JP2014108462A - 打込機 - Google Patents
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Abstract
【課題】打込機本体の射出口近傍、とくに釘、ねじ等の止め具を射出通路に供給するフィーダ機構を清掃可能なエアダスタを具備し、且つ簡易な構造の打込機を提供する。
【解決手段】本体10に設けられたメインシリンダ25内を往復動可能なメインピストン26と、メインピストン26によって駆動されて止め具を打撃するドライバビット40と、ドライバビット40を案内するとともに、止め具が供給されて射出される射出通路51が形成されたノーズ部50と、止め具を射出通路51に供給するフィーダ機構60と、圧縮空気を吹き出すエアダスタ噴出口92と、噴出口92への圧縮空気の供給を制御するエアダスタバルブ80とを備え、少なくともフィーダ機構60に圧縮空気が当たるように噴出口92の向きを切り換え又は調整可能な構成である。
【選択図】図2
【解決手段】本体10に設けられたメインシリンダ25内を往復動可能なメインピストン26と、メインピストン26によって駆動されて止め具を打撃するドライバビット40と、ドライバビット40を案内するとともに、止め具が供給されて射出される射出通路51が形成されたノーズ部50と、止め具を射出通路51に供給するフィーダ機構60と、圧縮空気を吹き出すエアダスタ噴出口92と、噴出口92への圧縮空気の供給を制御するエアダスタバルブ80とを備え、少なくともフィーダ機構60に圧縮空気が当たるように噴出口92の向きを切り換え又は調整可能な構成である。
【選択図】図2
Description
本発明は、エアダスタ機能を備えた、圧縮空気を動力源とする打込機に関する。
図10に圧縮空気を動力源としてねじを打ち込む従来の打込機の断面図を示す。図11は図10のE−E断面図である。この打込機の詳細な構成及び動作工程は下記特許文献1で述べられているので、以下に概略構成及び動作を説明する。
図10及び図11に示すように、打込機1(図示の例はねじ締め機)は、本体10とマガジン70とを備えている。本体10のハウジング11内には、ハンドル部12に形成された圧縮空気取入口13に連通した蓄圧室14が形成されている。ハンドル部12には、トリガ15と操作バルブ16とが設けられいる。
またハウジング11に設けられたメインシリンダ25内を摺動するメインピストン26の往復動に伴い、ドライバビット40が昇降駆動されるとともに、ハウジング11内のエアモータ20によりドライバビット40が回転駆動されるようになっている。なお、メインシリンダ25の内側底部にはバンパ29が配置されている。
メインシリンダ25の下部にはノーズ部50及びフィーダ機構60が設けられており、このフィーダ機構60にマガジン70が連結されている。マガジン70内にはシート連結ねじ(図示省略)が、巻回された状態で収納されている。ノーズ部50の下端から下方に突出するように、プッシュレバー67がノーズ部50に対して昇降自在に設けられている。
以上の構成において、圧縮空気取入口13を図示せぬ圧縮機に接続し、プッシュレバー67を被打込材に押し当てかつトリガー15を操作して操作バルブ16を作動させると、蓄圧室14に蓄えられた圧縮空気がエアモータ20及びメインピストン26の上側空間に送り込まれ、ドライバビット40は、下降しながら同時に回転し、ドライバビット40の下降、回転により、フィーダ機構60によりノーズ部50の射出通路51に供給されているシート連結ねじの最先端のねじをシートから離脱させ、被打込材にねじの先端を打込むとともに、ねじ込み動作を行う。
上記のような打込機において、下記特許文献2では動力源である圧縮空気を共用し、打込み作業中に発生する粉塵等を清掃するためのエアダスタが提案されている。作業者がエアダスタバルブを任意で操作することで蓄圧室とエアダスタ噴出口が連通し、蓄圧室の圧縮空気がエアダスタ噴出口より噴出する。
また、下記特許文献3では蓄圧室の圧縮空気ではなく、蓄圧室の上流側の圧縮空気を利用するエアダスタを提案している。
打込機本体の射出口近傍は釘のコーティング材の剥離片や木材、石膏ボードの粉塵等で汚れる部位であるが、従来のエアダスタの噴出口は本体前方方向へと噴出するよう固定されており、本体自体を清掃することができなかった。
特許文献3では二軸に回転可能なフックに吹き出し口を配設して、噴出方向を変える構造が提案されている。しかし当該特許文献3の図1で示されているように、釘を装填するマガジンが存在するため、マガジンがフックの回転を阻害し射出口近傍を清掃することはできない。またフックの強度を確保するための大型化や構造複雑化によるコスト増の問題があった。
そこで本発明は、打込機本体の射出口近傍、とくに釘、ねじ等の止め具を射出通路に供給するフィーダ機構を清掃可能なエアダスタを具備し、且つ簡易な構造の打込機を提供することを目的とする。
本発明のある態様は打込機である。この打込機は、本体に設けられたメインシリンダ内を往復動可能なメインピストンと、前記メインピストンとともに往復動し、止め具を打撃するドライバビットと、前記ドライバビットを案内するとともに、前記止め具が供給されて射出される射出通路が形成されたノーズ部と、前記止め具を前記射出通路に供給するフィーダ機構と、圧縮空気を吹き出すエアダスタ噴出口と、前記エアダスタ噴出口への圧縮空気の供給を制御するエアダスタバルブとを備え、
少なくとも前記フィーダ機構に圧縮空気が当たるように前記エアダスタ噴出口の向きを切り換え又は調整可能であることを特徴とする。
少なくとも前記フィーダ機構に圧縮空気が当たるように前記エアダスタ噴出口の向きを切り換え又は調整可能であることを特徴とする。
前記態様において、前記フィーダ機構はフィードピストンを有し、前記フィードピストンの往復動により前記止め具を前記射出通路に供給するものであり、前記フィードピストンに圧縮空気が当たるように前記エアダスタ噴出口の向きを切り換え又は調整可能である構成であるとよい。
前記態様において、前記本体の外殻をなすハウジングに、エアダスタ噴出口を有する回転調整部材を設けるとよい。
前記態様において、前記回転調整部材がキャップ状エアダスタカバーであり、前記エアダスタカバーが前記ハウジング上に密着且つ回転自在に配置されており、前記エアダスタカバーの一部に前記エアダスタ噴出口が設けられていて、前記エアダスタカバーの内側は前記エアダスタバルブと圧縮空気通路で連通している構成であるとよい。
前記態様において、前記本体に設けられたハンドル部に、エアダスタ噴出口を有する回転調整部材を設けるとよい。
前記態様において、前記回転調整部材がキャップ状エアダスタカバーであり、前記エアダスタカバーが前記ハンドル部上に密着且つ回転自在に配置されており、前記エアダスタカバーの一部に前記エアダスタ噴出口が設けられていて、前記エアダスタカバーの内側は前記エアダスタバルブと圧縮空気通路で連通している構成であるとよい。
前記態様において、圧縮空気を蓄える蓄圧室を有し、前記蓄圧室から前記エアダスタバルブに圧縮空気を供給する構成であるとよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、止め具を射出口に供給するフィーダ機構に圧縮空気が当たるようにエアダスタ噴出口の向きを切り換え又は調整可能であるため、使用中に粉塵等で汚れることの多いフィーダ機構を重点的に清掃可能である。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1乃至図7で本発明に係る打込機の第1の実施の形態を説明する。本実施の形態ではエアダスタ機能を付加した点が図10及び図11の従来例とは大きく異なる。
図1及び図2に示すように、打込機1(図示の例はねじ締め機)は、本体10とマガジン70とを備えている。本体10は、本体の外殻をなすハウジング11を有しており、ハウジング11内には、後述のハンドル部12に形成された圧縮空気取入口13に連通した蓄圧室14が形成されている。ここで説明の便宜のために、以下の説明において後述する止め具としてのねじの打込方向、即ち図1の下方向を下方向とし、その反対方向を上方向とする。
ハウジング11の中ほどには、ハウジング11の上下方向に対して略垂直の方向、即ち、図1における右方向へ延出するハンドル部12が設けられている。ハンドル部12の延出端には圧縮空気取入口13が形成されている。ここで、説明の便宜のために、以下の説明においてハンドル部12の延出する方向を後ろ方向とし、その反対方向を前方向とする。ハンドル部12の基部の下方位置には、トリガ15と操作バルブ16とが設けられており、トリガ15と操作バルブ16とは連動するように構成されている。
マガジン70は、ハンドル部12の延出端近傍であってハンドル部12の下方に連結されて設けられている。マガジン70は、その内部に止め具としてのねじを複数個シートで連結して構成されるシート連結ねじ(図示省略)が、巻回された状態で収納されている。
ハウジング11の上方には、エアモータ20が設けられており、エアモータ20により遊星歯車装置22を介して回転される有底円筒状の回転体23が図示せぬ軸受によって回転可能に支持されている。遊星歯車装置22はエアモータ20の回転を減速して回転体23に伝達する。
ハウジング11内にはメインシリンダ25が固定配置されており、回転体23の下部はメインシリンダ25の内側に位置している。回転体23の内周面内には、略筒状をした回転スライド部材30が設けられている。回転スライド部材30は、回転体23と一体に回転するようにその内周面に嵌合しかつ軸方向には摺動自在である。回転スライド部材30には軸体31が固着され、これにドライバビット40が連結固定されている。従って、エアモータ20の回転は、遊星歯車装置22、回転体23、回転スライド部材30、軸体31を介してドライバビット40に伝達される。
また、ドライバビット40を昇降駆動するために、メインシリンダ25内を摺動するメインピストン26が軸体31の周囲に設けられている。メインピストン26の往復動に伴い、軸体31及びこれと一体のドライバビット40が昇降する構成である。なお、メインシリンダ25の内側底部にはバンパ29が配置されている。
メインシリンダ25の下部にはノーズ部50が固定されている。ノーズ部50は、止め具としてのねじ打ち込み時に木材、石膏ボード等の被打込材に対して略垂直方向に位置するものであり、メインシリンダ25の底部の貫通孔と連通する射出通路51を有している。ドライバビット40は射出通路51で案内されて、その内側を下降可能であり、射出通路51の下端がドライバビット40で打撃されたねじを被打込材に向けて射出する射出口となっている。
ノーズ部50の側方には、フィーダ機構60が設けられており、このフィーダ機構60にマガジン70が連結されている。フィーダ機構60は、フィードシリンダ65及びこの内部を往復動(摺動)するフィードピストン66等を有しており、フィードピストン66の往復動によってマガジン70からシート連結ねじの供給を受けてねじを1本毎に射出通路51、つまりドライバビット40の真下に供給する機構となっている。
ノーズ部50の下端から下方に突出するように、プッシュレバー67がノーズ部50に対して昇降自在に設けられている。プッシュレバー67は下方に付勢されている。トリガ15の引き操作と、プッシュレバー67の被打込材への押し当て操作との両方が行われた時に、操作バルブ16が操作されて、主バルブ17を開いてメインピストン26の上側空間及びエアモータ20へ蓄圧室14に蓄えられた圧縮空気を送り込むように構成されている。
以上の構成において、圧縮空気取入口13を図示せぬ圧縮機に接続し、プッシュレバー67を被打込材に押し当てかつトリガー15を操作して操作バルブ16を作動させると、主バルブ17を通してメインピストン26上側に空気圧が加わり、ピストン26を下方に押し下げる。これと同時に、エアモータ20にも圧縮空気が供給され、エアモータ20を回転させる。この結果、回転スライド部材30及びピストン26及びドライバビット40は、下降しながら同時に回転し、ドライバビット40の下降、回転により、フィーダ機構60により射出通路51に供給されているシート連結ねじの最先端のねじをシートから離脱させ、被打込材にねじの先端を打込むとともに、ねじ込み動作を行う。ドライバビット40が下死点へ到達すると、ピストン26によってエアモータ20への圧力通路が塞がれ、エアモータ20は停止しねじ締め終了となり、以後ドライバビット40は上昇位置に復帰する。これが打込機の主要動作である。
本実施の形態では、エアダスタ機能が付加されており、これについての構成、作用について以下に詳述する。
図1に示すように、打込機1において、本体10の外殻をなすハウジング11にエアダスタバルブ80が取り付けられている。エアダスタバルブ80の取付位置は蓄圧室14の壁面をなすハウジング11部分であり、エアダスタバルブ80の下方は蓄圧室14内部と接面しており、エアダスタバルブ80の中間部には圧縮空気流路となるエアダスタ通路82が接続されている。つまり、エアダスタバルブ80は蓄圧室14とエアダスタ通路82間を開閉制御する。
図4は図1のエアダスタバルブ80周辺の拡大図で、図1及び図4はエアダスタバルブ80が未操作の状態を示したものである。エアダスタバルブ80に係合されているOリング81によって、蓄圧室14とエアダスタ通路82は遮断されている。
図5は図4のエアダスタバルブ80を押圧操作した状態を示した図で、エアダスタバルブ80に係合されているOリング81が移動し、蓄圧室14とエアダスタ通路82は連通し、エアの流れFに示すように蓄圧室14内の圧縮空気がエアダスタ通路82へ流入する。
図2の本体左側には、エアダスタ通路82に連通するエアダスタカバー室83を構成するための凹部84がハウジング11に形成され、凹部84の内周面に円環状溝85が形成されている。回転調整部材としてのキャップ状のエアダスタカバー90は凹部84に回転自在に係合して内側にエアダスタカバー室83を形成するものであり、エアダスタカバー90のリップ部91が円環状溝85に回転自在に係合している(但し回転調整後は摩擦によって所定の回転角度を維持できる)。つまり、エアダスタカバー90はプラスチックやゴム等の弾性材で形成してあり、リップ部91を円環状溝85に押し込むことでエアダスタカバー90はハウジング11に密着して装着される。エアダスタカバー90は円筒状であり、X軸まわりに回転可能である。回転中心軸であるX軸は本体10の上下方向(ドライバビット40の軸方向)に対して非垂直となるように(エアダスタカバー90の下側が本体中心軸に近くなるように傾斜し、本体中心軸に対してX軸が鋭角を成すように)、エアダスタカバー90及びハウジング11は構成されている。
ハウジング11とエアダスタカバー90とにより形成されたエアダスタカバー室83は、その円周側面の一部に設けたエアダスタ噴出口92により本体外気と連通している。またエアダスタカバー室83はエアダスタ通路82によりエアダスタバルブ80と連通している。
図2の状態ではエアダスタ噴出口92は紙面に対して鉛直上方に向いている。当該状態でエアダスタバルブ80を図5のように押圧操作すれば、エアダスタバルブ80が開き、蓄圧室14、エアダスタバルブ80、エアダスタ通路82、エアダスタカバー室83及び噴出口92の経路で圧縮空気が供給され、図3のエアダスタ噴出方向Gに示すように従来の打込機同様に本体10に対して前方に圧縮空気が排出される。
また、図6及び図7のように、エアダスタカバー90をX軸まわりに回転させて噴出口92を下向きに回転させると、X軸が本体10の上下方向に対して非垂直であるため、エアダスタ噴出方向Hはノーズ部50の射出口近傍の領域Jに向けることが可能となる。当該状態でエアダスタバルブ80を操作すれば、ねじのコーティング材の剥離片や木材、石膏ボードの粉塵等で汚れの付着しやすい射出口近傍の領域J、とくにノーズ部50に設けられたフィーダ機構60のフィードピストン66周辺を清掃可能である。
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) 本体10の前方に圧縮空気を噴出する機能に加えて、エアダスタカバー90を回転させることでノーズ部50の射出口近傍、とくにフィーダ機構60のフィードピストン66周辺を清掃することができる。
(2) 特許文献2の特許第3385875号で示されている従来構造に対して、エアダスタカバーを追加するだけで目的を達成可能であり、コスト増加は僅かである。
図8及び図9は本発明の第2の実施の形態を示す。この場合、本体10に設けられたハンドル部12の端部側面に、エアダスタ噴出口92を有するキャップ状エアダスタカバー90が設けられている。エアダスタカバー90はハンドル部12の端部側面上に密着且つ回転自在に配置されている。エアダスタカバー90の内側がエアダスタカバー室83となっていて、エアダスタバルブ80とエアダスタ通路82で連通していること等は図1に示した実施の形態と同様である。
ここで、エアダスタ噴出孔92とフィーダ機構60とを結ぶ直線上にマガジン70、特にシート連結ねじが、巻回された状態で収納される円筒状の部分が位置しないようにエアダスタカバー90が配置されている。第2の実施の形態のようなねじ打ち機は、釘打機に比べて短い止具を用いることが多く、従ってマガジン70の縦方向の寸法が小さいため、ハンドル末端にエアダスタカバー90を配置しても、本発明のように傾斜した方向にエアダスタを噴射することでフィーダ機構60に圧縮空気を噴射することができる。一方、ねじ打ち機は前述のように釘打機よりも本体部に複雑な機構を内蔵することが多く、かつ、石膏ボードへの打込み等によってフィーダ機構60に粉塵がかかる場合が多いため、第2の実施の形態のように構成した場合の利益が大きい。
この場合も、エアダスタ噴出方向Kをノーズ部50の射出口近傍の領域、とくにフィードピストン66を含むフィーダ機構60に向けることが可能となり、前述の第1の実施の形態と実質同様の効果を得ることが可能である。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
本発明の各実施の形態では、ハウジング内の蓄圧室の圧縮空気を利用して、エアダスタ噴出口から噴射したが、蓄圧室よりも上流側の圧縮空気(圧縮機から供給される圧縮空気)を利用してエアダスタ噴出口から噴射してもよい。この場合、蓄圧室よりも上流側の圧縮空気を分岐してエアダスタバルブに導けばよい。
また、本発明の各実施の形態では、エアダスタ噴出孔92の向きを回転させる構成としたが、エアダスタ通路に分岐部を設けて、一方をフィーダ機構60側に向けて圧縮空気を噴出できるようにし、他方を本体10の前方あるいは下方に向けて圧縮空気を噴出できるようにしてもよい。この場合は分岐部に切替機構を設けて噴射する方向を切替える構成とすることが好ましい。
本発明の各実施の形態では、止め具としてのねじを打ち込み、かつねじを回転させる打込機に適用した例を示したが、止め具としての釘を打ち込むための回転を伴わない打込機にも本発明は適用可能である。
1 打込機
10 本体
11 ハウジング
12 ハンドル部
13 圧縮空気取入口
14 蓄圧室
15 トリガ
16 操作バルブ
17 主バルブ
20 エアモータ
22 遊星歯車装置
23 回転体
25 メインシリンダ
26 メインピストン
30 回転スライド部材
40 ドライバビット
50 ノーズ部
51 射出通路
60 フィーダ機構
65 フィードシリンダ
66 フィードピストン
67 プッシュレバー
70 マガジン
80 エアダスタバルブ
82 エアダスタ通路
83 エアダスタカバー室
84 凹部
85 円環状溝
90 エアダスタカバー
91 リップ部
92 エアダスタ噴出口
10 本体
11 ハウジング
12 ハンドル部
13 圧縮空気取入口
14 蓄圧室
15 トリガ
16 操作バルブ
17 主バルブ
20 エアモータ
22 遊星歯車装置
23 回転体
25 メインシリンダ
26 メインピストン
30 回転スライド部材
40 ドライバビット
50 ノーズ部
51 射出通路
60 フィーダ機構
65 フィードシリンダ
66 フィードピストン
67 プッシュレバー
70 マガジン
80 エアダスタバルブ
82 エアダスタ通路
83 エアダスタカバー室
84 凹部
85 円環状溝
90 エアダスタカバー
91 リップ部
92 エアダスタ噴出口
Claims (7)
- 本体に設けられたメインシリンダ内を往復動可能なメインピストンと、
前記メインピストンとともに往復動し、止め具を打撃するドライバビットと、
前記ドライバビットを案内するとともに、前記止め具が供給されて射出される射出通路が形成されたノーズ部と、
前記止め具を前記射出通路に供給するフィーダ機構と、
圧縮空気を吹き出すエアダスタ噴出口と、
前記エアダスタ噴出口への圧縮空気の供給を制御するエアダスタバルブとを備え、
少なくとも前記フィーダ機構に圧縮空気が当たるように前記エアダスタ噴出口の向きを切り換え又は調整可能であることを特徴とする打込機。 - 前記フィーダ機構はフィードピストンを有し、前記フィードピストンの往復動により前記止め具を前記射出通路に供給するものであり、前記フィードピストンに圧縮空気が当たるように前記エアダスタ噴出口の向きを切り換え又は調整可能であることを特徴とする、請求項1に記載の打込機。
- 前記本体の外殻をなすハウジングに、エアダスタ噴出口を有する回転調整部材を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の打込機。
- 前記回転調整部材がキャップ状エアダスタカバーであり、前記エアダスタカバーが前記ハウジング上に密着且つ回転自在に配置されており、前記エアダスタカバーの一部に前記エアダスタ噴出口が設けられていて、前記エアダスタカバーの内側は前記エアダスタバルブと圧縮空気通路で連通していることを特徴とする、請求項3に記載の打込機。
- 前記本体に設けられたハンドル部に、エアダスタ噴出口を有する回転調整部材を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の打込機。
- 前記回転調整部材がキャップ状エアダスタカバーであり、前記エアダスタカバーが前記ハンドル部上に密着且つ回転自在に配置されており、前記エアダスタカバーの一部に前記エアダスタ噴出口が設けられていて、前記エアダスタカバーの内側は前記エアダスタバルブと圧縮空気通路で連通していることを特徴とする、請求項5に記載の打込機。
- 圧縮空気を蓄える蓄圧室を有し、前記蓄圧室から前記エアダスタバルブに圧縮空気を供給することを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の打込機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012262341A JP2014108462A (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 打込機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012262341A JP2014108462A (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 打込機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014108462A true JP2014108462A (ja) | 2014-06-12 |
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ID=51029411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012262341A Pending JP2014108462A (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 打込機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014108462A (ja) |
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2012
- 2012-11-30 JP JP2012262341A patent/JP2014108462A/ja active Pending
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