JP6335738B2 - ソース端末、表示制御システム、表示制御方法、表示制御プログラム - Google Patents

ソース端末、表示制御システム、表示制御方法、表示制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ソース端末、表示制御システム、表示制御方法、表示制御プログラムに関する。
従来、表示装置に表示されている表示画面を他の装置に表示させることにより画面共有を行う技術が提案されている。例えば、特許文献1には、表示装置の表示部に表示される表示画面をキャプチャしてキャプチャ画像を取得し、当該キャプチャ画像を他の装置に転送することにより、表示装置と他の装置との間で画面共有をする技術が開示されている。このような技術を用いることで、タブレット等の小型の端末において表示されているコンテンツの表示画面を、大画面の表示装置に表示させることが可能になる。
特開2012−133586号公報
端末に表示されるコンテンツの中には、インターネット等のネットワークを介してサーバから取得した動画コンテンツや画像コンテンツが含まれている。これらのコンテンツの中には、著作権で保護されている保護コンテンツが含まれており、この保護コンテンツは、複数の端末において画面共有することが許可されていないという問題がある。
また、上述の技術では、表示装置は、自身の表示部に表示される画面画像を逐次キャプチャする必要がある。しかしながら、表示装置の性能や、表示装置における負荷状況によっては、画面画像をキャプチャする処理が間に合わず、結果として良好に画面共有することができないという問題がある。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、他の端末に対して表示画面を良好に表示させることができるソース端末、表示制御システム、表示制御方法、表示制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係るソース端末は、表示画面をシンク端末に表示させるソース端末であって、コンテンツを含む表示画面を表示部に表示させる第1表示制御部と、前記表示画面に対応する画面データを前記シンク端末に送信するミラーリング部と、前記コンテンツを前記ソース端末以外から取得して前記シンク端末に表示させる指示情報を前記シンク端末に送信するキャスティング部と、前記ミラーリング部に前記画面データを送信させるか、前記キャスティング部に前記指示情報を送信させるかを制御する送信制御部とを備える。
前記送信制御部は、前記コンテンツの属性に基づいて、前記ミラーリング部に前記画面データを送信させるか、前記キャスティング部に前記指示情報を送信させるかを制御してもよい。
前記送信制御部は、前記コンテンツがDRM(Digital Rights Management)によって保護されている場合に、前記キャスティング部に前記指示情報を送信させ、前記ミラーリング部は、前記コンテンツを含む前記表示画面の少なくとも一部を非表示にした表示画面に対応する画面データを前記シンク端末に送信してもよい。
前記送信制御部は、前記コンテンツが、操作性が所定の基準を満たしているコンテンツである場合に前記キャスティング部に前記指示情報を送信させ、前記所定の基準を満たしていないコンテンツである場合に前記ミラーリング部に前記画面データを送信させてもよい。
前記送信制御部は、前記ソース端末の負荷状況に基づいて、前記ミラーリング部に前記画面データを送信させるか、前記キャスティング部に前記指示情報を送信させるかを切り替えてもよい。
前記送信制御部は、前記ソース端末と前記シンク端末との通信に使用するネットワークを流れるトラヒック量に基づいて、前記ミラーリング部に前記画面データを送信させるか、前記キャスティング部に前記指示情報を送信させるかを切り替えてもよい。
前記シンク端末は複数存在し、前記送信制御部は、前記画面データ又は前記指示情報を送信する対象の前記シンク端末の台数に基づいて、前記ミラーリング部に前記画面データを送信させるか、前記キャスティング部に前記指示情報を送信させるかを切り替えてもよい。
前記送信制御部は、前記ミラーリング部に前記画面データを送信させる場合において、前記シンク端末の台数が所定台数以下のときには、ユニキャストによって前記画面データを送信させ、前記シンク端末の台数が前記所定台数よりも多いときには、マルチキャストによって前記画面データを送信させてもよい。
本発明の第2の態様に係る表示制御システムは、ソース端末の表示画面をシンク端末で表示する表示制御システムであって、前記ソース端末は、コンテンツを含む表示画面を表示部に表示させる第1表示制御部と、前記表示画面に対応する画面データを前記シンク端末に送信するミラーリング部と、前記コンテンツを前記ソース端末以外から取得して前記シンク端末に表示させる指示情報を前記シンク端末に送信するキャスティング部と、前記ミラーリング部に前記画面データを送信させるか、前記キャスティング部に前記指示情報を送信させるかを制御する送信制御部とを有し、前記シンク端末は、前記ソース端末から前記画面データを受信すると、当該画面データを表示部に表示させ、前記指示情報を受信すると、当該指示情報に基づいて前記コンテンツを取得して当該表示部に表示させる第2表示制御部を有する。
前記第2表示制御部は、前記指示情報を受信すると、前記コンテンツに対応するアプリケーションを実行し、当該アプリケーションを介して前記コンテンツを取得して前記表示部に表示させ、前記送信制御部は、前記シンク端末において前記コンテンツに対応するアプリケーションが実行可能である場合には、前記キャスティング部に前記指示情報を送信させ、前記シンク端末において前記コンテンツに対応するアプリケーションが実行不可能である場合には、前記ミラーリング部に前記画面データを送信させてもよい。
前記第2表示制御部は、前記指示情報を受信すると、前記シンク端末に対応する品質の前記コンテンツを取得して前記シンク端末の表示部に表示させてもよい。
本発明の第3の態様に係る表示制御方法は、ソース端末が、コンテンツを含み、表示部に表示されている表示画面をシンク端末に表示させる表示制御方法であって、前記表示画面に対応する画面データを前記シンク端末に送信する第1ステップと、前記コンテンツを前記ソース端末以外から取得して前記シンク端末に表示させる指示情報を前記シンク端末に送信する第2ステップと、前記第1ステップによって前記画面データを送信するか、前記第2ステップによって前記指示情報を送信するかを制御する第3ステップとを備える。
本発明の第4の態様に係る表示制御プログラムは、表示画面をシンク端末に表示させる表示制御プログラムであって、コンピュータを、コンテンツを含む前記表示画面を表示部に表示させる第1表示制御部、前記表示画面に対応する画面データを前記シンク端末に送信するミラーリング部、前記コンテンツを前記ソース端末以外から取得して前記シンク端末に表示させる指示情報を前記シンク端末に送信するキャスティング部、及び前記ミラーリング部に前記画面データを送信させるか、前記キャスティング部に前記指示情報を送信させるかを制御する送信制御部、として機能させる。
本発明によれば、他の端末に対して表示画面を良好に表示させることができるという効果を奏する。
第1の実施形態に係る表示制御システムの周辺環境を示す図である。 第1の実施形態に係るソース端末の機能構成図である。 第1の実施形態に係るシンク端末の機能構成図である。 第1の実施形態に係るソース端末における処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るシンク端末における処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る表示制御システムの周辺環境を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
[表示制御システムSの概要]
図1は、第1の実施形態に係る表示制御システムSの周辺環境を示す図である。表示制御システムSは、ソース端末1と、シンク端末2とを備えており、ソース端末1の表示画面をシンク端末2で表示するシステムである。
ソース端末1と、シンク端末2とは、同一のローカルネットワーク上に存在しており、それぞれルータ3に接続されている。ルータ3は、インターネット等のネットワークNに接続されており、同じくネットワークNに接続されている、コンテンツを提供するコンテンツサーバ4等の外部装置と通信可能である。
ソース端末1は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末であり、ルータ3を介してコンテンツサーバ4からコンテンツを受信し、当該コンテンツを含む表示画面をソース端末1の表示部に表示させる。ここで、コンテンツは、例えば、動画コンテンツ、画像コンテンツ、テキストコンテンツ、ゲームコンテンツ等である。
シンク端末2は、例えばテレビ受信機であり、放送波を受信して放送コンテンツをシンク端末2の表示部に表示する。また、シンク端末2は、ソース端末1と同様にルータ3を介してコンテンツサーバ4からコンテンツを受信し、当該コンテンツを含む表示画面をシンク端末2の表示部に表示させる。なお、シンク端末2は、ルータ3を介してコンテンツサーバ4からコンテンツを受信して表示できるものであればよい。また、シンク端末2は、ルータ3を介してコンテンツサーバ4からコンテンツを受信する機能、及びソース端末1から画像データを受信する機能を備えていればよく、表示部を備えていなくてもよい。例えば、シンク端末2は、テレビ受信機に接続される、ケーブルテレビのセットトップボックスであってもよい。
ソース端末1とシンク端末2とは、互いに表示画面を共有可能に設定されており、ソース端末1は、ユーザから所定の操作を受け付けたことに応じて、ソース端末1の表示画面をシンク端末2に表示させる。具体的には、ソース端末1は、ミラーリング又はキャスティングによってソース端末1の表示画面をシンク端末2に表示させる。
ミラーリングは、ソース端末1に表示されている表示画面をキャプチャすることによって表示画面に対応する画面データを生成し、図1の(1)に示すように当該画面データをシンク端末2に送信することにより、当該表示画面をシンク端末2に表示させる方法である。
キャスティングは、図1の(2−1)から(2−3)に示すように、ソース端末1が、コンテンツをソース端末1以外から取得してシンク端末2に表示させる指示情報をシンク端末2に送信し、シンク端末2が、当該指示情報を受信したことに応じてコンテンツのリクエストをソース端末1以外に送信し、コンテンツを受信して表示させる方法である。本実施形態では、シンク端末2が、コンテンツをコンテンツサーバ4から取得する例について説明するが、これに限らず、シンク端末2が、自身が記憶しているコンテンツを取得して表示するものであってもよい。
ここで、コンテンツサーバ4から取得するコンテンツの中には、著作権で保護されている保護コンテンツが含まれており、この保護コンテンツの中には、複数の端末において画面共有することが許可されていないものがある。また、コンテンツサーバ4から取得するコンテンツの中には動画コンテンツが含まれており、ソース端末1の性能や、ソース端末1の負荷状況によっては、表示画面をキャプチャする処理が間に合わず、シンク端末2で良好に表示画面を表示することができないという問題がある。
そこで、ソース端末1は、自身の負荷状況や、表示画面に含まれているコンテンツの属性に基づいて、ミラーリングを用いて当該表示画面をシンク端末2に表示させるか、キャスティングを用いて当該表示画面をシンク端末2に表示させるかを制御する。これにより、表示制御システムSでは、シンク端末2に対してソース端末1の表示画面を良好に表示させることができる。以下、表示制御システムSを構成するソース端末1及びシンク端末2の機能構成について説明する。
[ソース端末1の構成例]
まず、ソース端末1の機能構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係るソース端末1の機能構成図である。
ソース端末1は、表示部11と、入力部12と、通信部13と、記憶部14と、制御部15とを備える。
表示部11は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成される。表示部11は、例えば、制御部15の制御に応じてコンテンツサーバ4から取得したコンテンツを表示する。
入力部12は、例えば、ボタンや、表示部11上に配置される接触センサ等により構成されており、ソース端末1のユーザから操作入力を受け付ける。なお、入力部12は、ソース端末1に接続されるキーボード等の外部機器であってもよい。
通信部13は、例えば、無線によってシンク端末2やルータ3等の外部装置と通信を行う。具体的には、通信部13は、制御部15から出力された信号を変調してRF(Radio Frequency)信号を生成し、アンテナ(不図示)を介して当該RF信号を無線送信する。通信部13は、アンテナを介して受信したRF信号を復調し、復調により得られた信号を制御部15に出力する。なお、通信部13は、ソース端末1がLANケーブル等の有線によってルータ3と接続されている場合には、有線による通信を行ってもよい。
記憶部14は、例えば、ROM及びRAM等により構成される。記憶部14は、ソース端末1を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部14は、ソース端末1の制御部15を、後述するミラーリング部152、キャスティング部153及び送信制御部154として機能させる表示制御プログラムを記憶する。
制御部15は、例えば、CPUにより構成される。制御部15は、記憶部14に記憶されている各種プログラムを実行することにより、ソース端末1に係る機能を制御する。制御部15は、第1表示制御部151と、ミラーリング部152と、キャスティング部153と、送信制御部154とを備える。
第1表示制御部151は、コンテンツを含む表示画面を表示部11に表示させる。例えば、第1表示制御部151は、入力部12を介してユーザからコンテンツを閲覧する操作を受け付けたことに応じて、コンテンツサーバ4からコンテンツを取得し、取得したコンテンツを含む表示画面を表示部11に表示させる。
ミラーリング部152は、表示部11に表示されているコンテンツを含む表示画面に対応する画面データをシンク端末2に送信する。ミラーリング部152は、表示部11に表示されているコンテンツを含む表示画面を所定のフレームレートでキャプチャして画面データを生成する。また、ミラーリング部152は、例えば、無線通信技術であるWi−Fi Direct(登録商標)を用いて、互いに無線通信を行うグループを形成する。ここでは、グループには、ソース端末1とシンク端末2とが含まれる。ミラーリング部152は、生成した画面データをグループ内の他の端末、すなわち、シンク端末2に送信する。
キャスティング部153は、コンテンツをソース端末1以外から取得してシンク端末2に表示させる指示情報をシンク端末2に送信する。具体的には、キャスティング部153は、コンテンツを含む表示画面の少なくとも一部を非表示にするとともに、指示情報をシンク端末2に送信する。ここでは、キャスティング部153は、少なくとも、表示画面に含まれているコンテンツを非表示にする。また、指示情報には、表示部11に表示されているコンテンツのアドレスが含まれているものとする。ここで、シンク端末2は、キャスティングによって、複数のコンテンツサーバ4からコンテンツを同時に取得してもよい。この場合には、指示情報には、複数のコンテンツのアドレスが含まれていてもよい。
シンク端末2は、指示情報を受信すると、当該指示情報が表示を指示するコンテンツに対応するアプリケーションを実行する。そして、シンク端末2は、当該アプリケーションによってコンテンツを取得して、取得したコンテンツをシンク端末2の表示部に表示させる。ここで、アプリケーションは、例えば、ブラウザアプリケーション、VOD(Video On Demand)サービスの専用アプリケーション、動画投稿サイトの専用アプリケーション等が含まれる。
送信制御部154は、コンテンツを含む表示画面が表示部11に表示されている場合に、入力部12において当該表示画面をシンク端末2に表示させる操作が行われると、ミラーリング部152に画面データを送信させるか、キャスティング部153に指示情報を送信させるかを制御する。具体的には、送信制御部154は、表示画面に含まれているコンテンツの属性に基づいて、ミラーリング部152に画面データを送信させるか、キャスティング部153に指示情報を送信させるかを制御する。
より具体的には、送信制御部154は、コンテンツがDRMによって保護されている場合に、キャスティング部153に指示情報を送信させる。例えば、コンテンツが、複製が許可されていない等の理由で複数の端末で同時に表示することが許可されていない場合、ミラーリングによる表示画面の共有では、ソース端末1とシンク端末2とでコンテンツが同時に表示され、コンテンツの保護に係る設定に違反してしまう。
このため、送信制御部154は、コンテンツに含まれている属性情報としてのDRM情報に基づいて、当該コンテンツが同時に複数の端末での表示が許可されているか否かを判定する。そして、送信制御部154は、当該コンテンツが複数の端末での同時表示が許可されていないと判定した場合、キャスティング部153に指示情報を送信させることで、DRMによって保護されている部分をキャスティングさせ、それ以外の部分を示す画面データを、ミラーリング部152によって送信させる。つまり、ミラーリング部152は、コンテンツが複数の端末での同時表示が許可されている場合には、表示部11にコンテンツを含む表示画面を表示させた状態を維持しつつ表示部11に表示されているコンテンツを含む表示画面に対応する画面データをシンク端末2に送信し、コンテンツの保護により同時表示が許可されていない場合には、当該保護されているコンテンツを非表示にした表示画面に対応する画面データをシンク端末2に送信する。このようにすることで、表示制御システムSは、コンテンツを保護しつつ、ソース端末1に表示されていた表示画面と同様の表示画面をシンク端末2に表示させることができる。
送信制御部154は、コンテンツが、操作性が所定の基準を満たしているコンテンツである場合にキャスティング部153に指示情報を送信させ、当該所定の基準を満たしていないコンテンツである場合にミラーリング部152に画面データを送信させてもよい。ここで、所定の基準を満たすコンテンツとは、ユーザによるタッチ操作を必要不可欠とするコンテンツであり、例えば、ゲームコンテンツである。また、所定の基準を満たさないコンテンツとは、ユーザによるタッチ操作を必要不可欠としないコンテンツであり、動画コンテンツやテキストコンテンツである。例えば、コンテンツが表示部11をタッチして操作する形式のゲームコンテンツである場合、キャスティング部153によってシンク端末2のみにコンテンツを含む表示画面が表示され、ソース端末1に表示画面が表示されなくなると、ユーザにとって操作しにくいという問題がある。
そこで、コンテンツに対して属性情報として、操作性が所定の基準を満たしているコンテンツであるか否かを示す操作性情報を付加しておき、送信制御部154が当該操作性情報に基づいて、操作性が所定の基準を満たしているコンテンツであるか否かを判定してもよい。また、コンテンツに対して属性情報として、コンテンツの種別を示す種別情報を付加しておき、送信制御部154が当該種別情報に基づいて、操作性が所定の基準を満たしているコンテンツであるか否かを判定してもよい。なお、コンテンツに対する操作性情報の付加は、コンテンツの提供者や、コンテンツの利用者が行えるようにしてもよい。
また、送信制御部154は、シンク端末2においてコンテンツに対応するアプリケーションが実行可能である場合には、キャスティング部153に指示情報を送信させ、シンク端末2においてコンテンツに対応するアプリケーションが実行不可能である場合には、ミラーリング部152に画面データを送信させてもよい。
具体的には、ソース端末1は、入力部12においてコンテンツを含む表示画面をシンク端末2に表示させる操作が行われると、当該コンテンツに対応するアプリケーションを特定する。そして、送信制御部154は、シンク端末2に対して当該アプリケーションを実行可能か否かの問い合わせを行い、シンク端末2から当該アプリケーションを実行可能であるか否かを示す情報を受信する。送信制御部154は、受信した情報が、特定したアプリケーションを実行可能であることを示す場合、キャスティング部153に指示情報を送信させ、特定したアプリケーションを実行不能であることを示す場合、ミラーリング部152に画面データを送信させる。
なお、ソース端末1は、シンク端末2が実行可能なアプリケーションのリストを予めシンク端末2から取得し、記憶部14に記憶しておき、当該リストに基づいて、キャスティング部153に指示情報を送信させるか、ミラーリング部152に画面データを送信させるかを判定してもよい。具体的には、送信制御部154は、入力部12においてコンテンツを含む表示画面をシンク端末2に表示させる操作が行われると、当該コンテンツに対応するアプリケーションを特定する。そして、送信制御部154は、アプリケーションのリストを参照し、特定したアプリケーションが含まれているか否かを判定する。送信制御部154は、特定したアプリケーションがリストに含まれていると判定すると、キャスティング部153に指示情報を送信させ、特定したアプリケーションがリストに含まれていないと判定すると、ミラーリング部152に画面データを送信させる。
ここで、送信制御部154は、コンテンツが複数の端末で同時に表示することを許可しないコンテンツであるとともに、当該コンテンツに対応するアプリケーションがシンク端末2において実行不可能な場合には、ミラーリング及びキャスティングのいずれも行うことができない旨を示すエラー画面を表示部11に表示させるようにしてもよい。
また、送信制御部154は、ソース端末1の負荷状況に基づいて、ミラーリング部152に画面データを送信させるか、キャスティング部153に指示情報を送信させるかを切り替えてもよい。例えば、送信制御部154は、ソース端末1の所定時間におけるCPU使用率の平均値を測定し、当該平均値が所定値以上である場合、ソース端末1の負荷が高いと判定する。ソース端末1の負荷が高い場合には、ミラーリング部152による表示画面のキャプチャに遅れが生じる場合があり、シンク端末2に対してソース端末1の表示画面が良好に表示されない場合がある。このため、送信制御部154は、ソース端末1の負荷が高いと判定すると、キャスティング部153に指示情報を送信させる。このようにすることで、ソース端末1の負荷状況に対応して適切な方法でシンク端末2にコンテンツを含む表示画面を表示させることができる。
また、送信制御部154は、ソース端末1とシンク端末2との通信に使用するネットワークを流れるトラヒック量に基づいて、ミラーリング部152に画面データを送信させるか、キャスティング部153に指示情報を送信させるかを切り替える。例えば、シンク端末2が1台である場合において、キャスティングによってコンテンツをシンク端末2に表示させるときには、ソース端末1がコンテンツサーバ4からコンテンツを取得する代わりに、シンク端末2がコンテンツサーバ4からコンテンツを取得する。これに対してミラーリングによってコンテンツをシンク端末2に表示させるときには、ソース端末1がコンテンツサーバ4からコンテンツを取得するとともに、取得したコンテンツを含む画面データをシンク端末2に送信することから、キャスティングを行う場合に比べてローカルネットワークにおけるトラヒック量が増加する。
そこで、送信制御部154は、例えば、ルータ3から、当該ルータ3において測定された、ローカルネットワークの最新のトラヒック量を示すトラヒック情報を取得する。そして、送信制御部154は、取得したトラヒック情報に基づいて、ローカルネットワークのトラヒック量が所定量以上であるか否かを判定する。送信制御部154は、ローカルネットワークのトラヒック量が所定量以上であると判定した場合、ローカルネットワークにおけるトラヒック量が多く、ミラーリングによる画面共有において遅延等の問題が生じるおそれがあるものと判定し、キャスティング部153に指示情報を送信させる。また、送信制御部154は、ローカルネットワークのトラヒック量が所定量未満であると判定した場合、ミラーリング部152に画面データを送信させる。このようにすることで、ネットワークにおけるトラヒック量に対応して適切な方法でシンク端末2にコンテンツを含む表示画面を表示させることができる。
なお、送信制御部154は、ミラーリングによる画面共有、及びキャスティングによる画面共有のいずれも可能である場合には、シンク端末2にいずれも可能であることを通知し、ミラーリングによる画面共有を行うか、キャスティングによる画面共有を行うかについて選択を受け付けてもよい。このようにすることで、ソース端末1は、シンク端末2側の状況に対応してミラーリングを行うか、キャスティングを行うかを決定することができる。
ここで、ソース端末1とシンク端末2との間で、ソース端末1の画面を共有する設定をした状態で、キャスティングによる画面共有が選択された場合には、送信制御部154は、ソース端末1の表示画面を監視し、当該表示画面が切り替わったことに応じて、指示情報をシンク端末2に送信してもよい。このようにすることで、キャスティングを行う場合にも、ミラーリングと同様に画面の同期がなされた状態で画面共有を行うことができる。なお、送信制御部154は、ソース端末1とシンク端末2とのいずれかにおいて、画面を共有する設定が解除されたことを検出すると、指示情報の送信を停止する。
[シンク端末2の構成例]
続いて、シンク端末2の機能構成について説明する。図3は、第1の実施形態に係るシンク端末2の機能構成図である。
シンク端末2は、表示部21と、入力部22と、通信部23と、記憶部24と、制御部25とを備える。
表示部21は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等により構成される。表示部21は、制御部25の制御に応じて、ソース端末1又はコンテンツサーバ4から取得したコンテンツを表示する。
入力部22は、例えば、ボタンやリモートコントローラ等により構成されており、シンク端末2のユーザから操作入力を受け付ける。
通信部23は、例えば、有線によってソース端末1やルータ3等の外部装置と通信を行う。また、通信部23は、アンテナ(不図示)を介して放送波を受信し、受信した放送波が示す放送信号を復調し、復調により得られた信号を制御部25に出力する。
記憶部24は、例えば、ROM及びRAM等により構成される。記憶部24は、シンク端末2を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部24は、シンク端末2の制御部25を、後述する第2表示制御部251として機能させる表示制御プログラムを記憶する。
制御部25は、例えば、CPUにより構成される。制御部25は、記憶部24に記憶されている各種プログラムを実行することにより、シンク端末2に係る機能を制御する。制御部25は、第2表示制御部251を備える。
第2表示制御部251は、ソース端末1から画面データを受信すると、当該画面データを表示部21に表示させる。また、第2表示制御部251は、コンテンツをソース端末1以外から取得してシンク端末2に表示させる指示情報をソース端末1から受信すると、当該指示情報に基づいてコンテンツを取得して当該表示部21に表示させる。
具体的には、第2表示制御部251は、指示情報を受信すると、コンテンツに対応するアプリケーションを実行する。そして、第2表示制御部251は、当該アプリケーションを介してコンテンツサーバ4からコンテンツを取得し、取得したコンテンツを含む表示画面を表示部21に表示させる。
また、第2表示制御部251は、指示情報を受信すると、シンク端末2に対応する品質のコンテンツを取得してシンク端末2の表示部21に表示させる。第2表示制御部251は、例えば、コンテンツサーバ4にコンテンツの取得を要求する際に、シンク端末2の処理能力や性能を特定するための情報としてユーザエージェントを含むリクエストをコンテンツサーバ4に送信する。コンテンツサーバ4は、リクエストに含まれるユーザエージェントに基づいて、シンク端末2のディスプレイの解像度を特定し、当該解像度に対応する品質のコンテンツをシンク端末2に送信する。また、コンテンツサーバ4は、リクエストに含まれるユーザエージェントに基づいて、シンク端末2の処理能力(例えば、CPUの処理速度)を特定し、当該処理能力に対応する品質のコンテンツをシンク端末2に送信する。
また、第2表示制御部251は、コンテンツサーバ4から取得するコンテンツの品質を、リクエストに含まれるアドレスにパラメータを付加することによって指定してもよい。この場合、第2表示制御部251は、ソース端末1から受信した指示情報に含まれるコンテンツのアドレスに、シンク端末2のディスプレイの解像度に対応するパラメータを付加してコンテンツサーバ4に送信する。
[フローチャート]
続いて、ソース端末1及びシンク端末2における処理の流れについて説明する。まず、ソース端末1における処理の流れについて説明する。図4は、第1の実施形態に係るソース端末1における処理の流れを示すフローチャートである。なお、図4に示す処理の開始時に、ソース端末1の表示部11にコンテンツを含む表示画面が表示されているものとする。また、本フローチャートに示す処理の流れは一例であり、この流れに限定されるものではない。すなわち、以下に示す各処理は、任意の順番で行われてもよい。
まず、ソース端末1の送信制御部154は、入力部12を介して画面の共有操作が行われたか否かを判定する(S10)。送信制御部154は、画面の共有操作が行われたと判定するとS20に処理を移し、画面の共有操作が行われていないと判定すると、S10の処理を再実行する。
続いて、送信制御部154は、表示部11に表示されているコンテンツがDRMによって保護されておらず、同時に複数の端末での表示が許可されているか否かを判定する(S20)。送信制御部154は、同時表示が許可されていると判定すると、S30に処理を移す。送信制御部154は、同時表示が許可されていないと判定すると、ミラーリングによる画面共有ができないことから、S70に処理を移す。
続いて、送信制御部154は、ソース端末1が接続されているローカルネットワークにおけるトラヒック量が大きいか否かを判定する(S30)。送信制御部154は、トラヒック量が大きいと判定すると、S70に処理を移し、トラヒック量が大きくないと判定すると、S40に処理を移す。
続いて、送信制御部154は、ソース端末1の負荷が大きいか否かを判定する(S40)。送信制御部154は、負荷が大きいと判定するとS70に処理を移し、負荷が大きくないと判定すると、S50に処理を移す。
続いて、送信制御部154は、コンテンツに付加されている操作性情報を参照し、表示部11に表示されているコンテンツが、操作性が良いコンテンツであるか否かを判定する(S50)。送信制御部154は、操作性が良いコンテンツであると判定すると、S70に処理を移し、操作性が悪いコンテンツであると判定すると、S60に処理を移す。
続いて、送信制御部154は、ミラーリングにより画面共有を行うものと判定し、ミラーリング部152による処理を開始させる。ミラーリング部152は、画面データを生成し、生成した画面データをシンク端末2に送信する(S60)。
S70において、送信制御部154は、ソース端末1に表示されているコンテンツに対応するアプリケーションをシンク端末2において実行可能であるか否かを判定する。送信制御部154は、コンテンツに対応するアプリケーションを実行可能であると判定すると、S80に処理を移し、キャスティング部153に指示情報を送信させる。送信制御部154は、コンテンツに対応するアプリケーションが実行不可能であると判定すると、S90に処理を移し、表示部11に、シンク端末2とミラーリング及びキャスティングのいずれも実行できない旨を示すエラー画面を表示させる。
続いて、シンク端末2における処理の流れについて説明する。図5は、第1の実施形態に係るシンク端末2における処理の流れを示すフローチャートである。
まず、シンク端末2の第2表示制御部251は、ソース端末1から画面データを受信したか否かを判定する(S110)。第2表示制御部251は、画面データを受信したと判定すると、S120に処理を移して表示部21に画面データを表示させた後、S110を再実行する。第2表示制御部251は、画面データを受信していないと判定すると、S130に処理を移す。
続いて、第2表示制御部251は、ソース端末1から指示情報を受信したか否かを判定する(S130)。第2表示制御部251は、指示情報を受信したと判定すると、S140に処理を移し、指示情報を受信していないと判定すると、S110に処理を移す。
続いて、第2表示制御部251は、コンテンツサーバ4からコンテンツを取得し(S140)、取得したコンテンツを表示部21に表示させる(S150)。ここで、第2表示制御部251は、表示画面に関する操作情報をソース端末1から受信し、当該操作情報に基づいてコンテンツの表示制御を行ってもよい。
続いて、第2表示制御部251は、キャスティングの終了を指示する終了指示情報を受信したか否かを判定する(S160)。第2表示制御部251は、終了指示情報を受信したと判定すると、S170に処理を移し、終了指示情報を受信していないと判定すると、S150に処理を移す。
続いて、第2表示制御部251は、表示部21に表示されているコンテンツを非表示にし(S170)、S110に処理を移す。
[第1の実施形態における効果]
以上のとおり、第1の実施形態に係るソース端末1は、ミラーリング部152に画面データを送信させるか、キャスティング部153に指示情報を送信させるかを制御し、シンク端末2が、ソース端末1から画面データを受信すると、当該画面データを表示部21に表示させ、指示情報を受信すると、当該指示情報に基づいてコンテンツを取得して表示部21に表示させる。このようにすることで、ソース端末1は、状況に応じてミラーリングとキャスティングを使い分け、他の端末としてのシンク端末2に対してコンテンツの表示画面を良好に表示させることができる。
<第2の実施形態>
[画面共有中にミラーリング及びキャスティングを切り替える]
続いて、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、画面共有操作が行われたことに応じてミラーリングを行うかキャスティングを行うかの判定を行った。しかしながら、画面共有中に画面共有方式を切り替えたほうが好ましいケースがある。例えば、ミラーリングによってシンク端末2にソース端末1の表示画面を表示させている場合に、ローカルネットワークにおけるトラヒックが増加し、シンク端末2における表示に遅延が発生することがある。そこで、第2実施形態では、画面共有中においても、ミラーリング部152に画面データを送信させるか、キャスティング部153に指示情報を送信させるかを制御する。
送信制御部154は、画面共有中、すなわち、ミラーリング部152による画面データの送信中、及びキャスティング部153が指示情報を送信した後のすくなくともいずれかにおいても、ミラーリング部152に画面データを送信させるか、キャスティング部153に指示情報を送信させるかを制御する。
例えば、送信制御部154は、画面共有中に、ローカルネットワークを流れるトラヒック量に基づいて、ミラーリング部152に画面データを送信させるか、キャスティング部153に指示情報を送信させるかを切り替える。
具体的には、送信制御部154は、ミラーリング部152によって画面データをシンク端末2に送信している場合において、ローカルネットワークを流れるトラヒック量が所定量以上であると判定すると、ミラーリング部152に画面データの送信を停止させるとともに、キャスティング部153に指示情報を送信させる。ここで、コンテンツが音楽コンテンツや動画コンテンツである場合、送信制御部154は、コンテンツの再生位置(再生時間)を特定し、指示情報に再生位置を含ませるようにしてもよい。そして、シンク端末2の第2表示制御部251は、指示情報に含まれる再生位置に対応してコンテンツサーバ4からコンテンツを受信してもよい。
また、送信制御部154は、トラヒック量が所定量以上であることによって、キャスティング部153が指示情報を送信し、シンク端末2がコンテンツサーバ4からコンテンツを取得して表示している場合において、トラヒック量が所定量未満に変化したと判定すると、キャスティング部153に、キャスティングの終了を指示する終了指示情報を送信させるとともに、ミラーリング部152に画面データの送信を開始させてもよい。
[第2の実施形態における効果]
以上のとおり、第2の実施形態のソース端末1は、画面共有中においても、ミラーリング部152に画面データを送信させるか、キャスティング部153に指示情報を送信させるかを制御するので、ソース端末1及びシンク端末2の状況及び周辺状況に応じて適応的にミラーリングを行うか、キャスティングを行うかを切り替えることができる。
<第3の実施形態>
[シンク端末2の台数によってミラーリングを行うかキャスティングを行うかを制御する]
続いて、第3の実施形態について説明する。第3実施形態では、シンク端末2が複数存在し、ソース端末1の表示画面を1以上のシンク端末2に表示させることができる点で第1の実施形態と異なる。
図6は、第3の実施形態に係る表示制御システムSの周辺環境を示す図である。第3の実施形態に係る表示制御システムSは、複数のシンク端末2(例えば、シンク端末2A及びシンク端末2B)を備えている点で第1の実施形態と異なる。例えば、複数のシンク端末2に対してミラーリングによって画面データを送信する場合、ソース端末1は、複数のシンク端末2のそれぞれに対して画面データを送信する必要がある。このため、ソース端末1の処理負荷が増加し、複数のシンク端末2において、ソース端末1の表示画面が良好に表示されなくなるという問題が発生する。そこで、第3の実施形態では、送信制御部154は、画面データ又は指示情報を送信する対象のシンク端末2の台数に基づいて、ミラーリング部152に画面データを送信させるか、キャスティング部153に指示情報を送信させるかを切り替える。
例えば、送信制御部154は、コンテンツを含む表示画面が表示部11に表示されている場合に、入力部12において当該表示画面をシンク端末2に表示させる操作が行われると、ソース端末1が通信可能な複数のシンク端末2の識別情報を表示部11に表示させ、入力部12を介してソース端末1の表示画面を表示するシンク端末2の選択を受け付ける。
送信制御部154は、選択されたシンク端末2の台数が第1台数より多い場合、キャスティング部153を制御し、当該複数のシンク端末2に指示情報を送信させる。
また、送信制御部154は、選択されたシンク端末2の台数が、第1台数以下である場合、ミラーリング部152を制御し、当該シンク端末2に画面データを送信させる。
ここで、ソース端末1は、ミラーリングからキャスティングへの切り替えが行われた際のシンク端末2の台数を接続履歴情報として記憶部14に記憶し、当該接続履歴情報に基づいて、キャスティングへの切り替えが行われる可能性が高いシンク端末2の台数を特定してもよい。そして、送信制御部154は、複数のシンク端末2とのミラーリングが行われている状態において、ミラーリングを行うシンク端末2の台数が、特定した台数以上となる場合に、表示部11に、「キャスティングに切り替えますか?」等のメッセージを表示させ、ミラーリングからキャスティングへの切り替えを受け付けてもよい。さらに、送信制御部154は、複数のシンク端末2とのキャスティングが行われている状態において、キャスティングを行うシンク端末2の台数が、特定した台数未満となる場合に、表示部11に、「ミラーリングに切り替えますか?」等のメッセージを表示させ、キャスティングからミラーリングへの切り替えを受け付けてもよい。
ここで、送信制御部154は、ミラーリング部152に画面データを送信させる場合において、シンク端末2の台数が第1台数よりも少ない第2台数以下のときには、ユニキャストによって画面データをシンク端末2に送信させ、シンク端末2の台数が第1台数未満、かつ、第2台数より多いときには、マルチキャストによって画面データを送信させるようにしてもよい。例えば、送信制御部154は、選択されたシンク端末2の台数が1台の場合には、ユニキャストによって画面データを送信させ、選択されたシンク端末2の台数が1台よりも多い場合には、マルチキャストによって画面データを送信させる。
また、送信制御部154は、複数のシンク端末2のうち一部のシンク端末2とミラーリングによって画面共有を行い、残りのシンク端末2とキャスティングによって画面共有を行うようにミラーリング部152及びキャスティング部153を制御してもよい。この場合、送信制御部154は、複数のシンク端末2のステータスを表示部11に表示させて、それぞれのシンク端末2との画面共有方法を選択できるようにしてもよい。
[第3の実施形態における効果]
以上のとおり、第3の実施形態のソース端末1は、シンク端末2の台数に基づいて、ミラーリング部152に画面データを送信させるか、キャスティング部153に指示情報を送信させるかを切り替える。また、送信制御部154は、ミラーリング部152に画面データを送信させる場合においても、シンク端末2の台数に基づいてユニキャストで画面データを送信するか、マルチキャストで画面データを送信するのかを切り替える。このようにすることで、シンク端末2の台数が増加しても、各シンク端末2において、ソース端末1に表示されているコンテンツを良好に表示することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1・・・ソース端末、11・・・表示部、12・・・入力部、13・・・通信部、14・・・記憶部、15・・・制御部、151・・・第1表示制御部、152・・・ミラーリング部、153・・・キャスティング部、154・・・送信制御部、2・・・シンク端末、21・・・表示部、22・・・入力部、23・・・通信部、24・・・記憶部、25・・・制御部、251・・・第2表示制御部、3・・・ルータ、4・・・コンテンツサーバ、N・・・ネットワーク

Claims (12)

  1. 表示画面をシンク端末に表示させるソース端末であって、
    コンテンツを含む表示画面を表示部に表示させる第1表示制御部と、
    前記表示画面に対応する画面データを前記シンク端末に送信するミラーリング部と、
    前記コンテンツを前記ソース端末以外から取得して前記シンク端末に表示させる指示情報を前記シンク端末に送信するキャスティング部と、
    前記ミラーリング部に前記画面データを送信させるか、前記表示部に表示される前記表示画面を監視し、当該表示画面が切り替わったことに応じて前記キャスティング部に前記指示情報を送信させるかを制御する送信制御部とを備える、
    ソース端末。
  2. 前記送信制御部は、前記シンク端末が実行可能なアプリケーションのリストを前記シンク端末から取得し、前記コンテンツを含む前記表示画面を前記シンク端末に表示させる操作が行われると前記コンテンツに対応するアプリケーションを特定し、特定した前記アプリケーションが前記リストに含まれている場合、前記キャスティング部に前記指示情報を送信させ、特定した前記アプリケーションが前記リストに含まれていない場合、前記ミラーリング部に前記画面データを送信させる、
    請求項に記載のソース端末。
  3. 前記送信制御部は、前記コンテンツが、操作性が所定の基準を満たしているコンテンツである場合に前記キャスティング部に前記指示情報を送信させ、前記所定の基準を満たしていないコンテンツである場合に前記ミラーリング部に前記画面データを送信させる、
    請求項又はに記載のソース端末。
  4. 前記送信制御部は、前記ソース端末の負荷状況に基づいて、前記ミラーリング部に前記画面データを送信させるか、前記キャスティング部に前記指示情報を送信させるかを切り替える、
    請求項1からのいずれか1項に記載のソース端末。
  5. 前記送信制御部は、前記ソース端末と前記シンク端末との通信に使用するネットワークを流れるトラヒック量に基づいて、前記ミラーリング部に前記画面データを送信させるか、前記キャスティング部に前記指示情報を送信させるかを切り替える、
    請求項1からのいずれか1項に記載のソース端末。
  6. 前記シンク端末は複数存在し、
    前記送信制御部は、前記画面データ又は前記指示情報を送信する対象の前記シンク端末の台数に基づいて、前記ミラーリング部に前記画面データを送信させるか、前記キャスティング部に前記指示情報を送信させるかを切り替える、
    請求項1からのいずれか1項に記載のソース端末。
  7. 前記送信制御部は、前記ミラーリング部に前記画面データを送信させる場合において、前記シンク端末の台数が所定台数以下のときには、ユニキャストによって前記画面データを送信させ、前記シンク端末の台数が前記所定台数よりも多いときには、マルチキャストによって前記画面データを送信させる、
    請求項に記載のソース端末。
  8. ソース端末の表示画面をシンク端末で表示する表示制御システムであって、
    前記ソース端末は、
    コンテンツを含む表示画面を表示部に表示させる第1表示制御部と、
    前記表示画面に対応する画面データを前記シンク端末に送信するミラーリング部と、
    前記コンテンツを前記ソース端末以外から取得して前記シンク端末に表示させる指示情報を前記シンク端末に送信するキャスティング部と、
    前記ミラーリング部に前記画面データを送信させるか、前記表示部に表示される前記表示画面を監視し、当該表示画面が切り替わったことに応じて前記キャスティング部に前記指示情報を送信させるかを制御する送信制御部とを有し、
    前記シンク端末は、
    前記ソース端末から前記画面データを受信すると、当該画面データを表示部に表示させ、前記指示情報を受信すると、当該指示情報に基づいて前記コンテンツを取得して当該表示部に表示させる第2表示制御部を有する、
    表示制御システム。
  9. 前記第2表示制御部は、前記指示情報を受信すると、前記コンテンツに対応するアプリケーションを実行し、当該アプリケーションを介して前記コンテンツを取得して前記表示部に表示させ、
    前記送信制御部は、前記シンク端末において前記コンテンツに対応するアプリケーションが実行可能である場合には、前記キャスティング部に前記指示情報を送信させ、前記シンク端末において前記コンテンツに対応するアプリケーションが実行不可能である場合には、前記ミラーリング部に前記画面データを送信させる、
    請求項に記載の表示制御システム。
  10. 前記第2表示制御部は、前記指示情報を受信すると、前記シンク端末に対応する品質の前記コンテンツを取得して前記シンク端末の表示部に表示させる、
    請求項又はに記載の表示制御システム。
  11. ソース端末が、コンテンツを含み、表示部に表示されている表示画面をシンク端末に表示させる表示制御方法であって、
    前記表示画面に対応する画面データを前記シンク端末に送信する第1ステップと、
    前記コンテンツを前記ソース端末以外から取得して前記シンク端末に表示させる指示情報を前記シンク端末に送信する第2ステップと、
    前記第1ステップによって前記画面データを送信するか、前記表示部に表示される前記表示画面を監視し、当該表示画面が切り替わったことに応じて前記第2ステップによって前記指示情報を送信するかを制御する第3ステップとを備える、
    表示制御方法。
  12. 表示画面をシンク端末に表示させる表示制御プログラムであって、
    コンピュータを、
    コンテンツを含む前記表示画面を表示部に表示させる第1表示制御部、
    前記表示画面に対応する画面データを前記シンク端末に送信するミラーリング部、
    前記コンテンツを前記ソース端末以外から取得して前記シンク端末に表示させる指示情報を前記シンク端末に送信するキャスティング部、及び
    前記ミラーリング部に前記画面データを送信させるか、前記表示部に表示される前記表示画面を監視し、当該表示画面が切り替わったことに応じて前記キャスティング部に前記指示情報を送信させるかを制御する送信制御部、
    として機能させる表示制御プログラム。
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