JP2014100766A - サファイア基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】4インチ以上の大口径の基板において製造工程を短縮・削減し、反り量、うねり量及び厚みムラ量を低減させたサファイア基板を提供する。
【解決手段】両面ウェットブラスト工程と、研磨工程と、を少なくとも含むことで得られたサファイア基板であって、両面ウェットブラスト工程は、基板10の凸面に対しては、基板10の中心から基板10の周縁の方向に向かってウェットブラスト加工を基板10の全面に施し、基板10の凹面に対しては、基板10の周縁から基板10の中心の方向に向かってウェットブラスト加工を基板10の全面に施すことで得られたことを特徴とする。
【選択図】図9
【解決手段】両面ウェットブラスト工程と、研磨工程と、を少なくとも含むことで得られたサファイア基板であって、両面ウェットブラスト工程は、基板10の凸面に対しては、基板10の中心から基板10の周縁の方向に向かってウェットブラスト加工を基板10の全面に施し、基板10の凹面に対しては、基板10の周縁から基板10の中心の方向に向かってウェットブラスト加工を基板10の全面に施すことで得られたことを特徴とする。
【選択図】図9
Description
本発明は、サファイア基板に関する。
窒化物III−V族化合物半導体は、LED(Light Emitting Diode)等の発光デバイスや、耐熱性や耐環境性に優れた特徴を活かした電子デバイス用途として実用化されている。このIII−V族窒化物半導体は、サファイア基板上に成長させることが多く、その成長を正常に促すためにサファイア基板は、半導体成長面(表面)が鏡面研磨され、かつ、基板の反り量、うねり量及び厚みムラ量が小さいものが好んで用いられる。
サファイア基板の製造には、サファイアインゴットから基板を切り出す切断工程と、基板の表面をワックスを用いてセラミックブロックに貼り付ける表面貼付工程と、セラミックブロックに支持された基板の裏面をラップ加工する裏面片面ラップ工程と、セラミックブロックと基板とを取り外した後に、ラップ加工により生じた加工歪みを緩和する熱処理工程と、基板の裏面をワックスを用いてセラミックブロックに貼り付ける裏面貼付工程と、基板の表面をCMP研磨(Chemical Mechanical Polishing)する主面メカノケミカル研磨工程と、が含まれる(特許文献1参照)。
なお、表面貼付工程及び裏面片面ラップ工程の代わりに、サファイア基板の両面をラップ加工する両面ラップ工程を行うことや、主面メカノケミカル研磨工程の前にラップ工程を行って、事前に粗研磨する工程も従来技術として知られている(図12参照)。
両面ラップ工程で使用される両面ラップ装置は、例えば、粒径が数十〜百μmの遊離砥粒が供給されるラップ定盤を上下に有し、このラップ定盤に対して基板を押し当てつつラップ定盤を回転させ、供給された遊離砥粒によって基板の両面を削る装置である。遊離砥粒の粒径は、後述するCMP研磨の遊離砥粒より大きいため、基板の粗研磨に用いられる。
主面メカノケミカル研磨工程で用いられるCMP装置は、回転可能な研磨テーブルと、その上に載置された研磨パッドと、研磨パッドの研磨面に基板の被研磨面を押し当てる研磨ヘッドと、研磨パッド及び基板を洗浄するために洗浄液を噴射する洗浄液供給ノズルと、遊離砥粒を供給する遊離砥粒供給ノズルと、研磨テーブルを回転させるためのモータと、を有する。
主面メカノケミカル研磨工程では、例えば、粒径が数nmのアルカリ性のコロイダルシリカを遊離砥粒として用いる。これは、ラップ工程で用いられる遊離砥粒の粒径よりも小さいものである。
このようなCMP装置によって、遊離砥粒供給ノズルから研磨パッド上に遊離砥粒を滴下し、研磨ヘッドによって基板の被研磨面を研磨パッドの研磨面に押し当て、研磨テーブル及び研磨ヘッドを回転させることで、アルカリ性であるコロイダルシリカの遊離砥粒と基板とが化学反応して被研磨面は化学的及び機械的に研磨される。従って、主面メカノケミカル研磨工程では、ラップ工程よりも精密な研磨が行われる。
今般、LED素子などの半導体素子へのコスト低減及び性能向上の要求が強まっている背景から、製造工程の短縮・削減による基板コストの削減や、サファイア基板の高性能化(基板の反り量、うねり量及び厚みムラ量の低減されたサファイア基板)が求められている。
特許文献1に開示されている従来のサファイア基板の製造方法では、両面ラップ装置が使用されている。両面ラップ装置は、ラップ定盤に僅かながら反りやうねりが生じているため、加工する基板の口径が、例えば4インチ以上などの大口径になるほど、ラップ定盤の反りやうねりが影響して精度良く加工することが困難であった。つまり、ラップ定盤による加工では、サファイアインゴットから切り出された直後の反り、うねり及び厚みムラを有する基板(図1参照)に対して、反り量、うねり量及び厚みムラ量を低減させる、といった加工精度が求められる加工は困難であった。
仮に、両面ラップ装置を用いて4インチ以上の基板をラップ加工するとしても、基板の反り量、うねり量及び厚みムラ量を低減させた基板を製造するためには、両面ラップ装置によって加工レートを比較的遅く設定(数μm/min程度)する必要があるため加工に時間がかかり、サファイア基板を製造する製造コストが高くなる問題が生じていた。
また、両面ラップ装置によるラップ加工前又はラップ加工後に、基板に熱処理を施すことによって基板に熱応力をかけ、反り量、うねり量及び厚みムラ量が低減させたサファイア基板を製造することができるが、基板の昇温及び降温に非常に時間がかかる点、熱応力の制御に再現性がない点から、反り量、うねり量、厚みムラ量が十分に低減されたサファイア基板を得ることは困難であった。
さらに、従来技術に示されたように両面ラップ装置によって基板を加工する場合、両面ラップ装置の定盤表面の平坦性を保つためには定盤表面のfacing作業を必要とするため、メンテナンス作業が非常に煩わしいものであった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、4インチ以上の大口径の基板において製造工程を短縮・削減し、反り量、うねり量及び厚みムラ量を低減させたサファイア基板を提供することにある。
本発明に係るサファイア基板は、反り、うねり及び厚みムラを有する基板の上方に配置されたウェットブラスト装置のウェットブラストノズルから前記基板に向けて遊離砥粒を噴射して、前記基板を片面ずつウェットブラスト加工する両面ウェットブラスト工程と、前記両面ウェットブラスト工程後に、前記基板の少なくとも片面を研磨加工する研磨工程と、を少なくとも含むことで得られたサファイア基板であって、前記両面ウェットブラスト工程は、前記基板の凸面に対しては、該基板の中心から該基板の周縁の方向に向かって前記ウェットブラスト加工を前記基板の全面に施し、前記基板の凹面に対しては、該基板の周縁から該基板の中心の方向に向かって前記ウェットブラスト加工を前記基板の全面に施すことで得られたことを特徴とする。
このような特定事項により、ウェットブラスト工程において、基板の凸面に対しては、基板の中心がウェットブラストノズルと最も接近することとなるため、基板の中心が支配的にウェットブラスト加工され、基板の凹面に対しては、基板の周縁がウェットブラストノズルと最も接近することとなるため、基板の周縁が支配的にウェットブラスト加工される。このようなウェットブラスト工程後に基板の片面を研磨加工することにより、熱処理工程を必要とせずに基板の反り量、うねり量、厚みムラ量が低減された高品質なサファイア基板とすることができる。
上記サファイア基板であって、前記両面ウェットブラスト工程において、前記ウェットブラストノズルを、前記ウェットブラスト加工を施す方向に向けて前記基板に対して傾けて配置することで得られたこととする。
このような特定事項により、ウェットブラストノズルをウェットブラスト加工を施す方向に向けて基板に対して傾けて配置するため、ウェットブラストノズルを基板に対して垂直に配置する場合よりも、遊離砥粒が基板に当たる面積を広くすることができ、遊離砥粒を基板に効率よく噴射することができる。これにより、サファイア基板の反り量、うねり量、厚みムラ量をさらに低減させることができる。
上記のサファイア基板であって、前記両面ウェットブラスト工程おいて、前記基板から前記ウェットブラストノズルまでの高さを一定に保持することで得られたこととする。
このような特定事項により、基板からウェットブラストノズルまでの高さを一定に保持するため、基板からウェットブラストノズルの高さを一定としない場合よりも、基板に均等に遊離砥粒を噴射することができる。これにより、基板の凹凸度合い(うねり量)を均等に低減させることができる。
上記のサファイア基板であって、前記ウェットブラスト加工及び研磨加工により、前記基板の厚みムラ量が2μm以下、うねり量が4μm以下、反り量が±10μm以下とされたこととする。
このような特定事項により、厚みムラ量、うねり量、反り量が低減されたサファイア基板を提供することができ、正常にIII−V族窒化物半導体をサファイア基板上に成長させることができる。
本発明によれば、4インチ以上の大口径の基板において製造工程を短縮・削減し、反り量、うねり量及び厚みムラ量を低減させたサファイア基板を提供できる。
以下、本発明の第1実施形態について図1から図9を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
本実施形態に係るサファイア基板は、反り、うねり及び厚みムラを有する基板10の上方に配置されたウェットブラスト装置500のウェットブラストノズル520から基板10に向けて遊離砥粒530を噴射して、基板10を片面ずつウェットブラスト加工する両面ウェットブラスト工程と、両面ウェットブラスト工程後に、基板10の少なくとも片面を研磨加工する研磨工程(ラップ工程・CMP工程)と、を少なくとも含むことで得られたサファイア基板であって、両面ウェットブラスト工程は、基板10の凸面に対しては、基板10の中心から基板10の周縁の方向に向かってウェットブラスト加工を基板10の全面に施し、基板10の凹面に対しては、基板10の周縁から基板10の中心の方向に向かってウェットブラスト加工を基板10の全面に施すことで得られたことを特徴とする。
本実施形態に係るサファイア基板は、反り、うねり及び厚みムラを有する基板10の上方に配置されたウェットブラスト装置500のウェットブラストノズル520から基板10に向けて遊離砥粒530を噴射して、基板10を片面ずつウェットブラスト加工する両面ウェットブラスト工程と、両面ウェットブラスト工程後に、基板10の少なくとも片面を研磨加工する研磨工程(ラップ工程・CMP工程)と、を少なくとも含むことで得られたサファイア基板であって、両面ウェットブラスト工程は、基板10の凸面に対しては、基板10の中心から基板10の周縁の方向に向かってウェットブラスト加工を基板10の全面に施し、基板10の凹面に対しては、基板10の周縁から基板10の中心の方向に向かってウェットブラスト加工を基板10の全面に施すことで得られたことを特徴とする。
基板10は、サファイアインゴットからスライスされたものであり、基板10の表面10A及び裏面10Bの凹凸の高さuを「うねり量」(凹凸度合い)とし、基板10面内の厚みの平均値tを「厚み」とし、「厚み」からの差分Δtを「厚みムラ量」とし、基板10の凹面を水平面に載置した際、基板10の凹面の中心から水平面までの距離sを基板の「反り量」とする(図1参照)。
本実施形態では、6インチの基板10を使用し、サファイアインゴットからスライスされた直後の基板10は、厚み1378μm、厚みムラ量の最大値は30μm以下、うねり量の最大値は30μm以下、及び反り量の最大値は150μm以下とする。また、基板10の凸面を表面10A、基板10の凹面を裏面10Bとする。なお、基板の表面10Aが凹面、裏面10Bが凸面であっても構わない。
この基板10を用いたサファイア基板の製造方法について、以下、工程に沿って説明する。
・両面ウェットブラスト工程
まず両面ウェットブラスト工程について説明する。図2は、両面ウェットブラスト工程の模式図、図3は、両面ウェットブラスト工程において、基板の表面にウェットブラスト加工を施す一実施形態を示し、(a)は、ステージを+X方向に移動させる状態を示す模式図、(b)は、ステージを−X方向に移動させる状態を示す模式図、図4は、両面ウェットブラスト工程において、基板の裏面にウェットブラスト加工を施す一実施形態を示し、(a)は、ステージを−X方向に移動させる状態を示す模式図、(b)は、ステージを+X方向に移動させる状態を示す模式図、図5は、両面ウェットブラスト加工後の基板の断面図である。
まず両面ウェットブラスト工程について説明する。図2は、両面ウェットブラスト工程の模式図、図3は、両面ウェットブラスト工程において、基板の表面にウェットブラスト加工を施す一実施形態を示し、(a)は、ステージを+X方向に移動させる状態を示す模式図、(b)は、ステージを−X方向に移動させる状態を示す模式図、図4は、両面ウェットブラスト工程において、基板の裏面にウェットブラスト加工を施す一実施形態を示し、(a)は、ステージを−X方向に移動させる状態を示す模式図、(b)は、ステージを+X方向に移動させる状態を示す模式図、図5は、両面ウェットブラスト加工後の基板の断面図である。
本実施形態の両面ウェットブラスト工程では、先に基板10の表面10A(凸面)をウェットブラスト加工した後に、基板10の裏面10B(凹面)をウェットブラスト加工する。
ウェットブラスト加工に用いられるウェットブラスト装置500には、基板10を載置するステージ510と、ステージ510を水平方向に移動させるステージ移動機構(不図示)と、ステージ510と対峙して配置され、ステージ510上に遊離砥粒と圧縮空気とが混合された遊離砥粒530を噴射するウェットブラストノズル520と、が備えられている。
ウェットブラストノズル520には、遊離砥粒530が導入される遊離砥粒導入部521と、圧縮空気が導入される空気導入部522と、導入された遊離砥粒と圧縮空気とが混合される混合室523と、この混合室523から圧縮空気とともに送られてきた遊離砥粒530をステージ510の移動方向(図2の矢符X方向)とステージ510と同一平面において直交する直線上に噴射するスリット状の噴射部524と、が備えられている。本実施形態では、ウェットブラストノズル520は、基板10とのなす角度が90°として配置されている。
このウェットブラスト装置500を用いて、まず、基板10の表面10Aをウェットブラスト加工する。基板10の表面10A(凸面)を、ウェットブラストノズル520に向けてステージ510に載置する。その後、ステージ510をステージ移動機構によって移動させ、基板10の中心の上方にウェットブラストノズル520を配置させる。これにより、ウェットブラストノズル520と基板10とが最も接近することとなる(図3(a)参照)。このように配置した後に、ウェットブラストノズル520から1MPaを超えない圧力で遊離砥粒530を基板10に向けて垂直に噴射する。これとともに、基板10の中心から周縁まで遊離砥粒530が当たるようにステージ510を図3(a)の矢符+X方向に数mm/secの速度で移動させる。これにより、基板10の中心から基板10の周縁まで(つまり、図3(a)に示された基板10の左側の半面)をウェットブラスト加工する。
基板10の周縁までウェットブラスト加工した後に、ウェットブラスト加工が施されていない基板10の半面にウェットブラスト加工を施すため、再び、基板10の中心に遊離砥粒530が噴射されるようにステージ510を移動させて、基板10の表面10Aの中心の上方にウェットブラストノズル520を配置する(図3(b)参照)。このように配置した後に、基板10が載置されたステージ510を、前述したウェットブラスト加工を施した方向と反対方向(図3(b)の矢符−X方向)に移動させる。これとともに、遊離砥粒530をウェットブラストノズル520から基板10に向けて噴射し、ウェットブラスト加工されていない基板10の半面(つまり、図3(b)に示された基板10の右側の半面)をウェットブラスト加工する。これにより、基板10の表面10Aの全面にウェットブラスト加工が施される。
次に、基板10をひっくり返し、基板10の裏面10B(凹面)に対してウェットブラスト加工を施す。基板10の裏面10Bを、ウェットブラストノズル520に向けてステージ510に載置する。その後、ウェットブラストノズル520と基板10とが最も接近するようにステージ510を移動させ、凹面の基板10の周縁の直上にウェットブラストノズル520を配置する(図4(a)参照)。このように配置した後に、ウェットブラストノズル520から1MPaを超えない圧力で遊離砥粒530を基板10に向けて垂直に噴射する。これとともに、基板10の周縁から中心まで遊離砥粒530が当たるようにステージ510を図4(a)の矢符+X方向に数mm/secの速度で移動させる。これにより、基板10の周縁から基板10の中心まで(つまり、図4(a)に示された基板10の左側の半面)をウェットブラスト加工する。
基板10の周縁から中心までウェットブラスト加工した後、ウェットブラスト加工が施されていない基板10の半面にウェットブラスト加工を施すため、ステージ510を移動させてウェットブラスト加工を施した基板10の周縁と反対側の基板10の周縁の上方にウェットブラストノズル520を配置する(図4(b)参照)。このようにウェットブラストノズル520を配置した後に、ステージ510を、前述したウェットブラスト加工を施した方向と反対方向(図4(b)の矢符−X方向)に移動させるとともに、ウェットブラストノズル520から遊離砥粒530を基板10に向けて噴射する。これにより、ウェットブラスト加工されていない基板10の半面(つまり、図4(b)に示された基板10の左側の半面)についてもウェットブラスト加工されることとなり、基板10の裏面10Bの全面にウェットブラスト加工が施される。
ここで、基板10の裏面10Bのウェットブラスト加工量は、基板10の表面10Aのウェットブラスト加工量よりも多くウェットブラスト加工することが好ましい。本実施形態では、基板10の表面10Aの加工量を5μmとし、基板10の裏面10Bの加工量を10μmとした。このようにウェットブラスト加工量を設定することにより、基板10の表面10Aに加わった加工応力よりも、基板10の裏面10Bに加わった加工応力を大きくすることができる。これにより、基板10の表面10Aにかかる加工応力よりも基板10の裏面10Bにかかる加工応力の方が大きいため、基板10の裏面の凹面度合いを低減することができる。つまり、両面ウェットブラスト工程後の基板10の反り量は5μm、基板10の厚みムラ量は2μm、基板のうねり量は、4μmとなり、サファイアインゴットからスライスされた直後に比べて基板10の反り量、うねり量及び厚みムラ量を低減できた(図5参照)。
なお、ウェットブラスト加工では、ステージ510の移動速度が遅いほど、基板10が遊離砥粒530に曝されている時間が長くなるため、加工量が多くなる。逆に、ステージ510の移動速度が速いほど、基板10が遊離砥粒530に曝されている時間が短くなるため、加工量が少なくなる。つまり、加工レートは、ステージ510の移動速度に依存する。
また、加工レートを数μm/minとしているため、ウェットブラスト工程の処理時間は数分である。よって、後述の研削工程の処理時間を加えても、従来の両面ラップ装置を用いた場合の両面ラップ時間に比べて、短時間で処理を行うことができるため、工程の短縮化を図ることができる。
なお、遊離砥粒530に使用される遊離砥粒は、基板10の平坦性を向上させるため、粒径が揃った遊離砥粒を用いることが望ましく、平均粒径数十から数百μmのアルミナが使用される。
また、ウェットブラスト加工は、従来技術と異なり、定盤の管理を必要としないため、メンテナンスを容易に行うことができる。
・貼付工程
次に貼付工程について説明する。図6は、貼付工程を示す断面図である。
次に貼付工程について説明する。図6は、貼付工程を示す断面図である。
貼付工程では、後述するラップ加工及びCMP研磨する基板10の面と逆側の面に、基板保持部材300を貼り付ける。本実施形態では、基板10の裏面10Bに基板保持部材300を貼り付ける。
基板保持部材300は、プレート310と、プレート310上に固定され、開口を有する保持部材320と、保持部材320の開口に収容され、プレート310に貼り付けられた吸着パッド330と、が含まれる。
基板10の裏面10Bに、吸着パッド330を貼り付けると共に、基板10の裏面10Bに接着剤であるワックスを用いて、保持部材320と基板10の裏面10Bとを貼り付ける。貼り付け時には基板10の表面10Aから圧力をかけるとよい。
これにより、プレート310を介して、基板10と基板保持部材300とが貼り付けられることとなる。なお、接着剤としては、例えばアクリル樹脂又はガラスエポキシ樹脂が挙げられる。また、プレート310としては、セラミックプレートが挙げられる。
以上、説明したように、基板10の裏面10Bには基板保持部材300が貼り付けられているので、後述するラップ工程で基板10をラップ加工する際に、基板10が定盤410方向に押しつけられても、基板保持部材300により基板10を保護することができる。
・ラップ工程
次にラップ工程について説明する。図7は、ラップ工程を示し、(a)は、ラップ装置の概略を示す平面図、(b)は、ラップ装置の概略を示す断面図である。
次にラップ工程について説明する。図7は、ラップ工程を示し、(a)は、ラップ装置の概略を示す平面図、(b)は、ラップ装置の概略を示す断面図である。
ラップ工程では、少なくともウェットブラスト加工を施した片面をラップ加工するが、基板10の両面をラップ加工しても構わない。本実施形態では、基板10の表面10Aをラップ加工する。
ラップ工程に用いられるラップ装置400には、基板10をラップ加工する定盤410と、定盤410と対峙するように基板10が取り付けられる取付具420と、ラップ加工時に使用する遊離砥粒が吐出されるノズル430と、取付具420の中心を回転軸、定盤410の中心を回転軸として、それぞれ独立して回転させるモータ(不図示)と、が備えられている。なお、定盤410には、銅又は錫を含む比較的軟質な金属系の定盤が用いられる。
本ラップ装置400を用いて基板10のラップ加工を行う。取付具420に前述した基板保持部材300が貼り付けられた基板10を取り付けた後、取付具420が定盤410方向に加重されることによって、基板10の表面10Aが定盤410に押し当てられる。
この状態で、定盤410及び取付具420を互いに逆向きとなるように回転させると共に、ノズル430から遊離砥粒を吐出する。定盤410は、30rpmから80rpmまでの回転数で回転させることが好ましい。
遊離砥粒は、数μmの粒径であり、例えばダイヤモンドスラリーを用いる。その後、数十nmの粒径のシリカ粒子を用いて、軟質の発泡ウレタン又はスエードタイプの研磨布で基板10の表面10Aを研磨する。
本ラップ工程において、前述した基板10の表面10Aを55μm加工し、ラップ工程終了時の基板10の厚みは1308μmとなる。
・CMP工程及び精密洗浄工程
次にCMP工程について説明する。図8は、CMP工程を示し、(a)は、CMP装置の概略を示す平面図、(b)は、CMP装置の概略を示す断面図である。
次にCMP工程について説明する。図8は、CMP工程を示し、(a)は、CMP装置の概略を示す平面図、(b)は、CMP装置の概略を示す断面図である。
CMP工程では、前述したラップ加工を行った後に、そのラップ加工を行った基板10の表面10AをCMP研磨する。
CMP工程に用いられるCMP装置450と前述したラップ装置400とは、遊離砥粒等の化学薬品を精密洗浄するための洗浄液が吐出される洗浄液ノズル460が備えられている点と、遊離砥粒に数十nmの粒径であるコロイダルシリカを用いる点と、が異なるだけであるから、以下、その相違点についてのみ説明し、同一の構成要素については、同一符号を付してその説明を省略する。
CMP研磨は、定盤410の回転軸及び取付具420の回転軸によって、定盤410と取付具420とを回転させると共に、ノズル430から遊離砥粒を吐出してCMP研磨を行う。本実施形態では、CMP工程において、基板10の表面10Aを8μmCMP研磨する。これにより、CMP工程終了時の基板10の厚みは1300μmとなる。
その後に、研磨屑(被研磨物や研磨パッド等の削れ屑)や遊離砥粒の凝集物などの異物の除去や、アルカリ性の化学薬品であるコロイダルシリカの洗浄を行うための洗浄液を洗浄液ノズル460から吐出しながら、基板10の表面10Aの精密洗浄を行う。精密洗浄工程後は基板10の表面10Aは、鏡面仕様となる。
精密洗浄後、基板保持部材300から基板10を取り外すことにより、基板の厚みムラ、うねり、及びそりが低減されたサファイア基板を製造することができる。
なお、本実施形態により製造されたサファイア基板の厚みムラは、ラップ装置の定盤及びCMP装置の定盤の精度が±2μm以内であるため、±2μm以下とできる。基板10の反り量及びうねり量は研削工程終了後から変わらず、サファイア基板の表面が凸面であり、その反り量は5μm、うねり量は4μmである。
以上、説明したとおり、本実施形態のサファイア基板の製造工程を経ることにより、サファイアインゴットからスライスした直後の基板は、厚み1370μm、厚みムラ量30μm、うねり量30μm、及び反り量は150μmであったが、本実施形態の製造工程を施すことにより、厚み1300μm、厚みムラ量2μm、うねり量4μm、及び反り量5μmのサファイア基板を製造することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について図10及び図11を参照しながら説明する。なお、本実施形態は、上記第1実施形態のものと、ウェットブラストノズルの配置形態が異なるだけであるから、以下、その相違点についてのみ説明し、同一の構成要素については、同一符号を付してその説明を省略する。
次に、本発明の第2実施形態について図10及び図11を参照しながら説明する。なお、本実施形態は、上記第1実施形態のものと、ウェットブラストノズルの配置形態が異なるだけであるから、以下、その相違点についてのみ説明し、同一の構成要素については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係るサファイア基板は、第1実施形態における両面ウェットブラスト工程において、ウェットブラストノズル520を、ウェットブラスト加工を施す方向に向けて基板10に対して傾けて配置することで得られたことを特徴とするサファイア基板である。
以下、工程に沿って説明する。
・両面ウェットブラスト工程
両面ウェットブラスト工程について図10を参照しながら説明する。図10は、両面ウェットブラスト工程において、基板の表面にウェットブラスト加工を施す他の実施形態を示し、(a)は、ステージを+X方向に移動させる状態を示す模式図、(b)は、ステージを−X方向に移動させる状態を示す模式図、図11は、両面ウェットブラスト工程において、基板の裏面にウェットブラスト加工を施す他の実施形態を示し、(a)は、ステージを−X方向に移動させる状態を示す模式図、(b)は、ステージを+X方向に移動させる状態を示す模式図である。
両面ウェットブラスト工程について図10を参照しながら説明する。図10は、両面ウェットブラスト工程において、基板の表面にウェットブラスト加工を施す他の実施形態を示し、(a)は、ステージを+X方向に移動させる状態を示す模式図、(b)は、ステージを−X方向に移動させる状態を示す模式図、図11は、両面ウェットブラスト工程において、基板の裏面にウェットブラスト加工を施す他の実施形態を示し、(a)は、ステージを−X方向に移動させる状態を示す模式図、(b)は、ステージを+X方向に移動させる状態を示す模式図である。
まず、基板10の表面10Aをウェットブラスト加工する。本実施形態では、ウェットブラストノズル520を、ウェットブラスト加工を施す方向(ステージ510の移動と反対方向)に向けて斜めに配置する(図10(a)参照)。つまり、ウェットブラストノズル520を−X方向に向け、ステージ510に対して30°傾けて配置する。このようにウェットブラストノズル520を配置した後に、実施形態1で説明した方法によって、基板10の中心から基板10の周縁まで(つまり、図10(a)に示された基板10の左側の半面)をウェットブラスト加工する。
ウェットブラスト加工後、ウェットブラスト加工が施されていない基板10の半面にウェットブラスト加工を施すため、再び、基板10の中心に遊離砥粒530が噴射されるようにステージ510を移動する。これとともに、ウェットブラスト加工の加工方向が変わるため、ウェットブラストノズル520の配置を変更する。つまり、ウェットブラストノズル520を+X方向に向け、ステージ510に対して30°傾けて配置する。このようにウェットブラストノズル520を配置した後に、実施形態1で説明した方法によって、基板10の中心から基板10の周縁まで(つまり、図10(b)に示された基板10の表面10Aの半面)をウェットブラスト加工することにより、基板10の表面10Aの全面にウェットブラスト加工が施される。
次に、基板10をひっくり返し、基板10の裏面10B(凹面)に対してウェットブラスト加工を施す。前述同様、ウェットブラストノズル520を、ウェットブラスト加工を施す方向(図11(a)の+X方向)に向けて基板10に対して30°傾けて配置した後、実施形態1で説明した方法によって、基板10の周縁から中心まで(つまり、図11(a)に示された基板10の左側の半面)をウェットブラスト加工する。
ウェットブラスト加工後、ウェットブラスト加工が施されていない基板10の半面にウェットブラスト加工を施すため、基板10のウェットブラスト加工が施されていない側の周縁に遊離砥粒530が噴射されるようにステージ510を移動させる。これとともに、ウェットブラスト加工の加工方向が変わるため、ウェットブラストノズル520を−X方向に向け、ステージ510に対して30°傾けて配置する。ウェットブラストノズル520を配置した後に、実施形態1で説明した方法によって、基板10の周縁から中心まで(つまり、図11(b)に示された基板10の右側の半面)をウェットブラスト加工することにより、基板10の両面がウェットブラスト加工される。
両面ウェットブラスト工程を施した後に、実施形態1で説明した、貼付工程、ラップ工程・研磨工程、精密洗浄工程を施すことにより、サファイア基板を製造することができる。
本実施形態では、サファイアインゴットからスライスした直後の基板は、厚み1370μm、厚みムラ量30μm、うねり量30μm、及び反り量は150μmであったが、本実施形態のサファイア基板の製造フローを施すことによって、厚み1300μm、厚みムラ量1μm、うねり量3μm、及び反り量5μmのサファイア基板を製造することができ、実施形態1の製造工程よりも、サファイア基板のうねり量、厚みムラ量をさらに低減させることができた。
以上、説明したとおり、本実施形態では、ウェットブラストノズル520は、ウェットブラスト加工を施す方向に向けて基板10に対して傾けて配置されているため、ウェットブラストノズル520が基板10に対して垂直に配置されている場合よりも、遊離砥粒530が基板10に当たる面積を広くすることができ、遊離砥粒530を基板10に効率よく噴射することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、本実施形態は、上記第1実施形態のものと、ウェットブラストノズル520を高さ方向に制御させる点が異なるだけであるから、以下、その相違点についてのみ説明し、同一の構成要素については、同一符号を付してその説明を省略する。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、本実施形態は、上記第1実施形態のものと、ウェットブラストノズル520を高さ方向に制御させる点が異なるだけであるから、以下、その相違点についてのみ説明し、同一の構成要素については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係るサファイア基板は、第1実施形態における前記両面ウェットブラスト工程おいて、前記基板から前記ウェットブラストノズル520までの高さを一定に保持することで得られたこととする。
ウェットブラストノズル520は、基板10からウェットブラストノズル520までの高さを一定とするように制御されている。このような制御のもとで、実施形態1又は実施形態2で説明したサファイア基板の製造方法によってサファイア基板が製造される。
本実施形態では、サファイアインゴットからスライスした直後の基板は、厚み1370μm、厚みムラ量30μm、うねり量30μm、及び反り量は150μmであったが、本実施形態のサファイア基板の製造フローを施すことによって、厚み1300μm、厚みムラ量0.5μm、うねり量2μm、及び反り量5μmのサファイア基板を製造することができ、実施形態1及び実施形態2の製造工程よりも、サファイア基板のうねり量、厚みムラ量をさらに低減できた。
以上説明したとおり、本実施形態では、基板10からウェットブラストノズル520までの高さが一定に保たれているため、ウェットブラスト加工を施す基板の加工面に均等に遊離砥粒を噴射することができる。よって、基板10からウェットブラストノズル520の高さを一定としない場合よりも、基板10に均等に遊離砥粒530を噴射することができる。これにより、基板10の凹凸度合い(うねり量)を均等に低減させることができる。
[比較例]
次に、本発明の比較例について説明する。
次に、本発明の比較例について説明する。
本発明の比較例として、両面ウェットブラスト工程において、基板10の表面10A及び裏面10Bに対して、実施形態1〜3とは異なり、ステージ510を一方向にのみ移動させて基板10の表面10A又は裏面10Bの全面をウェットブラスト加工を施した。つまり、1回のステージの移動によって基板10の表面10A及び裏面10Bにそれぞれウェットブラスト加工を施す両面ウェットブラスト工程を施した。
本比較例では、サファイアインゴットからスライスした直後の基板10は、厚み1370μm、厚みムラ量30μm、うねり量30μm、及び反り量は150μmであったが、本比較例のサファイア基板の製造フローを施すことによって、厚み1300μm、厚みムラ量9.5μm、うねり量18.3μm、及び反り量10μmのサファイア基板となった。
以上、前述した実施形態1〜3及び比較例におけるサファイア基板の反り量、うねり量、厚みムラ量の値を表1に示す。
表1の結果から、本発明に係る実施形態1〜実施形態3のサファイア基板は、厚みムラ量が2μm以下、うねり量が4μm以下、反り量が10μm以下とすることができ、比較例で示したサファイア基板の厚みムラ量、反り量、うねり量よりも低減することができた。
よって、正常にIII−V族窒化物半導体をサファイア基板上に成長させることができる。
[本発明の構成及び効果]
本発明に係るサファイア基板は、反り、うねり及び厚みムラを有する基板10の上方に配置されたウェットブラスト装置のウェットブラストノズル520から基板10に向けて遊離砥粒530を噴射して、基板10を片面ずつウェットブラスト加工する両面ウェットブラスト工程と、両面ウェットブラスト工程後に、基板10の少なくとも片面を研磨加工する研磨工程と、を少なくとも含むことで得られたサファイア基板であって、両面ウェットブラスト工程は、基板10の凸面に対しては、基板10の中心から基板10の周縁の方向に向かってウェットブラスト加工を基板10の全面に施し、基板10の凹面に対しては、基板10の周縁から基板10の中心の方向に向かってウェットブラスト加工を基板10の全面に施すことで得られたことを特徴とする。
本発明に係るサファイア基板は、反り、うねり及び厚みムラを有する基板10の上方に配置されたウェットブラスト装置のウェットブラストノズル520から基板10に向けて遊離砥粒530を噴射して、基板10を片面ずつウェットブラスト加工する両面ウェットブラスト工程と、両面ウェットブラスト工程後に、基板10の少なくとも片面を研磨加工する研磨工程と、を少なくとも含むことで得られたサファイア基板であって、両面ウェットブラスト工程は、基板10の凸面に対しては、基板10の中心から基板10の周縁の方向に向かってウェットブラスト加工を基板10の全面に施し、基板10の凹面に対しては、基板10の周縁から基板10の中心の方向に向かってウェットブラスト加工を基板10の全面に施すことで得られたことを特徴とする。
このような特定事項により、ウェットブラスト工程において、基板10の凸面に対しては、基板10の中心がウェットブラストノズル520と最も接近することとなるため、基板10の中心が支配的にウェットブラスト加工され、基板10の凹面に対しては、基板10の周縁がウェットブラストノズル520と最も接近することとなるため、基板10の周縁が支配的にウェットブラスト加工される。このようなウェットブラスト工程後に基板10の片面を研磨加工することにより、熱処理工程を必要とせずに基板10の反り量、うねり量、厚みムラ量が低減された高品質なサファイア基板とすることができる。
上記サファイア基板であって、両面ウェットブラスト工程において、ウェットブラストノズル520を、ウェットブラスト加工を施す方向に向けて基板10に対して傾けて配置することで得られたこととする。
このような特定事項により、ウェットブラストノズル520をウェットブラスト加工を施す方向に向けて基板10に対して傾けて配置するため、ウェットブラストノズル520を基板10に対して垂直に配置する場合よりも、遊離砥粒530が基板10に当たる面積を広くすることができ、遊離砥粒530を基板10に効率よく噴射することができる。これにより、サファイア基板の反り量、うねり量、厚みムラ量をさらに低減させることができる。
上記のサファイア基板であって、両面ウェットブラスト工程おいて、基板10からウェットブラストノズル520までの高さを一定に保持することで得られたこととする。
このような特定事項により、基板10からウェットブラストノズル520までの高さを一定に保持するため、基板10からウェットブラストノズル520の高さを一定としない場合よりも、基板10に均等に遊離砥粒530を噴射することができる。これにより、基板10の凹凸度合い(うねり量)を均等に低減させることができる。
上記のサファイア基板であって、ウェットブラスト加工及び研磨加工により、基板10の厚みムラ量が2μm以下、うねり量が4μm以下、反り量が±10μm以下とされたこととする。
このような特定事項により、厚みムラ量、うねり量、反り量が低減されたサファイア基板を提供することができ、正常にIII−V族窒化物半導体をサファイア基板上に成長させることができる。
なお、上記に示した本発明の実施形態はいずれも本発明を具体化した例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
10 基板
10A 表面
10B 裏面
300 基板保持部材
310 プレート
320 保持部材
330 吸着パッド
400 ラップ装置
410 定盤
420 取付具
430 ノズル
450 CMP装置
460 洗浄液ノズル
500 ウェットブラスト装置
510 ステージ
520 ウェットブラストノズル
521 遊離砥粒導入部
522 空気導入部
523 混合室
524 噴射部
530 遊離砥粒
10A 表面
10B 裏面
300 基板保持部材
310 プレート
320 保持部材
330 吸着パッド
400 ラップ装置
410 定盤
420 取付具
430 ノズル
450 CMP装置
460 洗浄液ノズル
500 ウェットブラスト装置
510 ステージ
520 ウェットブラストノズル
521 遊離砥粒導入部
522 空気導入部
523 混合室
524 噴射部
530 遊離砥粒
Claims (4)
- 反り、うねり及び厚みムラを有する基板の上方に配置されたウェットブラスト装置のウェットブラストノズルから前記基板に向けて遊離砥粒を噴射して、前記基板を片面ずつウェットブラスト加工する両面ウェットブラスト工程と、
前記両面ウェットブラスト工程後に、前記基板の少なくとも片面を研磨加工する研磨工程と、を少なくとも含むことで得られたサファイア基板であって、
前記両面ウェットブラスト工程は、前記基板の凸面に対しては、該基板の中心から該基板の周縁の方向に向かって前記ウェットブラスト加工を前記基板の全面に施し、前記基板の凹面に対しては、該基板の周縁から該基板の中心の方向に向かって前記ウェットブラスト加工を前記基板の全面に施すことで得られたことを特徴とするサファイア基板。 - 請求項1に記載のサファイア基板であって、
前記両面ウェットブラスト工程において、前記ウェットブラストノズルを、前記ウェットブラスト加工を施す方向に向けて前記基板に対して傾けて配置することで得られたことを特徴とするサファイア基板。 - 請求項1又は2に記載のサファイア基板であって、
前記両面ウェットブラスト工程おいて、前記基板から前記ウェットブラストノズルまでの高さを一定に保持することで得られたことを特徴とするサファイア基板。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のサファイア基板であって、
前記ウェットブラスト加工及び研磨加工により、前記基板の厚みムラが2μm以下、うねり量が4μm以下、反り量が±10μm以下とされたことを特徴とするサファイア基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012254454A JP2014100766A (ja) | 2012-11-20 | 2012-11-20 | サファイア基板 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2012254454A JP2014100766A (ja) | 2012-11-20 | 2012-11-20 | サファイア基板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2014100766A true JP2014100766A (ja) | 2014-06-05 |
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ID=51023775
Family Applications (1)
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| JP2012254454A Pending JP2014100766A (ja) | 2012-11-20 | 2012-11-20 | サファイア基板 |
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170073678A (ko) | 2014-10-28 | 2017-06-28 | 반도 카가쿠 가부시키가이샤 | 연마재 및 연마재의 제조방법 |
| KR20180087350A (ko) | 2016-01-08 | 2018-08-01 | 반도 카가쿠 가부시키가이샤 | 연마재 |
| CN108807595A (zh) * | 2018-06-13 | 2018-11-13 | 苏州澳京光伏科技有限公司 | 一种低翘曲多晶硅太阳能电池用基板的制造方法 |
| CN110729175A (zh) * | 2019-10-07 | 2020-01-24 | 淮安澳洋顺昌集成电路股份有限公司 | 一种蓝宝石晶片的贴片方法 |
-
2012
- 2012-11-20 JP JP2012254454A patent/JP2014100766A/ja active Pending
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| KR20180087350A (ko) | 2016-01-08 | 2018-08-01 | 반도 카가쿠 가부시키가이샤 | 연마재 |
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