JP2014106435A - カメラのズーム操作機構 - Google Patents

カメラのズーム操作機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2014106435A
JP2014106435A JP2012260555A JP2012260555A JP2014106435A JP 2014106435 A JP2014106435 A JP 2014106435A JP 2012260555 A JP2012260555 A JP 2012260555A JP 2012260555 A JP2012260555 A JP 2012260555A JP 2014106435 A JP2014106435 A JP 2014106435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zoom operation
cover member
camera
operation member
zoom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012260555A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichiro Yamamoto
雄一郎 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xacti Corp
Original Assignee
Xacti Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xacti Corp filed Critical Xacti Corp
Priority to JP2012260555A priority Critical patent/JP2014106435A/ja
Publication of JP2014106435A publication Critical patent/JP2014106435A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

【課題】カメラ筐体の内部にズーム操作部材6が往復移動可能に設置されているカメラのズーム操作機構において、ズーム操作部材6の移動がスムーズに行なわれるズーム操作機構を提供する。
【解決手段】本発明に係るカメラのズーム操作機構において、カメラ筐体は、ズーム操作部材6を設置するための設置部20を覆うカバー部材5を具え、該カバー部材5の裏面には、カメラ筐体の設置部20へ向かって突出してその先端が該設置部20の表面に当接し若しくは僅かなクリアランスで対向する1或いは複数のリブ54が形成されている。
【選択図】図8

Description

本発明は、カメラのズーム調整を行なうためのズーム操作機構に関するものである。
従来、ズーム調整機能を有するカメラにおいては、ズーム操作機構として、カメラ筐体の内部に、ズーム操作信号を生成すべき検出器が設置されると共に、操作ノブを具えたズーム操作部材が往復移動可能に設置されており、カメラ筐体には、ズーム操作部材の操作ノブを臨出させるための開口が形成されている。
該ズーム操作機構においては、ユーザが操作ノブを何れか一方向に操作すると、ズーム操作部材の移動によって検出器が動作し、ズーム率を拡大若しくは縮小するズーム操作信号が生成される(特許文献1)。
特開平9−211302号公報
しかしながら、従来のズーム操作機構においては、ズーム操作部材の操作ノブを臨出させるための開口の周辺部分がズーム操作部材の表面を覆っているため、ユーザが操作ノブを操作するとき、カメラ筐体の開口周辺部分を押圧しながら操作ノブを何れか一方向へ移動させると、カメラ筐体の開口周辺部分が弾性変形することによって、該周辺部分がズーム操作部材の表面に接触し、ズーム操作部材の移動を妨げる問題があった。
そこで本発明の目的は、ユーザが操作ノブを操作するとき、操作ノブが臨出するカメラ筐体の開口の周辺部分を押圧しながらズーム操作部材を何れか一方向へ移動させたとしても、ズーム操作部材の移動が妨げられることのないカメラのズーム操作機構を提供することである。
本発明に係るカメラのズーム操作機構においては、カメラ筐体(10)の内部に、操作ノブ(62)を具えたズーム操作部材(6)が往復移動可能に設置され、カメラ筐体(10)には、ズーム操作部材(6)の操作ノブ(62)を臨出させるための開口(52)が形成されている。
前記カメラ筐体(10)は、前記ズーム操作部材(6)を設置するための設置部(20)を覆うカバー部材(5)を具え、該カバー部材(5)に前記開口(52)が形成されており、該カバー部材(5)の裏面には、前記開口(52)の近傍位置に、カメラ筐体(10)の設置部(20)へ向かって突出してその先端が該設置部(20)の表面に当接し若しくは僅かなクリアランスで対向する1或いは複数のリブ(54)が形成されている。
具体的には、前記カバー部材(5)のリブ(54)の先端と前記カメラ筐体(10)の設置部(20)の表面との間のクリアランスは、ズーム操作部材(6)の表面とカバー部材(5)の裏面との間のクリアランスよりも小さく形成されている。
上記本発明のズーム操作機構において、ユーザが操作ノブ(62)を操作するとき、操作ノブ(62)が臨出するカバー部材(5)の開口(52)の周辺部分を押圧しながら操作ノブ(62)を何れか一方向へ移動させた場合、カバー部材(5)が押圧力を受けて弾性変性せんとするが、カバー部材(5)の裏面に突設されたリブ(54)の先端がカメラ筐体(10)の設置部(20)の表面に当接することによって、カバー部材(5)の弾性変形が抑制される。従って、カバー部材(5)の裏面とズーム操作部材(6)の表面との間には適正なクリアランスが維持され、カバー部材(5)によってズーム操作部材(6)の移動が妨げられることはない。
具体的態様において、前記カバー部材(5)のリブ(54)は、前記開口(52)を挟んで、ズーム操作部材(6)の移動方向の両側にそれぞれ形成されている。
該具体的態様によれば、カバー部材(5)に対する押圧力の近傍位置にリブ(54)(54)が形成されているので、カバー部材(5)の弾性変形が有効に抑制される。
本発明に係るカメラのズーム操作機構によれば、ユーザが操作ノブを操作するとき、操作ノブが臨出するカバー部材の開口の周辺部分を押圧しながらズーム操作部材を何れか一方向へ移動させたとしても、カバー部材によってズーム操作部材の移動が妨げられることはなく、ズーム操作部材はスムーズに移動する。
図1は、本発明の一実施態様であるカメラの斜視図である。 図2は、本発明の一実施態様におけるズーム操作機構の分解斜視図である。 図3は、ズーム操作部材の表面を示す拡大斜視図である。 図4は、ズーム操作部材の裏面を示す拡大斜視図である。 図5は、カバー部材の裏面を示す拡大斜視図である。 図6は、レンズキャビネットの側面図である。 図7は、図6のX−X線に沿う断面図である。 図8は、図7のA部を拡大した図である。 図9は、ズーム操作部材が中立位置に設定されている状態を示すレンズキャビネットの側面図である。 図10は、図9のB部を拡大した図である。 図11は、ズーム操作部材が一方向に移動した状態を示すレンズキャビネットの側面図である。 図12は、図11のC部を拡大した図である。
以下、本発明の実施の形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明の一実施形態であるカメラは、図1に示す如く本体キャビネット(1)とレンズキャビネット(2)からなるカメラ筐体(10)を具え、本体キャビネット(1)にはシャッター釦(4)が設けられ、レンズキャビネット(2)にはレンズ(3)が収容されている。
レンズキャビネット(2)は、その側面に、合成樹脂製のカバー部材(5)を具えており、該カバー部材(5)の開口(52)から突出する操作ノブ(62)を、開口(52)の範囲内で上方(T側)或いは下方(W側)に操作することによって、ズーム調整を行なうことが可能となっている。
図2に示す如く、レンズキャビネット(2)の側面には、平面領域を有する設置部(20)が凹設されており、該設置部(20)の平面領域に、ユーザが操作すべき操作ノブ(62)を具えたズーム操作部材(6)と、ズーム操作部材(6)の双方向の移動に応じてズーム操作信号を生成すべき検出器(7)と、ズーム操作部材(6)を中立位置に向かって弾性付勢するトーションスプリング(8)とが設置され、該設置部(20)はカバー部材(5)によって覆われる。
尚、カバー部材(5)はレンズキャビネット(2)に対してフック機構により固定される。
ズーム操作部材(6)は、レンズキャビネット(2)の円筒形状に応じて図3に示す如く僅かに湾曲したベース(61)を具え、該ベース(61)の表面には操作ノブ(62)が突設されると共に、操作ノブ(62)の両側には、ズーム操作部材(6)の移動方向に沿って延びる一対の摺動部(63)(63)が突設されている。
又、図4に示す如くズーム操作部材(6)の裏面には、ズーム操作部材(6)の移動方向と直交する幅方向の両端部に、一対の第1突片(64)(64)と一対の第2突片(65)(65)とが形成されている。
カバー部材(5)は、図5に示す如く前記レンズキャビネット(2)の設置部(20)に応じた輪郭を有すると共にレンズキャビネット(2)の円筒形状に応じて僅かに湾曲したカバー部(51)を具え、該カバー部(51)の中央部には、上述の如くズーム操作部材(6)の操作ノブ(62)を臨出させるための矩形の開口(52)が形成されている。
又、カバー部材(5)のカバー部(51)の裏面には、開口(52)の両側に、前記ズーム操作部材(6)の移動方向に沿って延びる一対のレール部(53)(53)が突設されると共に、開口(52)の近傍位置には、開口(52)を挟んでズーム操作部材(6)の移動方向の両側に、一対のリブ(54)(54)が突設されている。
図6、図7及び図8に示す様に、レンズキャビネット(2)にカバー部材(5)が固定された状態で、カバー部材(5)の一対のリブ(54)(54)は、それぞれの先端面がレンズキャビネット(2)の設置部(20)の平面領域に僅かなクリアランスT(例えば0.05mm)で対向している。
そして、カバー部材(5)の裏面とズーム操作部材(6)の表面との間には、前記クリアランスTよりも大なる適正なクリアランスG(例えば約0.10mm)が設けられている。
ズーム操作部材(6)は、図2に示すトーションスプリング(8)によってカバー部材(5)の開口(52)の中央位置(中立位置)に向かって付勢されており、上方(T側)の移動端又は下方(W側)の移動端にて指を離すと、トーションスプリング(8)の付勢力によって図1の中立位置に復帰する。
トーションスプリング(8)は、図9に示す如くレンズキャビネット(2)の設置部(20)に突設された軸片(21)によって支持されており、ズーム操作部材(6)が中立位置に設定されている状態では、図10に示す如くトーションスプリング(8)の一対の脚部(81)(81)が、僅かに弾性収縮した状態で、一対のバネ掛かり(22)(22)によって係止されている。
この状態で、トーションスプリング(8)の一対の脚部(81)(81)の外側には、ズーム操作部材(6)の一対の第2突片(65)(65)が配置されている。
ズーム調整のために、図11及び図12に示す如く操作ノブ(62)を何れか一方向に操作すると、ズーム操作部材(6)の移動に伴って、一方の第2突片(65)がトーションスプリング(8)の一方の脚部(81)を他方の脚部(81)側へ弾性変形させる。操作ノブ(62)が上方(T側)の移動端又は下方(W側)の移動端に設置されている状態で操作ノブ(62)から手を離すと、トーションスプリング(8)の弾性反発力によってズーム操作部材(6)は図9及び図10に示す如く中立位置に復帰する。
又、ズーム操作部材(6)の移動過程では、図3に示すズーム操作部材(6)の摺動部(63)(63)がそれぞれ図5に示すカバー部材(5)のレール部(53)(53)に沿って摺動し、ズーム操作部材(6)の移動が案内される。
図9に示す如く検出器(7)は、ズーム操作部材(6)の移動方向に沿って揺動するレバー(71)を具えており、該レバー(71)を図9の上方へ揺動させることによってズーム率を縮小するズーム操作信号が生成され、該レバー(71)を図9の下方へ揺動させることによってズーム率を拡大するズーム操作信号が生成される。
図9及び図10に示す如くズーム操作部材(6)が中立位置に設定されている状態では、ズーム操作部材(6)の一対の第1突片(64)(64)の間に、検出器(7)のレバー(71)が位置しており、ズーム操作信号は生成されない。
この状態から、図11に示す如く操作ノブ(62)が何れか一方向に操作されると、ズーム操作部材(6)の一方の第1突片(64)によって検出器(7)のレバー(71)が押圧され、ズーム操作信号が生成される。
上述のカメラのズーム操作機構によれば、ズーム調整のために操作ノブ(62)を何れか一方向に操作するとき、カバー部材(5)の開口(52)の周辺部分も同時に押圧することがあるが、その押圧力によりカバー部材(5)がレンズキャビネット(2)によって周縁を支持された状態で弾性変形せんとしても、図8に示す如くカバー部材(5)の裏面に突設された一対のリブ(54)(54)の両方若しくは一方の先端面がレンズキャビネット(2)の設置部(20)の表面に当接して、カバー部材(5)の弾性変形が抑制される。
ここで、操作ノブ(62)を操作するときのカバー部材(5)に対する押圧力は、開口(52)を挟んでズーム操作部材(6)の移動方向の両側部の内、一方の側部に作用し、該押圧力の作用点は、カバー部材(5)の何れか一方のリブ(54)の近傍位置となるので、該押圧力は、該リブ(54)の先端面がレンズキャビネット(2)の設置部(20)の表面に圧接されることにより、効果的に受け止められる。
従って、カバー部材(5)の弾性変形はごく僅かなものとなる。
この結果、カバー部材(5)の裏面とズーム操作部材(6)の表面との間には、適正なクリアランスGが維持されることになり、ズーム操作部材(6)の表面がカバー部材(5)の裏面に摺接することはない。従って、ズーム操作部材(6)は、カバー部材(5)によって妨げられることなくスムーズに移動し、良好な操作性が得られる。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、ズーム操作部材(6)は、レンズキャビネット(2)の表面に沿って往復移動するものに限らず、1点を中心として回動するものであってもよい。
(10) カメラ筐体
(1) 本体キャビネット
(2) レンズキャビネット
(20) 設置部
(5) カバー部材
(52) 開口
(54) リブ
(6) ズーム操作部材
(62) 操作ノブ
(7) 検出器
(8) トーションスプリング

Claims (6)

  1. カメラ筐体の内部に、操作ノブを具えたズーム操作部材が往復移動可能に設置され、カメラ筐体には、ズーム操作部材の操作ノブを臨出させるための開口が形成されているカメラのズーム操作機構において、
    前記カメラ筐体は、前記ズーム操作部材を設置するための設置部を覆うカバー部材を具え、該カバー部材に前記開口が形成されており、該カバー部材の裏面には、前記開口の近傍位置に、カメラ筐体の設置部へ向かって突出してその先端が該設置部の表面に当接し若しくは僅かなクリアランスで対向する1或いは複数のリブが形成されていることを特徴とするカメラのズーム操作機構。
  2. 前記カバー部材のリブの先端と前記カメラ筐体の設置部の表面との間のクリアランスは、ズーム操作部材の表面とカバー部材の裏面との間のクリアランスよりも小さく形成されている請求項1に記載のカメラのズーム操作機構。
  3. 前記カバー部材のリブは、前記開口を挟んで、ズーム操作部材の移動方向の両側にそれぞれ形成されている請求項1又は請求項2に記載のカメラのズーム操作機構。
  4. 前記カメラ筐体の設置部には、ズーム操作信号を生成すべき検出器が設置され、前記ズーム操作部材の移動によって該検出器が動作する請求項1乃至請求項3の何れかに記載のカメラのズーム操作機構。
  5. 前記カバー部材の裏面には、前記開口の両側に、ズーム操作部材の移動方向に延びる一対のレール部が形成されると共に、前記ズーム操作部材の表面には、前記カバー部材のレール部に沿って摺動すべき一対の摺動部が形成されている請求項1乃至請求項4の何れかに記載のカメラのズーム操作機構。
  6. 前記カメラ筐体の設置部には、前記ズーム操作部材の移動に伴って弾性変形するスプリングが設置されている請求項1乃至請求項5の何れかに記載のカメラのズーム操作機構。
JP2012260555A 2012-11-29 2012-11-29 カメラのズーム操作機構 Pending JP2014106435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012260555A JP2014106435A (ja) 2012-11-29 2012-11-29 カメラのズーム操作機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012260555A JP2014106435A (ja) 2012-11-29 2012-11-29 カメラのズーム操作機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014106435A true JP2014106435A (ja) 2014-06-09

Family

ID=51027956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012260555A Pending JP2014106435A (ja) 2012-11-29 2012-11-29 カメラのズーム操作機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014106435A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE47957E1 (en) Keyswitch, keyboard and keyswitch manufacturing method thereof
EP2107763A1 (en) Lock mechanism, slide apparatus, and mobile handset apparatus
JP2008243698A (ja) トリガスイッチ
KR20190053274A (ko) 스위치의 접점 구조, 트리거 스위치 및 전동 공구
KR101316185B1 (ko) 자동 변속 차량의 마우스 타입 기어 변속 장치
JP6072590B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP2014106435A (ja) カメラのズーム操作機構
JP2008177094A (ja) スイッチ
JP2013038627A (ja) 電子機器
JP2009218064A (ja) スライド操作型電気部品
JP6478049B2 (ja) プッシュスイッチ装置
JP6729849B2 (ja) 操作ユニットの組み付け構造
JP5006293B2 (ja) スライド操作機構およびこの機構を備えたスライド操作型スイッチ装置
JP2008198501A (ja) 携帯機器の制御モード切換え装置
JP6241744B2 (ja) 操作装置
KR101308618B1 (ko) 카메라의 셔터 버튼
US8023240B2 (en) Operating device
US20130208177A1 (en) Electronic apparatus having operation portion
KR101896772B1 (ko) 스위치 장치
JP2005123019A (ja) 電子入力部品
JP5198238B2 (ja) 電子機器
JP5766101B2 (ja) 多方向操作型電子部品
JP2010146875A (ja) 電子機器のスイッチ装置および電子機器
JP4932658B2 (ja) プッシュ機構付きスライド操作型電気部品
JP2012185351A (ja) 操作部を有する電子機器