JP2014100699A - 危険物施設に設置可能なマイクロ波化学反応装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】照射窓を有する反応釜と、マイクロ波を発振するマイクロ波発振器と、マイクロ波発振器と反応釜とを接続する導波管と、を備えた防爆仕様のマイクロ波化学反応装置であって、導波管が、少なくとも1枚の隔壁により複数の空間に分断されており、隔壁に分断された空間のうち反応釜に最も近い最下流空間の外周が防爆カバーに覆われていることを特徴とするマイクロ波化学反応装置。
【選択図】図1
Description
第1の発明は、照射窓を有する反応釜と、マイクロ波を発振するマイクロ波発振器と、マイクロ波発振器と反応釜とを接続する導波管と、を備えた防爆仕様のマイクロ波化学反応装置であって、導波管が、少なくとも1枚の隔壁により複数の空間に分断されており、隔壁に分断された空間のうち反応釜に最も近い最下流空間の外周が防爆カバーに覆われていることを特徴とするマイクロ波化学反応装置である。
第2の発明は、第1の発明において、前記導波管が、反応釜と接続される最下流導波管と、マイクロ波発振器に接続される最上流導波管と、最下流導波管と最上流導波管とを接続する中流導波管とから構成され、前記最下流導波管の全部が、前記防爆カバーに覆われていることを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明において、前記マイクロ波発振器が、防火区画壁で区切られた内圧室に配置され、前記中流導波管が、防火区画壁を貫通することを特徴とする。
第4の発明は、第3の発明において、前記反応釜が、防火区画壁から2m以上離れて配置され、かつ、防火区画壁で区切られた場所にある中流導波管が防爆カバーに覆われていることを特徴とする。
第5の発明は、第1ないし4のいずれかの発明において、前記反応釜の全部が、防爆カバー内に配置されることを特徴とする。
第7の発明は、第6の発明において、前記反応釜の上部に設けられ、かつ、前記反応釜内の対流を妨げないように多数の貫通孔が設けられたマイクロ波の遮蔽板を備えることを特徴とする。
第8の発明は、第7の発明において、前記遮蔽板が金属板であり、かつ、マイクロ波遮蔽効果が30dB以上であることを特徴とする。
第9の発明は、第7または8の発明において、前記反応釜の上部が防爆カバー外に露出されることを特徴とする。
第10の発明は、第6ないし9のいずれかの発明において、前記反応釜の底部が防爆カバー外に露出され、かつ、反応釜の規定液面位置が防爆カバー内にあることを特徴とする。
第11の発明は、第2ないし4のいずれかの発明において、前記照射窓が液中照射用の照射窓であり、前記反応釜の全部が、防爆カバー外に配置されることを特徴とする。
第12の発明は、第3ないし11のいずれかの発明において、前記防爆カバーが、前記反応釜の少なくとも中央部および前記最下流導波管を覆う第一防爆カバーと、内圧室と防火区画壁で区切られた場所にある中流導波管を覆う第二防爆カバーとから構成されることを特徴とする。
第13の発明は、第1ないし12のいずれかの発明において、前記防爆カバーに不活性ガスを供給する送出管および防爆カバーから不活性ガスを排出する排出管を備えることを特徴とする。
第15の発明は、第1ないし14のいずれかの発明において、前記導波管の少なくとも最下流空間の内圧が、大気圧以上の圧力となっていることを特徴とする。
第16の発明は、第15の発明において、前記導波管の少なくとも最下流空間に不活性ガス又はマイクロ波透過性液体を供給する送出管および前記導波管の少なくとも最下流空間から不活性ガス又はマイクロ波透過性液体を排出する排出管を備えることを特徴とする。
第17の発明は、第1ないし16のいずれかの発明において、前記導波管に配置された紫外線センサおよび/または温度センサを備え、制御部が、センサから受信した信号に基づきマイクロ波発振器からのマイクロ波発振を自動遮断することを特徴とする。
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態に係るマイクロ波化学反応装置1の構成図である。本実施形態のマイクロ波化学反応装置1は、防火区画壁4に区切られた危険場所2に設置されて使用される反応釜10の全部、第一導波管41の全部および第一隔壁51が防爆カバー30内に配置される構成である。
このマイクロ波化学反応装置1は、加熱対象物20が収納される反応釜10と、加熱対象物20を撹拌する撹拌部(15,16)とを備えている。反応釜10は、加熱容器11と、加熱容器11を覆う断熱材12と、加熱容器の蓋18とから構成される。反応釜10は、例えば、数リットル〜数百リットルの容量であり、複数の反応釜を連結して使用する場合もある。反応釜は減圧ないし常圧で用いられ、内部温度は例えば最大300℃である。
防爆カバー30は、窒素ガスなどの不活性ガスを供給するための送出管33と、不活性ガスを排出するための排出管34と接続されており、本実施形態の防爆カバー内は窒素フローされている。常に窒素ガスがフローしていなくても、防爆カバー30に微加圧状態で常に窒素が存在するように、防爆カバー30内部の圧力制御を行ってもよい。微加圧状態とは例えば大気圧に比べて0.01kPa〜10kPa高い状態をいい、好ましくは0.01kPa〜0.1kPa高い微加圧状態で制御されるのがよい。本実施形態の防爆カバー30は、直方体を構成する六面のうち五面が板材(例えば、網入りガラス、金属板)により構成され、うち一面が防火区画壁4により構成される。防爆カバー30には、内部が覗けるように窓を設けるか、板材自体を光透過性の材料により構成することが好ましい。
照射管13の加熱容器と反対側の端部は、照射窓19を介して最下流導波管である第一導波管41の一端と接続されている。第一導波管41の他端は、第一隔壁51を介して第二導波管42と接続されており、第一隔壁51により第一導波管41と第二導波管42とは分断されている。第一導波管41は、その側面において送出管33および排出管34と接続されており、不活性ガスが第一導波管内を循環(フロー)するよう構成されている。常に窒素ガスがフローしていなくても、防爆カバー30と同じように、微加圧状態で常に窒素が存在するように、内部の圧力制御を行っても良い。微加圧状態とは例えば大気圧に比べて0.01kPa〜10kPa高い状態をいい、好ましくは0.01kPa〜0.1kPa高い微加圧状態で制御されるのが良い。照射窓19が割れて、引火性物質が第一導波管内に進入してきた場合、仮に第一導波管が着火源となるくらい過加熱状態になっていたり、第一導波管内で放電が発生していても、酸素が存在しないので火災や爆発の危険性を完全に防止することが可能となる。送出管33および/または排出管34の第一導波管41との接続部近傍にガス流量計、圧力計、酸素濃度計を設け、基準範囲を逸脱した場合に制御部がマイクロ波発振を遮断するようにしてもよい。また、第一導波管41に圧力逃し弁(ベント)を設けてもよい。
また、第一導波管41はマイクロ波透過性の液体をフローさせても良い。マイクロ波透過性の液体は油入り防爆構造で使用される絶縁油等の利用が考えられ、空間に液体を充填するため、不活性ガスに比べて放電の抑制効果や過加熱状態の冷却効果は大きい。
照射窓19および隔壁51〜52は、マイクロ波を吸収しないマイクロ波透過性材からなり、例えば、石英、セラミックス、ポリテトラフルオロエチレンなどにより構成されている。照射窓19および隔壁51〜52は、爆発時における遮断壁としての作用も期待されるところ、耐熱性および耐圧性を持たせることが好ましい。
図2は、第二実施形態に係るマイクロ波化学反応装置1の構成図である。第二実施形態の説明は、第一実施形態と異なる点を中心に行い、共通する点については説明を割愛する。
まず、本実施形態は、直方体形状の第一防爆カバー31を構成する六面が板材により構成される点で第一実施形態と相違する。第一防爆カバー31が、反応釜10、第一導波管41および第一隔壁51を覆う点は、第一実施形態と同様である。
次に、本実施形態は、導波管が、最下流導波管となる第一導波管41、中流導波管となる第二導波管42および第三導波管43および最上流導波管となる第四導波管44から構成されている点で第一実施形態と相違する。
さらに、本実施形態は、第一防爆カバー31と連結される第二防爆カバー32を備える点で第一実施形態と相違する。第二防爆カバー32はジャケット形状であって、第二導波管42を覆う同心の管形状をしている。第一防爆カバー31と第二防爆カバー32により、危険場所に存在する導波管はいずれも二重構造となっている。第二防爆カバー32は、送出管33および排出管34と接続されており、不活性ガス、フレッシュエア、液体などの流体が第二防爆カバー内を循環(フロー)するよう構成されている。第二防爆カバー32に冷却ジャケットの機能を持たせてもよく、例えば、低温の流体により第二導波管42を冷却するようにしてもよい。
反応釜10と防火区画壁4までの距離は1m以上であり、好ましくは2mを越える距離とする。第四導波管44は、例えば、1〜数mである。
図3は、第三実施形態に係るマイクロ波化学反応装置1の構成図である。第三実施形態の説明は、第二実施形態と異なる点を中心に行い、共通する点については説明を割愛する。
本実施形態は、直方体形状の第一防爆カバー31が、反応釜10の上部のみを覆い、反応釜10の底部が露出している点で第二実施形態と相違する。第一防爆カバー31が、第一導波管41および第一隔壁51を覆う点、第一防爆カバー31と連結される第二防爆カバー32が、第二導波管42を覆う点は第二実施形態と同様である。
第三実施形態で露出する反応釜10の底部は、加熱対象物20の液面より低い位置にある。かかる構成では、マイクロ波は加熱対象物20に吸収され、反応釜10の底部内壁に到達しないため、反応釜10の底部では局所加熱による爆発の危険性は低い。そこで、第三実施形態では、防爆の必要性の低い反応釜10の底部を露出させている。好ましくは、防爆カバー30が反応釜10の5割以上を覆い、かつ、反応釜10の規定液面位置を覆うようにする。ここで、規定液面位置とは、反応釜10の仕様として設定された好ましい液面位置であり、通常は一定の範囲をもって設定される。
反応釜10と防火区画壁4までの距離は1m以上であり、好ましくは2mを越える距離とする。
図4は、第四実施形態に係るマイクロ波化学反応装置1の構成図である。第四実施形態の説明は、第一実施形態と異なる点を中心に行い、共通する点については説明を割愛する。
まず、本実施形態は、加熱対象物20にマイクロ波が液中照射される点で第一実施形態と相違する。反応釜10の全部、第一導波管41の全部および第一隔壁51が防爆カバー30内に配置され、防爆カバー30内が窒素フローされる点は第一実施形態と同様である。
次に、本実施形態は、反応釜10が照射管13を有さず、反応釜10の加熱対象物収納部分に照射窓19が設けられている点で第一実施形態と相違する。照射窓19には第一導波管41の一端が配置され、照射窓19からマイクロ波が照射される。
さらに、本実施形態は、二箇所の屈曲部(クランク部)を有する第一導波管41を有する点で第一実施形態と相違する。第一導波管41は、その側面において送出管33および排出管34と接続されており、不活性ガスが第一導波管内を循環するよう構成されている。第一導波管41の一端は照射窓19に接続されており、他端は第一隔壁51を介して第二導波管42に接続されている。防火区画壁4を貫通する第二導波管42の他端は、第二隔壁52を介して第三導波管43に接続されている。第三導波管43の他端は、内圧室に配置されたマイクロ波発振器50と接続されている。
反応釜10と防火区画壁4までの距離は2m以内であり、好ましくは1m以内である。
図5は、第五実施形態に係るマイクロ波化学反応装置1の構成図である。第五実施形態の説明は、第四実施形態と異なる点を中心に行い、共通する点については説明を割愛する。
まず、本実施形態は、第一防爆カバー31と連結される第二防爆カバー32を備える点で第四実施形態と相違する。第一防爆カバー31が反応釜10の全部、第一導波管41の全部および第一隔壁51を覆う点は、第四実施形態と同様である。ただし、第一防爆カバー31は、六面が板材により構成される点で、六面のうち一面が防火区画壁4である第四実施形態と相違する。
次に、本実施形態は、第一防爆カバー31と連結される第二防爆カバー32を備える点で第一実施形態と相違する。第二導波管42を覆う第二防爆カバー32は、送出管33および排出管34と接続されており、不活性ガス、フレッシュエア、液体などの流体が第二防爆カバー内を循環するよう構成されている。第二導波管42も、送出管33および排出管34と接続されており、窒素ガスなどの不活性ガス又はフレッシュエアが第二導波管内を循環するよう構成されている。
反応釜10と防火区画壁4までの距離は1m以上であり、好ましくは2mを越える距離とする。
図6は、第六実施形態に係るマイクロ波化学反応装置1の構成図である。第六実施形態の説明は、第五実施形態と異なる点を中心に行い、共通する点については説明を割愛する。
本実施形態は、第一防爆カバー31が、第一導波管41および第一隔壁51を覆うものの、反応釜10自体は防爆カバーにより覆われない点で第五実施形態と相違する。第一防爆カバー31内が窒素パージされる点は第五実施形態と同様である。なお、第二防爆カバー32の構成は、第五実施形態と同様である。
マイクロ波が液中照射される第六実施形態では、マイクロ波は加熱対象物20に吸収され、反応釜10の上部や底部の内壁に到達しないため、反応釜10の局所加熱の危険性は低い。そのため、本実施形態では、防爆の必要性の低い反応釜10を露出させている。他方で、導波管41,42はマイクロ波で局所加熱される危険性があるため、第一防爆カバー31および第二防爆カバー32により覆うと共に、隔壁51,52で隔離している。
反応釜10と防火区画壁4までの距離は1m以上であり、好ましくは2mを越える距離とする。
図7は、第七実施形態に係るマイクロ波化学反応装置1の構成図である。第七実施形態の説明は、第六実施形態と異なる点を中心に行い、共通する点については説明を割愛する。
本実施形態は、防爆カバーが一個の箱材からなる点で第六実施形態と相違する。すなわち、本実施形態は、第六実施形態の第二導波管42および第二防爆カバー32に相当する部材がない。
反応釜10と防火区画壁4までの距離は2m以内であり、好ましくは1m以内である。
図8は、第八実施形態に係るマイクロ波化学反応装置1の構成図である。第八実施形態の説明は、第三実施形態と異なる点を中心に行い、共通する点については説明を割愛する。
本実施形態は、防爆カバーが一個の箱材からなる点で第三実施形態と相違する。すなわち、本実施形態は、第三実施形態の第二導波管42および第二防爆カバー32に相当する部材がない。
反応釜10と防火区画壁4までの距離は2m以内であり、好ましくは1m以内である。
図9は、第九実施形態に係るマイクロ波化学反応装置1の構成図である。第九実施形態の説明は、第一実施形態と異なる点を中心に行い、共通する点については説明を割愛する。
第九実施形態は、反応釜10の上下を水平方向に区切る遮蔽板60を備える点で第一実施形態と相違する。遮蔽板60は、蓋18と照射口21との間に設けられ、照射口21から照射されたマイクロ波が蓋18およびその周辺に到達することを防ぐよう作用する。遮蔽板60の中心に設けられた貫通孔には、撹拌機16の撹拌軸が挿通されている。本実施形態の遮蔽板60は、金属製の板に複数の貫通孔61が空いている構造(パンチングメタル)である。本実施形態では、図10に示すように、5mm厚の金属板にφ5mmの穴が25mm間隔で空けることで、円滑な対流に必要な数の貫通孔61が確保されているでの、窒素ガスは反応釜内部の加熱対象物20まで到達することができる。
図12は、遮蔽板60の穴間隔a(mm)とシールド効果(dB)の関係を示すグラフである。遮蔽板によるマイクロ波遮蔽効果に関しては、理論的に求めることができ、図10に示す本実施形態の構成では60dB以上の遮蔽効果(100万分の1に減衰)を有し、例えば10kWのマイクロ波を照射した場合でも、反応釜上部への到達量は0.01W程度となるため、局所加熱や放電の危険性は極めて低い。遮蔽板60は、30dB以上の遮蔽効果を有するように、貫通孔61の間隔を10〜50mmの範囲で、貫通孔61の直径を3〜15mmの範囲で(好ましくは5〜10mmの範囲で)、遮蔽板60の厚みを0.2〜10mmの範囲で調整することが例示される。
図13は、第十実施形態に係るマイクロ波化学反応装置1の構成図である。第十実施形態の説明は、第九実施形態と異なる点を中心に行い、共通する点については説明を割愛する。
第十実施形態は、防爆カバー30が、反応釜10の液面およびその周辺を含む中央部のみを覆い、反応釜10の上部および底部が露出している点で第十実施形態と相違する。第十実施形態も第九実施形態と同様、防爆カバー30内に収まる位置に遮蔽板60が配置されている。
第十実施形態で露出する反応釜10の底部は、加熱対象物20の液面より十分に低い位置にある。かかる構成では、マイクロ波は加熱対象物20に吸収され、反応釜10の底部内壁に到達しないため、反応釜10の底部では局所加熱による爆発の危険性は低い。そこで、第十実施形態では、防爆の必要性の低い反応釜10の底部を露出させている。好ましくは、防爆カバー30が反応釜10の5割以上を覆い、かつ、反応釜10内の規定液面位置を覆うようにする。
反応釜10と防火区画壁4までの距離は2m以内であり、好ましくは1m以内である。
2 危険場所
3 非危険場所
4 防火区画壁
10 反応釜
11 加熱容器
12 断熱材
13 照射管
14 熱電対
15 撹拌羽根
16 撹拌機
17 放電検出器
18 蓋
19 照射窓
20 加熱対象物
21 照射口
30 防爆カバー
31 第一防爆カバー
32 第二防爆カバー
33 送出管
34 排出管
41 第一導波管
42 第二導波管
43 第三導波管
44 第四導波管
50 マイクロ波発振器
51 第一隔壁
52 第二隔壁
53 第三隔壁
60 遮蔽板
61 貫通孔
Claims (17)
- 照射窓を有する反応釜と、マイクロ波を発振するマイクロ波発振器と、マイクロ波発振器と反応釜とを接続する導波管と、を備えた防爆仕様のマイクロ波化学反応装置であって、
導波管が、少なくとも1枚の隔壁により複数の空間に分断されており、隔壁に分断された空間のうち反応釜に最も近い最下流空間の外周が防爆カバーに覆われていることを特徴とするマイクロ波化学反応装置。 - 前記導波管が、反応釜と接続される最下流導波管と、マイクロ波発振器に接続される最上流導波管と、最下流導波管と最上流導波管とを接続する中流導波管とから構成され、
前記最下流導波管の全部が、前記防爆カバーに覆われていることを特徴とする請求項1のマイクロ波化学反応装置。 - 前記マイクロ波発振器が、防火区画壁で区切られた内圧室に配置され、
前記中流導波管が、防火区画壁を貫通することを特徴とする請求項2のマイクロ波化学反応装置。 - 前記反応釜が、防火区画壁から2m以上離れて配置され、かつ、防火区画壁で区切られた場所にある中流導波管が防爆カバーに覆われていることを特徴とする請求項3のマイクロ波化学反応装置。
- 前記反応釜の全部が、防爆カバー内に配置されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかのマイクロ波化学反応装置。
- 前記照射窓が空間照射用の照射窓であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかのマイクロ波化学反応装置。
- 前記反応釜の上部に設けられ、かつ、前記反応釜内の対流を妨げないように多数の貫通孔が設けられたマイクロ波の遮蔽板を備えることを特徴とする請求項6のマイクロ波化学反応装置。
- 前記遮蔽板が金属板であり、かつ、マイクロ波遮蔽効果が30dB以上であることを特徴とする請求項7のマイクロ波化学反応装置。
- 前記反応釜の上部が防爆カバー外に露出されることを特徴とする請求項7または8のマイクロ波化学反応装置。
- 前記反応釜の底部が防爆カバー外に露出され、かつ、反応釜の規定液面位置が防爆カバー内にあることを特徴とする請求項6ないし9のいずれかのマイクロ波化学反応装置。
- 前記照射窓が液中照射用の照射窓であり、
前記反応釜の全部が、防爆カバー外に配置されることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかのマイクロ波化学反応装置。 - 前記防爆カバーが、前記反応釜の少なくとも中央部および前記最下流導波管を覆う第一防爆カバーと、内圧室と防火区画壁で区切られた場所にある中流導波管を覆う第二防爆カバーとから構成されることを特徴とする請求項3ないし10のいずれかのマイクロ波化学反応装置。
- 前記防爆カバーに不活性ガスを供給する送出管および防爆カバーから不活性ガスを排出する排出管を備えることを特徴とする請求項1ないし12のいずれかのマイクロ波化学反応装置。
- 前記防爆カバーの内圧が、大気圧以上の圧力となっていることを特徴とする請求項13のマイクロ波化学反応装置。
- 前記導波管の少なくとも最下流空間の内圧が、大気圧以上の圧力となっていることを特徴とする請求項1ないし14のいずれかのマイクロ波化学反応装置。
- 前記導波管の少なくとも最下流空間に不活性ガス又はマイクロ波透過性液体を供給する送出管および前記導波管の少なくとも最下流空間から不活性ガス又はマイクロ波透過性液体を排出する排出管を備えることを特徴とする請求項15のマイクロ波化学反応装置。
- 前記導波管に配置された紫外線センサおよび/または温度センサを備え、
制御部が、センサから受信した信号に基づきマイクロ波発振器からのマイクロ波発振を自動遮断することを特徴とする請求項1ないし16のいずれかのマイクロ波化学反応装置。
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