JP2014095240A - 固定部材及び機能パネルの固定構造 - Google Patents

固定部材及び機能パネルの固定構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2014095240A
JP2014095240A JP2012247761A JP2012247761A JP2014095240A JP 2014095240 A JP2014095240 A JP 2014095240A JP 2012247761 A JP2012247761 A JP 2012247761A JP 2012247761 A JP2012247761 A JP 2012247761A JP 2014095240 A JP2014095240 A JP 2014095240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding
piece
convex
fixing member
horizontal piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012247761A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6044929B2 (ja
Inventor
Takashi Sakuma
崇 佐久間
Mitsuhisa Fujino
光久 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2012247761A priority Critical patent/JP6044929B2/ja
Publication of JP2014095240A publication Critical patent/JP2014095240A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6044929B2 publication Critical patent/JP6044929B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/60Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
    • F24S25/61Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures
    • F24S25/615Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures for fixing to protruding parts of buildings, e.g. to corrugations or to standing seams
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/20Solar thermal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/47Mountings or tracking

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

【課題】凹凸屋根からの離脱を抑制した固定部材及びこれを用いた機能パネルの固定構造を提案する。
【解決手段】本発明は、凸部と凹部とを交互に有した凹凸屋根に取り付けられ、上方に機能パネルを固定する固定部材20であって、対をなす二つの半体21と、二つの半体21を保持する保持部40と、前記機能パネル用の取付部30とを備え、半体21は、前記凸部の各側面部に対向配置する縦片部24と、縦片部24の上部から突出した横片部26とを有し、縦片部24は、前記側面部の凹所に配置する突出部25を有し、二つの半体21が、互いの縦片部24を対向させて互いの横片部26を上下に重ねた状態で保持部40に保持され、保持部40として、横片部26を上下に重ねた状態で保持する第1保持部41と、縦片部24の間を狭める向きに力を付与して縦片部24を保持する第2保持部44とを設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、凹凸屋根に機能パネルを取り付ける機能パネル設置用の固定部材及びこの固定部材を用いた機能パネルの固定構造に関する。
従来から、既設の屋根に、太陽光発電パネル等の機能パネルを取り付けることがある。このものとして、例えば、特許文献1等には、固定金具を折板屋根の山部の頂点に固着して、この固定金具で太陽電池パネルを折板屋根に固定して取り付ける太陽電池パネル設置方法が開示されている。この方法では、山部の頂点に設けた結合部を、固定部材の両フィンガー部で掴むことによって、固定部材が折板屋根に取り付けられる。具体的には、両フィンガー部の結合部を掴む部位より上方に、ボルトが挿通してあり、ボルトのフィンガー部より外側にはナットが取り付けてある。このため、固定部材は、このボルト及びナットで両フィンガー部を締め付けることで、両フィンガー部で結合部を挟み込むことができ、これによって、両フィンガー部で結合部を掴んでいる。
特開2004−204512号公報
ところで、特許文献1等のようなボルトナットで締め付けて山部(凸部)を掴む所謂クランプ式の固定部材では、風等に起因する機能パネルの振動等によって、ボルトナットでの締め付けに緩みを生じることがある。そして、固定部材は、ボルトナットが緩むことで、両フィンガー部の間の幅が広がり、折板屋根から外れ易くなるという問題がある。
そこで、前記事情を鑑みて、本発明は、機能パネル等の微振動による保持部の緩み等での凹凸屋根からの離脱を抑制した固定部材及びこれを用いた機能パネルの固定構造を提案することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、下方に開口する凸部と上方に開口する凹部とを軒方向に交互に有した凹凸屋根に取り付け、上方に機能パネルを固定する固定部材であって、前記凸部に配置させる対をなす二つの半体と、この二つの半体の一部を上下を重ねた状態で保持する保持部と、前記二つの半体の重ねた部位の上方に突出して設けた前記機能パネル用の取付部とを備え、前記半体は、前記凸部の軒方向を向く各側面部に対向配置させる縦片部と、前記縦片部の上部から対をなす相手の前記半体に向けて突出した横片部とを有し、前記縦片部は、対をなす相手の前記半体に向けて突出し前記側面部に設けた凹所に配置させる突出部を有し、前記二つの半体は、互いの前記縦片部を対向させて互いの前記横片部を上下に重ねた状態で前記保持部に保持され、前記保持部として、前記重ねた状態で前記横片部を上下に保持する第1保持部と、前記縦片部の間を狭める向きに力を付与して前記縦片部を保持する第2保持部とを設けたものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記横片部の平面視における前記縦片部からの突出方向と交差する向きに位置する端部に、この交差する向きにおいて前記横片部から離れる方向に延出した延長片部を設け、前記延長片部は、少なくとも延出した先端側が、延出元の前記横片部に比べて低く位置するものであることが好ましい。
また、前記課題を解決するために本発明は、前述の固定部材を用いた前記凹凸屋根への機能パネルの固定構造であって、前記凸部は、内側に凹んだ凹所を、前記側面部に有し、前記固定部材は、前記凹所に前記突出部を配置し、前記側面部を前記縦片部で押圧して、前記凸部に取り付けるものであることを特徴とする。
本発明は、前記構成を具備したことで、固定部材を異なる二方向で保持して凹凸屋根に取り付けることができる。これによって、本発明は、凹凸屋根に対して、固定部材を一方向のみで保持して凹凸屋根に取り付けるものに比べて、保持部の緩み等による固定部材の凹凸屋根からの離脱を抑制することができる。
本発明の第1実施形態の固定部材の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態の機能パネルの固定構造の機能パネルを省略した断面図である。 本発明の第1実施形態の屋根構造において一部の図示を省略した斜視図である。 本発明の第1実施形態の固定部材の凸部への取付方法を示し、(a)が半体取付時であり、(b)が第1保持部取付時である。 本発明の第2実施形態の機能パネルの固定構造の機能パネルを省略した断面図である。
本発明を、添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。本実施形態は、図3に示すように、片流れ屋根を有する建物1に適用したものである。以下の説明では、傾斜した屋根面に沿って軒と棟を結ぶ方向(所謂屋根の流れ方向)を軒棟方向D1とし、軒に沿う方向を軒方向D2とし、棟に沿う方向を棟方向とする。本実施形態では、軒方向D2と棟方向は平行になっている。
建物1の軒側の外壁の上端部には、軒部2が形成されており、軒部2は、屋外側に向かって突出する。軒部2の屋外側の面(鼻板面)は、下方ほど屋内側に位置するように傾斜している。また、建物1の棟側の外壁の上端部には、棟部3が形成されており、棟部3は屋外側に向かって突出する。棟部3の屋外側の面は鉛直である。
建物1の屋根下地は、垂木等の建築躯体上に野地板4を設けることで、形成されている。野地板4は、棟側から軒側に向かって略一様な角度で下り傾斜している。野地板4の軒側端部は、軒部2よりもさらに屋外側に突出している。野地板4の軒側端面は、軒部2の屋外側の面と略平行である。野地板4の棟側端部は、軒棟方向D1において、棟部3の屋外側の面よりも屋内側に控えた位置に配置されている。
野地板4の上には、凹凸屋根材11が載置されており、凹凸屋根材11は、軒方向D2に複数並べて設けてある。各凹凸屋根材11は、例えば、鋼板製になっている。各凹凸屋根材11は、図2に示すように、下方に開口し且つ上方に突出する凸部12と、上方に開口し且つ下方に凹む凹部13とを有する。凸部12と凹部13とは、軒方向D2に交互に並んで形成してある。各凸部12の側面部12aは、隣接する凹部13の側面部を兼ねている。各凸部12の両側面部12aは、凸部12の天面部(上面部)に対して略直角である。そして、各凸部12の両側面部12aは、隣接する凹部13の底面部(下面部)に対して略直角である。
野地板4とこの上に配置された各凹凸屋根材11の間には、通気空間17(第1通気空間)が形成されている。各通気空間17は、凸部12と野地板4で囲まれた空間になっており、軒方向D2に沿って凸部12と同数或いは凸部12より少ない数で形成されている。通気空間17は、凹凸屋根材11の軒棟方向D1の全長に亘って形成されている。通気空間17は、軒棟方向D1と直交する断面形状が、略矩形状になっている。
また、各凸部12の両側面部12aの下端部には、通気空間17側に凹没する溝部35が設けてあり、各溝部35は、凹凸屋根材11の軒棟方向D1の全長に亘って形成されている。言い換えると、凸部12は、凸部12の内側に凹んだ凹所34を、側面部12aの下端部に有しており、凹所34は、凹凸屋根材11の軒棟方向D1の全長に亘って、溝状に形成されている。
図3に示すように、凹凸屋根材11の軒側端部は、軒棟方向D1において、野地板4の軒側端縁よりも屋外側に位置した出代部18になっている。凹凸屋根材11の出代部18における凸部12(すなわち、各凸部12の軒側の端部)は、下方に開口している。これら出代部18における各凸部12の下開口は、軒棟方向D1に長尺な矩形状に形成されており、この下開口部分が、対応する通気空間17の導入口になっている。
図2に示すように、凹凸屋根材11の軒方向D2における端部は、凹部13で形成されている。この端部の凹部13は、他の凹部13と同様に、下面部と二つの側面部とを有する。そして、この端部の凹部13は、軒方向D2において、下面部が他の凹部13の下面部に比べて若干大寸になっている。以下、この端部の凹部13を、外凹部14とし、外凹部14の二つの側面部のうち、凹凸屋根材11の端部に位置する側面部を、外側面部14aとする。
外側面部14aの上部には、掛止部15が形成されている。掛止部15は、例えば、外側面部14aの上端から外凹部14の内側に突出した突片部15aとなっており、突片部15aは外凹部14の下面部側に向けて下向き傾斜した形状になっている。そして、突片部15aは、外側面部14aの軒棟方向D1において全長に亘って形成されている。
また、隣り合う凹凸屋根材11の間には、軒棟方向D1に長いカバー部材8が配置される。カバー部材8は、下方に開口する略溝形の部材になっており、言い換えると軒棟方向D1に視て下向きの矩形U字形状(所謂コ字状)になっている。そして、カバー部材8は、隣接する凹凸屋根材11の外側面部14aをU字(溝)の内部に配置して、外側面部14aの軒棟方向D1の全長に亘って取り付けられる。
更に、カバー部材8の両側面部の下部には、被掛止部9が形成されている。そして、カバー部材8は、各側面部の被掛止部9が、対応する外側面部14aの掛止部15に掛止される。これによって、カバー部材8は両側の凹凸屋根材11に取り付けられる。そして、カバー部材8は、この状態で両側の凹凸屋根材11の間の部分を上方から覆う。
掛止部9は、例えば、カバー部材8の軒棟方向D1の全長に亘って形成されており、U字の内側に突出した突条部9aになっている。このため、カバー部材8は、各突条部9aを、対応する凹凸屋根材11の突片部15aの下方に配置することで、被掛止部9が掛止部15に掛止される。
また、カバー部材8は、その上面部が凸部12の上面部と略同形同寸に形成されており、突条部9aが軒方向D2においてU字の外側に開口している。このため、カバー部材8は、その外観が凸部12のようになっており、突条部9aの外観が溝部35のようになっている。これによって、凹凸屋根は、凹凸屋根材11の間を含む屋根面が、軒方向D2において凸部12と凹部13とを交互に有した形状となっている。以下、凹凸屋根材11の凸部12と、カバー部材8で形成された凸部とを、特に区別しない場合、単に「凸部12」と記載する。
ところで、本実施形態では、図3に示すように、複数の凹凸屋根材11で形成した屋根面上に、機能パネルが設置してある。機能パネルは、例えば、太陽光発電パネル48となっている。太陽光発電パネル48は、例えばシリコンを主材料とした半導体素子を有しており、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換して出力する。なお、太陽光発電パネル48は、上下両面で受光して発電可能な両面受光型のパネルであってもよいし、上面のみで受光して発電可能なパネルであってもよい。
太陽光発電パネル48は、複数の凸部12の上方に設置されており、複数の凸部12に跨っている。このため、太陽光発電パネル48とこの下方に位置する凹凸屋根材11の間には、第2通気空間が形成されている。この第2通気空間は、太陽光発電パネル48と凹部13とで囲まれた空間になっており、太陽光発電パネル48の下方に位置する凹部13と同数形成される。
また、太陽光発電パネル48は、任意の凸部12に取り付けた固定部材20によって、前記屋根面上に固定される。言い換えると、太陽光発電パネル48は、固定部材20を用いて前記屋根面上に固定される。
固定部材20は、図1に示すように、対をなす二つの半体21と、両半体21の上部を重ねた状態で保持する保持部40と、半体21の重ねた部位の上方に設けた機能パネル(太陽光発電パネル48)用の取付部30とを備える。そして、固定部材20は、凹凸屋根材11の凸部12と、カバー部材8で形成された凸部とのいずれかの凸部12に取り付けられる。なお、前記屋根面に取り付ける固定部材20の数は、前記屋根面上に固定する機能パネルの種類や形状等の設置条件に応じて適宜設定される。
半体21は、上下に幅を有した矩形で平板状の縦片部24と、縦片部24の上端から略直交する向きで突出した矩形で平板状の横片部26とを一体で有しており、半体21の断面形状は、上下逆向きの略L字形状になっている。そして、縦片部24は、その下端部に突出部25が設けてあり、突出部25は、横片部26の縦片部24に対する突出方向と略同じ向きで縦片部24から突出する。なお、半体21は、例えば、鋼板製になっており、この鋼板を屈曲させることで、縦片部24、横片部26及び突出部25が一体に形成されている。
また、半体21は、図2に示すように、凸部12に配置される。この際、横片部26は、上下において、板面(下面)が凸部12の上面部と対向し、縦片部24は、軒方向D2において、板面(側面)が凸部12の側面部12aに対向する。更に、各縦片部24は、同じ凸部12の夫々異なる側面部12aに当接し、当接した各側面部12aの溝部35(凹所34)には、対応する縦片部24の突出部25が配置される。このため、凸部12に配置した状態において、横片部26が、縦片部24の上端部から軒方向D2の所定の一方向に沿って突出し、突出部25が、縦片部24の下端部から軒方向D2に沿って前記一方向と略同じ向きに突出する。
以下、半体21を区別する場合には、凸部12の一方の側面部12aに当接させた一方の半体21を、第1半体22とし、同じ凸部12において残り一方(反対側)の側面部12aに当接させた残り一方の半体21を、第2半体23とする。そして、第1半体22の横片部26を、第1横片部27とし、第2半体22の横片部26を、第2横片部28とする。
また、固定部材20は、第2横片部28の上方に第1横片部27を配置した状態(重ねた状態)に組み立てて、用いられる。このため、両半体21は、互いの縦片部24の板面を横片部26の突出方向(前記一方向)において対向させて且つ互いの横片部26の板面を上下に重ねた状態で、凸部12に取付・配置される。
そして、第2半体23は、第1半体22に比べて、縦片部24からの横片部26の突出寸法が小寸になっている。例えば、第2横片部28の前記突出寸法は、第1横片部27に比べて、第1半体22の縦片部24の板厚分程度、短く形成されている。更に、第2半体23は、第1半体22に比べて、縦片部24の上下寸法(幅寸法)が小寸になっている。例えば、第2半体23の縦片部24の前記幅寸法は、第1横片部27の板厚分程度、短く形成されている。このため、固定部材20は、横片部26の前記突出寸法や縦片部24の前記幅寸法等から、第1半体22と第2半体23とを施工現場等で容易に識別することができる。
また、両半体21は、前記対向させて重ねた状態で、保持部40に保持される。そして、両半体21は、この保持状態で、各縦片部24で夫々当接した(対応した)側面部12aを挟み込むように押圧する。言い換えると、保持部40は、軒方向D2において側面部12aを縦片部24で押圧した状態にして、両半体21を保持する。以下、この保持状態を組合せ状態とする。
固定部材20は、保持部40として、両半体21を上下に保持する第1保持部41と、両半体21を突出方向(軒方向D2)に保持する第2保持部44とを備える。言い換えると、固定部材20は、保持する方向が異なる二種類の保持部40を備えており、二種類の保持部40は、前記保持する方向が交差する向きになっている。
第1保持部41は、両横片部26に跨って取り付けられており、両横片部26には、第1保持部41を取り付けるための被取付部43が設けてある。第1横片部27の被取付部43は、例えば、複数(本例では二つ)の挿通孔43aとなっており、挿通孔43aは、円形状に開口して、第1横片部27を上下に貫通して形成されている。第2横片部28の被取付部43は、挿通孔43aと同数のねじ穴43bとなっており、ねじ穴43bは、円形状に開口して、第2横片部28を上下に貫通して形成されている。
そして、ねじ穴43bは、組合せ状態において、夫々異なるいずれかの挿通孔43aと重なる位置に設けてあり、ねじ穴43bは組合せ状態で、対応する挿通孔43aと略同心で連通する。なお、ねじ穴43bは、挿通孔43aに対して略同径或いは小径に形成されている。
更に、第2横片部28は、ねじ穴43bの縁部が上方に突出して形成されており、この縁部の上端に第1横片部27の下面が当接される。このため、固定部材20は、組合せ状態において、横片部26を上下に重ね合せた(重ねて当接させた)状態となっている。言い換えると、第2半体23は、上方に凸の立上り部(前記縁部)を第2横片部28に設けて、この立上り部を第1横片部27に当接させて、凸部12に取付・配置するものとなっている。
第1保持部41は、例えばねじやボルト等の螺合部材42で形成されており、ねじ穴43b(挿通孔43a)と同数設けてある。螺合部材42は、上下に長尺でその略全長に亘ってねじ山を有した螺合軸部と、第1横片部27の上面(挿通孔43aの縁部)に当接させる当接部(ねじ等の頭部)とで形成されている。この螺合軸部は、第1横片部27の上方から挿通孔43aに挿通し、挿通した先端側をねじ穴43bに螺合させる。そして、螺合部材42は、組合せ状態において、前記当接部が第1横片部27の上面側の挿通孔43aの縁部に当接されるまで、前記螺合軸部をねじ穴43bに捻じ込むことで、両半体21に取り付けられる。これによって、第1保持部41(螺合部材42)は、第1横片部27を第2横片部28に押し付けた状態で保持する。言い換えると、両半体21は、第1保持部41の前記当接部と第2横片部28とで、第1横片部27を上下に挟持した状態で保持される。
第2保持部44は、両縦片部24間に跨って取り付けられており、両縦片部24には、第2保持部44を取り付けるための被取付部46が設けてある。両縦片部24の被取付部46は、突出方向に沿って貫通して形成された貫通孔46aとなっている。両貫通孔46aは、各縦片部24の略同じ位置に設けてあり、略円形状に開口している。このため、両貫通孔46aは、組合せ状態において、突出方向(軒方向D2)に沿って略同心で並んで位置する。そして、各貫通孔46aは夫々、各縦片部24の凸部12より上方に位置する上部に形成されている。
第2保持部44は、例えばボルト及びナット等の挟持部材45で形成されている。挟持部材45は、両貫通孔46aに挿通する挿通部材45aと、挿通部材45aに脱着自在で挿通部材45aを各貫通孔46aから抜け止める抜け止め部材45bとを有する。挿通部材45aは、軒方向D2に長尺でその略全長に亘ってねじ山を有した螺合軸部と、この螺合軸部の一方の端部に設けた当接部(ボルト等の頭部)とで形成されている。前記螺合軸部は、組合せ状態において、両貫通孔46aに挿通される。
このとき、挿通部材45aは、前記当接部が一方の縦片部24の貫通孔46aの縁部に当接され、前記螺合軸部の前記当接部とは反対側の端部が残り一方(他方)の縦片部24から外方に突出する。このため、前記当接部は、一方の縦片部24用の抜け止め部として機能する。言い換えると、挿通部材45aは、一方の縦片部24用の抜け止め部を一体に備える。
また、挿通部材45aに対して脱着自在の抜け止め部材45bは、他方の縦片部24用の抜け止め部となっており、前記螺合軸部の前記当接部とは反対側の端部に螺合させる等で、取り付けられる。そして、第2保持部44(挟持部材45)は、挿通部材45aの当接部とこれに螺合させた抜け止め部材45bとを夫々対応する側面部12aに当接して、両半体21に取り付けられる。
このとき、第2保持部44は、両縦片部24の軒方向D2(突出方向)における間の寸法を狭めるように、挿通部材45aに対する抜け止め部材45bの螺合位置が調節される。言い換えると、第2保持部44は、両縦片部24に対して突出方向の間を狭める向きに力を付与して、両縦片部24を突出方向に締め付けた状態にして、両半体21を保持する。このため、両半体21は、縦片部24で側面部12aを押圧した状態(凸部12を軒方向D1において挟持した状態)で保持される。更に、両半体21は、第2保持部44での前記締め付けによって、両縦片部24の互いに離れる向きへの変形(縦片部24の前記間の幅が広がること)が抑制される。
取付部30は、上下に略平行で軸心を有したボルト31と、ボルト31に螺合したナット32とで形成してある。ボルト31は、第1横片部27の平面視略中央に貫通して取り付けてある。そして、ボルト31は、第1横片部27に貫通して取り付けた状態で、その頭部が第1横片部27の下面に当接される。ナット32は、前記取り付けた状態のボルト31に上方側から螺合させて取り付けられる。そして、ナット32は、ボルト31に取り付けた状態で、その下端が第1横片部27の上面に当接される。このため、取付部30は、ボルト31の頭部とナット32とで第1横片部27を上下に挟持しており、これによって、取付部30は第1半体22(第1横片部27)に固定・保持される。
また、第1半体22は、取付部30を設けた(固定した)状態で、第2半体23に組み合される。そして、取付部30は、ボルト31の頭部の上下寸法(軸方向に沿った頭部の厚さ寸法)が、第2横片部28の前記立上り部(ねじ穴の前記縁部)の突出寸法と比べて、略同寸或いは若干小寸になっている。このため、固定部材20は、組合せ状態において、前記立上り部によって生じた第1横片部27と第2横片部28との上下間の隙間に、ボルト31の頭部が収納・配置される。
以下、凹凸屋根に機能パネル(太陽光発電パネル48)を設置するための構造やその手順について、図4に基づいて詳述する。なお、図4では、説明の便宜上、凹凸屋根を切断した図面になっている。
まず、作業者は、凹凸屋根の任意の凸部12に、第2半体23を配置して、第2横片部28を凸部12の上面部の上方に位置させる。このとき、作業者は、第2半体23の縦片部23の突出部25を一方の側面部12aの凹所34に配置して、この縦片部24をこの側面部12aに当接させる。
そして、作業者は、第2半体23と同じ凸部12に、第1半体22を配置して、第1横片部27を第2横片部28の上方に位置させる(重ね合せる)。このとき、作業者は、第1半体23の突出部25を、第2半体23を当接した側とは反対側の側面部12aの凹所34に配置して、第1半体23の縦片部24を前記反対側の側面部12aに当接させる。これによって、両半体21は、前記対向して重ね合せた状態で、凸部12に配置される。
次に、作業者は、第1保持部41を両半体21の被取付部43に取り付けて、第1保持部41で両横片部26を上下に固定・保持させる。そして、作業者は、第2保持部44を両半体21の被取付部46に取り付けて、第2保持部44で両縦片部24を軒方向D2において固定・保持させる。このとき、作業者は、第2保持部44で両縦片部24を締め付けて、各縦片部24で夫々対応する側面部12aを押圧させる。
これによって、両半体21は、突出部25を凹所34に配置し且つ縦片部23で凸部12を軒方向D2に押圧・挟持した姿勢で、上下及び軒方向D2の二方向において保持された状態となる。そして、固定部材20の凸部12(凹凸屋根)への取付(設置)作業は、両半体21を、前記姿勢で前記二方向から保持された状態(組合せ状態)にして、凸部12に取り付けることで、完了となる。
また、固定部材20の取付完了後、作業者は、太陽光発電パネル48の前記被取付部を取付部30に固定して、太陽光発電パネル48を固定部材20に取り付ける。これによって、太陽光発電パネル48は、凹凸屋根上に設置される。
このように、本実施形態の機能パネルの固定構造において、機能パネルを固定する固定部材20は、突出部25を凹所34に配置したことで、固定部材20の上方への移動を規制し易くすることができる。言い換えると、本実施形態では、凹所34と突出部25とが、固定部材20の凸部12からの抜け止め部として機能している。
このため、本実施形態では、前記移動による固定部材20の凸部12から上方への抜け等を抑制することができる。言い換えると、本実施形態では、固定部材20の上向きの外力に対する耐久性を向上し易くすることができる。これによって、本実施形態では、例えば太陽光発電パネル48の風による浮き上がり等での上向きの外力に対して、固定部材20を凹凸屋根から外れ難くすることができる。
更に、本実施形態では、両半体21を二種類の保持部40で保持した状態で、任意の凸部12(凹凸屋根の任意の位置)に取り付けられる。そして、この二種類の保持部40は、各々異なる向き(互いに交差する向き)で両半体21を保持する。
このため、本実施形態では、保持が緩み易い外力の向きを保持部40毎に(第1保持部41と第2保持部44とで)異ならせることができる。このため、本実施形態では、例えば太陽光発電パネル48(機能パネル)の微振動等を受けた際に、この微振動等での保持部40の緩みを、一方の保持部40のみに抑え易くすることができる。これによって、本実施形態では、一方の保持が緩んだ状態でも、突出部25を凹所34に配置した状態に維持し易くすることができる。言い換えると、本実施形態では、第1保持部41と第2保持部44との両方が突出部25を凹所34に配置した状態に両半体21を保持するため、前記微振動等を受けた際に、突出部25と凹所34とによる固定部材20の抜け止めを維持し易くすることができる。
このため、本実施形態では、固定部材を一方向のみで保持して凹凸屋根に取り付けるものに比べて、固定部材20を凹凸屋根から外れ難くして(離脱し難くして)取り付けることができる。そして、本実施形態では、固定部材20を凹凸屋根から外れ難くして取付可能としたことで、太陽光発電パネル48を凹凸屋根から外れ難くすることできる。
また、太陽光発電パネル48は、周囲の雰囲気温度が高い場合や、直射日光が長時間照射された場合等に、発電素子が高温になって発電効率(変換効率)が低下する恐れがある。これに対して、本実施形態では、太陽光発電パネル48の下方に通気空間17(第1通気空間)と凹部13(第2通気空間)とが設けてある。このため、本実施形態では、通気空間17や前記第2通気空間を流れる空気によって、太陽光発電パネル48を冷却し易くすることができる。これによって、本実施形態では、太陽光発電パネル48の温度上昇を抑えることができて、太陽光発電パネル48の発電効率の低下を抑制し易くすることができる。
次に、実施形態の他の一例として、第2実施形態を示す。なお、前述の第1実施形態と重複する構成は、同じ符号を付し、重複する説明は省略して、本実施形態(第2実施形態)の特徴等を説明する。
固定部材20は、例えば、図5に示すように、第1横片部27に延長片部37が設けてある。延長片部37は、平面視において、第1横片部27の突出方向に対して略直交する向き(軒棟方向D1)の端部に夫々設けてあり、この端部から軒棟方向D1(前記向き)に沿って延長した形状になっている。そして、延長片部37は、平板状に形成されており、板面が第1横片部27の板面と略同じ向きを向いている。また、第1横片部27の前記端部には、垂下片部38(段差)が設けてあり、これによって延長片部37の上面が第1横片部27の上面より低く位置する。
このため、本実施形態では、延長片部37を横片部26に比べて凸部12の上面部に近接或いは当接させて、固定部材20を凸部12に取り付けることができる。これによって、本実施形態では、例えば凸部12上方の第2保持部44設置用の空間への風の流入を抑制し易くなる等で、固定部材20が風の影響を受け難くなり、太陽光発電パネル48を凹凸屋根に強固に固定(設置)し易くすることできる。
そして、本実施形態では、延長片部37と垂下片部38(段差)とを設けたことで、前記設置用の空間を隠蔽し易くすることができる。このため、本実施形態では、例えば、横片部26等によって前記設置用の空間に生じる影が目立ち難くなる等で、前記屋根面上から固定部材20を目立ち難くすることができる。言い換えると、本実施形態では、凹凸屋根の外観への影響を軽減して、固定部材20を凹凸屋根(前記屋根面上)に取り付けることができて、固定部材20取付後も凹凸屋根の外観を良好な状態に保ち易くすることができる。
なお、本発明は、前述した実施形態の構成のみに限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更を行うことが可能である。例えば、機能パネルは、太陽光発電パネル48に限らず、その他の機能を有するパネルであってもよい。また例えば、本発明は、片流れ屋根に限らず、切妻屋根等のその他の形状の屋根にも適用可能である。
また例えば、前記立上り部は、ねじ穴43aの縁部に形成したものに限らず、ボルト31の頭部に干渉し難い位置であれば、前記縁部以外に設けたものや、突出方向等に長尺で形成したものや、これらを組み合わせたもの等であってもよい。また例えば、半体21は、重ね合せた状態で凸部12に取り付ける場合、第2半体23に前記立上り部を設けたものに限らず、下方に凸の脚部を第1横片部27に設けて、この脚部を第2横片部28の上面に当接させるものであってもよい。また例えば、固定部材20は、重ね合せた状態で凸部12に取り付ける場合、半体21に前記立上り部や前記脚部を設けたものに限らず、スペーサー部材を介在させるもの等であってもよい。また例えば、前記立上り部や前記脚部等は、ボルト31の頭部に干渉する等で、ボルト31を横片部26に固定する固定部としての機能を備えたものであってもよい。
また例えば、本固定構造は、機能パネルの重量や形状、凹凸屋根材11の強度等によっては、凸部12の内側に補強用の芯材を配置して、両縦片部24での押圧による凸部12の変形を抑制してもよい。この場合、芯材は、配置した凸部12の上面部との間に空間を有する等で、この凸部12で形成された通気経路17を閉塞しないものが好ましい。
また例えば、凹所34は、固定部材20の下部(突出部25)を配置可能であれば、凸部12の側面部12aの下端部に溝状に形成したもの(溝部35)に限らない。例えば、凹所34は、側面部12aの固定部材20の配置位置のみ等、側面部12aの全長のうちの一部に形成したものや、側面部12aの中間等、側面部12aの下端部より上方に形成したもの等であってもよい。言い換えると、凹所34は、その内部に突出部25を配置して、少なくとも一方の保持部40で両半体21を保持することで、固定部材20を凸部12から抜け止め可能なものであればよい。
また例えば、固定部材20は、突出部25と凹所34とが嵌り合うものや、突出部25で側面部12a(凹所34の奥面や上面等)を押圧するもの等であってもよい。また例えば、横片部26の突出する方向(突出方向)と縦片部24の幅方向とが交差する角度は、直角に限らず、凹所34に突出部25を配置可能であれば、直角より若干鋭角や若干鈍角なものであってもよい。
また例えば、保持部40は、第1保持部41を挟持部材で形成してもよく、第2保持部44を一方の縦片部24に設けたねじ穴とこのねじ穴に先端側を螺合させる螺合部材とで形成してもよい。なお、ねじ穴43bは、横片部26や縦片部24に雌ネジを設ける等で直接形成したものに限らず、横片部26や縦片部24にナット等を溶接等で固着・一体化させて形成したもの等であってもよい。
また例えば、延長片部37は、第2横片部28に設けてもよい。また例えば、延長片部37は、少なくとも延出した先端側が、延出元の横片部26の上面に比べて低く位置するものであればよく、垂下片部を設けずに横片部26から下向き傾斜して設けたもの等であってもよい。
1 建物
2 軒部
3 棟部
4 野地板
8 カバー部材
11 凹凸屋根材
12 凸部
12a 側面部
13 凹部
20 固定部材
21 半体
22 第1半体
23 第2半体
24 縦片部
25 突出部
26 横片部
27 第1横片部
28 第2横片部
30 取付部
34 凹所
35 溝部
37 延長片部
38 垂下片部
40 保持部
41 第1保持部
42 螺合部材
43 被取付部
44 第2保持部
45 挟持部材
46 被取付部
48 太陽光発電パネル
D1 軒棟方向
D2 軒方向

Claims (3)

  1. 下方に開口する凸部と上方に開口する凹部とを軒方向に交互に有した凹凸屋根に取り付け、上方に機能パネルを固定する固定部材であって、
    前記凸部に配置させる対をなす二つの半体と、この二つの半体の一部を上下を重ねた状態で保持する保持部と、前記二つの半体の重ねた部位の上方に突出して設けた前記機能パネル用の取付部とを備え、
    前記半体は、前記凸部の軒方向を向く各側面部に対向配置させる縦片部と、前記縦片部の上部から対をなす相手の前記半体に向けて突出した横片部とを有し、
    前記縦片部は、対をなす相手の前記半体に向けて突出し前記側面部に設けた凹所に配置させる突出部を有し、
    前記二つの半体は、互いの前記縦片部を対向させて互いの前記横片部を上下に重ねた状態で前記保持部に保持され、
    前記保持部として、前記重ねた状態で前記横片部を上下に保持する第1保持部と、前記縦片部の間を狭める向きに力を付与して前記縦片部を保持する第2保持部とを設けたものであることを特徴とする固定部材。
  2. 前記横片部の平面視における前記縦片部からの突出方向と交差する向きに位置する端部に、この交差する向きにおいて前記横片部から離れる方向に延出した延長片部を設け、
    前記延長片部は、少なくとも延出した先端側が、延出元の前記横片部に比べて低く位置するものであることを特徴とする請求項1記載の固定部材。
  3. 請求項1または2記載の固定部材を用いた前記凹凸屋根への機能パネルの固定構造であって、
    前記凸部は、内側に凹んだ凹所を、前記側面部に有し、
    前記固定部材は、前記凹所に前記突出部を配置し、前記側面部を前記縦片部で押圧して、前記凸部に取り付けるものであることを特徴とする機能パネルの固定構造。
JP2012247761A 2012-11-09 2012-11-09 固定部材及び機能パネルの固定構造 Expired - Fee Related JP6044929B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012247761A JP6044929B2 (ja) 2012-11-09 2012-11-09 固定部材及び機能パネルの固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012247761A JP6044929B2 (ja) 2012-11-09 2012-11-09 固定部材及び機能パネルの固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014095240A true JP2014095240A (ja) 2014-05-22
JP6044929B2 JP6044929B2 (ja) 2016-12-14

Family

ID=50938530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012247761A Expired - Fee Related JP6044929B2 (ja) 2012-11-09 2012-11-09 固定部材及び機能パネルの固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6044929B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102035195B1 (ko) * 2019-05-20 2019-10-22 (주)선광기업 태양광모듈 설치를 위한 연결고정장치

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1035591A1 (en) * 1999-03-05 2000-09-13 Coöperatief Advies en Onderzoeksburo u.a. Ecofys Cover system for arranging on a surface one or more solar elements such as solar panels and/or solar thermal collectors
JP3123885B2 (ja) * 1994-06-21 2001-01-15 日本特殊陶業株式会社 高周波用誘電体フィルタ
JP2002021261A (ja) * 2000-07-04 2002-01-23 Abc Trading Co Ltd 屋根構造、屋根改修構造及び取付金具
US20080302928A1 (en) * 2007-06-06 2008-12-11 Haddock Robert M M Adjustable mounting assembly for standing seam panels
JP2009179955A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Douichi Metal Industry Ltd 折板屋根用取付け金具
US20120047827A1 (en) * 2010-02-26 2012-03-01 Atkore International, Inc. Standing seam roof clamp

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3123885B2 (ja) * 1994-06-21 2001-01-15 日本特殊陶業株式会社 高周波用誘電体フィルタ
EP1035591A1 (en) * 1999-03-05 2000-09-13 Coöperatief Advies en Onderzoeksburo u.a. Ecofys Cover system for arranging on a surface one or more solar elements such as solar panels and/or solar thermal collectors
JP2002021261A (ja) * 2000-07-04 2002-01-23 Abc Trading Co Ltd 屋根構造、屋根改修構造及び取付金具
US20080302928A1 (en) * 2007-06-06 2008-12-11 Haddock Robert M M Adjustable mounting assembly for standing seam panels
JP2009179955A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Douichi Metal Industry Ltd 折板屋根用取付け金具
US20120047827A1 (en) * 2010-02-26 2012-03-01 Atkore International, Inc. Standing seam roof clamp

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102035195B1 (ko) * 2019-05-20 2019-10-22 (주)선광기업 태양광모듈 설치를 위한 연결고정장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP6044929B2 (ja) 2016-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5014925B2 (ja) 折板屋根用取付け金具
WO2010131386A1 (ja) 太陽電池モジュールの固定構造
JPH09177272A (ja) 住宅用ソーラ機器の取付に用いられる取付金物及び住宅用ソーラ機器の取付構造並びに住宅用ソーラ機器搭載の屋根
JP5862005B2 (ja) 太陽電池モジュールの取付け構造および太陽電池ユニット
CN211257592U (zh) 一种光伏建筑构件及一体化光伏建筑
JP2007205058A (ja) 太陽電池モジュール、および太陽電池モジュールの折版屋根への取り付け構造
JP5891109B2 (ja) 太陽電池モジュールの固定構造および太陽電池モジュールの固定方法
JP6044929B2 (ja) 固定部材及び機能パネルの固定構造
JP3157209U (ja) 外装パネルの取付装置
KR101403826B1 (ko) 조립식 건축물의 지붕에 태양광 패널 설치를 위한 체결구
WO2023221779A1 (zh) 一种光伏组件安装结构及应用该结构的彩钢瓦、光伏系统
JP4430037B2 (ja) 太陽電池モジュール、および太陽電池モジュールの折版屋根への取り付け構造
KR101543376B1 (ko) 태양전지판 고정장치
KR101111456B1 (ko) 태양전지판용 클램프
JP5999771B2 (ja) 屋根用設置物の取付け具およびその取付け具を用いた屋根用設置物の取付け方法
WO2022199060A1 (zh) 一种屋面背板及屋面结构
KR20140043008A (ko) 태양광 모듈 설치를 위한 프레임 및 이를 이용한 태양광 모듈 설치 구조
JP2014185421A (ja) 太陽電池パネル設置架台
JP6037272B2 (ja) 機能パネルの固定構造
JP2014047593A (ja) ソーラーパネル用枠体の補助固定装置
JP2014080730A (ja) 固定部材及び機能パネルの固定構造
JP6045021B2 (ja) 屋根上設置物の取付具およびその取付具を用いた屋根上設置物の取付方法
JP2006120959A (ja) 太陽電池モジュール装置
KR200460239Y1 (ko) 투광성 패널용 커넥터
JP2017040065A (ja) 太陽光発電パネル取付金具

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150312

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161011

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161107

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6044929

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees