JP2014108152A - 伸縮性シートの製造装置及び製造方法 - Google Patents

伸縮性シートの製造装置及び製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】弾性部材を加圧して切断する凸部を備え、且つ該凸部の欠け・磨耗が生じ難く且つ該弾性部材を確実に切断し得る伸縮性シートの製造装置及び製造方法を提供すること。
【解決手段】第1のロール5の周面の周方向Rの一部に、複数個の凸部4が規則的なパターンで配置された凸部群4Pが形成されている。凸部群4Pを構成する複数個の凸部4のうち、第1のロール5の回転方向R1の最前部に位置して複合シート10Aと最初に接触する、最前部凸部4Qは、その頂部40の回転方向R1の前端41が、第1のロール5の回転軸方向Aと平行な直線30である。凸部群4Pにおける最前部凸部4Q以外の他の凸部4は、その頂部40の回転方向R1の前端41が、互いに交差する二辺42,43により構成される角部31であり、該二辺42,43は、何れも回転軸方向A及び周方向Rの両方向に交差している。
【選択図】図3

Description

本発明は、シート間に複数の弾性部材が伸長状態で配置され且つ該弾性部材の切断による非伸縮部を有する伸縮性シートの製造に関する。
従来、使い捨ておむつ等の吸収性物品には、ウエスト部、胴回り部等の所定部位の着用者への密着性を向上させるために、伸縮性シートが用いられており、該伸縮性シートとして、不織布やプラスチックフィルム等の本来伸縮性を有さない非伸縮性シート上に複数の糸状又は帯状の弾性部材が伸長状態で配置された構成のものが知られている。また、伸縮性シートとしては、シート全体が伸縮性を有しているもののみならず、必要な部分のみに伸縮性が付与され、伸縮性を有しない非伸縮部を有するものも知られている。
例えば特許文献1には、非伸縮部を有する伸縮性シートの製造方法として、表面に凸部を複数個配列した第1のロールと、これと対向する第2のロールとの間に、シート間に複数の弾性部材が伸長状態で配置された積層体を通過させ、該積層体の該弾性部材を、該第1のロールの該凸部と該第2のロール間での加圧により切断する方法が記載されている。特許文献1の図4等には、凸部を第1のロールの周面に千鳥状に配置することが記載されており、その千鳥状に配置された各凸部は、該凸部における前記積層体と当接する頂部が、平面視において該第1のロールの回転軸方向に延びる直線状(矩形状)又は菱形状に形成されている。
また特許文献2には、シートの所定部分に伸縮特性の異なる領域を形成することを目的として、外周面の所定エリアに凸部群が形成された第1のロールと、これに対向する第2のロールとの間に、シート間に複数の弾性部材が伸長状態で配置された積層体を通過させ、該積層体の該弾性部材を、該凸部群を構成する凸部と該第2のロール間での加圧により切断する方法において、前記凸部群として、前記第1のロールの回転軸方向に沿って複数の凸部が並んでなる凸部列が、周方向に間隔をおいて複数列設けられてなるものを採用し、且つ前記凸部群の中で周方向の最下流に位置する凸部列を構成する凸部のうちの少なくとも一つの凸部を、当該凸部における周方向の下流端の位置が、当該凸部列を構成する他の凸部における下流端の位置からずらして配置することが記載されている。
特開2002−35029号公報 特開2010−240112号公報
特許文献1に記載の第1のロール(表面に凸部を複数個配列したロール)においては、凸部が該ロールの回転軸方向に所定間隔をおいて複数配置されて凸部列を形成し、この凸部列を構成する複数の凸部が前記積層体に同時に接触するため、凸部1個当たりに割り当てられる荷重(線圧)が比較的小さく、該積層体の弾性部材を切断できないおそれがある。また、特許文献2に記載の技術は、凸部のパターンの工夫により、凸部1個当たりに割り当てられる荷重(線圧)が比較的大きく、弾性部材の切断をより確実に行うことはできるものの、該荷重が大きすぎて凸部の欠けや磨耗を引き起こすおそれがある。このような、荷重に起因する凸部の欠け・磨耗は、特に、凸部が設けられているロールの回転方向の最前部に位置して被加工シートと最初に接触する、最前部凸部に顕著に見られる。弾性部材を加圧して切断する凸部を備えた伸縮性シートの製造装置において、凸部の欠け・磨耗が生じ難く且つ弾性部材を確実に切断し得る技術は未だ提供されていない。
従って、本発明の課題は、弾性部材を加圧して切断する凸部を備え、且つ該凸部の欠け・磨耗が生じ難く且つ該弾性部材を確実に切断し得る伸縮性シートの製造装置及び製造方法を提供することにある。
本発明は、シート間に複数の弾性部材が伸長状態で配置された複合シートを用い、該弾性部材を切断して非伸縮部を有する伸縮性シートを製造するのに用いられ、該弾性部材を切断する切断手段を具備する伸縮性シートの製造装置であって、前記切断手段は、周面に凸部が複数個突設された第1のロールと、該第1のロールと対向する第2のロールとを具備し、前記第1のロールの周面の周方向の一部に、複数個の前記凸部が規則的なパターンで配置された凸部群が形成されており、前記凸部の規則的なパターンは、前記凸部が前記第1のロールの回転軸方向及び周方向の両方向に交差する交差方向に所定間隔をおいて複数個配置されてなる、凸部列が、該交差方向と交差する方向で且つ該回転軸方向及び該周方向以外の他の方向に所定間隔をおいて複数列形成されたパターンであり、前記凸部群を構成する複数個の前記凸部のうち、前記第1のロールの回転方向の最前部に位置して前記複合シートと最初に接触する、最前部凸部は、その頂部の該回転方向の前端が、該第1のロールの回転軸方向と平行な直線であり、前記凸部群における前記最前部凸部以外の他の凸部は、その頂部の前記回転方向の前端が、互いに交差する二辺により構成される角部であり、該二辺は、何れも前記回転軸方向及び前記周方向の両方向に交差している伸縮性シートの製造装置を提供するものである。
また本発明は、シート間に複数の弾性部材が伸長状態で配置された複合シートを製造する複合シート製造工程と、該複合シートの該弾性部材を切断して該複合シートに非伸縮部を形成する非伸縮部形成工程とを具備する伸縮性シートの製造方法であって、前記製造装置を用いて前記非伸縮部形成工程を実施し、該非伸縮部形成工程において、前記複合シートを、回転する前記第1のロールと前記第2のロールとの間を通過させ、前記凸部群を構成する前記凸部と該第2のロールの周面とでの加圧により該複合シートの前記弾性部材を切断する伸縮性シートの製造方法を提供するものである。
本発明によれば、弾性部材を加圧して切断する凸部を備え、且つ該凸部の欠け・磨耗が生じ難く且つ該弾性部材を確実に切断し得る伸縮性シートの製造装置及び製造方法が提供される。
図1は、本発明の伸縮性シートの製造装置の一実施態様を用いた、本発明の伸縮性シートの製造方法の一実施態様の概略斜視図である。 図2は、図1に示す第1のロールの模式的な側面図である。 図3は、図1に示す第1のロールにおける凸部のパターンの一例を模式的に示す平面図である。 図4は、本発明に係る第1のロールにおける凸部のパターンの他の例を模式的に示す平面図である。
以下本発明を、その好ましい実施態様に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、本実施態様の伸縮性シートの製造装置1の概略が示されている。本実施態様の製造装置1は、シート11,12間に複数の弾性部材13が伸長状態で配置され且つ弾性部材13の切断による非伸縮部14を有する伸縮性シート10の製造に用いられるもので、弾性部材13を切断する切断手段3を具備する。
伸縮性シート10の製造方法は、シート11,12間に複数の弾性部材13が伸長状態で配置された複合シート10Aを製造する複合シート製造工程と、複合シート10Aの弾性部材13を切断して該複合シート10Aに非伸縮部14を形成する非伸縮部形成工程とを具備しているところ、製造装置1の切断手段3は、該非伸縮部形成工程を実施するための手段であり、製造装置1は、切断手段3に加えて更に、該複合シート製造工程を実施するための手段として複合シート製造手段2を具備している。
複合シート製造手段2は、切断手段3よりもMD(Machine Direction)の上流側に配置されており、シート11,12の搬送手段(図示せず)と、ガイドロール21を含む、弾性部材13の搬送手段と、シート11に接着剤を塗布する接着剤塗布手段22と、複合シート10Aの各構成部材11,12,13が合流される上下一対のニップロール23,23とを含んで構成されている。複合シート製造手段2の構成は、この種の伸縮性シート(シート上に複数の弾性部材が伸長状態で配置された構成のシート)の製造装置におけるものと基本的に同じである。
複合シート製造手段2においては、図1に示すように、原反ロール(図示せず)から連続的に供給される帯状のシート11を図1中符合MDで示すシート搬送方向に搬送させつつ、該シート11の一面(シート12との対向面)に接着剤塗布手段22によりホットメルト接着剤等の接着剤を塗布し、その接着剤が塗布されたシート11を一対のニップロール23,23間へ搬送する。また、複数(図示の態様では7本)の糸状の弾性部材13それぞれに所定のテンションをかけて所定の伸長率に伸長させ、その伸長状態の複数の弾性部材13を、ガイドロール21を介して一対のニップロール23,23間へ搬送する。また別途、シート11とCD(Cross machine Direction)の長さが同じである帯状のシート12を、シート11の上方から一対のニップロール23,23間へ搬送する。CDは、MDと直交する方向であり、後述するロール5,6の回転軸51,61(回転軸方向A)と平行である。こうして、一対のニップロール23,23間に、2枚の帯状のシート11,12と両シート11,12に挟まれた伸長状態の複数の弾性部材13とを送り込み、両ロール23,23で加圧することにより、各部材11,12,13が接着剤を介して互いに圧着され、帯状の複合シート10Aが得られる。尚、接着剤はシート12に塗布しても良く、シート11とシート12の両方に塗布しても良く、また複数の弾性部材13に塗布しても良い。弾性部材13はMDに沿って配置されており、換言すると、弾性部材13は後述する第1のロール5の周方向Rに延びていることになる。
製造装置1が具備する切断手段3は、こうして複合シート製造手段2を用いて製造された複合シート10Aの弾性部材13を切断し、該複合シート10Aに非伸縮部14を形成するのに用いられるもので、図1に示すように、周面に凸部4が複数個突設された第1のロール5と、該第1のロール5と対向する第2のロール6とを具備している。第2のロール6の周面は、凹凸形状を有しておらず、実質的に(巨視的に)平滑である。
より具体的には、切断手段3は、図1に示すように、回転軸51回りに方向R1に回転可能に支持された円筒形状の回転体52を有する第1のロール5と、回転軸61回りに方向R2に該ロール5と同期して回転する円筒形状の回転体62を有する第2のロール6とを具備し、両ロール5,6(回転体52,62)が回転しているときに、両ロール5,6間に供給された複合シート10Aの弾性部材13を、ロール5の凸部4とロール6(回転体62)の周面とでの加圧により切断するようになされている。両ロール5,6は、それらの回転軸51,61に駆動手段(図示せず)からの駆動力が伝達されることによって同期して回転するように設けられている。
両ロール5,6を構成する各部材(凸部4、回転軸51,61、回転体52,62、後述する加工部53等)は、ダイス鋼等の各種工具鋼(鉄鋼)等の金属製の剛体を含んで構成されている。本実施態様においては、両ロール5,6それぞれには、内部にヒーター等の加熱手段(図示せず)が付設されており、該加熱手段からの熱伝導によって、両ロール5,6間を通過する複合シート10Aに熱が伝達されるようになされている。但し、本発明においては、斯かる加熱手段は必須ではなく、両ロール5,6の何れにも加熱手段が付設されていなくても良く、あるいは何れか一方のみに加熱手段が付設されていても良い。
前記加熱手段による第1のロール5の凸部4の加熱温度は、両ロール5,6間に供給された複合シート10Aの弾性部材13の、該凸部4による切断性を向上する観点から、好ましくは30℃以上200℃以下、更に好ましくは50℃以上120℃以下である。このように凸部4の加熱温度に上限(200℃)を設けた理由は、複合シート10A(シート11,12)が溶融してロール5,6に付着・成長することがないようにするためであり、シート11,12に不織布を用いた場合、凸部4の加熱温度の上限は、その構成素材の融点以下にすることが好ましく、例えば、構成素材がポリエチレンであれば130℃以下にすることが好ましい。
切断手段3においては、図1に示すように、複合シート製造手段2を用いて得られた帯状の複合シート10Aを、方向R1に回転する第1のロール5と方向R2に回転する第2のロール6との間を通過させ、後述する凸部群4Pを構成する凸部4と第2のロール6(回転体62)の周面とでの加圧とにより複合シート10Aの弾性部材13を切断し、該複合シート10Aに非伸縮部14を形成する(非伸縮部形成工程)。本実施態様の非伸縮部形成工程においては、前述した通り、両ロール5,6に付設された加熱手段を用い、両ロール5,6による加圧と該加熱手段による加熱とにより弾性部材13を切断している。こうして、複合シート10Aに非伸縮部14を形成することにより、目的とする伸縮性シート10(シート上に複数の弾性部材が伸長状態で配置され且つ該弾性部材の切断による非伸縮部を有する伸縮性シート)が得られる。
本発明の主たる特長の1つである第1のロール5について更に説明すると、図1〜図3に示すように、第1のロール5(回転体52)の周面の周方向Rの一部には、複数個の凸部4が規則的なパターンで配置された凸部群4Pが形成されている。より具体的には、第1のロール5(回転体52)は、その周面に、周方向Rに略等間隔に突出形成された複数(図示の態様では2個)の加工部53を具備しており、各加工部53の上面に凸部4(凸部群4P)が形成されている。即ち、図示の態様では、第1のロール5の周面に、複数の(2つ)の凸部群4Pが周方向Rに略等間隔に形成されており、第1のロール5の周面における加工部53以外の部分には、凸部4は形成されていない。複数の凸部群4Pそれぞれにおける凸部4のパターンは同じである。
複数個の凸部4は、それぞれ、複合シート10Aと接触する頂部40を有し、且つ凸部4をロール5(回転体52)の周面に沿って切断したときの該凸部4の断面積が、頂部40から第1のロール5の回転軸51側に向かって漸次増加する、台形状を有している。各凸部4の頂部40は、平面視において四角形形状を有しており、台形状の凸部4の側面40sは、平面視四角形形状の頂部40を構成する四辺それぞれから回転軸51側に向かって斜めに延びている。ここで、「平面視」とは、対象物(凸部4等)を、第1のロール5(回転体52)の周面の法線方向(第1のロール5の回転軸方向Aと直交する方向)の外方から見た場合を意味する。
前述したように、凸部群4Pは、複数個の凸部4が規則的なパターンで配置されて形成されているところ、この凸部4の規則的なパターンは、図3に示すように、凸部4が第1のロール5の回転軸方向A及び周方向Rの両方向に交差する交差方向Xに所定の間隔W1をおいて複数個配置されてなる、凸部列4Xが、交差方向Xと交差する方向で且つ回転軸方向A及び周方向R以外の他の方向Yに所定の間隔W2をおいて複数列形成されたパターンである。交差方向Xと他の方向Yとのなす角度θ(両方向X,Yのなす角度のうち鋭角の方)は、好ましくは40°以上90°以下、更に好ましくは60°以上70°以下であり、本実施態様におけるθは65°である。
尚、本実施態様においては、凸部4の規則的なパターンは、「凸部4が第1のロール5の回転軸方向A及び周方向Rの両方向に交差する交差方向Yに所定の間隔W2をおいて複数個配置されてなる、凸部列4Yが、交差方向Yと交差する方向で且つ回転軸方向A及び周方向R以外の他の方向Xに所定の間隔W1をおいて複数列形成されたパターン」と言うこともできる。
そして、本実施態様においては、斯かる凸部4の規則的なパターン(凸部群4P)の採用に加えて更に、下記構成1及び2を採用している。
・構成1:凸部群4Pを構成する複数個の凸部4のうち、第1のロール5の回転方向R1の最前部に位置して複合シート10A(両ロール5,6間を通過する被加工シート)と最初に接触する、最前部凸部4Qは、その頂部40の回転方向R1の前端41が、第1のロール5の回転軸方向Aと平行な直線30である(図3参照)。
・構成2:凸部群4Pにおける最前部凸部4Q以外の他の凸部4は、その頂部40の回転方向R1の前端41が、互いに交差する二辺42,43により構成される角部31であり、該二辺42,43は、何れも回転軸方向A及び周方向Rの両方向に交差している(図3参照)。
前記構成1に関し、本実施態様においては、図3に示すように、最前部凸部4Qは複数個(3個)存しており、複数個の最前部凸部4Qそれぞれの頂部40の前端41である直線30が、平面視において回転軸方向Aと平行な1本の仮想直線(図示せず)上に存している。各最前部凸部4Qの頂部40は、何れも平面視において、前端41(直線30)を斜辺とする台形形状(四角形形状)を有している。
前記構成2に関し、本実施態様においては、最前部凸部4Q以外の他の凸部4の頂部40は、図3に示す如き平面視において平行四辺形形状(四角形形状)を有しており、相対向する2組の辺42,42及び辺43,43において各辺どうしは互いに平行である。角部31を構成する二辺42,43のうちの一辺42は、交差方向X(凸部列4X)と平行な直線であり、他の一辺43は、他の方向Y(凸部列4Y)と平行な直線である。
シート間に配置された弾性部材13を加圧して切断する第1のロール5の凸部4がこのように構成・配置されていることにより、切断手段3による弾性部材の切断はより確実に実行されるようになる。即ち、特に、前述した凸部4の規則的なパターン(凸部群4P)と前記構成2との組み合わせの採用により、第1のロール5と第2のロール6との間を通過する複合シート10A(被加工シート)に対し、最前部凸部4Q以外の複数個の他の凸部4は、ロール5の回転方向R1の前側(図3の上側)に位置するものから順に接触し、且つ同じ凸部列4Xに属する複数個の凸部4においては、回転方向R1の前側に位置するものから順に1個ずつ接触するため、特許文献1に記載されているように複数個の凸部が被加工シートに同時に接触する場合に比して、凸部1個当たりに割り当てられる荷重(線圧)が大きく、そのため、複合シート10Aの弾性部材13を確実に切断することができる。また、主として前記構成2の採用により、凸部1個当たりに割り当てられる荷重(線圧)の変化を少なくすることが可能になると共に、特に、最前部凸部4Q以外の他の凸部4の頂部40を構成する各辺42,43が回転軸方向A及び周方向Rの両方向に交差していることにより、該凸部4による複合シート10Aの弾性部材13の切断性が向上する。
しかしながら、このように凸部1個当たりに割り当てられる荷重を大きくすると、特に、複合シート10A(被加工シート)と最初に接触する最前部凸部4Qが、その過剰な荷重により、欠けたり磨耗したりするおそれがある。そこで、本実施態様においては、前記構成2に加えて更に前記構成1を採用し、欠け・磨耗が特に生じ易い最前部凸部4Qに対し、その頂部40の前端41を、該凸部4Qが設けられている第1のロール5の回転軸方向Aと平行な直線30とし、そうすることで最前部凸部4Qにかかる荷重を低減させ、最前部凸部4Qの欠けや磨耗の発生を抑制している。
本実施態様においては、図3に示すように、任意の1列の凸部列4Xにおいて隣り合う任意の2個の凸部4,4は、それら2個の凸部4,4それぞれの一部が第1のロール5の回転軸方向Aにおいて同位置に存するように配置されている。換言すると、凸部群4Pをロール5の周方向R(回転方向R1)に縦断する仮想直線(図3の上下方向に延びる直線)を1本引き、該仮想直線を、ロール5の回転軸方向Aに沿って移動させた場合に、任意の1列の凸部列4Xにおいて隣り合う任意の2個の凸部4,4が、該仮想直線と同時に重なる場合があるようになされている。つまり、同じ凸部列4Xに属する隣り合う2個の凸部4,4は、ロール5の周方向Rにおいて一部重複している。斯かる構成により、複合シート10A(被加工シート)の周方向Rに延びる弾性部材13を、凸部4でより確実に加圧・切断することが可能となり、凸部4による弾性部材13の切断性がより一層向上する。
尚、このような凸部列4Xにおける凸部4の配置は、凸部列4Xと交差する方向に延びる凸部列4Yについても当てはまり、図3に示すように、任意の1列の凸部列4Yにおいて隣り合う任意の2個の凸部4,4は、それら2個の凸部4,4それぞれの一部が第1のロール5の回転軸方向Aにおいて同位置に存するように配置されている。
また、本実施態様においては、図3に示すように、隣り合う任意の2列の凸部列4X,4Xは、一方の凸部列4Xを構成する複数個の凸部4の一部と他方の凸部列4Xを構成する複数個の凸部4の一部とが、第1のロール5の回転軸方向Aにおいて同位置に存するように配置されている。換言すると、凸部群4Pをロール5の周方向R(回転方向R1)に縦断する仮想直線(図3の上下方向に延びる直線)を1本引き、該仮想直線を、ロール5の回転軸方向Aに沿って移動させた場合に、隣り合う任意の2列の凸部列4X,4Xにおいて一方の凸部列4Xの凸部4と他方の凸部列4Xの凸部4とが、該仮想直線と同時に重なる場合があるようになされている。つまり、隣り合う任意の2列の凸部列4X,4Xは、ロール5の周方向Rにおいて一部重複している。斯かる構成により、複合シート10A(被加工シート)の周方向Rに延びる弾性部材13を、凸部4でより確実に加圧・切断することが可能となり、凸部4による弾性部材13の切断性がより一層向上する。
尚、このような隣り合う任意の2列の凸部列4X,4Xにおける凸部4の配置は、凸部列4Xと交差する方向に延びる凸部列4Yについても当てはまり、図3に示すように、隣り合う任意の2列の凸部列4Y,4Yは、一方の凸部列4Yを構成する複数個の凸部4の一部と他方の凸部列4Yを構成する複数個の凸部4の一部とが、第1のロール5の回転軸方向Aにおいて同位置に存するように配置されている。
また、本実施態様においては、最前部凸部4Qは、第1のロール5(回転体52)の周面の回転軸方向Aの中央部に存している。斯かる構成は、第1のロール5の熱膨張の影響を最小限に抑えることを目的としたものである。即ち、前述したように、第1のロール5の内部にはヒーター等の加熱手段が付設されているところ、この加熱手段を稼動させてロール5を加熱すると、ロール5(回転体52)が、その周面の回転軸方向Aの中央部が最も膨張する形で熱膨張を起こす場合があり、その場合、周面に設けられている凸部4の形状・配置に変化が生じる。斯かる観点から、本実施態様においては、熱膨張の影響が最も少なく周面上の凸部の変形が最も起こり難い、ロール5の周面の回転軸方向Aの中央部に、最前部凸部4Qを配置している。ロール5の周面の回転軸方向Aの中央部、即ち、最前部凸部4Qが配置される領域の回転軸方向Aに沿った長さは、ロール5の周面の回転軸方向Aの全長に対して、好ましくは10%以上、更に好ましくは20%以上、そして、好ましくは50%以下、更に好ましくは30%以下、より具体的には、好ましくは10〜50%、更に好ましくは20〜30%である。
また、本実施態様においては、図3に示すように、凸部群4Pを構成する複数個の凸部4のうち、第1のロール5の回転方向R1の最後部に位置して複合シート10Aと最後に接触する、最後部凸部4Rは、その頂部40の回転方向R1の後端44が、第1ロール5の回転軸方向Aと平行な直線30である。最後部凸部4Rは、最前部凸部4Qと同数(3個)存しており、複数個の最後部凸部4Rそれぞれの頂部40の後端44である直線30が、平面視において回転軸方向Aと平行な1本の仮想直線(図示せず)上に存している。各最後部凸部4Rの頂部40は、最前部凸部4Qと同じ平面視形状を有し、後端44(直線30)を斜辺とする台形形状(四角形形状)を有している。このように、最後部凸部4Rの凸部40の後端44を回転軸方向Aと平行な直線30とすることにより、最後部凸部4Rにかかる荷重を低減させ、最後部凸部4Rの欠けや磨耗の発生を抑制する、という効果が奏される。
前述した作用効果(凸部の欠け・磨耗の低減、弾性部材の切断性の向上)をより確実に奏させるようにする観点から、第1のロール5の各部の寸法等は、次のように設定することが好ましい。
凸部4(最前部凸部4Q及び最後部凸部4Rを含む。以下特に断らない限り同じ。)の頂部40の面積は、好ましくは0.5mm2以上、更に好ましくは1mm2以上、そして、好ましくは25mm2以下、更に好ましくは9mm2以下、より具体的には、好ましくは0.5mm2以上25mm2以下、更に好ましくは1mm2以上9mm2以下である。
凸部4の突出高さT(図2参照)は、好ましくは0.25mm以上、更に好ましくは0.5mm以上、そして、好ましくは5mm以下、更に好ましくは2.5mm以下、より具体的には、好ましくは0.25mm以上5mm以下、更に好ましくは0.5mm以上2.5mm以下である。
任意の1cm四方の正方形形状の領域内に存する凸部4の数は、好ましくは1個以上、更に好ましくは10個以上、そして、好ましくは70個以下、更に好ましくは30個以下、より具体的には、好ましくは1個以上70個以下、更に好ましくは10個以上30個以下である。
凸部列4Xにおいて隣り合う凸部4,4の間隔W1(図3参照)は、好ましくは0.5mm以上、更に好ましくは1mm以上、そして、好ましくは5mm以下、更に好ましくは3mm以下、より具体的には、好ましくは0.5mm以上5mm以下、更に好ましくは1mm以上3mm以下である。
隣り合う凸部列4X,4Xの間隔W2(図3参照)は、好ましくは0.5mm以上、更に好ましくは1mm以上、そして、好ましくは5mm以下、更に好ましくは3mm以下、より具体的には、好ましくは0.5mm以上5mm以下、更に好ましくは1mm以上3mm以下である。
伸縮性シート10について説明すると、伸縮性シート10を構成する各部材としては、この種の伸縮性シートにおいて通常用いられているものを特に制限無く用いることができる。シート11及び12としては、例えば、紙、各種不織布、樹脂製フィルム、あるいはこれらを適宜組み合わせた複合シート等を用いることができる。シート11とシート12とは同じ組成であっても良く、異なっていても良い。弾性部材13の材質は特に制限されず、また、弾性部材13の形態としては、糸状、帯状、リボン状等から適宜選択することができる。弾性部材13の幅(径)は、好ましくは0.1mm以上5mm以下である。
伸縮性シート10は、その伸縮特性を活かした種々の用途に用いることができ、例えば、使い捨ておむつ、生理用ナプキン等の、吸収体を具備する吸収性物品に用いることができる。伸縮性シート10を使い捨ておむつに用いる場合は、おむつの外装体、該外装体内に配置する伸縮部材、あるいはおむつのギャザー部材等として好適であり、また、生理用ナプキンに用いる場合は、ギャザー部材等として好適である。また、伸縮性シート10は、吸収性物品の他、吸収体を具備しない着用物品、例えば、手術着等の医療用着用物品、ジャンパー等の一般の着用物品にも好適である。
以上、本発明をその実施態様に基づいて説明したが、本発明は、前記実施態様に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。例えば、前記実施態様では、複合シート10Aの弾性部材13の切断を、第1のロール5の凸部4と第2のロール6の周面とでの加圧と、第1のロール5に付設されたヒーター等の加熱手段による加熱とにより実施していたが、後者は無くても良く、第1のロール5の凸部4と第2のロール6の周面とでの加圧のみにより弾性部材13を切断することも可能である。また、前記実施態様では、凸部群4Pは、第1のロール5に2つ形成されていたが、凸部群4Pの数は1つでも良く、3つ以上でも良い。また、前記実施態様では、凸部群4P(凸部4)は加工部43上に形成されていたが、加工部43は無くても良く、回転体52の周面上に直接形成されていても良い。
また、第1のロール5における凸部4のパターンは、図4に示す如きパターンであっても良い。図4に示す凸部4のパターンは、最前部凸部4Qが凸部群4Pの回転軸方向Aの中央部に存しているパターンである。図4に示す凸部4のパターンは、前述した凸部4のパターン「最前部凸部4Qが第1のロール5(回転体52)の周面の回転軸方向Aの中央部に存している」と同様に、第1のロール5の熱膨張の影響を最小限に抑えるのに有効である。図4に示す凸部4のパターンによる斯かる作用効果をより確実に奏させるようにする観点から、最前部凸部4Qは、凸部群4Pを回転軸方向Aに二分する仮想直線CLから該回転軸方向Aに、該凸部群4Pの該回転軸方向Aの全長の25%以内の領域に存していることが好ましい。
前述した本発明の実施態様に関し、更に以下の付記(伸縮性シートの製造装置及び製造方法)を開示する。
<1> シート間に複数の弾性部材が伸長状態で配置された複合シートを用い、該弾性部材を切断して非伸縮部を有する伸縮性シートを製造するのに用いられ、該弾性部材を切断する切断手段を具備する伸縮性シートの製造装置であって、
前記切断手段は、周面に凸部が複数個突設された第1のロールと、該第1のロールと対向する第2のロールとを具備し、
前記第1のロールの周面の周方向の一部に、複数個の前記凸部が規則的なパターンで配置された凸部群が形成されており、
前記凸部の規則的なパターンは、前記凸部が前記第1のロールの回転軸方向及び周方向の両方向に交差する交差方向に所定間隔をおいて複数個配置されてなる、凸部列が、該交差方向と交差する方向で且つ該回転軸方向及び該周方向以外の他の方向に所定間隔をおいて複数列形成されたパターンであり、
前記凸部群を構成する複数個の前記凸部のうち、前記第1のロールの回転方向の最前部に位置して前記複合シートと最初に接触する、最前部凸部は、その頂部の該回転方向の前端が、該第1のロールの回転軸方向と平行な直線であり、
前記凸部群における前記最前部凸部以外の他の凸部は、その頂部の前記回転方向の前端が、互いに交差する二辺により構成される角部であり、該二辺は、何れも前記回転軸方向及び前記周方向の両方向に交差している伸縮性シートの製造装置。
<2> 前記凸部群を構成する複数個の前記凸部のうち、前記第1のロールの回転方向の最後部に位置して前記複合シートと最後に接触する、最後部凸部は、その頂部の該回転方向の後端が、該第1ロールの回転軸方向と平行な直線である前記<1>記載の伸縮性シートの製造装置。
<3> 前記最後部凸部は複数個存している前記<2>記載の伸縮性シートの製造装置。
<4> 前記最後部凸部は、前記最前部凸部と同数存している前記<2>又は<3>記載の伸縮性シートの製造装置。
<5> 任意の1列の前記凸部列において隣り合う任意の2個の前記凸部は、それら2個の凸部それぞれの一部が前記第1のロールの回転軸方向において同位置に存するように配置されている前記<1>〜<4>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<6> 任意の1列の前記凸部列において隣り合う任意の2個の前記凸部は、前記第1のロールの周方向において一部重複している前記<5>記載の伸縮性シートの製造装置。
<7> 前記最前部凸部は複数個存している前記<1>〜<6>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<8> 前記最前部凸部は、前記第1のロールの周面の回転軸方向の中央部に存している前記<1>〜<7>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<9> 前記第1のロールの周面における前記最前部凸部が配置される領域の回転軸方向に沿った長さは、該第1のロールの周面の該回転軸方向の全長に対して、好ましくは10%以上、更に好ましくは20%以上、そして、好ましくは50%以下、更に好ましくは30%以下、より具体的には、好ましくは10〜50%、更に好ましくは20〜30%である前記<8>記載の伸縮性シートの製造装置。
<10> 更に、前記切断手段よりもシート搬送方向の上流側に配置される複合シート製造手段を具備し、該複合シート製造手段は、シートの搬送手段と、弾性部材の搬送手段と、シート又は弾性部材に接着剤を塗布する接着剤塗布手段と、複合シートの各構成部材が合流される上下一対のニップロールとを含んで構成されている前記<1>〜<9>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<11> 前記第2のロールの周面は、凹凸形状を有しておらず、平滑である前記<1>〜<10>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<12> 前記第1のロール又は前記第2のロールには、加熱手段が付設されている前記<1>〜<11>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<13> 前記加熱手段による前記第1のロール又は前記第2のロールの前記凸部の加熱温度は、好ましくは30℃以上200℃以下、更に好ましくは50℃以上120℃以下である前記<12>に記載の伸縮性シートの製造装置。
<14> 前記第1のロールは、その周面に、周方向に等間隔に突出形成された複数の加工部を具備しており、各該加工部の上面に前記凸部群が形成されている前記<1>〜<113>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<15> 前記凸部群を構成する複数個の前記凸部は、それぞれ、前記複合シートと接触する頂部を有し、且つ前記凸部を前記第1のロールの周面に沿って切断したときの該凸部の断面積が、前記頂部から該第1のロールの回転軸側に向かって漸次増加する、台形状を有している前記<1>〜<14>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<16> 前記交差方向と前記他の方向とのなす角度θは、好ましくは40°以上90°以下、更に好ましくは60°以上70°以下である前記<1>〜<15>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<17> 前記凸部群における前記凸部の規則的なパターンは、該凸部が前記第1のロールの回転軸方向及び周方向の両方向に交差する前記他の方向Yに所定の間隔をおいて複数個配置されてなる、凸部列が、該他の方向と交差する方向で且つ該回転軸方向及び該周方向以外の前記交差方向に所定の間隔をおいて複数列形成されたパターンである前記<1>〜<16>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<18> 前記最前部凸部は複数個存しており、複数個の該最前部凸部それぞれの頂部の前記回転方向の前端である直線は、平面視において前記第1のロールの回転軸方向と平行な1本の仮想直線上に存している前記<1>〜<17>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<19> 前記他の凸部の頂部は、平面視において平行四辺形形状を有している前記<1>〜<18>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<20> 前記他の凸部の頂部は、前記角部を構成する二辺のうちの一辺が、前記交差方向(前記交差方向に延びる凸部列)と平行な直線であり、他の一辺は、前記他の方向(前記他の方向に延びる凸部列)と平行な直線である前記<1>〜<19>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<21> 隣り合う任意の2列の前記凸部列は、前記第1のロールの周方向において一部重複している前記<1>〜<20>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<22> 前記凸部群を構成する複数個の前記凸部それぞれの頂部の面積は、好ましくは0.5mm2以上、更に好ましくは1mm2以上、そして、好ましくは25mm2以下、更に好ましくは9mm2以下、より具体的には、好ましくは0.5mm2以上25mm2以下、更に好ましくは1mm2以上9mm2以下である前記<1>〜<21>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<23> 前記凸部群を構成する複数個の前記凸部それぞれの突出高さは、好ましくは0.25mm以上、更に好ましくは0.5mm以上、そして、好ましくは5mm以下、更に好ましくは2.5mm以下、より具体的には、好ましくは0.25mm以上5mm以下、更に好ましくは0.5mm以上2.5mm以下である前記<1>〜<22>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<24> 任意の1cm四方の正方形形状の領域内に存する前記凸部の数は、好ましくは1個以上、更に好ましくは10個以上、そして、好ましくは70個以下、更に好ましくは30個以下、より具体的には、好ましくは1個以上70個以下、更に好ましくは10個以上30個以下である前記<1>〜<23>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<25> 前記凸部列において隣り合う前記凸部の間隔は、好ましくは0.5mm以上、更に好ましくは1mm以上、そして、好ましくは5mm以下、更に好ましくは3mm以下、より具体的には、好ましくは0.5mm以上5mm以下、更に好ましくは1mm以上3mm以下である前記<1>〜<24>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<26> 隣り合う前記凸部列の間隔は、好ましくは0.5mm以上、更に好ましくは1mm以上、そして、好ましくは5mm以下、更に好ましくは3mm以下、より具体的には、好ましくは0.5mm以上5mm以下、更に好ましくは1mm以上3mm以下である前記<1>〜<25>の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
<27> シート間に複数の弾性部材が伸長状態で配置された複合シートを製造する複合シート製造工程と、該複合シートの該弾性部材を切断して該複合シートに非伸縮部を形成する非伸縮部形成工程とを具備する伸縮性シートの製造方法であって、
前記<1>〜<26>の何れか一項に記載の製造装置を用いて前記非伸縮部形成工程を実施し、該非伸縮部形成工程において、前記複合シートを、回転する前記第1のロールと前記第2のロールとの間を通過させ、前記凸部群を構成する前記凸部と該第2のロールの周面とでの加圧により該複合シートの前記弾性部材を切断する伸縮性シートの製造方法。
1 伸縮性シートの製造装置
2 複合シート製造手段
3 切断手段
4 凸部
40 凸部の頂部
41 凸部の頂部の回転方向の前端
44 凸部の頂部の回転方向の後端
4P 凸部群
4Q 最前部凸部
4R 最後部凸部
5 第1のロール
51 第1のロールの回転軸
52 第1のロールを構成する回転体
6 第2のロール
10 伸縮性シート
10A 複合シート
11,12 シート
13 弾性部材
14 非伸縮部
A ロールの回転軸方向
R ロールの周方向
R1,R2 ロールの回転方向

Claims (7)

  1. シート間に複数の弾性部材が伸長状態で配置された複合シートを用い、該弾性部材を切断して非伸縮部を有する伸縮性シートを製造するのに用いられ、該弾性部材を切断する切断手段を具備する伸縮性シートの製造装置であって、
    前記切断手段は、周面に凸部が複数個突設された第1のロールと、該第1のロールと対向する第2のロールとを具備し、
    前記第1のロールの周面の周方向の一部に、複数個の前記凸部が規則的なパターンで配置された凸部群が形成されており、
    前記凸部の規則的なパターンは、前記凸部が前記第1のロールの回転軸方向及び周方向の両方向に交差する交差方向に所定間隔をおいて複数個配置されてなる、凸部列が、該交差方向と交差する方向で且つ該回転軸方向及び該周方向以外の他の方向に所定間隔をおいて複数列形成されたパターンであり、
    前記凸部群を構成する複数個の前記凸部のうち、前記第1のロールの回転方向の最前部に位置して前記複合シートと最初に接触する、最前部凸部は、その頂部の該回転方向の前端が、該第1のロールの回転軸方向と平行な直線であり、
    前記凸部群における前記最前部凸部以外の他の凸部は、その頂部の前記回転方向の前端が、互いに交差する二辺により構成される角部であり、該二辺は、何れも前記回転軸方向及び前記周方向の両方向に交差している伸縮性シートの製造装置。
  2. 前記凸部群を構成する複数個の前記凸部のうち、前記第1のロールの回転方向の最後部に位置して前記複合シートと最後に接触する、最後部凸部は、その頂部の該回転方向の後端が、該第1ロールの回転軸方向と平行な直線である請求項1記載の伸縮性シートの製造装置。
  3. 前記最後部凸部は複数個存している請求項2記載の伸縮性シートの製造装置。
  4. 任意の1列の前記凸部列において隣り合う任意の2個の前記凸部は、それら2個の凸部それぞれの一部が前記第1のロールの回転軸方向において同位置に存するように配置されている請求項1〜3の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
  5. 前記最前部凸部は複数個存している請求項1〜4の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
  6. 前記最前部凸部は、前記第1のロールの周面の回転軸方向の中央部に存している請求項1〜5の何れか一項に記載の伸縮性シートの製造装置。
  7. シート間に複数の弾性部材が伸長状態で配置された複合シートを製造する複合シート製造工程と、該複合シートの該弾性部材を切断して該複合シートに非伸縮部を形成する非伸縮部形成工程とを具備する伸縮性シートの製造方法であって、
    請求項1〜6の何れか一項に記載の製造装置を用いて前記非伸縮部形成工程を実施し、該非伸縮部形成工程において、前記複合シートを、回転する前記第1のロールと前記第2のロールとの間を通過させ、前記凸部群を構成する前記凸部と該第2のロールの周面とでの加圧により該複合シートの前記弾性部材を切断する伸縮性シートの製造方法。
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