JP2014100304A - 内視鏡の湾曲機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、湾曲部を確実に湾曲状態から復帰させることが可能な内視鏡の湾曲機構を提供する
【解決手段】操作部材による牽引に応じて湾曲部を湾曲させるアングルワイヤを備えた湾曲機構であって、アングルワイヤを挿通させたコイルバネを備え、コイルバネの一端部が、湾曲部内の湾曲駒を保持する保持部材に固定した第1のバネ支持部材に接続し、コイルバネの他端部が、アングルワイヤに固定した第2のバネ支持部材に接続される。アングルワイヤの牽引によって第1の支持部材と第2の支持部材の間隔が変化し、コイルバネの長さが変化してアングルワイヤに対して牽引方向と逆方向への付勢力を付与する。アングルワイヤの牽引を解除すると、コイルバネの付勢力によって湾曲部が非湾曲状態に復帰する。
【選択図】図3

Description

本発明は、内視鏡の挿入部を構成する湾曲部を湾曲操作する湾曲機構に関する。
内視鏡の湾曲機構として、相対回動可能に接続される複数の湾曲駒(節輪)を湾曲部内に配し、挿入部内に配設したアングルワイヤを牽引することで湾曲駒を操作するものが多用されている。例えば、湾曲部を正逆方向に湾曲させるために2本のアングルワイヤを備え、一方のアングルワイヤを牽引すると湾曲部が一方向に曲がり、他方のアングルワイヤを牽引すると湾曲部が逆方向に曲がる構成が知られている。しかし、尿管鏡のように挿入部が極細の内視鏡では挿入部の内径も狭くなるため、挿入部内に複数本のアングルワイヤの配設スペースを確保することが難しい。アングルワイヤを最小限の1本にすれば、湾曲部を一方向にのみ曲げる片側湾曲を行わせることは可能であるが、アングルワイヤが剛体ではないため、アングルワイヤの牽引を解除してもアングルワイヤ自体の力で湾曲部を非湾曲状態に戻す力を付与することは難しい。
特許文献1の内視鏡では、各湾曲駒の間にコイルバネを挿入し、アングルワイヤの牽引を解除すると、各コイルバネの付勢力で湾曲部が直線状に戻るという戻り機構を備えている。特許文献2の内視鏡では、内視鏡の操作部に設けた操作部材の駆動力をアングルワイヤに伝達する駆動力伝達機構に対して、湾曲操作方向と逆方向への付勢力を与える付勢機構を備えている。
実願昭62-154373号(実開平1-59103号)全文明細書及び図面 特開2008-92968号公報
特許文献1のように各湾曲駒間にコイルバネを挿入する戻り機構は、湾曲駒の数だけコイルバネを取り付ける必要があり、部品点数が多く組立性が悪い。また、湾曲部の湾曲に応じてコイルバネ自体も曲げられるため、コイルバネの負荷変動をコントロールしにくいという問題もある。
アングルワイヤは経年使用によって伸びるが、特許文献2のように操作部側に付勢機構を備える構成は、挿入部内のアングルワイヤの伸びを吸収できず、湾曲部を湾曲状態から確実に復帰させられなくなる可能性がある。また、付勢機構がアングルワイヤと直接的に連係していないため、操作時のレスポンスが悪くなるおそれがある。
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、湾曲部を確実に湾曲状態から復帰させることが可能な内視鏡の湾曲機構を提供することを目的とする。
本発明は、操作部に設けた操作部材の操作によって、操作部から延出された挿入部を構成する湾曲部を湾曲させる内視鏡の湾曲機構において、以下の構成を有することを特徴とする。湾曲部内には、互いの相対回動によって湾曲部を湾曲状態と非湾曲状態にさせる複数の湾曲駒が設けられる。挿入部から操作部の内部に進退可能にアングルワイヤが配設され、操作部材によるアングルワイヤの牽引操作によって複数の湾曲駒に力が伝えられて湾曲部が湾曲される。アングルワイヤを挿通させるコイルバネを備え、コイルバネの一端部が、湾曲駒を保持する保持部材に固定した第1のバネ支持部材に接続し、コイルバネの他端部が、アングルワイヤに固定した第2のバネ支持部材に接続される。アングルワイヤの牽引によって第1の支持部材と第2の支持部材の間隔が変化し、コイルバネの長さが変化してアングルワイヤに対して牽引方向と逆方向への付勢力を付与する。アングルワイヤの牽引を解除すると、コイルバネの付勢力によって湾曲部が非湾曲状態に復帰する。
アングルワイヤの牽引時における第1の支持部材と第2の支持部材の相対移動の方向は任意に設定することが可能である。例えば、第1の支持部材を第2の支持部材よりも挿入部の先端側に位置させると、アングルワイヤが操作部材によって牽引されたときに、第1の支持部材と第2の支持部材の間隔が増大してコイルバネが伸びる。この態様では、コイルバネとして、引っ張り方向に荷重を受ける引きバネを用いるとよい。
挿入部は一般に、可撓性を有する可撓管部の先端側に湾曲部を接続した構成であり、可撓管部と湾曲部を接続させる接続環を、第1のバネ支持部材が固定される保持部材として用いるとよい。接続環を硬性環で構成し、この接続環の内側にコイルバネを位置させることで、湾曲部の湾曲や可撓管部の変形によってコイルバネが曲がることを防ぎ、コイルバネを直線的に伸縮させて負荷変動を安定させることができる。
本発明の内視鏡の湾曲機構は、アングルワイヤを挿通させたコイルバネを、湾曲駒の保持部材に固定される第1の支持部材とアングルワイヤに固定される第2の支持部材の間に保持させるため、複数の湾曲駒の間にコイルバネを挿入する構成に比して、部品点数が少なく簡単な構成で湾曲部の湾曲状態からの復元を行うことができる。また、湾曲部の至近にコイルバネが設けられているので、アングルワイヤの伸びによる影響を受けずに、湾曲部を確実に湾曲状態から復帰させることができる。
本発明を適用した湾曲機構を備えた内視鏡の全体図である。 図1の内視鏡の湾曲部の非湾曲状態における湾曲部と可撓管部の接続部分付近の側断面図である。 図1の内視鏡の湾曲部の湾曲状態における湾曲部と可撓管部の接続部分付近の側断面図である。
図1に示す内視鏡10は、操作者によって把持される操作部11と、該操作部11から延出される挿入部12を有する。挿入部12は長尺の管状をなしており、柔軟な可撓管部13と、湾曲操作が可能な湾曲部14を有している。操作部11には湾曲部14の湾曲を行わせる操作部材として湾曲操作レバー15が設けられている。図示を省略するが、挿入部12の先端には、観察光学系を構成する対物レンズ群と、照明光学系を構成する配光レンズが設けられている。挿入部12先端の対物レンズ群から操作部11の末端に設けた接眼部16に亘って、図示を省略するイメージガイドファイバが配設されており、対物レンズ群により形成される像を接眼部16を介して観察することができる。操作部11から側方へ光源接続ケーブル17が延出されており、光源接続ケーブル17の端部に光源差込部18が設けられている。光源差込部18は図示を省略する光源装置に差し込まれる。挿入部12先端の配光レンズから光源差込部18に亘って、図示を省略するライトガイドファイバが配設されており、光源装置で発した光が配光レンズまで導かれる。
図2と図3は、内視鏡10の挿入部12における可撓管部13と湾曲部14の接続部分付近の内部構造を示している。可撓管部13の外面は絶縁性の外皮部20で覆われており、外皮部20の内側に保護管部22が配されている。保護管部22は複数の管状体を同心状に積層して構成されていて、保護管部22の内側にイメージガイドファイバやライトガイドファイバなどの内蔵物が挿通されている。
可撓管部13と同様に湾曲部14は、絶縁性の外皮部24とその内側の保護管部26を有する。保護管部26の内側に複数の湾曲駒(節輪)30が配されている。湾曲駒30は外皮部24や保護管部26と同軸の円筒状をなしており、各湾曲駒30は互いの端部付近が結合軸30aを介して相対回動可能に結合されている。各湾曲駒30における結合軸30aの両側には切欠き30bが形成されている。隣接する2つの湾曲駒30の間には、結合軸30aを挟んだ両側に、切欠き30bによる2箇所の隙間が形成される。この結合軸30aの両側の隙間の幅が図2のように同じであるときには、隣接する2つの湾曲駒30が同軸上に並んでおり、湾曲部14が直線形状に保たれる。一方、図3に示すように、結合軸30aの両側の隙間の幅が互いに異なる状態では、幅狭となった隙間の方向へ湾曲部14が湾曲される。
可撓管部13と湾曲部14は第1接続環40と第2接続環(湾曲駒の保持部材)42を介して接続される。第1接続環40と第2接続環42はいずれも、可撓管部13の変形や湾曲部14の湾曲に応じて折れ曲がることがない硬性環である。第1接続環40は、厚肉の中央環部40aと、中央環部40aから挿入部12の先端側に突出された第1フランジ部40bと、中央環部40aから第1フランジ部40bと反対方向(操作部11側)に突出された第2フランジ部40cを有する。中央環部40a、第1フランジ部40b及び第2フランジ部40cは同心の環状体である。第2接続環42は、厚肉の中央環部42aと、中央環部42aから操作部11側に突出された第1フランジ部42bと、中央環部42aから第1フランジ部42bと反対方向(挿入部12の先端側)に突出された第2フランジ部42cを有する。中央環部42a、第1フランジ部42b及び第2フランジ部42cは同心の環状体である。可撓管部13の保護管部22の端部は、中央環部40aに当接するまで第2フランジ部40cの内側に挿入されて第1接続環40と結合される。湾曲部14の保護管部26の端部は、中央環部42aに当接するまで第2フランジ部42cの内側に挿入されて第2接続環42と結合される。また、複数の湾曲駒30のうち、最も可撓管部13側に位置する湾曲駒30の端部も保護管部26と共に第2フランジ部42c内に挿入されて保持される。第1接続環40と第2接続環42は、第1フランジ部40bの内側に第1フランジ部42bを挿入し、第1フランジ部40bの先端が中央環部42aに当接し、第1フランジ部42bの先端が中央環部40aに当接することで相対位置が決まり、この状態で接着などにより結合される。第1接続環40における中央環部40aと第2フランジ部40cの外側は、可撓管部13側の外皮部20で覆われる。第1接続環40における第1フランジ部40b(第1フランジ部42bとの重畳部分)の外側と、第2接続環42における中央環部42aと第2フランジ部42cの外側は、湾曲部14側の外皮部24で覆われる。外皮部24の端部付近が外側から巻回される結合糸44によって保持され、さらに結合糸44の外側が接着剤46で固定される。このようにして可撓管部13と湾曲部14が接続される。
操作部11から挿入部12に亘って、湾曲操作用のアングルワイヤ32(図2、図3)が配設される。アングルワイヤ32の一端部は、操作部11内の牽引機構に接続している。牽引機構は周知の構成であるため詳細な説明を省略するが、湾曲操作レバー15を操作することでアングルワイヤ32の牽引と弛緩が行われる。アングルワイヤ32の牽引操作が行われると、図2及び図3における図中右側にアングルワイヤ32が引っ張られる。アングルワイヤ32の他端部は、複数の湾曲駒30のうち最も挿入部12の先端側に位置する湾曲駒30(図には表れていない)に対して固定されている。アングルワイヤ32は、各結合軸30aの軸位置から偏心した位置に挿通されている。図2に示す湾曲部14の非湾曲状態でアングルワイヤ32を牽引すると、各湾曲駒30は、アングルワイヤ32が挿通されている側に近い切欠き30bの間隔を小さくする(隙間を狭くする)ように結合軸30aを中心として相対回動され、図3のように湾曲部14が湾曲される。
この湾曲状態から湾曲部14を非湾曲状態へ復帰させる手段として、戻しバネ34が設けられている。戻しバネ34はコイルバネであり、戻しバネ34の内側にアングルワイヤ32が挿通される。戻しバネ34の一端部は第1バネ支持部材36に接続固定され、戻しバネ34の他端部は第2バネ支持部材38に接続固定されている。第1バネ支持部材36と第2バネ支持部材38はそれぞれ、アングルワイヤ32を挿通させる貫通穴36a、38aを有している。第1バネ支持部材36は、第2接続環42の中央環部42aの内側に固定されており、アングルワイヤ32とは非固定の関係にある。つまり、貫通穴36a内をアングルワイヤ32が自在に摺動(進退)することができる。これに対して第2バネ支持部材38は、保護管部22の内側に位置しているが、保護管部22を含めて可撓管部13や湾曲部14の構成要素には固定されておらず、アングルワイヤ32に対してのみ固定されている。つまり、貫通穴38a内にアングルワイヤ32が固定的に挿通されており、アングルワイヤ32が進退すると、アングルワイヤ32に伴って第2バネ支持部材38が移動する。
図2の非湾曲状態から湾曲操作レバー15の操作によってアングルワイヤ32を操作部11側に牽引すると、第2接続環42に固定されている第1バネ支持部材36に対して、アングルワイヤ32に固定されている第2バネ支持部材38が離れる方向に移動するため、戻しバネ34の両端間隔が大きくなって戻しバネ34が伸びる。戻しバネ34は引っ張り方向に荷重を受ける引きバネであり、伸ばされた戻しバネ34が縮もうとする復元力によって、アングルワイヤ32が湾曲操作レバー15による牽引方向と反対方向に付勢される。よって、湾曲操作レバー15から手を離してアングルワイヤ32の牽引状態を解除すると、戻しバネ34が縮んで第2バネ支持部材38が第1バネ支持部材36の接近方向に移動される。この第2バネ支持部材38の移動に伴ってアングルワイヤ32が湾曲部14側に繰り出され、湾曲状態が解除された図2の状態に戻る。つまり、湾曲操作レバー15によるアングルワイヤ32の牽引時以外は、戻しバネ34によって湾曲部14が図2に示す非湾曲状態に維持される
以上のように内視鏡10の湾曲機構は、アングルワイヤ32を挿通させた戻しバネ34の一端と他端を、第2接続環42に固定される第1バネ支持部材36とアングルワイヤ32に固定される第2バネ支持部材38に接続させ、この戻しバネ34によって、湾曲部14を湾曲状態から復元させる方向の付勢力をアングルワイヤ32に付与している。1本のアングルワイヤ32に対して単独の戻しバネ34で付勢手段が構成されているため、複数の湾曲駒30の間にそれぞれコイルバネを挿入する構成に比して部品点数が少なく、低コストに得られ製造も容易である。
戻しバネ34は、可撓管部13と湾曲部14を接続する第1接続環40と第2接続環42の内側に配置され、湾曲部14の至近に位置しているため、操作部11内に付勢手段を設ける構成に比して、使用を繰り返してアングルワイヤ32が伸びても湾曲状態からの復元に対する影響が少なく、湾曲部14を確実に非湾曲状態に戻すことができる。硬性環からなる第1接続環40と第2接続環42の内側に配した戻しバネ34は、可撓管部13の変形や湾曲部14の湾曲に応じて折れ曲がらず、アングルワイヤ32の進退移動に応じて直線的に伸縮するため、負荷変動が安定するという利点もある。
また、アングルワイヤ32の進退移動が、第2バネ支持部材38を介して戻しバネ34の伸縮と直接的に連動する構成であるため、湾曲操作時や湾曲状態からの復元時のレスポンスにも優れている。
以上、図示実施形態に基いて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲における改変が可能である。例えば、図示実施形態では、戻しバネ34の一端と他端が接続される2つの支持部材のうち、第1バネ支持部材36を第2接続環42に固定させ、第2バネ支持部材38をアングルワイヤ32に固定させている。この固定関係を逆にして、第1バネ支持部材36をアングルワイヤ32に固定させ、第2バネ支持部材38を第1接続環40などに固定させる構成にすることも可能である。この構成では、湾曲操作レバー15によってアングルワイヤ32を牽引すると、挿入部12内に固定的に支持される第2バネ支持部材38に対して、挿入部12の先端側に位置する第1バネ支持部材36が接近していく。この接近により戻しバネ34の軸長が短くなる(圧縮される)。そして、戻しバネ34を圧縮方向に荷重を受ける押しバネにすることで、アングルワイヤ32に対して牽引方向と逆方向への付勢力を与えることができる。つまり、本発明の湾曲機構は、コイルバネの両端が接続する2つの支持部材の一方が挿入部内に固定的に設けられ、他方がアングルワイヤと共に進退するという関係を満たしていれば、コイルバネが引きバネと押しバネのいずれであっても適用が可能である。
本発明は、図示実施形態のように挿入部内に1本のアングルワイヤを配設した内視鏡に好適であるが、2本以上のアングルワイヤを備えた内視鏡に適用してもよい。
10 内視鏡
11 操作部
12 挿入部
13 可撓管部
14 湾曲部
15 湾曲操作レバー
16 接眼部
17 光源接続ケーブル
18 光源差込部
20 24 外皮部
22 26 保護管部
30 湾曲駒
30a 結合軸
32 アングルワイヤ
34 戻しバネ(コイルバネ)
36 第1バネ支持部材
38 第2バネ支持部材
40 第1接続環
42 第2接続環(湾曲駒の保持部材)

Claims (4)

  1. 操作部に設けた操作部材の操作によって、上記操作部から延出された挿入部を構成する湾曲部を湾曲させる内視鏡の湾曲機構において、
    上記湾曲部内で相対回動可能に接続され、相対回動によって上記湾曲部を湾曲状態と非湾曲状態にさせる複数の湾曲駒;
    上記挿入部から上記操作部の内部に進退可能に配設され、上記操作部材による牽引操作に応じて上記複数の湾曲駒に力を伝えて上記湾曲部を上記湾曲状態にさせるアングルワイヤ;
    上記アングルワイヤが挿通されるコイルバネ;
    上記湾曲駒を保持する保持部材に固定され、上記コイルバネの一端部が接続される第1のバネ支持部材;及び
    上記アングルワイヤに固定され、上記コイルバネの他端部が接続される第2のバネ支持部材;
    を備え、
    上記アングルワイヤの牽引によって上記第1の支持部材と上記第2の支持部材の間隔が変化し、上記コイルバネの長さが変化して上記アングルワイヤに対して牽引方向と逆方向への付勢力を付与し、上記アングルワイヤの牽引を解除すると、上記コイルバネの付勢力によって上記湾曲部が上記非湾曲状態に復帰することを特徴とする内視鏡の湾曲機構。
  2. 請求項1記載の内視鏡の湾曲機構において、上記第1の支持部材が上記第2の支持部材よりも挿入部の先端側に位置しており、上記アングルワイヤが上記操作部材によって牽引されると、上記第1の支持部材と上記第2の支持部材の間隔が増大して上記コイルバネが伸びる内視鏡の湾曲機構。
  3. 請求項1または2記載の内視鏡の湾曲機構において、上記挿入部は、可撓性を有する可撓管部と、該可撓管部の先端側に接続される上記湾曲部を有し、上記保持部材は上記可撓管部と上記湾曲部を接続させる接続環である内視鏡の湾曲機構。
  4. 請求項3記載の内視鏡の湾曲機構において、上記接続環は硬性環からなり、上記コイルバネは上記接続環の内側に位置している内視鏡の湾曲機構。
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