JP2014090537A - 巻取装置及び遠隔作業システム - Google Patents
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Abstract
【課題】巻取装置において、電気ケーブルと光ケーブルとの両方を一度に巻き取ることが可能とする。
【解決手段】リールの一方の回転軸端に配置された光ケーブルの端部と接続されると共にフレームに固定される光ロータリジョイントと、リールの他方の回転軸端に配置された電気ケーブルの端部と接続されると共にフレームに固定されるスリップリングとを備える。
【選択図】図1
【解決手段】リールの一方の回転軸端に配置された光ケーブルの端部と接続されると共にフレームに固定される光ロータリジョイントと、リールの他方の回転軸端に配置された電気ケーブルの端部と接続されると共にフレームに固定されるスリップリングとを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、巻取装置及び遠隔作業システムに関するものである。
従来から、作業者による作業が困難な場所では、その作業は、作業者に代わりロボット等の遠隔作業装置によって行われている。一般的に、このような遠隔作業装置は、バッテリを搭載して動力源とし、離れた場所からの無線通信によって制御される。ところが、長時間の作業が要求される場合や、コンクリート建造物の屋内(原子炉建屋の屋内など)や水中等の無線通信が行い難い環境では、遠隔作業装置は、有線接続された電源ケーブル(電気ケーブル)や光ケーブルを介して、電力や制御信号が供給される。
このように遠隔作業装置にて電源ケーブルや光ケーブルが有線接続されている場合には、電源ケーブル及び光ケーブルは、遠隔作業装置の移動により絡まる恐れがある。このため、例えば特許文献1に示すように、遠隔作業装置は、巻取装置を備え、巻取装置によって電源ケーブルや光ケーブルの余分な部分を巻き取っている。
しかしながら、上述のように種類の異なる2本のケーブル(電気ケーブル及び光ケーブル)が有線接続されている場合には、例えば遠隔作業装置は、巻取装置を2台備える必要がある。このように2台の巻取装置を備える遠隔作業装置は、重量増加による作業性能の低下や製造コストの増加を生じる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、巻取装置において、電気ケーブルと光ケーブルとの両方を一度に巻き取ることが可能とすることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、例えば以下の構成を採用する。
本発明の第1の態様は、巻取装置であって、光ケーブルと電気ケーブルとが束ねられたケーブル体が巻回されると共に、一方の回転軸端に上記光ケーブルの端部が配置され、他方の回転軸端に上記電気ケーブルの端部が配置されるリールと、上記リールを軸支するフレームと、上記リールの一方の回転軸端に配置された上記光ケーブルの端部と接続されると共に上記フレームに固定される光ロータリジョイントと、上記リールの他方の回転軸端に配置された上記電気ケーブルの端部と接続されると共に上記フレームに固定されるスリップリングとを備えるという構成を採用する。
本発明の第1の態様は、上記リールを回転駆動するモータと、上記ケーブル体に作用する張力を検出する張力検出手段と、上記張力検出手段の検出結果に基づいて、上記ケーブル体に作用する張力が一定となるように上記モータの回転数を制御する回転数調節手段とをさらに備えるという構成を採用することもできる。
本発明の第1の態様は、上記リールを回転駆動するモータと、上記モータと上記リールとを接続すると共に上記モータの負荷が閾値を超えたときに上記リールの回転軸に対して上記モータの出力軸を滑らせるトルクリミッタとをさらに備えるという構成を採用することもできる。
本発明の第2の態様は、遠隔作業システムであって、操作手段と、移動手段と、上記操作手段と上記移動手段とを接続すると共に光ケーブルと電気ケーブルとが束ねられたケーブル体と、上記第1の態様である巻取装置を備えるという構成を採用する。
本発明は、リールの一方の回転軸端に配置される光ケーブルの端部に対して接続される光ロータリジョイントと、リールの他方の回転軸端に配置される電気ケーブルの端部に対して接続されるスリップリングとを備えている。光ロータリジョイントは、軸回りに回転する光ケーブルの端部を軸支し、当該光ケーブルを回転しない光ケーブルと接続可能とするものであり、光接続を保つための回転継手である。また、スリップリングも、軸回りに回転する電気ケーブルの端部を軸支し、当該電気ケーブルを回転しない電気ケーブルと接続可能とするものであり、電気的に接続を保つための回転継手である。このような本発明は、リールが回転した場合であっても、光ケーブル及び電気ケーブルが捩れることなく外部との光接続及び電気的な接続を確保することができる。したがって、本発明は、電気ケーブルと光ケーブルとの両方を一度に巻き取ることが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係る巻取装置及び遠隔作業装置の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
(巻取装置の第1実施形態)
図1は、本実施形態の巻取装置1の概略構成を模式的に示す縦断面図である。この図に示すように、本実施形態の巻取装置1は、フレーム2と、リール3と、ベアリング4と、モータ5と、駆動伝達ベルト6と、光ロータリジョイント7、スリップリング8と、トルクリミッタ9と、モータ制御部10とを備えている。
図1は、本実施形態の巻取装置1の概略構成を模式的に示す縦断面図である。この図に示すように、本実施形態の巻取装置1は、フレーム2と、リール3と、ベアリング4と、モータ5と、駆動伝達ベルト6と、光ロータリジョイント7、スリップリング8と、トルクリミッタ9と、モータ制御部10とを備えている。
フレーム2は、リール3、ベアリング4、モータ5、駆動伝達ベルト6、光ロータリジョイント7、スリップリング8及びトルクリミッタ9を支持する強度部材である。このフレーム2は、図1に示すように、上方に向かう2つのアーム部2aを備えている。これらのアーム部2aは、リール3を挟んで配向配置されている。以下、図1の右側に示す一方のアーム部2aを第1アーム部2bと称し、図1の左側に示す他方のアーム部2aを第2アーム部2cと称する。
リール3は、光ケーブルC1と電源ケーブルC2(電気ケーブル)とが束ねられて形成されるケーブル体Cが巻回されるドラム3aと、ドラム3aの回転中心に設けられる2つの回転軸3bとを備えている。ドラム3aは、図1に示すように内部が中空であり、ケーブル体Cが挿通される貫通孔3cを有する。回転軸3bは、円筒部材である。この回転軸3bの内部空間は、ドラム3aの内部空間と接続されている。なお、以下、図1の右側に示す一方の回転軸3bを第1回転軸3dと称し、図1の左側に示す他方の回転軸3bを第2回転軸3eと称する。
なお、光ケーブルC1と電源ケーブルC2とは、図1に示すように、リール3の内部で解かれている。光ケーブルC1の端部C11は、第1回転軸3dの端部3d1(一方の回転軸端)に配置されている。電源ケーブルC2の端部C21は、第2回転軸3eの端部3e1(他方の回転軸端)に配置されている。
ベアリング4は、第1回転軸3dと第2回転軸3eとの各々に対して設置されている。一方のベアリング4は、内輪が第1回転軸3dの周面に固定され、外輪がフレーム2の第1アーム部2bに固定され、第1回転軸3dを軸支している。もう一方のベアリング4は、内輪が第2回転軸3eの周面に固定され、外輪がフレーム2の第2アーム部2cに固定され、第2回転軸3eを軸支している。
モータ5は、フレーム2の第1アーム部2bに固定されている。このモータ5は、リール3を回転駆動するための動力を生成するものであり、例えばDC(Direct Current)モータが用いられる。駆動伝達ベルト6は、モータ5の出力を第1回転軸3dに伝達する無端ベルトである。
光ロータリジョイント7は、フレーム2の第1アーム部2bに固定されている。この光ロータリジョイント7は、リール3の回転に伴って軸回りに回転される光ケーブルC1の端部C11近傍を軸支する。また、光ロータリジョイント7は、例えば、コア同士を対向配置させることにより、光ケーブルC1と、外部に引き廻される回転しない光ケーブルC3とを光接続する回転継手である。
スリップリング8は、フレーム2の第2アーム部2cに固定されている。このスリップリング8は、リール3の回転に伴って軸回りに回転される電源ケーブルC2の端部C21近傍を軸支する。また、スリップリング8は、例えば、金属製のブラシを摺動させることにより、電源ケーブルC2と、外部に引き廻される回転しない電源ケーブルC4とを電気的に接続する回転継手である。
トルクリミッタ9は、リール3とモータ5との間に配置され、リール3とモータ5とを接続している。このトルクリミッタ9は、モータ5の負荷が予め定められた閾値を超えたときに、モータ5の出力軸5aを第1回転軸3dに対して滑らせるものである。モータ5の負荷は、巻取りや送り出しのときにケーブル体Cに作用する張力に応じて変化する。ここで、トルクリミッタ9によって、モータ5の負荷が閾値を超えたときにモータ5の出力軸5aを第1回転軸3dに対して滑らせると、外部からのケーブル体Cを引っ張る力が増加した場合であっても、ケーブル体Cにそれ以上の張力が作用することを防止することができる。
モータ制御部10は、モータ5と接続されており、モータ5の回転数を制御する。このモータ制御部10は、図1に示すように、光ケーブルC3と電源ケーブルC4とが接続されている。モータ制御部10は、電源ケーブルC4から給電される交流電流を直流電流に変換するスイッチング電源や、光ケーブルC3から入力される回転数制御信号によって選択される複数の電流制限抵抗等を備えている。
このような構成を有する本実施形態の巻取装置1では、例えば、モータ5が正回転されると、リール3も正回転され、これによってケーブル体Cは、リール3に巻き取られる。一方、モータ5を逆回転させると、リール3も逆回転され、これによってケーブル体Cは、リール3から送り出される。モータ制御部10は、光ケーブルC1を介して外部から入力される指示に基づいて、モータ5の回転数を制御し、ケーブル体Cの巻取り速度及び送り出し速度を調節する。
なお、ケーブル体Cが外力によって引っ張られている状態で、ケーブル体Cの巻取り速度が速かったり、ケーブル体Cの送り出し速度が遅かったりすると、ケーブル体Cに作用する張力が増加する。ここで、ケーブル体Cに作用する張力の増加が大きく、モータ5に作用する負荷が予め設定された閾値を超えると、トルクリミッタ9によって、モータ5の出力軸5aが第1回転軸3dに対して滑り、ケーブル体Cに作用する張力が過大とならないようにする。
以上、説明したような本実施形態の巻取装置1は、光ケーブルC1と電源ケーブルC2とが束ねられたケーブル体Cが巻回されると共に、第1回転軸3dの端部3d1に光ケーブルC1の端部C11が配置され、第2回転軸3eの端部3e1に電源ケーブルC2の端部C21が配置されるリール3と、リール3を軸支するフレーム2と、光ケーブルC1の端部C11と接続されると共にフレーム2に固定される光ロータリジョイント7と、電源ケーブルC2の端部C21と接続されると共にフレーム2に固定されるスリップリング8とを備える。光ロータリジョイント7は、光ケーブルC1の端部C11を軸支し、この光ケーブルC1を固定された光ケーブルC3と接続可能とするものであり、光接続を保つための回転継手である。また、スリップリング8は、電源ケーブルC2の端部C21を軸支し、この電源ケーブルC2を固定された電源ケーブルC2と接続可能とするものであり、電気的に接続を保つための回転継手である。このような本実施形態の巻取装置1は、リール3が回転した場合であっても、光ケーブルC1及び電源ケーブルC2が捩れることなく外部との光接続及び電気的な接続を確保することができる。したがって、本実施形態の巻取装置1は、電源ケーブルC2と光ケーブルC1との両方を一度に巻き取ることが可能となる。
また、本実施形態の巻取装置1は、モータ5の負荷が閾値を超えたときにリール3の第1回転軸3dに対してモータ5の出力軸を5a滑らせるトルクリミッタ9を備える。このため、ケーブル体Cに大きな張力が作用したときに、モータ5の負荷の増加は抑えられる。したがって、ケーブル体Cに作用する張力は過大とならない。よって、本実施形態の巻取装置1は、ケーブル体Cの損傷を防止することができる。
(巻取装置の第2実施形態)
次に、巻取装置の第2実施形態について説明する。図2は、本実施形態の巻取装置1Aの概略構成を模式的に示す縦断面図である。また、図3は、本実施形態の巻取装置1Aの側面図である。これらの図に示すように、本実施形態の巻取装置1Aは、スイングアーム11と、コイルバネ12と、ポテションメータ13とを備えている。
次に、巻取装置の第2実施形態について説明する。図2は、本実施形態の巻取装置1Aの概略構成を模式的に示す縦断面図である。また、図3は、本実施形態の巻取装置1Aの側面図である。これらの図に示すように、本実施形態の巻取装置1Aは、スイングアーム11と、コイルバネ12と、ポテションメータ13とを備えている。
スイングアーム11は、L字型の部材であり、外力が作用しないときに図3の左側の部位の先端が下がるように、右側の部位よりも左側の部位が長い。このスイングアーム11は、屈曲部がフレーム2に軸支されることで、回動自在に支持されている。また、スイングアーム11は、リール3の第2回転軸3eの周面と接触している。このようなスイングアーム11は、ケーブル体Cに作用する張力が増加してリール3の回転数が低下すると、第2回転軸3eとの摩擦力が増大し、図3の仮想線で示すように、先端を持ち上げるように回動される。また、ケーブル体Cに作用する張力が減少してリール3の回転数が増加すると、第2回転軸3eに対して滑ることで第2回転軸3eとの摩擦力が減少し、図3の実線で示すように、先端を下げるように回動される。つまり、スイングアーム11は、ケーブル体Cに作用する張力に応じて回動され、例えばケーブル体Cに作用する張力が高い場合には先端を持ち上げるように回動され、ケーブル体Cに作用する張力が低い場合には先端を下げるように回動される。
コイルバネ12は、スイングアーム11とフレーム2との間に設置されており、上述のようにして一度先端が持ち上げられたスイングアーム11の先端が下がりやすくなうように、スイングアーム11を付勢する。ポテションメータ13は、スイングアーム11の回動角度(すなわちスイングアーム11の姿勢)を検出するセンサであり、スイングアーム11の支軸に設けられている。ポテションメータ13から出力される検出結果を示す信号は、モータ制御部10に入力される。
本実施形態の巻取装置1Aにおいてモータ制御部10は、ポテションメータ13から入力される信号に基づいて、ケーブル体Cに作用する張力が一定となるように、モータ5の回転速度を調節する。
このような本実施形態の巻取装置1Aでは、スイングアーム11とポテションメータ13とによって、ケーブル体Cに作用する張力(すなわちスイングアーム11の姿勢)が検出される。つまり、本実施形態の巻取装置1Aにおいてスイングアーム11とポテションメータ13とは、本発明の張力検出手段として機能する。また、モータ制御部10は、ポテションメータ13の出力(張力検出手段の検出結果)に基づいて、ケーブル体Cに作用する張力が一定となるようにモータ5の回転数を制御する。つまり、本実施形態の巻取装置1Aにおいてモータ制御部10は、本発明の回転数調節手段として機能する。
以上のような本実施形態の巻取装置1Aは、ケーブル体Cに作用する張力を常に一定とするため、ケーブル体Cが弛んだり、ケーブル体Cに対して過大な負荷がかかったりすることを防止することができる。
なお、ポテションメータ13に換えて、回転式のボリューム(可変抵抗)を搭載し、ボリュームを介して入力される信号の電流値に基づいてケーブル体Cに作用する張力を検出するようにしても良い。
(遠隔作業システム)
次に、上記巻取装置1を備える遠隔作業システムについて説明する。図4(a)は、遠隔作業システムの第1実施形態の模式図である。図4(a)に示す遠隔作業システム100は、車輪が設置された台車101(移動手段)と、台車101に設置される駆動部102と、台車101上に設置される作業アーム103と、周囲の映像を取得するカメラ104と、作業者によって操作されるコントローラ105(操作手段)と、コントローラ105と台車101とを接続するケーブル体106(上記実施形態のケーブル体Cに相当)と、ケーブル体106を巻き取る巻取装置1とを備えている。
次に、上記巻取装置1を備える遠隔作業システムについて説明する。図4(a)は、遠隔作業システムの第1実施形態の模式図である。図4(a)に示す遠隔作業システム100は、車輪が設置された台車101(移動手段)と、台車101に設置される駆動部102と、台車101上に設置される作業アーム103と、周囲の映像を取得するカメラ104と、作業者によって操作されるコントローラ105(操作手段)と、コントローラ105と台車101とを接続するケーブル体106(上記実施形態のケーブル体Cに相当)と、ケーブル体106を巻き取る巻取装置1とを備えている。
このような本実施形態の遠隔作業システム100は、上述の巻取装置1を備えていることから、1つの巻取装置1によって、異なる種類のケーブル(光ケーブルC1及び電源ケーブルC2)の巻取りや送り出しを行うことが可能となる。
図4(b)は、遠隔作業システムの第2実施形態の模式図である。図4(b)に示す遠隔作業システム200は、海上を航行すると共に作業者が乗船する本船201(操作手段)と、海中を航行して作業を行うプローブ船202(移動手段)と、本船201とプローブ船202とを接続するケーブル体203(上記実施形態のケーブル体Cに相当)と、本船201に設置されると共にケーブル体203を巻き取る巻取装置1とを備えている。
このような本実施形態の遠隔作業システム200も、上述の巻取装置1を備えていることから、1つの巻取装置1によって、異なる種類のケーブル(光ケーブルC1及び電源ケーブルC2)の巻取りや送り出しを行うことが可能となる。
なお、遠隔作業システム100及び遠隔作業システム200は、巻取装置1に換えて、巻取装置1Aを搭載しても良い。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態において、本発明における電気ケーブルは、電源ケーブルC2であるとした。しかしながら、本発明の電気ケーブルはこれに限定されるものではなく、電気信号を伝送する伝送線であっても良い。
1……巻取装置、1A……巻取装置、2……フレーム、2a……アーム部、2b……第1アーム部、2c……第2アーム部、3……リール、3a……ドラム、3b……回転軸、3c……貫通孔、3d……第1回転軸、3d1……端部(一方の回転軸端)、3e……第2回転軸、3e1……端部(他方の回転軸端)、4……ベアリング、5……モータ、5a……出力軸、6……駆動伝達ベルト、7……光ロータリジョイント、8……スリップリング、9……トルクリミッタ、10……モータ制御部、11……スイングアーム、12……コイルバネ、13……ポテションメータ、100……遠隔作業システム、101……台車(移動手段)、102……駆動部、103……作業アーム、104……カメラ、105……コントローラ(操作手段)、106……ケーブル体、200……遠隔作業システム、201……本船(操作手段)、202……プローブ船(移動手段)、203……ケーブル体、C……ケーブル体、C……ケーブル、C1……光ケーブル、C11……端部、C2……電源ケーブル(電気ケーブル)、C21……端部、C3……光ケーブル、C4……電源ケーブル
Claims (4)
- 光ケーブルと電気ケーブルとが束ねられたケーブル体が巻回されると共に、一方の回転軸端に前記光ケーブルの端部が配置され、他方の回転軸端に前記電気ケーブルの端部が配置されるリールと、
前記リールを軸支するフレームと、
前記リールの一方の回転軸端に配置された前記光ケーブルの端部と接続されると共に前記フレームに固定される光ロータリジョイントと、
前記リールの他方の回転軸端に配置された前記電気ケーブルの端部と接続されると共に前記フレームに固定されるスリップリングと
を備える巻取装置。 - 前記リールを回転駆動するモータと、
前記ケーブル体に作用する張力を検出する張力検出手段と、
前記張力検出手段の検出結果に基づいて、前記ケーブル体に作用する張力が一定となるように前記モータの回転数を制御する回転数調節手段と
を備える請求項1記載の巻取装置。 - 前記リールを回転駆動するモータと、
前記モータと前記リールとを接続すると共に前記モータの負荷が閾値を超えたときに前記リールの回転軸に対して前記モータの出力軸を滑らせるトルクリミッタと
を備える請求項1記載の巻取装置。 - 操作手段と、移動手段と、前記操作手段と前記移動手段とを接続すると共に光ケーブルと電気ケーブルとが束ねられたケーブル体と、請求項1〜3いずれかに記載の巻取装置とを備える遠隔作業システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012237876A JP2014090537A (ja) | 2012-10-29 | 2012-10-29 | 巻取装置及び遠隔作業システム |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=50791997
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2012
- 2012-10-29 JP JP2012237876A patent/JP2014090537A/ja active Pending
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