JP2014091133A - レーザ溶断装置および加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザを用いて種々の条件の被加工部材を溶断することができること。
【解決手段】被加工部材にレーザを照射し、被加工部材を加工するレーザ溶断装置であって、TEM00モード及びTEM10モードを少なくとも含むマルチモードのレーザを出力するレーザ出力装置と、レーザ出力装置から出力されたレーザを案内する案内光学系と、光学系から出力されたレーザを案内し、被加工部材に照射する照射ヘッドと、レーザ出力装置の動作を制御する制御装置と、を有する。制御装置は、レーザ出力装置から出力されるレーザがTEM10モードであるとした場合、被加工部材に照射されるレーザのピークビーム強度が500W/mm以上となる出力で、レーザ出力装置からレーザを出力させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、加工対象の部材にレーザを照射して加工対象の部材を溶断するレーザ溶断装置および加工方法に関する。
レーザを照射することで加工対象を切断、溶断する装置がある。例えば、本出願人が出願した特許文献1には、レーザビームと同軸的に配置され、レーザビームの照射と同時にアシストガスの噴射を行う主ノズルと、この主ノズルの周囲に該主ノズルに対して傾けて配置された高圧ガスの噴射を行う複数個の補助ノズルを用い、主ノズルからのレーザビームを被加工物に対し前進角をつけて入射させると同時に、補助ノズルから噴射される高圧ガスを被加工物にほぼ垂直に噴射することを特徴とするレーザ切断方法が記載されている。
このようなレーザを照射することで加工装置を切断、溶断する装置を、他の建物の取り壊し等の場合に加工対象を分割する装置として用いることが提案されている。例えば、特許文献2には、水中でレーザ光を応用した切断機を用いて溶接された炉内構造物を切断することが記載されている。また、解体等のために原子炉に関連する設備を溶断する装置としては、特許文献3にプラズマ発生装置を用いることが記載されている。
特許第2846297号公報 特開平8−262190号公報 特許第2987070号公報
ここで、建物の解体等で加工対象を分割する場合、加工位置や周囲の状況によって被加工部材とレーザの照射位置との相対関係が種々の関係となる。しかしながら、レーザ光で加工を行う場合、基本的にレーザの照射位置を被加工部材に近づけた状態で加工を行う。そのため、切断、溶断が困難な場合もある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、レーザを用いて種々の条件の被加工部材を溶断することができるレーザ溶断装置および加工方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、被加工部材にレーザを照射し、被加工部材を加工するレーザ溶断装置であって、TEM00モード及びTEM10モードを少なくとも含むマルチモードのレーザを出力するレーザ出力装置と、前記レーザ出力装置から出力されたレーザを案内する案内光学系と、前記光学系から出力されたレーザを案内し、前記被加工部材に照射する照射ヘッドと、前記レーザ出力装置の動作を制御する制御装置と、を有し、前記制御装置は、前記レーザ出力装置から出力されるレーザがTEM10モードであるとした場合、前記被加工部材に照射されるレーザのピークビーム強度が500W/mm以上となる出力で、前記レーザ出力装置からレーザを出力させることを特徴とする。
前記レーザ出力装置は、前記照射ヘッドと被加工部材との距離が0.5m以上40m以下で、TEM10モードであるとした場合、前記被加工部材に照射されるレーザのピークビーム強度が500W/mm以上となる範囲でレーザの出力を調整可能であることが好ましい。
また、前記レーザ出力装置は、1kW以上50kW以下のビームワット数のレーザを出力することが好ましい。
また、前記照射ヘッドから出力された前記レーザが到達する前記被加工部材をアシストガス雰囲気とするアシストガス供給装置をさらに有することが好ましい。
また、前記照射ヘッドのレーザ照射位置から前記被加工部材のレーザが照射される位置までの距離を計測する距離計測部をさらに有し、前記制御装置は、前記距離計測部の計測結果に基づいて、前記レーザ出力装置から出力する前記レーザの出力を調整することが好ましい。
また、前記照射ヘッドの位置を移動させる移動機構をさらに有し、前記制御装置は、前記距離計測部で計測した結果に基づいて、前記移動機構で前記照射ヘッドの位置を移動させ、前記照射ヘッドのレーザ照射位置から前記被加工部材のレーザが照射される位置までの距離を調整することが好ましい。
また、前記照射ヘッドは、前記案内光学系から出力された前記レーザを集光する集光光学系を有し、前記集光光学系で集光した前記レーザを前記被加工部材に向けて出力させることが好ましい。
また、前記照射ヘッドは、前記案内光学系から出力された前記レーザをコリメートするコリメート光学系を有し、前記コリメート光学系でコリメートした前記レーザを前記被加工部材に向けて出力させることが好ましい。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、被加工部材にレーザを照射し、被加工部材を溶断する加工方法であって、前記レーザ照射位置から前記被加工部材のレーザが照射される位置までの距離を特定するステップと、TEM00モード及びTEM10モードを少なくとも含むマルチモードのレーザを出力する出力ステップと、を有し、前記出力ステップは、出力されるレーザがTEM10モードであるとした場合、前記被加工部材に照射されるレーザのピークビーム強度が500W/mm以上となる出力で、マルチモードのレーザを出力させることを特徴とする。
本発明は、レーザがTEM10モードであるとした場合、前記被加工部材に照射されるレーザのピークビーム強度が500W/mm以上となる出力でマルチモードのレーザを出力し、被加工部材を溶断することで、レーザを用いて種々の条件の被加工部材を溶断することができるという効果を奏する。
図1は、レーザ溶断装置の実施形態の概略構成を示す模式図である。 図2Aは、レーザ出力装置が出力するレーザを説明するための説明図である。 図2Bは、レーザ出力装置が出力するレーザを説明するための説明図である。 図2Cは、レーザ出力装置が出力するレーザを説明するための説明図である。 図3は、図1に示す照射ヘッドの概略構成を示す模式図である。 図4は、照射ヘッドの他の例の概略構成を示す模式図である。 図5は、レーザ溶断装置の制御動作の一例を示すフローチャートである。 図6は、レーザ溶断装置の制御動作の一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明にかかるレーザ溶断装置および加工方法の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。例えば、本実施形態では、板状の被加工部材を加工する場合として説明するが、被加工部材の形状は特に限定されない。被加工部材の形状は、種々の形状とすることができる。また、本実施形態では、レーザを移動させることで、レーザと被加工部材とを相対的に移動させるが、被加工部材を移動させるようにしてもよく、レーザと被加工部材の両方を移動させてもよい。
図1は、レーザ溶断装置の実施形態の概略構成を示す模式図である。図2Aから図2Cは、それぞれレーザ出力装置が出力するレーザを説明するための説明図である。図3は、図1に示す照射ヘッドの概略構成を示す模式図である。
レーザ溶断装置10は、図1に示すように、第1移動機構(本体移動機構)11と、レーザ出力装置12と、案内光学系14と、照射ヘッド16と、第2移動機構(ヘッド移動機構)18と、制御装置22と、距離計測部24と、アシストガス供給装置26と、を有する。レーザ溶断装置10は、被加工部材8にレーザを照射することで、被加工部材8を加工する。ここで、本件において、レーザ溶断装置10は、被加工部材8の表面をYZ平面とし、被加工部材8の表面に直交する方向をX方向とする。
ここで、本実施形態の被加工部材8は、板状の部材である。被加工部材8としては、種々の材料、例えば、コンクリート、インコネル、ハステロイ、ステンレス、セラミック、鋼、炭素鋼、セラミックス、シリコン、チタン、タングステン、樹脂、プラスチックス、ガラス等で作成された部材を用いることができる。また、被加工部材8には、CFRP(炭素繊維強化プラスチック、Carbon Fiber Reinforced Plastics)、GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)、GMT(ガラス長繊維強化プラスチック)等の繊維強化プラスチック、鋼板以外の鉄合金、アルミ合金等の各種金属、その他複合材料等で作成された部材も用いることができる。
第1移動機構11は、レーザ溶断装置10のアシストガス供給装置26以外の各部を直接または間接的に支持する。具体的には、第1移動機構11は、レーザ出力装置12と、第2移動機構(ヘッド移動機構)18と、制御装置22と、を支持する。また、第1移動機構11は、第2移動機構18を支持することで、第2移動機構18が支持する案内光学系14と、照射ヘッド16と、を間接的に支持する。第1移動機構11は、車輪11aが設置されており、車輪11aを駆動させることで、被加工部材8に対して移動することができる。
レーザ出力装置12は、マルチモードのレーザを出力する装置である。レーザ出力装置12には、光ファイバを媒質に用いてレーザを出力するファイバレーザ出力装置や、短パルスのレーザを出力する短パルスレーザ出力装置を用いることができる。ファイバレーザ出力装置としては、ファブリペロー型ファイバレーザ出力装置やリング型ファイバレーザ出力装置が例示される。また、ファイバレーザ出力装置は、連続波発振(Continuous Wave Operation)とパルス発振(Pulsed Operation)のいずれの方式を用いるレーザ出力装置でもよい。ファイバレーザ出力装置のファイバには、例えば希土類元素(Er、Nd、Yb)を添加したシリカガラスを使用することができる。また、短パルスとは、パルス幅が100ピコ秒以下のパルスである。短パルスレーザ出力装置のレーザの発生源としては、例えばチタンサファイアレーザーを用いることができる。
レーザ出力装置12は、マルチモードのレーザを出力する。つまり、レーザ出力装置12は、図2Aに示す強度分布102のTEM00モード、図2Bに示す強度分布104のTEM01モード及び図2Cに示す強度分布106のTEM10モードが混在するレーザを出力する。ここで、レーザ出力装置12は、少なくともTEM00モードとTEM10モードを含んだレーザを出力すればよい。また、レーザ出力装置12は、TEM11モードや、TEM02モード、TEM22モード等を含んだレーザであってもよい。レーザ出力装置12は、ビームワット数が1kWから50kWのレーザを出力することが好ましい。
案内光学系14は、レーザ出力装置12から出力されたレーザを照射ヘッド16に案内する光学系である。本実施形態の案内光学系14は、光ファイバである。案内光学系14は、一方の端部がレーザ出力装置12のレーザの出射口と接続され、他方の端部が照射ヘッド16に接続されている。案内光学系14は、レーザ出力装置12から出力されたレーザLを照射ヘッド16の入射端に向かって出力する。なお、案内光学系14の構成はこれに限定されない。レーザ溶断装置10は、案内光学系14としてミラーやレンズの組み合わせを用い、レーザを反射、集光等することで、照射ヘッド16に案内してもよい。
照射ヘッド16は、案内光学系14から出力されるレーザLを被加工部材8に照射する。本実施形態の照射ヘッド16は、図3に示すように、案内光学系14から出力されるレーザを集光光学系70で集光して、被加工部材8に向けて照射する。集光光学系70は、第1レンズ72と第2レンズ74と出射窓76とを有する。集光光学系70は、第1レンズ72と第2レンズ74とでレーザを集光し、集光したレーザを出射窓76から外部に出力する。なお、集光光学系70は、レーザを集光して出力することができればよく、そのレンズ構成は特に限定されない。集光光学系70のレンズ構成としては、例えば、案内光学系14側から凸レンズ、凹レンズ、凸レンズ、凸レンズの順で配置されたレンズユニットや、凹レンズ、凸レンズ、凸レンズの順で配置されたレンズユニットを用いることができる。また、集光光学系70は、レンズの径(直径)を50mm以上100mmとすることが好ましい。集光光学系70は、レンズの径を上記径とすることで、安価なレンズを用いることができる。なお、この点は他の光学系も同様である。
第2移動機構18は、アーム30とアーム30を移動させる駆動源32とを有する。アーム30は、先端で照射ヘッド16を支持している。駆動源32は、アーム30をXYZの3軸方向に加え、θ方向に移動させることができる。第2移動機構18は、駆動源32でアーム30をXYZ方向やθ方向に移動させることで、被加工部材8の種々の位置にレーザLを照射することができる。なお、本実施形態は、移動機構として、アーム30と駆動源32で照射ヘッド16を移動させる機構としたが、XYステージ、XYZステージ等で照射ヘッド16を移動する機構も用いることができる。
制御装置22は、各部の動作を制御する。制御装置22は、レーザ出力装置12から出力するレーザの各種条件を調整したり、第1移動機構11及び第2移動機構18で照射ヘッド16を移動させ、被加工部材8に対する照射ヘッド16の位置を調整したりする。
距離計測部24は、照射ヘッド16に固定されており、照射ヘッド16のレーザ出力位置から被加工部材8(被加工部材8のレーザが照射される位置)までの距離を計測する。なお、距離計測部24は、基本的に自機の計測機構が配置されている部分と被加工部材8との距離を検出し、検出した距離を演算することで照射ヘッド16のレーザ出力位置から被加工部材8までの距離を算出する。距離計測部24は、種々の計測器を用いることができ、例えば、被加工部材8に向けてレーザを照射し、当該被加工部材8で反射された光を検出することで距離を計測するレーザ測長器を用いることができる。
アシストガス供給装置26は、被加工部材8のレーザLが照射される領域にアシストガスを供給し、被加工部材の加工位置(溶断される位置)をアシストガス雰囲気にする。アシストガス供給装置26は、ガス供給装置移動機構50と、アシストガス供給源52と、供給ヘッド54と、ガス案内部56と、供給ヘッド移動機構58と、制御装置64と、を有する。アシストガスとしては、酸素または窒素が例示される。
ガス供給装置移動機構50は、アシストガス供給装置26以外の各部を直接または間接的に支持する。具体的には、ガス供給装置移動機構50は、アシストガス供給源52と、供給ヘッド移動機構58と、制御装置64と、を支持する。また、ガス供給装置移動機構50は、供給ヘッド移動機構58を支持することで、供給ヘッド移動機構58が支持するガス案内部56と、供給ヘッド54と、を間接的に支持する。ガス供給装置移動機構50は、車輪が設置されており、車輪を駆動させることで、被加工部材8に対して移動することができる。
アシストガス供給源52は、ガス供給装置移動機構50に内蔵されている。アシストガス供給源52は、アシストガスを貯留するタンクや、アシストガスが供給される配管を備えており、保持しているアシストガスをガス案内部56に供給する。
供給ヘッド54は、ガス案内部56から出力されるアシストガスAを被加工部材8に向けて噴射する。ガス案内部56は、アシストガス供給源52から出力されたアシストガスを供給ヘッド54に案内する配管である。本実施形態のガス案内部56は、フレキシブルな管路である。ガス案内部56は、一方の端部がアシストガス供給源52のアシストガスAの供給口と接続され、他方の端部が供給ヘッド54に接続されている。ガス案内部56は、アシストガス供給源52から出力されたアシストガスAを供給ヘッド54の入射端に向かって出力する。
供給ヘッド移動機構58は、アーム60とアーム60を移動させる駆動源62とを有する。アーム60は、先端で供給ヘッド54を支持している。駆動源62は、アーム60をXYZの3軸方向に加え、θ方向に移動させることができる。供給ヘッド移動機構58は、駆動源62でアーム60をXYZ方向やθ方向に移動させることで、被加工部材8の種々の位置にアシストガスAを噴射し供給することができる。供給ヘッド移動機構58は、第2移動機構18と同様に他の方式の移動機構を用いることもできる。
制御装置64は、各部の動作を制御する。制御装置64は、アシストガス供給源52から排出するアシストガスAの流量を調整したり、ガス供給装置移動機構50及び供給ヘッド移動機構58で供給ヘッド54を移動させ、被加工部材8に対する供給ヘッド54の位置を調整したりする。また、制御装置64は、制御装置22と無線通信等で情報を共有し、同期した制御を実行する。ガス供給装置移動機構50は、加工位置を検出する機能を設け、検出した加工位置の変動に合わせて供給ヘッド54を移動させるようにしてもよい。この場合、制御装置64は、制御装置22と非同期で制御を行う。レーザ溶断装置10は、以上のような構成である。
レーザ溶断装置10は、レーザ出力装置12からマルチモードのレーザLを出力させる。レーザ溶断装置10は、出力されたレーザLを案内光学系14で照射ヘッド16に案内する。レーザ溶断装置10は、照射ヘッド16を被加工部材8から距離d離れた位置に配置し、当該位置から被加工部材8に向けてマルチモードのレーザLを照射させる。
レーザ溶断装置10は、制御装置22によりレーザ出力装置12から出力するレーザLの出力(強度)を調整する。具体的には、レーザ出力装置12から出力されるレーザLがTEM10モードであるとした場合、被加工部材8に照射されるレーザのピークビーム強度が500W/mm以上となる出力で、レーザ出力装置12からレーザLを出力させる。つまり、レーザ溶断装置10は、出力されるレーザLが全てTEM10モードであった場合でも被加工部材8に照射されるレーザのピークビーム強度が500W/mm以上となる出力を算出し、算出した出力のレーザLをレーザ出力装置12から出力させる。
レーザ溶断装置10は、レーザLがTEM10モードであるとした場合、被加工部材8に照射されるレーザのピークビーム強度が500W/mm以上となる出力でマルチモードのレーザLを出力し、被加工部材8を溶断することで、レーザを用いて種々の条件の被加工部材8を溶断することができる。例えば、一定距離以上離れた位置からマルチモードのレーザを照射する場合でも、被加工部材8を好適に溶断することが可能となる。
ここで、距離dは、0.5m以上2m以下とすることが好ましく、0.5m以上10m以下とすることがより好ましく、0.5m以上2m以下とすることがさらに好ましい。レーザ溶断装置10は、レーザLの出力を上記条件を満たす出力とすることで、距離dを0.5 m以上40m以下としても、被加工材料8を好適に溶断することができる。また、レーザ溶断装置10は、距離dは、0.5m以上5m以下とすることで、被加工部材8から一定距離以上離れた位置から被加工部材8を加工することができる。これにより、照射ヘッド16の挿入が困難な位置や、被加工部材8が汚染されており、照射ヘッド16を近づけることができない場合であっても、被加工部材8をレーザLで溶断することができる。
ここで、レーザ出力装置12は、照射ヘッド16と被加工部材8との距離が40m以下で、TEM10モードであるとした場合、被加工部材8に照射されるレーザのピークビーム強度が500W/mm以上となる範囲でレーザの出力を調整可能であることが好ましい。これにより、距離dを40m以下とした場合にレーザ出力装置12から必要な出力のレーザを出力させることができる。
また、レーザ溶断装置10は、レーザ出力装置12として、マルチモードのレーザを出力する装置を用いることで、案内光学系14を長くすることができ、溶断できる範囲をより広くすることができる。また、装置を安価にすることができる。また、レーザ溶断装置10は、被加工部材8を溶断する。ここで、溶断とは、切断よりも精度が要求されない加工であり、対象の被加工部材8が対象の領域で分割できていればよい。このため、表面の加工精度等の要求が低いため、マルチモードのレーザを用いた加工でも必要な精度以上の加工が可能となる。
レーザ溶断装置10は、レーザ出力装置12から出力されるレーザがTEM10モードであるとした場合、被加工部材8に照射されるレーザのピークビーム強度を、500W/mm以上とすることが好ましい。これにより、上記効果をより好適に得ることができる。
ここで、レーザ溶断装置10は、一例として、レーザ出力装置12のNAを0.09とし、レーザの波長を1.07μmとする。また、レーザ溶断装置10は、ビームウエスト半径を0.003784mmとする。
ここで、上記実施形態のレーザ溶断装置10は、照射ヘッド16に集光光学系70を配置し、集光光学系70で集光したレーザを出力させたが、これに限定されない。照射ヘッドは、レーザをコリメートして出力してもよい。
図4は、照射ヘッドの他の例の概略構成を示す模式図である。図4に示す照射ヘッド16aは、コリメート光学系80を備える。コリメート光学系80は、光学部材82、84、86と出射窓88とを有する。コリメート光学系80は、光学部材82、84、86でレーザをコリメートし、コリメートレーザを出射窓88から外部に出力する。なお、コリメート光学系80は、レーザをコリメートして出力することができればよく、光学部材の構成は特に限定されない。コリメート光学系80の構成としては、例えば、1枚の凸レンズのみが配置されたユニットや、案内光学系14側から凹レンズ、凸レンズ、凸レンズ、凹レンズの順で配置されたユニットを用いることができる。
レーザ溶断装置10は、レーザをコリメートして被加工部材に照射しても、集光した場合と同様の条件を満足させることで、種々の条件で被加工部材を溶断させることができる。具体的には、マルチモードのレーザ光を一定より離れた位置から照射しても、被加工部材を溶断することができる。レーザ溶断装置10は、レーザをコリメートして被加工部材に照射することで、一定の距離の範囲で、コリメートしたレーザが照射させることができるため、距離dが変動しても同様の溶断を実現することができる。レーザ溶断装置10は、レーザをコリメートして被加工部材に照射する場合、距離dを5m以内とすることが好ましく、1m以内とすることがより好ましい。これにより、好適に溶断を行うことができる。
本実施形態のレーザ溶断装置10は、アシストガス供給装置26でアシストガスを供給することで、より厚い部材をより短時間で溶断することができる。なお、レーザ溶断装置10は、アシストガス供給装置26を備えなくてもよい。アシストガス供給装置26を備えないことで、装置構成を簡単にすることができる。特に、被加工部材が2mm以下の場合、レーザ溶断装置10は、アシストガスを用いなくても好適に溶断することができる。
次に、図5及び図6を用いて、レーザ溶断装置の制御動作の一例について説明する。図5及び6は、それぞれレーザ溶断装置の制御動作の一例を示すフローチャートである。図5及び図6に示す処理は、制御装置22で各種処理を行い各部の動作を制御することで、実現することができる。
まず、図5に示す処理を説明する。制御装置22は、装置の仕様を検出する(ステップS12)。ここで、装置の仕様とは、出力できるレーザの出力や、レーザ出力装置12の性能、照射ヘッド16の構成や、集光光学系の場合は焦点距離等の情報を取得する。つまり、制御装置22は、後述する処理に必要な装置の各パラメータの情報を取得する。
制御装置22は、仕様を検出したら、被加工部材までの距離、つまり距離dを特定する(ステップS14)。ここで距離dは、距離計測部24で計測した結果を用いてもよいし、条件として設定されている加工時の距離dを用いてもよい。
制御装置22は、距離dを特定したら、レーザの出力条件を設定する(ステップS16)。制御装置22は、出力条件を設定したら、設定した条件に基づいて、TEM00モードで出力した場合における加工位置の強度を算出する(ステップS18)。具体的には、出力するレーザがTEM00モードであると仮定した場合に被加工部材8の加工位置に照射されるレーザの強度を算出する。ここで、強度としては、分布を算出してもよいし、ピーク強度のみを算出してもよい。次に、制御装置22は、設定した条件に基づいて、TEM10モードで出力した場合における加工位置の強度を算出する(ステップS20)。具体的には、出力するレーザがTEM10モードであると仮定した場合に被加工部材8の加工位置に照射されるレーザの強度を算出する。ここで、強度としては、分布を算出してもよいし、ピーク強度のみを算出してもよい。
制御装置22は、加工位置の強度を算出したら、TEM10モードのピーク強度が500W/mm以上であるかを判定する(ステップS22)。制御装置22は、ピーク強度が500W/mm以上である(ステップS22でYes)と判定した場合、ステップS24に進み、ピーク強度が500W/mm未満である(ステップS22でNo)と判定した場合、ステップS26に進む。
制御装置22は、ステップS22でYesと判定した場合、TEM00モードの平均強度が50000W/mm以上であるかを判定する(ステップS24)。制御装置22は、平均強度が50000W/mm以上である(ステップS24でYes)と判定した場合、ステップS28に進み、平均強度が50000W/mm未満である(ステップS24でNo)と判定した場合、ステップS26に進む。
制御装置22は、ステップS22、S24でNoと判定した場合、レーザの出力条件を調整し(ステップS26)、ステップS18に戻る。このように制御装置22は、ステップS22、24でYesと判定される条件が検出されるまで、処理を繰り返す。また、調整する出力条件としては、レーザの出力や、レーザの移動速度、距離d等がある。
制御装置22は、ステップS24でYesと判定したら、Yesと判定した条件を出力条件に決定し(ステップS28)、決定した出力条件に基づいて溶断を実行し(ステップS30)、本処理を終了する。
このように、制御装置22は、出力条件を決定し、決定した出力条件で溶断(加工)処理を実行することで、好適に被加工部材を溶断することができる。
また、レーザ溶断装置10は、溶断処理の実行中に距離dを検出し、その結果に基づいて、加工条件を調整してもよい。以下、図6を用いて説明する。制御装置22は、被加工部材までの距離、つまり距離dを特定する(ステップS40)。ここで距離dは、距離計測部24で計測した結果を用いる。
制御装置22は、距離を計測したら、測定距離が設定距離の許容範囲内であるかを判定する(ステップS42)。ここで、設定距離と許容範囲とは、予め設定した値である。設定距離は、出力条件として設定されている距離dである。制御装置22は、測定距離が設定距離の許容範囲内である(ステップS42でYes)と判定した場合、ステップS50に進む。
制御装置22は、測定距離が設定距離の許容範囲内ではない(ステップS42でNo)と判定した場合、距離dを調整可能であるかを判定する(ステップS44)。制御装置22は、距離dが調整可能な仕様、条件であるか、また距離dを変更可能な設定であるか等に基づいて判定を行う。制御装置22は、距離の調整が可能である(ステップS44でYes)と判定した場合、被加工部材までの距離dを調整し(ステップS46)、ステップS50に進む。なお、距離dを調整した場合、調整した距離dを新たな距離dとする。制御装置22は、距離の調整が可能ではない(ステップS44でNo)と判定した場合、出力条件(距離d以外の条件)を調整し(ステップS48)、ステップS50に進む。
制御装置22は、ステップS42でYes、またはステップS46、48の処理を実行したら、溶断処理を終了するかを判定する(ステップS50)。制御装置22は、溶断処理を終了しない(ステップS50でNo)と判定した場合、ステップS40に戻り、上記処理を繰り返す。制御装置22は、溶断処理を終了する(ステップS50でYes)と判定した場合、本処理を終了する。
制御装置22は、このように加工時に距離dに応じて各種パラメータを調整することで、適切な条件で溶断処理を実行することができ、被加工部材をより確実に溶断することができる。
レーザ溶断装置10は、第1移動機構11及び第2移動機構18によってレーザの照射位置を移動させることで、レーザの照射位置を3次元で種々の方向に移動させることができる。したがって、レーザ溶断装置10は、レーザの移動を制御することで被加工部材を種々の形状で溶断することができる。つまり、レーザ溶断装置10は、被加工部材上における加工位置、つまりレーザの照射位置を調整することで、レーザが移動する軌跡(つまり溶断される辺の形状)を、穴、直線、屈曲点を有する形状、湾曲した形状とすることもできる。
レーザ溶断装置10は、第1移動機構11及び第2移動機構18によってレーザの照射位置を移動させる際の、被加工部材8とレーザLとの相対速度、具体的にはレーザの掃引速度を10mm/min以上5000mm/min以下とすることが好ましい。また、レーザ溶断装置10は、被加工部材の溶断する対象の領域に対してレーザを往復させる、つまり複数回通過させることが好ましい。
またレーザ溶断装置10は、照射ヘッド16を冷却する冷却機構を備えることが好ましい。ここで冷却機構としては、水冷式、空冷式等種々の方式の冷却機構を用いることができる。これにより、レーザが照射されることで照射ヘッド16の光学特性が変動することを抑制することができ、より安定した条件で溶断を実行することができる。
レーザ溶断装置10は、被加工部材を原子力設備の各部、例えば、原子炉の構造物(圧力容器、炉内構造物、伝熱管等)とすることが好ましい。レーザ溶断装置10は、一定距離以上離れた位置から溶断が可能であるため、放射性廃棄物に対して一定距離以上離れた位置に照射ヘッド16を配置することができる。また、伝熱管のように多数の配管が配列されている場合も伝熱管の集合体の外側から、伝熱管の集合体の内側に配置された伝熱管を溶断することができる。
本実施形態のレーザ溶断装置10は、第1移動機構11及び第2移動機構18によってレーザの照射位置を移動させることで、遠隔操作で被加工部材の溶断の作業を行うことができる。これにより、オペレータは安全に作業を行うことができる。なお、レーザ溶断装置10は、第1移動機構11及び第2移動機構18を備えていなくてもよい。この場合、オペレータが、手動でレーザの照射位置を移動させ、被加工部材にレーザを照射し、被加工部材を溶断する。
8 被加工部材
10 レーザ溶断装置
11 第1移動機構(本体移動機構)
11a 車輪
12 レーザ出力装置
14 案内光学系
16 照射ヘッド
18 第2移動機構(ヘッド移動機構)
22、64 制御装置
24 距離計測部
26 アシストガス供給装置
30 アーム
32 駆動源
50 ガス供給装置移動機構
52 アシストガス供給源
54 供給ヘッド
56 ガス案内部
58 供給ヘッド移動機構
60 アーム
62 駆動源
70 集光光学系
80 コリメート光学系
d 距離
L レーザ

Claims (9)

  1. 被加工部材にレーザを照射し、被加工部材を加工するレーザ溶断装置であって、
    TEM00モード及びTEM10モードを少なくとも含むマルチモードのレーザを出力するレーザ出力装置と、
    前記レーザ出力装置から出力されたレーザを案内する案内光学系と、
    前記光学系から出力されたレーザを案内し、前記被加工部材に照射する照射ヘッドと、
    前記レーザ出力装置の動作を制御する制御装置と、を有し、
    前記制御装置は、前記レーザ出力装置から出力されるレーザがTEM10モードであるとした場合、前記被加工部材に照射されるレーザのピークビーム強度が500W/mm以上となる出力で、前記レーザ出力装置からレーザを出力させることを特徴とするレーザ溶断装置。
  2. 前記レーザ出力装置は、前記照射ヘッドと被加工部材との距離が0.5m以上40m以下で、TEM10モードであるとした場合、前記被加工部材に照射されるレーザのピークビーム強度が500W/mm以上となる範囲でレーザの出力を調整可能であることを特徴とする請求項1に記載のレーザ溶断装置。
  3. 前記レーザ出力装置は、1kW以上50kW以下のビームワット数のレーザを出力することを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ溶断装置。
  4. 前記照射ヘッドから出力された前記レーザが到達する前記被加工部材をアシストガス雰囲気とするアシストガス供給装置をさらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のレーザ溶断装置。
  5. 前記照射ヘッドのレーザ照射位置から前記被加工部材のレーザが照射される位置までの距離を計測する距離計測部をさらに有し、
    前記制御装置は、前記距離計測部の計測結果に基づいて、前記レーザ出力装置から出力する前記レーザの出力を調整することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のレーザ溶断装置。
  6. 前記照射ヘッドの位置を移動させる移動機構をさらに有し、
    前記制御装置は、前記距離計測部で計測した結果に基づいて、前記移動機構で前記照射ヘッドの位置を移動させ、前記照射ヘッドのレーザ照射位置から前記被加工部材のレーザが照射される位置までの距離を調整することを特徴とする請求項5に記載のレーザ溶断装置。
  7. 前記照射ヘッドは、前記案内光学系から出力された前記レーザを集光する集光光学系を有し、前記集光光学系で集光した前記レーザを前記被加工部材に向けて出力させることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のレーザ溶断装置。
  8. 前記照射ヘッドは、前記案内光学系から出力された前記レーザをコリメートするコリメート光学系を有し、前記コリメート光学系でコリメートした前記レーザを前記被加工部材に向けて出力させることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のレーザ溶断装置。
  9. 被加工部材にレーザを照射し、被加工部材を溶断する加工方法であって、
    前記レーザ照射位置から前記被加工部材のレーザが照射される位置までの距離を特定するステップと、
    TEM00モード及びTEM10モードを少なくとも含むマルチモードのレーザを出力する出力ステップと、を有し、
    前記出力ステップは、出力されるレーザがTEM10モードであるとした場合、前記被加工部材に照射されるレーザのピークビーム強度が500W/mm以上となる出力で、マルチモードのレーザを出力させることを特徴とする加工方法。
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