JP2014103337A - 太陽電池モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】太陽電池パネルの厚みに若干の誤差があっても、確実に装着できるホルダを備えた太陽電池モジュールを提供する。
【解決手段】
ホルダー3は樹脂などからなる断面略コ字状をなし、太陽電池パネル2の表面に当接する上側片31、太陽電池パネル2の裏面に当接する下側片32、これら上側片31と下側片32とを一体的に連続する横側片33からなり、横側片33の厚みは前記上側片31及び上側片32の厚さよりも薄く、且つ前記横側片33は内側、即ちホルダー3の太陽電池パネル2に対する装着方向に向かって湾曲した形状とされている。
【選択図】図2
【解決手段】
ホルダー3は樹脂などからなる断面略コ字状をなし、太陽電池パネル2の表面に当接する上側片31、太陽電池パネル2の裏面に当接する下側片32、これら上側片31と下側片32とを一体的に連続する横側片33からなり、横側片33の厚みは前記上側片31及び上側片32の厚さよりも薄く、且つ前記横側片33は内側、即ちホルダー3の太陽電池パネル2に対する装着方向に向かって湾曲した形状とされている。
【選択図】図2
Description
本発明は、太陽電池パネルの縁部をホルダーで封止した太陽電池モジュールに関する。
特許文献1には太陽電池パネルの周囲に封止部材を装着した太陽電池モジュールが提案されている。
この太陽電池モジュールは、図4に示すように、太陽電池パネル100の縁部に封止部材110が装着され、この封止部材(ホルダー)110がフレーム120内に挿入されている。
この太陽電池モジュールは、図4に示すように、太陽電池パネル100の縁部に封止部材110が装着され、この封止部材(ホルダー)110がフレーム120内に挿入されている。
前記太陽電池パネル100は太陽電池セル101、封止用樹脂層102、受光面ガラス103及びは耐候性フィルム104を積層することで構成され、前記封止部材110は上側封止片111、下側封止片112及びこれら上側封止片111と下側封止片112との間を連続する横側封止片113からなり、更に封止部材110の内側には比較的軟らかい内挿部材114を設けている。
特許文献1にあっては、封止部材110をフレーム120に挿入する際に、上側封止片111と下側封止片112がフレーム120の形状に倣って変形することで、内挿部材114と太陽電池パネル100或いは封止部材110とフレーム120とが密着するようにしている。
しかしながら、上側封止片111と下側封止片112を変形しやすくするため、横側封止片113については直線状で厚みを厚くしている。その結果、横側封止片113は変形しにくく、この横側封止片113の幅によって装着される太陽電池パネル100の厚みが決まってしまう。
即ち、太陽電池パネル100は幾つかの層を積層しているため、どうしてもその厚みに若干の寸法誤差が発生してしまう。しかしながら、特許文献1に代表される従来の構造では、太陽電池パネル100の厚み誤差をホルダーが吸収することができず、歩留まりを十分高めることができない。
また、従来のホルダーにあっては、太陽電池パネル100の厚みと内挿部材114に形成された凹部の幅とがほぼ同じであるため、太陽電池パネル100を内挿部材114に挿入しにくく、無理にこじ入れることでパネルが傷つき、太陽電池パネルとフレームとの間で短絡が発生する可能性がある。
上記課題を解決するため本発明は、太陽電池パネルの周縁部にホルダーが装着された太陽電池モジュールに関し、前記ホルダーは太陽電池パネルの表面に当接する上側片、太陽電池パネルの裏面に当接する上側片、これら上側片と下側片とを一体的に連続する横側片からなる断面コ字状をなし、前記横側片の厚みは前記上側片及び上側片の厚さよりも薄く、且つ前記横側片は内側に向かって湾曲した形状とした。
前記下側片の内側(ホルダーの装着方向)への張り出し長さは、前記上側片の内側への張り出し長さよりも大きくすることが好ましい。
また、上側片及び下側片の先端部は横側片と連続する基端部よりも太陽電池パネルの厚み方向の中心線に近づいた形状とすることが好ましい。
また、上側片及び下側片の先端部は横側片と連続する基端部よりも太陽電池パネルの厚み方向の中心線に近づいた形状とすることが好ましい。
本発明によれば、横側片の厚みを上側片及び上側片の厚さよりも薄くし且つ内側に向かって湾曲した形状としたことで、太陽電池パネルの縁部にホルダーを装着する際に横側片が変形しやすく、横側片が変形することで、上側片と上側片との間隔が変化するので、製造誤差に起因する太陽電池パネルの厚みにバラツキがあってもホルダーが吸収することができる。
また下側片の内側への張り出し長さを上側片の内側への張り出し長さよりも大きくすることで、上側片先端と下側片先端間に形成される太陽電池パネルに対する装着間口が広がり、装着作業が楽になる。
更に上側片及び下側片の先端部の位置を、横側片と連続する基端部よりも太陽電池パネルの厚み方向の中心線に近づいた位置とすることで、弾力をもって太陽電池パネルを把持することができ、取付け後に外れにくい。
また例えば、ホルダーの材質を比較的硬い材質のみとし、内側に比較的軟らかい封止材を設けない場合に横側封止片の形状を直線状にすると、図5(a)に示すように、ホルダーを太陽電池パネルに装着する際に、仮に受光面ガラスの角部に面取りを施していても受光面ガラスの角部と横側封止片とが点接触に近い状態となり、太陽電池パネルに傷がつくおそれがある。
しかしながら、本願発明のように、横側封止片の形状を内側に向かって膨出した湾曲形状とすると、図5(b)に示すように、面接触に近い状態になり、太陽電池パネルに傷がつくおそれがない。
しかしながら、本願発明のように、横側封止片の形状を内側に向かって膨出した湾曲形状とすると、図5(b)に示すように、面接触に近い状態になり、太陽電池パネルに傷がつくおそれがない。
以下に本発明の好適実施例を添付図面に基づいて説明する。
本発明の太陽電池モジュール1は太陽電池パネル2と、この太陽電池パネル2の周縁に装着されるホルダー3から構成され、更にホルダー3は図3に示すようにフレーム4に嵌め付け保持される。
本発明の太陽電池モジュール1は太陽電池パネル2と、この太陽電池パネル2の周縁に装着されるホルダー3から構成され、更にホルダー3は図3に示すようにフレーム4に嵌め付け保持される。
前記太陽電池パネル2は基板ガラス21の上面に太陽電池セル22が形成され、この太陽電池セル22の上にカバーガラス23が重ねられ、太陽電池セル22の外側で基板ガラス21とカバーガラス23の間の空間およびカバーガラス23には樹脂封止材24が充填されている。なお、図示しないが、太陽電池セル22とカバーガラス23の間にも樹脂封止材24が充填されている。
また、カバーガラス23の上面の周縁部には面取り部25が形成され、前記ホルダー3を太陽電池モジュール2に装着する際にコーナ部を抉って傷つけないようにしている。
尚、本発明において太陽電池パネル2の構成は任意であり、例えば基板ガラス21の裏面側に反射シートを設けたり、従来例と同様な積層構造としてもよい。
図3に示すように、前記ホルダー3は太陽電池パネル2の各辺に装着されるが、各辺に装着されたホルダー3は密に当接するか、若干隙間が形成されてもよい。
また図2に示すように、ホルダー3は樹脂などからなる断面略コ字状をなし、太陽電池パネル2の表面に当接する上側片31、太陽電池パネル2の裏面に当接する下側片32、これら上側片31と下側片32とを一体的に連続する横側片33からなり、横側片33の厚みは前記上側片31及び上側片32の厚さよりも薄く、且つ前記横側片33は内側、即ちホルダー3の太陽電池パネル2に対する装着方向に向かって湾曲した形状とされている。
前記上側片31と下側片32の厚みは等しいが、下側片32の幅方向の寸法は上側片31の幅方向の寸法の約3倍としている。
その結果、ホルダー3を太陽電池パネル2に装着する際の開口の寸法Wが太陽電池パネル2の厚みに比べて大きくなり、装着作業が簡単になる。
その結果、ホルダー3を太陽電池パネル2に装着する際の開口の寸法Wが太陽電池パネル2の厚みに比べて大きくなり、装着作業が簡単になる。
また、上側片31と下側片32の先端部31a、32aの位置は、横側片33と連続する基端部31b、32bよりも太陽電池パネル2の厚み方向の中心線Lに近づけられている。
このように、ホルダー3の全体形状を先狭形状とすることで、ホルダー3は太陽電池パネル2の周縁に弾性的に係止し、抜け落ちることがない。
このように、ホルダー3の全体形状を先狭形状とすることで、ホルダー3は太陽電池パネル2の周縁に弾性的に係止し、抜け落ちることがない。
ホルダー3の具体的寸法の一例を示すと、上側片31の厚みは0.6mm、幅方向長さは5.5mm、下側片32の厚みは0.6mm、幅方向長さは17mm、横側片33の厚みは0.3mm、高さは6.3mm、内側の曲率半径は4.5mm、外側の曲率半径は4.8mmである。
以上において、太陽電池パネル2の周縁にホルダー3を装着した状態で、ホルダー3をフレーム4に挿入すると、図3に示すように、ホルダー3の湾曲状の横側片33は太陽電池パネル2とフレーム4との間で押圧され形状が直線状となる。
尚、太陽電池パネル2が製作誤差によってその厚みが平均値よりも小さい場合には、ホルダー3を装着した時点では、横側片33の形状は湾曲したままであるが、これをフレーム4に挿入すると前記したように太陽電池パネル2とフレーム4との間で押圧され、直線状になる。
図示例ではホルダー3を上側片31、上側片32及び横側片33で構成したが、ホルダー3の内側面に柔らかい樹脂からなる緩衝機能を発揮する封止材を設けてもよい。
本発明に係る太陽電池モジュールは、自動車、ガレージ、建物の屋根などに設置して使用することができる。
1…太陽電池モジュール
2…太陽電池パネル
21…基板ガラス、22…太陽電池セル、23…カバーガラス、24…樹脂封止材、25…面取り部
3…ホルダー
31…上側片、32…下側片、33…横側片、31a…上側片の先端部、32a…下側片の先端部、31b…上側片の基端部、32b…下側片の基端部
4…フレーム
W…ホルダー開口寸法
2…太陽電池パネル
21…基板ガラス、22…太陽電池セル、23…カバーガラス、24…樹脂封止材、25…面取り部
3…ホルダー
31…上側片、32…下側片、33…横側片、31a…上側片の先端部、32a…下側片の先端部、31b…上側片の基端部、32b…下側片の基端部
4…フレーム
W…ホルダー開口寸法
Claims (2)
- 太陽電池パネルの周縁部にホルダーが装着された太陽電池モジュールであって、前記ホルダーは太陽電池パネルの表面に当接する上側片、太陽電池パネルの裏面に当接する下側片、これら上側片と下側片とを一体的に連続する横側片からなる断面コ字状をなし、前記横側片の厚みは前記上側片及び上側片の厚さよりも薄く、且つ前記横側片は内側に向かって湾曲した形状とされていることを特徴とする太陽電池モジュール。
- 請求項1に記載の太陽電池モジュールにおいて、前記下側片の内側への張り出し長さは、前記上側片の内側への張り出し長さよりも大きく、また上側片及び下側片の先端部は横側片と連続する基端部よりも太陽電池パネルの厚み方向の中心線に近づいていることを特徴とする太陽電池モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012255905A JP2014103337A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | 太陽電池モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014103337A true JP2014103337A (ja) | 2014-06-05 |
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JP2012255905A Pending JP2014103337A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | 太陽電池モジュール |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005166709A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-23 | Sharp Corp | 太陽電池モジュールの端面封止部材及びそれを用いた太陽電池モジュール |
US20080315061A1 (en) * | 2007-06-14 | 2008-12-25 | Jan Mirko Fath | Fastening device for flat components, especially solar modules, to be arranged on a framework |
JP2010258393A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Inoac Corp | 太陽電池モジュールの緩衝部材 |
JP2011159927A (ja) * | 2010-02-04 | 2011-08-18 | Sharp Corp | 太陽電池モジュール |
-
2012
- 2012-11-22 JP JP2012255905A patent/JP2014103337A/ja active Pending
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