R2に基づいて変更後のDMR30の音声の音質、および、映像の輝度などの状態を表示部13に表示させる制御を行うように構成する。これにより、DMC10においては、定期的に受信される応答信号R1に基づいたDMR30の音量、音質および映像の輝度の少なくともいずれかの状態に関する表示部13の表示動作の影響を受けない状態で、ユーザ操作に伴い受信される応答信号R2に基づいたDMR30の変更後の音量、音質および映像の輝度の少なくともいずれかの状態を適切に表示させることができる。これにより、DMR30の音量、音質および映像の輝度に関する表示部13の表示動作に関してユーザが違和感を覚えることを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、図2、図5および図6を参照して、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、上記第1実施形態と異なり、ユーザ操作に基づく突発的(単発的)な命令信号P2がDMR30(図2参照)に送信されてから応答信号R2がDMC210(図2参照)の通信部12により受信されるまでの間も、DMC210とDMR30との間で行われる状態取得要求信号P1と応答信号R1との定期的な送受信動作である「定期通信制御モード」が停止されない。すなわち、第1実施形態のような「ユーザ操作モード」は存在しない。なお、図中において、上記第1実施形態と同様の構成には、第1実施形態と同じ符号を付して図示している。なお、DMC210は、本発明の「情報端末装置」および「デジタルメディアコントローラ」の一例である。
本発明の第2実施形態によるDMC210は、図5に示すように、上記第1実施形態と同様に、制御部15(図2参照)は、ユーザによるDMC210の操作指示に基づいて変更されたDMR30の状態を表示部13(図2参照)に表示する際に、時間t7および時間t8の各々のタイミングで定期的に受信される応答信号R1に基づいてDMR30の状態(変更前は音量レベルが「60」であったこと)を表示部13に表示させることよりも、時間t9のタイミングで命令信号P2に応答するDMR30からの応答信号R2を受信するとともに応答信号R2に基づいて変更後のDMR30の状態(音量レベルが「59」に変更されたこと)を表示部13に表示させる動作を優先する制御を行う。
ここで、第2実施形態では、上記した応答信号R2に基づく表示動作を優先する制御においては、時間t6のタイミングで命令信号P2がDMR30に送信されてから時間t9のタイミングで応答信号R2が通信部12により受信されるまでの間、時間t7および時間t8の各々のタイミングで定期的に行われる状態取得要求信号P1をDMR30に送信する制御についても停止しないように構成されている。すなわち、ユーザ操作に基づく突発的(単発的)な命令信号P2および応答信号R2の送受信中も、DMC210とDMR30との間で行われる状態取得要求信号P1と応答信号R1との「定期通信制御モード」は停止されない。
したがって、図5に示すように、時間t10および時間t11の各々のタイミングにおいても、時間t3〜時間t8の各々のタイミングで定期的に受信され続けていた応答信号R1に基づくDMR30の状態が受信される。この場合、時間t7および時間t8の各々のタイミングでは、既に、変更後の音量レベルが「59」として確定しているので、時間t7に対応する時間t10での表示も、時間t8に対応する時間t11での表示も、共に、音量レベルが「59」となって表示部13に表示される。これにより、DMC210においても、定期的に受信される応答信号R1に基づいた表示部13の表示動作(音量レベル「60」を表示し続ける動作)の影響を受けない状態で、ユーザ操作に伴い受信される応答信号R2に基づいたDMR30の変更後の状態(音量レベルが「59」に変更されたこと)を明確かつ適切に表示させることができる。すなわち、応答信号R1に対応するDMC210の表示部13の定期的な表示動作と、応答信号R2に対応するDMC210の表示部13の一過性の表示動作とが混在しないので、ユーザは、応答信号R1に対応する表示部13の表示動作と混同することなく、音量レベルが「60」から「59」に変更されたことに直ちに反応した「59」という表示動作を正確に認識することが可能となる。
次に、図2、図5および図6を参照して、第2実施形態によるDMC210を用いてDMR30の機器操作を行う際のDMC210の制御部15の処理フローについて説明する。
図6に示すように、まず、ステップS21では、制御部15(図2参照)により、ユーザによるDMC210(図2参照)の操作指示が入力部11(図2参照)から入力されたか否かが判断されるとともに、ユーザによるDMC210の操作指示が入力部11から入力されたと判断されるまでこの判断が繰り返される。このステップS21の判断については、図5のタイムシーケンスにおいては、時間t1以降の所定のタイミングで繰り返し行われる。
ここで、図5に示すように、時間t6のタイミングで、音量レベルを現在の「60」から「59」に1段階だけ下げるための命令信号P2(太い実線の矢印)がユーザの操作指示に基づいてDMC210からDMR30に送信されたとする。この場合、ステップS21においては、ユーザによるDMC210の操作指示が入力部11から入力された(Yes判定)と判断される。
ここで、第2実施形態では、ステップS22において、入力部11により受け付けられた操作指示(音楽コンテンツの音量レベルを変更するための機器操作)に対応するコマンド(命令信号P2)が、時間t6(図6参照)のタイミングでDMR30に対して送信(発行)される。すなわち、それまで実行中の「定期通信制御モード」が停止されることなく、ユーザの機器操作に基づいて突発的(単発的)な命令信号P2と応答信号R2との送受信動作が並行して行われる。
そして、ステップS23では、「定期通信制御モード」によってDMR30から受信された応答信号R1に基づき特定されるDMR30の状態(音量レベルが「60」であること)を意図的にDMC210の表示部13に表示しない制御が行われる。すなわち、図5においては、時間t7および時間t8の各々のタイミングでDMR30から定期的に受信される応答信号R1に対応するDMR30の状態表示が行われない。
そして、ステップS24では、制御部15(図2参照)により、DMR30(図5参照)からの応答信号R2が受信されたか否かが判断される。ステップS24において、DMR30からの応答信号R2がまだ受信されていないと判断された場合には、ステップS23に戻り、以降同様の処理が繰り返される。
また、ステップS24において、応答信号R2が受信されたと判断された場合、ステップS25において、直ちに、応答信号R2に基づいて変更後のDMR30の音量レベルが「59」であるという状態を表示部13に表示させる制御が行われる。すなわち、図5においては、ステップS24の処理がYes判定の場合に時間t9のタイミングで命令信号P2に応答するDMR30からの応答信号R2が受信されて、ステップS25の処理とともに、応答信号R2に基づき音量レベルが「59」であることが表示部13に表示される。
その後、ステップS26では、「定期通信制御モード」に基づく状態表示が再開(復帰)される。したがって、時間t10のタイミングで送信された状態取得要求信号P1に応答する応答信号R1に基づいて音量レベル「59」が時間t12のタイミングで表示部13に表示されるとともに、以降この通信制御(「定期通信制御モード」)が繰り返される。このようにして、DMC210における本制御は終了される。
なお、第2実施形態によるDMC210のその他の構成については、上記第1実施形態によるDMC10の構成と同様である。
第2実施形態では、上記のように、ユーザ操作に基づく命令信号P2および応答信号R2の送受信動作の間も、DMC210とDMR30との間の定期的な送受信動作である「定期通信制御モード」が停止されないように構成することによって、「定期通信制御モード」から第1実施形態のような「ユーザ操作モード」への切り換え制御、および、「ユーザ操作モード」から「定期通信制御モード」への切り換え制御をユーザの機器操作のたびに行う必要がないので、その分、制御部15の処理負荷を軽減させることができる。なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態の効果と同様である。
(第3実施形態)
次に、図2および図7を参照して、第3実施形態について説明する。第3実施形態では、上記第1および第2実施形態と異なり、DMC310の通信部12により定期的に受信される応答信号R1の受信間隔を調整することにより、応答信号R1に基づいてDMR30の状態が表示部13に表示される動作に阻害されない状態で応答信号R2に基づいて変更後のDMR30の状態を表示部13に表示させる制御を行う。なお、図中において、上記第1実施形態と同様の構成には、第1実施形態と同じ符号を付して図示している。なお、DMC310は、本発明の「情報端末装置」および「デジタルメディアコントローラ」の一例である。
本発明の第3実施形態によるDMC310を用いたホームネットワーク100では、図7に示すように、上記第1実施形態の場合と同様に、所定の時間間隔(たとえば、時間t4−時間t1)で状態取得要求信号P1(実線の矢印)がDMC310の通信部12(図2参照)からDMR30に送信されるとともに、応答信号R1(1点鎖線の矢印)が通信部12により受信される1往復分の通信が、定期的に繰り返されるように構成されている。なお、状態取得要求信号P1と応答信号R1との送受信に伴う1往復分の通信は、時間t1、時間t4および時間t7の各タイミングで行われる。したがって、各々の通信制御間における応答信号R1の受信間隔Δt31は、Δt31=時間t6−時間t2であり、Δt31=時間t8−時間t6である。なお、受信間隔Δt31は、本発明の「第2時間」の一例である。
一方、時間t1のタイミングで実行される状態取得要求信号P1と応答信号R1との送受信に伴う1往復分の通信に要する応答時間Δt32は、Δt32=時間t2−時間t1である。また、時間t4のタイミングで実行される状態取得要求信号P1と応答信号R1との送受信に伴う1往復分の通信に要する応答時間Δt32は、Δt32=時間t6−時間t4である。同様に、時間t7のタイミングで実行される状態取得要求信号P1と応答信号R1との送受信に伴う1往復分の通信に要する応答時間Δt32は、Δt32=時間t8−時間t7である。さらには、時間t3のタイミングで実行される命令信号P2と応答信号R2との送受信に伴う1往復分の通信に要する応答時間Δt33は、Δt33=時間t5−時間t3である。ここで、応答時間Δt32と応答時間Δt33とは、略等しい。なお、応答時間Δt32および応答時間Δt33は、本発明の「第1時間」の一例である。
ここで、第3実施形態では、通信部12により定期的に受信される応答信号R1の受信間隔Δt31は、状態取得要求信号P1がDMR30に送信されてから応答信号R1が通信部12により受信されるまでの応答時間Δt32、および、ユーザにより操作指示に基づく命令信号P2がDMR30に送信されてから応答信号R2が通信部12により受信されるまでの応答時間Δt33よりも十分に長くなる(Δt31>>Δt32、Δt31>>Δt33)ように設定されている。そして、ユーザによる命令信号P2がDMR30に送信されてから応答信号R2が通信部12により受信されるまでの応答時間Δt33が応答時間Δt31の中に完全に収まるように受信間隔Δt31が確保されることにより、応答信号R1に基づいてDMR30の状態が表示部13に表示される動作に阻害されない状態で応答信号R2に基づいて変更後のDMR30の状態を表示部13に表示させる制御を行うように構成されている。なお、ここに説明した制御は、本発明の「第2制御」の一例である。
言い換えると、第3実施形態では、図7に示すように、応答信号R1の受信間隔Δt31と比較してユーザ操作に基づく応答信号R2の受信に要する応答時間Δt33がこの受信間隔Δt31中に収まるように十分に短いので、ユーザ操作とともにDMR30の状態が変更されてその変更結果を含む応答信号R2を受信する必要が生じても、受信間隔Δt31中の応答信号R1が受信されない時間帯(時間t2を過ぎてから時間t6に至るまでの間の時間帯)を有効に利用して、DMR30からの応答信号R2を受信して応答信号R2に基づいた変更結果(音量レベルが「59」に変更されたこと)を確実にDMC310の表示部13に表示させることが可能となるように構成されている。これにより、ユーザによるDMC310の操作指示に基づいて変更されたDMR30の状態(音量レベルが「59」に変更されたこと)をDMC310の表示部13に表示する際に、定期的な通信による応答信号R1に基づいてDMR30の状態がDMC310の表示部13に表示される動作(変更前に音量レベルが「60」であることを表示する動作)に阻害されない状態で、応答信号R2に基づいて変更後のDMR30の状態をDMC310の表示部13に表示させる制御が制御部15により行われる。
なお、受信間隔Δt31を応答時間Δt33よりもどれだけ長く確保するかについては、DMC310とDMR30との間のDLNAガイドラインに準拠した通信制御仕様に基づいて適宜決定される。この場合、DLNAガイドラインに準拠した通信制御仕様においては、受信間隔Δt31を応答時間Δt33に対して極力長く設定するのが好ましい。これにより、1つ前の応答信号R1が受信されてから次の応答信号R1が受信されるまでの受信間隔Δt31で示される時間帯に、DMR30からの応答信号R2を受信して応答信号R2に基づいた変更結果をDMC310の表示部13に表示させる確率を可能な限り高めることが可能となる。
また、第3実施形態におけるDMC310を用いてDMR30の機器操作を行う際の制御部15の処理フローについては、まず、Δt31時間(図7参照)の時間間隔(受信間隔)で状態取得要求信号P1がDMC310(図7参照)の通信部12(図2参照)からDMR30(図7参照)に送信されるとともに応答信号R1が通信部12により受信される通信制御が定期的に繰り返される。この状態が継続されている最中に、ユーザの操作指示に基づいて音量レベルを変更するための命令信号P2がDMC310からDMR30に送信されるとともに応答信号R2が通信部12により受信される通信制御(応答時間Δt33)が単発的に行われる。ただし、受信間隔Δt31が応答時間Δt33よりも十分に長いので、応答信号R2の受信は、受信間隔Δt31中の応答信号R1が受信されない時間帯(図7における時間t2を過ぎてから時間t6に至るまでの間の時間帯)に行われる。
なお、第3実施形態によるDMC310のその他の構成については、上記第1実施形態によるDMC10の構成と同様である。
第3実施形態では、上記のように、通信部12により定期的に受信される応答信号R1の受信間隔Δt31は、状態取得要求信号P1がDMR30に送信されてから応答信号R1が通信部12により受信されるまでの応答時間Δt32、および、ユーザにより操作指示に基づく命令信号P2がDMR30に送信されてから応答信号R2が通信部12により受信されるまでの応答時間Δt33よりも十分に長い受信間隔であり、ユーザによる命令信号P2がDMR30に送信されてから応答信号R2が通信部12により受信されるまでの応答時間Δt33が受信間隔Δt31の中に収まるように受信間隔が確保されることにより、応答信号R1に基づいてDMR30の状態が表示部13に表示される動作に阻害されない状態で応答信号R2に基づいて変更後のDMR30の状態を表示部13に表示させる制御が行われるように構成されている。これにより、受信間隔Δt31として設定された応答信号R1の受信間隔と比較してユーザ操作に基づく応答信号R2の受信に要する応答時間Δt33が受信間隔Δt31中に収まるように十分に短いので、ユーザ操作とともにDMR30の状態が変更されてその変更内容(変更結果)を含む応答信号R2を受信する必要が生じても、受信間隔Δt31中の応答信号R1が受信されない時間帯(時間t2を過ぎてから時間t6に至るまでの間の時間帯)を利用して、応答信号R2を受信して応答信号R2に基づいた変更内容(変更結果)を表示部13に確実にDMC310の表示部13に表示させることができる。なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態の効果と同様である。
(第3実施形態の変形例)
次に、図8を参照して、第3実施形態の変形例について説明する。第3実施形態の変形例では、ホームネットワーク100におけるDMC315とDMR30との間で命令信号P2または応答信号R2の送受信に要する通信時間、および、DMR30側での命令信号P2または応答信号R2の処理に要する処理時間を応答時間Δt33に含めた状態で、上記第3実施形態と略同様の制御が行われる例について説明する。なお、図中において、上記第1実施形態と同様の構成には、第1実施形態と同じ符号を付して図示している。なお、DMC315は、本発明の「情報端末装置」および「デジタルメディアコントローラ」の一例である。また、ホームネットワーク100は、本発明の「通信ネットワーク」の一例である。
本発明の第3実施形態の変形例によるDMC315を用いたホームネットワーク100では、図8に示すように、定期的に受信される応答信号R1の受信間隔Δt31は、状態取得要求信号P1がDMR30に送信されてから応答信号R1がDMC315に受信されるまでの応答時間Δt32、および、ユーザ操作に伴う命令信号P2がDMR30に送信されてから応答信号R2がDMC315に受信されるまでの応答時間Δt33よりも十分に長い。この点は、上記第3実施形態と同じである。
ここで、第3実施形態の変形例では、ホームネットワーク100におけるDMC315とDMR30との間で命令信号P2または応答信号R2の送受信に要する通信時間、および、DMR30側での命令信号P2または応答信号R2の処理に要する処理時間を、応答時間Δt33に含めた状態で、上記した制御が行われるように構成されている。すなわち、図8に示すように、時間t3のタイミングで命令信号P2が送信されて時間t5のタイミングで応答信号R2が受信される1往復分の通信に要する応答時間Δt33の中に、通信状態の混み具合やDMR30内でのレンダリング処理に要する時間Δt35を含めた状態でΔt31>>Δt33となるように通信部12により定期的に受信される応答信号R1の受信間隔Δt31が設定されている。このように、受信間隔Δt31を、ホームネットワーク100が構築された環境下でのDMR30の処理能力を考慮に入れた応答時間Δt33よりも長く設定しているので、このような応答時間Δt33であっても受信間隔Δt31中に確実に収めることが可能とされている。
なお、第3実施形態の変形例によるDMC315のその他の構成については、上記第3実施形態によるDMC310の構成と同様である。
第3実施形態の変形例では、上記のように、DMC315とDMR30とによってホームネットワーク100が構築されるように構成されており、受信間隔Δt31は、ホームネットワーク100におけるDMC315とDMR30との間で命令信号P2または応答信号R2の送受信に要する通信時間、および、DMR30側での命令信号P2または応答信号R2の処理に要する処理時間を含む応答時間Δt33よりも十分に長く設定されている。これにより、受信間隔Δt31を、ホームネットワーク100が構築された環境下でのDMR30の処理能力を考慮に入れた応答時間Δt33よりも長く設定しているので、このような応答時間Δt33であっても受信間隔Δt31中に確実に収めることができる。したがって、DMR30の処理能力に起因して応答信号R2を受信するタイミングに少々の遅延が発生したとしても、応答信号R1に基づいてDMR30の状態が表示部13に表示される動作に阻害されない状態で、受信された応答信号R2に基づいた変更内容(変更結果)を表示部13に確実にDMC315の表示部13に表示させることができる。なお、第3実施形態の変形例のその他の効果は、上記第3実施形態の効果と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜第3実施形態およびその変形例では、定期的に受信される応答信号R1に基づいてDMR30の状態を表示部13に表示させることよりも、命令信号P2に応答するDMR30からの応答信号R2を受信するとともに応答信号R2に基づいて変更後のDMR30の状態を表示部に表示させる動作を優先する制御(第1制御)か、または、通信部により定期的に受信される応答信号R1の受信間隔を調整する制御(第2制御)を行うことにより、応答信号R1に基づいてDMR30の状態が表示部13に表示される動作に阻害されない状態で応答信号R2に基づいて変更後のDMR30の状態を表示部13に表示させる制御を行うように構成した例について示したが、本発明はこれに限られない。すなわち、上記した応答信号R2に基づく表示動作を優先する制御(第1制御)および受信間隔を調整する制御(第2制御)の両方を組み合わせてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態およびその変形例では、1台のDMC(デジタルメディアコントローラ)に対して1台のDMS20およびDMR30のみを図示してホームネットワーク100の最小単位として構成した例について示したが、本発明はこれに限られない。すなわち、アクセスポイント90には複数台のDMS20およびDMR30がそれぞれ接続されていてもよい。そして、この状態で、1台のDMC(デジタルメディアコントローラ)と複数台のDMR30との間に、本発明の制御が適用されるように構成されていてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態およびその変形例では、本発明の「情報端末装置」の一例としてのDMC10には携帯情報端末(スマートフォン)を適用し、本発明の「操作対象機器」の一例としてのDMR30にはデジタルテレビジョン装置を適用した例について示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、本発明の「情報端末装置」には、携帯情報端末(スマートフォン)以外の情報端末装置(電子機器)が適用されてもよい。また、本発明の「操作対象機器」には、デジタルテレビジョン装置以外の電子機器が適用されてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態およびその変形例では、DLNAにより機器認証を受けたDLNA認定TM機器としてのDMC10、DMS20およびDMR30を用いてホームネットワーク100を構成した例について示したが、本発明はこれに限られない。すなわち、DLNA認定TM機器以外の通信規格(ガイドライン)に準拠した通信機能を備えた「情報端末装置」と「操作対象機器」とによって通信ネットワークが構築された場合に、この通信ネットワークにおける「情報端末装置」と「操作対象機器」との通信制御に対して、本発明を適用してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、説明の便宜上、DMC(デジタルメディアコントローラ)を用いてDMR(デジタルメディアレンダラ)を操作する際の制御部15の制御処理を、処理フローに沿って順番に処理を行うフロー駆動型のフローチャートを用いて説明したが、本発明はこれに限られない。本発明では、制御部15の制御処理を、イベント単位で処理を実行するイベント駆動型(イベントドリブン型)の処理により行ってもよい。この場合、完全なイベント駆動型で行ってもよいし、イベント駆動およびフロー駆動を組み合わせて行ってもよい。
10、210、310、315 DMC(情報端末装置、デジタルメディアコントローラ)
11 入力部
12 通信部
13 表示部
15 制御部
20 DMS
30 DMR(操作対象機器、デジタルメディアレンダラ)
100 ホームネットワーク
P1 状態取得要求信号
P2 命令信号
R1 応答信号
R2 応答信号

Claims (9)

  1. 操作対象機器の状態を取得するための状態取得要求信号を定期的に送信するとともに、前記状態取得要求信号に応答する前記操作対象機器からの第1応答信号を定期的に受信し、かつ、ユーザの操作指示に基づく命令信号を前記操作対象機器に送信するとともに、前記命令信号に応答する前記操作対象機器からの第2応答信号を受信する通信部と、
    前記通信部により受信された前記第1応答信号および前記第2応答信号の各々に基づいた前記操作対象機器の状態を表示する表示部と、
    ユーザによる前記操作指示に基づいて変更された前記操作対象機器の状態を前記表示部に表示する際に、前記第1応答信号に基づいて前記操作対象機器の状態が前記表示部に表示される動作に阻害されない状態で、前記第2応答信号に基づいて変更後の前記操作対象機器の状態を前記表示部に表示させる制御を行う制御部とを備える、情報端末装置。
  2. 前記制御部は、定期的に受信される前記第1応答信号に基づいて前記操作対象機器の状態を前記表示部に表示させることよりも、前記命令信号に応答する前記操作対象機器からの前記第2応答信号を受信するとともに前記第2応答信号に基づいて変更後の前記操作対象機器の状態を前記表示部に表示させることを優先する第1制御を行うことにより、前記第1応答信号に基づいて前記操作対象機器の状態が前記表示部に表示される動作に阻害されない状態で前記第2応答信号に基づいて変更後の前記操作対象機器の状態を前記表示部に表示させる制御を行うように構成されている、請求項1に記載の情報端末装置。
  3. 前記制御部は、定期的に受信される前記第1応答信号に基づいて前記操作対象機器の状態を前記表示部に表示させることよりも、前記通信部により定期的に受信される前記第1応答信号の受信間隔を調整する第2制御を行うことにより、前記第1応答信号に基づいて前記操作対象機器の状態が前記表示部に表示される動作に阻害されない状態で前記第2応答信号に基づいて変更後の前記操作対象機器の状態を前記表示部に表示させる制御を行うように構成されている、請求項1に記載の情報端末装置。
  4. 前記第1制御は、前記命令信号が前記操作対象機器に送信されてから前記第2応答信号が前記通信部により受信されるまでの間、定期的に受信される前記第1応答信号に基づく前記操作対象機器の状態を前記表示部に表示させないことにより、前記第1応答信号に基づいて前記操作対象機器の状態が前記表示部に表示される動作に阻害されない状態で前記第2応答信号に基づいて変更後の前記操作対象機器の状態を前記表示部に表示させる制御を含む、請求項2に記載の情報端末装置。
  5. 前記第1制御は、前記命令信号が前記操作対象機器に送信されてから前記第2応答信号が前記通信部により受信されるまでの間、前記状態取得要求信号を前記操作対象機器に送信する制御を停止することにより、定期的に受信される前記第1応答信号に基づく前記操作対象機器の状態を前記表示部に表示させない制御を含む、請求項4に記載の情報端末装置。
  6. 前記通信部により定期的に受信される前記第1応答信号の受信間隔は、前記状態取得要求信号が前記操作対象機器に送信されてから前記第1応答信号が前記通信部により受信されるまでの応答時間、および、ユーザにより前記操作指示に基づく前記命令信号が前記操作対象機器に送信されてから前記第2応答信号が前記通信部により受信されるまでの応答時間としての第1時間よりも長い第2時間の受信間隔であり、
    前記第2制御は、ユーザによる前記命令信号が前記操作対象機器に送信されてから前記第2応答信号が前記通信部により受信されるまでの前記第1時間が前記第2時間の中に収まるように前記受信間隔が確保されることにより、前記第1応答信号に基づいて前記操作対象機器の状態が前記表示部に表示される動作に阻害されない状態で前記第2応答信号に基づいて変更後の前記操作対象機器の状態を前記表示部に表示させる制御を含む、請求項3に記載の情報端末装置。
  7. 前記情報端末装置と前記操作対象機器とによって通信ネットワークが構築されるように構成されており、
    前記受信間隔としての前記第2時間は、前記通信ネットワークにおける前記情報端末装置と前記操作対象機器との間で前記命令信号または前記第2応答信号の送受信に要する通信時間、および、前記操作対象機器側での前記命令信号または前記第2応答信号の処理に要する処理時間を含む前記第1時間よりも長く設定されている、請求項6に記載の情報端末装置。
  8. 前記制御部は、ユーザによる前記操作指示に基づいて変更された前記操作対象機器の音声の音量および音質、および、映像の輝度の少なくともいずれかの状態を前記表示部に表示させる際に、前記第1応答信号に基づいて前記操作対象機器の音声の音量および音質、および、映像の輝度の少なくともいずれかの状態が前記表示部に表示される動作に阻害されない状態で、前記第2応答信号に基づいて変更後の前記操作対象機器の音声の音量および音質、および、映像の輝度の少なくともいずれかを前記表示部に表示させる制御を行うように構成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報端末装置。
  9. 前記情報端末装置および前記操作対象機器は、各々がDLNAにより機器認証を受けるとともに、ホームネットワークを介して相互通信を行うことにより互いに認識可能なデジタルメディアコントローラおよびデジタルメディアレンダラであり、
    前記制御部は、ユーザによる前記デジタルメディアコントローラの操作指示に基づいて変更された前記デジタルメディアレンダラの状態を前記表示部に表示させる際に、前記第1応答信号に基づいて前記デジタルメディアレンダラの状態が前記デジタルメディアコントローラの前記表示部に表示される動作に阻害されない状態で、前記第2応答信号に基づいて変更後の前記デジタルメディアレンダラの状態を前記表示部に表示させる制御を行うように構成されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報端末装置。
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