JP2014105713A - 配管遮断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】配管の姿勢に左右されることなく、配管内を容易かつ確実に遮断することができる配管遮断装置を提供する。
【解決手段】配管遮断装置100は、配管Pの途中に取り付けられるケーシング10と、ケーシング10内に挿入・離脱可能な弁体ユニット20とを備え、弁体ユニット20に、ケーシング10内へ挿入中の弁体ユニット20を一定姿勢に保持する回転部材23と、ケーシング10内の弁体ユニット20が開口端Pbに向かって移動するのを阻止する係止部材21と、係止部材21に離隔・接近可能に連接され開口端Paに向かって進退可能な弁体22と、係止部材21に対して弁体22を離隔・接近させるリンク機構40と、弁体22が配管Pの径方向に変位するのを阻止する回転部材24と、弁体22外周とケーシング10の内周面14との間を気密状に閉塞する膨縮性のシール材50と、を設けている。
【選択図】図4

Description

本発明は、製鉄所や化学プラントなどの工場設備を構成する各種配管の内部を流れる流体を遮断する技術に関する。
製鉄所や化学プラントなどの製造設備を構成する各種流体輸送用配管の点検整備あるいは補修などを行う場合、安全確保の観点から、配管内の流体の流れを遮断する作業が行われている。このような場合に使用される配管遮断技術として、例えば、特許文献1記載の「ダクトの遮断方法および装置」、特許文献2記載の「配管遮断装置および配管遮断方法」あるいは特許文献3記載の「配管遮断方法および配管遮断ケース体」などがある。
特許文献1記載のダクト遮断装置は、ダクトのフランジ間で閉止板を昇降させてダクトの経路を遮断するものである。この遮断装置は、ダクトの経路を遮断する閉止板と、このダクトの上方または下方に設けた閉止板昇降装置と、フランジの上方または下方に設けたガイド機構を有し、ガイド機構は、閉止板をフランジ間に保持しつつ閉止板昇降装置で上方または下方に移動させる保持機構と、保持機構を閉止板に対して進退自在とする移動機構とを備えている。
特許文献2には、外周円筒体および遮断板、その外周側の膨張チューブ及び車輪などを備えた自走可能な配管遮断装置が記載されている。この配管遮断装置を、配管に形成された開口孔から配管内に挿入した後、膨張チューブを膨張させて配管の内周面に密着させることによって配管を遮断する。
特許文献3に記載されている配管遮断技術は、上部と下部に半割れとなった一対の半割りケース部材を配管に接合してフランジを一体的に形成し、このフランジの上部に作業用仕切り弁を載設し、当該作業用仕切り弁の上部に密閉式の配管切断装置を載設して配管の所定長さを切断して回収し、次に、作業用仕切り弁の上部に、遮蔽キャップなどを具備した遮断装置を内包する密閉式の挿入装置を載設して前記遮断装置を挿入した後、遮断装置に具備した押圧ロッドを外部から押圧して、切断された配管の上流側のケース側壁面に遮蔽キャップを押し付けてシールする、というものである。
特開2009−30929号公報 特開2010−249227号公報 特開2003−156189号公報(特許第3824145号公報)
特許文献1記載の配管遮断技術は、仕切板を挿入する前に、対向する一対のフランジ間を押し広げる装置(例えば、油圧シリンダなど)が必要である。また、既設のフランジと閉止板とは圧着によってシールされるので、完全なシール性を実現することが困難な面がある。さらに、閉止板を、上方または下方に移動させることによって配管のフランジ間に配置する方式であるため、配管の水平部分を遮断する場合は好適であるが、配管の傾斜部分あるいは垂直部分を遮断する場合には不向きである。
特許文献2記載の配管遮断技術は、配管内に挿入した配管遮断装置を自走させることによって所定位置にセットする方式であるため、配管の傾斜部分や垂直部分においては、配管遮断装置が走行不能となり、当該配管遮断技術が実施できないことがある。一方、配管の水平部分では好適に実施することができるが、水平部分の配管内には、当該配管内を流動する気体に含まれていたダストや異物などが堆積していることが多いので、膨張チューブを膨張させたとき、配管の内周面と膨張チューブとの間にダストや異物などが挟持された状態となり、気密性を阻害することがある。
特許文献3記載の配管遮断技術は、前述したように、配管の遮断予定位置に、作業用仕切り弁や、遮蔽キャップなどを具備した遮断装置を内包する密閉式の挿入装置を載設し、前記遮断装置を挿入した後、押圧ロッドを押圧して、配管の上流側のケース側壁面に遮蔽キャップを押し付けてシールする方式であるため、配管の水平部分を遮断する場合は好適であるが、配管の傾斜部分あるいは垂直部分を遮断する場合には不向きである。
本発明が解決しようとする課題は、配管の姿勢に左右されることなく、配管内を容易かつ確実に遮断することができる配管遮断装置を提供することにある。
本発明の配管遮断装置は、配管の途中を切除して形成された対向状の一対の開口端同士を連通して取り付けられるケーシングと、前記ケーシングに開設された開口部から前記ケーシング内に挿入・離脱可能な弁体ユニットと、を備え、
前記弁体ユニットに、前記ケーシング内へ挿入中の前記弁体ユニットを一定姿勢に保持するためのガイド機構と、前記ケーシング内に挿入された前記弁体ユニットが前記配管の一方の開口端に向かって移動するのを阻止するためのストッパ機構と、前記ストッパ機構に対して離隔・接近可能に連接され前記配管の他方の開口端に向かって進退可能な配管遮断用の弁体と、前記ストッパ機構に対して前記弁体を離隔・接近させる移動機構と、前記弁体ユニットが前記配管の径方向に変位するのを阻止する保持部材と、前記弁体の外周と前記ケーシングの内周面との間を気密状に閉塞する膨縮性のシール材と、を設けたことを特徴とする。
このような構成とすれば、配管の途中に連通して取り付けられたケーシング内に前記開口部を経由して弁体ユニットを挿入するとき、挿入中の弁体ユニットはガイド機構で一定姿勢に保持され、ケーシング内に挿入された弁体ユニットは一方の開口端へ移動しないようにストッパ機構で保持され、弁体ユニットは保持部材で径方向に変位しないように保持されるので、ケーシング内へ弁体ユニットを挿入し、弁体を所定位置まで移動させ、シール材を膨張させて配管内を遮断するまでの一連の遮断作業中に、弁体ユニット及び弁体が予定方向以外に移動したり、傾斜したりすることがなく、それぞれ所定の姿勢を保つことができる。
従って、遮断対象である配管の姿勢に左右されることなく、配管内を容易に遮断することができる。また、配管の開口端に向かって進入させた弁体の外周とケーシングの内周面との間は、膨縮性のシール材を膨張させることによって気密状に閉塞されるので、配管内を確実に遮断することができる。
ここで、前記ガイド機構として、前記ケーシング内にガイド部を設け、前記ガイド部に沿って前記配管の横断方向に移動可能な回転部材若しくは摺動部材を前記弁体ユニットに設けることができる。
このような構成とすれば、ケーシング内へ弁体ユニットを挿入しているとき、弁体ユニットに設けられた回転部材や摺動部材が保持部材に当接して弁体ユニットが一定姿勢に保持されるので、簡素な構造でありながら、確実な姿勢保持機能を得ることができる。
また、前記保持部材として、前記ケーシングの内周面に沿って前記配管の長手方向に移動可能な回転部材若しくは摺動部材を前記弁体に設けることができる。
このような構成とすれば、ケーシングの内周面に加工を施したり、部材を付設したりすることなく、また、配管遮断作業に悪影響を及ぼすことなく、移動中の弁体を一定姿勢に保持することができる。
さらに、前記ケーシングの外部に、前記ケーシング内への挿入中の前記弁体ユニットと当接して当該弁体ユニットを一定姿勢に保持する誘導部材を設けることもできる。
このような構成とすれば、ケーシング内への弁体ユニットの挿入を開始するとき、当該弁体ユニットを誘導部材に当接させて一定姿勢に保持することができるので、作業性が向上するだけでなく、安全性も向上する。
また、前記シール材として、流体の注入・排出によって膨縮するチューブ状シール材を前記弁体の外周に沿って配置することができる。
このような構成とすれば、空気などの流体を注入してチューブ状シール材を膨張させることによって、配管の開口端に向かって移動させた弁体の外周とケーシングの内周面との隙間を確実に閉塞することができる。また、注入された流体を排出すれば、チューブ状シール材は収縮するので、閉塞解除も容易である。
この場合、複数の前記チューブ状シール材を前記弁体の外周に配置し、前記チューブ状シール材を膨張させたとき、隣り合う前記チューブ状シール材の外周面と前記ケーシングの内周面とによって形成される気密状の空隙に液体若しくは粘性流体を注入することが望ましい。
このような構成とすれば、配管の開口端に向かって移動させた弁体の外周とケーシングの内周面との隙間を、より高い気密性で閉塞することができる。
また、前記ケーシングの開口部を着脱可能に閉塞する蓋体を備えることもできる。
このような構成とすれば、配管内の点検整備などが完了し、弁体ユニットを取り出した後の開口部を前記蓋体で閉塞するだけで、配管を元の使用状態に復帰させることが可能となるので、配管設備を容易に再稼働することができる。また、取り出した弁体ユニットを他の場所の配管の遮断手段として利用することもできる。
さらに、前記弁体ユニットを出し入れ可能に収納する弁体カバーを前記ケーシングの開口部に連結することもできる。
このような構成とすれば、配管に取り付けられたケーシングと、前記弁体カバーとの間において弁体ユニットを移動させることによって、配管内の遮断及び遮断解除を容易に反復することが可能となるので、配管の点検整備などを定期的に行う場合に便利であり、作業性も向上する。
一方、前記チューブ状シール材を膨張させたとき、隣り合う前記チューブ状シール材の外周面と前記ケーシングの内周面とによって形成される気密状の空隙に注入された液体若しくは粘性流体の漏洩を検知する漏洩検知手段を設けることもできる。
このような構成とすれば、前記漏洩検知手段により、前記空隙に注入された液体や粘性流体の漏洩の有無を連続的に監視することが可能となるので、配管の遮断状態の低下を防止する上で有効であり、さらに安全性を高めることができる。
本発明により、配管の姿勢に左右されることなく、配管内を容易かつ確実に遮断することができる配管遮断装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態である配管遮断装置を示す一部切欠平面図である。 図1中の矢線A方向から見た一部省略正面図である。 図2に示す配管遮断装置を構成する弁体ユニット及びケーシングを示す一部省略図である。 図2中のB−B線における一部省略断面図である。 図4中の矢線Cで示す領域の拡大図である。 図5中の矢線Dで示す領域の拡大図である。 図4中の矢線Eで示す領域の拡大図である。 図2中のF−F線における一部省略断面図である。 図1に示す配管遮断装置の他の使用形態を示す一部切欠断面図である。 本発明の第2実施形態である配管遮断装置を示す一部省略断面図である。 図10中の矢線G方向から見た一部省略正面図である。 (a)は図11に示す配管遮断装置を構成する弁体ユニットの正面図であり、(b)は前記(a)中のH−H線における断面図である。 図11に示す配管遮断装置を構成するケーシングの正面図である。 (a)は図11に示す配管遮断装置を構成するスライドシャッタ部分の拡大図であり、(b)は前記(a)中のJ−J線における断面図である。 (a)は図11に示す配管遮断装置を構成する弁体カバー部分の拡大図であり、(b)は前記(a)中のK−K線における断面図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。図1〜図4に示すように、本実施形態の配管遮断装置100は、配管Pの途中を切除して対向状に形成された一対の開口端Pa,Pb同士を連通して取り付けられるケーシング10と、ケーシング10に開設された開口部11からケーシング10内に挿入・離脱可能な弁体ユニット20と、を備えている。ケーシング10の両端の開口部10a,10bと配管Pの開口端Pa,Pbとはそれぞれフランジ接合されている。
弁体ユニット20には、ケーシング10内へ挿入中の弁体ユニット20を一定姿勢に保持するためケーシング10のガイド部13と協働してガイド機構を構成する回転部材23と、ケーシング10内に挿入された弁体ユニット20が配管Pの一方の開口端Pbに向かって移動するのを阻止するためのストッパ機構を構成する係止部材21と、係止部材21に対して離隔・接近可能に連接され配管Pの他方の開口端Paに向かって進退可能な配管遮断用の弁体22と、係止部材21に対して弁体22を離隔・接近させる移動機構であるリンク機構40と、移動中の弁体22が配管Pの径方向に変位するのを阻止する保持部材である回転部材24と、弁体22の外周とケーシング10の内周面14との間を気密状に閉塞する膨縮性のシール材50と、が設けられている。
複数の回転部材23は弁体ユニット20の周縁部に約180度間隔で配置され、ケーシング10に対する弁体ユニット20の挿入・離脱方向と直交し、且つ、配管Pの横断面と平行をなす支軸23aに回転自在に取り付けられている。弁体ユニット20をケーシング10内へ挿入・離脱するとき、複数の回転部材23がそれぞれガイド部13に当接しながら回転移動することにより、当該弁体ユニット20が一定姿勢に保持される。
弁体ユニット20がケーシング10内に挿入されたとき、複数の回転部材23はそれぞれガイド部13の下端寄りの位置に当接した状態に保たれるので、弁体ユニット20と一体的に形成された係止部材21は、配管Pの開口部Pbに向かって移動しないように係止される。即ち、本実施形態においては、ガイド機構を構成するガイド部13及び回転部材23と係止部材21とによってストッパ機構を形成している。
開口端Pa側の配管Pの内径と開口部10a側のケーシング10の内径とは同等であり、ケーシング10の開口部10aが配管Pの開口端Paに接続されている。配管遮断用の弁体22は短円筒体状の本体部22b、及び本体部22bの正面側(ケーシング10の開口部10a側)を閉塞する弁板22cなどを備えている。本体部22bの外径はケーシング10の内径より小さく設定され、弁体22の本体部22bの外周面に装着された2本のシール材50が収縮状態にあるとき、シール材50を含む部分の外径もケーシング10の内径より小さく設定されている。従って、2本のシール材50が収縮状態にあるとき、弁体22はシール材50と共に、ケーシング10内を配管Pの長手方向に移動可能である。
リンク機構40は、弁体22と係止部材21との間の複数個所に展縮可能に取り付けられたV字状のトグルリンク40aと、垂直方向に配置された複数のトグルリンク40aを連動して伸展・収縮させるスライダ40bとで形成されている。スライダ40bの上端部は連結アーム41を介してネジ式の昇降軸42に接続され、昇降軸42の上端側の雄ネジ部42aに操作ハンドル43の雌ネジ部43aが螺合されている。昇降軸42は、弁体ユニット20の係止部材21に取り付けられたブラケット44によって昇降可能に保持されている。
操作ハンドル43を正転・逆転させると昇降軸42が上昇・下降し、これによって連結アーム41及びスライダ40bを介してトグルリンク40aを伸展・収縮し、弁体22が係止部材21に対して離隔・接近する。即ち、操作ハンドル43を正転・逆転させることにより、配管Pの開口端Pa(ケーシング10の開口部10a)に向かって弁体22を進退させることができる。
図2,図3に示すように、2枚の帯板状の係止部材21が、弁体ユニット20の挿入・離脱方向(図3中の矢線S1,S2方向)と平行をなし、且つ、弁体22の軸心22aを挟んで対称をなす位置に配置され、それぞれ係止部材21の上下2箇所にリンク機構40が配置されているが、これに限定するものではない。また、リンク機構40は、弁体22の移動機構の一例を示すものであり、これに限定するものではないので、その他の移動機構(例えば、流体圧を利用したシリンダ式の伸縮機構や電磁動力を利用した伸縮機構など)を採用することもできる。
図2〜図4に示すように、リンク機構40によって移動中の弁体22が配管Pの径方向(ケーシング10の径方向)に変位するのを阻止するため回転部材24は、弁体ユニット20の係止部材21と一体をなす略円筒状の本体部25の外周の複数個所に設けられている。具体的には、複数の回転部材24は、弁体ユニット20の本体部25の最下部25aを除く位置であって、最下部25aと弁体22の軸心22aとを結ぶ仮想直線Lを挟んで対称をなす位置に配置されている。回転部材24を回転自在に支える支軸24aは、本体部25の円形をなす外周縁の接線方向(図示せず)と平行をなすように配置されている。
複数の回転部材24は、ケーシング10の内周面14に沿って、配管Pの長手方向(弁体22の軸心22a方向)のみに転動可能であるため、弁体ユニット20が配管Pの径方向(ケーシング10の径方向)に変位するのを阻止することができる。
また、複数の回転部材24を設けたことにより、弁体ユニット20はケーシング10の内周面14に沿って配管Pの長手方向に移動可能であるため、ケーシング10内に挿入された弁体ユニット20の位置が配管Pの開口端Pa側にずれているとき(回転部材23がガイド部13から離れているとき)などは、弁体ユニット20全体を開口端Pb側へ移動させて所定の位置(回転部材23がガイド部13に当接する位置)にセットし直すことができる。
図5〜図8に示すように、弁体22の本体部22bの外周とケーシング10の内周面14との隙間を気密状に閉塞するため、膨縮性を有する2本のチューブ状シール材50が本体部22bの外周に装着されている。2本のチューブ状シール材50は本体部22の軸心22a方向(配管Pの長手方向)に並列した状態で配置され、これらのチューブ状シール材50を開口部10a,10b側の両面から挟持するように、二つのフランジ状ストッパ26a,26bが弁体22の本体部22bに取り付けられている。
弁体22の本体部22bの内周には、2本のチューブ状シール材50内にそれぞれ気体を注入・排出するための可撓性の接続管51が配置され、これらの接続管51にそれぞれ気体圧送用のホース52が接続され、ホース52の基端側は、弁体ユニット20の上蓋27に突出状に配置された給気口53に接続されている。所定の気体圧送装置(図示せず)から給気口53へ気体を注入すると、2本のチューブ状シール材50がそれぞれ膨張し、弁体22の本体部22bの外周とケーシング10の内周面14との隙間が気密状に閉塞される。また、バルブ53から気体を排出すると、2本のチューブ状シール材50が収縮して元の状態に戻り、弁体22の本体部22bの外周とケーシング10の内周面14との間の閉塞が解除される。
また、図6に示すように、チューブ状シール材50を膨張させたとき、隣り合うチューブ状シール材50の外周面とケーシング10の内周面14とによって形成される空隙Vに液体を注入するための注入口15がケーシング10の開口部10a寄りの最下部に設けられ、空隙Vに注入された液体を排出するための排出経路16がケーシング10の開口部10a寄りの最上部に設けられ、排出経路16には開閉バルブ16vが設けられえいる。2本のチューブ状シール材50を膨張させて空隙Vを形成した後、排出経路16のバルブ16vを開放し、注入口15から水などの液体を注入すると、空隙V中の空気は排出経路16から排気されるので、空隙Vを液体で満たすことができる。
次に、図1〜図6を参照し、配管遮断装置100の使い方などについて説明する。工場設備を構成する配管P内の点検整備などを行う場合、配管Pの途中を切除して対向状態に形成された一対の開口端Pa,Pb同士の間にケーシング10を取り付け、その開口部11からケーシング10内へ弁体ユニット20を挿入する。このとき、挿入中の弁体ユニット20は、誘導部材12及びガイド部13に沿って転動する複数の回転部材23によって一定姿勢に保持される。
ケーシング10内の所定位置まで弁体ユニット20が挿入されると、複数の回転部材23はそれぞれガイド部13の下端寄りの位置に当接した状態に保たれるので、弁体ユニット20と一体的に形成された係止部材21は、配管Pの開口部Pbに向かって移動しないように係止される。
この後、ケーシング10の上端開口部10eに、弁体ユニット20と一体の上蓋27を取り付け、操作ハンドル43を回転させてリンク機構40を作動させることにより、弁体22をケーシング10の開口部10aに向かって移動させる。弁体22の移動中は、ケーシング10の内周面14に沿って転動する複数の回転部材24によってケーシング10の径方向に変位しないように保持される。
弁体22が所定位置(弁体22のフランジ状ストッパ26bがケーシング10の中間開口部10cの壁部10dに当接する位置)に達したら、給気口53から気体を注入して2本のチューブ状シール材50を膨張させ、ケーシング10の内周面14と弁体22の本体部22bの外周との間を閉塞する。最後に、水などの液体を注入口15(図3参照)から注入すると、空隙V中の空気が排出経路16から排気されながら空隙Vが液体で満たされる。排出経路16から液体が漏出し始め、空隙Vが液体で満たされたことを確認できたら、液体注入を停止してバルブ16vを閉止すれば、配管Pの遮断が完了する。
なお、図6に示す空隙Vに注入された液体の漏洩を検知する漏洩検知手段を設ければ、空隙Vに注入された液体などの漏洩の有無を連続的に監視することが可能となるので、配管Pの遮断状態の低下を防止する上で有効であり、さらに安全性を高めることができる。この場合、漏洩検知装置は特に限定しないが、例えば、内蔵されたシール液の液面レベルの昇降変化を、覗き窓などを通して目視することによって漏洩確認を行うことができる機能を有する漏洩検知装置(図示せず)などを排気経路16のバルブ16vの下流側に接続することができる。
このように、配管遮断装置100を使用すれば、配管Pの開口端Pa,Pb同士の間に取り付けたケーシング10内へ弁体ユニット20を挿入し、弁体22を所定位置まで移動させ、チューブ状シール材50を膨張させて配管P内を遮断するまでの一連の遮断作業中に、弁体ユニット20及び弁体22は、予定方向以外に移動したり、傾斜したりすることなく、それぞれ所定の姿勢を保持される。
従って、遮断対象である配管Pの姿勢に左右されることなく、配管P内を容易に遮断することができる。また、所定位置まで進入させた弁体22の外周とケーシング10の内周面14との間は、チューブ状シール材50を膨張させることによって気密状に閉塞されるので、配管P内を確実に遮断することができる。
また、ケーシング10内へ弁体ユニット20を挿入しているとき、弁体ユニット20に設けられた複数の回転部材23が誘導部材12やガイド部材13に当接して20弁体ユニットが一定姿勢に保持されるので、簡素な構造でありながら、確実な姿勢保持機能を得ることができる。
さらに、ケーシング10内への挿入中の弁体ユニット20の回転部材23と当接して当該弁体ユニット20を一定姿勢に保持する誘導部材12がケーシング10外に設けられ、ケーシング10内への弁体ユニット22の挿入を開始するとき、当該弁体ユニット20を一定姿勢に保持することができるので、作業性が良好である、安全性も優れている。
従って、配管遮断装置100は、図9に示すように、配管Pの傾斜部分に対しても好適に使用することができ、配管P内を容易かつ確実に遮断することができる。
また、配管遮断装置100が、ケーシング10の上端開口部10eを着脱可能に閉塞する蓋体(図示せず)を具備すれば、配管P内の点検整備などが完了し、ケーシング10内から弁体ユニット20を取り出した後の、上端開口部10eを前記蓋体で閉塞することにより、配管Pを元の使用状態に復帰させることが可能となるので、配管設備を容易に再稼働することができる。この場合、取り出した弁体ユニット20は、他の場所に設けた同径のケーシング10を取り付けた配管の遮断手段として利用することもできる。
次に、図10〜図15に基づいて、本発明のその他の実施形態である配管遮断装置200について説明する。なお、図10〜図15において図1〜図9中の符号と同符号を付した部分は前述した配管遮断装置100の構成部分と共通する構造、機能を有する部分であり、説明を省略する。
図10〜図13に示すように、配管遮断装置200は、ケーシング10に挿入・離脱可能な弁体ユニット20と、ケーシング10の上端開口部10eに連結されたシャッタ部60と、シャッタ部60上に連結された弁体カバー70とを備えている。
図14に示すように、シャッタ部60は、ケーシング10と弁体カバー70との間に介在する角筒状の連通部材61と、連通部材61内を開閉するスライドシャッタ62と、スライドシャッタ62の開閉動作を行うシリンダ63とを備えている。
図15に示すように、弁体カバー70は、弁体ユニット20(図12参照)を出し入れ可能に収納する箱体状のカバー本体71と、弁体ユニット20を下降・上昇させる昇降装置72とを備えている。昇降装置72は、モータ73で駆動される回転軸74と、回転軸74と一体的に回転するドラム75に巻き取り、繰り出しされるチェーン76とを備えている。
チェーン76の下端部は弁体ユニット20に係止されているため、モータ73を回転させてドラム75に巻き取られているチェーン76を繰り出したり、巻き取ったりすることにより、弁体ユニット20がカバー本体71内とケーシング10内との間で往復移動(下降・上昇)する。
配管遮断装置200のような構成とすれば、配管Pに取り付けられたケーシング10と、弁体カバー70との間において弁体ユニット20を移動させることによって、配管P内の遮断及び遮断解除を容易に反復することが可能となるので、配管Pの点検整備などを定期的に行う場合に便利であり、作業性も向上する。
なお、図1〜図15に基づいて説明した配管遮断装置100,200は本発明の配管遮断装置を例示するものであり、本発明の配管遮断装置は前述した配管遮断装置100,200に限定されない。
本発明の配管遮断装置は、製鉄所や化学プラントなどの工場設備を構成する各種配管を遮断する装置として、各種製造業の分野において広く利用することができる。
10 ケーシング
11,10a,10b 開口部
10c 中間開口部
10d 壁部
10e 上端開口部
12 誘導部材
13 ガイド部
14 内周面
15 注入口
16 排出経路
20 弁体ユニット
21 係止部材
22 弁体
22a 軸心
22b 本体部
22c 弁板
23,24 回転部材
23a,24a 支軸
25 本体部
25a 最下部
26a,26b フランジ状ストッパ
27 上蓋
40 リンク機構
40a トグルリンク
40b スライダ
41 連結アーム
42 昇降軸
42a 雄ネジ部
43 操作ハンドル
43a 雌ネジ部
44 ブラケット
50 チューブ状シール材
51 接続管
52 ホース
53 給気口
60 シャッタ部
61 連通部材
62 スライドシャッタ
63 シリンダ
70 弁体カバー
71 カバー本体
72 昇降装置
73 モータ
74 回転軸
75 ドラム
76 チェーン
100,200 配管遮断装置
P 配管
Pa,Pb 開口端
V 空隙

Claims (10)

  1. 配管の途中を切除して形成された対向状の一対の開口端同士を連通して取り付けられるケーシングと、前記ケーシングに開設された開口部から前記ケーシング内に挿入・離脱可能な弁体ユニットと、を備え、
    前記弁体ユニットに、前記ケーシング内へ挿入中の前記弁体ユニットを一定姿勢に保持するためのガイド機構と、前記ケーシング内に挿入された前記弁体ユニットが前記配管の一方の開口端に向かって移動するのを阻止するためのストッパ機構と、前記係合機構に対して離隔・接近可能に連接され前記配管の他方の開口端に向かって進退可能な配管遮断用の弁体と、前記ストッパ機構に対して前記弁体を離隔・接近させる移動機構と、前記弁体ユニットが前記配管の径方向に変位するのを阻止する保持部材と、前記弁体の外周と前記ケーシングの内周面との間を気密状に閉塞する膨縮性のシール材と、を設けた配管遮断装置。
  2. 前記ガイド機構として、前記ケーシング内にガイド部を設け、前記ガイド部に沿って前記配管の横断方向に移動可能な回転部材若しくは摺動部材を前記弁体ユニットに設けた請求項1記載の配管遮断装置。
  3. 前記保持部材として、前記ケーシングの内周面に沿って前記配管の長手方向に移動可能な回転部材若しくは摺動部材を前記弁体に設けた請求項1記載の配管遮断装置。
  4. 前記ケーシングの外部に、前記ケーシング内への着脱中の前記弁体ユニットと当接して当該弁体ユニットを一定姿勢に保持する誘導部材を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の配管遮断装置。
  5. 前記移動機構として、前記ケーシング外からの操作により前記係止部材と前記弁体とを離隔・接近させるリンク機構を設けた請求項1〜4のいずれかに記載の配管遮断装置。
  6. 前記シール材として、流体の注入・排出によって膨縮するチューブ状シール材を前記弁体の外周に沿って配置した請求項1〜5のいずれかに記載の配管遮断装置。
  7. 複数の前記チューブ状シール材を前記弁体の外周に配置し、前記チューブ状シール材を膨張させたとき、隣り合う前記チューブ状シール材の外周面と前記ケーシングの内周面とによって形成される気密状の空隙に液体若しくは粘性流体を注入する請求項6記載の配管遮断装置。
  8. 前記ケーシングの開口部を着脱可能に閉塞する蓋体を備えた請求項1〜7のいずれかに記載の配管遮断装置。
  9. 前記弁体ユニットを出し入れ可能に収納する弁体カバーを前記ケーシングの開口部に連結した請求項1〜7のいずれかに記載の配管遮断装置。
  10. 前記気密状の空隙に注入された液体若しくは粘性流体の漏洩を検知する漏洩検知手段を設けた請求項7記載の配管遮断装置。
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