JP2014103150A - 制御ユニットのケースおよびそのシール除去方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】メンテナンス時にケース本体から蓋部材を外す場合に、ケース本体からシール材屑を容易に除去できる制御ユニットのケースおよびそのシール除去方法を提供する。
【解決手段】電気接続部31が収納された凹部12aとその内周方向の特定領域に及ぶ台座面41とを有するケース本体11と、凹部12aを閉止するようケース本体11の接合面12u上にシールを挟んで接合された蓋部材14と、を備えたケース10を準備する工程と、蓋部材14をケース本体11から取り外す工程と、電気接続部31をその上方側からメンテナンス用のカバー50によって覆うとともに、そのカバー50を凹部12aの特定領域内で台座面41に当接させてケース本体11に支持させる工程と、電気接続部31をカバー50により覆った状態で、ケース本体11の接合面12u上に残るシール材屑21wを除去する工程と、を含むシール除去作業を実行する。
【選択図】図6

Description

本発明は、制御ユニットのケースおよびそのシール除去方法に関し、特に電気・電子制御部品をケース内に収納した制御ユニットのケースとそのシールの除去方法に関する。
電気・電子制御部品をケース内に収納した制御ユニットは、例えば電気自動車やハイブリッド自動車等の車両に搭載されるパワーコントロールユニットのように、防水性や防塵性を要求される場合が多い。その場合、一般に、ケース本体にガスケット(接合部のシール材)を挟んで蓋部材を一体的に接合することで、ケース接合部における防水性や防塵性を確保している。
そのような従来の制御ユニットとしては、例えばケース本体と蓋部材との接合部に液状シール剤を塗布・接着して硬化させ、弾性シール材として機能するガスケットを形成するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、ケース内の通気性を確保するために、制御ユニットのケース接合部をシールしないものもある。
そのような従来の制御ユニットとしては、例えば、ケース内での結露等に起因する電気・電子制御部品の不具合を防止すべく、樹脂製の下ケースの内壁にプリント基板を載置可能な受部を突設し、かつ、上ケースからプリント基板の上面に向かって突出する結露防止板を設けたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−085858号公報 特開平09−102679号公報
上述の従来の後者の制御ユニットは、ケース本体と蓋部材の接合部に防水性や防塵性がないため、防水性や防塵性が要求される場合にはそのまま採用することができない。そのため、呼吸孔等によってある程度の通気性を担保しながらケース接合部をシールしたり、制御ユニットを更に防水・防塵ケースに収納したりする必要が生じてしまう。
一方、ケース接合部をシールする場合、修理や点検等のためにケース本体から蓋部材を取り外す必要が生じ得る。そのため、修理や点検等のメンテナンス作業時に、ケース本体に固着状態で残るガスケットの一部のシール材(以下、シール材屑ともいう)を除去する作業が困難であるという問題があった。これは、呼吸孔等により通気性を担保しながらケース接合部をシールする場合でも、同様である。
すなわち、ケース本体から蓋部材を外すときには、ケース本体と蓋部材の双方からガスケットを確実に除去しておき、修理や点検等のメンテナンス作業の終了後にケース本体と蓋部材を再度接合する際に確実にシールできるようにする必要がある。
しかし、従来の制御ユニット、特に液状ガスケットを使用するものや比較的軟質のガスケットを用いるものにあっては、ガスケットがケース本体側に固着された状態となり易く、その一部としてケース本体上に残るシール材屑を除去する作業が困難であった。しかも、除去作業により脱落したシール材屑がケース内に入ってしまうと、電気的不具合を招くおそれがあるため、ケース本体からのシール材屑を除去する作業が注意を要するものとなり、非常に手間のかかる作業となっていた。
そこで、本発明は、メンテナンス時にケース本体から蓋部材を外す場合に、ケース本体からシール材屑を除去する作業を容易化できる制御ユニットのケースを提供するとともに、そのケース本体からシール材屑を除去する作業を容易化できるシール除去方法を実現することを目的とする。
本発明に係る制御ユニットのケースのシール除去方法は、上記目的達成のため、(1)内部部品が収納され開口を有する凹部と該凹部内で該凹部の内周方向の特定領域に及ぶ台座面とを有するケース本体と、前記凹部を塞ぐよう前記ケース本体の接合面上にシールを挟んで接合された蓋部材と、を備えたケースを準備する準備工程と、前記蓋部材を前記ケース本体から取り外す取り外し工程と、前記内部部品の上方側から前記内部部品をカバーによって覆うとともに、該カバーを前記凹部の前記特定領域内で前記台座面に当接させて前記ケース本体に支持させるカバー装着工程と、前記内部部品を前記カバーにより覆った状態で、前記シールの一部であって前記ケース本体の前記接合面上に残るシール材屑を除去するシール除去工程と、を含むことを特徴とするものである。
この発明の方法では、蓋部材をケース本体から取り外した後、内部部品の上方側から内部部品をカバーによって覆うとともに、そのカバーを凹部の特定領域内で台座面に当接させてケース本体に支持させ、その状態下で、シールの一部であってケース本体の接合面上に残るシール材屑を除去することになる。したがって、ケース本体の接合面から除去されたシール材屑がカバーより下方のケース内部に侵入することが防止される。また、特定領域側ではカバーと台座面の間でもシール材屑の下方側への侵入を阻止できることから、例えばカバーを特定領域外の内周壁面に突き当てる等して、カバーによるシール材屑の侵入防止効果を高めることもできる。その結果、メンテナンス時にケース本体から蓋部材を外す場合に、ケース本体からシール材屑を除去する作業を容易化できる制御ユニットのケースのシール除去方法を実現することができる。
本発明に係る制御ユニットのケースは、上記目的達成のため、(2)制御基板が着脱可能な内部部品が収納された凹部を有するケース本体と、前記凹部を塞ぐよう前記ケース本体の接合面上にシールを介して接合された蓋部材と、を備えた制御ユニットのケースであって、前記ケース本体は、前記凹部内で前記制御基板を取り外した状態で、前記内部部品を覆うメンテナンス用のカバーを支持できるよう該凹部の内周方向の特定領域に及ぶ台座面を有し、前記台座面は、前記凹部内で前記内部部品に前記制御基板が装着されたときに該制御基板より前記凹部の内底面側に位置することを特徴とする。
この発明の制御ユニットのケースでは、メンテナンスのために蓋部材をケース本体から取り外し、制御基板を取り外すと、台座面が凹部の内周方向の特定領域に及んだ状態で制御基板より凹部の内底面側に露出する。したがって、制御基板を取り外したときには、メンテナンス用のカバーを台座面上に支持させた状態で、シール材屑がカバーより下方のケース内部に侵入することを防止しながら、ケース本体の接合面上に残るシール材屑を容易に除去できる。また、シール材屑の下方側への侵入を台座面とカバーの間でも阻止できるので、カバーによるシール材屑の侵入防止効果が高まる。しかも、台座面が制御基板より凹部の内底面側に位置することで、台座面が制御基板の取り付けまたは取り外しを妨げることがない。その結果、メンテナンス時にケース本体から蓋部材を外す場合に、ケース本体からシール材屑を除去する作業を容易化できる制御ユニットのケースを提供することができる。
上記構成を有する制御ユニットのケースにおいては、(3)前記内部部品が、前記凹部の開口側に向かって突出する複数の端子ピンを有する電気接続部を含んでおり、該電気接続部が、前記台座面から離隔するよう前記凹部の内周方向における前記特定領域外に配置されているのがよい。
これにより、電気接続部と台座面形成部分との干渉を回避するとともに、電気接続部の凹部内の周辺部への配置の自由度を担保できる。
本発明によれば、メンテナンス時にケース本体から蓋部材を外す場合に、ケース本体からシール材屑を除去する作業を容易化できる制御ユニットのケースを提供するとともに、そのケースのケース本体からシール材屑を除去する作業を容易化できるシール除去方法を実現することができる。
本発明の第1実施形態に係る制御ユニットのケースにおけるケース本体の外観斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る制御ユニットのケースにおけるケース本体を示す上面図である。 本発明の第1実施形態に係る制御ユニットのメンテナンス時に用いられるメンテナンス用のカバーを示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る制御ユニットのメンテナンス時に用いられるメンテナンス用のカバーを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る制御ユニットのケースにおけるケース本体の台座面付近を示す要部断面図である。 図2のA−A断面図である。 本発明の第1実施形態に係る制御ユニットのメンテナンス時におけるメンテナンス用のカバーの一端側の装着状態を示す部分断面図である。 本発明の第1実施形態に係る制御ユニットのメンテナンス時におけるメンテナンス用のカバーの他端側の装着状態を示す部分断面図である。 本発明の第2実施形態に係る制御ユニットのメンテナンス時におけるメンテナンス用のカバーの一端側の装着状態を示す部分断面図である。 本発明の第2実施形態に係る制御ユニットのメンテナンス時におけるメンテナンス用のカバーの装着状態を下面側から見た断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(第1実施形態)
図1ないし図8は、本発明の第1実施形態に係る制御ユニットのケースおよびそのメンテナンス用のカバーを示している。
本実施形態の制御ユニットは、内燃機関と電動機の出力を使い分けたり併用したりして車両を低燃費に走行駆動させるハイブリッド式の車両走行駆動システムの制御系に設けられるもので、電動機を駆動制御するパワーコントロールユニットとして使用されるようになっている。
まず、そのハイブリッド駆動方式の走行駆動システムの概略構成を説明し、次に、本実施形態の制御ユニットの構成について説明する。
本実施形態の制御ユニットが搭載されるハイブリッド駆動方式の走行駆動システムは、その詳細を図示しないが、例えば、ガソリンエンジンである内燃機関(以下、エンジンという)と、それぞれ3相交流モータである第1および第2のモータジェネレータと、インバータおよび昇圧コンバータ等を一体化したパワーコントロールユニットと、ハイブリッド駆動用の主電池であるHVバッテリと、を備えている。
そして、そのパワーコントロールユニットは、図1および図2に示すケース10内に図示しない複数の電気・電子制御部品を収納した制御ユニットとなっており、さらに、図示しない水冷又は空冷の放熱器を実装した構成となっている。
ケース内の複数の電気・電子制御部品は、それらの詳細を図示しないが、例えば、上位のHEV−ECUからのトルク指令値に応じて第1および第2のモータジェネレータを制御するMG−ECUと、第1および第2のモータジェネレータの3相(U,V,W相)に対応する複数のパワー素子やそれらの駆動回路等を集積化したインテリジェントパワーモジュールと、HVバッテリの電圧を所定の高電圧範囲内に昇圧させる昇圧コンバータと、第1および第2のモータジェネレータ(発電電動機)の相電流を監視する電流センサと、HVバッテリの電流を平滑化してパワー素子のON/OFF時に電流を滑らかに変化させるキャパシタ(入力コンデンサ)等を含んで構成されている。
また、図6に示すように、ケース10は、それぞれの凹部12a,13aを有する一対のケース部品12,13を凹部12a,13aの底部側で一体的に接合したケース本体11と、ケース本体11の凹部12a,13aの開口を閉止する一対の蓋部材14,15とを有している。そして、ケース本体11および一対の蓋部材14,15の間には、凹部12a,13aに対応する複数の機器収納空間16、17が形成されており、一対のケース部品12,13の間には、機器収納空間18が形成されている。
前記複数の電気・電子制御部品は、ケース10の3つの機器収納空間16−18に分けて収納されている。
ケース本体11と図6中上側の蓋部材14とは、弾性シール材からなるガスケット21(シール)を挟んで気密的に接合された構造を有している。ここでの弾性シール材は、例えば液状シール剤を塗布・接着して硬化させることにより弾性を有するシール材にしたもの(液状ガスケットあるいはFIPG(Formed In Place Gasket)ともいう)であり、ケース本体11と蓋部材14の双方に接着した状態となっている。なお、ケース本体11および図6中下側の蓋部材15が弾性シール材からなるガスケットを挟んで接合されていてもよいし、一対のケース部品12,13が弾性シール材からなるガスケットを挟んで接合されていてもよい。
図1および図2に示すように、ケース10のケース本体11から蓋部材14を取り外したとき、ケース本体11の凹部12aを取り囲むケース部品12の開口端側の接合面部12uには、ガスケット21の一部であって蓋部材14側からは切り離されたシール材屑21wがこの接合面部12uに沿って残ることになる。
なお、ケース部品12の接合面部12uと蓋部材14との対向壁面のうち一方に溝を形成しておいてもよい。また、ケース部品12の接合面部12uに対するガスケット21の接着面積と蓋部材14に対するガスケット21の接着面積を相違させたり、前記溝の幅や深さを適宜設定することで、ケース部品12の接合面部12uと蓋部材14との対向壁面のうち一方側の壁面の接着面積を大きくしたり、ケース10のケース本体11から蓋部材14を取り外すときに、ケース本体11上に残るシール材屑21wが蓋部材14側に残るシール材屑から切り離され易くなるようにすることができる。
一方、ケース本体11の内部には、機器収納空間16に対応する凹部12a内において前記複数の電気・電子制御部品のコネクタによる電気的接続および着脱交換を可能にするように、電気接続部である複数の電気接続部31,32,33,34が、内部部品として設けられている。これら複数の電気接続部31−34は、凹部12aの内底部側から開口側に向かって突出するそれぞれ複数の端子ピン31p,32p,33p,34pを有している。
ケース本体11の凹部12aの内底部には、また、前記複数の電気・電子制御部品をケース本体11に支持および固定するための複数の雌ねじ穴付きまたは嵌合穴付きの取付けボス部35,36,37,38が設けられている。ここで、図7および図8に示すように、取付けボス部35−38には、例えば基板支持用の部品STや一部の電気・電子制御部品EP等が取り付けられており、その部品によって前記複数の電気・電子制御部品のうち特定の電気・電子制御部品、例えば制御基板CBが、コネクタ接続されない部分において凹部12a内に支持・固定されている。
さらに、ケース本体11の内部には、凹部12a内で基板支持用の部品STや制御基板CBの一部の電気・電子制御部品EP等を取り外した状態で、凹部12a内にメンテナンス用のカバー50(図3および図4参照)を支持できるように、略長方形の開口形状を有する凹部12aの内周方向の特定領域に及ぶ帯状の台座面41が形成されている。
ここにいう特定領域とは、台座面41を形成する場合にメンテナンス用のカバー50を安定姿勢で載置するに足りる周方向の領域であって、複数の電気接続部31−34のうち凹部12aの内周壁面12cの近傍に配置されるべきものの配置領域を除く領域をいう。この特定領域は、通常、凹部12aの1/2以上の周方向領域であり、例えば図2に示す略長方形の凹部12aの開口のうち連続する2辺L1,L2に対応する略L字形の領域である。
複数の電気接続部31−34は、凹部12a内で台座面41から離隔するように、凹部12aの内周方向における前記特定領域の領域外に配置されている。
図5に示すように、台座面41は、ケース本体11の凹部12aの内周壁面12cから突出しつつ特定領域の全域にわたって延在する突条42の上面として形成されている。ただし、台座面41は、図5中に二点差線で示すように、凹部12aの内周壁面12cを段付き形状にすることによって形成することもできる。
図2に示すように、台座面41の帯状の幅w1は、台座面41上に載置されたメンテナンス用のカバー50が凹部12aの内周壁面12cのうち台座面41のL字形の角C1側からこれと同一対角線上に位置する角C2側の2面に向かって押し当てたとき、メンテナンス用のカバー50と角C1側の2面との間に形成される隙間g(図7参照)より十分に大きくなっている。例えば、台座面41の帯状の幅w1が最小となるくびれ部分でも、その幅w1aは隙間gより2倍以上に大きくなっており、台座面41の主たる部分における帯状の幅w1は、隙間gより数倍以上に大きくなっている。これにより、台座面41上に載置されたメンテナンス用のカバー50を角C2側の2面に向かって押し当てたとき、凹部12a内の複数の電気接続部31−34を外部空間から実質的に遮断することができるようになっている。
図7および図8に示すように、ケース本体11の凹部12a内には、さらに、角C2の近傍に台座面41と略同一高さの孤立台座面39aを形成するよう、凹部12aの内底面12bおよび内周壁面12cのうち少なくとも一面から凹部12a内に突出した突起部39が設けられている。そして、その孤立台座面39aは、メンテナンス用のカバー50が、特定領域の全域に及ぶ台座面41上に載せ置かれるとき、メンテナンス用のカバー50の底面部51のうち角C2の近傍部分(後述する)に当接するようになっている。
図4に示すように、メンテナンス用のカバー50の外周部分52の全部が、底面部51より高くなっている。また、図7および図8に示すように、メンテナンス用のカバー50は、凹部12aの開口面積と略同一の広さおよび輪郭形状を有している。
図3、図4および図8に示すように、メンテナンス用のカバー50には、複数の方形の凸部53,54,55,56と、作業者が手で把持しカバー50全体を支持・移動することができる把手部57と、把手部57の両側に手指挿入空間を形成する一対の凹部58a,58bと、略円弧状の凹形状(下側に凸形状)をなす位置決め部59とが設けられている。また、メンテナンス用のカバー50は、その底面部51を湾曲させるように全体として撓める(弾性変形させる)ことができるか、比較的柔軟に変形し得る程度の可撓性を有するように、樹脂によって薄肉に形成されている。
凸部53−56は、メンテナンス用のカバー50がその底面部51が台座面41上に載せるように凹部12a内に配置されたとき、複数の電気接続部31−34を所定の間隔を隔てて上方から覆うようになっている。これら凸部53−56の各々は、メンテナンス用のカバー50の上面側に凸状をなす一方、複数の電気接続部31−34のうち対応するいずれかより広い開口面積で下向きに開く凹状をなしている。
一対の凹部58a,58bは、ケース部品12の接合面部12uから剥されたシール材屑21wが凹部12a内に入ったときに、そのシール材屑21wを収納する屑入れとしても機能し得るようになっている。
位置決め部59は、台座面41上に載置されたメンテナンス用のカバー50が角C2側の2面に押し当てられるとき、突起部39の孤立台座面39aに当接しつつ突起部39の円弧断面の外周面39bに当接することで、角C2に対するメンテナンス用のカバー50の水平方向(内底面12bと平行な方向)および垂直方向(内底面12bに対し垂直な方向)の位置決めをなす機能を有している(図3および図8参照)。
図3に示すように、メンテナンス用のカバー50には、さらに、位置決め部59側(角C2側)の2辺に沿って接着性のシールテープTP1が貼り付けられており、ケース本体11に対してメンテナンス用のカバー50を水平方向および垂直方向に位置決めした状態で、メンテナンス用のカバー50の位置決め部59側の2辺とケース本体11の凹部12aの内周壁面12cのうち角C2側の2面との間の隙間を接着性のシールテープTP1によって確実に封止できるようになっている。
ところで、台座面41は、図7に示すように、凹部12a内で複数の電気接続部31−34に制御基板CB、例えばMG−ECUやインテリジェントパワーモジュールが装着されたときに、その制御基板CBの板面より凹部12aの内底面12b側に位置するように配置されている。すなわち、台座面41は、制御基板CBよりも凹部12aの内底面12b側に位置することで、制御基板CBの取り付けや取り外しを妨げることがないようになっている。したがって、台座面41は特定領域の全域において同一高さ(内底面12bからの高さ)である必要はなく、部分的に高さが変化してもよい。ただし、メンテナンス用のカバー50と台座面41との間に高さ方向の隙間が生じないように、台座面41の高さが周方向に近接する位置間で高さが大きく相違するのは望ましくない。すなわち、台座面41および突条42は、凹部12aの内周方向および高さ方向において、凹部12aの内底面12bのうち周辺側への電気接続部31−34の配置の自由度を確保しつつ、電気接続部31−34との干渉を回避する範囲内に配置されている。
次に、上述のような本実施形態の制御ユニットのケース10のケース本体11からシール材屑21wを除去するシール除去方法の一実施形態について説明する。
本実施形態のシール除去方法は、準備工程、取り外し工程、カバー装着工程およびシール除去工程を含んでいる。
まず、準備工程では、電気接続部31−34が収納された凹部12aとその凹部12a内で内周方向の特定領域に及ぶ台座面41とを有するケース本体11と、凹部12aを閉止するようケース本体11の接合面部12u上に弾性シール材からなるガスケット21を挟んで接合された蓋部材14と、を備えたケース10を準備する。
具体的には、機器収納空間16内に収納されていた電気・電子制御部品、例えばMG−ECUまたはインテリジェントパワーモジュールに故障が発生したりケース10を開放した上での検査・計測作業等が必要になった制御ユニット1を、メンテナンス作業の対象品として準備する。
次に、取り外し工程では、図示しない取付けボルト等を取り外した後、蓋部材14をケース本体11から取り外した後、機器収納空間16内の故障部品をケース本体11から取り外す。
蓋部材14をケース本体11から取り外すときには、例えば、固定用のボルト穴や外周部、凹凸部等に係合する取外し用治具を介して、蓋部材14に外力を加え、蓋部材14をその一端側から徐々に引き剥がす。
このとき、ケース本体11と蓋部材14の間でこれらに接着されつつ機器収納空間16をシールしていたガスケット21は、蓋部材14側とケース本体11側とに分断されるかもしくは蓋部材14側から剥れることになる。したがって、ケース本体11の接合面部12u上に、ガスケット21の少なくとも一部がシール材屑21wとして接合面部12uに沿って残る。
蓋部材14の取り外し後に機器収納空間16内の故障部品をケース本体11から取り外すと、ケース本体11の凹部12aの内部が図1および図2に示すような状態となり、シール除去工程に移行可能となる。
次のカバー装着工程では、内部部品である電気接続部31−34の上方側からこれら電気接続部31−34をメンテナンス用のカバー50によって覆うとともに、メンテナンス用のカバー50をケース本体11の凹部12aの特定領域内で台座面41に当接させてケース本体11に支持させる。このとき、台座面41上に載置されたメンテナンス用のカバー50は、凹部12a内の角C2近傍において、孤立台座面39aにも当接する。
次いで、台座面41上に載置したメンテナンス用のカバー50の外周部分52の2辺を凹部12aの内周壁面12cのうち角C2側の2面に押し当てるとともに、メンテナンス用のカバー50の位置決め部59を突起部39の外周面39bに当接させる。そして、ケース本体11に対してメンテナンス用のカバー50を水平方向および垂直方向に位置決めした状態で、メンテナンス用のカバー50の位置決め部59側の2辺とケース本体11の凹部12aの内周壁面12cのうち角C2側の2面との間の隙間を、接着性のシールテープTP1によって確実に封止する。
なお、ケース本体11の凹部12aの内周壁面12cのうち角C1側の2面とこれらの面に近接するメンテナンス用のカバー50の残りの2辺との間の隙間gは、特定領域の全域にわたって延在する帯状の台座面41によって実質的に封止され得る。ただし、その封止性能を高めるために、シールテープTP1と同様な接着性のシールテープTP2(図7参照)によって隙間gを封止したり、あるいは、特定領域に対応するメンテナンス用のカバー50の残りの2辺部分に内周壁面12c側に延びる柔軟な薄肉のシール部を設けたりするようにしてもよい。
このようなカバー装着作業が完了すると、凹部12a内の複数の電気接続部31−34が外部空間から実質的に遮断された状態となり、蓋部材14が取り外されたケース本体11の接合面部12uに沿って残るシール材屑21wを、除去する作業が可能となる。
ケース本体11の接合面部12uに残るシール材屑21wを除去する際には、例えばへら形の剥ぎ取り工具であるスクレーパを用いて接合面部12u上からシール材屑21wを剥ぎ取る。
このとき、剥ぎ取られたシール材屑21wの破片がケース本体11の凹部12a内に入っても、そのシール材屑21wの破片が凹部12a内の複数の電気接続部31−34を覆うメンテナンス用のカバー50より内方側に入ることがなく、そのようなシール材屑21wの破片は把手部57の両側の一対の凹部58a,58b内に集めることができる。したがって、シール材屑21wを剥ぎ取るシール除去作業が完了して、メンテナンス用のカバー50をケース本体11の凹部12a内から取り出すとき、凹部12a内にシール材屑21wの破片が残ることがない。なお、メンテナンス用のカバー50をケース本体11の凹部12a内から取り出す際に、シール材屑21wの破片が集められた一対の凹部58a,58b等の凹部にシールテープで蓋をするようにしてもよい。
このようなシール除去作業が完了すると、故障品との取り替えか修理がなされ、あるいは検査・計測が済んだ電気・電子制御部品、例えば交換用の新しいMG−ECUまたはインテリジェントパワーモジュールが凹部12a内に装着されるとともに、故障していなかった他の内部部品が凹部12a内に再度装着される。
また、シール除去後のケース本体11の接合面部12uに、再度液状シール剤(液状ガスケット)が塗布され、蓋部材14が再度シールを間に挟んでケース本体11に接着され、液状シール剤が硬化して弾性シール材からなるガスケット21が再度形成される。
そして、蓋部材14が取付けボルト等によりケース本体11に締結されると、本実施形態のシール除去方法によるシール除去作業を伴う一連のメンテナンス作業が終了する。
なお、蓋部材14や凹部12a内に組み込む電気・電子制御部品を前述の取り外し用の治具等を利用して一体的に保持しておき、ケース本体11に再装着するときに、ケース本体11の接合面部12uへの液状シール剤の塗布を先行して実行できることはいうまでもない。
次に、本実施形態の作用について説明する。
上述のように、本実施形態のシール除去方法では、蓋部材14をケース本体11から取り外した後、複数の電気接続部31−34の上方側からそれら内部部品をメンテナンス用のカバー50によって覆う。そして、そのメンテナンス用のカバー50を凹部12aの特定領域内で台座面41に当接させてケース本体11に支持させた状態で、複数の電気接続部31−34の収納空間を実質的に外部から遮断した上で、ガスケット21の一部であってケース本体11の接合面部12u上に残るシール材屑21wを除去する。
したがって、ケース本体11の接合面部12uから除去されたシール材屑21wがメンテナンス用のカバー50より下方のケース本体11の内部に侵入することが防止される。しかも、台座面41により隙間gの閉止とカバー50の角C2側の2面への突き当てによって、シール材屑21wの下方側への侵入を防止する効果が高まるので、テープTP1,TP2の貼付け作業を簡単にしたり部分的に省略したりすることもできる。
その結果、メンテナンス時にケース本体11から蓋部材14を外す必要が生じた場合において、ケース本体11からシール材屑21wを除去する作業を容易化できる制御ユニットのケースのシール除去方法を実現することができる。
加えて、ケース本体11の接合面部12uから除去されたシール材屑21wが凹部12a内に入っても、メンテナンス用のカバー50上に捕捉したり集めたりできるので、メンテナンス用のカバー50の取り外し時にシール材屑21wを容易にケース本体11の外部に取り出すことができる。
また、本実施形態の制御ユニットのケース10では、MG−ECUやインテリジェントパワーモジュール等の制御基板CBの板面より下方側メンテナンス用の台座面41が設けられているので、蓋部材14をケース本体11から取り外すメンテナンス時に、電気・電子制御部品を取り外すと、メンテナンス用の台座面41が凹部12aの内周方向の特定領域に及んだ状態で露出する。したがって、メンテナンス用のカバー50を台座面41上に支持させた状態で、ケース本体11の接合面部12uから除去されたシール材屑21wがメンテナンス用のカバー50より下方のケース内部に侵入することを防止しながら、ケース本体11の接合面部12u上に残るシール材屑21wを容易に除去できる。
また、特定領域側ではメンテナンス用のカバー50と台座面41との間でもシール材屑21wの下方側への侵入を阻止できるので、前述のようにシール材屑21wの下方側への侵入を防止する効果を高めることができる。
しかも、台座面41が制御基板CBより凹部12aの内底面12b側に位置するので、台座面41が制御基板CBの取り付けや取り外しを妨げることがない。
その結果、メンテナンス時にケース本体11から蓋部材14を外す場合に、ケース本体11からシール材屑21wを除去する作業を容易化できる制御ユニットのケース10を提供することができる。
さらに、本実施形態では、複数の電気接続部31−34が、凹部12aの開口側に向かって突出する複数の端子ピン31p−34pを有するものの、台座面41から離隔するように凹部12aの内周方向における特定領域の外に配置されている。したがって、電気接続部31−34と台座面41の形成部分との干渉を回避するとともに、電気接続部31−34の凹部12a内の周辺部における配置の自由度を担保することができる。前述のように、テープTP1,TP2の貼付けを簡単にしたり省略したりして作業を容易化できる点からも有利である。
このように、本実施形態においては、メンテナンス時にケース本体11から蓋部材14を外す場合に、ケース本体11からシール材屑21wを除去する作業を容易化できる制御ユニットのケース10を提供するとともに、そのケース10のケース本体11からシール材屑21wを除去する作業を容易化できるシール除去方法を実現することができる。
(第2実施形態)
図9および図10は、本発明の第2実施形態に係る制御ユニットのケースおよびそのメンテナンス用のカバーの要部断面を示している。
本実施形態の制御ユニットは、ケース本体における台座面形成部分と、それに係合するメンテナンス用のカバーの周辺部の形状が、前述の第1実施形態とは相違するが、他の構成については前述の第1実施形態の制御ユニットと略同様のものである。よって、第1実施形態と同一または類似の構成については図1ないし図8中の対応する構成要素の参照符号を用いて、第1実施形態と相違する点について、以下に説明する。
本実施形態においては、ケース本体11の凹部12aの内周壁面12cのうち角C1側の2面から平行に突出する一対の平行な突条62、63が、特定領域の全域にわたって延在している。そして、これらの突条62、63のうち下方側の突条62の上面によって、第1実施形態の台座面41と同様な略L字形状の台座面61が形成されている。ここで、突条63の凹部12a内への突出量Pw2は、台座面61の幅に相当する突条62の凹部12a内への突出量Pw1より小さくなっている。
一方、メンテナンス用のカバー50は、ケース本体11の凹部12a内の角C1側の2面に近接して配置される2辺側の部分を突条62、63の間に容易に挿入できるように、特定方向への湾曲を容易にする形状(薄肉部や湾曲部等)を有している。
さらに、ケース本体11の凹部12a内には、角C2側の2面のうち長辺側の面から凹部12a内に突出した突起部69が、突起部39とは別に設けられている。
そして、メンテナンス用のカバー50には、突起部39の外周面39bに当接する位置決め部59とは別に、突起部69の外周面69bに当接するように略半円状の凹形状(下側に凸形状)をなす位置決め部70が設けられている。
ここで、突起部39および突起部69は、台座面61上に配置されたメンテナンス用のカバー50をケース本体11に対して所定位置に位置決めすることで、凹部12aの内周方向における特定領域外に位置するメンテナンス用のカバー50の2辺を、凹部12aの内周壁面12cのうち角C2側の2面に適当な接触圧力範囲で突き当てるようになっている。
本実施形態においても、制御ユニット1のメンテナンス時にケース本体11から蓋部材14を外す必要が生じた場合に、ケース本体11からシール材屑21wを除去する作業を容易化できる制御ユニットのケース10を提供するとともに、そのケース10のケース本体11からシール材屑21wを除去する作業を容易化できるシール除去方法を実現することができる。しかも、本実施形態では、突条63によってカバー50と内周面12cとの隙間gが覆われるため、シールテープTP2の貼り付け作業を不要にできる。
なお、上述の各実施形態においては、ケース10における機器収納空間16を開放する場合について説明したが、機器収納空間17や18を開放する場合であっても本発明を適用できることはいうまでもない。
また、上述の各実施形態においては、液状シール剤を硬化させた弾性シール材からなるガスケットを、ケース本体と蓋部材の間のシールとして例示したが、圧力が加わった状態で使用期間が経過すると、ケース本体に固着した状態となるようなガスケットとなるものであれば、特定のシール材に限定されるものではない。
さらに、上述の各実施形態においては、制御基板を着脱可能な内部部品をコネクタ(雌雄一方側)としたが、ろう付け等により接続される端子の形態やねじ結合により接続される形態等であってもよく、電機接続形態は任意である。
上述の各実施形態においては、特に言及しなかったが、ケース本体を蓋部材で閉止した状態であってもその内部の機器収納空間16−18内の圧力を一定範囲内に維持するように呼吸膜や呼吸孔等が付加され得ることはいうまでもない。
以上説明したように、本発明は、メンテナンス時にケース本体から蓋部材を外す必要が生じても、ケース本体からシール材屑を除去する作業を容易化できる制御ユニットのケースおよびそのシール除去方法を提供できるという効果を奏するものである。このような本発明は、電気・電子制御部品をケース内に収納した制御ユニットのケースとそのシールの除去方法全般に有用である。
1…制御ユニット、10…ケース、11…ケース本体、12,13…ケース部品、12a,13a…凹部、12b…内底面、12c…内周壁面(内周面)、12u…接合面部(接合面)、14,15…蓋部材、16,17,18…機器収納空間、21…ガスケット(弾性シール材,シール)、21w…シール材屑、31,32,33,34…電気接続部(内部部品)、31p,32p,33p,34p…端子ピン、35,36,37,38…取付けボス部、39,69…突起部、39a…孤立台座面、39b,69b…外周面、41,61…台座面、42,62,63…突条、50…メンテナンス用のカバー、51…底面部、52…外周部分、53,54,55,56…凸部、57…把手部、58a,58b…凹部、59,70…位置決め部、C1,C2…角(対角)、L1,L2…辺、TP1,TP2…シールテープ、w1…幅(台座面の帯状の幅)、w1a…幅(くびれ部の幅)

Claims (3)

  1. 内部部品が収納され開口を有する凹部と該凹部内で該凹部の内周方向の特定領域に及ぶ台座面とを有するケース本体と、前記凹部を塞ぐよう前記ケース本体の接合面上にシールを挟んで接合された蓋部材と、を備えたケースを準備する準備工程と、
    前記蓋部材を前記ケース本体から取り外す取り外し工程と、
    前記内部部品の上方側から前記内部部品をカバーによって覆うとともに、該カバーを前記凹部の前記特定領域内で前記台座面に当接させて前記ケース本体に支持させるカバー装着工程と、
    前記内部部品を前記カバーにより覆った状態で、前記シールの一部であって前記ケース本体の前記接合面上に残るシール材屑を除去するシール除去工程と、を含む制御ユニットのケースのシール除去方法。
  2. 制御基板が着脱可能な内部部品が収納された凹部を有するケース本体と、
    前記凹部を塞ぐよう前記ケース本体の接合面上にシールを介して接合された蓋部材と、を備えた制御ユニットのケースであって、
    前記ケース本体は、前記凹部内で前記制御基板を取り外した状態で、前記内部部品を覆うメンテナンス用のカバーを支持できるよう該凹部の内周方向の特定領域に及ぶ台座面を有し、
    前記台座面は、前記凹部内で前記内部部品に前記制御基板が装着されたときに該制御基板より前記凹部の内底面側に位置することを特徴とする制御ユニットのケース。
  3. 前記内部部品が、前記凹部の開口側に向かって突出する複数の端子ピンを有する電気接続部を含んでおり、該電気接続部が、前記台座面から離隔するよう前記凹部の内周方向における前記特定領域外に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の制御ユニットのケース。
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