JP2014103710A - 差動チャージポンプ回路 - Google Patents
差動チャージポンプ回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014103710A JP2014103710A JP2012252227A JP2012252227A JP2014103710A JP 2014103710 A JP2014103710 A JP 2014103710A JP 2012252227 A JP2012252227 A JP 2012252227A JP 2012252227 A JP2012252227 A JP 2012252227A JP 2014103710 A JP2014103710 A JP 2014103710A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- transistor
- output terminal
- current
- phase output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
【解決手段】UPPとCLK信号の論理和を求め、その論理結果であるUP2PをトランジスタM1,M8に出力するORゲート2と、DNPとCLK信号の論理和を求め、その論理結果であるDN2PをトランジスタM4,M5に出力するORゲート3とからなる加算回路1と、UPNとCLK信号の論理和を求め、その論理結果であるUP2NをトランジスタM2,M7に出力するORゲート5と、DNNとCLK信号の論理和を求め、その論理結果であるDN2NをトランジスタM3,M6に出力するORゲート6とからなる加算回路4とを設ける。
【選択図】図1
Description
例えば、位相同期回路であるPLL(phase locked loop)では、位相周波数比較回路の出力であるパルス信号から、ループフィルタに入力される電流信号に変換する箇所で使用される。
図5は以下の非特許文献に開示されている従来の差動チャージポンプ回路を示す構成図である。
この差動チャージポンプ回路は、トランジスタM1とトランジスタM2からなる差動対と、トランジスタM3とトランジスタM4からなる差動対と、全て同じ値の電流I1〜I4を出力する4つの電流源とから構成されている。
この差動チャージポンプ回路の入力信号であるUP信号とDN信号は共に差動であり(UP信号におけるUPPとUPNが差動、DN信号におけるDNPとDNNが差動)、2つの差動対に入力される。
ここで、正相出力端子OUTPから外部に流れ出す電流をI(OUTP)、逆相出力端子OUTNから外部に流れ出す電流をI(OUTN)で表すと、I(OUTP)=−I(OUTN)となる。
例えば、UP信号の信号レベルが“High”であって、DN信号の信号レベルが“Low”である場合、即ち、UPPの信号レベルがHレベル、UPNの信号レベルがLレベル、DNPの信号レベルがLレベル、DNNの信号レベルがHレベルである場合、トランジスタM1,M3がオン、トランジスタM2,M4がオフになる。
これにより、トランジスタM2とトランジスタM4には電流が流れないため、I4の電流が、正相出力端子OUTPから外部に流れ出すようになる。
また、トランジスタM1,M3に電流が流れるため、I3−I1−I2の電流が、逆相出力端子OUTNに出力される。なお、I3−I1−I2の電流は負の値であるため、外部から逆相出力端子OUTNに電流が流れ込むようになる。
したがって、この場合には、出力電流Iout(=I(OUTP)=−I(OUTN))は正の値となる。
これにより、トランジスタM2,M4に電流が流れるため、I4−I1−I2の電流が、正相出力端子OUTPに出力される。なお、I4−I1−I2の電流は負の値であるため、外部から正相出力端子OUTPに電流が流れ込むようになる。
また、トランジスタM1とトランジスタM3には電流が流れないため、I3の電流が、逆相出力端子OUTNから外部に流れ出すようになる。
したがって、この場合には、出力電流Iout(=I(OUTP)=−I(OUTN))は負の値となる。
これにより、トランジスタM2に電流が流れるため、I4−I1の電流が、正相出力端子OUTPから外部に流れ出すようになる。ただし、I4−I1は零であるため、正相出力端子OUTPには電流が流れない。
また、トランジスタM3に電流が流れるため、I3−I2の電流が、逆相出力端子OUTNから外部に流れ出すようになる。ただし、I3−I2の電流は零であるため、逆相出力端子OUTNには電流が流れない。
これにより、トランジスタM4に電流が流れるため、I4−I2の電流が、正相出力端子OUTPから外部に流れ出すようになる。ただし、I4−I2は零であるため、正相出力端子OUTPには電流が流れない。
また、トランジスタM1に電流が流れるため、I3−I1の電流が、逆相出力端子OUTNから外部に流れ出すようになる。ただし、I3−I1の電流は零であるため、逆相出力端子OUTNには電流が流れない。
4つの電流源から出力される電流I1〜I4の値が等しくならない場合、出力電流特性にオフセットが生じる問題が発生する。
以下、この問題の原理を説明する。
I1=I×(1−α)
I2=I×(1+α)
I3=I×(1−β)
I4=I×(1+β)
図5には図示していないが、通常、差動チャージポンプ回路にはコモンモードフィードバック(CMFB)回路が付加されており、このCMFB回路によって、出力端子のコモン電位が一定になるように調整されている。
このため、I1+I2=I3+I4の関係が成り立ち、I1〜I4の電流ばらつきはαとβの2つの変数で表現することができる。
αは出力電流I1の電流源と出力電流I2の電流源との相対的なばらつきを示し、βは出力電流I3の電流源と出力電流I4の電流源との相対的なばらつきを示している。
図6の例では、UP信号のパルス幅をTu、DN信号のパルス幅をTd、周期1を想定している。
この場合、図6における区間A,B,Cの出力電流Ioutは、下記のようになる。
[区間A]
Iout=I(OUTP)=−(OUTN)
=I×(−α+β)
[区間B]
Iout=I(OUTP)=−(OUTN)
=I×(1+β)
[区間C]
Iout=I(OUTP)=−(OUTN)
=I×(α+β)
Iout_av=I×{Tu−Td+α(1−Tu−Td)+ β}
以上より、4つの電流源にばらつきがない場合(α=β=0)、出力電流Ioutが(Tu−Td)に比例するが、ばらつきの影響でαとβが0でない場合、出力電流特性にオフセットが生じることが分かる。
電流源I1〜I4のばらつきにより、出力電流Ioutがゼロになるポイントが、(Tu−Td)がゼロになるポイントからずれることになる。
この特性は、出力電流値から(Tu−Td)の値を推測する際の誤差の原因となる。また、この差動チャージポンプ回路をPLLの位相比較器出力に用いた場合、位相ロックのポイントがずれて、PLLの出力信号の位相にばらつきが生じることになる。
図1はこの発明の実施の形態1による差動チャージポンプ回路を示す構成図である。
図1において、加算回路1はORゲート2,3から構成されており、UP信号(アップ信号)とCLK信号(クロック信号)を加算するとともに、DN信号(ダウン信号)とCLK信号を加算する回路である。
ORゲート2は差動のUP信号におけるUPPとCLK信号の論理和を求め、その論理結果であるUP2PをトランジスタM1,M8に出力する論理素子である。
ORゲート3は差動のDN信号におけるDNPとCLK信号の論理和を求め、その論理結果であるDN2PをトランジスタM4,M5に出力する論理素子である。
ORゲート5は差動のUP信号におけるUPNとCLK信号の論理和を求め、その論理結果であるUP2NをトランジスタM2,M7に出力する論理素子である。
ORゲート6は差動のDN信号におけるDNNとCLK信号の論理和を求め、その論理結果であるDN2NをトランジスタM3,M6に出力する論理素子である。
電流源14は差動対11におけるトランジスタM1,M2の共通のソースと接続されており、電流I1を出力する第1の電流源である。
電流源15は差動対12におけるトランジスタM3,M4の共通のソースと接続されており、電流I2を出力する第2の電流源である。
電流源19は差動対17におけるトランジスタM5,M6の共通のソースと接続されており、電流I3を出力する第3の電流源である。
電流源20は差動対18におけるトランジスタM7,M8の共通のソースと接続されており、電流I4を出力する第4の電流源である。
図2はこの発明の実施の形態1による差動チャージポンプ回路の動作タイミングを示すタイミングチャートである。
ここでは、CLK信号として、UP信号/DN信号と同じ周期で、デューティ比がUP信号/DN信号の50%である信号を用いるものとする。
また、CLK信号が“High”となる期間と、UP信号/DN信号が“High”となる期間とが重ならないように、CLK信号のタイミングが調節されているものとする。
I1=I×(1−α)
I2=I×(1+α)
I3=I×(1−β)
I4=I×(1+β)
αは電流源14と電流源15の相対的なばらつきを示し、βは電流源19と電流源20の相対的なばらつきを示している。
[区間A]
区間Aでは、UP信号の信号レベルが“High”、DN信号の信号レベルが“High”、CLK信号の信号レベルが“Low”である。
この場合、加算回路1のORゲート2,3及び加算回路4のORゲート5,6から出力されるUP2P,DN2P,UP2N,DN2Nの信号レベルは以下のようになる。
UP2P → Hレベル
DN2P → Hレベル
UP2N → Lレベル
DN2N → Lレベル
トランジスタM1 → ON
トランジスタM2 → OFF
トランジスタM3 → OFF
トランジスタM4 → ON
トランジスタM5 → ON
トランジスタM6 → OFF
トランジスタM7 → OFF
トランジスタM8 → ON
I(OUTP)=I4−I2
=I×(1+β)−I×(1+α)
=I×(−α+β)
また、トランジスタM1,M5に電流が流れるため、I3−I1の電流が、逆相出力端子OUTNから外部に流れ出すようになる。
I(OUTN)=I3−I1
=I×(1−β)−I×(1−α)
=I×(α−β)
したがって、この場合、出力電流Ioutは下記のようになる。
Iout=I(OUTP)=−I(OUTN)
=I×(−α+β)
区間Bでは、UP信号の信号レベルが“Low”、DN信号の信号レベルが“High”、CLK信号の信号レベルが“Low”である。
この場合、加算回路1のORゲート2,3及び加算回路4のORゲート5,6から出力されるUP2P,DN2P,UP2N,DN2Nの信号レベルは以下のようになる。
UP2P → Lレベル
DN2P → Hレベル
UP2N → Hレベル
DN2N → Lレベル
トランジスタM1 → OFF
トランジスタM2 → ON
トランジスタM3 → OFF
トランジスタM4 → ON
トランジスタM5 → ON
トランジスタM6 → OFF
トランジスタM7 → ON
トランジスタM8 → OFF
I(OUTP)=−I2−I1
=−I×(1+α)−I×(1−α)
=−2I
また、トランジスタM1,M3には電流が流れず、トランジスタM5,M7には電流が流れるため、I3+I4の電流が、逆相出力端子OUTNから外部に流れ出すようになる。
I(OUTN)=I3+I4
=I×(1−β)+I×(1+β)
=2I
したがって、この場合、出力電流Ioutは下記のようになる。
Iout=I(OUTP)=−I(OUTN)
=−2I
区間Cでは、UP信号の信号レベルが“Low”、DN信号の信号レベルが“Low”、CLK信号の信号レベルが“Low”である。
この場合、加算回路1のORゲート2,3及び加算回路4のORゲート5,6から出力されるUP2P,DN2P,UP2N,DN2Nの信号レベルは以下のようになる。
UP2P → Lレベル
DN2P → Lレベル
UP2N → Hレベル
DN2N → Hレベル
トランジスタM1 → OFF
トランジスタM2 → ON
トランジスタM3 → ON
トランジスタM4 → OFF
トランジスタM5 → OFF
トランジスタM6 → ON
トランジスタM7 → ON
トランジスタM8 → OFF
I(OUTP)=I3−I1
=I×(1−β)−I×(1−α)
=I×(α−β)
また、トランジスタM3,M7に電流が流れるため、I4−I2の電流が、逆相出力端子OUTNから外部に流れ出すようになる。
I(OUTN)=I4−I2
=I×(1+β)−I×(1+α)
=I×(−α+β)
したがって、この場合、出力電流Ioutは下記のようになる。
Iout=I(OUTP)=−I(OUTN)
=I×(α−β)
区間Dでは、UP信号の信号レベルが“Low”、DN信号の信号レベルが“Low”、CLK信号の信号レベルが“High”である。
この場合、加算回路1のORゲート2,3及び加算回路4のORゲート5,6から出力されるUP2P,DN2P,UP2N,DN2Nの信号レベルは以下のようになる。
UP2P → Hレベル
DN2P → Hレベル
UP2N → Hレベル
DN2N → Hレベル
トランジスタM1 → ON
トランジスタM2 → ON
トランジスタM3 → ON
トランジスタM4 → ON
トランジスタM5 → ON
トランジスタM6 → ON
トランジスタM7 → ON
トランジスタM8 → ON
I(OUTP)=I3+I4−I2−I1
=I×(1−β)+I×(1+β)−I×(1+α)−I×(1−
α)
=0
また、トランジスタM2,M4とトランジスタM6,M8に電流が流れるため、I3+I4−I2−I1の電流が、逆相出力端子OUTNから外部に流れ出すようになる。
I(OUTP)=I3+I4−I2−I1
=I×(1−β)+I×(1+β)−I×(1+α)−I×(1−
α)
=0
したがって、この場合、出力電流Ioutは下記のようになる。
Iout=I(OUTP)=−I(OUTN)
=0
区間Eでは、UP信号の信号レベルが“Low”、DN信号の信号レベルが“Low”、CLK信号の信号レベルが“Low”である。
この場合、加算回路1のORゲート2,3及び加算回路4のORゲート5,6から出力されるUP2P,DN2P,UP2N,DN2Nの信号レベルは以下のようになる。
UP2P → Lレベル
DN2P → Lレベル
UP2N → Hレベル
DN2N → Hレベル
トランジスタM1 → OFF
トランジスタM2 → ON
トランジスタM3 → ON
トランジスタM4 → OFF
トランジスタM5 → OFF
トランジスタM6 → ON
トランジスタM7 → ON
トランジスタM8 → OFF
I(OUTP)=I3−I1
=I×(1−β)−I×(1−α)
=I×(α−β)
また、トランジスタM3,M7に電流が流れるため、I4−I2の電流が、逆相出力端子OUTNから外部に流れ出すようになる。
I(OUTN)=I4−I2
=I×(1+β)−I×(1+α)
=I×(−α+β)
したがって、この場合、出力電流Ioutは下記のようになる。
Iout=I(OUTP)=−I(OUTN)
=I×(α−β)
Iout_av=I×{2×(Tu−Td)−(Tu+Td)×(α−β)}
よって、Iout_avを(Tu−Td)の関数として見ると、(Tu+Td)が1より十分に小さい場合は、電流源のばらつきα,βに起因するオフセット項が小さくなり、ほぼIout_avと(Tu−Td)が比例の関係になることが分かる。
つまり、UP信号とDN信号のパルス幅が小さいという条件下では、電流源のばらつきα,βの影響をほぼ消去できるといえる。
例えば、図1の差動チャージポンプ回路をPLLに適用した場合、位相同期時にはUP信号とDN信号のパルス幅はほぼ0になるため、十分に出力電流のオフセット抑圧効果を得ることができる。
図3はこの発明の実施の形態2による差動チャージポンプ回路を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
ソース電流供給回路30は差動対11,12、正相出力端子OUTP及び逆相出力端子OUTNと接続されており、正相出力端子OUTP及び逆相出力端子OUTNにソース電流を供給する回路である。なお、ソース電流供給回路30はソース電流供給手段を構成している。
差動チャージポンプ回路の動作タイミングは、上記実施の形態1と同様に、図2のタイミングチャートが示す動作タイミングであるとして説明する。
図2における区間A,B,C,D,Eの出力電流Ioutは、下記のようになる。
区間Aでは、UP信号の信号レベルが“High”、DN信号の信号レベルが“High”、CLK信号の信号レベルが“Low”である。
この場合、加算回路1のORゲート2,3及び加算回路4のORゲート5,6から出力されるUP2P,DN2P,UP2N,DN2Nの信号レベルは以下のようになる。
UP2P → Hレベル
DN2P → Hレベル
UP2N → Lレベル
DN2N → Lレベル
トランジスタM1 → ON
トランジスタM2 → OFF
トランジスタM3 → OFF
トランジスタM4 → ON
I(OUTP)=I4−I2
=I×(1+β)−I×(1+α)
=I×(−α+β)
また、トランジスタM1に電流が流れるため、I3−I1の電流が、逆相出力端子OUTNから外部に流れ出すようになる。
I(OUTN)=I3−I1
=I×(1−β)−I×(1−α)
=I×(α−β)
したがって、この場合、出力電流Ioutは下記のようになる。
Iout=I(OUTP)=−I(OUTN)
=I×(−α+β)
区間Bでは、UP信号の信号レベルが“Low”、DN信号の信号レベルが“High”、CLK信号の信号レベルが“Low”である。
この場合、加算回路1のORゲート2,3及び加算回路4のORゲート5,6から出力されるUP2P,DN2P,UP2N,DN2Nの信号レベルは以下のようになる。
UP2P → Lレベル
DN2P → Hレベル
UP2N → Hレベル
DN2N → Lレベル
トランジスタM1 → OFF
トランジスタM2 → ON
トランジスタM3 → OFF
トランジスタM4 → ON
I(OUTP)=I4−I2−I1
=I×(1+β)−I×(1+α)−I×(1−α)
=I×(−1+β)
また、トランジスタM1,M3には電流が流れないため、I3の電流が、逆相出力端子OUTNから外部に流れ出すようになる。
I(OUTN)=I3
=I×(1−β)
したがって、この場合、出力電流Ioutは下記のようになる。
Iout=I(OUTP)=−I(OUTN)
=I×(−1+β)
区間Cでは、UP信号の信号レベルが“Low”、DN信号の信号レベルが“Low”、CLK信号の信号レベルが“Low”である。
この場合、加算回路1のORゲート2,3及び加算回路4のORゲート5,6から出力されるUP2P,DN2P,UP2N,DN2Nの信号レベルは以下のようになる。
UP2P → Lレベル
DN2P → Lレベル
UP2N → Hレベル
DN2N → Hレベル
トランジスタM1 → OFF
トランジスタM2 → ON
トランジスタM3 → ON
トランジスタM4 → OFF
I(OUTP)=I4−I1
=I×(1+β)−I×(1−α)
=I×(α+β)
また、トランジスタM3に電流が流れるため、I3−I2の電流が、逆相出力端子OUTNから外部に流れ出すようになる。
I(OUTN)=I3−I2
=I×(1−β)−I×(1+α)
=I×(−α−β)
したがって、この場合、出力電流Ioutは下記のようになる。
Iout=I(OUTP)=−I(OUTN)
=I×(α+β)
区間Dでは、UP信号の信号レベルが“Low”、DN信号の信号レベルが“Low”、CLK信号の信号レベルが“High”である。
この場合、加算回路1のORゲート2,3及び加算回路4のORゲート5,6から出力されるUP2P,DN2P,UP2N,DN2Nの信号レベルは以下のようになる。
UP2P → Hレベル
DN2P → Hレベル
UP2N → Hレベル
DN2N → Hレベル
トランジスタM1 → ON
トランジスタM2 → ON
トランジスタM3 → ON
トランジスタM4 → ON
I(OUTP)=I4−I2−I1
=I×(1+β)−I×(1+α)−I×(1−α)
=I×(−1+β)
また、トランジスタM1,M3に電流が流れるため、I3−I2−I1の電流が、逆相出力端子OUTNから外部に流れ出すようになる。
I(OUTP)=I3−I2−I1
=I×(1−β)−I×(1+α)−I×(1−α)
=I×(−1−β)
区間Eでは、UP信号の信号レベルが“Low”、DN信号の信号レベルが“Low”、CLK信号の信号レベルが“Low”である。
この場合、加算回路1のORゲート2,3及び加算回路4のORゲート5,6から出力されるUP2P,DN2P,UP2N,DN2Nの信号レベルは以下のようになる。
UP2P → Lレベル
DN2P → Lレベル
UP2N → Hレベル
DN2N → Hレベル
トランジスタM1 → OFF
トランジスタM2 → ON
トランジスタM3 → ON
トランジスタM4 → OFF
I(OUTP)=I4−I1
=I×(1+β)−I×(1−α)
=I×(α+β)
また、トランジスタM3に電流が流れるため、I3−I2の電流が、逆相出力端子OUTNから外部に流れ出すようになる。
I(OUTN)=I3−I2
=I×(1−β)−I×(1+α)
=I×(−α−β)
したがって、この場合、出力電流Ioutは下記のようになる。
Iout=I(OUTP)=−I(OUTN)
=I×(α+β)
Iout_av=I×{(Tu−Td)−(Tu+Td)α+β}
よって、電流源19と電流源20の相対的なばらつきβに依存して、出力電流特性にオフセットが生じることが分かる。
しかし、電流源14と電流源15の相対的なばらつきαについては、(Tu+Td)が1より十分に小さい場合、出力オフセットへの影響は小さくなる。
したがって、電流源19と電流源20の相対的なばらつきβが小さな回路に対しては、図3の差動チャージポンプ回路が出力オフセットの抑圧に対して有効であることが分かる。
図3の差動チャージポンプ回路では、図1の差動チャージポンプ回路と比べて、トランジスタの縦積み段数が減るため、電源電圧に対する制限が緩くなるというメリットが得られる。
図4はこの発明の実施の形態3による差動チャージポンプ回路を示す構成図であり、図において、図3と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
差動対41は加算回路1のORゲート3から出力されたDN2Nの信号レベルに応じてオンオフ(ON/OFF)するトランジスタM9と、加算回路4のORゲート6から出力されたDN2Pの信号レベルに応じてオンオフ(ON/OFF)するトランジスタM10とから構成されており、そのトランジスタM9のドレインが逆相出力端子OUTN及び電流源14と接続され、そのトランジスタM10のドレインが正相出力端子OUTP及び電流源15と接続されている。なお、差動対41は第1の差動対を構成している。
差動チャージポンプ回路の動作タイミングは、上記実施の形態1と同様に、図2のタイミングチャートが示す動作タイミングであるとして説明する。
図2における区間A,B,C,D,Eの出力電流Ioutは、下記のようになる。
区間Aでは、UP信号の信号レベルが“High”、DN信号の信号レベルが“High”、CLK信号の信号レベルが“Low”である。
この場合、加算回路1のORゲート2,3及び加算回路4のORゲート5,6から出力されるUP2P,DN2P,UP2N,DN2Nの信号レベルは以下のようになる。
UP2P → Hレベル
DN2P → Hレベル
UP2N → Lレベル
DN2N → Lレベル
トランジスタM9 → ON
トランジスタM10 → OFF
トランジスタM11 → OFF
トランジスタM12 → ON
I(OUTP)=I4−I2
=I×(1+β)−I×(1+α)
=I×(−α+β)
また、トランジスタM9に電流が流れるため、I3−I1の電流が、逆相出力端子OUTNから外部に流れ出すようになる。
I(OUTN)=I3−I1
=I×(1−β)−I×(1−α)
=I×(α−β)
したがって、この場合、出力電流Ioutは下記のようになる。
Iout=I(OUTP)=−I(OUTN)
=I×(−α+β)
区間Bでは、UP信号の信号レベルが“Low”、DN信号の信号レベルが“High”、CLK信号の信号レベルが“Low”である。
この場合、加算回路1のORゲート2,3及び加算回路4のORゲート5,6から出力されるUP2P,DN2P,UP2N,DN2Nの信号レベルは以下のようになる。
UP2P → Lレベル
DN2P → Hレベル
UP2N → Hレベル
DN2N → Lレベル
トランジスタM9 → ON
トランジスタM10 → OFF
トランジスタM11 → ON
トランジスタM12 → OFF
I(OUTN)=−I2
=−I×(1+α)
また、トランジスタM9,M11に電流が流れるため、I4+I3−I1の電流が、正相出力端子OUTPから外部に流れ出すようになる。
I(OUTP)=I4+I3−I1
=I×(1+β)+I×(1−β)−I×(1−α)
=I×(1+α)
したがって、この場合、出力電流Ioutは下記のようになる。
Iout=I(OUTP)=−I(OUTN)
=−I×(1+α)
区間Cでは、UP信号の信号レベルが“Low”、DN信号の信号レベルが“Low”、CLK信号の信号レベルが“Low”である。
この場合、加算回路1のORゲート2,3及び加算回路4のORゲート5,6から出力されるUP2P,DN2P,UP2N,DN2Nの信号レベルは以下のようになる。
UP2P → Lレベル
DN2P → Lレベル
UP2N → Hレベル
DN2N → Hレベル
トランジスタM9 → OFF
トランジスタM10 → ON
トランジスタM11 → ON
トランジスタM12 → OFF
I(OUTN)=I3−I2
=I×(1−β)−I×(1+α)
=−I×(α+β)
また、トランジスタM11に電流が流れるため、I4−I1の電流が、逆相出力端子OUTNから外部に流れ出すようになる。
I(OUTP)=I4−I1
=I×(1+β)−I×(1−α)
=I×(α+β)
したがって、この場合、出力電流Ioutは下記のようになる。
Iout=I(OUTP)=−I(OUTN)
=−I×(α+β)
区間Dでは、UP信号の信号レベルが“Low”、DN信号の信号レベルが“Low”、CLK信号の信号レベルが“High”である。
この場合、加算回路1のORゲート2,3及び加算回路4のORゲート5,6から出力されるUP2P,DN2P,UP2N,DN2Nの信号レベルは以下のようになる。
UP2P → Hレベル
DN2P → Hレベル
UP2N → Hレベル
DN2N → Hレベル
トランジスタM9 → ON
トランジスタM10 → ON
トランジスタM11 → ON
トランジスタM12 → ON
I(OUTP)=I4+I3−I2
=I×(1+β)+I×(1−β)−I×(1+α)
=I×(1−α)
また、トランジスタM9,M11に電流が流れるため、I4+I3−I1の電流が、逆相出力端子OUTNから外部に流れ出すようになる。
I(OUTP)=I4+I3−I1
=I×(1+β)+I×(1−β)−I×(1−α)
=I×(1+α)
区間Eでは、UP信号の信号レベルが“Low”、DN信号の信号レベルが“Low”、CLK信号の信号レベルが“Low”である。
この場合、加算回路1のORゲート2,3及び加算回路4のORゲート5,6から出力されるUP2P,DN2P,UP2N,DN2Nの信号レベルは以下のようになる。
UP2P → Lレベル
DN2P → Lレベル
UP2N → Hレベル
DN2N → Hレベル
トランジスタM9 → OFF
トランジスタM10 → ON
トランジスタM11 → ON
トランジスタM12 → OFF
I(OUTN)=I3−I2
=I×(1−β)−I×(1+α)
=−I×(α+β)
また、トランジスタM11に電流が流れるため、I4−I1の電流が、逆相出力端子OUTNから外部に流れ出すようになる。
I(OUTP)=I4−I1
=I×(1+β)−I×(1−α)
=I×(α+β)
したがって、この場合、出力電流Ioutは下記のようになる。
Iout=I(OUTP)=−I(OUTN)
=−I×(α+β)
Iout_av=I×{(Tu−Td)+α+(Tu+Td)β}
よって、電流源14と電流源15の相対的なばらつきαに依存して、出力電流特性にオフセットが生じることが分かる。
しかし、電流源19と電流源20の相対的なばらつきβについては、(Tu+Td)が1より十分に小さい場合、出力オフセットへの影響は小さくなる。
したがって、電流源14と電流源15の相対的なばらつきαが小さな回路に対しては、図4の差動チャージポンプ回路が出力オフセットの抑圧に対して有効であることが分かる。
図4の差動チャージポンプ回路では、図1の差動チャージポンプ回路と比べて、トランジスタの縦積み段数が減るため、電源電圧に対する制限が緩くなるというメリットが得られる。
Claims (7)
- アップ信号とクロック信号を加算するとともに、ダウン信号と上記クロック信号を加算する加算回路と、
上記加算回路によりクロック信号が加算されたアップ信号の信号レベルに応じてオンオフする2つのトランジスタから構成されており、一方のトランジスタが逆相出力端子と接続され、他方のトランジスタが正相出力端子と接続されている第1の差動対と、
上記加算回路によりクロック信号が加算されたダウン信号の信号レベルに応じてオンオフする2つのトランジスタから構成されており、一方のトランジスタが上記逆相出力端子と接続され、他方のトランジスタが上記正相出力端子と接続されている第2の差動対と、
上記第1及び第2の差動対と接続されており、上記正相出力端子及び上記逆相出力端子にシンク電流を供給するシンク電流供給手段と、
上記加算回路によりクロック信号が加算されたダウン信号の信号レベルに応じてオンオフする2つのトランジスタから構成されており、一方のトランジスタのドレインが上記第1及び第2の差動対における一方のトランジスタのドレイン及び逆相出力端子と接続され、他方のトランジスタのドレインが上記第1及び第2の差動対における他方のトランジスタのドレイン及び正相出力端子と接続されている第3の差動対と、
上記加算回路によりクロック信号が加算されたアップ信号の信号レベルに応じてオンオフする2つのトランジスタから構成されており、一方のトランジスタのドレインが上記第1及び第2の差動対における一方のトランジスタのドレイン及び上記逆相出力端子と接続され、他方のトランジスタのドレインが上記第1及び第2の差動対における他方のトランジスタのドレイン及び上記正相出力端子と接続されている第4の差動対と、
上記第3及び第4の差動対と接続されており、上記正相出力端子及び上記逆相出力端子にソース電流を供給するソース電流供給手段と
を備えた差動チャージポンプ回路。 - シンク電流供給手段は、
第1の差動対における2つのトランジスタの共通のソースと接続されている第1の電流源と、
第2の差動対における2つのトランジスタの共通のソースと接続されている第2の電流源とから構成されており、
ソース電流供給手段は、
第3の差動対における2つのトランジスタの共通のソースと接続されている第3の電流源と、
第4の差動対における2つのトランジスタの共通のソースと接続されている第4の電流源とから構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の差動チャージポンプ回路。 - アップ信号とクロック信号を加算するとともに、ダウン信号と上記クロック信号を加算する加算回路と、
上記加算回路によりクロック信号が加算されたアップ信号の信号レベルに応じてオンオフする2つのトランジスタから構成されており、一方のトランジスタが逆相出力端子と接続され、他方のトランジスタが正相出力端子と接続されている第1の差動対と、
上記加算回路によりクロック信号が加算されたダウン信号の信号レベルに応じてオンオフする2つのトランジスタから構成されており、一方のトランジスタが上記逆相出力端子と接続され、他方のトランジスタが上記正相出力端子と接続されている第2の差動対と、
上記第1及び第2の差動対と接続されており、上記正相出力端子及び上記逆相出力端子にシンク電流を供給するシンク電流供給手段と、
上記第1及び第2の差動対と接続されており、上記正相出力端子及び上記逆相出力端子にソース電流を供給するソース電流供給手段と
を備えた差動チャージポンプ回路。 - シンク電流供給手段は、
第1の差動対における2つのトランジスタの共通のソースと接続されている第1の電流源と、
第2の差動対における2つのトランジスタの共通のソースと接続されている第2の電流源とから構成されており、
ソース電流供給手段は、
上記第1及び第2の差動対における一方のトランジスタのドレイン及び逆相出力端子と接続されている第3の電流源と、
上記第1及び第2の差動対における他方のトランジスタのドレイン及び正相出力端子と接続されている第4の電流源とから構成されている
ことを特徴とする請求項3記載の差動チャージポンプ回路。 - アップ信号とクロック信号を加算するとともに、ダウン信号と上記クロック信号を加算する加算回路と、
上記加算回路によりクロック信号が加算されたダウン信号の信号レベルに応じてオンオフする2つのトランジスタから構成されており、一方のトランジスタが逆相出力端子と接続され、他方のトランジスタが正相出力端子と接続されている第1の差動対と、
上記加算回路によりクロック信号が加算されたアップ信号の信号レベルに応じてオンオフする2つのトランジスタから構成されており、一方のトランジスタが上記逆相出力端子と接続され、他方のトランジスタが上記正相出力端子と接続されている第2の差動対と、
上記第1及び第2の差動対、上記正相出力端子及び上記逆相出力端子と接続されており、上記正相出力端子及び上記逆相出力端子にシンク電流を供給するシンク電流供給手段と、
上記第1及び第2の差動対と接続されており、上記正相出力端子及び上記逆相出力端子にソース電流を供給するソース電流供給手段と
を備えた差動チャージポンプ回路。 - シンク電流供給手段は、
第1及び第2の差動対における一方のトランジスタのドレイン及び逆相出力端子と接続されている第1の電流源と、
上記第1及び第2の差動対における他方のトランジスタのドレイン及び正相出力端子と接続されている第2の電流源とから構成されており、
ソース電流供給手段は、
上記第1の差動対における2つのトランジスタの共通のソースと接続されている第3の電流源と、
上記第2の差動対における2つのトランジスタの共通のソースと接続されている第4の電流源とから構成されている
ことを特徴とする請求項5記載の差動チャージポンプ回路。 - アップ信号又はダウン信号と同じ周期を有し、デューティ比が上記アップ信号又は上記ダウン信号の50%であるクロック信号が用いられることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の差動チャージポンプ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012252227A JP6025518B2 (ja) | 2012-11-16 | 2012-11-16 | 差動チャージポンプ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012252227A JP6025518B2 (ja) | 2012-11-16 | 2012-11-16 | 差動チャージポンプ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014103710A true JP2014103710A (ja) | 2014-06-05 |
JP6025518B2 JP6025518B2 (ja) | 2016-11-16 |
Family
ID=51025784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012252227A Active JP6025518B2 (ja) | 2012-11-16 | 2012-11-16 | 差動チャージポンプ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6025518B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0718978A1 (en) * | 1994-12-23 | 1996-06-26 | STMicroelectronics S.r.l. | Differential charge pump |
US6222402B1 (en) * | 1998-09-04 | 2001-04-24 | International Business Machines Corporation | Differential charge-pump with improved linearity |
US6466070B1 (en) * | 2000-12-21 | 2002-10-15 | Xilinx, Inc. | Low voltage charge pump |
US20050017776A1 (en) * | 2003-06-27 | 2005-01-27 | Keaveney Michael F. | Chopped charge pump |
US20050162213A1 (en) * | 2004-01-22 | 2005-07-28 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Differential charge pump circuit |
US20050195301A1 (en) * | 2004-03-02 | 2005-09-08 | Hitoshi Horiuchi | Charge pump circuit and PLL circuit using the same |
US20100026405A1 (en) * | 2008-07-31 | 2010-02-04 | Sony Corporation | Phase-locked loop circuit, recording-and-reproducing apparatus, and electronic apparatus |
-
2012
- 2012-11-16 JP JP2012252227A patent/JP6025518B2/ja active Active
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0718978A1 (en) * | 1994-12-23 | 1996-06-26 | STMicroelectronics S.r.l. | Differential charge pump |
JPH0964729A (ja) * | 1994-12-23 | 1997-03-07 | Sgs Thomson Microelettronica Spa | 差動チャージ・ポンプ |
US6222402B1 (en) * | 1998-09-04 | 2001-04-24 | International Business Machines Corporation | Differential charge-pump with improved linearity |
US6466070B1 (en) * | 2000-12-21 | 2002-10-15 | Xilinx, Inc. | Low voltage charge pump |
US20050017776A1 (en) * | 2003-06-27 | 2005-01-27 | Keaveney Michael F. | Chopped charge pump |
US20050162213A1 (en) * | 2004-01-22 | 2005-07-28 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Differential charge pump circuit |
JP2005210398A (ja) * | 2004-01-22 | 2005-08-04 | Mitsubishi Electric Corp | 差動チャージポンプ用オフセットキャンセル装置 |
US20050195301A1 (en) * | 2004-03-02 | 2005-09-08 | Hitoshi Horiuchi | Charge pump circuit and PLL circuit using the same |
JP2005252438A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Yokogawa Electric Corp | チャージポンプ回路およびこれを用いたpll回路 |
US20100026405A1 (en) * | 2008-07-31 | 2010-02-04 | Sony Corporation | Phase-locked loop circuit, recording-and-reproducing apparatus, and electronic apparatus |
JP2010035097A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-12 | Sony Corp | 位相同期回路並びに記録再生装置および電子機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6025518B2 (ja) | 2016-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100861919B1 (ko) | 다 위상 신호 발생기 및 그 방법 | |
KR100545148B1 (ko) | 듀티 사이클 보정회로 및 그것을 사용한 지연동기루프회로 및듀티 사이클 보정방법 | |
US8729941B2 (en) | Differential amplifiers, clock generator circuits, delay lines and methods | |
US10205445B1 (en) | Clock duty cycle correction circuit | |
US9048849B2 (en) | Supply regulated voltage controlled oscillator including active loop filter and phase locked loop using the same | |
US8248130B2 (en) | Duty cycle correction circuit | |
JP6906460B2 (ja) | Pll回路、それを備えた半導体装置、及び、pll回路の制御方法 | |
US7508270B2 (en) | Differential-to-single-ended converter and phase-locked loop circuit having the same | |
JP2007259150A (ja) | 遅延制御回路 | |
US9413236B2 (en) | Voltage converter | |
US10447251B2 (en) | Power efficient high speed latch circuits and systems | |
JP2008135835A (ja) | Pll回路 | |
JP2018519510A (ja) | 電圧モニタ | |
Xu et al. | Offset-corrected 5GHz CMOS dynamic comparator using bulk voltage trimming: Design and analysis | |
US20140266361A1 (en) | Duty cycle correction circuit | |
WO2019239984A1 (ja) | 半導体装置 | |
JP6025518B2 (ja) | 差動チャージポンプ回路 | |
JP2010127632A (ja) | デューティ検知回路、デューティ補正回路、およびデューティ検知方法 | |
CN106330142B (zh) | 时钟相移电路 | |
US6900684B2 (en) | Pulse processing circuit and frequency multiplier circuit | |
JP2007295180A (ja) | チャージポンプ回路、それを用いたpll回路及びdll回路 | |
JP2014103443A (ja) | 差動チャージポンプ回路 | |
JP2006270225A (ja) | クロックジェネレータ | |
US20140266476A1 (en) | Extended range ring oscillator using scalable feedback | |
JP6244714B2 (ja) | 電子回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151027 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160824 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160913 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161011 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6025518 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |