JP2014100763A - 集塵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】集塵処理を伴う加工作業における作業性の低下を抑制可能な技術を提供する。
【解決手段】モータハウジング105の下方に取り付けられるリアカバー106の前面に、当該前面からリアカバー106の前面の内側に形成された袋状の空間106aまで貫通する2つの貫通孔106b,106bを形成する。そして、当該貫通孔106b,106bに挿通させた結束バンド277によって接続ホース273をリアカバー106に固定する。このため、工具本体の外面にバンドを巻き付ける従来の構造と比較して、結束バンド277自体がハンマドリル作業時の邪魔になることを抑制することができる。この結果、集塵処理を伴う加工作業における作業性の低下を抑制することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、工具による加工作業時に生じる粉塵の集塵技術に関する。
特開2011−16212号公報には、工具による加工作業時に生じる粉塵を、集塵カップによって集塵するとともに、ホースを介して集塵カップに接続された集塵機によって、集塵カップ内の粉塵を強制的に吸い込むように構成された集塵装置が記載されている。この集塵装置では、ホースが作業の邪魔にならないように、ホースを工具本体ごとバンドで縛るものとしている。
特開2011−16212号公報
しかしながら、特開2011−16212号公報に記載の集塵装置においては、ホースを工具本体に固定するために、工具本体の外面にバンドを巻き付ける構成であるため、バンド自体が作業の邪魔になってしまう場合がある。そこで、本発明は、集塵処理を伴う加工作業における作業性の低下を抑制可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る集塵装置の好ましい形態によれば、工具本体と、工具本体の先端領域に配置された工具ビットと、を有する作業工具に取り付けられ、加工作業時に生じる粉塵を集塵する集塵装置が構成される。集塵装置は、加工作業時に生じる粉塵を集塵可能な集塵部材と、集塵部材によって集塵された粉塵を移送可能な移送部材と、工具本体内部に取り付けられた状態で、移送部材を工具本体に固定する固定部材と、を備える。なお、本発明における「工具本体内部」とは、工具本体の外表面よりも内側の部分が該当する。本発明における「作業工具」は、典型的には、工具ビットが長軸方向に直線動作して、被加工材にハンマ作業を行うハンマ、あるいは、工具ビットが長軸方向に直線動作と長軸回りの回転動作とをすることで、被加工材にハンマドリル作業を行うハンマドリルが該当する。
本発明によれば、固定部材を工具本体内部に取り付けた状態で、移送部材を工具本体に固定する構成としている。固定部材が、工具本体内部に取り付けられるため、工具本体の外面にバンドを巻き付ける従来の構造と比較して、固定部材自体が作業の邪魔になることを効果的に抑制できる。この結果、加工作業における作業性の低下を抑制することができる。
本発明の更なる形態によれば、固定部材が、変形自在なバンドを有している。本形態によれば、固定部材のうち、移送部材との係合部分に変形自在なバンドを用いることにより、移送部材の外形に倣った状態で、バンドを移送部材に係合させることができる。これにより、固定部材と移送部材との係合を安定化することができる。
本発明の更なる形態によれば、固定部材が、バンドを係止可能なバンド係止部を、さらに有している。そして、バンド係止部は、バンドを係止する係止状態とバンドの係止を解除する係止解除状態とに状態を変更可能に形成されている。
本形態によれば、バンド係止部を操作するだけで、移送部材の工具本体への脱着を行うことができる。この結果、工具本体への移送部材の脱着を容易に行うことができる。
本発明の更なる形態によれば、固定部材は、少なくとも1つの凸部を有しており、凸部が工具本体内部に挿入された状態で、移送部材を工具本体に固定するよう構成されている。
本形態によれば、凸部を工具本体内部に挿入するだけであるため、工具本体への移送部材の固定を容易に行うことができる。
本発明の更なる形態によれば、先端領域に工具ビットが配置された工具本体と、工具ビットを駆動するモータと、上述したいずれかの形態の集塵装置と、を備える作業工具が構成される。工具本体は、モータを収容するハウジングを有しており、当該ハウジングには、凹部が形成されている。そして、工具本体内部が、凹部によって定められており、固定部材は、凹部に挿入された状態で、移送部材をハウジングに固定する。
本形態によれば、上述したいずれかの形態の本発明に係る集塵装置を備えているため、本発明に係る集塵装置が奏する効果と同様の効果を奏することができる。また、凹部に固定部材を挿入するだけであるため、工具本体への移送部材の固定を容易に行うことができる。
本発明の更なる形態によれば、ハウジングは、モータを収容する収容空間を形成している。そして、凹部は、ハウジングの外表面に開口すると共に、収容空間まで貫通しない深さに形成されている。
本形態によれば、凹部が、収容空間まで貫通していないため、凹部を介して工具本体の内側、具体的には、モータが収容された収容空間に、粉塵などのゴミが侵入することを効果的に防止することができる。
本発明の更なる形態によれば、モータは、回転軸を有し、当該回転軸が、工具ビットの長軸方向と交差するよう収容空間に配置されている。また、ハウジングは、回転軸の軸線方向と同じ軸線方向を有する筒状に形成される構成とさている。そして、工具ビットの長軸方向において、回転軸に関して、先端領域側とは反対側となる後方側からハウジングを見たときに、死角となる位置に凹部が形成される構成とされている。
本形態によれば、ハウジングのうち、加工作業時に作業者側から見たときに、死角となる位置に凹部が形成される。すなわち、作業者が視認できない領域に、凹部を形成する構成とされている。したがって、当該領域に、移送部材と固定部材の両方を配置することができるため、移送部材や固定部材が作業者の視野に入ることを抑制できる。この結果、加工作業時における作業性の低下をより効果的に抑制することができる。
本発明の更なる形態によれば、凹部は、ハウジングの少なくとも2か所に形成されている。本形態によれば、2か所以上の凹部に対応して、2箇所以上の凸部を設けることにより、凸部および凹部が、各1か所の場合と比較して、より安定して固定部材を工具本体に固定することができる。この結果、移送部材の工具本体への固定をより安定化することができる。
本発明の更なる形態によれば、モータは、ブラシを有し、ハウジングは、収容空間を形成するモータハウジング、および、ブラシを交換するためにモータハウジングに対して取り外し自在に取り付けられるリアカバーを有する。そして、凹部は、リアカバーに形成される構成とされている。
リアカバーの場合、脱着性の観点から、リアカバーの周囲に他の部材を配置しない構成とされる。すなわち、リアカバーの周囲には、固定部材を凹部へ脱着する際に、邪魔になるような部材が配置されない構成であるため、本形態によれば、固定部材の凹部への脱着性を向上することができる。
本発明によれば、集塵処理を伴う加工作業における作業性の低下を抑制可能な技術を提供することができる。
集塵装置210が取り付けられたハンマドリル101の外観を示す外観斜視図である。 集塵装置210が取り付けられたハンマドリル101の全体構成を示す側断面図である。 リアカバー106をハンマドリル101の前方から見た正面図である。 結束バンド277の平面図である。 結束バンド277の側面図である。 結束バンド277によって接続ホース273をリアカバー106に固定する様子を示す説明図(図1のX−X断面図)である。 結束バンド277によって接続ホース273をリアカバー106に固定する様子を示す説明図(図1のX−X断面図)である。 変形例の集塵装置210Aによる接続ホース273の固定部分を拡大して示す要部拡大図である。 集塵装置310が取り付けられたハンマドリル401の外観を示す外観斜視図である。 リアカバー406をハンマドリル401の前方から見た正面図である。 リアカバー406を下側から見た底面図である。 ホースホルダ377のリアカバー406への取り付け状態を示す断面図である。 ホースホルダ377の外観を示す外観斜視図である。 変形例のホースホルダ577の外観を示す外観斜視図である。
(本発明の第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る集塵装置210につき、図1〜図7を参照しつつ説明する。本実施形態は、集塵装置210を、作業工具の一例としての電動式のハンマドリル101に適用した場合で説明する。図1は、集塵装置210が取り付けられたハンマドリル101の外観を示す外観斜視図であり、図2は、集塵装置210が取り付けられたハンマドリル101の全体構成を示す側断面図である。まず、集塵装置210が取り付けられるハンマドリル101につき説明する。ハンマドリル101は、図1および図2に示すように、ハンマドリル101の外郭を形成する本体部103と、本体部103に連接されたハンドグリップ109と、を主体として構成されている。なお、本体部103における、ハンドグリップ109が連接された領域(図1および図2における右側)とは反対側となる先端領域(図1および図2における左側)には、長尺状のハンマビット119が取り付けられている。ハンマドリル101は、本発明における「作業工具」に対応し、本体部103は、本発明における「工具本体」に対応し、ハンマビット119は、本発明における「工具ビット」に対応する実施構成の一例である。以下、説明の便宜上、ハンマビット119側を前、ハンドグリップ109側を後という。
本体部103は、図2に示すように、モータ軸104aを有する駆動モータ104と、モータ軸104aに接続された運動変換機構120と、同じくモータ軸104aに接続された動力伝達機構150と、ハンマビット119に衝撃力を入力可能な打撃要素193と、駆動モータ104を収容したモータハウジング105と、モータハウジング105に取り外し可能に取り付けられたリアカバー106と、運動変換機構120,打撃要素193および動力伝達機構150を収容したクランクハウジング107と、を主体として構成されている。モータハウジング105は、本発明における「工具本体」,「ハウジング」および「モータハウジング」に対応し、リアカバー106は、本発明における「工具本体」,「ハウジング」および「リアカバー」に対応する実施構成の一例である。
駆動モータ104は、ハンマビット119を駆動する駆動源として構成されている。駆動モータ104は、図2に示すように、モータ軸104aと、ロータと、ステータと、ブラシ104bと、を備えたブラシ付き直流モータとして構成されている。本実施形態では、駆動モータ104は、モータ軸104aの軸線が、ハンマビット119の長軸方向に対して交差するように、モータハウジング105内に配置される。なお、駆動モータ104は、ハンドグリップ109に配置されたトリガ109aを、作業者が引き操作することによって、通電駆動される。駆動モータ104は、本発明における「モータ」に対応し、モータ軸104aは、本発明における「回転軸」に対応し、ブラシ104bは、本発明における「ブラシ」に対応する実施構成の一例である。
運動変換機構120は、図2に示すように、クランク機構を主体として構成されている。運動変換機構120は、駆動モータ104によるモータ軸104aの回転運動を、ピストン131の直線運動に変換する。ピストン131は、クランク機構の構成要素の1つであり、ハンマビット119の長軸方向と同方向に摺動可能に、シリンダ141内に配置されている。ピストン131の摺動動作に伴って、後述する空気室141a内の圧力が変動する。
動力伝達機構150は、図2に示すように、複数のギア(本実施形態では2組のギア対)を主体として構成されており、駆動モータ104の回転速度を適宜減速した上で、駆動モータ104のトルクをハンマビット119に伝達する。
打撃要素193は、図2に示すように、ストライカ143と、インパクトボルト145とを主体として構成されている。打撃要素193は、ストライカ143をインパクトボルト145に衝突させることにより、当該インパクトボルト145を介してハンマビット119に打撃力を伝達するよう構成されている。ストライカ143は、シリンダ141内に摺動自在に配置された打撃子として構成されている。ストライカ143は、ピストン131の摺動動作に伴う空気室141aの圧力変動を介して駆動される。インパクトボルト145は、ストライカ143の運動エネルギをハンマビット119に伝達する中間子として構成されている。インパクトボルト145は、後述するツールホルダ191内に摺動自在に配置されている。
モータハウジング105は、図2に示すように、駆動モータ104を収容するケーシングとして構成されている。モータハウジング105は、モータ軸104aの軸線方向と同じ軸線方向を有する筒状に形成されている。
リアカバー106は、図2に示すように、モータハウジング105の下端側から駆動モータ104を覆う、概ね有底筒状のカバー部材として構成されている。リアカバー106は、モータハウジング105の下端側(図2の下側)に嵌合された上で、取り付けネジなどの締結手段によってネジ固定される。リアカバー106は、駆動モータ104のブラシ104bを交換するために、モータハウジング105に対して取り外し自在に設けられた部材であり、ブラシ104b(図6,7参照)を交換する際に、モータハウジング105から取り外される。なお、図1に示すように、リアカバー106の周囲は、その脱着性を考慮して、他の部材を配置しない構成としている。
図2に示すように、リアカバー106の前面(図2における左側)の内側(駆動モータ104が配置される側)には、袋状の空間106aが形成されている。当該空間106aは、上端面(図2における上側)が開口している。空間106aは、リアカバー106の剛性確保のために設けられた部分を、軽量化のために肉抜きすることによって形成された部分である。
図3は、ハンマドリル101の前方(図2の左側)からリアカバー106を見た正面図である。図2および図3に示すように、リアカバー106の前面のうち、ハンマビット119の長軸方向において、後方側(ハンドグリップ109側、図2における右側)からリアカバー106を見たときに、死角となる位置に2つの貫通孔106b,106bが形成されている。すなわち、2つの貫通孔106b,106bは、加工作業時に作業者側から見たときに、作業者が視認できない領域に形成されている。図2に示すように、2つの貫通孔106b,106bは、リアカバー106の外表面から空間106aまでを貫通するが、モータハウジング105の内部空間(駆動モータ104が配置された空間)までは貫通しないように形成されている。また、図3に示すように、2つの貫通孔106b,106bは、リアカバー106の前面において、左右方向(ハンマビット119の長軸方向およびモータ軸104aの軸線方向のいずれにも概ね直交する方向、図3における左右方向)に並列に形成されている。さらに、2つの貫通孔106b,106bは、縦方向(モータ軸104aの軸線方向、図2,3の上下方向)に長い形状に形成されている。空間106aおよび貫通孔106b,106bは、本発明における「工具本体内部」および「凹部」に対応する実施構成の一例である。
図2に示すように、クランクハウジング107は、ハンマビット119の長軸方向と同じ長軸方向を有している。したがって、クランクハウジング107とモータハウジング105とは、概ねL型を成すボディ構造となっている。クランクハウジング107の前方(図2における左側)には、略円筒状のバレル部107aが形成されている。バレル部107aには、グリップ装着部107bが形成されている。当該グリップ装着部107bに、補助ハンドルとしてのサイドグリップ201が取り付けられている。図2には、便宜上、サイドグリップ201の一部のみを示している。クランクハウジング107における長軸方向の先端領域(図2における左側)には、ツールホルダ191が回転可能に配置されている。ツールホルダ191は、ハンマビット119を取り外し自在に保持可能に構成されている。また、クランクハウジング107におけるツールホルダ191の後方には、シリンダ141が配置されている。シリンダ141内には、ピストン131及びストライカ143によって仕切られる空気室141aが形成されている。
ハンマビット119は、ハンマドリル101の各部位のうち、被加工材に直に作用する部位として構成されている。ハンマビット119は、ツールホルダ191のビット挿入孔内に挿入され、チャック108によりその長軸方向への相対的な往復動が可能に、かつ、その周方向への相対的な回動が規制された状態で保持される。
こうして構成されたハンマドリル101は、ハンマビット119に長軸方向の打撃動作と周方向の回転動作を行わせて、被加工材(例えば、コンクリート)にハンマドリル作業を遂行する。また、ハンマドリル作業を行わせるハンマドリルモードのほか、ハンマビット119に打撃動作のみを行なわせるハンマモードに切替えることができるように構成されるが、作業モードの切替えについては、便宜上、その説明を省略する。
次に、上記のように構成されたハンマドリル101に取り付けられる本発明の第1の実施形態に係る集塵装置210について説明する。図2に示すように、集塵装置210は、集塵カップ251と、集塵カップ251を図示しない集塵機に接続する接続ホース273と、接続ホース273をリアカバー106に固定する結束バンド277と、を主体として構成される。集塵カップ251は、本発明における「集塵部材」に対応し、接続ホース273は、本発明における「移送部材」に対応し、結束バンド277は、本発明における「固定部材」に対応する実施構成の一例である。
図2に示すように、集塵カップ251は、ハンマビット119と本体部103の先端領域とを覆う両端開放筒状に形成されている。集塵カップ251は、伸縮自在な蛇腹状のカップ本体253と、当該カップ本体253の長軸方向の一端側(図2における右側)に接合される円筒状のカップ取付部255と、を有する。集塵カップ251は、カップ本体253が前方で、カップ取付部255が後方となるように、クランクハウジング107に取り付けられる。集塵カップ251のクランクハウジング107への取り付けは、集塵カップ251をバレル部107aに被せた状態で、サイドグリップ201の取付バンド203によって、カップ取付部255を締め付けることにより達成される。取付バンド203は、グリップ装着部107bの外面に巻き付くように配置され、図示しないネジ構造を用いて締め付けられる。すなわち、集塵カップ251は、グリップ装着部107bにサイドグリップ201と共に固定されるよう構成されている。こうして集塵カップ251がグリップ装着部107bに取付けられることによって、カップ本体253がハンマビット119を取り囲むように覆い、カップ取付部255が本体部103の先端領域を取り囲むように覆う。
また、図2に示すように、カップ取付部255には、カップ本体253との接合側において、粉塵排出ノズル259とシール部263とが形成されている。粉塵排出ノズル259は、カップ取付部255の内部空間に連通している。また、粉塵排出ノズル259は、カップ取付部255の外面から斜め後方(概ねリアカバー106に向かう方向)に突出状に形成されている。粉塵排出ノズル259には、集塵機との接続に用いられる接続ホース273が接続される。シール部263は、カップ取付部255とハンマビット119の軸部との隙間を狭めるように形成されている。
図4は、結束バンド277の平面図であり、図5は、結束バンド277の側面図である。結束バンド277は、図4および図5に示すように、ベルト部278と、留め具279とから構成されている。結束バンド277は、変形自在に形成されている。ベルト部278は、樹脂や布などの可撓性材料により長尺状に形成されている。留め具279は、ベルト部278の一端に回動自在に取り付けられている。また、留め具279は、ベルト部278が取り付けられる基部279aと、基部279aに対して回動可能に取り付けられた留め板279bと、から構成されている。
図4および図5に示すように、結束バンド277は、留め板279bを基部279aから遠ざかる方向に回動させた開いた状態で、基部279aと留め板279bとの間にベルト部278を挿通した後、留め板279bを基部279aに近づく方向に回動させた閉じた状態とすることにより、ベルト部278を締め付け可能である。逆に、閉じた状態の留め板279bを開いた状態に回動することにより、ベルト部278の締め付けを解除可能である。ベルト部278は、本発明における「バンド」に対応し、留め具279は、本発明における「バンド係止部」に対応し、留め板279bを閉じた状態が、本発明における「係止状態」に対応し、留め板279bを開いた状態が、本発明における「係止解除状態」に対応する実施構成の一例である。
次に、上述のように構成された集塵装置210が取り付けられたハンマドリル101の作用について説明する。なお、以下においては、被加工材に対する加工作業としてハンマドリル作業を例にとって説明する。ハンマドリル101によるハンマドリル作業は、ハンマビット119を被加工材に押し付けた状態で行われる。ハンマドリル作業では、ハンマビット119による長軸方向の打撃動作と周方向の回転動作によって、被加工材に対する穴開けが行われ、当該穴開けによって粉塵が発生する。ハンマドリル作業によって生じた粉塵は、集塵カップ251によって集められ、粉塵排出ノズル259から接続ホース273を経て、集塵機により強制的に吸引される。こうしたハンマドリル作業においては、接続ホース273が揺れることによって、作業の邪魔になる場合が生じる。
このため、本発明の第1の実施形態に係る集塵装置210では、図1に示すように、接続ホース273を結束バンド277によってリアカバー106に固定している。図6および図7は、結束バンド277によって、接続ホース273をリアカバー106に固定する様子を示す説明図(図1のX−X断面図)である。第1の実施形態では、接続ホース273のリアカバー106への固定は、以下のように行われる。
まず、図6に示すように、2つの貫通孔106b,106bのうちの一方の貫通孔106bから他方の貫通孔106bに、ベルト部278を挿通する。次に、ベルト部278と留め具279とによって接続ホース273の外周を囲うようにし、留め板279bが開いた状態で、基部279aと留め板279bとの間にベルト部278を挿通する。そして、図7に示すように、接続ホース273がハンマドリル作業の邪魔とならない程度にまで、ベルト部278を締め付けた上で、留め板279bを閉じる。これにより、接続ホース273のリアカバー106への固定が完了する。このとき、結束バンド277は、接続ホース273の外形に倣った状態で、接続ホース273に係合する。このため、接続ホースの動きを効果的に拘束できる。なお、留め具279は、接続ホース273の前方側に配置されている。
一方、接続ホース273のリアカバー106への固定を解除するときには、図6に示すように、留め板279bを開いた状態として、ベルト部278の締め付けを解除してから、ベルト部278を基部279aと留め板279bとの間から抜けばよい。ここで、リアカバー106の周囲には、結束バンド277を貫通孔106b,106bに挿通する際に、邪魔になるような部材が配置されていないため、結束バンド277の貫通孔106b,106bへの挿脱を容易に行うことができる。なお、集塵カップ251および接続ホース273を使用しないときにおいても、結束バンド273は、貫通孔106b,106bに挿通して、リアカバー106に取り付けておくことができるため、結束バンド273を紛失する可能性を低減できる。また、ハンマドリル101を使用しない場合には、結束バンド277を用いて電源コード160を束ねた状態で、リアカバー106に固定しておくこともできる。
このように、本発明の第1の実施形態に係る集塵装置210では、図1に示すように、結束バンド277によって接続ホース273をリアカバー106に固定するため、接続ホース273が揺れて、ハンマドリル作業の邪魔となることを抑制することができる。しかも、結束バンド277は、貫通孔106b,106bに挿通されてリアカバー106に取り付けられるため、結束バンド277自体がハンマドリル作業の邪魔になることも抑制できる。また、リアカバー106の前面のうち、ハンマドリル作業時に死角となる位置(作業者が視認できない領域)に、接続ホース273および結束バンド277を配置するため、接続ホース273や結束バンド277が作業者の視野に入ることを抑制できる。この結果、ハンマドリル作業における作業性の低下をより効果的に抑制できる。
さらに、図6および図7に示すように、留め具279を操作するだけで、接続ホース273をリアカバー106に脱着できるため、接続ホース273のリアカバー106への脱着を容易に行うことができる。また、結束バンド277は、2つの貫通孔106b,106bに挿通されるため、リアカバー106に対する掛り代を大きくとることができる。これにより、接続ホース273をリアカバー106に安定して固定することができる。なお、リアカバー106の前面には、貫通孔106b,106bが形成されるだけで、不要な出っ張りなどが形成されるわけではないため、集塵カップ251および接続ホース273を使用しない場合においても、ハンマドリル作業の邪魔になることを抑制できる。
以上説明した本発明の第1の実施形態によれば、リアカバー106の前面に、2つの貫通孔106b,106bを形成して、当該貫通孔106b,106bに挿通させた結束バンド277によって接続ホース273をリアカバー106に固定するため、結束バンド277自体がハンマドリル作業の邪魔になることを抑制できる。この結果、ハンマドリル作業における作業性の低下を抑制することができる。
また、本発明の第1の実施形態によれば、貫通孔106b,106bをモータハウジング105の内部空間まで貫通させないため、当該内部空間に粉塵などのゴミが侵入することを効果的に防止することができる。
さらに、本発明の第1の実施形態によれば、リアカバー106の前面のうち、ハンマドリル作業時に死角となる位置、すなわち、ハンマドリル作業時に作業者側から見たときに、作業者が視認できない領域に、貫通孔106b,106bを形成して、当該領域に、接続ホース273および結束バンド277を配置する。これにより、接続ホース273や結束バンド277が、作業者の視野に入ることを抑制できる。この結果、ハンマドリル作業における作業性の低下をより効果的に抑制できる。リアカバー106の周囲には、結束バンド277を貫通孔106b,106bに挿通する際に、邪魔になるような部材が配置されていないため、結束バンド277の貫通孔106b,106bへの挿脱を容易に行うことができる。
また、本発明の第1の実施形態によれば、周囲に他の部材が配置されないリアカバー106に貫通孔106b,106bを形成するため、結束バンド277を貫通孔106b,106bに対して容易に挿脱することができる。すなわち、結束バンドの挿脱性を向上することができる。
本発明の第1の実施形態では、結束バンド277のベルト部278を貫通孔106b,106bに挿通することにより、結束バンド277をリアカバー106に取り付ける構成としたが、係合可能な係合部を有する部材を結束バンド277に一体に設け、当該係合部を貫通孔106b,106bに係合することにより、結束バンド277をリアカバー106に取り付ける構成としても構わない。この場合、係合部を有する部材および結束バンド277が、本発明における「固定部材」に対応し、係合部が、本発明における「凸部」に対応する実施構成の一例である。
本発明の第1の実施形態では、結束バンド277を用いて接続ホース273をリアカバー106に固定する構成としたが、貫通孔106b,106bに挿通でき、かつ、接続ホース273の外周を囲む態様で、接続ホース273をリアカバー106に固定できれば、如何なる構成であっても良い。例えば、図8の変形例の集塵装置210Aに示すように、面ファスナーバンド277Aを用いて接続ホース273をリアカバー106に固定する構成としても構わない。この場合、面ファスナーバンド277Aが、本発明における「固定部材」に対応する。
(本発明の第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る集塵装置310につき、図9〜図13を参照しつつ説明する。図9は、集塵装置310が取り付けられたハンマドリル401の外観を示す外観斜視図である。図9に示すように、ハンマドリル401は、リアカバー106に代えてリアカバー406を備える点を除いて、上記第1の実施形態で説明したハンマドリル101と同一の構成をしている。また、集塵装置310は、結束バンド277に代えてホースホルダ377を備える点を除いて、上記第1の実施形態で説明した集塵装置210と同一の構成をしている。すなわち、集塵装置310が取り付けられたハンマドリル401では、ホースホルダ377を用いて接続ホース273をリアカバー406に固定する構成である。したがって、本発明の第2の実施形態では、上記第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図10は、ハンマドリル401の前方(図9の左側)からリアカバー406を見た正面図であり、図11は、リアカバー406を下側から見た底面図であり、図12は、ホースホルダ377のリアカバー406への取り付け状態を示す断面図である。図10および図12に示すように、ハンマドリル401が備えるリアカバー406においても、ハンマドリル101が備えるリアカバー106と同様、リアカバー406の前面(図12における左側)の内側に、袋状の空間406aが形成されていると共に、リアカバー406の前面のうち、ハンマビット119の長軸方向において、後方側(ハンドグリップ109側、図9における右側)からリアカバー406を見たときに、死角となる位置、すなわち、ハンマドリル作業時に作業者側から見たときに、作業者が視認できない領域に、2つの貫通孔406b,406bが形成されている。なお、空間406aおよび貫通孔406b,406bの詳細構造は、空間106aおよび貫通孔106b,106bと同じであるため、その詳細な説明は省略する。
また、リアカバー406の下端面には、図11に示すように、外表面から凹み状に、2つの凹部406c,406cが左右方向(図11における上下方向)に並列に形成されている。なお、図9に示すように、リアカバー406の周囲は、その脱着性を考慮して、他の部材を配置しない構成としている。リアカバー406は、本発明における「工具本体」,「ハウジング」および「リアカバー」に対応し、空間406a,貫通孔406b,406bおよび凹部406c,406cは、本発明における「工具本体内部」および「凹部」に対応する実施構成の一例である。
図13は、ホースホルダ377の外観を示す外観斜視図である。ホースホルダ377は、例えば、可撓性を有する樹脂などにより形成されている。図13に示すように、ホースホルダ377は、高さ方向(図13における上下方向)に対して垂直な断面が、ほぼU字形に形成されている。すなわち、ホースホルダ377は、U字底部377aと、2つのU字腕部377b,377bとから構成されている。U字底部377aは、接続ホース273の外周を囲うことができる内周面を有しており、その内径は、接続ホース273の外径とほぼ同じか、若干大きめに形成されている。2つのU字腕部377b,377bは、U字底部377aに連続して形成されており、U字底部377aの接線方向において、U字底部377aから離れる方向(図13における右側)に互いに平行に延出している。また、2つのU字腕部377b,377bの内周面には、内側に突出する突出リブ378,378がそれぞれ形成されている。突出リブ378,378は、接続ホース273の外形に倣う凹面部を有している。U字底部377aの内周面と突出リブ378,378の凹面部とによって、接続ホース273がより確実に拘束される。ホースホルダ377は、本発明における「固定部材」に対応する実施構成の一例である。
さらに、図13に示すように、2つのU字腕部377b,377bそれぞれには、上側係止爪389および下側係止爪390が一対で形成されている。各上側係止爪389,389および各下側係止爪390,390は、ホースホルダ377の高さ方向上側(図13における上側)に向かって突出するよう形成されている。
上側係止爪389,389は、図13に示すように、U字腕部377b,377bのうち、U字腕部377b,377bの延出方向において、U字底部377a側とは反対側となる先端側(図13における右側)で、かつ、ホースホルダ377の高さ方向上方(図13における上側)となる部分に形成されている。なお、上側係止爪389,389は、U字腕部377b,377bの上端面よりも上方に突出している。
下側係止爪390,390は、図13に示すように、U字腕部377b,377bのうち、U字腕部377b,377bの延出方向における先端側(図13における右側)で、かつ、ホースホルダ377の高さ方向下方(図13における下側)となる部分に形成されている。具体的には、下側係止爪390,390は、U字腕部377b,377bの下端に形成された側面視においてL字形の延出部377c,377cに形成されている。延出部377c,377cは、U字腕部377b,377bの下端からホースホルダ377の高さ方向下方に向かって所定距離突出した後、U字腕部377b,377bの延出方向において、U字底部377aから離れる方向(図13における右側)に延出している。下側係止爪390,390は、当該延出部377c,377cのうち、延出部377c,377cの延出方向において、U字底部377a側とは反対側の先端部に形成されている。上側係止爪389,389および下側係止爪390,390は、本発明の「凸部」に対応する実施構成の一例である。
次に、ホースホルダ377による接続ホース273のリアカバー406への固定について説明する。ホースホルダ377による接続ホース273のリアカバー406への固定は、以下のように行われる。まず、図12に示すように、ホースホルダ377のU字底部377aと2つのU字腕部377b,377bとによって、接続ホース273を囲むようにホースホルダ377の内側に接続ホース273をセットする。この状態で、ホースホルダ377の上側係止爪389,389それぞれを、リアカバー406の2つの貫通孔406b,406bに差し込む(図12における二点鎖点の状態)。
そして、図12に示すように、ホースホルダ377の上側係止爪389,389それぞれを、リアカバー406の2つの貫通孔406b,406bに差し込んだ状態で、ホースホルダ377の上側係止爪389,389を軸として、ホースホルダ377がリアカバー406に近づく方向(図12における反時計方向)に回転させながら、ホースホルダ377の下側係止爪390,390それぞれを、リアカバー406の2つの凹部406c,406cに嵌め込む。上側係止爪389,389および下側係止爪390,390それぞれを、貫通孔406b,406bおよび凹部406c,406cに嵌め込んで係止することにより、接続ホース273のリアカバー406への固定が完了する。
一方、接続ホース273のリアカバー406への固定を解除するときには、ホースホルダ377の下側係止爪390,390を押し下げて係止を解除しながら、ホースホルダ377をリアカバー406から取り外せばよい。ここで、リアカバー406の周囲には、ホースホルダ377をリアカバー406に取り付ける際に、邪魔になるような部材が配置されていないため、ホースホルダ377のリアカバー406への脱着を容易に行うことができる。
なお、集塵カップ251および接続ホース273を使用しないときにおいても、ホースホルダ377は、リアカバー406に取り付けておくことができるため、ホースホルダ377を紛失する可能性を低減できる。また、ハンマドリル401を使用しない場合には、ホースホルダ377を用いて電源コード160を束ねた状態で、リアカバー406に固定しておくこともできる。
このように、本発明の第2の実施形態に係る集塵装置310では、図9に示すように、ホースホルダ377によって接続ホース273をリアカバー406に固定するため、接続ホース273が揺れて、ハンマドリル作業の邪魔となることを抑制することができる。しかも、上側係止爪389,389および下側係止爪390,390が、貫通孔406b,406bおよび凹部406c,406cに嵌め込まれるため、ホースホルダ377自体がハンマドリル作業の邪魔になることも抑制できる。また、リアカバー406の前面のうち、ハンマドリル作業時に死角となる位置(作業者が視認できない領域)に、接続ホース273およびホースホルダ377を配置するため、接続ホース273やホースホルダ377が作業者の視野に入ることを抑制できる。この結果、ハンマドリル作業における作業性の低下をより効果的に抑制できる。
以上説明した本発明の第2の実施形態によれば、リアカバー406の前面に2つの貫通孔406b,406bを形成すると共に、リアカバー406の下端面に2つの凹部406c,406cを形成し、当該貫通孔406b,406bおよび凹部406c,406cに上側係止爪389,389および下側係止爪390,390が嵌め込まれたホースホルダ377によって、接続ホース273をリアカバー406に固定するため、ホースホルダ377自体がハンマドリル作業の邪魔になることを抑制することができる。この結果、ハンマドリル作業における作業性の低下を抑制することができる。
また、本発明の第2の実施形態によれば、貫通孔406b,406bをモータハウジング105の内部空間まで貫通させないため、当該内部空間に粉塵などのゴミが侵入することを効果的に防止することができる。
さらに、本発明の第2の実施形態によれば、リアカバー406の前面のうち、ハンマドリル作業時に死角となる位置、すなわち、ハンマドリル作業時に作業者側から見たときに、作業者が視認できない領域に、貫通孔406b,406bおよび凹部406c,406cを形成して、当該領域に接続ホース273およびホースホルダ377を配置する。これにより、接続ホース273やホースホルダ377が、作業者の視野に入ることを抑制できる。この結果、ハンマドリル作業における作業性の低下をより効果的に抑制できる。
また、本発明の第2の実施形態によれば、上側係止爪389,389や下側係止爪390,390を、貫通孔406b,406bや凹部406c,406cに挿脱するだけで、ホースホルダ377をリアカバー406に脱着することができる。この結果、接続ホース273のリアカバー406への脱着を容易に行うことができる。しかも、リアカバー406に対して、複数個所(実施形態では4箇所)でホースホルダ377を係止するため、ホースホルダ377をリアカバー406に安定して取り付けることができる。この結果、接続ホース273をリアカバー406に安定して固定することができる。また、リアカバー406には、貫通孔406b,406bや凹部406c,406cが形成されるだけで、不要な出っ張りなどが形成されるわけではないため、集塵カップ251および接続ホース273を使用しない場合においても、ハンマドリル作業の邪魔になることを抑制できる。
なお、リアカバー406に貫通孔406b,406bや凹部406c,406cを形成したことに関する作用効果については、第2の実施形態においても第1の実施形態の場合と同様に奏するものである。
本発明の第2の実施形態では、ホースホルダ377の高さ方向に対して垂直な断面が、ほぼU字形に形成されたホースホルダ377を用いる構成としたが、接続ホース273をリアカバー406に固定できれば、ホースホルダは如何なる形状であっても構わない。例えば、図14の変形例のホースホルダ577を用いる構成としても良い。
図14に示すように、変形例のホースホルダ577は、ホース保持部578と、2つの腕部579,579とから構成されている。ホース保持部578は、ホースホルダ577の高さ方向に対して垂直な断面が、ほぼC字形をしている。すなわち、ホース保持部578は、腕部579,579とは反対側となる前面側(図14における左側)に開口577aを有している。ホース保持部578の内径は、接続ホース273の外径とほぼ同じか、若干大きめに形成されている。また、ホース保持部578は、開口577aを介して接続ホース273を内側に入れ込むことが可能に形成されている。これにより、ホースホルダ577は、ホースホルダ577をリアカバー406に取り付けた後でも、接続ホースを取り付けることができる。ホースホルダ577は、本発明における「固定部材」に対応する実施構成の一例である。
図14に示すように、2つの腕部579,579は、ホース保持部578の接線方向において、開口577aとは反対方向(図14における右側)に互いに平行に延出している。2つの腕部579,579それぞれには、上側係止爪589および下側係止爪590が一対で形成されている。上側係止爪589および下側係止爪590は、ホースホルダ577の高さ方向上側(図14における上側)に向かって突出するよう形成されている。
上側係止爪589,589は、図14に示すように、腕部579,579のうち、腕部579,579の延出方向において、ホース保持部578側とは反対側となる先端側(図14における右側)で、かつ、ホースホルダ577の高さ方向上方(図14における上側)となる部分に形成されている。なお、上側係止爪589,589は、腕部579,579の上端面よりも上方に突出している。
下側係止爪590,590は、図14に示すように、腕部579,579のうち、腕部579,579の延出方向における先端側(図14における右側)で、かつ、ホースホルダ577の高さ方向下方(図14における下側)となる部分に形成されている。具体的には、下側係止爪590,590は、腕部579,579の下端に形成された側面視においてL字形の延出部579a,579aに形成されている。延出部579a,579aは、腕部579,579の下端からホースホルダ577の高さ方向下方に向かって所定距離突出した後、腕部579,579の延出方向において、ホース保持部578から離れる方向(図14における右側)に延出している。下側係止爪590,590は、当該延出部579a,579aのうち、延出部579a,579aの延出方向において、ホース保持部578側とは反対側の先端部に形成されている。上側係止爪589,589および下側係止爪590,590は、本発明の「凸部」に対応する実施構成の一例である。
こうした変形例のホースホルダ577を用いても、第2の実施形態で説明した作用効果と同様の作用効果を奏するものである。
本発明の第2の実施形態では、ホースホルダ377とリアカバー406とは、4箇所で係合する構成としたが、ホースホルダ377をリアカバー406に取り付けることができれば、ホースホルダ377とリアカバー406との係合箇所は何箇所であっても構わない。
本発明の第2の実施形態では、上側係止爪389,389および下側係止爪390,390を、貫通孔406b,406bおよび凹部406c,406cに嵌め込んで係止することにより、ホースホルダ273をリアカバー406に取り付ける構成としたが、これに限らず、例えば、U字腕部377b,377bそれぞれの延出方向における先端側に、貫通孔や凹部の内形寸法よりも若干大きめの外形寸法を有する弾性部材を取り付けて、この弾性部材を貫通孔や凹部に嵌め込むことにより生じる弾性部材の弾発力を利用して、ホースホルダ377をリアカバー406に取り付ける構成としても構わない。また、U字腕部377b,377bの延出方向における先端側の表面の摩擦係数を高くすると共に、貫通孔や凹部の表面の摩擦係数を高くし、当該U字腕部377b,377bを貫通孔や凹部に嵌め込むことによって生ずる両者の摩擦力を利用して、ホースホルダ377をリアカバー406に取り付ける構成としても構わない。なお、摩擦係数を高くするのは、U字腕部377b,377b側だけ、あるいは、貫通孔や凹部側だけであっても良い。
上述の各実施形態では、貫通孔106b,406bは、モータハウジング105の内部空間まで貫通しない構成としたが、貫通孔106b,406bは、モータハウジング105の内部空間まで貫通する構成としても構わない。この場合、必要に応じて、貫通孔106b,406bからモータハウジング105の内部空間に、粉塵などのゴミが侵入するのを防止する手段を設けたり、モータハウジング105の内部空間に収容されたグリースなどの潤滑剤が、漏れ出るのを防ぐための手段を設ければ良い。
上述の各実施形態では、リアカバー106,406に貫通孔106b,406bおよび凹部406cを形成する構成としたが、貫通孔や凹部をモータハウジング105に形成する構成としても構わない。
上述の各実施形態では、リアカバー106,406自体に貫通孔106b,406bや凹部406cを形成する構成としたが、リアカバー106,406に別体で取り付けられる中間部材に貫通孔や凹部を形成する構成としても構わない。この場合、当該中間部材およびリアカバー106,406が、それぞれ本発明における「工具本体」に対応する。
上述の各実施形態では、ハンマドリルモードによるハンマドリル作業の場合で説明したが、ドリルモードによるドリル作業やハンマモードによるハンマ作業の場合にも適用することが可能である。また、工具の一例としてハンマドリルの場合で説明したが、加工作業を行う際に粉塵が生じる工具、例えば、工具ビットが長軸方向のハンマ動作のみを行う電動ハンマや、工具ビットが周方向に回転動作のみを行う電動ドリル、あるいは、被加工材の切断作業を行う電動鋸などにも適用することが可能である。
(実施形態の各構成要素と本発明の各構成要素の対応関係)
本実施形態は、本発明を実施するための形態の一例を示すものである。したがって、本発明は、本実施形態の構成に限定されるものではない。なお、本実施形態の各構成要素と本発明の各構成要素の対応関係を以下に示す。
集塵装置210,210A,310は、本発明の「集塵装置」に対応する構成の一例である。
集塵カップ251は、本発明の「集塵部材」に対応する構成の一例である。
接続ホース273は、本発明の「移送部材」に対応する構成の一例である。
結束バンド277は、本発明の「固定部材」に対応する構成の一例である。
ベルト部278は、本発明の「バンド」に対応する構成の一例である。
留め部279は、本発明の「バンド係止部」に対応する。
留め板279bを閉じた状態は、本発明の「係止状態」に対応する構成の一例である。
留め板279bを開いた状態は、本発明の「係止解除状態」に対応する構成の一例である。
面ファスナーバンド277Aは、本発明の「固定部材」に対応する構成の一例である。
ホースホルダ377,577は、本発明の「固定部材」に対応する構成の一例である。
上側係止爪389,589は、本発明の「凸部」に対応する構成の一例である。
下側係止爪390,590は、本発明の「凸部」に対応する構成の一例である。
ハンマドリル101,401は、本発明の「作業工具」に対応する構成の一例である。
ハンマビット119は、本発明の「工具ビット」に対応する構成の一例である。
空間106a,406aは、本発明の「工具本体内部」に対応する構成の一例である。
空間106a,406aは、本発明の「凹部」に対応する構成の一例である。
貫通孔106b,406bは、本発明の「工具本体内部」に対応する構成の一例である。
貫通孔106b,406bは、本発明の「凹部」に対応する構成の一例である。
凹部406c,406cは、本発明の「工具本体内部」に対応する構成の一例である。
凹部406c,406cは、本発明の「凹部」に対応する構成の一例である。
駆動モータ104は、本発明の「モータ」に対応する構成の一例である。
モータ軸104aは、本発明の「回転軸」に対応する構成の一例である。
ブラシ104bは、本発明の「ブラシ」に対応する構成の一例である。
モータハウジング105は、本発明の「工具本体」に対応する構成の一例である。
モータハウジング105は、本発明の「ハウジング」に対応する構成の一例である。
モータハウジング105は、本発明の「モータハウジング」に対応する構成の一例である。
リアカバー106,406は、本発明の「工具本体」に対応する構成の一例である。
リアカバー106,406は、本発明の「ハウジング」に対応する構成の一例である。
リアカバー106,406は、本発明の「リアカバー」に対応する構成の一例である。
係合部を有する部材は、本発明の「固定部材」に対応する構成の一例である。
係合部は、本発明の「凸部」に対応する構成の一例である。
中間部材は、本発明の「工具本体」に対応する構成の一例である。
以上の発明の趣旨に鑑み、本発明に係る集塵装置は、下記の態様が構成可能である。
(態様1)
「請求項1から4のいずれか1項に記載の集塵装置であって、
前記集塵部材は、少なくとも前記加工作業時に前記工具ビットの外周に配置されることを特徴とする集塵装置。」
101,401 ハンマドリル(作業工具)
103 本体部(工具本体)
104 駆動モータ(モータ)
104a モータ軸(回転軸)
104b ブラシ(ブラシ)
105 モータハウジング(工具本体、ハウジング、モータハウジング)
106,406 リアカバー(工具本体、ハウジング、リアカバー)
106a,406a 空間(工具本体内部、凹部)
106b,406b 貫通孔(工具本体内部、凹部)
406c 凹部(工具本体内部、凹部)
107 クランクハウジング
107a バレル部
107b グリップ装着部
108 チャック
109 ハンドグリップ
119 ハンマビット(工具ビット)
120 運動変換機構
131 ピストン
141 シリンダ
141a 空気室
143 ストライカ
145 インパクトボルト
150 動力伝達機構
160 電源コード
191 ツールホルダ
193 打撃要素
201 サイドグリップ
203 取付バンド
210,210A,310 集塵装置(集塵装置)
251 集塵カップ(集塵部材)
253 カップ本体
255 カップ取付部
259 粉塵排出ノズル
273 接続ホース(接続ホース)
277 結束バンド(固定部材)
277A 面ファスナーバンド(固定部材)
278 ベルト部(バンド)
279 留め具(バンド係止部)
279a 基部
279b 留め板
377,577 ホースホルダ(固定部材)
377a U字底部
377b U字腕部
377c 延出部
378 突出リブ
389,589 上側係止爪(凸部)
390,590 下側係止爪(凸部)
577a 開口
578 ホース保持部
579 腕部
579a 延出部

Claims (9)

  1. 工具本体と、該工具本体の先端領域に配置された工具ビットと、を有する作業工具に取り付けられ、該作業工具による加工作業時に生じる粉塵を集塵する集塵装置であって、
    前記加工作業時に生じる粉塵を集塵可能な集塵部材と、
    該集塵部材によって集塵された粉塵を移送可能な移送部材と、
    工具本体内部に取り付けられた状態で、前記移送部材を前記工具本体に固定する固定部材と、
    を備える集塵装置。
  2. 請求項1に記載の集塵装置であって、
    前記固定部材は、変形自在なバンドを有することを特徴とする集塵装置。
  3. 請求項2に記載の集塵装置であって、
    前記固定部材は、前記バンドを係止可能なバンド係止部を、さらに有しており、
    前記バンド係止部は、前記バンドを係止する係止状態と前記バンドの係止を解除する係止解除状態とに状態を変更可能に形成されていることを特徴とする集塵装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の集塵装置であって、
    前記固定部材は、少なくとも1つの凸部を有し、該凸部が前記工具本体内部に挿入された状態で、前記移送部材を前記工具本体に固定することを特徴とする集塵装置。
  5. 先端領域に工具ビットが配置された工具本体と、
    前記工具ビットを駆動するモータと、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の集塵装置と、
    を備える作業工具であって、
    前記工具本体は、前記モータを収容するハウジングを有し、
    該ハウジングには、凹部が形成されており、
    前記工具本体内部は、前記凹部によって定められており、
    前記固定部材は、前記凹部に挿入された状態で、前記移送部材を前記ハウジングに固定することを特徴とする作業工具。
  6. 請求項5に記載の作業工具であって、
    前記ハウジングは、前記モータを収容する収容空間を形成しており、
    前記凹部は、前記ハウジングの外表面に開口されると共に、前記収容空間まで貫通しない深さに形成されていることを特徴とする作業工具。
  7. 請求項5または6に記載の作業工具であって、
    前記モータは、回転軸を有し、該回転軸の軸線方向が前記工具ビットの長軸方向と交差するよう前記収容空間に配置されており、
    前記ハウジングは、前記回転軸の軸線方向と同じ軸線方向を有する筒状に形成されており、
    前記凹部は、前記工具ビットの長軸方向において、前記回転軸に関して、前記先端領域側とは反対側となる後方側から前記ハウジングを見たときに、死角となる位置に形成されていることを特徴とする作業工具。
  8. 請求項5から7のいずれか1項に記載の作業工具であって、
    前記凹部は、前記ハウジングの少なくとも2か所に形成されていることを特徴とする作業工具。
  9. 請求項5から8のいずれか1項に記載の作業工具であって、
    前記モータは、ブラシを有し、
    前記ハウジングは、前記収容空間を形成するモータハウジング、および、前記ブラシを交換するために前記モータハウジングに対して取り外し自在に取り付けられるリアカバーを有し、
    前記凹部は、前記リアカバーに形成されていることを特徴とする作業工具。
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