JP2014107723A - 情報処理装置、状態制御方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】キーロック機能を有する情報処理装置において、セキュリティを保ちつつ、ユーザの利便性も改善させる。
【解決手段】本発明に係る情報処理装置10は、入力部12と状態間の遷移を制御する制御部18とを備え、制御部18は、第1のキーロック状態において入力部12が第1のキーロック解除操作を検出すると、情報処理装置10を第1のアンロック状態へ遷移させ、第2のキーロック状態において入力部12が第2のキーロック解除操作を検出すると、情報処理装置10を第2のアンロック状態へ遷移させ、第1のアンロック状態において入力部12が所定の操作を検出すると、情報処理装置10を第2のアンロック状態へ遷移させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般に、情報処理装置、状態制御方法およびプログラムに関し、特に、キーロック機能を有する情報処理装置、状態制御方法およびプログラムに関するものである。
スマートフォンなどに代表される情報処理装置には、誤操作や不正使用などを防ぐためにキーロック機能が設けられているものが多い。キーロック機能を有する情報処理装置は、キーロック状態にあるときはユーザの操作を受け付けず、キーロックが解除されるとユーザの操作を受け付けるようになる。
誤操作の防止のみを目的とするものとして、例えば、ハードウェアやソフトウェアにより実装されているスライドキーがある。スライドキーによりキーロック状態にした場合は、ユーザは単にスライド操作をすることによってキーロック状態を解除することができる。また、キーロック状態をキーボタンの長押しによって解除する発明も知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、情報処理装置の持ち主以外による不正使用の防止を目的とする場合は、暗証番号の入力や顔認証などにより持ち主が操作しているか否かを認証することによってキーロック状態を解除するものがある。
図6に、キーロック機能を有する従来の情報処理装置におけるキーロック状態とアンロック状態との間の状態遷移の例を示す。キーロック状態は、情報処理装置がユーザ操作を受け付けない状態であり、アンロック状態は、情報処理装置がユーザ操作を受け付ける状態である。
アンロック状態において、所定の時間を設定された無操作監視タイマがタイムアウトするか、または、キーロック操作が実行された場合、情報処理装置はキーロック状態に遷移する。また、キーロック状態において、キーロック解除操作が実行された場合、情報処理装置はアンロック状態に遷移する。
特開2009−239477号公報
セキュリティ向上の観点からは、情報処理装置をキーロック状態からアンロック状態に遷移させるキーロック解除操作は、スライドキーの操作のような簡易的な操作ではなく暗証番号の入力などのような認証を伴う操作とすることが好ましい。また、無操作状態が続いた場合に自動的にアンロック状態からキーロック状態に遷移させるタイマの設定時間は、短い時間に設定しておくことが好ましい。
しかしながら、キーロック解除操作を暗証番号入力のような認証を伴う操作にしたり、また、自動的にアンロック状態からキーロック状態に遷移させるタイマの設定時間を短くしたりすると、セキュリティは向上するものの下記のような問題が生じ得る。
ある程度長い時間(例えば数10分程度)は継続して情報処理装置を使用するが、アンロック状態からキーロック状態に自動的に遷移させるタイマの設定時間程度(例えば数分程度)の無操作時間は頻繁に生じ得るような使い方をする場合、ユーザが継続して使用しているにも関わらず、頻繁に情報処理装置がキーロック状態に遷移することが起こり得る。この場合、キーロック状態に遷移する度にユーザは暗証番号の入力操作などの認証操作をする必要があり、ユーザにとって負担となる。このような使い方をする前に、一時的にタイマの設定時間を延ばすことも考えられるが、通常、タイマの設定変更は手間がかかり、やはりユーザにとって負担となる。
また、家族や友人のような信用できる相手に、スマートフォンに保存している情報(例えば、写真など)を見せるような場合は、スマートフォンをアンロック状態にして相手に渡し、自由に操作して写真などを見てもらう場合などが多い。このような場合も、タイマの設定時間が短いと、頻繁にキーロック状態に遷移することが起こり得る。そうすると、キーロック状態になる度に、スマートフォンの持ち主が暗証番号を入力する操作などをする必要があり手間である。また、この場合、スマートフォンを貸していた相手の近くで暗証番号を入力する可能性が高く、暗証番号の漏洩を引き起こす原因になり得る。
また、上述のように、キーロック解除操作は、暗証番号の入力などの認証を伴う操作であることが多い。そのため、不特定多数が存在する場所で、この認証を伴う操作を行うキーロック解除操作を頻繁に行うことは、認証を伴う操作(例えば、暗証番号の入力)を周囲に対してさらす機会を増やすことになり、この認証を伴う操作に関する内容の漏洩を引き起こす原因になり得る。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、キーロック機能を有する情報処理装置において、セキュリティを保ちつつ、ユーザの利便性も改善させることができる情報処理装置、状態制御方法およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、キーロック機能を有する情報処理装置において、ユーザの入力操作を検出する入力部と、複数のキーロック状態および複数のアンロック状態において、状態間の遷移を制御する制御部とを備え、前記複数のキーロック状態は、第1のキーロック状態および前記第1のキーロック状態とは異なる第2のキーロック状態を含み、前記複数のアンロック状態は、第1のアンロック状態および前記第1のアンロック状態とは異なる第2のアンロック状態を含み、前記制御部は、前記第1のキーロック状態において前記入力部が第1のキーロック解除操作を検出すると、前記情報処理装置を前記第1のアンロック状態へ遷移させ、前記制御部は、前記第2のキーロック状態において前記入力部が第2のキーロック解除操作を検出すると、前記情報処理装置を前記第2のアンロック状態へ遷移させ、前記制御部は、前記第1のアンロック状態において前記入力部が所定の操作を検出すると、前記情報処理装置を前記第2のアンロック状態へ遷移させることを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理装置において、前記第1のキーロック解除操作と前記第2のキーロック解除操作とは異なる操作であることを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理装置において、前記第1のキーロック解除操作は前記情報処理装置の持ち主が当該第1のキーロック解除操作をしていることを認証する操作であり、前記第2のキーロック解除操作は認証を伴わない操作であることを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理装置において、前記制御部は、前記第1のアンロック状態になってから、前記入力部が入力操作を検出せずに第1のタイマ時間が経過すると、前記第1のロック状態に遷移させ、前記第2のアンロック状態になってから、前記入力部が入力操作を検出せずに第2のタイマ時間が経過すると、前記第2のロック状態に遷移させ、前記第1のアンロック状態から前記第2のアンロック状態に遷移してから、前記所定の操作によって設定されたタイマ時間が経過すると、前記第1のアンロック状態に遷移させることを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理装置において、前記タイマ時間は前記第2のタイマ時間よりも長いことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る状態制御方法は、キーロック機能を有する情報処理装置における状態制御方法において、制御部が、第1のキーロック状態において第1のキーロック解除操作を検出すると、前記情報処理装置を第1のアンロック状態へ遷移させるステップと、第2のキーロック状態において第2のキーロック解除操作を検出すると、前記情報処理装置を第2のアンロック状態へ遷移させるステップと、前記第1のアンロック状態において所定の操作を検出すると、前記情報処理装置を前記第2のアンロック状態へ遷移させるステップとを含むことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係るプログラムは、キーロック機能を有する情報処理装置が備える制御部に、第1のキーロック状態において第1のキーロック解除操作を検出すると、前記情報処理装置を第1のアンロック状態へ遷移させるステップと、第2のキーロック状態において第2のキーロック解除操作を検出すると、前記情報処理装置を第2のアンロック状態へ遷移させるステップと、前記第1のアンロック状態において所定の操作を検出すると、前記情報処理装置を前記第2のアンロック状態へ遷移させるステップとを実行させる。
本発明によれば、キーロック機能を有する情報処理装置において、セキュリティを保ちつつ、ユーザの利便性も改善させることができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の状態遷移を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、第2のアンロック状態を継続する時間を設定する操作の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、タイマ時間が表示されている様子の一例を示す図である。 図4のタイマ時間表示のいくつかの表示例を示す図である。 従来の情報処理装置におけるキーロック状態とアンロック状態との間の状態遷移を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の概略構成を示す図である。情報処理装置10は、入力部12、表示部14、記憶部16および制御部18を備える。
情報処理装置10は、アンロック状態とキーロック状態を有し、アンロック状態においてはユーザによる入力操作を受け付けるが、キーロック状態においてはユーザによる入力操作を受け付けない。ユーザによるキーロック解除操作により、情報処理装置10はキーロック状態からアンロック状態に遷移し、情報処理装置10は、ユーザの入力操作を受け付けるようになる。
情報処理装置10は、複数のアンロック状態と複数のキーロック状態とを有する。各々の状態の詳細、および、状態間の遷移の条件などについての詳細は後述する。
入力部12は、例えば、タッチセンサ、キーボード、ボタン、スイッチまたはカメラなどのようなユーザの入力を検出可能な装置であり、情報処理装置10に対するユーザの入力操作、例えば、アプリケーションの操作や各種設定操作などを検出する。また、入力部12は、ユーザによるキーロック操作やキーロック解除操作などを検出する。
表示部14は、例えば、液晶ディスプレイなどであり、各種情報を表示する。
記憶部16は、タイマの設定時間やキーロック解除操作時に必要な認証用の暗証番号などを記憶する。
制御部18は、情報処理装置10がキーロック状態にあるときに、入力部12がユーザによるキーロック解除操作を検出すると、情報処理装置10をアンロック状態に遷移させる。また、制御部18は、情報処理装置10がアンロック状態にあるときに、入力部12がユーザによるキーロック操作を検出すると、情報処理装置10をキーロック状態に遷移させる。
図2は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の状態遷移を示す図である。
図2に示すように、情報処理装置10は、通常ロックモードと簡易ロックモードとを有する。
情報処理装置10は、通常ロックモードにおいては、第1のキーロック状態または第1のアンロック状態のいずれかの状態にある。第1のキーロック状態において、入力部12がキーロック解除操作(第1のキーロック解除操作)を検出すると、制御部18は、情報処理装置10を第1のアンロック状態に遷移させる。ここで、キーロック解除操作は、暗証番号の入力や顔認証など、情報処理装置10の持ち主自身がキーロック解除操作をしていることを認証できるような操作である。したがって、キーロック解除操作は、セキュリティレベルは高いが、一方で、ユーザにとって手間のかかる操作である。
第1のアンロック状態において、入力部12が、予め設定された所定のタイマ時間(以下、「タイマA」と称する)の間、ユーザによる操作を検出せず、タイマAがタイムアウトした場合、制御部18は、情報処理装置10を第1のキーロック状態に遷移させる。タイマAは、ユーザの設定操作によって設定され、予め記憶部16に記憶されている。セキュリティ向上の観点からは、タイマAは数分程度の短い時間であることが好ましい。
また、制御部18は、第1のアンロック状態において入力部12が第1のキーロック操作を検出した場合にも、情報処理装置10を第1のアンロック状態から第1のキーロック状態に遷移させる。
情報処理装置10は、簡易ロックモードにおいては、第2のキーロック状態または第2のアンロック状態のいずれかの状態にある。第2のキーロック状態において、入力部12が簡易キーロック解除操作(第2のキーロック解除操作)を検出すると、制御部18は、情報処理装置10を第2のアンロック状態に遷移させる。ここで、簡易キーロック解除操作は、例えば入力部12がタッチセンサである場合は、単にタッチセンサ上で指をスライドさせるような簡易的な操作であり、情報処理装置10の持ち主自身が操作することを必要としない操作である。したがって、簡易キーロック解除操作は、セキュリティレベルは低いが、一方で、ユーザにとって手間のかからない操作である。
第2のアンロック状態において、入力部12が、予め設定された所定のタイマ時間(以下、「タイマB」と称する)の間、ユーザによる操作を検出せず、タイマBがタイムアウトした場合、制御部18は、情報処理装置10を第2のキーロック状態に遷移させる。タイマBは、ユーザの設定操作によって設定され、予め記憶部16に記憶されている。タイマBはタイマAと同じ時間でも異なる時間でもよい。タイマBをタイマAと同じ時間にする場合は、ユーザによる設定操作を共通にすると、ユーザの設定操作にかかる工数を低減することもできる。
また、制御部18は、第2のアンロック状態において入力部12が第2のキーロック操作を検出した場合にも、情報処理装置10を第2のアンロック状態から第2のキーロック状態に遷移させる。
制御部18は、入力部12が、第1のアンロック状態において簡易ロックモード開始操作を検出すると、情報処理装置10を第2のアンロック状態に遷移させる。これにより、情報処理装置10は、通常ロックモードから簡易ロックモードに移行する。
簡易ロックモード開始操作は、ハードキーを操作する方法やソフトウェア上で設定する方法など様々な方法とすることができる。一例として、入力部12がタッチセンサである場合における、直感的な簡易ロックモード開始操作を図3の説明において後述する。
簡易ロックモードにおいて、設定されたタイマ時間(以下、「タイマC」と称する)が経過し、タイマCがタイムアウトすると、制御部18は、情報処理装置10を簡易ロックモードから通常ロックモードに移行させる。情報処理装置10が第2のアンロック状態である場合にタイマCがタイムアウトすると、制御部18は、情報処理装置10を第1のアンロック状態に遷移させ、情報処理装置10が第2のキーロック状態である場合にタイマCがタイムアウトすると、制御部18は、情報処理装置10を第1のキーロック状態に遷移させる。
タイマCは、ユーザによる設定操作によって予め設定して記憶部16に保存しておいてもよいし、簡易ロックモード開始操作時にユーザが設定してもよい。例えば、家族や友人などのような信用できる相手に、一時的に簡易ロックモードで情報処理装置10を操作させることを許可する場合は、タイマCを数10分程度に設定してから情報処理装置10を渡すことが適当であると想定される。しかしながら、これは一例であり、情報処理装置10の持ち主は、用途に応じて、適切な時間をタイマCとして設定することができる。制御部18は、入力部12がタイマCへの時間設定を検出すると、タイマCの設定時間を記憶部16に記憶させる。
また、制御部18は、入力部12が所定の簡易ロックモード解除操作を検出することにより、情報処理装置10を第2のアンロック状態から第1のアンロック状態に遷移させる。
また、制御部18は、第2のアンロック状態において入力部12が第1のキーロック操作を検出した場合は、情報処理装置10を第1のキーロック状態に遷移させる。
また、制御部18は、第2のキーロック状態において、タイマCがタイムアウトした場合、入力部12が簡易ロックモード解除操作を検出した場合、または、第1のキーロック操作を検出した場合は、情報処理装置10を第1のキーロック状態に遷移させる。
図3に、例えば、入力部12がタッチセンサである場合において、ユーザが入力部12の2点に接触して、タイマCを設定する様子を示す。
図3(a)は、ユーザが、第1のアンロック状態において、簡易ロックモード開始操作とタイマCの設定を同時にする操作、または、第2のアンロック状態においてタイマCを延長する操作を示す。例えば、ユーザは親指で入力部12の接触点Aに接触し、人差し指で略扇形になるように略時計回りの方向に接触点Bから接触点B’まで入力部12をなぞる操作をする。
第1のアンロック状態において、入力部12が図3(a)に示す操作を検出すると、制御部18は、接触点Bから接触点B’までの長さに応じたタイマ時間Cを設定して、情報処理装置10を第1のアンロック状態から第2のアンロック状態に遷移させる。なお、情報処理装置10を第1のアンロック状態から第2のアンロック状態に遷移させる操作については、図3(a)に示す操作ではなく別のキー操作などを割り当ててもよい。
第2のアンロック状態において、入力部12が図3(a)に示す操作を検出すると、制御部18は、接触点Bから接触点B’までの長さに応じた時間だけ、タイマCの時間を延長させる。
図3(b)は、ユーザが、第2のアンロック状態においてタイマCを短縮する操作を示す。例えば、ユーザは親指で入力部12の接触点Aに接触し、人差し指で略扇形になるように略反時計回りの方向に接触点B’から接触点Bまで入力部12をなぞる操作をする。
第2のアンロック状態において、入力部12が図3(b)に示す操作を検出すると、制御部18は、接触点B’から接触点Bまでの長さに応じた時間だけ、タイマCの時間を短縮させる。短縮された結果、タイマCが負の時間またはゼロになる場合は、制御部18は、情報処理装置10を第2のアンロック状態から第1のアンロック状態に遷移させる。
図3(c)は、第2のアンロック状態において、例えば、ユーザが親指で入力部12の接触点Aに接触し、人差し指で略扇形になるように略時計回りまたは略反時計回りの方向に接触点Bを基点として入力部12をなぞる操作をした場合の、タイマCの増減時間を示す概念図である。図3(c)に示すように、略時計回りになぞられた距離が長いと、制御部18はタイマCをより延長し、略反時計回りになぞられた距離が長いと、制御部18はタイマCをより短縮する。略反時計回りになぞられた距離が十分に長く、タイマCが負の時間またはゼロになる場合は、制御部18は、情報処理装置10を第2のアンロック状態から第1のアンロック状態に遷移させる。
また、制御部18は、入力部12がタッチセンサであって表示部14と重なっている場合、ユーザが図3(c)に示す操作を実行中に、表示部14に図3(c)に示すような時間を表示させて、ユーザがタイマCの時間を直感的に把握できるようにすることもできる。
図4は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、表示部14にタイマCの時間が示されている様子の一例を示す図である。
制御部18は、図4に示す例においては、表示部14内の情報表示エリア21に、タイマCの時間を示す表示23を表示するように制御している。図4に示す例においては、制御部18は、円の中に「8」という数字を表示させており、これは、タイマCの残り時間が8分であることを示す。
図5は、タイマCの残り時間を示す表示のいくつかの例を示す図である。
制御部18は、図5(a)に示すように、タイマCの時間を数字によって示すように表示部14を制御することができる。図5(a)は、表示部14に数字の「8」が表示されている場合を示し、タイマCの残り時間が8分であることを示す。
また、制御部18は、図5(b)に示すように、タイマCの時間を円グラフによって示すように表示部14を制御することができる。
また、制御部18は、図5(c)に示すように、タイマCの時間を円グラフに数字を重ねた表示によって示すように表示部14を制御することができる。
このように、本実施形態によれば、情報処理装置10が複数のキーロック状態および複数のアンロック状態を有することにより、キーロック状態の種類に応じてキーロック解除操作のセキュリティのレベルに差をつけることができ、セキュリティを保ちつつ、ユーザの利便性を改善させることができる。
また、第1のキーロック解除操作と第2のキーロック解除操作とを異なる操作とすることにより、セキュリティを保ちつつ、ユーザの利便性を改善させることができる。
また、第1のキーロック解除操作は、情報処理装置10の持ち主による暗証番号の入力などの認証を伴う操作とし、第2のキーロック解除操作は認証を伴わない簡易的な操作とすることにより、通常時は高いセキュリティを保ちつつ、信用できる相手に情報処理装置10を貸す場合などは利便性を向上させることができる。
また、第1のキーロック解除操作は、情報処理装置10の持ち主による暗証番号の入力などの認証を伴う操作とし、第2のキーロック解除操作は、認証を伴わない簡易的な操作とすることにより、情報処理装置10の持ち主は、使用する状況に応じて、認証を伴う操作によるキーロック解除操作の頻度を調整できるようになる。これにより、情報処理装置の持ち主は、認証を伴うキーロック解除操作の頻度を最小限にとどめることができ、情報処理装置のセキュリティを向上させることができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。
10 情報処理装置
12 入力部
14 表示部
16 記憶部
18 制御部

Claims (7)

  1. キーロック機能を有する情報処理装置において、
    ユーザの入力操作を検出する入力部と、
    複数のキーロック状態および複数のアンロック状態において、状態間の遷移を制御する制御部とを備え、
    前記複数のキーロック状態は、第1のキーロック状態および前記第1のキーロック状態とは異なる第2のキーロック状態を含み、
    前記複数のアンロック状態は、第1のアンロック状態および前記第1のアンロック状態とは異なる第2のアンロック状態を含み、
    前記制御部は、前記第1のキーロック状態において前記入力部が第1のキーロック解除操作を検出すると、前記情報処理装置を前記第1のアンロック状態へ遷移させ、
    前記制御部は、前記第2のキーロック状態において前記入力部が第2のキーロック解除操作を検出すると、前記情報処理装置を前記第2のアンロック状態へ遷移させ、
    前記制御部は、前記第1のアンロック状態において前記入力部が所定の操作を検出すると、前記情報処理装置を前記第2のアンロック状態へ遷移させる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、前記第1のキーロック解除操作と前記第2のキーロック解除操作とは異なる操作であることを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1に記載の情報処理装置において、前記第1のキーロック解除操作は前記情報処理装置の持ち主が当該第1のキーロック解除操作をしていることを認証する操作であり、前記第2のキーロック解除操作は認証を伴わない操作であることを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置において、前記制御部は、
    前記第1のアンロック状態になってから、前記入力部が入力操作を検出せずに第1のタイマ時間が経過すると、前記情報処理装置を前記第1のキーロック状態に遷移させ、
    前記第2のアンロック状態になってから、前記入力部が入力操作を検出せずに第2のタイマ時間が経過すると、前記情報処理装置を前記第2のキーロック状態に遷移させ、
    前記第1のアンロック状態から前記第2のアンロック状態に遷移してから、前記所定の操作によって設定されたタイマ時間が経過すると、前記情報処理装置を前記第1のアンロック状態に遷移させることを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置において、前記タイマ時間は前記第2のタイマ時間よりも長いことを特徴とする情報処理装置。
  6. キーロック機能を有する情報処理装置における状態制御方法において、制御部が、
    第1のキーロック状態において第1のキーロック解除操作を検出すると、前記情報処理装置を第1のアンロック状態へ遷移させるステップと、
    第2のキーロック状態において第2のキーロック解除操作を検出すると、前記情報処理装置を第2のアンロック状態へ遷移させるステップと、
    前記第1のアンロック状態において所定の操作を検出すると、前記情報処理装置を前記第2のアンロック状態へ遷移させるステップと
    を含むことを特徴とする状態制御方法。
  7. キーロック機能を有する情報処理装置が備える制御部に、
    第1のキーロック状態において第1のキーロック解除操作を検出すると、前記情報処理装置を第1のアンロック状態へ遷移させるステップと、
    第2のキーロック状態において第2のキーロック解除操作を検出すると、前記情報処理装置を第2のアンロック状態へ遷移させるステップと、
    前記第1のアンロック状態において所定の操作を検出すると、前記情報処理装置を前記第2のアンロック状態へ遷移させるステップと
    を実行させるプログラム。
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