JP2014095672A - 距離検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低輝度の被写体を高精度に測距することができる距離検出装置を提供する。
【解決手段】 撮像素子と、電気信号に基づいて被写体までの距離を算出する演算手段と、を備えた距離検出装置であって、撮像素子は、射出瞳の中心から所定の方向へ偏心した第1の領域を通過した光束に基づいて得られる第1の電気信号と、射出瞳の中心から所定の方向とは逆方向に偏心した第2の領域を通過した光束に基づいて得られる第2の電気信号と、第1の領域から所定の方向とは逆方向に偏心した領域を通過した光束に基づいて得られる、第3の電気信号と、を該撮像素子上の複数の位置において取得する信号取得手段を備え、演算手段は、第1の電気信号から第3の電気信号を所定の割合で減算することにより、第1の補正信号を生成する信号補正処理と、第1の補正信号を用いて距離を算出する距離算出処理と、を行う距離検出装置。
【選択図】 図3

Description

本発明は、距離検出装置に関し、特にデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどに用いられる距離検出装置に関するものである。
デジタルスチルカメラやビデオカメラに適用可能な距離検出技術として位相差方式による距離検出技術が知られている。
特許文献1では撮像素子の一部の画素に測距機能を持たせ、位相差方式で検出するようにした固体撮像素子が提案されている。各画素には、マイクロレンズと光電変換部で構成された受光部が形成される。マイクロレンズで特定の角度から入射した光を光電変換部に導くことで、受光部は、狭い角度範囲で入射した光束に対して感度を持つ特性を有している。このような構成により、結像光学系の瞳上の一部の領域を通過した光を検出する。カメラレンズの瞳上の異なる領域を通過した光束により生成される2つの像を、それぞれ異なる受光部で取得する。両像のズレ量を推定し、ステレオ画像による三角測量を用いてデフォーカス量を算出することで、測距を行う。
この方式によると、従来のコントラスト方式とは異なり、距離を測定するためにレンズを動かす必要が無いため、高速高精度な測距が可能となる。
また、各画素の受光部で取得した信号は、撮影画像を生成するための画像信号として用いることができ、撮像と同時に測距が可能となる。
一方、特許文献2には、撮影光学系の異なる瞳領域を通過した光束をそれぞれ受光して、第1の画像信号と第2の画像信号をそれぞれ出力する一対の画素群を有する撮像素子を備えた焦点検出装置が開示されている。
そして、この焦点検出装置は、第1の画像信号に第1の係数を乗じた値から第2の画像信号に第2の係数を乗じた値を減算して、第1の補正画像信号を生成し、第2の画像信号に第3の係数を乗じた値から第1の画像信号に第4の係数を乗じた値を減算して、第2の補正画像信号を生成する演算手段と、第1及び第2の補正画像信号の位相差に基づいて、焦点ずれ量を検出する焦点検出手段、を有するものである。
特開2002−314062号公報 米国特許第8,159,599号明細書
特許文献1に開示された構成においては、受光部は、比較的狭い角度範囲で入射する光束のみに感度を有する、低感度な受光部となっている。このような受光部で低輝度の被写体の測距を行うと、信号強度が小さく、S/Nが十分でなくなるため、高精度な測距が困難となることが懸念される。
一方、広い角度範囲で入射する光束に対して感度を有する、高感度な受光部を用いると、信号強度が大きくなり、信号のS/Nが向上する。しかし、瞳の広い領域を通過した光束を検出するため、瞳の分割が不明確になり、基線長が短くなることで、高い精度での測距が困難となる。
特許文献2に開示の構成は、簡易な演算により合焦精度を向上させるものであるが、低輝度な被写体に対する合焦精度については、改善の余地があることが予想される。
本発明は、上記課題に鑑み、高感度で瞳の分割が不明確な受光部を用いて、低輝度の被写体を高精度に測距することができる距離検出装置を提供することを目的とする。
本発明により提供される距離検出装置は、被写体の像を結像する光学系と、前記光学系の射出瞳を通過した光束により電気信号を取得する撮像素子と、前記電気信号に基づいて前記被写体までの距離を算出する演算手段と、を備えた距離検出装置であって、
前記撮像素子は、主として前記射出瞳の中心から所定の方向へ偏心した第1の領域を通過した前記光束に基づいて得られる第1の電気信号と、
主として前記射出瞳の中心から前記所定の方向とは逆方向に偏心した第2の領域を通過した前記光束に基づいて得られる第2の電気信号と、
主として前記第1の領域から前記所定の方向とは逆方向に偏心した領域を通過した光束に基づいて得られる、前記第2の電気信号とは異なる第3の電気信号と、を該撮像素子上の複数の位置において取得する信号取得手段を備え、
前記演算手段は、前記第1の電気信号から前記第3の電気信号を所定の割合で減算することにより、第1の補正信号を生成する信号補正処理と、前記第1の補正信号を用いて前記距離を算出する距離算出処理と、を行うことを特徴とする。
本発明によれば、低輝度の被写体を高精度に測距することができる距離検出装置を実現することができる。
本発明に含まれる距離検出装置の概略断面図である。 本発明に含まれる距離検出装置の特性を示す図である。 本発明に含まれる距離演算手段のフローチャートを示す図である。 本発明に含まれる距離検出装置の原理を示す図である。 本発明に含まれる距離演算手段のフローチャートを示す図である。 実施例1における距離検出装置の撮像素子の概略断面図である。 実施例1における距離検出装置の撮像素子の概略断面図である。 実施例1における距離検出装置の撮像素子の概略断面図である。 実施例2における距離検出装置の撮像素子の概略断面図である。 実施例3における距離検出装置の撮像素子の概略断面図である。
(基本構成)
図1及び図2を参照して本発明の距離検出装置について説明する。
本発明の距離検出装置は、被写体の像を結像する光学系と、前記光学系の射出瞳を通過した光束により電気信号を取得する撮像素子と、前記電気信号に基づいて前記被写体までの距離を算出する演算手段と、を備えた距離検出装置である。
図1(a)は、本発明の距離検出装置を構成する結像光学系101と撮像素子102を中心に示した模式図であり、図1(b)は、撮像素子の一例を示す模式図である。また、図1(c)は、本発明の距離検出装置の全体的な構成例を示す模式図である。
図1(a)に示すように結像光学系101は外界の被写体の像を撮像素子102の面上に結像する。
撮像素子102は図1(b)に示すように複数の画素を備え、測距用及び補正用の電気信号を取得する信号取得手段として、画素103は、受光部106及び107、画素104は受光部108、画素105は受光部109を備えている。更に各画素には、各受光部で蓄積した電荷を電気信号に変換し、距離演算手段111に出力する、図示しない、読み出し手段を備える。読み出し手段は、例えば、フローティングディフュージョン部、ゲート電極、配線等で構成される。
距離検出装置100は、図1(c)に示すように光学系101、撮像素子102に加えて、取得した信号を用いて被写体までの距離を算出するための距離演算手段111を備える。距離演算手段111は、例えば、CPU、メモリを含む信号処理基板で構成される。距離検出装置100は、読み出した信号あるいは演算結果を記録するための記録装置112を備える構成とすることができる。図1(c)は、距離検出装置を示すものであるが、光学系101の合焦のための駆動機構、シャッター、画像確認用の液晶等のディスプレイ等を付加することでデジタルカメラとして捉えることも可能である。
本発明の距離検出装置を構成する撮像素子は、主として前記射出瞳の中心から所定の方向へ偏心した第1の領域を通過した前記光束に基づいて得られる第1の電気信号と、主として前記射出瞳の中心から前記所定の方向とは逆方向に偏心した第2の領域を通過した前記光束に基づいて得られる第2の電気信号と、主として前記第1の領域から前記所定の方向とは逆方向に偏心した領域を通過した光束に基づいて得られる、前記第2の電気信号とは異なる第3の電気信号と、を該撮像素子上の複数の位置において取得する信号取得手段を備えるものである。
そして、演算手段は、前記第1の電気信号から前記第3の電気信号を所定の割合で減算することにより、第1の補正信号を生成する信号補正処理と、前記第1の補正信号を用いて前記距離を算出する距離算出処理と、を行うものである。
これらの特徴点については、詳しくは後述する。
(重心角度・瞳重心・瞳分割領域の定義)
本発明においては、画素の大きさに対して、結像光学系101と撮像素子102の間の距離が長い。このため、結像光学系101の射出瞳120上の異なる位置を通過した光束は、異なる入射角の光束として撮像素子102の面上に入射する。
受光部(106、107)には、射出瞳120の形状や撮像素子上における受光部の位置に応じて、所定の角度範囲121からの光束が入射する。各角度で入射した光束に対する受光部の感度特性を角度特性と呼ぶ。
受光部に入射する光束の角度範囲内において、受光部の感度の重心となる角度を、重心角度と呼ぶ。重心角度は以下の式1で算出することができる。
式1において、θは瞳分割方向(本実施例においてはx軸方向)とz軸を含む平面内におけるz軸と成す角度であり、θgは重心角度、t(θ)は受光部の感度を表し、積分範囲は受光部に入射する光束の角度範囲である。
受光部に重心角度θgで入射する光束が通過する射出瞳120上の位置を瞳重心と呼ぶ。また、瞳重心を含み、受光部の感度が高い角度範囲から入射する光束が通過する射出瞳120上の領域を瞳分割領域と呼ぶ。
図2(a)は、xz平面内において各角度で入射した光束に対する各受光部の角度特性を示したものであり、横軸は、xz平面内における、入射光束とx軸が成す角度を示し、縦軸は感度を表している。
106ga、107ga、108ga、109gaは各受光部の重心角度を示している。
図2(b)の破線で示した106t、107t、108t、109tは、各受光部で受光される光束が通過する領域、106d、107d、108d、109dは各受光部の瞳分割領域をそれぞれ示している。106gp、107gp、108gp、109gpは、各受光部の瞳重心をそれぞれ示している。
受光部106と107は、受光部106及び107に広い角度範囲で入射する光束に対して感度を有するように構成され、射出瞳120のほぼ全領域106t及び107tを通過した光束を受光するように構成されている。
受光部106は、瞳分割領域106dが射出瞳120の中心から+x方向に偏心するように構成されている。すなわち、受光部106には、主として射出瞳の中心から所定の方向へ偏心した第1の領域を通過した光束が入射する。そして、この光束に基づいて第1の電気信号が得られる。このことから受光部106は、信号取得手段を構成する。この受光部は、第1の受光部として捉えることができる。
受光部107は、瞳分割領域107dが、瞳分割領域106dとは逆方向の、−x方向に偏心するように構成されている。すなわち、受光部107には、主として射出瞳の中心から前記所定の方向とは逆方向に偏心した第2の領域を通過した光束が入射する。そして、この光束に基づいて第2の電気信号が得られる。このことから受光部107は、信号取得手段を構成する。この受光部は、第2の受光部として捉えることができる。
瞳分割領域106dと107dを結ぶ方向を瞳分割方向(本構成例ではx方向)と呼ぶ。受光部106及び107は、撮像素子102上の瞳分割方向における複数の位置に配置されている。受光部106及び107は、瞳分割方向における複数の位置で、互いに異なる瞳領域を通過した光束を受光することができる。各受光部より取得した信号は、測距用信号又は画像信号として用いることができる。
受光部108は、瞳領域106t内の領域である瞳領域108tを通過した光束に対して感度を有し、瞳分割領域108dが、瞳分割領域106dから−x方向(瞳分割領域106dの偏心方向とは逆方向)に偏心するように構成されている。すなわち、受光部108は、主として前記第1の領域から前記所定の方向とは逆方向に偏心した領域を通過した光束に基づいて得られる、前記第2の電気信号とは異なる第3の電気信号を取得する。このことから受光部108は、信号取得手段を構成する。この受光部は、第3の受光部として捉えることができる。
受光部109は、瞳領域107t内の領域である瞳領域109tを通過した光束に対して感度を有し、瞳分割領域109dが、瞳分割領域107dから+x方向(瞳分割領域107dの偏心方向とは逆方向)に偏心するように構成されている。すなわち、受光部109は、主として前記第2の領域から前記所定の方向に偏心した領域を通過した前記光束に基づいて、前記第1の電気信号とは異なる第4の電気信号を取得する。受光部109は、信号取得手段を構成する。この受光部は、第4の受光部として捉えることができる。
受光部108及び109は、撮像素子102上の瞳分割方向における複数の位置に配置され、それぞれ受光部106及び107の近傍に配置されている。
各受光部で取得した信号は、補正用信号として用いることができる。また、受光部108は受光部107よりも、受光部109は受光部106よりも、多くの光束を受光し、高感度な特性となるように構成されている。これにより、測距信号よりも、S/Nが良好な補正用信号を取得することができる。
複数の位置において、各受光部で取得した信号を信号S106、S107、S108、S109と呼ぶ。
距離演算手段111は、図3に示すフローに従って、被写体までの距離を算出する手段である。
ステップ131は、信号補正処理であり、式2のように、撮像素子102上の各位置における信号S106からS108を所定の割合で減算することにより、補正信号CS106を生成する。すなわち、第1の電気信号から第3の電気信号を所定の割合で減算することにより、第1の補正信号を生成する。
そして、式3のように、撮像素子102上の各位置における信号S107からS109を所定の割合で減算することにより、補正信号CS107を生成する。すなわち、第2の電気信号から第4の電気信号を所定の割合で減算することにより、第2の補正信号を生成する。
式2及び式4において、α及びβは補正係数であり、0より大きい実数とする。撮像素子120上の瞳分割方向における複数の位置において、このような信号補正処理を行い、補正信号CS106とCS107を作成する。
CS106=S106−α・S108・・・(式2)
これを簡易な表現とすると以下の式3となる。
´=S−αS・・・(式3)
ここで、S´は第1の補正信号、SとSは第1と第3の電気信号であり、αは補正係数である。
CS107=S107−β・S109・・・(式4)
これを簡易な表現とすると以下の式5となる。
´=S−βS・・・(式5)
ここで、S´は第2の補正信号、SとSは第2と第4の電気信号であり、βは補正係数である。
ステップ132では、一対の補正信号CS106(第1の補正信号)とCS107(第2の補正信号)から、被写体の距離を算出する。これは、第1の補正信号を用いて距離を算出する距離算出処理を包含する。
一対の信号のズレ量は、公知の方法により求められる。例えば、一対の信号のうち、片方の信号をずらしながら相関演算を行い、最も相関が高いときのズレ量を算出することで求められる。更に、このように求めたズレ量から、公知の方法により、デフォーカス量を求め、被写体の距離を算出する。
上記に示した受光部と演算手段を備えた距離検出装置100を用いることで、低輝度の被写体を高精度に測距することができる。
(原理)
本発明の距離検出装置100により、高精度な測距が可能となる理由を述べる。
デフォーカス量(距離)は、一対の信号のズレ量から算出される。
あるデフォーカス量におけるズレ量は、基線長で決まり、基線長は、一対の信号を生成する受光部の瞳重心の間の距離で決まる。
瞳重心間の距離(基線長)が長いほど、ズレ量が大きくなり、ズレ量を高精度に検出することができ、高精度な測距が可能となる。
ステップ131の信号補正処理において、補正信号CS106(第1の補正信号)は、角度特性106aから、α倍した角度特性108aを減算した角度特性106a´を有する仮想の受光部で取得した信号に相当する。補正信号107(第2の補正信号)についても同様である。
図4は、各受光部の角度特性と、補正信号CS106(第1の補正信号)とCS107(第2の補正信号)に対応する仮想の受光部の角度特性及び瞳分割領域と瞳重心を示した図である。
図4(a)のように、重心角度108gaは、重心角度106gaよりも小さい角度を有している。そのため、補正信号CS106に対応する仮想の受光部の角度特性106a´は、図4(c)のように、角度特性106aのうち、特に小さい角度付近の感度が大きく減少した特性となる。
これにより角度特性106a´の重心角度106ga´は、重心角度106gaよりも、+側に大きな角度となる。図4(c)のように、補正信号CS106に対応する瞳分割領域106d´は、瞳分割領域106dよりも、+x方向により偏心した領域となる。
補正信号CS107についても同様に、角度特性107a´の重心角度107ga´は、重心角度107gaよりも、−側に大きい角度となり、瞳分割領域107d´は、瞳分割領域107dよりも、−x方向により偏心した領域となる。
瞳分割領域106d´と107d´の間の距離は、補正前の瞳分割領域106dと107d間の距離よりも長くなる。
基線長に相当する瞳重心106gp´と107gp´の間の距離123は、補正前の基線長122よりも長くなる。補正信号CS106とCS107のズレ量は、補正前よりも増大し、ズレ量を高精度に検出することができ、高精度な測距が可能となる。本発明の距離検出装置100において、S/N(signal noise ratio)が良い補正用信号を用いることで、低輝度の被写体をより高精度に測距することができる。
前述の信号補正処理において、補正用信号にノイズ(ランダムノイズ)があると、式3あるいは式5より、補正信号にも所定の割合でノイズが追加される。
補正信号のS/Nが十分でなくなると、像ズレ量の検出精度が十分でなくなる。
前述の像ズレ量の増大効果による改善効果と打ち消しあい、測距精度の向上効果が低減する。
特に、被写体が非常に低輝度になると、測距信号S106(第1の電気信号)、S107(第2の電気信号)にノイズが多く含まれる。
測距信号よりもS/Nが劣る信号を補正用信号として用いると、像ズレ量の検出誤差が非常に増大し、信号補正処理による改善効果が非常に低減する。
そのため、補正用信号は、S/Nが良好な信号を用いることが望ましく、より望ましくは、測距用信号よりもS/Nが良好な信号を用いることが望ましい。
なお、本発明の距離検出装置100において、信号取得手段及び距離演算手段は本実施例の構成に限定されるものではない。
補正用信号の取得手段として、2つの受光部108及び109を設けた構成を示したが、受光部108のみを設け、受光部108で取得した信号を補正用信号S108及びS109の両方に用いてもよい。
また、x方向に瞳分割を行う構成例について示したが、y方向あるいは斜め方向に瞳分割を行っても良く、これらの方向に瞳分割領域を有する受光部を配置し、測距を行ってもよい。このような構成にすると、これらの方向にコントラストの変化がある被写体の測距が可能となる。
距離演算手段111は、1対の補正信号を生成する例について示したが、どちらか片方の測距用信号の補正信号を生成し、補正信号と他方の測距用信号を用いて距離を算出してもよい。これらの構成でも、前述と同様の効果を得ることができ、高精度な測距が可能となる。
(補正係数の範囲)
図3のステップ131において、補正係数α及びβは、式6及び式8の範囲の値とすることが望ましい。式6及び式8において、t106、t107、t108、t109は、射出瞳120上の各位置から各受光部に入射した光束が、各受光部で電気信号に変換される割合である。
min()は、()内の最小値を求める関数である。x及びyは射出瞳120上の座標であり、式6においては、受光部108の瞳領域108t、式8においては受光部109の瞳領域109tの範囲内とする。
これをより簡易な表現とすると以下の式7となる。
ここで、pは射出瞳上の座標、T及びTは、射出瞳上の各座量位置から前記信号取得手段に光束が入射した場合における、該光束が第1及び第3の電気信号に変換される割合を示す。
これをより簡易な表現とすると以下の式9となる。
ここで、pは射出瞳上の座標、T及びTは、射出瞳上の各座量位置から前記信号取得手段に光束が入射した場合における、該光束が第2及び第4の電気信号に変換される割合を示す。
補正係数α及びβをこのように設定すると、角度特性106a´及び107a´は、負の感度を有さない特性となる。
各受光部では、各角度で受光部に入射した光束を感度に応じて積算した値が信号として取得される。
角度特性の一部に負の感度があると、負の感度で受光した光束は負の値となり、正の感度で受光した光束の値と相殺される。補正信号は、一部の光束の情報が欠落した信号となる。
これにより、補正信号より検出されるズレ量に誤差が生じ、測距誤差が生じる。補正係数α及びβを式4及び式5で示す範囲の値とすることで、補正信号の誤差を減少させ、ズレ量の検出誤差を低減し、更に高精度な測距が可能となる。
(受光部の配置)
本発明の距離検出装置100において、測距用信号と補正用信号を取得する各受光部は、撮像素子上で互いに近傍に隣接して配置することが望ましい。
互いに離れた位置に配置すると、各受光部に、異なる被写体からの光束が入射する。入射光束に差があると、信号補正処理において、両受光部で取得した信号により生成される補正信号に誤差が含まれ、測距結果に誤差が生じる。
各受光部は、互いに近傍に配置することが望ましい。望ましくは、3画素以内に隣接して配置することが望ましく、より望ましくは同じ画素内に配置することが望ましい。
(補正基線長による距離算出)
図3のステップ132の距離算出処理において、補正基線長を用いて距離を算出することで、より高精度な測距が可能となる。
補正基線長は、図4(c)における、補正信号CS106とCS107に対応する仮想の受光部の瞳重心106gp´と107gp´間の距離123を算出すること(補正基線長算出処理)で求められる。
まず、各受光部の角度特性と補正係数α及びβより重心角度106ga´と107ga´を求め、各重心角度と射出瞳120の位置情報から瞳重心106gp´と107gp´算出する。
次に、補正基線長W´に相当する、射出瞳120上の瞳重間の距離123を、式10より算出する。
このようにして求めた補正基線長123とステップ131で算出したズレ量から、式11により、デフォーカス量を求め、被写体の距離を算出する。
式11において、ΔLはデフォーカス量、rはズレ量、Lは射出瞳120と撮像素子102までの距離、W´は補正基線長123を表している。
より正確な基線長を用いてズレ量からデフォーカス量を算出することで、より高い精度で距離を算出することができる。
ステップ132の距離算出処理において、他の方式で距離を算出してもよい。
例えば、ズレ量とデフォーカス量を結び付ける変換係数を予め算出しておき、検出したズレ量と変換係数を用いてデフォーカス量を算出してもよい。
撮影条件や撮像面上における受光部の位置に応じて基線長を算出する演算を省くことができ、高速な測距が可能となる。
(補正係数の調整)
ステップ131の信号補正処理において、補正係数α及びβを受光部の撮像素子102上における位置や撮影条件に応じて調整すること(補正係数調整処理)で、より高精度な測距が可能となる。
ズームレンズのような結像光学系101の場合、ズームステートに応じて、射出瞳120から撮像素子102までの距離が変化する。また、結像光学系101の絞りの変化や画角によるケラレがあると、射出瞳120の形状が変化する。
これらの変動により、各受光部に入射する光束の角度範囲が変化し、式6及び式8における補正係数α及びβの数値範囲が変化する。受光部の撮像素子102上における位置や撮影条件に応じて、最適な補正係数α及びβを選択することで、各条件においてより高精度な測距を行うことができる。
(像修正処理)
本発明に含まれる距離検出装置100の距離演算手段において、更に補正信号の像形状を修正するための信号修正処理を行ってもよい。
補正信号CS106とCS107は、被写体の光量分布fと、補正線像分布関数L106´、L107´を用いて式12、式13のように記述することができる。xは撮像素子102上の瞳分割方向における位置である。
結像光学系101の点像分布関数、各受光部の角度特性、射出瞳120の形状や位置によって決まる線像分布関数をL106、L107、L108、L109とする。
式12及び式13における補正線像分布関数L106´、L107´は、式14、式16のように記述することができる。α及びβはステップ131で用いた補正係数である。
これをより簡易な表現とすると以下の式15となる。
´=L−αL・・・(式15)
ここで、L´は、第1の修正フィルタと捉えることができ、LとLは、それぞれ前記第1と第3の信号の信号取得手段と光学系によって決まる線像分布関数と捉えることができる。
これをより簡易な表現とすると以下の式17となる。
´=L−βL・・・(式17)
ここで、L´は、第2の修正フィルタと捉えることができ、LとLは、それぞれ第2と第4の信号の信号取得手段と光学系によって決まる線像分布関数と捉えることができる。
線像分布関数Lは、射出瞳120の位置や形状、各受光部の角度特性によって決定される。結像光学系101のレンズ枠などによる光束のケラレがあると、線像分布関数L106とL107、L108とL109は異なる関数となる。
補正線像分布関数L106´とL107´は、異なる関数となり、補正信号CS106とCS107´の像形状は互いに異なる形状となる。
次に、信号修正処理を含むフローを図5に示す。
図5は、図3と類似するフローであるが、図5は信号修正処理ステップ133を有する点で図3と相違する。
ステップ133は、補正信号CS106及びCS107の像形状を修正する信号修正処理である。
まず、一対の信号S106とS107あるいは補正信号CS106とCS107から、公知の手段によって、暫定デフォーカス量を算出する。
次に、暫定デフォーカス量と既知の情報である各受光部の角度特性及び射出瞳120の情報を元に、像修正フィルタとして、式14及び式16に示す関数L106´、L107´を作成する。
補正信号CS106、CS107に、像修正フィルタをL107´、L106´をそれぞれ畳み込み積分することで、修正信号MS106(第1の修正信号)、MS107(第2の修正信号)を作成する。このとき、畳み込み積分の基準点は各像修正フィルタの重心位置とする。
修正信号の像形状は式18、式19で表される。
式18及び式19のように、両修正信号の像形状は、関数L106´L107´で決まり、概略同じ形状となる。
ステップ132では、修正信号MS106、MS107を用い、公知の手段によって、デフォーカス量および被写体の距離を算出する。
本発明にかかる信号修正処理を含む測距演算により、補正信号の像形状を修正することができ、像形状の違いによるズレ量の算出誤差を低減することができる。ズレ量の検出精度が向上し、より高精度に距離を算出することができる。
なお、像修正フィルタL106´、L107´は、デフォーカス量に応じて変化する関数である。
ステップ132で求めたデフォーカス量を元に、再度像修正フィルタを作成し、この像修正フィルタを用いて修正像を作成し、デフォーカス量を求めてもよい。
より正解値に近いデフォーカス量を元に、像修正フィルタを作成することで、像修正フィルタの形状誤差が小さくなる。そして、修正信号の形状誤差が低減し、ズレ量およびデフォーカス量の算出精度が向上し、測距精度が向上する。
なお、信号修正処理は本実施例の処理に限定されるものではない。例えば、式14及び式16の関数の逆関数L106´−1及びL107´−1を導出し、それぞれの補正信号CS106、CS107に畳み込み積分することで、信号修正処理を行ってもよい。
また、ここでの説明では、信号修正処理は、瞳分割方向(x方向)の一次元の線像分布関数を用いた処理例を示したが、2次元(xy方向)の点像分布関数を用いて修正を行ってもよい。デフォーカスに伴う瞳分割方向に垂直な方向(y方向)からの寄与を考慮した修正処理を行うことができ、より高精度な修正信号を生成することができる。あるいは、射出瞳120の情報や信号取得手段の特性に基づき、他の信号修正処理を行ってもよい。
(撮影システム、AF,距離画像)
本発明の距離検出装置100の測距結果は、例えば、結像光学系101の焦点検出に用いることができる。本発明の距離検出装置100によって、高速かつ高精度に被写体の距離を測定することができ、被写体と結像光学系101の焦点位置とのズレ量を知ることができる。結像光学系101の焦点位置を制御することで、被写体に対して高速かつ高精度に焦点位置を合わせることができる。
あるいは、撮像素子102の全面にこのような受光部を配置し、撮像素子上の複数の領域ごとに、取得した信号を用いて距離を算出することで、距離画像を取得することができる。
本発明の距離検出装置を備えてデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等の撮像装置を構成でき、距離検出装置の距離検出結果に基づき、光学系の焦点検出を行うことができる。
(本発明の採用し得るその他の構成)
本発明の距離検出装置における撮像素子は具体的には、CMOSセンサ(相補型金属酸化物半導体を用いたセンサ)や、CCDセンサ(電荷結合素子を用いたセンサ)等の固体撮像素子を用いることができる。
本発明の距離検出装置における演算手段は、半導体素子を集積化した集積回路を用いて構成することができ、IC、LSI、システムLSI、マイクロ処理ユニット(MPU)、中央演算装置(CPU)等で構成することができる。
本発明は、距離検出装置の他にプラグラムをも包含する。
本発明のプラグラムは、被写体の像を結像する光学系と、前記光学系の射出瞳を通過した光束により撮像素子において、主として前記射出瞳の中心から所定の方向へ偏心した第1の領域を通過した前記光束に基づいて得られる第1の電気信号と、主として前記射出瞳の中心から前記所定の方向とは逆方向に偏心した第2の領域を通過した前記光束に基づいて得られる第2の電気信号と、主として前記第1の領域から前記所定の方向とは逆方向に偏心した領域を通過した光束に基づいて得られる、前記第2の電気信号とは異なる第3の電気信号と、を用いて前記被写体までの距離を算出するためのコンピュータに、所定の工程を実行させるものである。
ここで、図1(c)で示した距離検出装置100は、光学系100、撮像素子102、演算手段111及び記録装置112を備えて構成されている。
演算手段111をマイクロ処理ユニットや中央演算装置等で構成する場合には、演算手段111は、コンピュータとして捉えることが可能である。
本発明のプログラムは、演算手段に相当する前記コンピュータに、前記第1の電気信号から前記第3の電気信号を所定の割合で減算することにより、第1の補正信号を生成する信号補正処理工程と、前記第1の補正信号を用いて前記距離を算出する距離算出処理工程と、を実行させるものである。
本発明のプログラムは、所定の結像光学系と、所定の撮像素子と、コンピュータと、を備えた距離検出装置またはカメラ等撮像装置のコンピュータにインストールすることによって、距離検出装置または撮像装置を高精度の距離検出が可能なものとなすことができる。
本発明のプログラムは、記録媒体の他、インターネットを通じて頒布することも可能である。
以下、具体的な実施例を挙げて本発明を詳細に説明する。
本実施例における距離検出装置100の信号取得手段の構成例を図6に示す。
図6において、受光部106及び107は、画素103にマイクロレンズ210と、半導体等で構成された基板201中に光電変換部206及び207を設けることで構成されている。
受光部108及び109は、画素104あるいは105に、マイクロレンズ211と、半導体基板201中に光電変換部208あるいは209を設けることで構成されている。各画素には、各受光部の蓄積電荷を電気信号として距離演算手段111に出力する、図示しない読み出し手段を備えている。
射出瞳を通過し、各受光部に入射した光束は、マイクロレンズ210あるいは211を通過し、各光電変換部に導かれる。
受光部106及び107では、特に、射出瞳の異なる瞳分割領域106d及び107d(図2(b))を通過した光束202及び203が、それぞれ光電変換部206あるいは光電変換部207で効率良く受光される。
このような構成により、高感度かつ射出瞳120(図1(a))上で互いに異なる方向に偏心した瞳分割領域106d、107d(図2(b))を有する受光部106と107を容易に実現することができる。
受光部108、109では、特に、射出瞳120の中央付近にある瞳分割領域108d又は109d(図2(b))を通過した光束204、205が、光電変換部208及び209で効率良く受光される。
このような構成により、瞳分割領域106dあるいは107dから逆側に偏心した瞳分割領域108dあるいは109dからの光束を主として受光する受光部108及び109を容易に実現することができる。受光部106又は受光部107よりも高感度な受光部108及び109を容易に実現することができる。マイクロレンズ210、211の曲率や各光電変換部までの距離を調整することにより、各受光部の角度特性や瞳分割領域を制御することができる。このような構成により、受光部106及び107から測距用信号を、受光部108及び109から補正用信号を取得することができ、前述の演算手段により距離を算出することができる。
本発明の距離検出装置100において、画素103のように、画素内に複数の光電変換部を配置した構成とすると、光電変換部105と106により、高い感度で光束を受光することができ、高品質な画像信号を取得することができる。また、受光部108、109で取得した信号は、それぞれ画素104、105の画像信号として用いることができる。
本実施例における距離検出装置100を構成する各受光部の別の構成例を図7に示す。
図7において、受光部106及び受光部107は互いに異なる画素220及び221に配置されている。
受光部106、107には、マイクロレンズ210と光電変換部222あるいは223が配置され、更に、遮光部224あるいは225が配置されている。受光部108及び109は、図6に示したものと同様の構成となっている。各画素には、各受光部の蓄積電荷を電気信号として距離演算手段111に出力する、図示しない読み出し手段を備えている。
受光部106及び107の各光電変換部では、射出瞳を通過した光束が受光される。
受光部106では、光束203は遮光され、主に光束202が受光される。
受光部107では、光束202は遮光され、主に光束203が受光される。
このような構成により、測距用の信号S106、S107を取得することができる。補正用の信号S108、109は、前記と同様に、受光部108あるいは109で取得することができる。
これらの信号を用いて、前述と同様の手法により、高精度な測距を行うことができる。このような構成にすると、光電変換部222と223の間隔を広くすることができ、画素サイズが小さい撮像素子でも、各受光部を容易に作製することができる。
(導波路型)
距離検出装置100を構成する各画素を図8に示す導波路を用いて構成することもできる。
各画素には、基板201の光入射側(+z側)にコア230とクラッド231からなる導波路を配置され、画素103には、光電変換部206及び207、画素104及び105には、光電変換部208、209が配置されている。各画素には、各受光部の蓄積電荷を電気信号として距離演算手段111に出力する、図示しない読み出し手段を備えている。
コア230およびクラッド231は、撮像する波長帯域で透明な材料で形成され、コア230は、クラッド231より高い屈折率を有する材料で形成される。
これによりコア230内に光を閉じ込めて伝播させることができる。射出瞳120を通過し、各画素に入射した光束は、導波路を伝播し各光電変換部に導かれる。
画素103では、特に光束202が光電変換部206に、光束203が光電変換部207で効率良く受光され、画素104及び105では、光束204あるいは205が光電変換部208あるいは209で効率良く受光される。
このような構成とすることで、画素サイズが小さい撮像素子を用いた場合でも、入射光を効率良く受光することができる。
あるいは、基板104中にコアおよびクラッドからなる導波路を設けた、裏面入射型の構成としてもよい。
このような構成にすると、基板の裏側から入射した光(+z方向に伝播する光)が検出される。配線等は基板104の表側に配置することができ、入射光の伝播が、配線等によって妨げられるのを回避することができる。また、配線等による空間的制約が軽減され、入射光を光電変換部に効率良く導くことができる。
本実施例の距離検出装置を構成する信号取得手段の構成例を図9に示す。
図9(a)において、撮像素子200は、受光部106と受光部107を含む画素103が配置されて構成されている。
受光部106及び107は、図6に示したのと同様な構成を有している。
画素103には、各受光部の蓄積電荷を電気信号に変換し、距離演算手段111(図1(c))に出力する図示しない読み出し手段を備えている。
本実施例では、受光部106及び107で取得した電気信号を測距信号S106、S107として用いる。
図9(b)及び(c)は、各受光部の角度特性と射出瞳120上の瞳分割領域を示した図である。
受光部106及び107より、主として瞳分割領域106d及び107dを含む領域250dを通過した光束に基づく信号(本実施例では加算信号S250と呼ぶ)を生成する。例えば、受光部106及び107の測距信号S106及びS107を加算することで加算信号S250を生成する。あるいは加算信号S250は、両受光部で蓄積された電荷量に基づき、読み出し手段により生成される。加算信号S250を測距信号S106あるいはS107の補正用信号として用いる。
これらの信号を用いて、前述と同様の手法で測距することで、低輝度の被写体を高精度に測距することができる。
瞳領域250dは、瞳分割領域106dと107dの重心106gaと107gaの間に重心250gaを有している。
瞳領域250dは、瞳領域106dの偏心方向とは逆側に偏心した領域であり、加算信号S250を、測距信号S106の補正用信号として用いることができる。また、瞳領域250dは、瞳領域107dの偏心方向とは逆側に偏心した領域であり、加算信号S250を、測距信号S107の補正用信号として用いることができる。
加算信号S205の信号成分は、測距信号S106とS107の信号成分が含まれ、2倍となる。一方、ノイズ成分は両測距信号のランダムノイズ同士が加算平均されるため、2倍よりも低減する。すなわち、加算信号S250のS/Nは、個々の信号のS/Nよりも向上する。
このような補正用信号を用いて信号補正処理を行うことで、補正信号のS/Nの劣化を抑制するこができ、前述と同様に、低輝度の被写体を高精度に測距することができる。
受光部106と107で取得した電気信号から各信号を生成することで、補正用の信号を取得するための受光部を設ける必要が無く、構成を簡素化することができる。
また、測距用信号と補正用信号を同じ画素で取得することができ、前述の理由で、補正信号に含まれる誤差を低減することができ、より高精度な測距が可能となる。
撮像素子102の全画素にこのような画素を配置することで、高解像度かつ高精度の距離画像と、高画質な撮像画像を同時に取得することができる。
なお、本発明に含まれる距離検出装置200において、受光部の構成は本実施例に限定されるものではない。
図7や図8に示す画素220、221あるいは画素231を全画素に配置し、各画素に含まれる受光部106と107で取得した電気信号を、測距用信号及び補正用信号に用いてもよい。前述と同様の効果を得ることができる。
本実施例の距離検出装置を構成する信号取得手段の構成例を図10に示す。
図10の撮像素子300は、画素220と画素104を配置して構成され、画素220には受光部106、画素104には受光部108がそれぞれ設けられている。
受光部106及び108の角度特性及び瞳分割領域は、前述と同様の特性である。各画素には、各受光部の蓄積電荷を電気信号として距離演算手段111に出力する、図示しない読み出し手段を備えている。
本実施例では、受光部106(第1の受光部)で取得した信号を、測距信号S106(第1の信号)として用いる。受光部108で取得した信号から測距信号S106を減算して得られる信号を、測距信号S107(第2の信号)として用いる。受光部108で取得した信号を、測距信号S106あるいはS107の補正用信号として用いる。このことから受光部108は、第5の受光部と捉えることができる。
これらの信号を用いて、前述と同様の手法で測距することで、低輝度の被写体を高精度に測距することができる。前述のように、受光部108は受光部106よりも、多くの光束を受光し、高感度な特性となるように構成されており、S/Nが良好な補正用信号を取得することができる。
このような構成とすることで、測距用信号及び補正用信号を取得するための受光部を減らすことができ、撮像素子102の構成を簡素化することができる。特に、図7の構成と比べて、受光部107よりも高感度な受光部108を用いるため、信号の品質が向上し、撮影画像の画質を向上することができる。
100 距離検出装置
101 光学系
102 撮像素子
111 演算手段
120 射出瞳

Claims (19)

  1. 被写体の像を結像する光学系と、前記光学系の射出瞳を通過した光束により電気信号を取得する撮像素子と、前記電気信号に基づいて前記被写体までの距離を算出する演算手段と、を備えた距離検出装置であって、
    前記撮像素子は、主として前記射出瞳の中心から所定の方向へ偏心した第1の領域を通過した前記光束に基づいて得られる第1の電気信号と、
    主として前記射出瞳の中心から前記所定の方向とは逆方向に偏心した第2の領域を通過した前記光束に基づいて得られる第2の電気信号と、
    主として前記第1の領域から前記所定の方向とは逆方向に偏心した領域を通過した光束に基づいて得られる、前記第2の電気信号とは異なる第3の電気信号と、を該撮像素子上の複数の位置において取得する信号取得手段を備え、
    前記演算手段は、前記第1の電気信号から前記第3の電気信号を所定の割合で減算することにより、第1の補正信号を生成する信号補正処理と、前記第1の補正信号を用いて前記距離を算出する距離算出処理と、を行うことを特徴とする距離検出装置。
  2. 前記信号補正処理は、以下の式3に基づき、前記第1の補正信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の距離検出装置。

    ただし、S´は前記第1の補正信号、SとSは前記第1と第3の電気信号であり、αは補正係数であり、以下の式7の範囲の実数とする。

    ただし、pは前記射出瞳上の座標、T及びTは、該射出瞳上の各座量位置から前記信号取得手段に前記光束が入射した場合における、該光束が該第1及び第3の電気信号に変換される割合とする。
  3. 前記信号取得手段は、主として前記第2の領域から前記所定の方向に偏心した領域を通過した前記光束に基づいて、前記第1の電気信号とは異なる第4の電気信号を更に取得し、前記信号補正処理は、前記第2の電気信号から前記第4の電気信号を所定の割合で減算することにより、更に第2の補正信号を生成し、前記距離算出処理は、前記第1の補正信号と前記第2の補正信号を用いて前記距離を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の距離検出装置。
  4. 前記信号補正処理は、以下の式5に基づき、前記第2の補正信号を生成することを特徴とする請求項3に記載の距離検出装置。

    ただし、S´は前記第2の補正信号、SとSは前記第2と第4の電気信号であり、αは補正係数であり、以下の式9の範囲の実数とする。

    ただし、pは前記射出瞳上の座標、T及びTは、該射出瞳上の各座量位置から前記信号取得手段に光束が入射した場合における、該光束が前記第2及び第4の電気信号に変換される割合とする。
  5. 前記第3の電気信号は前記第2の電気信号よりも、S/Nが良好な信号であり、前記第4の電気信号は前記第1の電気信号よりも、S/Nが良好な信号であることを特徴とする請求項3に記載の距離検出装置。
  6. 前記信号取得手段は、前記複数の位置に対応してそれぞれの位置に、前記第1、第2、第3及び第4の電気信号をそれぞれ取得する第1、第2、第3及び第4の受光部を備えることを特徴とする請求項3に記載の距離検出装置。
  7. 前記第3の電気信号は、前記第1の電気信号に対応する光束が通過する瞳領域を通過した光束のうち、主として前記第1の領域から前記所定の方向とは逆方向に偏心した領域を通過した光束に基づいて得られる、前記第2の電気信号とは異なる電気信号であることを特徴とする請求項1に記載の距離検出装置。
  8. 前記第4の電気信号は、前記第2の電気信号に対応する光束が通過する瞳領域を通過した光束のうち、主として前記第2の領域から前記所定の方向に偏心した領域を通過した前記光束に基づいて、得られる前記第1の電気信号とは異なる電気信号であることを特徴とする請求項3に記載の距離検出装置。
  9. 前記信号取得手段は、前記複数の位置に対応してそれぞれの位置に、前記第1及び第2の電気信号をそれぞれ取得する第1及び第2の受光部を備え、前記第3及び第4の電気信号はそれぞれ、前記第1及び第2の受光部より生成され、主として前記第1の領域及び前記第2の領域を通過した光束に基づく信号であることを特徴とする請求項3に記載の距離検出装置。
  10. 前記信号取得手段は、前記複数の位置に対応してそれぞれの位置に、第1の受光部と第5の受光部とを備え、前記第3及び第4の電気信号は、前記第5の受光部で取得され、前記第1の電気信号は、前記第1の受光部で取得され、前記第2の電気信号は、前記第5の受光部で取得した電気信号から前記第1の電気信号を減算することで生成した信号であることを特徴とする請求項3に記載の距離検出装置。
  11. 前記撮像素子は、前記受光部を備えた画素の複数で構成され、前記受光部は、互いに隣接する3つの画素内に配置されていることを特徴とする請求項6項に記載の距離検出装置。
  12. 前記演算手段は、前記第1及び第2の補正信号に対応する光束が通過する前記射出瞳上の領域に基づき補正基線長を算出する補正基線長算出処理を更に含み、前記距離算出処理は、該補正基線長と前記補正信号とを用いて前記距離を算出することを特徴とする請求項3に記載の距離検出装置。
  13. 前記信号補正処理は、前記射出瞳の形状、または前記射出瞳と前記撮像素子との間の距離、または前記複数の位置のそれぞれの位置に応じて、前記補正係数を調整する補正係数調整処理を含むことを特徴とする請求項4項に記載の距離検出装置。
  14. 前記演算手段は、以下の式15及び式17で表わされる第1及び第2の修正フィルタを生成し、前記第1の補正信号に第2の修正フィルタを、前記第2の補正信号に第1の修正フィルタを、それぞれ畳み込み積分することにより、第1の修正信号と第2の修正信号とを生成する信号修正処理を更に備え、前記距離算出処理は、前記第1の補正信号及び第2の補正信号に代えて前記第1の修正信号と前記第2の修正信号を用いて前記距離を算出する処理であることを特徴とする請求項4項に記載の距離検出装置。


    ただし、L´とL´は、該第1と第2の修正フィルタ、LとLとLとLは、それぞれ前記第1と第2と第3と第4の信号の前記信号取得手段と前記光学系によって決まる線像分布関数、αとβは、前記補正係数とする。
  15. 請求項1乃至14のいずれか1項に記載の距離検出装置を備えたことを特徴とする撮像装置。
  16. 前記撮像装置は、前記距離検出装置の距離検出結果に基づき、前記光学系の焦点検出を行うことを特徴とする請求項15に記載の撮像装置。
  17. 前記撮像装置は、前記距離検出装置を用いて距離画像を取得することを特徴とする請求項15に記載の撮像装置。
  18. カメラであることを特徴とする請求項15乃至17のいずれかに記載の撮像装置。
  19. 被写体の像を結像する光学系と、前記光学系の射出瞳を通過した光束により撮像素子において、主として前記射出瞳の中心から所定の方向へ偏心した第1の領域を通過した前記光束に基づいて得られる第1の電気信号と、
    主として前記射出瞳の中心から前記所定の方向とは逆方向に偏心した第2の領域を通過した前記光束に基づいて得られる第2の電気信号と、
    主として前記第1の領域から前記所定の方向とは逆方向に偏心した領域を通過した光束に基づいて得られる、前記第2の電気信号とは異なる第3の電気信号と、を用いて前記被写体までの距離を算出するためのコンピュータに、
    前記第1の電気信号から前記第3の電気信号を所定の割合で減算することにより、第1の補正信号を生成する信号補正処理工程と、前記第1の補正信号を用いて前記距離を算出する距離算出処理工程と、を実行させることを特徴とするプログラム。
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