JP2014106351A - 光走査装置、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光源から出射される複数の光の光路長を容易に調整することができる機構を簡単な構成で実現することが可能な光走査装置及びこの光走査装置を備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】光走査装置30は、複数の発光点48がアレイ状に配置された光源31と、コリメータレンズ41と、反射ミラー22とを備える。反射ミラー22は、光源31とコリメータレンズ41との間に設けられており、回動可能なように支持されている。光源31からコリメータレンズ41に至る複数のビーム光の光路長が異なっていたとしても、反射ミラー22を回動させることにより、全てのビーム光によるビームスポットのサイズを容易に均一に調整できる。
【選択図】図4
【解決手段】光走査装置30は、複数の発光点48がアレイ状に配置された光源31と、コリメータレンズ41と、反射ミラー22とを備える。反射ミラー22は、光源31とコリメータレンズ41との間に設けられており、回動可能なように支持されている。光源31からコリメータレンズ41に至る複数のビーム光の光路長が異なっていたとしても、反射ミラー22を回動させることにより、全てのビーム光によるビームスポットのサイズを容易に均一に調整できる。
【選択図】図4
Description
本発明は、予め定められた配列方向に沿って配列された複数の発光点から出射された光を走査する光走査装置及びこの光走査装置を備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置には、感光体に光を照射して感光体を露光させる光走査装置が備えられている。この光走査装置は、ビーム光などを出射する光源や、光源からのビーム光を平行光線に変換するコリメータレンズ、コリメータレンズからの平行光線を一方向に走査するポリゴンミラーなどを備えている。画像形成装置において画像形成速度を向上させるために、近年、複数のビーム光で感光体を走査するべく、複数の発光点が一方向にモノリシックに配列されたマルチビーム光源が用いられている(特許文献1参照)。このマルチビーム光源が用いられることにより、感光体に対して一度に複数のラインを走査することができる。
しかしながら、前記マルチビーム光源における複数の発光点の実装精度如何によっては、光軸に直交する面に対して複数の発光点の配列面が傾斜することがある。この場合、光軸に対して傾斜した方向へビーム光が出射されることになる。前記複数の発光点それぞれから光軸に対して傾斜した方向へビーム光が出射されると、出射されるビーム光の光路長に差が生じ、感光体における各ビームスポットのサイズが不均一となり、安定した画質を得ることができない。
そこで、本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、光源から出射される複数の光の光路長を容易に調整することができる機構を簡単な構成で実現することが可能な光走査装置及びこの光走査装置を備えた画像形成装置を提供することである。
本発明は、予め定められた配列方向に沿って配列された複数の発光点を有する光源と、入射した光を平行光に変える光学手段と、前記光源と前記光学手段とを結ぶ光軸及び前記配列方向の双方に直交する軸を中心に回動可能に支持され、前記光源から出射された複数の光を前記光学手段へ向けて反射する反射部材と、を具備する光走査装置、及びこの光走査装置を備えた画像形成装置である。前記光源は、例えば、前記複数の発光点が同一基板上に形成されたマルチビームレーザーダイオードである。また、前記光学手段は、例えば、コリメータレンズである。
本発明によれば、反射部材を回転させるだけで、光源から出射される複数の光の光路長を容易に調整することができる。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態は適宜変更できる。
[プリンター10]
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る光走査装置30(本発明の光走査装置の一例)を備えるプリンター10の概略構成について説明する。なお、プリンター10が備える構成のうち以下で説明しない構成は、一般的な電子写真方式の画像形成装置と同じ構成であるため、本実施形態では当該構成に関する説明を省略する。また、光走査装置30が適用される対象装置はプリンター10に限られず、光走査装置30は、ファクシミリ装置や、ファクシミリ機能及びプリント機能などの複数の機能を備えた複合機などにも適用可能である。
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る光走査装置30(本発明の光走査装置の一例)を備えるプリンター10の概略構成について説明する。なお、プリンター10が備える構成のうち以下で説明しない構成は、一般的な電子写真方式の画像形成装置と同じ構成であるため、本実施形態では当該構成に関する説明を省略する。また、光走査装置30が適用される対象装置はプリンター10に限られず、光走査装置30は、ファクシミリ装置や、ファクシミリ機能及びプリント機能などの複数の機能を備えた複合機などにも適用可能である。
図1に示されるように、プリンター10は、4つの画像形成ユニット11、2つの光走査装置30、中間転写ベルト12、二次転写装置13、給紙装置14、定着装置15、及び排紙部16を備えている。また、プリンター10は、CPU、ROM及びRAMなどを有する制御ユニット(不図示)や、各種の操作入力及び情報表示が行われる操作表示部(不図示)なども備えている。1つの光走査装置30に対して2つの画像形成ユニット11が対応しており、即ち、1つの光走査装置30から2つの画像形成ユニット11へ向けて光が走査される。光走査装置30は、各画像形成ユニット11の下方に配置されている。
なお、本実施形態では、4つの画像形成ユニット11に対応する2つの光走査装置30がプリンター10に設けられた例について説明するが、例えば、4つの画像形成ユニット11それぞれに対応するように4つの光走査装置が個別に設けられた構成や、4つの画像形成ユニット11に対応可能な1つの光走査装置が設けられた構成であってもかまわない。
4つの画像形成ユニット11は、図1の右から順にブラック、イエロー、シアン、マゼンタの4色に対応する一般的な電子写真方式のものである。それぞれの画像形成ユニット11は、感光体ドラム11A、帯電装置11B、現像装置11C、一次転写ローラー11D、クリーニング装置11Eを備えている。
プリンター10では、給紙装置14から供給される印刷用紙に対して以下の手順で画像が形成される。まず、帯電装置11Bにより感光体ドラム11Aが所定の電位に一様に帯電される。次に、光走査装置30によって感光体ドラム11Aの表面に対して画像データに基づくビーム光が走査され、その表面に静電潜像が形成される。そして、現像装置11Cによって感光体ドラム11A上の静電潜像がトナー像として現像される。その後、一次転写ローラー11Dによって、図1中の矢印19に示す方向へ走行される中間転写ベルト12に、感光体ドラム11A上のトナー像が転写される。なお、中間転写ベルト12にトナー像が転写されると、感光体ドラム11Aはクリーニング装置11Eによってクリーニングされる。
このようにして各画像形成ユニット11によって順に中間転写ベルト12にトナー像が重ねて転写されると、中間転写ベルト12にカラー像が形成される。そして、中間転写ベルト12上のカラー像は、二次転写装置13によって印刷用紙に転写される。その後、定着装置15によって印刷用紙上のトナー像が溶融定着されると、その印刷用紙が排紙部16に排出される。
[光走査装置30]
次に、図2乃至図4を参照して、光走査装置30について説明する。なお、図3には、理解を容易にするために、構成が簡素化された光走査装置30が示されている。光走査装置30は、感光体ドラム11Aへ向けてビーム光を出射して感光体ドラム11Aの表面をビーム光で走査するものである。図2及び図3に示されるように、光走査装置30は、複数のビーム光を出射する光源31(図3参照、本発明の光源の一例)、コリメータレンズ41(図3参照、本発明の光学手段の一例)、ポリゴンミラー32、モーター33、ドライバー基板34、fθレンズ35A、fθレンズ35B、偏向ミラー37A,37B,37C、及びこれらを収容するケース39を備えている。また、光走査装置30は、光源31から出射された複数のビーム光をコリメータレンズ41へ向けて反射する反射ミラー22(図3参照、本発明の反射部材の一例、)を備えている。
次に、図2乃至図4を参照して、光走査装置30について説明する。なお、図3には、理解を容易にするために、構成が簡素化された光走査装置30が示されている。光走査装置30は、感光体ドラム11Aへ向けてビーム光を出射して感光体ドラム11Aの表面をビーム光で走査するものである。図2及び図3に示されるように、光走査装置30は、複数のビーム光を出射する光源31(図3参照、本発明の光源の一例)、コリメータレンズ41(図3参照、本発明の光学手段の一例)、ポリゴンミラー32、モーター33、ドライバー基板34、fθレンズ35A、fθレンズ35B、偏向ミラー37A,37B,37C、及びこれらを収容するケース39を備えている。また、光走査装置30は、光源31から出射された複数のビーム光をコリメータレンズ41へ向けて反射する反射ミラー22(図3参照、本発明の反射部材の一例、)を備えている。
光走査装置30には、1つのポリゴンミラー32に対して、光源31、反射ミラー22、コリメータレンズ41、fθレンズ35A,35B、偏向ミラー37A,37B,37Cがそれぞれ2組設けられている。なお、図3では、一組の光源31、反射ミラー22、コリメータレンズ41、fθレンズ35A,35B、及び偏向ミラー37A,37B,37Cが示されており、他の一組の図示が省略されている。
図2に示されるように、ケース39は、ケース本体51と蓋体52とを有する。ケース本体51は、上面が開放された底を有する箱状に形成されており、その上面に蓋体52が覆うように構成されている。ケース本体51は、その底面に沿って概ね平行な中板54を有しており、この中板54によってケース本体51の内部が中板54よりも上側の上層室55と中板54よりも下側の下層室56とに隔てられている。本実施形態では、光源31、反射ミラー22、コリメータレンズ41、モーター33、ドライバー基板34、fθレンズ35A,35B、及び偏向ミラー37Aが上層室55に設けられている。また、偏向ミラー37B,37Cが下層室56に設けられている。
光源31は、予め定められた配列方向に沿って配列された複数の発光点48を有する。具体的には、光源31は、8つの発光点48が同一基板上に形成され、水平方向(主走査方向)へアレイ状に配置されたモノリシックマルチビームレーザーダイオードである。光源31から出射されたビーム光は、反射ミラー22によってコリメータレンズ41へ向けて反射される。
反射ミラー22は、光源31とコリメータレンズ41とを結ぶ光軸28に直交し、且つ、8つの発光点48が配列されている方向に直交する軸線23(図3参照)を中心に回動可能に支持されている。具体的には、図4(A)に示されるように、反射ミラー22は、8つの発光点48から出射される全てのビーム光を反射させる概ね正方形状の反射面24と、反射面24の外縁を保持する枠体25と、枠体25の下部の中央から下方に突出した回動軸26とを有している。回動軸26が、ケース39の中板54に設けられた軸孔に挿通されている。これにより、反射ミラー22が回動軸26を中心に回動可能なように中板に支持されている。
コリメータレンズ41は、入射したビーム光の進行方向を予め定められた屈折率に基づいて変更する。具体的には、反射ミラー22によって反射されたビーム光がコリメータレンズ41に入射すると、コリメータレンズ41は、入射したビーム光を平行光に変える。コリメータレンズ41は、ケース39の中板54に設けられた固定部44に設けられている。より詳細には、コリメータレンズ41は、固定部44の上面42に接着剤などによって固定されている。コリメータレンズ41は、後述するようにビーム光の光路長の調整やビームスポットの調整などが行われた後に、接着剤などによって固定部44の上面42に固定される。コリメータレンズ41によって平行光にされた複数のビーム光は、ポリゴンミラー32によって主走査方向に異なる位置と角度で光路下流側のfθレンズ35Bに入射する。
ポリゴンミラー32は、アルミニウム製であって、コリメータレンズ41を通ったビーム光を反射させる6つの反射面を有する回転多面境である。ポリゴンミラー32は、平面視で正六角形状に形成されている。ポリゴンミラー32の下方にモーター33が設けられている。つまり、ポリゴンミラー32は、モーター33の鉛直上方に設けられている。モーター33の出力軸にポリゴンミラー32が連結されている。これにより、モーター33がドライバー基板34によって回転駆動されると、ポリゴンミラー32が出力軸を回転中心軸として回転される。
fθレンズ35A,35Bは、ポリゴンミラー32で反射されて主走査方向へ走査されたビーム光を、被照射体である感光体ドラムの表面に集光させる。つまり、fθレンズ35A,35Bは、ポリゴンミラー32によって主走査方向へ走査されて等角運動されるレーザー光の焦点位置を感光体ドラムの表面上に結像させる。fθレンズ35A,35Bは、ガラスや、無色透明なプラスチック(アクリル樹脂、ポリスチレン、ポリカーボネート)など素材により構成されたものであり、その表面は非球面形状に形成されている。具体的には、湾曲軸型トロイダル面などの自由曲面が採用されており、特定の量の湾曲収差を付加することによって、像面湾曲の低減、走査など速度性の向上、レンズ枚数低減が図られている。
図3に示されるように、偏向ミラー37Aは、ビーム光がポリゴンミラー32によって走査される主走査方向(図2の紙面に垂直な方向)に沿って延びる長板状に形成されている。偏向ミラー37Aは、fθレンズ35Bよりもビーム光の進行方向下流側であって、偏向ミラー37Bよりも進行方向上流側に配置されている。
モーター33によってポリゴンミラー32が回転されると、光源31(図3参照)から出射されたビーム光は、反射ミラー22、コリメータレンズ41を経てポリゴンミラー32に到達し、ポリゴンミラー32によって反射されて感光体ドラムの表面へ導かれる。詳細には、光源31から水平方向へ出射されたビーム光は、ポリゴンミラー32の回転によって随時反射角度が変化される反射面で反射されることにより、水平方向に走査される。そして、そのビーム光は、fθレンズ35A及びfθレンズ35Bを経て偏向ミラー37Aに到達する。偏向ミラー37Aに到達したビーム光は下方へ反射されて、中板54に嵌め込まれた透明板58を透過して偏向ミラー37Bへ進み、更に、偏向ミラー37B及び偏向ミラー37Cで順次反射されて、感光体ドラム11Aの表面へ向かうように偏向される。偏向ミラー37Cで反射されたビーム光は、中板54に嵌め込まれた透明板59及び蓋体52に嵌め込まれた透明板60を透過して感光体ドラムに到達し、感光体ドラムの表面で主走査方向(感光体ドラムの長手方向)へ走査される。
本実施形態では、図4(B)に示されるように、光源31、反射ミラー22、及びコリメータレンズ42それぞれの中心を結ぶ光軸28が垂直となるように光源31、反射ミラー22、及びコリメータレンズ42が配置されている。光軸28に沿って光源31からビーム光が出射されると、反射ミラー22が光軸28に対して45度に傾斜されている場合に、反射ミラー22はビーム光をコリメータレンズ41へ光軸28に沿ってまっすぐに反射する。このようにビーム光が出射及び反射された場合は、光源31からコリメータレンズ41に至るまでのそれぞれのビーム光の光路長は等しくなる。したがって、光源31において配列方向の両端に位置する発光点48から出射されるビーム光それぞれの光路長L1,L2は同じ長さとなる。この場合、各ビーム光により形成される感光体ドラム上のビームスポットは、全て均一のサイズになる。
上述したように、光走査装置30では、光源31としてモノリシックマルチレーザーダイオードが用いられている。光源31における発光点48の実装精度は10μm程度であり、そのため、光軸28に直交する面に対して発光点48の配列面が最大で2度程度傾斜することがある。前記配列面が傾斜すると、光源31の発光点の位置誤差が生じる。例えば、熱クロストークの影響を抑えるために発光点48の配列間隔を50μmとし、前記配列面が2度傾斜したと仮定した場合に、隣接する2つの発光点48の発光点の位置誤差は1.7μm、連続する4つの発光点48の両端の発光点の位置誤差は5.2μm、連続する8つの発光点48の両端の発光点の位置誤差は12.2μmとなる。これらの位置誤差は、各ビーム光の発光点48からコリメータレンズ41までの光路長の差となって現れる。この光路長の差は、感光体ドラム上に形成される各ビームスポットのサイズが不均一になる原因であり、これにより、安定した画質を得ることができなくなる。このため、本実施形態の光走査装置30は、反射ミラー22を回動可能なものとしている。これにより、光走査装置30の組立て時又は製造時において、反射ミラー22を適宜の位置に動かしてビームスポットが均一となる位置を特定することが可能である。
以下、図5を参照して、発光点48からコリメータレンズ41までの光路長の差を軽減する調整方法について説明する。例えば、図5(A)及び(B)に示されるように、発光点48の配列面が光軸28に直交する面に対して時計回転方向へ角度2θだけ傾いた状態であると仮定する。また、光源31において配列方向の両端に配置された2つの発光点48のビーム光のうち、反射ミラー22までの到達距離が短いビーム光の光路長をL11とし、反射ミラー22までの到達距離が長いビーム光の光路長をL21とする。この場合、光路長L11は、光路長L21よりも長くなる。
調整作業を行う作業者は、両端のビーム光のビームスポットのサイズが均一となるように、軸線23を中心にして反射ミラー22を回動させる。具体的には、発光点48の配列面が光軸28に直交する面に対して時計回転方向へ角度2θだけ傾いている場合は、図5(B)に示されるように、反射ミラー22を軸線23を中心にして時計回転方向へ角度θだけ回動させる。これにより、光路長L11と光路長をL21とを等しくすることができ、全てのビーム光によるビームスポットが均一になる。また、コリメータレンズ41に対して垂直にビーム光を入射させることができる。ただし、実際には、発光点48の配列面の傾斜角は不明であるため、作業者は、ビームスポットのサイズを確認しながら反射ミラー22を回動する作業を行う。なお、作業者は、ビームスポットの形状やサイズを、感光体ドラム上のビームスポットを直接又は画面などで間接に目視で確認する。また、ビームスポットが均一となる位置が特定されると、その位置で反射ミラー22が接着剤等の固定手段によって固定される。
[実施形態の作用効果]
このように光走査装置30が構成されているため、光走査装置30が組み上がった時点で、光源31からコリメータレンズ41に至る複数のビーム光の光路長が異なっていたとしても、反射ミラー22を回動させることにより、全てのビーム光によるビームスポットのサイズを容易に均一に調整することが可能である。また、複雑な機構を採用することなく、光源31とコリメータレンズ41との間に反射ミラー22を設けるだけで、上述の調整が可能となる。
このように光走査装置30が構成されているため、光走査装置30が組み上がった時点で、光源31からコリメータレンズ41に至る複数のビーム光の光路長が異なっていたとしても、反射ミラー22を回動させることにより、全てのビーム光によるビームスポットのサイズを容易に均一に調整することが可能である。また、複雑な機構を採用することなく、光源31とコリメータレンズ41との間に反射ミラー22を設けるだけで、上述の調整が可能となる。
なお、上述の実施形態では、本発明の光源として、モノリシックマルチレーザーダイオードで構成された光源31を例示したが、このような光源に限られず、発光点48がアレイ状に配置されたものであれば、本発明は適用可能である。また、本発明の光学手段としてコリメータレンズ41を例示したが、入射したビーム光の進行方向を平行光などに変更する光学機器であれば、如何なるものであっても適用可能である。また、上述の実施形態では、反射ミラー22を手動で回動させる手法を例示したが、例えば、反射ミラー22の回動軸26に連結されたモーターと、そのモーターを駆動制御するモータードライバとを光走査装置30或いはプリンター10に設けて、前記モーターを駆動制御することにより、反射ミラー22を回動させるようにしてもよい。また、感光体ドラム上のビームスポットの形状やサイズの画像を撮像素子によって取得し、その画像をリアルタイムに解析しながら、全てのビームスポットのサイズが均一となる位置まで反射ミラー22を自動的に回動させるように前記モーターを駆動制御する構成であってもよい。
10:プリンター
22:反射ミラー
23:軸線
26:回動軸
30:光走査装置
31:光源
32:ポリゴンミラー
35A,35B:fθレンズ
39:ケース
48:発光点
52:蓋体
22:反射ミラー
23:軸線
26:回動軸
30:光走査装置
31:光源
32:ポリゴンミラー
35A,35B:fθレンズ
39:ケース
48:発光点
52:蓋体
Claims (5)
- 予め定められた配列方向に沿って配列された複数の発光点を有する光源と、
入射した光を平行光に変える光学手段と、
前記光源と前記光学手段とを結ぶ光軸及び前記配列方向の双方に直交する軸を中心に回動可能に支持され、前記光源から出射された複数の光を前記光学手段へ向けて反射する反射部材と、を具備する光走査装置。 - 前記光源は、前記複数の発光点が同一基板上に形成されたマルチビームレーザーダイオードである請求項1に記載の光走査装置。
- 前記光学手段は、コリメータレンズである請求項1又は2に記載の光走査装置。
- 前記反射部材は、前記光源において前記配列方向の両端に配置された前記発光点それぞれから出射される各光の前記光学手段までの光路長が等しくなる回動位置で固定される請求項1から3のいずれかに記載の光走査装置。
- 請求項1から4のいずれかに記載の光走査装置を備えた画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012258966A JP2014106351A (ja) | 2012-11-27 | 2012-11-27 | 光走査装置、画像形成装置 |
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