JP2014098859A - 撮像装置および撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ストロボ撮影において、画素出力の飽和の内容に応じて飽和の抑制程度を最適化して、高品質な撮影画像を得ることができる撮像装置を提供する。
【解決手段】ストロボ光を照射する発光部を予備発光させて撮像部により被写体を撮像して得られる画像を解析して、主要被写体の輝度を目標値にする場合における画像の各領域の輝度の推定値を算出する推定部と、推定値が画素の飽和限界値を超える飽和領域について、飽和量を算出する算出部と、飽和量に対して飽和領域の属性に応じた重み付けを行い、重み付け後の飽和量を算出する補正部と、重み付け後の飽和量に基づいて、撮像条件を変更する変更部と、変更された撮像条件にしたがって、発光部を本発光させて撮像部により被写体を撮像する制御部と、発光部を本発光させて得られる画像に対して階調変換処理を施して、主要被写体の輝度を目標値に一致させる階調変換部と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ストロボ光を照射して被写体を撮像する撮像装置および撮像方法に関する。
ストロボ撮影において、主要被写体の手前に他の被写体がある場合、主要被写体に対して適正な光量のストロボ光を照射すれば、手前の被写体に対しては光量オーバーとなり、撮像素子の画素出力が飽和するという問題がある。たとえば、テーブル越しの人物撮影においてテーブル上にコップがある場合、人物に対して適正な光量のストロボ光を照射すれば、コップに対しては光量オーバーとなり、撮影画像中のコップ部分が白飛びする。
この問題を解決するために、下記の特許文献1には、入射光を電気信号に線形変換する線形変換動作と対数変換する対数変換動作とを入射光量に応じて切り換え可能な撮像素子において、被写体の輝度範囲で撮像素子の出力信号が飽和しないように、線形領域と対数領域の境界となる変曲点を変更する技術が提案されている。この技術によれば、撮像素子の高輝度側のダイナミックレンジが拡大されるため、主要被写体の輝度を適正に維持しつつ、撮像素子の画素出力の飽和を抑制(低減)することができる。
ところで、画素出力が飽和する現象には、ガラスや鏡等の被写体からのストロボ光の正反射に起因するものがある。ガラスや鏡からのストロボ光の正反射に起因して飽和する画素の階調は、本来の被写体の階調ではないため、このような画素出力の飽和については、敢えて飽和を抑制する必要はない。
しかしながら、撮像素子の線形領域と対数領域の変曲点を変更する上記の技術では、画素出力の飽和が一律に抑制されるため、飽和を抑制する必要のない画素出力までも飽和を抑制してしまうという問題がある。ガラスや鏡からのストロボ光の正反射に起因する飽和を抑制してしまえば、撮影画像のノイズが顕著になる等の副作用が生じ、かえって画質が低下してしまい、好ましくない。
したがって、主要被写体の輝度を適正に維持しつつ画素出力の飽和を抑制するストロボ撮影において、画素出力の飽和の内容に応じて飽和の抑制程度を変更し、高品質な撮影画像を得ることが望まれている。
なお、下記の特許文献2には、ストロボ発光により画素出力が飽和すると判断される場合、ストロボ発光なしで再度撮影を行う技術が開示されている。しかしながら、この技術では、根本的な解決にはならず、高品質な撮影画像は得られない。
特開2006−332944号公報 特開2010−258550号公報
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものである。したがって、本発明の目的は、主要被写体の輝度を適正に維持しつつ画素出力の飽和を抑制するストロボ撮影において、画素出力の飽和の内容に応じて飽和の抑制程度を最適化して、高品質な撮影画像を得ることができる撮像装置および撮像方法を提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
本発明の撮像装置は、被写体に向けてストロボ光を照射する発光部と、前記被写体を撮像する撮像部と、前記発光部を予備発光させて前記撮像部により前記被写体を撮像して得られる画像を解析して、主要被写体の輝度を目標値にする場合における前記画像の各領域の輝度の推定値を算出する推定部と、前記推定部により算出された推定値が画素の飽和限界値を超える飽和領域について、当該飽和領域の飽和の程度を示す値である飽和量を前記飽和領域毎に算出する算出部と、前記算出部により算出された飽和量に対して、前記飽和領域の属性に応じた重み付けを行い、重み付け後の飽和量を算出する補正部と、前記補正部により算出された前記重み付け後の飽和量に基づいて、前記飽和量を減らすように撮像条件を変更する変更部と、前記変更部により変更された撮像条件にしたがって、前記発光部を本発光させて前記撮像部により前記被写体を撮像する制御部と、前記発光部を本発光させて前記撮像部により前記被写体を撮像して得られる画像に対して階調変換処理を施して、前記主要被写体の輝度を目標値に一致させる階調変換部と、を有する。
本発明の撮像方法は、被写体に向けてストロボ光を照射する発光部を予備発光させて撮像部により前記被写体を撮像するステップ(a)と、前記ステップ(a)において前記被写体を撮像して得られる画像を解析して、主要被写体の輝度を目標値にする場合における前記画像の各領域の輝度の推定値を算出するステップ(b)と、前記ステップ(b)において算出された推定値が画素の飽和限界値を超える飽和領域について、当該飽和領域の飽和の程度を示す値である飽和量を前記飽和領域毎に算出するステップ(c)と、前記ステップ(c)において算出された飽和量に対して、前記飽和領域の属性に応じた重み付けを行い、重み付け後の飽和量を算出するステップ(d)と、前記ステップ(d)において算出された前記重み付け後の飽和量に基づいて、前記飽和量を減らすように撮像条件を変更するステップ(e)と、前記ステップ(e)において変更された撮像条件にしたがって、前記発光部を本発光させて前記撮像部により前記被写体を撮像するステップ(f)と、前記ステップ(f)において前記被写体を撮像して得られる画像に対して階調変換処理を施して、前記主要被写体の輝度を目標値に一致させるステップ(g)と、を有する。
本発明によれば、飽和領域の属性に応じて重み付けされた飽和量に基づいて撮像条件が変更され、飽和を抑制するように撮影が行われた後、主要被写体の輝度を目標値に一致させるように階調変換処理が行われるため、主要被写体の輝度を適正に維持しつつ画素出力の飽和を抑制するストロボ撮影において、画素出力の飽和の抑制程度が最適化され、高品質な撮影画像が得られる。
本発明の一実施形態に係るカメラの概略構成を示すブロック図である。 カメラにより実行される動作処理の手順を示すフローチャートである。 図2のステップS109に示される撮像処理の手順を示すフローチャートである。 飽和改善階調変換処理で使用される階調変換テーブルの特性を示す図である。 カメラのダイナミックレンジを示す図である。 カメラによる撮影画像の一例を示す図である。 飽和ブロックが抽出された撮影画像を示す図である。 飽和ブロックの撮影画像内の位置を説明するための図である。 本撮影により得られる撮影画像を示す図である。 変形例に係る撮像処理の手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るカメラ1の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すとおり、撮像装置としてのカメラ1は、撮像部10、発光部20、LCD30、操作部40、記録メディア50、および制御部60を備える。
撮像部10は、被写体を撮像する。撮像部10は、被写体を結像する光学系11と、光学系11により結像された被写体を撮像するCMOSセンサ12とから構成される。光学系11は、ズーム用光学素子、絞り、およびフォーカス用光学素子から構成され、これらは、ドライバ13,14,15を介して制御部60により制御される。CMOSセンサ12は、TG(タイミングコントローラ)16を介して制御部60により制御される。
発光部20は、被写体に向けてストロボ光を照射する。発光部20は、ストロボ光を照射するストロボ発光部21と、ストロボ発光部21を制御するストロボ発光回路22とから構成される。ストロボ発光部21は、ストロボ発光回路22を介して制御部60により制御され、ストロボ発光量を調節することができる。
LCD30は、撮影画像や各種情報を表示する。LCD30は、カメラ1の筐体(不図示)の背面に設けられ、撮像部10により被写体を撮像して得られる画像データに基づく画像を表示する。LCD30は、制御部60により制御される。
操作部40は、上下左右キー、電源スイッチ、モードダイアル等を備えており、各種指示の入力に使用される。
記録メディア50は、画像データを記録する。記録メディア50は、カメラ1に挿脱可能に設けられ、撮像部10により被写体を撮像して得られる画像データを記録する。記録メディア50への画像データの記録および記録メディア50からの画像データの消去は、制御部60により制御される。
制御部60は、CPU61、VRAM62、SDRAM63、EEPROM64、画像入力コントローラ65、画像信号処理回路66、圧縮処理回路67、LCDドライバ68、およびメディアコントローラ69を有し、これらは、バスを介して相互に通信可能に接続されている。
CPU61は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を行う。VRAM62およびSDRAM63は、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。EEPROM64は、各種プログラムや各種データを格納する。EEPROM64には、重み付け飽和量を算出するための飽和量算出プログラム、制御値(撮像条件)を決定するための制御値決定プログラム、露光を制御するための露光制御プログラム、ストロボ発光量を制御するための発光量制御プログラム、および階調変換テーブルを作成するための作成プログラムが格納されている。
画像入力コントローラ65は、CMOSセンサ12からの出力信号を取り込んで、SDRAM63に書き込む。画像信号処理回路66は、画像データの階調を変換する階調変換処理、ライブビュー画像データとプレ発光画像データとの画像差分データを算出する差分データ作成処理、および画素ブロックの輝度を算出する輝度情報算出処理を実行する。
圧縮処理回路67は、画像データの圧縮処理を実行する。LCDドライバ68は、LCD30を制御する。メディアコントローラ69は、記録メディア50に対する画像データの記録/消去を制御する。
また、CPU61は、EEPROM64に記憶されているプログラムを実行することによって、飽和量算出部、制御値決定部、露光制御部、ストロボ発光制御部、および階調再現処理テーブル作成部として機能する。ここで、飽和量算出部は、被写体のプレ発光画像データおよび飽和ブロックの属性に基づいて重み付け飽和量を算出する。制御値決定部は、撮像条件としての制御値を決定する。露光制御部は、CMOSセンサ12に対する露光を制御する。ストロボ発光制御部は、ストロボ発光部21の発光量を制御する。階調再現処理テーブル作成部は、画像データの階調を変換するための階調変換テーブルを作成する。各部の具体的な処理内容については後述する。
なお、カメラ1は、上述した構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、あるいは、上述した構成要素のうちの一部が含まれていなくてもよい。
以上のとおり構成されるカメラ1によれば、被写体のストロボ撮影を行う際、主要被写体の輝度を目標値に維持しつつ、画素出力の飽和が抑制される。以下、図2〜図10を参照して、カメラ1の動作について説明する。
図2は、カメラ1により実行される動作処理の手順を示すフローチャートである。
電源がオンされれば、カメラ1は、CMOSセンサ12を制御して露光を行い(ステップS101)、ライブビュー画像データを取得する(ステップS102)。
続いて、カメラ1は、ブロック別画素輝度を算出する(ステップS103)。具体的には、カメラ1は、400×600ドットの画素からなる画像データを横30×縦20の画素ブロックに分割し、画素ブロック毎に輝度値(画素値)の平均値を算出する。
続いて、カメラ1は、主要被写体を検出し(ステップS104)、AE制御を行う(ステップS105)。具体的には、カメラ1は、主要被写体(たとえば、人物の顔)を検出し、主要被写体の輝度が適正な明るさになるように、絞り値、露光時間、およびISOゲイン(ISO感度)を制御する。
続いて、カメラ1は、画像データに対して階調変換処理を実行する(ステップS106)。具体的には、カメラ1は、画像データに対して階調変換処理を施し、画素に入射する光量に比例するCMOSセンサ12の出力値を、人間の視覚に適合する特性(対数圧縮されたような特性)を有する出力値に変換する。本実施形態では、カメラ1は、階調変換テーブルを用いて13ビットの輝度値を8ビットの輝度値に変換する。
続いて、カメラ1は、画像データに基づく画像を表示する(ステップS107)。具体的には、カメラ1は、ステップS106に示す処理で階調変換処理を施した画像データに基づく画像をLCD30に表示する。
以上のとおり、ステップS101〜S107に示す処理によれば、一定の時間間隔(たとえば、1/60秒間隔)で露光および画像データの取得が行われ、画像データに基づく画像が、ライブビュー画像として、LCD30に表示される。なお、ステップS101〜S107に示す処理自体は、一般的なリアルタイム画像表示処理であるため、詳細な説明は省略する。
続いて、カメラ1は、S2動作が検出されたか否かを判断する(ステップS108)。具体的には、カメラ1は、撮影者による本撮影動作が検出されたか否かを判断する。
S2動作が検出されていないと判断する場合(ステップS108:NO)、S2動作が検出されたと判断するまで、カメラ1は、ステップS101〜S107に示す処理を繰り返す。
一方、S2動作が検出されたと判断する場合(ステップS108:YES)、カメラ1は、撮像処理を実行し(ステップS109)、処理を終了する。具体的には、カメラ1は、プレ発光撮影を行って撮像条件を決定した後、本発光撮影を行う撮像処理を実行し、処理を終了する。
図3は、図2のステップS109に示される撮像処理の手順を示すフローチャートである。
まず、カメラ1は、プレ発光撮影を行い(ステップS201)、プレ発光画像データを取得する(ステップS202)。より具体的には、カメラ1は、最新のライブビュー画像データをSDRAM63に保存した後、ストロボ発光部21をプレ発光させて撮影を行い、プレ発光画像データを取得する。プレ発光は、ストロボ発光部21のフル発光量の5%程度の発光量で行われる。
続いて、カメラ1は、画像差分データを算出する(ステップS203)。具体的には、カメラ1は、SDRAM63に保存した最新のライブビュー画像データと、ステップS202に示す処理で取得したプレ発光画像データとの差分から画像差分データを算出する。画像差分データの値は、ストロボ光値に相当する。
続いて、カメラ1は、主要被写体の輝度を算出する(ステップS204)。具体的には、カメラ1は、SDRAM63に保存した最新のライブビュー画像データおよびステップS203に示す処理で算出した画像差分データから、主要被写体領域の定常光値(平均値)およびストロボ光値(平均値)をそれぞれ算出する。
続いて、カメラ1は、ストロボ発光量を算出する(ステップS205)。具体的には、カメラ1は、本撮影時に主要被写体の輝度が目標値となるように、ステップS204に示す処理で算出した定常光値を目標値から差し引いた値を、ステップS204に示す処理で算出したストロボ光値で除算し、本撮影において必要なストロボ発光量を算出する。
続いて、カメラ1は、重み付け飽和量を算出する(ステップS206)。具体的には、まず、カメラ1は、ステップS205に示す処理で算出した本撮影時のストロボ発光量に基づいて、画素ブロック毎に、本撮影時の輝度の推定値を算出する。続いて、カメラ1は、本撮影時の輝度の推定値が画素の飽和限界値を超える画素ブロックを飽和ブロックとして、飽和ブロックの飽和の程度を示す値である飽和量(EV値:Exposure Value)を算出する。そして、カメラ1は、飽和ブロックの属性(飽和ブロックが主要被写体領域内か否か、飽和ブロックの撮影画像内の位置、飽和ブロックのサイズ)に応じて飽和量に重み付けを行い、重み付け飽和量を算出する。なお、ステップS206に示される重み付け飽和量算出処理についての詳細な説明は後述する。
続いて、カメラ1は、飽和改善AE制御を行う(ステップS207)。具体的には、カメラ1は、ステップS206に示す処理で算出した重み付け飽和量に基づいて、飽和量を抑制するようにAE制御を行う。より具体的には、たとえば、ステップS206に示す処理で飽和ブロック毎に算出した重み付け飽和量の最大値が1EVの場合、カメラ1は、通常よりも1EV分低い露光が行われるように撮像条件を変更し、AE制御を行う。たとえば、プレ発光撮影時に、絞り値F4、露光時間1/60秒、ISOゲイン200のAE制御を行ったのに対し、本撮影では、絞り値および露光時間はそのままで、ISOゲイン100のAE制御を行う。なお、本実施形態とは異なり、撮像条件として、ISOゲイン200を変更することなく、絞り値を5.6に変更してもよい。
続いて、カメラ1は、ストロボ発光露光を行い(ステップS208)、本露光画像データを取得する(ステップS209)。具体的には、カメラ1は、ステップS205に示す処理で算出したストロボ発光量でストロボ発光部21を発光させ、ステップS207に示す処理で変更した撮像条件で被写体を撮像し、画像データを取得する。上述したとおり、本実施形態では、飽和量を抑制するように撮像条件が変更されているため、撮影画像は、その分だけ暗い画像となる。
続いて、カメラ1は、飽和改善階調変換処理を実行し(ステップS210)、処理を終了する。具体的には、カメラ1は、ステップS209に示す処理で取得した画像データに対して、主要被写体の輝度が目標値と一致するように、一般的な階調変換処理よりも被写体輝度の暗部〜中輝度部が明るめの階調変換処理を施す。
図4は、飽和改善階調変換処理で使用される階調変換テーブルの特性を示す図である。
図4の横軸は変換前の輝度値であり、縦軸は変換後の輝度値である。なお、図4では、比較例として、一般的な階調変換処理で使用される階調変換テーブルを破線で示す。
図4において実線で示すとおり、飽和改善階調変換処理で使用される階調変換テーブルは、一般的な階調変換テーブルよりも被写体輝度の暗部〜中輝度部が明るめの特性を有する。図4では、画素の飽和を抑制するために1EV分低い露光を行って得られた画像データに対応するように、階調変換テーブルは、被写体輝度の暗部〜中輝度部が1EV分明るくなる特性を有する。したがって、画素出力の飽和を抑制するために撮像条件を変更することにより暗くなった撮影画像の輝度が補償され、主要被写体の輝度が目標値に一致する。
図5は、カメラ1のダイナミックレンジを示す図である。
図5の横軸は被写体の輝度であり、縦軸は画素の出力である。なお、図5では、比較例として、一般的なカメラのダイナミックレンジを破線で示す。
図5において実線で示すとおり、一般的なカメラと比較して、本実施形態のカメラ1のダイナミックレンジは、高輝度側が1EV拡大されている。このような構成によれば、主要被写体の輝度を目標値に維持しつつ、画素出力の飽和を抑制することができる。
以下、図6〜図9を参照して、図3のステップS206に示される重み付け飽和量算出処理について詳細に説明する。
図6は、カメラ1による撮影画像の一例を示す図である。図6に示すとおり、以下では、主要被写体が1人の人物であり、人物の手前にテーブルおよび人物の後ろに鏡がある場面を例に挙げて説明する。
図6では、人物の顔を含む領域(4〜9行目I〜L列の4×6画素ブロック)が主要被写体領域として検出されている。なお、人物の顔を主要被写体として検出する技術は公知技術であるため、詳細な説明は省略する。また、以下では、説明を簡単にするため、定常光は少なく、ストロボ光がメイン光となる撮影環境を例に挙げて説明する。ライブビュー時およびプレ発光撮影時のAE制御値も説明を簡単にするために、絞り値は開放のF4、露光時間は手振れ限界の1/60秒、ISOゲインは200で同一とする。
図6に示す撮影画像(撮影画面)において、人物の輝度を適正にしようとすれば、通常、人物の手前に存在するテーブルは光量オーバーになり、CMOSセンサ12の画素出力の飽和が発生する。また、人物の後ろに存在する鏡についても、ストロボ光の照射角度により、正反射による画素出力の飽和が発生する。
上述したとおり、本実施形態に係る撮像処理では、カメラ1は、まず、プレ発光撮影を行い、プレ発光撮影の結果から、主要被写体領域の輝度を目標値にする場合における各画素ブロックの輝度の推定値を算出する。そして、カメラ1は、画素出力の飽和が生じる画素ブロックを飽和ブロックとして抽出し、飽和ブロックの飽和の度合いを示す値である飽和量を算出する。
たとえば、主要被写体領域の輝度の目標値が1024であり、画素の飽和限界値が8191(=目標値+3EV)であるとする。ライブビュー画像データおよびプレ発光画像データから主要被写体領域の定常光値が4、ストロボ光値が128と算出された場合、カメラ1は、本撮影時の主要被写体領域の輝度を目標値1024に一致させるためのストロボ光量として、1024−4=1020を算出する。そして、カメラ1は、本撮影時の発光量として、プレ発光撮影時の発光量の8倍(1020/128=8)の発光量を算出する。
続いて、カメラ1は、一の画素ブロックの定常光値(たとえば、134)と、当該画素ブロックのストロボ光値(たとえば、2031)の8倍の光量との和(134+2031×8=16382)を計算することにより、本撮影時における画素ブロックの輝度の推定値を算出する。そして、カメラ1は、輝度の推定値が飽和限界値8191を超える画素ブロックを飽和ブロックとして抽出し、飽和ブロックの飽和量を算出する。たとえば、飽和ブロックの輝度の推定値が16382の場合、カメラ1は、飽和量として、Log(16382/8191)/Log(2)=1EVを算出する。
図7は、飽和ブロックが抽出された撮影画像を示す図である。図7では、テーブル領域の一部に相当する画素ブロック(17行目E〜W列、18行目D〜X列、19行目C〜Y列、20行目B〜Z列)と鏡領域の一部に相当する画素ブロック(7行目R列)が飽和ブロックとして抽出され、飽和量が算出される。
そして、カメラ1は、これらの飽和ブロックの飽和量に対して、飽和ブロックの属性に応じた重み付けを行い、重み付け飽和量を算出する。重み付け飽和量は、下記(1)式に示すとおり、各飽和ブロックの飽和量に重み付け係数Kp,Ksを乗算して算出される。
重み付け飽和量=飽和量×Kp×Ks …(1)
ここで、Kpは、飽和ブロックが主要被写体領域内か否か、かつ、飽和ブロックの撮影画像内の位置により定まる係数であり、Ksは、飽和ブロックが主要被写体領域内か否か、かつ、飽和ブロックのサイズにより定まる係数である。
まず、飽和ブロックが主要被写体領域内か否か、かつ、飽和ブロックの画像内の位置により定まる重み付け係数Kpについて説明する。
図8は、飽和ブロックの撮影画像内の位置を説明するための図である。本実施形態では、撮影画面が8つのゾーンに分割されており、8つのゾーンのどのゾーンに飽和ブロックが位置するか否か、および、飽和ブロックが主要被写体領域内(4×6画素ブロック)に位置するか否かに応じて異なる重み付け係数Kpが選択される。飽和ブロックが主要被写体領域内か否か、および、飽和ブロックの撮影画像内の位置と重み付け係数Kpとの関係を表1に示す。
表1に示すとおり、飽和ブロックが主要被写体領域内にある場合、飽和ブロックの撮影画像内の位置とは無関係に、係数Kp=1に設定されている。主要被写体領域内に飽和ブロックがある場合、主要被写体領域外に飽和ブロックがある場合に比べ、飽和を抑制して階調を再現する必要性が高いため、主要被写体領域外に飽和ブロックがある場合に比べ、重み付け係数Kpが大きく設定されている。
一方、飽和ブロックが、主要被写体領域内にない場合、撮影画像の端ほど画像全体の見え方に対する画質の影響が小さくなるため、撮影画像の中心からの距離が遠いほど重み付け係数Kpが小さく設定されている。また、経験的に撮影画像の下側は上側よりも近距離である可能性が高く、ストロボ光による画素出力の飽和が発生し易いため、近距離の被写体へのストロボ発光による画素出力の飽和の抑制を重視し、撮影画像の上側よりも下側の重み付け係数Kpが大きく設定されている。
次に、飽和ブロックが主要被写体領域内か否か、かつ、飽和ブロックのサイズにより定まる重み付け係数Ksについて説明する。
カメラ1は、撮影画像中の隣接する飽和ブロックを1つの飽和領域としてグループ化する。本実施形態では、グループ化された飽和ブロックのサイズ、および、飽和ブロックが主要被写体領域内(4×6画素ブロック)に位置するか否かに応じて異なる係数Ksが選択される。飽和ブロックが主要被写体領域内か否か、および、飽和ブロックのサイズSと重み付け係数Ksとの関係を表2に示す。
表2に示すとおり、グループ化された飽和ブロックのサイズSが小さいほど画像全体の見え方に対する画質に与える影響が小さくなるため、重み付け係数Ksは小さく設定されている。これは、飽和の抑制を重視しない正反射による飽和は、一部の方向の角度からの反射光によるものなのでその領域も小さくなる傾向にあり、逆に飽和の抑制を重視する近距離の被写体へのストロボ発光による飽和は近距離ほど被写体の撮影画像におけるサイズも大きくなる傾向にあることとも合致する。このような重み付けは、飽和を抑制する処理はSN比を悪化させる副作用があるため、撮影画像全体の画質として飽和の抑制とSN比の劣化の両方を考慮して画質の改善を図るものである。
たとえば、主要被写体領域外でゾーン5に位置し、かつ、領域サイズSが27ブロックである飽和ブロックについて、本撮影時の輝度の推定値が40000である場合、飽和量は、下記(2)式により2.29EVと算出される。
飽和量=Log(40000/8192)/Log(2)=2.29EV …(2)
ここで、表1により、係数Kpは、0.95であり、係数Ksは、表2に基づいて、下記(3)式により、1.0である。
Ks=(27−2)/25=1.0 …(3)
したがって、飽和ブロックの重み付け飽和量は、下記(4)式により、2.18EVと算出される。
重み付け飽和量=2.29×0.95×1.0=2.18EV …(4)
以上のとおり、ゾーン5に位置する領域サイズSが27ブロックの飽和ブロックについては、飽和量2.29EVに対し、重み付け飽和量として2.18EVが算出される。
図7中の全飽和ブロックについて、重み付け飽和量を算出した結果を表3に示す。
表3に示すとおり、撮影画像中の複数の飽和ブロックについて、重み付け飽和量がそれぞれ算出される。本実施形態では、複数の重み付け飽和量のうち、最大の重み付け飽和量が本撮影時の最終的な抑制飽和量として算出される。表3では、19行目D列〜X列の飽和ブロックについて算出された重み付け飽和量1.0EVが最終的な抑制飽和量として算出される。
そして、上述したとおり、抑制飽和量1.0EVに基づいて1EV分低い撮像条件で本撮影が行われ、得られた画像データに対して、主要被写体の輝度が目標値に一致するように暗部〜中輝度部が明るめの階調変換処理が実行される。
その結果、中央部4×6ブロックの主要被写体を適正な明るさに維持しつつ、ストロボ光による画素出力の飽和を抑制することができる。
図9は、本撮影により得られる撮影画像を示す図である。
図9に示すとおり、本撮影により得られる撮影画像では、画素出力の飽和が完全に解消されておらず、一部の画素ブロック(7行目R列および20行目C列〜Y列)については、画素出力の飽和が残存する。
本実施形態では、飽和の抑制程度が、飽和ブロックの属性(飽和状態)に基づいて決定されるため、撮影画像全体の見え方として最適な飽和抑制を実現することができる。具体的には、鏡等からのストロボ光の正反射に起因する飽和や撮影画像の端部の飽和を、これらの飽和が完全に解消されるまで改善せずに、飽和抑制量を減らして不用意にノイズ等の副作用が増加することを防止し、撮影画像全体の画質を向上させている。
以上のとおり、本実施形態によれば、飽和ブロックの属性に応じて重み付けされた飽和量に基づいて撮像条件が変更され、飽和を抑制するように撮影が行われた後、主要被写体の輝度を目標値に一致させるように階調変換処理が行われる。したがって、主要被写体の輝度を適正に維持しつつ画素出力の飽和を抑制するストロボ撮影において、画素出力の飽和の抑制程度が最適化され、高品質な撮影画像が得られる。
(変形例)
上述した実施形態では、本撮影時の撮像条件として、ISOゲインを変更した。しかしながら、本撮影時の撮像条件として、ストロボ発光量を変更してもよい。
図10は、変形例に係る撮像処理の手順を示すフローチャートである。
図10のステップS301〜S306に示す処理は、図3のステップS201〜S206に示す処理と同様であるため、説明は省略する。
ステップS306に示す処理で重み付け飽和量を算出すれば、カメラ1は、飽和改善ストロボ発光量を算出する(ステップS307)。たとえば、最終的な飽和抑制量が1EVであり、主要被写体の輝度を目標値にするためのストロボ発光量がプレ発光撮影時のストロボ発光量の8倍である場合、カメラ1は、本撮影のストロボ発光量として1EV分低い4倍の発光量を算出する。
続いて、カメラ1は、AE制御を行う(ステップS308)。本変形例では、カメラ1は、プレ発光撮影時と同一の条件でAE制御を行う。
続いて、カメラ1は、ストロボ発光露光を行い(ステップS309)、本露光画像データを取得する(ステップS310)。本変形例では、カメラ1は、ステップS307に示す処理で算出したストロボ発光量でストロボ発光部21を発光させて撮影を行い、たとえば、1EV分暗い画像データを取得する。
そして、カメラ1は、飽和改善階調変換処理を実行し(ステップS311)、処理を終了する。本変形例では、主要被写体の輝度が目標値と一致するように、カメラ1は、ステップS310に示す処理で取得した画像データに対して、一般的な階調変換テーブルよりも被写体輝度の暗部〜中輝度部が明るめの階調変換テーブル(図4参照)を用いて、階調変換処理を施す。
以上のとおり、変形例に係る撮像処理によれば、主要被写体の輝度を適正に維持しつつ画素出力の飽和を抑制するストロボ撮影において、画素出力の飽和の抑制程度が最適化され、高品質な撮影画像が得られる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
たとえば、上述した実施形態では、主要被写体として、人物の顔が認識された。しかしながら、主要被写体は、人物の顔に限定されるものではなく、ユーザ操作により指定された被写体が主要被写体に設定されてもよい。あるいは、画像の中央部に位置する被写体が主要被写体に設定されてもよい。
また、上述した実施形態では、飽和ブロックが主要被写体領域内か否が、飽和ブロックの撮影画像内の位置、および飽和ブロックのサイズの3つの条件に基づいて、飽和量の重み付けが行われた。しかしながら、上記の3つの条件の中から選択される1つまたは2つの条件のみに基づいて、重み付けが行われてもよい。あるいは、上記の3つの条件以外の条件が付加されてもよい。
また、上述した実施形態では、複数の飽和ブロックの各重み付け飽和量のうち最大の重み付け飽和量が最終的な抑制飽和量として算出された。しかしながら、最終的な抑制飽和量は、最大の重み付け飽和量に限定されるものではなく、複数の重み付け飽和量の平均値であってもよい。
1 カメラ、
10 撮像部、
20 発光部、
30 LCD、
40 操作部、
50 記録メディア、
60 制御部。

Claims (10)

  1. 被写体に向けてストロボ光を照射する発光部と、
    前記被写体を撮像する撮像部と、
    前記発光部を予備発光させて前記撮像部により前記被写体を撮像して得られる画像を解析して、主要被写体の輝度を目標値にする場合における前記画像の各領域の輝度の推定値を算出する推定部と、
    前記推定部により算出された推定値が画素の飽和限界値を超える飽和領域について、当該飽和領域の飽和の程度を示す値である飽和量を前記飽和領域毎に算出する算出部と、
    前記算出部により算出された飽和量に対して、前記飽和領域の属性に応じた重み付けを行い、重み付け後の飽和量を算出する補正部と、
    前記補正部により算出された前記重み付け後の飽和量に基づいて、前記飽和量を減らすように撮像条件を変更する変更部と、
    前記変更部により変更された撮像条件にしたがって、前記発光部を本発光させて前記撮像部により前記被写体を撮像する制御部と、
    前記発光部を本発光させて前記撮像部により前記被写体を撮像して得られる画像に対して階調変換処理を施して、前記主要被写体の輝度を目標値に一致させる階調変換部と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記補正部は、前記飽和領域の面積が小さいほど重み付けが小さくなるように前記重み付けを行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記補正部は、前記飽和領域の前記画像内における位置によって重み付けが異なるように前記重み付けを行うことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記補正部は、前記主要被写体の領域外の前記飽和領域よりも前記主要被写体の領域内の前記飽和領域の重み付けが大きくなるように前記重み付けを行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像条件は、絞り値、露光時間、ISO感度、およびストロボ発光量の少なくとも一つであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 被写体に向けてストロボ光を照射する発光部を予備発光させて撮像部により前記被写体を撮像するステップ(a)と、
    前記ステップ(a)において前記被写体を撮像して得られる画像を解析して、主要被写体の輝度を目標値にする場合における前記画像の各領域の輝度の推定値を算出するステップ(b)と、
    前記ステップ(b)において算出された推定値が画素の飽和限界値を超える飽和領域について、当該飽和領域の飽和の程度を示す値である飽和量を前記飽和領域毎に算出するステップ(c)と、
    前記ステップ(c)において算出された飽和量に対して、前記飽和領域の属性に応じた重み付けを行い、重み付け後の飽和量を算出するステップ(d)と、
    前記ステップ(d)において算出された前記重み付け後の飽和量に基づいて、前記飽和量を減らすように撮像条件を変更するステップ(e)と、
    前記ステップ(e)において変更された撮像条件にしたがって、前記発光部を本発光させて前記撮像部により前記被写体を撮像するステップ(f)と、
    前記ステップ(f)において前記被写体を撮像して得られる画像に対して階調変換処理を施して、前記主要被写体の輝度を目標値に一致させるステップ(g)と、
    を有することを特徴とする撮像方法。
  7. 前記ステップ(d)において、前記飽和領域の面積が小さいほど重み付けが小さくなるように前記重み付けが行われることを特徴とする請求項6に記載の撮像方法。
  8. 前記ステップ(d)において、前記飽和領域の前記画像内における位置によって重み付けが異なるように前記重み付けが行われることを特徴とする請求項6または7に記載の撮像方法。
  9. 前記ステップ(d)において、前記主要被写体の領域外の前記飽和領域よりも前記主要被写体の領域内の前記飽和領域の重み付けが大きくなるように前記重み付けが行われることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の撮像方法。
  10. 前記撮像条件は、絞り値、露光時間、ISO感度、およびストロボ発光量の少なくとも一つであることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の撮像方法。
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