JP2014107777A - 撮像装置及び撮像方法並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】被写体が変化した瞬間を適切に捉えてその前の様子をも含めた1枚の画像を得ることができるようにすることである。
【解決手段】P1aは、連写機能による連続撮影時にその撮影画像の輝度を測定した際に、その輝度が所定値以上に達した際の画像(被写体が変化した瞬間の画像)である。P1は、輝度が所定値以上に達した際の画像P1aを含めてその前に撮影された前画像である。P4は、前画像P1と後画像P2とを合成した画像である。これによって被写体が変化した瞬間を適切に捉えてその前の様子をも含めた1枚の画像が得られる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数枚連続して撮影した画像を処理する撮像装置及び撮像方法並びにプログラムに関する。
一般に、打ち上げられた花火をカメラで撮影する場合、花火が開く一瞬のタイミングに合わせてレリーズ操作を行うようにしているが、花火をタイミング良く撮影することは困難であった。そのため、従来では、例えば、撮影時の輝度に基づいて周囲が急激に明るくなった際にシャッタ動作を制御して自動的に露光するようにした技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開平6−202203号公報
しかしながら、上述の特許文献の技術にあっては、急激に明るくなった一瞬の画像として、打ち上げ花火が開いたタイミングで撮影された画像を得ることは可能であるが、花火が開いた状態であっても、花火の開き始めなのか、完全に開いた状態なのか、つぼみ始めの状態なのかなど、花火が開いたときの輝度によってはその撮影タイミングが様々なものとなり、統一性に欠けるほかに、花火が打ち上げられてから開くまでの様子を含めた鮮明な画像を得ることも困難なものとなってしまう。
本発明の課題は、被写体が変化した瞬間を適切に捉えてその前の様子をも含めた1枚の画像を得ることができるようにすることである。
上述した課題を解決するために本発明の撮像装置は、
複数枚連続して撮影を行う撮像手段と、
前記撮像手段による連続撮影中に撮影される各画像を逐次解析することにより所定の変化を検出する検出手段と、
前記検出手段によって所定の変化が検出された際に、その変化が検出されたときの画像と共にその前に撮影された前画像を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された各画像を合成する合成手段と、
を備えたことを特徴とする撮像装置である。
上述した課題を解決するために本発明の撮像方法は、
複数枚連続して撮影を行う撮像手段による連続撮影中に撮影される各画像を逐次解析することにより所定の変化を検出するステップと、
前記所定の変化が検出された際に、その変化が検出されたときの画像と共にその前に撮影された前画像を取得するステップと、
前記取得された各画像を合成するステップと、
を含むことを特徴とする撮像方法である。
上述した課題を解決するために本発明のプログラムは、
コンピュータに対して、
複数枚連続して撮影を行う撮像手段による連続撮影中に撮影される各画像を逐次解析することにより所定の変化を検出する機能と、
前記所定の変化が検出された際に、その変化が検出されたときの画像と共にその前に撮影された前画像を取得する機能と、
前記取得された各画像を合成する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、被写体が変化した瞬間を適切に捉えてその前の様子をも含めた1枚の画像を得ることができ、例えば、花火撮影に適したものとなる。
撮像装置として適用したデジタルカメラの基本的な構成要素を示したブロック図。 特殊連写モードを説明するための図。 モード変更キー4aの操作で特殊連写モードに切り替えられた際に実行開始される本実施形態の特徴的な動作を説明するためのフローチャート。 図3の動作に続くフローチャート。 領域設定フラグF1及び撮影方法フラグF2を説明するための図。 図2と同様に特殊連写モードを説明するための図。 (1)〜(3)は、第2実施形態において撮影画像の検出領域内での被写体の移動を所定の変化として検出する場合を説明するための図。 第2実施形態において、特殊連写モードに切り替えられた際に実行開始される特徴的な動作を説明するためのフローチャート。 第3実施形態における特殊連写モードを説明するための図。 第3実施形態において、特殊連写モードに切り替えられた際に実行開始される特徴的な動作を説明するためのフローチャート。 図10の動作に続くフローチャート。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
先ず、図1〜図6を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態は、撮像装置としてデジタルカメラに適用した場合を例示したもので、図1は、デジタルカメラの基本的な構成要素を示したブロック図である。
デジタルカメラは、静止画像のほかに動画像の撮影も可能なデジタルコンパクトカメラであり、撮像機能、計時機能などの基本的な機能のほか、撮影指示に応じて被写体を複数枚連続して撮影する連写機能、シャッタ操作よりも所定時間遅れて撮影を開始するセルフタイマ撮影機能などを備えている。制御部1は、電源部(二次電池)2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこのデジタルカメラの全体動作を制御するもので、この制御部1には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。
記憶部3は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、後述する図3及び図4に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているプログラムメモリ3aと、この撮像装置が動作するために必要となる各種の情報(例えば、フラグ、セルフタイマの計測時間など)を一時的に記憶するワークメモリ3bなどを有している。なお、記憶部3は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しないが、通信機能を介してネットワークに接続されている状態においては所定のサーバ装置側の記憶領域を含むものであってもよい。
操作部4は、押しボタン式のキーとして、撮影可能な状態とする撮影モード(例えば、後述する特殊連写モードなど)と、撮影済み画像を再生する再生モードなどと任意に切り替えるモード変更キー4aを備えているほか、撮影開始を指示するシャッタキー4b、露出やシャッタスピードなどの撮影条件の設定操作などを行うための各種のキー(図示省略)を備え、制御部1は、この操作部4から操作キーに対応して出力される入力操作信号に応じて、例えば、モード変更処理、撮影処理、撮影条件の設定処理などを行う。表示部5は、例えば、縦横比(横4:縦3)の異なる画面を有した高精細液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイで、撮影画像(ライブビュー画像)を表示するモニタ画面(ライブビュー画面)となったり、撮影済み画像を再生する再生画面となったりする。
撮像部6は、図示省略したが、光学レンズからの被写体像が撮像素子(CCDやCMOSなど)に結像されることにより被写体を高精細に撮影可能なカメラ部を構成するもので、撮影レンズ(例えば、ズームレンズ)、撮像素子、ストロボ、各種のセンサ、アナログ処理部、デジタル処理部を有している。そして、撮像部6は、静止画像のほかに動画像の撮影も可能なもので、光電変換された画像信号(アナログ値の信号)は、色分離やRGBの色成分毎のゲイン調整などが行われた後、デジタル値のデータに変換される。デジタル変換された画像データは、色補間処理(デモザイク処理)が施されて表示部5にフルカラー表示される。また、本実施形態においては、1秒間に複数枚(例えば、5枚)連続して撮影する連写機能、所定時間(例えば、2秒)に亘ってシャッタを開放して長時間露光を行う長時間露光制御機能、光学ズーム機能処理、デジタルズーム機能、オートフォーカス処理(AF処理)、オートホワイトバランス調整処理(AWB)、画像圧縮処理、画像復元処理なども実行可能となっている。
図2は、特殊連写モードを説明するための図である。
この特殊連写モードは、花火などの撮影に適した特殊効果を持った撮影モードであり、撮影者は、花火を被写体として撮影する場合に特殊連写モードに切り替えた後に、花火が打ち上げられる直前や打ち上げ時に花火が開く方向に撮影レンズを向けてシャッタキー4bを操作する。制御部1は、この特殊連写モードにおいてシャッタキー4bが操作されると、連写機能を動作して連続撮影を開始すると共に、連続撮影した静止画像を所定のファイル形式(例えば、RAW形式)でワークメモリ3bに順次記憶させるようにしている。
このように連続撮影された各静止画像がワークメモリ3bに順次記憶されることにより、その容量が一杯になった際には、その時点で最も古い画像に最新の画像を上書きするようにしている。なお、ワークメモリ3bに記憶可能な画像数は、連写速度にもよるが、例えば、10枚となっている。図中、P1は、連写機能によって撮影されてワークメモリ3bに順次記憶された画像の一部(図示の例では5枚)を示している。このように制御部1は、シャッタキー4bの操作による撮影指示に応じて、所定枚数分の撮影画像を一時記憶するワークメモリ3bに、連続して撮影される撮影画像を循環的に一時記憶していく循環記憶動作を開始すると共に、このワークメモリ3bに循環的に記憶されていく各画像を逐次解析することにより所定の変化(輝度の変化)を検出するようにしている。すなわち、制御部1は、連写機能による連続撮影時にその撮影画像の輝度を測定し、その測定値が所定値以上の輝度に達した際に所定の変化として検出するようにしている。図中、aは、予め設定されている画像内の検出対象の領域を示し、輝度の検出は、この検出領域a内のみで行うようにしている。図中、P1aは、所定の変化が検出された画像を示している。
制御部1は、輝度が所定値以上に達したタイミングで連写機能を停止させると共に長時間露光制御機能を起動させた状態で撮影を行う。図中、P2は、輝度が所定値以上に達した直後に撮影された長時間露光の画像である。このように輝度が所定値以上に達したタイミングでワークメモリ3b内に記憶されている画像から当該検出タイミングの前に撮影された前画像を取得する。すなわち、制御部1は、輝度が所定値以上に達した際の画像P1aを含めてその前に撮影された各画像P1(以下、前画像と称する)を取得し、直近10枚の前画像P1を合成して、その合成画像P3を得た後に、更に、輝度が所定値以上に達した後に撮影された画像P2(以下、後画像と称する)、つまり、長時間露光によって撮影された後画像P2と前画像の合成画像P3を合成した画像P4を得るようにしている。以下、連写による前画像P1を合成した画像P3を前合成画像と称し、この前合成画像P3と長時間露光によって撮影された後画像P2を合成した画像P4を前後合成画像と称する。
次に、第1実施形態におけるデジタルカメラの動作概念を図3及び図4に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施形態においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。なお、図3及び図4は、デジタルカメラの全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャートであり、この図3及び図4のフローから抜けた際には、全体動作のメインフロー(図示省略)に戻る。
図3及び図4は、モード変更キー4aの操作で特殊連写モードに切り替えられた際に実行開始される本実施形態の特徴的な動作を説明するためのフローチャートである。
先ず、制御部1は、特殊連写モードにおいてシャッタキー4bが操作されたかを調べたり(図3のステップA1)、検出領域aを設定する領域設定操作が行われたかを調べたり(ステップA2)、特殊連写モードが解除されたかを調べたり(ステップA4)、その他の操作が行われたかを調べたりする(ステップA5)。いま、その他の操作が行われたときには(ステップA5でYES)、操作に応じた処理として、例えば、後述する撮影方法を任意に指定する処理を行ったり、撮影条件を設定する処理などを行ったりする(ステップA6)。また、検出領域aを設定する操作が行われたときには(ステップA2でYES)、検出領域aの大きさ及びその位置の入力に応じて検出領域aを設定すると共に、図5に示す領域設定フラグF1の値を“1”としてそのフラグをオンする処理を行う(ステップA3)。その後、最初のステップA1に戻る。
いま、シャッタキー4bが操作されたときには(ステップA1でYES)、連写機能を起動して連写を開始させ(ステップA7)、撮像部6からその撮影画像を取得して(ステップA8)、ワークメモリ3bに一時記憶させる(ステップA9)。そして、領域設定フラグF1に基づいて検出領域aが設定されているかを調べ(ステップA10)、領域設定フラグF1の値が“1”、つまり、検出領域aが設定されていれば(ステップA10でYES)、その検出領域a内の輝度を測定し、予め設定されている第1の閾値以上であるかを調べる(ステップA11)。また、領域設定フラグF1の値が“0”、つまり、検出領域aが設定されていなければ(ステップA10でNO)、画像全体の輝度を測定し、予め設定されている第2の閾値以上であることを調べる(ステップA14)。
ここで、測定した輝度が閾値未満であれば(ステップA11又はA14でNO)、連写開始から所定時間(例えば、10秒)経過したかを調べる(ステップA12)。いま、所定時間未満であれば(ステップA12でNO)、上述のステップA8に戻って、次の撮影画像を取得するが、所定時間が経過しても測定輝度が閾値未満のときには(ステップA12でYES)、ワークメモリ3b内の各画像を取得してそれらを合成すると共に、その合成画像に対して圧縮処理などを施して記録保存させる処理(ステップA13)を行った後、最初のステップA1に戻る。また、測定した輝度が閾値以上であれば(ステップA11又はA14でYES)、図4のフローに移る。
先ず、図5に示す撮影方法フラグF2の値が“0”であるかを調べる(ステップA15)。この撮影方法フラグF2は、輝度が所定閾値以上に達した直後に、どのような撮影を行うかを指定するフラグで、その値が“0”のときには、図2に示したような長時間露光の撮影を指定するが、その値が“1”のときには、引き続いて連写撮影の継続を指定する。いま、撮影方法フラグF2の値が“0”のときには(ステップA15でYES)、連写機能を停止(ステップA16)させた後に、長時間露光の撮影を開始させる(ステップA17)。
そして、長時間露光のための所定時間が経過するまで(ステップA18でNO)、露光を継続させるが(ステップA19)、長時間露光を開始してから所定時間が経過したときには(ステップA18でYES)、その長時間露光の撮影を停止させる(ステップA20)。そして、ワークメモリ3bからその容量分(所定枚数分)の画像を前画像P1として取得し、それらを合成することにより前合成画像P3を得る(ステップA21)。次に、この長時間露光撮影の画像を後画像P2として取得し、前合成画像P3にこの後画像P2を合成することにより前後合成画像P4を得る(ステップA22)。これによって得られた前後合成画像P4に対して圧縮処理などを施して記録保存させる(ステップA23)。その後、図3の最初のステップA1に戻る。
一方、図5に示す撮影方法フラグF2の値が“1”であれば(ステップA15でNO)、輝度が所定閾値以上に達した後も連写撮影を継続すべきことが指定されている場合であるから次のステップA24に移り、輝度が所定閾値以上に達した後の連写撮影によって所定枚数(連写速度にもよるが、例えば、10枚分)の撮影が終了したかを調べ、所定枚数に達するまで連写撮影を継続する(ステップA25)。この場合、制御部1は、輝度が所定閾値以上に達した後に撮影された各画像を、上述と同様にワークメモリ3bに順次記憶させるが、その際、輝度が所定閾値に達する前の各前画像と所定閾値に達した後の各後画像とは別々にワークメモリ3bに順次記憶させるようにしている。これによって所定枚数分の連写撮影が終了すると(ステップA24でYES)、その連写機能を停止(ステップA26)させた後、前画像と後画像とを合成する処理に移る(ステップA27〜A29)。
図6は、図2と同様に特殊連写モードを説明するための図で、輝度が所定閾値以上に達した後も連写撮影を継続する場合であり、輝度が所定閾値以上に達するまでの各画像が前画像P1となるのに対し、それ以降に連写された各画像が後画像P2となる。先ず、制御部1は、ワークメモリ3bから所定枚数分の前画像P1を取得して、それらを合成することにより前合成画像P3を得る(ステップA27)。次に、ワークメモリ3bから所定枚数分の後画像P2を取得して、それらを合成することにより後合成画像P5を得る(ステップA28)。
その後、制御部1は、前合成画像P3と後合成画像P5とを合成することにより前後合成画像P4を得る(ステップA29)。これによって得られた前後合成画像P4に対して圧縮処理などを施して記録保存させる(ステップA23)。その後、図3の最初のステップA1に戻る。以下、特殊連写モードにおいてシャッタキー4bが操作されるまで上述の動作が繰り返される。また、特殊連写モードが解除されたときには(図3のステップA4でYES)、この図3及び図4のフローから抜ける。
以上のように、第1実施形態において制御部1は、撮像部6によって複数枚連続して撮影された各画像を逐次解析することにより所定の変化を検出した際に、その変化が検出されたときの画像と共にその前に撮影された前画像を取得して合成するようにしたので、被写体が変化した瞬間を適切に捉えてその前の様子をも含めた1枚の画像を得ることができる。
制御部1は、シャッタキー4bの操作による撮影指示に応じて、所定枚数分の撮影画像を一時記憶するワークメモリ3bに、連続して撮影される撮影画像を循環的に一時記憶していく循環記憶動作を開始すると共に、このワークメモリ3bに循環的に記憶されていく各画像を逐次解析することにより所定の変化を検出し、この所定の変化を検出したタイミングでワークメモリ3b内に記憶されている画像から当該検出タイミングの前に撮影された前画像を取得するようにしたので、所定の変化を検出したタイミングを基準として直近の所定枚数分の各画像を取得することができる。
制御部1は、所定の変化が検出された際に、更にその後に撮影された後画像を取得して、前画像と後画像を合成するようにしたので、花火が開き始めた瞬間(変化の激しい瞬間)を適切に捉え、その瞬間を基準として花火が開き始めるまでの各画像と花火が開き始めてから完全に開き終わるまでの各画像を含めた1枚の画像を得ることができ、花火撮影に適したものとなる。
制御部1は、所定の変化を検出した後に、撮像部6によって所定時間分撮影された画像(所定時間に亘ってシャッタを解放して長時間露光する撮影)を後画像として取得し、この後画像を前画像と合成するようにしたので、例えば、花火が開き始めてから完全に開き終わるまでの流れるような軌跡を描いた画像を後画像として得ることができ、花火のように前画像よりも後画像を重視する被写体撮影にとって有効なものとなる。
制御部1は、所定の変化を検出した後に、撮像部6によって所定枚数分連続して撮影された各画像を後画像として取得するようにしたので、前画像と共に後画像も連写撮影された画像となり、連写速度にもよるが、全体的に流れが均一するような画像、又は全体的に流れが断続するような画像を得ることができる。
制御部1は、所定の変化を検出する前に撮影された前画像として直近の所定枚数分の画像を取得し、この所定枚数分の前画像と後画像を合成するようにしたので、後画像と前画像とが連続した画像を得ることができる。
制御部1は、複数枚連続して撮影された各画像を逐次解析することにより輝度の測定値が所定値以上の輝度に達した際に所定の変化として検出するようにしたので、従来のように花火が開いたときの輝度を検出するのではなく、花火が開き始めるときのように輝度の変化が著しい瞬間を検出することができ、花火が開き始めた瞬間を適切に捉えることができ、花火の撮影に適したものとなる。
制御部1は、画像内の所定領域を検出対象として設定された検出領域a内での所定の変化を検出するようにしたので、検出領域a内に被写体が収まるように構図を決めるだけで、その被写体の変化を適切に検出することが可能となる。
前画像と後画像とは、それぞれ異なる撮影条件(連写撮影と長時間露光撮影)によって撮影された画像であるので、表現の異なる前画像と後画像を合成した画像を得ることができ、全体として面白みのある画像を期待することが可能となる。
なお、前画像又は後画像を各々合成する際に、昼間のように撮影目的とする被写体以外の背景も明るく、合成すると輝度が高くなりすぎてしまう場合は、合成時に輝度を低くし、逆に夜の花火のように背景は暗いため合成しても輝度にほとんど変化が見られないが、撮影目的とする被写体が暗く撮影されてしまうような場合は、合成時に輝度を高くするといった補正をすることが望ましい。
(第2実施形態)
以下、この発明の第2実施形態について図7及び図8を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、検出領域a内の輝度変化を所定の変化として検出するようにしたが、この第2実施形態においては、検出領域a内での被写体(例えば、花火、自動車など)の移動を所定の変化として検出するようにしたものである。更に、検出領域a内に被写体(花火、自動車など)が進入したタイミングを検出したり、検出領域aから退出したタイミングを検出したりするようにしたものである。ここで、両実施形態において基本的又は名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
図7は、撮影画像の検出領域a内での被写体の移動を所定の変化として検出する場合を説明するための図である。
図7(1)は、花火の打ち上げ途中が撮影された画像を示した図である。図示の例では、上下に配置された複数個(図示の例では2個)の検出領域a内に打ち上げ途中の花火が通る場合を示している。ここで、複数個の検出領域aをその数に応じて検出領域a1及び検出領域a2と称すると、制御部1は、花火が下側の検出領域a1を通って上側の検出領域a2内に進入した瞬間のタイミングを所定の変化として検出するようにしている。すなわち、所定の変化の検出タイミングとは、予め任意に設定されている検出順にしたがって最初の検出領域a1を通って最後の検出領域a2内に進入したタイミングであることを示している。以下、このような進入タイミングを検出して撮影する方法を“ムーブイン”と称すると、予めユーザが所望する撮影方法(撮影タイミング)として“ムーブイン”を指定したときには、図7(3)に示した撮影タイミングフラグF3を“0”とするようにしている。
図7(2)は、自動車が通過する途中を撮影した場合の画像を示した図である。図示の例では、左右に配置された複数個(2個)の検出領域a1及び検出領域a2に自動車が進入した後、検出領域a2から退出した場合を示し、制御部1は、自動車が左側の検出領域a1を通って右側の検出領域a2から退出した瞬間のタイミングを所定の変化として検出するようにしている。すなわち、所定の変化の検出タイミングとは、予め任意に設定されている検出順にしたがって最初の検出領域a1を通って最後の検出領域a2から退出したタイミングであることを示している。以下、このような退出タイミングを検出して撮影する方法を“ムーブアウト”と称すると、予めユーザが所望する撮影方法(撮影タイミング)として“ムーブアウト”を指定したときには、図7(3)に示した撮影タイミングフラグF3を“1”とするようにしている。進入タイミング及び退出タイミングを検出する方法は公知の方法を使用するものとして、ここではその説明は省略するものとする。
図8は、第2実施形態において、特殊連写モードに切り替えられた際に実行開始される特徴的な動作を説明するためのフローチャートで、図3のフローに代わる動作を示している。なお、図8に続く動作は、上述の図4のフローと同様であるために、その説明は省略するものとする。
先ず、制御部1は、特殊連写モードに切り替えられると、この特殊連写モードにおいてシャッタキー4bが操作されたかを調べたり(ステップB1)、検出領域aを設定する領域設定操作が行われたかを調べたり(ステップB2)、特殊連写モードが解除されたかを調べたり(ステップB4)、その他の操作が行われたかを調べたりする(ステップB5)。
いま、その他の操作が行われたときには(ステップB5でYES)、操作に応じた処理として、例えば、ムーブイン/ムーブアウトを指定するために撮影タイミングフラグF3などを設定したり、撮影条件を設定する処理などを行ったりする(ステップB6)。また、検出領域aの設定操作が行われたときには(ステップB2でYES)、図7(1)又は図7(2)に示すように複数個の検出領域aの大きさ及びその位置を入力設定したり、それらの検出順を入力設定したりする処理を行う(ステップB3)。その後、最初のステップB1に戻る。
いま、シャッタキー4bが操作されたときには(ステップB1でYES)、連写機能を起動して連写を開始させ(ステップB7)、その撮影画像を取得して(ステップB8)、ワークメモリ3bに一時記憶させると共に(ステップB9)、複数個の検出領域aを順次指定するためのnカウンタ(図示省略)の値を初期値“1”とする(ステップB10)。そして、撮影タイミングフラグF3を参照し、その値は“0”であるかを調べ(ステップB11)、その値が“0”であれば、つまり、“ムーブイン”が指定されているときには(ステップB11でYES)、nカウンタで指定される検出領域a(n番目領域)内に移動体が進入したことを検出したかを調べ(ステップB12)、進入を検出しなければ(ステップB12でNO)、上述のステップB8に戻り、次の撮影画像を取得して、以下、同様にn番目の検出領域a内への移動体の進入を検出する動作を継続する。
n番目の検出領域a内への移動体の進入を検出したときには(ステップB12でYES)、n番目の検出領域aは最後の領域であるかを調べるが(ステップB13)、いま、nカウンタの値が“1”(最初の検出領域a1を指定している場合)であり、最後の検出領域aではないので(ステップB13でNO)、nカウンタの値に“1”を加算してその値を“2”に更新する処理(ステップB14)を行った後、ステップB12に戻り、検出領域a内に移動体が進入したことを検出したかを調べる。図7(1)に示す場合には、最後の領域である検出領域a2に花火が進入したことが検出されるので(ステップB12でYES)、この最後の検出領域a2に花火が進入したことを所定の変化として検出する。このように制御部1は、花火が複数の検出領域a内をその検出順にしたがって順次進入したことを検出すると、それを所定の変化として検出して、図4のフローに移り、以下、第1実施形態と同様に前画像と後画像を合成する処理を行う。
一方、撮影タイミングフラグF3を参照した結果、その値が“1”であれば、つまり、“ムーブアウト”が指定されているときには(ステップB11でNO)、nカウンタで指定される検出領域a(n番目領域)内から移動体が退出したことを検出したかを調べ(ステップB15)、その退出を検出しなければ(ステップB15でNO)、上述のステップB8に戻り、次の撮影画像を取得して、以下、同様にn番目の検出領域a内への移動体の退出を検出する動作を継続する。ここで、n番目の検出領域aからの退出を検出したときには(ステップB15でYES)、n番目の検出領域aは最後の領域であるかを調べる(ステップB16)。
ここで、最後の検出領域aでなければ(ステップB16でNO)、nカウンタの値に“1”を加算してその値を“2”に更新する処理(ステップB17)を行った後、ステップB15に戻る。図7(2)に示す場合には、最後の領域である検出領域a2から自動車が退出したことが検出されるので(ステップB15でYES)、この最後の検出領域a2から花火が退出したことを所定の変化として検出する。このように制御部1は、花火が複数の検出領域a内をその検出順にしたがって順次退出したことを検出すると、それを所定の変化として検出し、図4のフローに移り、以下、第1実施形態と同様に前画像と後画像を合成する処理を行う。
以上のように、第2実施形態において制御部1は、画像内の所定領域を検出対象としてその検出領域a内での被写体の移動状態を所定の変化として検出するようにしたので、撮影者にあっては検出領域a内に被写体が収まるように構図を決めるだけで、その被写体の変化を適切に検出することが可能となる。
制御部1は、検出領域a内に被写体が進入したことを所定の変化として検出するようにしたので、被写体や撮影環境などによっては適切なタイミングで所定の変化を検出することができる。
制御部1は、検出領域a内から被写体が退出したことを所定の変化として検出するようにしたので、被写体や撮影環境などによっては適切なタイミングで所定の変化を検出することができる。
制御部1は、花火や自動車が複数の検出領域a内をその検出順にしたがって順次進入又は退出した際に、所定の変化として検出するようにしたので、例えば、所望する被写体(花火や自動車)以外の他の移動体が横切ったとしても、所望する被写体の変化を検出することができ、誤検出を防ぐことができる。
なお、上述の第2実施形態では、検出領域を2個で説明したが、個数はこれに限らない。
(第3実施形態)
以下、この発明の第3実施形態について図9〜図11を参照して説明する。
なお、上述した第1及び第2実施形態においては、被写体として花火を撮影する場合の特殊連写モードを示したが、この第3実施形態においては、セルフタイマ撮影機能により自己がゴルフスイングを行っている様子を撮影する場合の特殊連写モードを示したものである。ここで、両実施形態において基本的又は名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第3実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
図9は、第3実施形態における特殊連写モードを説明するための図である。
この特殊連写モードは、セルフタイマ撮影機能により自己がゴルフスイングを行っている様子を撮影するに適した特殊効果を持った撮影モードであり、撮影者は、自己を撮影するに先立って特殊連写モードに切り替えた後に、撮影方向に撮影レンズを向けるようにする。これによって予めその撮影方向に設置してあるゴルフボールがライブビュー画面内に写るようになるため、この停止中のゴルフボールを移動被写体(移動体)として指定しておく。図中、P11は、移動体を指定する場合のライブビュー画像を示している。この場合、表示部5をタッチパネル付のタッチ表示部で構成するようにすれば、ゴルフボールの表示位置をタッチすることによりその移動体(ゴルフボール)を容易に指定することが可能となる。
この特殊連写モードにおいてシャッタキー4bが操作されると、制御部1は、所定時間(セルフタイマ時間)の経過時に連写機能を動作して連続撮影を開始する。そして、上述した第1実施形態と同様に、連続撮影した静止画像を所定のファイル形式(例えば、RAW形式)でワークメモリ3bに順次記憶させる。制御部1は、撮像部6から最新の画像を取得する毎に、その撮影画像を解析することにより移動体の所定の変化(停止中のゴルフボールが移動し始めた瞬間)を検出すると、以下、所定枚数分(例えば、5枚)の連写を継続させた後、連写機能を停止させる。図中、P12は、所定枚数分連写された各画像を示し、P12aは、各画像P12のうち、移動体の所定の変化、つまり、停止中のゴルフボールが移動し始めた瞬間の画像を示している。
制御部1は、停止中の移動体(ゴルフボール)が移動し始めた瞬間(インパクト直後)の画像P12aを含めてそれよりも前に撮影された前画像P12を取得すると共に、その後に所定枚数(例えば、5枚)分撮影された各画像を後画像P13として取得してそれらを合成するようにしている。図中、P14は、この場合の合成画像を示している。この合成画像P14は、ゴルフボールが移動し始めた瞬間(インパクト直後)の画像P12aを除いた他の全ての画像を半透過画像(図中、破線で表した画像)に補正した画像となっている。
図10及び図11は、第3実施形態において、特殊連写モードに切り替えられた際に実行開始される特徴的な動作を説明するためのフローチャートである。
先ず、制御部1は、特殊連写モードにおいてシャッタキー4bが操作されたかを調べたり(図10のステップC1)、移動体(例えば、ゴルフボール)を任意に設定する操作が行われたかを調べたり(ステップC2)、特殊連写モードが解除されたかを調べたり(ステップC4)、その他の操作が行われたかを調べたりする(ステップC5)。いま、その他の操作が行われたときには(ステップC5でYES)、操作に応じた処理を行い(ステップC6)、また、移動体設定操作が行われたときには(ステップC2でYES)、図9に示すプレビュー画像P11において、停止中のゴルフボール(移動体)をタッチ操作することによりそのゴルフボール及びその位置を設定する処理を行う(ステップC3)。
シャッタキー4bが操作されたときには(ステップC1でYES)、セルフタイマ計測動作を開始し(ステップC7)、タイムアウトになるまで待機する(ステップC8)。ここで、タイムアウトを検出すると(ステップC8でYES)、連写機能を起動して連写を開始させ(ステップC9)、その撮影画像を取得する(ステップC10)。そして、この撮影画像をワークメモリ3bに一時記憶すると共に(ステップC11)、移動体の所定の変化、つまり、停止中のゴルフボールが移動し始めた瞬間を検出したかを調べる(ステップC12)。
停止中のゴルフボールが移動し始めた瞬間を検出したときには(ステップC12でYES)、図11のフローに移り、その移動し始めを検出してから所定枚数分(例えば、5枚)の撮影が終了したかを調べ(ステップC13)、所定枚数分の撮影が終了するまで(ステップC13でNO)、連写動作を継続させるが(ステップC14)、所定枚数分の撮影が終了したときには(ステップC13でYES)、連写機能を停止させる(ステップC15)。
そして、ワークメモリ3bから停止中の移動体(ゴルフボール)が移動し始めた瞬間(インパクト直後)の画像P12aを含めてそれよりも前に撮影された前画像P12を取得して、それらを合成することにより前合成画像を得る(ステップC16)。次に、所定枚(例えば、5枚)分の後画像P13を取得して、それらを合成することにより後合成画像を得る(ステップC17)。その後、前合成画像と後合成画像とを合成することにより前後合成画像を得る(ステップC18)。これによって得られた前後合成画像のうち、ゴルフボールが移動し始めた瞬間(インパクト直後)の画像P12aを除き他の全ての前画像及び後画像を半透過画像に補正する処理を行うことにより、図9に示したような前後合成画像P14を得る(ステップC19)。その後、圧縮処理などを施して記録保存させる処理(ステップC20)を行った後、図10の最初のステップC1に戻る。
以上のように、第3実施形態において制御部1は、画像内において停止中の被写体(移動体)が移動し始めた瞬間を所定の変化として検出するようにしたので、インパクト後のゴルフボールのように停止から移動に変化する一瞬を捉えてその前後を含む画像を得ることができ、ゴルフスイングの全体をユーザが確認するのに最適な画像を得ることが可能となる。
制御部1は、前画像P12及び後画像P13を合成した前後合成画像のうち、移動体が移動し始めた瞬間の画像P12aを除き他の全ての前画像及び後画像を半透過画像に補正するようにしたので、インパクト直後の画像のみが鮮明に浮き上がったような画像を得ることができるが、その前後の各画像も視認可能な画像となり、ゴルフスイングの全体が極めて見易いものとなる。
なお、上述した第3実施形態においては、前画像及び後画像を合成した後に半透過画像に補正する処理を行うようにしたが、前画像及び後画像を合成する前に、移動体が移動し始めた瞬間の画像P12aを除き他の全ての画像を半透過画像に補正する処理を行うようにしてもよい。
上述した第3実施形態においては、ゴルフボールを移動体としてゴルフスイングを連続撮影した各画像を合成するようにしたが、ゴルフスイングに限らず、例えば、ビリヤードにおいて球をキューで突いた様子を連続撮影した各画像を合成するようにしてもよい。この場合、球をキューで突いた瞬間を所定の変化として検出するようにすればよい。また、セルフタイマ撮影機能を使用して連続撮影する場合に限らないことは勿論である。
上述した各実施形態においては、前画像を合成した合成画像又は前画像及び後画像を合成した前後合成画像を得る場合に、連写速度によっては、移動体の変化が非連続となるが、このような非連続な画像に対して移動体の間が連続するように補間する処理を行うようにしてもよい。これによって流れるような一連の動きを1枚の画像に収めることが可能となる。
上述した各実施形態においては、所定枚数分の連続撮影を行うようにしたが、所定時間分の連続撮影を行うようにしてもよい。
上述した各実施形態においては、撮像装置としてデジタルカメラに適用した場合を示したが、カメラに限らず、カメラ機能付きのパーソナルコンピュータ・PDA(個人向け携帯型情報通信機器)・スマートフォン・タブレット端末装置・電子ゲームなどに適用するようにしてもよい。
また、上述した各実施形態において示した“装置”や“部”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
複数枚連続して撮影を行う撮像手段と、
前記撮像手段による連続撮影中に撮影される各画像を逐次解析することにより所定の変化を検出する検出手段と、
前記検出手段によって所定の変化が検出された際に、その変化が検出されたときの画像と共にその前に撮影された前画像を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された各画像を合成する合成手段と、
を備えたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
撮影指示に応じて、所定枚数分又は所定時間分の撮影画像を一時記憶する一時メモリに、連続して撮影される撮影画像を循環的に一時記憶していく循環記憶動作を開始する撮影制御手段を備え、
前記検出手段は、前記撮影制御手段によって循環的に記憶されていく各画像を逐次解析することにより所定の変化を検出し、
前記取得手段は、前記所定の変化が検出されたタイミングで前記一時メモリ内に記憶されている画像から前記検出タイミングの前に撮影された前画像を取得する、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の撮像装置において、
前記取得手段は、前記検出手段によって所定の変化が検出された際に、更にその後に撮影された後画像を取得し、
前記合成手段は、前記取得手段によって取得された前画像及び後画像を合成する、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の撮像装置において、
前記撮影手段は、前記検出手段によって所定の変化が検出された後に、所定枚数分又は所定時間分の撮影を継続して行い、
前記取得手段は、前記撮影手段によって撮影された所定枚数分又は所定時間分の画像を後画像として取得する、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の撮像装置において、
前記所定時間に亘ってシャッタを解放して長時間露光する露光制御手段を更に備え、
前記撮影手段は、前記検出手段によって所定の変化が検出された後に、前記露光制御手段による長時間露光の状態で所定時間分の撮影を行う、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の撮像装置において、
前記取得手段は、前記検出手段によって所定の変化が検出される前に撮影された前画像として直近の所定枚数分又は所定時間分の画像を取得する、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の撮像装置において、
前記検出手段は、前記複数枚連続して撮影された各画像を逐次解析することにより輝度の測定値が所定値以上の輝度に達した際に所定の変化として検出する、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の撮像装置において、
前記検出手段は、画像内の所定領域を検出対象としてその領域内での所定の変化を検出する、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の撮像装置において、
前記取得手段によって取得された前画像と後画像とは、それぞれ異なる撮影条件によって撮影された画像である、
ことを特徴とする撮像装置である。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項1〜請求項6、請求項8、請求項9のいずれかに記載の撮像装置において、
前記検出手段は、画像内の所定領域を検出対象としてその領域内での被写体の移動状態を所定の変化として検出する、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の撮像装置において、
前記検出手段は、所定領域内に被写体が進入したことを所定の変化として検出する、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、請求項10に記載の撮像装置において、
前記検出手段は、所定領域内から被写体が退出したことを所定の変化として検出する、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、請求項10〜請求項12のいずれかに記載の撮像装置において、
前記検出手段は、画像内に検出対象として複数の領域が設定されていると共に、各領域に対応付けてその検出順が設定されている場合に、前記複数の領域がその検出順にしたがって順次検出されたことを所定の変化として検出する、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項14)
請求項14に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の撮像装置において、
前記検出手段は、画像内において停止中の被写体が移動し始めた瞬間を所定の変化として検出する、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項15)
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の撮像装置において、
前記合成手段は、前記取得手段によって取得された各画像を合成する際に、又は合成した後に被写体が移動し始めた瞬間の画像を除く他の各画像を半透過画像に補正する、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項16)
請求項16に記載の発明は、請求項9〜請求項15のいずれかに記載の撮像装置において、
前記検出手段によって被写体の移動状態が所定の変化として検出された際に、前記合成手段によって合成された画像を解析することにより該移動体の間が連続するように補間する処理を行う補正手段を更に備える、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項17)
請求項17に記載の発明は、
複数枚連続して撮影を行う撮像手段による連続撮影中に撮影される各画像を逐次解析することにより所定の変化を検出するステップと、
前記所定の変化が検出された際に、その変化が検出されたときの画像と共にその前に撮影された前画像を取得するステップと、
前記取得された各画像を合成するステップと、
を含むことを特徴とする撮像方法である。
(請求項18)
請求項18に記載の発明は、
コンピュータに対して、
複数枚連続して撮影を行う撮像手段による連続撮影中に撮影される各画像を逐次解析することにより所定の変化を検出する機能と、
前記所定の変化が検出された際に、その変化が検出されたときの画像と共にその前に撮影された前画像を取得する機能と、
前記取得された各画像を合成する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
1 制御部
3 記憶部
3a プログラムメモリ
4 操作部
4a モード変更キー
4b シャッタキー
5 表示部
6 撮像部
a 検出領域
F1 領域設定フラグ
F2 撮影方法フラグ
P1 前画像
P2 後画像
P4 前後合成画像

Claims (18)

  1. 複数枚連続して撮影を行う撮像手段と、
    前記撮像手段による連続撮影中に撮影される各画像を逐次解析することにより所定の変化を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって所定の変化が検出された際に、その変化が検出されたときの画像と共にその前に撮影された前画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された各画像を合成する合成手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 撮影指示に応じて、所定枚数分又は所定時間分の撮影画像を一時記憶する一時メモリに、連続して撮影される撮影画像を循環的に一時記憶していく循環記憶動作を開始する撮影制御手段を備え、
    前記検出手段は、前記撮影制御手段によって循環的に記憶されていく各画像を逐次解析することにより所定の変化を検出し、
    前記取得手段は、前記所定の変化が検出されたタイミングで前記一時メモリ内に記憶されている画像から前記検出タイミングの前に撮影された前画像を取得する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記取得手段は、前記検出手段によって所定の変化が検出された際に、更にその後に撮影された後画像を取得し、
    前記合成手段は、前記取得手段によって取得された前画像及び後画像を合成する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮影手段は、前記検出手段によって所定の変化が検出された後に、所定枚数分又は所定時間分の撮影を継続して行い、
    前記取得手段は、前記撮影手段によって撮影された所定枚数分又は所定時間分の画像を後画像として取得する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記所定時間に亘ってシャッタを解放して長時間露光する露光制御手段を更に備え、
    前記撮影手段は、前記検出手段によって所定の変化が検出された後に、前記露光制御手段による長時間露光の状態で所定時間分の撮影を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記取得手段は、前記検出手段によって所定の変化が検出される前に撮影された前画像として直近の所定枚数分又は所定時間分の画像を取得する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記検出手段は、前記複数枚連続して撮影された各画像を逐次解析することにより輝度の測定値が所定値以上の輝度に達した際に所定の変化として検出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記検出手段は、画像内の所定領域を検出対象としてその領域内での所定の変化を検出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の撮像装置。
  9. 前記取得手段によって取得された前画像と後画像とは、それぞれ異なる撮影条件によって撮影された画像である、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の撮像装置。
  10. 前記検出手段は、画像内の所定領域を検出対象としてその領域内での被写体の移動状態を所定の変化として検出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項6、請求項8、請求項9のいずれかに記載の撮像装置。
  11. 前記検出手段は、所定領域内に被写体が進入したことを所定の変化として検出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記検出手段は、所定領域内から被写体が退出したことを所定の変化として検出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  13. 前記検出手段は、画像内に検出対象として複数の領域が設定されていると共に、各領域に対応付けてその検出順が設定されている場合に、前記複数の領域がその検出順にしたがって順次検出されたことを所定の変化として検出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項10〜請求項12のいずれかに記載の撮像装置。
  14. 前記検出手段は、画像内において停止中の被写体が移動し始めた瞬間を所定の変化として検出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の撮像装置。
  15. 前記合成手段は、前記取得手段によって取得された各画像を合成する際に、又は合成した後に被写体が移動し始めた瞬間の画像を除く他の各画像を半透過画像に補正する、
    ようにしたことを特徴とする請求項14に記載の撮像装置。
  16. 前記検出手段によって被写体の移動状態が所定の変化として検出された際に、前記合成手段によって合成された画像を解析することにより該移動体の間が連続するように補間する処理を行う補正手段を更に備える、
    ようにしたことを特徴とする請求項9〜請求項15のいずれかに記載の撮像装置。
  17. 複数枚連続して撮影を行う撮像手段による連続撮影中に撮影される各画像を逐次解析することにより所定の変化を検出するステップと、
    前記所定の変化が検出された際に、その変化が検出されたときの画像と共にその前に撮影された前画像を取得するステップと、
    前記取得された各画像を合成するステップと、
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  18. コンピュータに対して、
    複数枚連続して撮影を行う撮像手段による連続撮影中に撮影される各画像を逐次解析することにより所定の変化を検出する機能と、
    前記所定の変化が検出された際に、その変化が検出されたときの画像と共にその前に撮影された前画像を取得する機能と、
    前記取得された各画像を合成する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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