JP2014110380A - アレイ型受光素子、及びアレイ型受光素子を製造する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】暗電流の増加を抑制し、歩留まりを向上したアレイ型受光素子を提供する。
【解決手段】アレイ型受光素子10は、第1導電型のIII−V族化合物半導体基板12を備える。受光層14が、III−V族化合物半導体基板の上に設けられている。III−V族化合物半導体製の半導体領域16が、受光層上に設けられている。半導体領域は、第1導電型の不純物を含む。複数の第2導電型の領域24が、受光層の内部に境界を有するよう、第2導電型の不純物を半導体領域の表面から選択拡散させることにより形成される。半導体領域は、当該半導体領域の表面から当該半導体領域の中間まで延在する第1領域R1と、第1領域と受光層との間において延在する第2領域R2とを含む。第1領域における第1導電型の不純物の濃度が、選択拡散による複数の第2導電型の領域の電気的な接続を防止するよう、第2領域における第1導電型の不純物の濃度より高くなっている。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、アレイ型受光素子、及びアレイ型受光素子を製造する方法に関するものである。
近赤外領域に受光感度を有するアレイ型受光素子として、InP基板を用いたアレイ型受光素子が、近年研究されている。このようなアレイ型受光素子は、例えば、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載されたアレイ型受光素子は、InP基板、受光層、拡散濃度分布調整層、及び窓層を備えている。受光層は、多重量子井戸構造を有し、n型のInP基板上に設けられている。拡散濃度分布調整層は、受光層上に設けられており、当該拡散濃度分布調整層上には、キャップ層が設けられている。窓層及び拡散濃度分布調整層はi型であるか、又は、当該窓層及び拡散濃度分布調整層には低濃度のn型不純物がドープされている。
特許文献1に記載されたアレイ型受光素子では、受光層内にpn接合を設けるために、窓層の表面からp型の不純物が選択的に拡散されている。これにより、複数のp型領域がアレイ状に形成されている。また、多重量子井戸構造を損傷しないよう、即ち、多重量子井戸構造の結晶性を維持するために、受光層内に拡散されるp型不純物の濃度は、5×1016cm−3以下に設定されている。拡散濃度分布調整層は、かかるp型不純物濃度を再現性良く得ることに寄与している。なお、拡散濃度分布調整層によってp型不純物濃度を調整する構成は、特許文献2及び3にも記載されている。
また、特許文献1に記載されたアレイ型受光素子では、拡散濃度分布調整層は、InP基板のバンドギャップエネルギよりも小さいバンドギャップエネルギを有するIII−V族化合物半導体を用いて、構成されている。拡散濃度分布調整層の受光層側のある厚みの範囲においては、p型不純物濃度が低下して電気抵抗が増加するが、拡散濃度分布調整層は、かかるバンドギャップエネルギを有しているので、電圧印加状態における応答速度の低下を抑制することができている。
特許第4662188号明細書 特開昭63−1079号公報 特開2011−60855号公報
特許文献1に記載されているようなアレイ型受光素子では、高集積化を達成するためには、画素を狭いピッチで形成する必要がある。例えば、各p型領域の幅は18〜20μmに設定され、隣り合うp型領域間のピッチは30μm程度に設定されることがある。このように狭いピッチで画素が形成されることにより、正常な画素では暗電流が1〜2pAといった数値を有するが、一部の画素においては暗電流が100pAといった大きな数値を有するものとなることがある。その結果、アレイ型受光素子の歩留まりが低下し得る。
したがって、本技術分野においては、暗電流の増加を抑制し、アレイ型受光素子の歩留まりを向上することが要請されている。
一側面においては、アレイ型受光素子が提供される。一側面に係るアレイ型受光素子は、第1導電型のIII−V族化合物半導体基板、受光層、半導体領域、及び、複数の第2導電型の領域を備える。受光層は、III−V族化合物半導体基板の上に設けられている。半導体領域は、III−V族化合物半導体製であり、受光層上に設けられている。この半導体領域は、第1導電型の不純物を含む。複数の第2導電型の領域は、受光層の内部に境界を有し、第2導電型の不純物を半導体領域の表面から選択拡散させることにより形成される。半導体領域は、当該半導体領域の表面から当該半導体領域の中間まで延在する第1領域と、第1領域と受光層との間において延在する第2領域とを含む。前記第1領域における第1導電型の不純物の濃度が、選択拡散による複数の第2導電型の領域の電気的な接続を防止するよう、前記第2領域における第1導電型の不純物の濃度より高くなっている。
第2導電型の不純物の横方向、即ち、画素の配列方向への拡散距離は、半導体領域の表面に近い程、大きくなる。上記アレイ型受光素子では、半導体領域の表面から当該半導体領域の中間まで延在する第1領域において第1導電型の不純物の濃度が高められている。したがって、第2導電型の不純物が、横方向、即ち、画素の配列方向に拡散しても、複数の第2導電型の領域同士が互いに接続することが抑制される。その結果、暗電流の増加が抑制され、アレイ型受光素子の歩留まりが向上され得る。
一形態においては、前記第1領域における第1導電型の不純物の濃度は、5×1016cm−3より大きく且つ5×1017cm−3以下である。第2導電型の不純物の一例であるZnを半導体領域の表面から当該半導体領域に拡散させると、半導体領域の表面から深さ方向においてある距離以降においてはZnの濃度は3×1016cm−3以下の値から距離の増加に伴い緩やかに低下する傾向がある。この傾向は、深さ方向に交差する横方向においても同様である。したがって、第1領域における第1導電型の不純物の濃度を、3×1016cm−3よりも高い濃度、即ち、5×1016cm−3より大きくすることにより、隣り合う第2導電型の領域の間に第1導電型を示す領域を維持することができ、これら第2導電型の領域同士の電気的な接続を防止することができる。一方、第1領域の第1導電型の不純物の濃度が5×1017cm−3より大きい場合に、半導体領域に第2導電型の不純物を拡散すると、第1領域内においてpn接合が形成されることが生じ得る。また、不純物濃度の低い受光層内部においてもpn接合が形成される。これにより、受光素子の構造がpnpn構造となり、受光素子としての特性が劣化することも発生し得る。第1領域の第1導電型の不純物の濃度が5×1017cm−3以下であれば、このようなpnpn構造の発生を防止することができる。
また、一形態においては、第2領域における第1導電型の不純物の濃度は、5×1016cm−3以下である。第2領域における第1導電型の不純物の濃度が5×1016cm−3より大きくなると、pn接合が第2領域内に形成されることが生じ得る。受光層内では無く、第2領域にpn接合が形成されるとバイアス電圧を高くしないと受光層全体が空乏化せず感度が十分に得られなくなる。バイアス電圧を高くすると暗電流が増加する問題が発生する。第2領域における第1導電型の不純物の濃度が5×1016cm−3以下であれば、pn接合が第2領域内に形成されることを防止することができ、低バイアス電圧において十分な感度を得ることができる。
また、一形態においては、半導体領域の少なくとも一部、即ち、半導体領域において受光層との界面から厚み方向に延在する一部領域のバンドギャップエネルギは、前記III−V族化合物半導体基板のバンドギャップエネルギより小さくなっている。
一形態においては、受光層は、III−V族化合物半導体製の多重量子井戸構造を有し、半導体領域は、受光層に接するIII−V族化合物半導体製の拡散濃度分布調整層と、当該拡散濃度分布調整層上に設けられたIII−V族化合物半導体製のキャップ層と、を含む。この形態では、受光層における第2導電型の不純物の濃度は、5×1016cm−3以下である。この形態では、上述したバンドギャップエネルギが小さい一部領域は、拡散濃度分布調整層であってもよい。
一形態においては、多重量子井戸構造は、タイプ2の量子井戸構造であってもよい。タイプ2の量子井戸構造では、二つの半導体層の対における一方の半導体層の価電子帯と他方の半導体層の伝導帯との間において、光に基づく電子又は正孔の遷移が生じる。一方の半導体層の価電子帯のエネルギを他方の半導体層の価電子帯よりも高くし、他方の半導体層の伝導帯エネルギを一方の半導体層の伝導帯のエネルギよりも低くすることにより、受光感度の長波長化を容易に実現することが可能となる。
一形態においては、III−V族化合物半導体基板は、InP基板であり、多重量子井戸構造は、InGaAs層とGaAsSb層が交互に積層された多重量子井戸構造、又は、GaInNAs層とGaAsSb層とが交互に積層された多重量子井戸構造であり、第2導電型の不純物は、Znである。
一形態においては、キャップ層は、InP層又はInAlAs層であり、拡散濃度分布調整層は、InGaAs層である。InGaAs層では、InP層又はInAlAs層と比較して、第2導電型の不純物の拡散速度が小さくなる。したがって、拡散濃度分布調整層において、厚み方向における第2導電型の不純物の濃度分布を容易に調整することが可能となる。
また、別の側面においては、アレイ型受光素子を製造する方法が提供される。この方法は、(a)第1導電型のIII−V族化合物半導体基板上に設けられた受光層上に第1導電型の不純物を含むIII−V族化合物半導体製の半導体領域を形成する工程と、(b)半導体領域の表面上に設けられたマスクの開口から選択的に第2導電型の不純物を拡散させる工程と、を含む。工程(b)において形成される複数の第2導電型の領域が電気的に接続することを防止するよう、工程(a)では、前記半導体領域の表面から当該半導体領域の中間まで延在する第1領域における第1導電型の不純物の濃度を、当該第1領域と受光層との間において延在する第2領域における第1導電型の不純物の濃度より高くしている。
この方法では、工程(a)において、第2導電型の不純物の横方向における拡散距離が大きくなる第1領域において第1導電型の不純物の濃度を高くするように、半導体領域を形成している。この第1領域は、半導体領域の表面から当該半導体領域の中間まで延在する。したがって、第2導電型の不純物が、横方向、即ち、画素の配列方向に拡散しても、複数の第2導電型の領域同士が互いに電気的に接続することが抑制される。その結果、暗電流の増加が抑制され、アレイ型受光素子の歩留まりが向上され得る。
上記方法の一形態においては、第1領域における第1導電型の不純物の濃度を、5×1016cm−3より大きく且つ5×1017cm−3以下に設定する。上述したように、第2導電型の不純物の一例であるZnは、半導体領域の表面からある距離以降においては3×1016cm−3以下の濃度で距離の増加に伴い緩やかに低下する傾向がある。この傾向は横方向においても同様である。したがって、第1領域における第1導電型の不純物の濃度を、3×1016cm−3よりも高い濃度、即ち、5×1016cm−3より大きくすることにより、隣り合う第2導電型の領域の間に第1導電型を示す領域を維持することができ、これら第2導電型の領域同士の電気的な接続を防止することができる。また、上述したように、第1領域の第1導電型の不純物の濃度を5×1017cm−3以下に設定することにより、pnpn構造の発生を防止することができ、受光素子としての特性劣化を防止することができる。
また、上記方法の一形態においては、複数の第2導電型の領域の受光層内における第2導電型の不純物の濃度を5×1016cm−3以下に設定する。上述したように、第2領域における第1導電型の不純物の濃度を5×1016cm−3以下に設定することにより、pn接合が第2領域内に形成されることを防止することができ、低バイアス電圧において十分な感度を得ることが可能となる。
また、一形態においては、半導体領域の少なくとも一部、即ち、半導体領域において受光層との界面から厚み方向に延在する一部領域には、III−V族化合物半導体基板のバンドギャップエネルギよりバンドギャップエネルギが小さいIII−V族化合物半導体が用いられる。
以上説明したように、本発明の種々の側面及び実施形態によれば、暗電流の増加が抑制され、歩留まりが向上されたアレイ型受光素子、及びその製造方法が提供される。
一実施形態に係るアレイ型受光素子の断面を概略的に示す図である。 Znの拡散距離と濃度の関係を示す図である。 第1領域及び第2領域における横方向の不純物濃度のプロファイルを示す図である。 別の実施形態に係るアレイ型受光素子の断面を概略的に示す図である。 一実施形態に係るアレイ型受光素子を製造する方法を示す流れ図である。
以下、図面を参照して種々の実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。また、以下の説明においては、第1導電型をn型とし、第2導電型をp型とするが、第1導電型はp型であってもよく、第2導電型はn型であってもよい。
図1は、一実施形態に係るアレイ型受光素子の断面を概略的に示す図である。図1に示すアレイ型受光素子10は、基板12、受光層14、及び半導体領域16を含んでいる。基板12は、III−V族化合物半導体基板であり、一実施形態では、n型のInP半導体基板である。基板12には、n型不純物として、例えば、Sがドープされている。基板12は、半絶縁性のInP基板であってもよく、この場合の基板12には、例えば、Feがドープされ得る。
基板12の上には、受光層14が設けられている。一実施形態においては、基板12と受光層14との間には、バッファ層18が設けられていてもよい。バッファ層18は、n型のInP層であり、当該バッファ層18には、n型不純物として、例えば、Siがドープされている。バッファ層18の厚みは、例えば、0.15μmである。
受光層14は、一実施形態においては、多重量子井戸構造を有している。なお、別の実施形態では、受光層14は、III−V族化合物半導体の単層、例えば、InGaAs層の単層であってもよい。
受光層14は、一実施形態においては、タイプ2の多重量子井戸構造を有し得る。タイプ2の量子井戸構造では、二つの半導体層の対における一方の半導体層の価電子帯と他方の半導体層の伝導帯との間において、光に基づく電子又は正孔の遷移が生じる。タイプ2の多重量子井戸構造では、一方の半導体層の価電子帯のエネルギを他方の半導体層の価電子帯よりも高くし、他方の半導体層の伝導帯エネルギを一方の半導体層の伝導帯のエネルギよりも低くすることにより、受光感度の長波長化を容易に実現することが可能となる。
このように、多重量子井戸構造を有する受光層14は、二つの半導体層、即ち、第1層と第2層とが交互に積層されることによって形成される。第1層及び第2層はそれぞれ、InGaAs層及びGaAsSb層であり得る。或いは、第1層及び第2層はそれぞれ、GaInNAs層及びGaAsSb層であってもよい。第1層及び第2層はそれぞれ、例えば、5nmの厚みを有し得る。この多重量子井戸構造における第1層及び第2層のペア数は、例えば300であり得る。
この受光層14上には、半導体領域16が形成されている。半導体領域16は、一実施形態においては、拡散濃度分布調整層20及びキャップ層22を含み得る。拡散濃度分布調整層20は、受光層14上に設けられており、受光層14に接している。キャップ層22は、拡散濃度分布調整層20上に設けられている。キャップ層22は、InP層又はInAlAs層である。拡散濃度分布調整層20の厚みは、例えば、1μmである。また、キャップ層22の厚みは、例えば、0.5μmである。
半導体領域16の全厚みのうち一部の厚み範囲、即ち、受光層14に接する半導体領域16の一部の厚み範囲は、基板12のバンドギャップエネルギよりも小さいバンドギャップエネルギを有する。一実施形態においては、拡散濃度分布調整層20が、基板12のバンドギャップエネルギよりも小さいバンドギャップエネルギを有する。一実施形態においては、基板12は、上述したようにInP基板であり、この場合において、拡散濃度分布調整層20は、InGaAs層である。後述するように、受光層14に接する半導体領域16の一部の厚み範囲においては、p型の不純物濃度が小さくなっている。しかしながら、当該一部の厚み範囲において、半導体領域16は、基板12のバンドギャップエネルギよりも小さいバンドギャップエネルギを有する。したがって、当該一部の厚み範囲において、半導体領域16の不純物濃度が低くても、電気伝導性の低下を抑制することができ、電圧印加状態における応答速度の低下を抑制することができる。また、受光感度の低下を抑制することも可能である。
また、一実施形態においては、キャップ層22は、InP層であり、この場合において、拡散濃度分布調整層20は、InGaAs層である。後述するように、アレイ型受光素子10では、p型領域24の境界が受光層14内に位置するようにp型の不純物が選択拡散されるが、受光層14内では、多重量子井戸構造を損傷しないよう、即ち、結晶構造を乱さないよう、p型の不純物の濃度は低く抑えられる。このようなp型不純物の濃度調整を実現するために、拡散濃度分布調整層20は、受光層14とキャップ層22との間に介在している。具体的に、InGaAs製の拡散濃度分布調整層20では、InP製のキャップ層22における拡散速度よりも、p型の不純物の拡散速度が小さくなる。したがって、受光層14内でのp型不純物の濃度調整が容易となる。
図1に示すように、半導体領域16は、第1領域R1及び第2領域R2を含んでいる。第1領域R1は、半導体領域16の表面、即ち、キャップ層22の表面から厚み方向において所定の深さの領域であり、半導体領域16の厚み方向における中間まで延在している。第1領域R1の厚みは、例えば、0.5μmである。第2領域R2は、第1領域R1と受光層14との間において延在している。図1に示す実施形態では、第1領域R1は、キャップ層22と、拡散濃度分布調整層20の上側領域URによって構成されている。また、第2領域R2は、拡散濃度分布調整層20の上側領域UR以外の部分、即ち、下側領域LRによって構成されている。
第1領域R1及び第2領域R2には、n型の不純物、例えば、Siが含まれている。第1領域R1におけるn型の不純物濃度は、第2領域R2におけるn型の不純物の濃度よりも高くなっている。第1領域R1のn型の不純物濃度は、5×1016cm−3より大きく且つ5×1017cm−3以下である。また、第2領域R2のn型の不純物濃度は、5×1016cm−3以下である。
アレイ型受光素子10では、複数のp型領域24が半導体領域16の表面から厚み方向に延在しており、当該複数のp型領域24の境界は、受光層14の内部に位置している。これにより、受光層14内にpn接合又はpi接合が提供されている。これら複数のp型領域24は、半導体領域16の表面から、p型の不純物を選択拡散することにより形成される。p型の不純物は、例えば、Znである。p型の不純物を選択拡散するために、半導体領域16の表面上には、p型領域24上に開口を有するマスク26が形成されている。マスク26は、例えば、SiN膜から作成される。
マスク26の開口の下方において半導体領域16中では、当該半導体領域16内のn型の不純物濃度より高い濃度でp型の不純物がドープされている。したがって、マスク26の開口の下方において、半導体領域16は、p型領域24となる。また、マスク26の開口の下方において半導体領域16に連続する受光層14の一部もp型領域24の一部となる。受光層14内においてp型領域24のp型の不純物の濃度は、5×1016cm−3以下となっている。このように、受光層14内においてはp型の不純物濃度が低濃度であるので、受光層14の多重量子井戸構造の損傷が防止される。
図1に示すように、アレイ型受光素子10は、更に、反射防止膜28、電極30及び32、絶縁膜34、並びに、配線電極36を備え得る。反射防止膜28は、例えば、SiON製の膜である。
また、バッファ層18の上面の一部領域上には、受光層14が設けられていない。アレイ型受光素子10は、裏面入射型の受光素子として構成されており、基板12の下面ではなく、当該バッファ層18の上面の一部領域上に、電極32が設けられている。この電極32は、例えば、Au/Ge/Ni製であり、バッファ層18に対して、オーミック接触を形成している。また、複数のp型領域24上、即ち、半導体領域16上には、電極30が設けられている。電極30は、Au/Zn製であり、半導体領域16に対してオーミック接触を形成している。
また、上述したバッファ層18の上面の一部領域、並びに、これに連続する受光層14及び半導体領域16の側面には、絶縁膜34が設けられている。この絶縁膜34は、例えば、SiON製である。また、この絶縁膜34の表面には、配線電極36が設けられている。配線電極36は、電極32に接しており、絶縁膜34に沿って延在しており、当該絶縁膜34に連続しているマスク26の表面まで延在している。
以下、このアレイ型受光素子10の特徴について、図1と共に、図2及び図3を参照して説明する。図2は、Znの拡散距離と濃度の関係を示す図である。図2は、SIMS分析(Secondary Ion Mass Spectrometry)によるZn濃度の深さ方向の濃度プロファイルの一例を示している。図3は、第1領域及び第2領域における横方向の不純物濃度のプロファイルを示す図である。図3の(a)には、第1領域における横方向の不純物濃度のプロファイルが示されており、図3の(b)には、第2領域における横方向の不純物濃度のプロファイルが示されている。
p型の不純物、例えばZnを熱拡散によってIII−V族化合物半導体内に拡散させると、図2に示すように、当該半導体内の表面から深さ方向に一定の範囲では、略一定の濃度でp型の不純物が拡散される。また、深さ方向に一定の範囲を超えると、拡散されるp型の不純物の濃度は急激に小さくなる。この濃度は約3×1016cm−3である。これ以降の距離では、p型の不純物は3×1016cm−3以下の濃度で緩やかな濃度勾配をもって奥深くまで拡散する傾向がある。この傾向は、深さ方向に交差する横方向、即ち、アレイ型受光素子の画素の配列方向においても同様である。また、横方向へのp型不純物の拡散距離は、p型不純物元素が導入される表面に近い領域において大きくなる。したがって、画素が狭ピッで設けられると、隣り合うp型領域が電気的に接続して、暗電流が増加する現象が生じ得る。
これに対処するために、アレイ型受光素子10では、第1領域R1においては、高濃度にn型の不純物がドープされている。一実施形態では、第1領域R1では、n型不純物の濃度が、5×1016cm−3より大きくなっている。第1領域R1におけるn型不純物の濃度を、3×1016cm−3よりも高い濃度、即ち、5×1016cm−3より大きくすることにより、隣り合うp型領域24の間にn型を示す領域を維持することができ、これらp型領域24同士の電気的な接続を防止することができる。
また、一実施形態では、第1領域R1のn型の不純物の濃度は、5×1017cm−3以下となっている。第1領域R1のn型の不純物の濃度が5×1017cm−3より大きい場合には、半導体領域16にp型の不純物を拡散すると、第1領域R1内においてpn接合が形成されることが生じ得る。また、p型不純物濃度の低い受光層内部においてもpn接合が形成される。これにより、受光素子の構造がpnpn構造となり、受光素子としての特性が劣化することが発生し得る。しかしながら、第1領域R1のn型の不純物の濃度が5×1017cm−3以下であれば、このようなpnpn構造の発生を防止することができる。
一方、第2領域R2では、p型の不純物の濃度が小さくなるので、n型の不純物の濃度も小さくなっている。一実施形態では、第2領域R2におけるn型の不純物の濃度は5×1016cm−3以下である。第2領域R2におけるn型の不純物の濃度が5×1016cm−3より大きくなると、pn接合が第2領域R2内に形成されることが生じ得る。受光層14内では無く、第2領域R2にpn接合が形成されるとバイアス電圧を高くしないと受光層14全体が空乏化せず感度が十分に得られなくなる。バイアス電圧を高くすると暗電流が増加する問題が発生する。第2領域R2におけるn型不純物の濃度が5×1016cm−3以下であれば、pn接合が第2領域R2内に形成されることを防止することができ、低バイアス電圧において十分な感度を得ることができる。このように構成された半導体領域16にp型の不純物が熱拡散によって導入されると、横方向のp型の不純物濃度のプロファイルは、図3に示すようになる。
即ち、図3の(a)に示すように、マスク26の開口の下方の第1領域R1では、n型の不純物の濃度よりp型の不純物の濃度が高くなる。したがって、マスク26の開口の下方にp型領域24が形成される。一方、マスク26の下方の第1領域R1では、p型の不純物が横方向に拡散しても、当該第1領域R1のn型の不純物濃度が高いので、n型の不純物の濃度がp型の不純物の濃度よりも大きくなる。その結果、マスク26の下方、即ち、隣り合うp型領域24の間にn型を示す領域が維持される。これにより、隣り合うp型領域24同士の電気的な接続が防止される。また、第2領域R2においても、図3の(b)に示すように、n型の不純物の濃度は第1領域R1のn型の不純物の濃度よりも低いが、p型の不純物の濃度も低くなるので、隣り合うp型領域24の間にn型を示す領域が維持される。これにより、隣り合うp型領域24同士の接続が防止される。したがって、アレイ型受光素子10によれば、暗電流の増加が抑制され、その歩留まりが向上される。
以下、別の実施形態に係るアレイ型受光素子について説明する。図4は、別の実施形態に係るアレイ型受光素子の断面を概略的に示す図である。図4に示すアレイ型受光素子10Aでは、第1領域R1と第2領域R2の構成がアレイ型受光素子10とは異なっている。具体的に、アレイ型受光素子10Aでは、半導体領域16は、第1のキャップ層221及び第2のキャップ層222から構成されている。第1のキャップ層221及び第2のキャップ層222は共に、InPから構成され得る。第1のキャップ層221は、受光層14上に、当該受光層14に接して設けられている。また、第2のキャップ層222は、第1のキャップ層221上に設けられている。第1のキャップ層221の厚みは、例えば0.5μmであり、第2のキャップ層222の厚みは、例えば1.0μmである。
アレイ型受光素子10Aでは、第1のキャップ層221が第2領域R2を構成しており、第2のキャップ層222が第1領域R1を構成している。即ち、第2のキャップ層222には、高濃度にn型の不純物がドープされており、第1のキャップ層221には、第2のキャップ層222のn型の不純物の濃度よりも低い濃度で、n型の不純物がドープされている。第1のキャップ層221のn型の不純物の濃度は、例えば、5×1016cm−3以下であり、第2のキャップ層222のn型の不純物の濃度は、例えば、5×1016cm−3より大きく且つ5×1017cm−3以下である。
このアレイ型受光素子10Aにおいても、p型の不純物の横方向の拡散があっても、隣り合うp型領域24の間に、n型を示す領域が確保され、隣り合うp型領域24同士の電気的な接続が防止される。したがって、アレイ型受光素子10Aによれば、暗電流の増加が抑制され、その歩留まりが向上される。
以下、一実施形態に係るアレイ型受光素子を製造する方法について説明する。図5は、一実施形態に係るアレイ型受光素子を製造する方法を示す流れ図である。この方法においては、まず、III−V族化合物半導体基板12が準備される(工程S1)。基板12は、例えば、n型のInP基板であり、当該基板12には、n型の不純物としてSがドープされている。基板12は、半絶縁性のInP基板であってもよく、当該基板12には、例えば、Feがドープされていてもよい。
次いで、工程S2において、基板12上にバッファ層18が形成される。バッファ層18は、例えば、有機金属気相成長法(MOCVD法)により形成される。工程S2では、原料ガスとして、TMIn(トリメチルインジウム)、TBP(ターシャリブチルホスフィン)、及び、TeESi(テトラエチルシラン)が用いられ得る。
次いで、工程S3において、バッファ層18上に受光層14が形成される。受光層14は、例えば、MOCVD法により形成される。工程S3では、In、Ga、As、Sbの原料ガスとして、TMIn、TEGa(トリエチルガリウム)、TBAs(ターシャリーブチルアルシン)、TMSb(トリメチルアンチモン)がそれぞれ用いられ得る。
次いで、工程S4において、受光層14上に半導体領域16が形成される。アレイ型受光素子10を製造する場合には、工程S4において、拡散濃度分布調整層20が受光層14上に形成され、次いで、キャップ層22が拡散濃度分布調整層20上に形成される。拡散濃度分布調整層20は、原料ガスとしてTMIn、TEGa、及びTBAsを用いるMOCVD法により形成され得る。拡散濃度分布調整層20の形成においては、下側領域LRの形成時にn型の不純物の原料ガスの流量を低くし、上側領域URの形成時にn型の不純物の原料ガスの流量を高くすることができる。なお、n型の不純物の原料ガスとしては、例えば、TeESi(テトラエチルシラン)を用いることができる。また、キャップ層22は、原料ガスとして、TMIn、TMP、及びTeESiを用いるMOCVD法により形成され得る。
また、アレイ型受光素子10Aを製造する場合には、工程S4において、第1のキャップ層221及び第2のキャップ層222が順に形成される。第1のキャップ層221及び第2のキャップ層222は、TMIn、TMP、及びTeESiを用いるMOCVD法により形成され得る。第1のキャップ層221の形成時には、n型の不純物の原料ガスであるTeESiの流量が低く設定され、第2のキャップ層22の形成時には、TeESiの流量が高く設定される。
次いで、工程S5において、半導体領域16上にマスク26が形成される。マスク26は、例えば、プラズマCVD法により形成したSiN膜から作成され、当該SiN膜をフォトリソグラフィ法によって作成したレジストマスクを用いてエッチングすることで得られる。
次いで、工程S6において、マスク26の開口からp型の不純物を選択的に拡散させることにより、p型領域24が形成される。工程S6では、例えば、Znの熱拡散法が実施される。熱拡散法においては、Znの原料としてZnを配置した石英製のアンプル内に、工程S5までに作成した被処理体を配置する。このアンプル内を450〜550℃の温度に設定し、40〜50分間、被処理体をアンプル内に収容しておくことで、p型の不純物が、マスク26の開口から半導体領域16及び受光層14の一部にまで拡散する。
その後、絶縁膜34が形成され、電極30及び32、並びに、配線電極36が形成される。更に、反射防止膜28が基板12の裏面に形成されるこれにより、上述した実施形態のアレイ型受光素子が作成される。
この実施形態に係る方法によれば、半導体領域16の第1領域R1にn型の不純物が高濃度にドープされる。したがって、工程S6において、p型不純物を拡散させても、隣り合うp型領域24間にn型を示す領域が維持される。その結果、隣り合うp型領域24同士の電気的な接続が防止される。故に、この実施形態に係る方法によれば、暗電流の増加が抑制され、その歩留まりが向上されたアレイ型受光素子が作成され得る。
なお、上述した実施形態に限定されることなく種々の変形態様を構成可能である。例えば、基板12がn型の基板である場合には、電極32は、当該基板の裏面上に設けられていてもよい。また、n型不純物及びp型不純物、並びにIII−V族化合物半導体は、上述した実施形態のn型不純物及びp型不純物、並びにIII−V族化合物半導体に限定されるものではない。さらに、MOCVD法に用いられる原料ガスも上述した実施形態の原料ガスに限定されるものではない。
10,10A…アレイ型受光素子、12…III−V族化合物半導体基板、14…受光層、16…半導体領域、18…バッファ層、20…拡散濃度分布調整層、22…キャップ層、24…p型領域、26…マスク、28…反射防止膜、30…電極、32…電極、34…絶縁膜、36…配線電極、201…拡散濃度分布調整層、221…第1のキャップ層、222…第2のキャップ層、223…第1のキャップ層、224…第2のキャップ層、R1…第1領域、R2…第2領域、UR…上側領域、LR…下側領域。

Claims (10)

  1. 第1導電型のIII−V族化合物半導体基板と、
    前記III−V族化合物半導体基板の上に設けられた受光層と、
    前記受光層上に設けられたIII−V族化合物半導体製の半導体領域であり、第1導電型の不純物を含む、該半導体領域と、
    前記受光層の内部に境界を有し、第2導電型の不純物を前記半導体領域の表面から選択拡散させることにより形成される複数の第2導電型の領域と、
    を備え、
    前記半導体領域は、該半導体領域の表面から該半導体領域の中間まで延在する第1領域と、前記第1領域と前記受光層との間において延在する第2領域と、を含み、
    前記第1領域における前記第1導電型の不純物の濃度が、前記選択拡散による前記複数の第2導電型の領域の電気的な接続を防止するよう、前記第2領域における前記第1導電型の不純物の濃度より、高い、
    アレイ型受光素子。
  2. 前記第1領域における前記第1導電型の不純物の濃度は、5×1016cm−3より大きく且つ5×1017cm−3以下である、請求項1に記載のアレイ型受光素子。
  3. 前記第2領域における前記第1導電型の不純物の濃度は、5×1016cm−3以下である、請求項2に記載のアレイ型受光素子。
  4. 前記受光層は、III−V族化合物半導体製の多重量子井戸構造を有し、
    前記半導体領域は、前記受光層に接するIII−V族化合物半導体製の拡散濃度分布調整層と、該拡散濃度分布調整層上に設けられたIII−V族化合物半導体製のキャップ層と、を含み、
    前記受光層における前記第2導電型の不純物の濃度は、5×1016cm−3以下である、請求項1〜3の何れか一項に記載のアレイ型受光素子。
  5. 前記多重量子井戸構造は、タイプ2の量子井戸構造である、請求項4に記載のアレイ型受光素子。
  6. 前記III−V族化合物半導体基板は、InP基板であり、
    前記多重量子井戸構造は、InGaAs層とGaAsSb層が交互に積層された多重量子井戸構造、又は、GaInNAs層とGaAsSb層とが交互に積層された多重量子井戸構造であり、
    前記第2導電型の不純物は、Znである、
    請求項5に記載のアレイ型受光素子。
  7. 前記キャップ層は、InP層又はInAlAs層であり、
    前記拡散濃度分布調整層は、InGaAs層である、
    請求項6に記載のアレイ型受光素子。
  8. アレイ型受光素子を製造する方法であって、
    第1導電型のIII−V族化合物半導体基板上に設けられた受光層上に第1導電型の不純物を含むIII−V族化合物半導体製の半導体領域を形成する工程と、
    前記半導体領域の表面上に設けられたマスクの開口から選択的に第2導電型の不純物を拡散させる工程と、
    を含み、
    前記第2導電型の不純物を拡散させる工程において形成される複数の第2導電型の領域が電気的に接続することを防止するよう、前記半導体領域を形成する工程において、前記半導体領域の表面から該半導体領域の中間まで延在する第1領域における第1導電型の不純物の濃度を、前記第1領域と前記受光層との間において延在する第2領域における第1導電型の不純物の濃度より高くする、
    方法。
  9. 前記第1領域における前記第1導電型の不純物の濃度を、5×1016cm−3より大きく且つ5×1017cm−3以下に設定する、請求項8に記載の方法。
  10. 前記複数の第2導電型の領域の前記受光層内における前記第2導電型の不純物の濃度を5×1016cm−3以下に設定する、請求項9に記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017135229A (ja) * 2016-01-27 2017-08-03 住友電気工業株式会社 半導体積層体、受光素子および半導体積層体の製造方法
WO2023218698A1 (ja) * 2022-05-13 2023-11-16 浜松ホトニクス株式会社 半導体受光素子

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