JP2014090346A - 分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法 - Google Patents

分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014090346A
JP2014090346A JP2012239787A JP2012239787A JP2014090346A JP 2014090346 A JP2014090346 A JP 2014090346A JP 2012239787 A JP2012239787 A JP 2012239787A JP 2012239787 A JP2012239787 A JP 2012239787A JP 2014090346 A JP2014090346 A JP 2014090346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
radio
sampling frequency
base station
bbu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012239787A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5980654B2 (ja
Inventor
Naotake Shibata
直剛 柴田
Shigeru Kuwano
茂 桑野
Seishi Yoshida
誠史 吉田
Junichi Kani
淳一 可児
Jun Terada
純 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2012239787A priority Critical patent/JP5980654B2/ja
Publication of JP2014090346A publication Critical patent/JP2014090346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5980654B2 publication Critical patent/JP5980654B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transceivers (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

【課題】本発明の目的は、BBU−RRU間の帯域を有効利用できる分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法を提供することである。
【解決手段】本発明は、無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能がBBUとRRUに分割されている分散型無線通信基地局システムであって、BBUとRRUとを光ファイバで接続し、BBUとRRUとの間の伝送信号を光信号でRoF伝送する際に、無線信号の無線帯域情報に基づいて、無線信号を複数の周波数成分の分割信号に分割し、分割信号のサンプリング周波数を周波数成分毎に所定値から可変して伝送信号とするサンプリング周波数可変手順と、伝送信号を受信した際にサンプリング周波数を周波数成分毎に所定値に復元するとともに、サンプリング周波数の復元時に発生する折り返し信号を除去するサンプリング周波数復元手順と、を行う。
【選択図】図7

Description

本発明は、無線通信基地局の機能が信号処理部と無線通信部に分割され物理的に離れた構成である分散型無線通信基地局システム及びその動作方法、分散型無線通信基地局システムが備える信号処理装置及び無線装置に関する。
セルラーシステムにおいて、セル構成の自由度を向上するため、基地局の機能を信号処理部(BBU:Base Band Unit)とRF部(RRU:Remote Radio Unit)に分割して物理的に離れた構成とする事が検討されている。この時BBU−RRU間において無線信号はRoF(Radio over Fiber)技術により光ファイバを通して伝送される。RoF技術はアナログRoF技術とデジタルRoF技術に大別できるが、近年は伝送品質に優れたデジタルRoF技術の検討が盛んであり、CPRI(Common Public Radio Interface)等の標準団体の下、使用策定が進められている(例えば、非特許文献1を参照。)。
また、一つのBBUが複数のRRUを収容する事もできる。これにより、各RRUに必要なBBUを一つに集約する事ができ、運用/設置コストの削減が可能となる。このような形態の一例として、図9に示すよう、BBU−RRU間をPON(Passive Optical Network)で接続する形態が提案されている。この方式では、OLT−光スプリッタ間の帯域は一定であるが、光スプリッタ−ONU間の帯域はONUの所要帯域に合わせて変更する事ができる。PONの信号多重方法としては、TDM,WDM,FDM等が採用できる。
CPRI,"CPRI Specification V5.0",Sep.,2011,http://www.cpri.info/spec.html 3GPP TS 36.104 V10.4.0,"Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E−UTRA)semikoron Base Station (BS) radio transmission and reception", p.28 (Sep.2011).
BBU−RRU間のデジタルRoF伝送技術は本発明に関連する技術であり、以後、当該タイプを関連技術と呼ぶ。また、BBUで作成した無線信号のI軸Q軸ごとのデジタル信号(IQデータ)を光信号に変換してRRUへ伝送し、RRUで受信した光信号を無線信号に変換して、端末へと送信するリンクを下りリンクと呼ぶ。一方、端末が送信した無線変調信号をRRUで受信し、受信した無線信号を光信号に変換してBBUへ伝送し、BBUで受信した光信号をIQデータに変換して信号の復調を行うリンクを上りリンクと呼ぶ。
関連技術のRRUの装置構成例を図10に示す。
RRUは上りリンクのため、無線信号の送信/受信を行うアンテナ11と、送信/受信を切り替える送受切替部12と、受信した無線信号の信号電力を信号処理ができるレベルまで増幅する増幅器21と、無線信号をダウンコンバートするダウンコンバート部22と、ダウンコンバートされたアナログ信号をIQデータに変換するA/D変換部23と、IQデータに対してフィルタリング処理を行うベースバンドフィルタ部(上り)24と、IQデータと制御信号を多重するフレーム変換部25と、電気信号を光信号に変換して送信するE/O変換部26を有する。
またRRUは下りリンクのため、BBUから受信した光信号を電気信号に変換するO/E変換部31と、受信信号から制御信号及びIQデータを取り出すフレーム変換部32と、IQデータに対してフィルタリング処理を行うベースバンドフィルタ部(下り)33と、IQデータをアナログ信号に変換するD/A変換部34と、アナログ信号をアップコンバートするアップコンバート部35と、電力を決められた送信電力まで増幅する増幅器36と、送受切替部12とアンテナ11を有する。
関連技術のBBUの装置構成例を図11に示す。
BBUは上りリンクのため、光信号を電気信号に変換するO/E変換部41と、受信信号から制御信号及びIQデータを取り出すフレーム変換部42と、IQデータに対して復調を行う変復調部43を有する。
またBBUは下りリンクのため、無線変調信号のIQデータを出力する変復調部43と、IQデータと制御信号を多重するフレーム変換部51と、電気信号を光信号に変換して送信するE/O変換部52を有する。
LTE(Long Term Evolution)やWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等のセルラーシステムにおいて、端末がユーザデータを送受信するためには、端末固有の通信チャネル(無線帯域)が必要である。この無線帯域の割当は基地局により行われる。LTEシステムを例に取ると、図12に示すよう、基地局は最小1ms周期でスケジューリングを行い各端末へ無線帯域割当を行う。無線帯域割当はリソースブロック(RB:Resource Block)単位で行われ、1RBは180kHz、0.5msである。システム帯域幅が20MHzの場合には、周波数軸上に110個のRBが存在する。また1RBの中には、通常のサイクリックプレフィックスを想定すると、7シンボル(サイクリックプレフィックスを入れて1シンボル71.4μs)が挿入されている。
関連技術において、無線変調信号をデジタル信号に変換する際のサンプリング周波数fは、システム帯域幅により決まる。CPRIを例にとると、LTEのシステム帯域幅が20MHzの場合f=30.72MHz、システム帯域幅が10MHzの場合f=15.36MHzである。図13に示すように、サンプリング周波数fは一定であり、時間で変更されない。
ところで、全ての無線帯域が常に信号伝送に使用されているわけではなく、RRU配下の端末数や端末の要求伝送速度に応じて、使用されていない空き無線帯域が存在する。このため、システム帯域幅が20MHzであっても、10MHzや5MHz分の無線帯域しか使用されていない場合がありえる。この場合は、無線信号をデジタル信号に変換するうえで必要以上に高いサンプリング周波数fを使用することになり、PONシステムの帯域を過剰に使用することになる。
そこで、本発明は、このような課題を解決すべく、BBU−RRU間の帯域を有効利用できる分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法を提供することを目的とする。
本発明は、無線信号を複数の周波数成分に分割し、周波数成分ごとに低減可能なサンプリング周波数fを低減することとした。
具体的には、本発明に係る分散型無線通信基地局システムは、無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能が信号処理装置(BBU:Base Band Unit)と無線装置(RRU:Remote Radio Unit)に分割されている分散型無線通信基地局システムであって、
前記BBUと前記RRUとを接続し、前記BBUと前記RRUとの間の伝送信号を光信号でRoF(Radio over Fiber)伝送する光ファイバと、
前記無線信号の無線帯域情報に基づいて、前記無線信号を複数の周波数成分の分割信号に分割し、前記分割信号のサンプリング周波数を前記周波数成分毎に所定値から変更して前記伝送信号とするサンプリング周波数変更機能と、
前記伝送信号を受信した際にサンプリング周波数を前記周波数成分毎に所定値に復元するとともに、サンプリング周波数の復元時に発生する折り返し信号を除去するサンプリング周波数復元機能と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る分散型無線通信基地局システムの動作方法は、無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能がBBUとRRUに分割されている分散型無線通信基地局の動作方法であって、
前記BBUと前記RRUとを光ファイバで接続し、前記BBUと前記RRUとの間の伝送信号を光信号でRoF伝送する際に、
前記無線信号の無線帯域情報に基づいて、前記無線信号を複数の周波数成分の分割信号に分割し、前記分割信号のサンプリング周波数を前記周波数成分毎に所定値から変更して前記伝送信号とするサンプリング周波数変更手順と、
前記伝送信号を受信した際にサンプリング周波数を前記周波数成分毎に所定値に復元するとともに、サンプリング周波数の復元時に発生する折り返し信号を除去するサンプリング周波数復元手順と、
を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る信号処理装置及び無線装置は、前記分散型無線通信基地局システムが備えるBBU及びRRUである。
周波数成分毎に必要な帯域を判断し、使用されている無線帯域の幅が比較的少ない周波数成分の信号のサンプリング周波数fを減少してデジタルRoF伝送を行うため、BBU−RRU間で伝送される帯域を削減することができる。従って、本発明は、BBU−RRU間の帯域を有効利用できる分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法を提供することができる。
本発明に係る分散型無線通信基地局システムの前記サンプリング周波数変更機能は、1の前記分割信号による折り返し信号による他の前記分割信号への影響が予め設定される許容値以下となるサンプリング周波数に変更することができる。
本発明に係る分散型無線通信基地局システムの前記サンプリング周波数変更機能は、前記周波数成分に含まれる帯域に応じてサンプリング周波数を変更することができる。
本発明に係る分散型無線通信基地局システムの前記サンプリング周波数変更機能は、未使用の前記周波数成分が存在する場合、前記周波数成分のサンプリング周波数をゼロとすることができる。
本発明に係る分散型無線通信基地局システムの前記光ファイバは、1つの前記BBUと複数の前記RRUを接続するPON(Passive Optical Network)システムであり、
前記PONシステムの前記BBU側にあり、前記BBUで扱う信号形式と前記PONシステムで伝送可能な信号形式とを相互変換し、前記PONシステムでの光信号の衝突を回避する送信タイミングを制御するOLT(Optical Line Terminal)機能と、
前記PONシステムの前記RRU側にあり、前記RRUで扱う信号形式と前記PONシステムで伝送可能な信号形式とを相互変換し、前記OLT機能から指示されたタイミングで上り光信号を送信するONU(Optical Network Unit)機能と、
をさらに備えることを特徴とする。
本分散型無線通信基地局システムは、一つのBBUと複数のRRU間をPONシステムで接続する事により、光ファイバ伝送路の設置/運用コストを削減するとともに、光ファイバ伝送路の共有による統計多重効果を得る事により帯域利用効率を向上することができる。
本発明は、BBU−RRU間の帯域を有効利用できる分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法を提供することができる。
本発明に係る無線装置を説明する図である。 本発明に係る無線装置が有するフィルタバンクを説明する図である。 本発明に係る無線装置が有するフィルタバンクを説明する図である。 本発明に係る信号処理装置を説明する図である。 本発明に係る信号処理装置が有するフィルタバンクを説明する図である。 本発明に係る信号処理装置が有するフィルタバンクを説明する図である。 本発明に係る分散型無線通信基地局システムの動作方法を説明する図である。 本発明に係る分散型無線通信基地局システムの動作方法を説明する図である。 本発明に関連する分散型無線通信基地局システムを説明する図である。 本発明に関連する無線装置を説明する図である。 本発明に関連する信号処理装置を説明する図である。 LTEシステムの無線帯域割当手法を説明する図である。 本発明に関連する分散型無線通信基地局システムの動作を説明する図である。 折り返し信号を説明する図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施形態であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
本実施形態の分散型無線通信基地局システムは、無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能がBBUとRRUに分割されている分散型無線通信基地局システムであって、
前記BBUと前記RRUとを接続し、前記BBUと前記RRUとの間の伝送信号を光信号でRoF伝送する光ファイバと、
前記無線信号の無線帯域情報に基づいて、前記無線信号を複数の周波数成分の分割信号に分割し、前記分割信号のサンプリング周波数を前記周波数成分毎に所定値から変更して前記伝送信号とするサンプリング周波数変更機能と、
前記伝送信号を受信した際にサンプリング周波数を前記周波数成分毎に所定値に復元するとともに、サンプリング周波数の復元時に発生する折り返し信号を除去するサンプリング周波数復元機能と、
を備える。
なお、図9のようにBBU110と複数のRRU120との間をPONシステム130で接続する場合、本実施形態の分散型無線通信基地局システムは、1つのBBU110と複数のRRU120とを接続し、BBU110とRRU120との間を光信号でRoF伝送するPONシステム130と、
PONシステム130のBBU側にあり、BBU110で扱う信号形式とPONシステム130で伝送可能な信号形式とを相互変換し、PONシステム130での光信号の衝突を回避する送信タイミングを制御するOLT(Optical Line Terminal)機能140と、
PONシステム130の前記RRU側にあり、RRU120で扱う信号形式とPONシステム130で伝送可能な信号形式とを相互変換し、OLT機能140から指示されたタイミングで上り光信号を送信するONU(Optical Network Unit)機能150と、
を備える。
例えば、PONシステム130としてGE−PON(IEEE802.3ah)、10G−EPON(IEEE802.3av)等のTDM−PONシステムを適用する場合を考えると、OLT機能140とは、下りリンクにおいてBBU110が出力するIQデータをEthernet(登録商標)フレームにマッピングして所定のタイミングで送信する機能や、上りリンクにおいて受信したEthernet(登録商標)フレームからIQデータを抽出する機能を含む。一方、ONU機能150とは、下りリンクにおいて受信したEthernet(登録商標)フレームからIQデータを抽出する機能や、上りリンクにおいてRRU120が出力するIQデータをEthernet(登録商標)フレームにマッピングして所定のタイミングで送信する機能を含む。
なお、図9では、BBU110がOLT機能140を有し、RRU120がONU機能150を有する分散型無線通信基地局システムを説明したが、既存のBBU/RRU/OLT/ONUを用いて本実施形態を実施してもよい。この場合、BBU110とOLT(不図示)の間およびRRU120とONU(不図示)の間にそれぞれアダプタ(不図示)で接続し、OLT−ONU間をPONシステム130で接続することになる。
BBU−OLT間のアダプタの機能は、BBU110が出力する下り光信号をOLTの入力インタフェースが認識できる形式の信号へと変換する機能、及びOLTが出力する上り信号をBBU110の入力インタフェースが認識できる形式の光信号へと変換する機能を含む。
一方、ONU−RRU間のアダプタの機能は、ONUが出力する下り信号をRRU120の入力インタフェースが認識できる形式の光信号へと変換する機能、及びRRU120が出力する上り光信号をONUの入力インタフェースが認識できる形式の信号へと変換する機能を含む。
図1は、本実施形態の分散型無線通信基地局システムが備えるRRUの装置構成例を説明する図である。
RRUは、上りリンクのために、無線信号の送信/受信を行うアンテナ11と、送信/受信を切り替える送受切替部12と、受信した無線信号の信号電力を信号処理で扱えるレベルまで増幅する増幅器21と、無線信号をダウンコンバートするダウンコンバート部22と、ダウンコンバートされたアナログ信号をデジタル信号のIQデータに変換するA/D変換部23と、BBUからの伝送信号に含まれる制御信号から無線帯域情報を取り出す無線帯域割当情報(上り)抽出部169bと、無線帯域情報に基づいてIQデータに対してフィルタリング処理を行い、サンプリング周波数fを低減するフィルタバンク部(上り、RRU)169cと、IQデータと制御信号を多重するフレーム変換部25と、電気信号を光信号に変換して送信するE/O変換部26を有する。無線帯域割当情報(上り)抽出部169b及びフィルタバンク部(上り、RRU)169cがサンプリング周波数変更機能169に相当する。
RRUは、下りリンクのために、BBUから受信した光信号を電気信号に変換するO/E変換部31と、受信信号から制御信号及びIQデータを取り出すフレーム変換部32と、制御信号から無線帯域割当情報を取り出す無線帯域割当情報(下り)抽出部168bと、取り出された無線帯域割当情報を基に元のサンプリング周波数を認識してBBUで低減されたサンプリング周波数を元の値に戻し、IQデータに対してフィルタリング処理を行うフィルタバンク部(下り、RRU)168cと、IQデータをアナログ信号に変換するD/A変換部34と、アナログ信号をアップコンバートするアップコンバート部35と、無線信号の電力を増幅する増幅器36を有する。無線帯域割当情報(下り)抽出部168b及びフィルタバンク部(下り、RRU)168cがサンプリング周波数復元機能168に相当する。
関連技術と違い、RRUはBBUから受信した無線帯域割当情報を基に、サンプリング周波数f及びフィルタ係数を算出して変更する。
図2は、フィルタバンク部(上り、RRU)169cの構成を説明する図である。上りリンクにおいて、フィルタバンク部(上り、RRU)169cは、無線帯域割当情報(上り)抽出部169bが受信した無線帯域割当情報を基に複数の周波数成分に分割する。具体的には必要周波数成分の信号だけを取り出すようなフィルタ係数をフィルタ係数決定部169c2で算出し、各フィルタ169c1のフィルタ係数を変更する。後述のように周波数成分毎に低減可能なサンプリング周波数f’をサンプリング周波数決定部169c3で決定して、サンプリング周波数変換部169c4でIQデータのサンプリング周波数をfからf’に変更して出力する。そしてこれら周波数成分ごとの信号をデータ多重部169c5で多重して出力する。多重方法は、時間多重などが用いられる。
図3は、フィルタバンク部(下り、RRU)168cの構成を説明する図である。下りリンクにおいて、フィルタバンク部(下り、RRU)168cは、入力される信号をデータ分離部168c5で周波数成分ごとに分離する。そして、無線帯域割当情報(下り)抽出部168bが受信した無線帯域割当情報を基に、各周波数成分の低減されたサンプリング周波数f’をサンプリング周波数決定部168c3で算出し、サンプリング周波数復元部168c4で元のサンプリング周波数fに戻して出力する。さらにフィルタ係数決定部169c2は、無線帯域割当情報(下り)抽出部168bが受信した無線帯域割当情報を基に、各信号の周波数成分を把握して各フィルタ168c1のフィルタ係数を変更する。各サンプリング周波数復元部168c4から出力される信号は、サンプリング周波数を低減させたデータを元のサンプリング周波数に復元しているため、折り返し信号が含まれている。各フィルタ168c1は、所望信号のみを透過させ、折り返し信号を除去する。
元のサンプリング周波数fは、BBU及びRRUで既知である。無線帯域割当情報を基にしたサンプリング周波数決定手法を、BBU及びRRUで統一しておけば、同じ無線帯域割当情報を受け取ったBBU及びRRUは、無線信号をどのように分割すれば良いか、また低減されたサンプリング周波数f’がいくつであるかを知ることができる。
続いて、フィルタバンク部(上り、RRU)169cで行われる無線信号を複数の周波数成分に分割する手法について説明する。
i)基地局の最小のスケジューリング単位を基準とする。
例えば、図12のLTEでは最小のスケジューリング単位は180kHzである。すなわち、最大RB毎に110個の周波数成分に分割する。また、未使用RBや割当RBの状況に応じて分割単位をRBの整数個倍(360KHz、540KHz、720KHz、・・・)とすることもできる。なお、フィルタバンク部(上り、RRU)169cは、無線帯域割当の最小周期(0.5ms)毎に分割形態を変化させることができる。
ii)利用可能な周波数帯域幅を整数で割った値とする。
利用可能な周波数帯域幅がfavaの場合、fava/n(n=1,2,・・・)毎に分割し、周波数成分とする。例えば、fava=18MHzであれば、ある時間では分割単位をn=10で1.8MHz毎とし、他の時間では分割単位をn=100で180KHz毎とすることができる。
iii)無線端末に割り当てた無線帯域毎とする。
1の無線端末には無線帯域が連続して割り当てられている。従って、分割単位を割り当てられた無線帯域毎とすることができる。この場合、均一に分割はされない。また、無線端末の通信状況に応じて時刻毎に割り当てる無線帯域が変化する。
iv)連続した無線帯域ごととする。
周波数間隔がfth以下の信号を連続した一つの固まりとし、周波数間隔がfth以上離れた信号を別の信号として分割する。ここで、2つの無線信号が存在し、これらが周波数間隔ft離れて存在すると仮定する。フィルタには通過域/遷移域/阻止域が存在するが、フィルタリング処理で片方の信号を取り出す際、遷移域がft以下であれば、もう一方の信号成分の電力を阻止域で抑圧できる。遷移域がft以上であれば、フィルタリング処理で取り出した信号成分に、もう一方の信号成分の電力が抑圧されずに含まれてしまう。したがって、fthは、フィルタのftを考慮し、分割された信号の品質が劣化しないよう決定される。
また、フィルタバンク部(上り、RRU)169cで行われる各周波数成分で低減可能なサンプリング周波数f’を決定する手法について説明する。
a)基地局と無線端末との間の無線通信で信号品質が劣化しないように決定する。
フィルタバンク部(上り、RRU)169cは、1の分割信号による折り返し信号による他の分割信号への影響が予め設定される許容値以下となるサンプリング周波数f’に変更する。無線通信基地局システムには、予め基地局と無線端末との間の無線通信に許容されているトータル的なノイズ等の規格がある(非特許文献2を参照)。フィルタバンク部(上り、RRU)169cでサンプリング周波数を低減していくと、あるサンプリング周波数でノイズが当該規格を超過する。従って、フィルタバンク部(上り、RRU)169cは、ノイズが当該規格を超過しない程度(若干のマージンを持たせてもよい。)のサンプリング周波数まで低減する。
b)周波数成分に含まれる帯域に応じて決定する。
フィルタバンク部(上り、RRU)169cは、無線帯域を分割した周波数成分に含まれる帯域に基づいてサンプリング周波数を変更する。例えば、図10のLTEであれば、周波数成分の幅が540KHz(RB×3個分)とした場合、周波数成分内に3個の割当RBが含まれれば、サンプリング周波数の低減を行わず、周波数成分内に2個あるいは1個の割当RBが含まれれば、サンプリング周波数を1/2とする。また、周波数成分の幅や割当RBの個数によって、サンプリング周波数を1/4や1/8としてもよい。
なお、未使用RBのみの周波数成分についてはサンプリングしないようサンプリング周波数をゼロとしてもよい。
c)折り返し信号と所望信号が周波数軸上で重複しないように決定する。
図14に折り返し信号と所望信号とが重複する場合を説明する。送信側では周波数軸上で4ブロック毎に無線帯域を設定している。関連技術では、サンプリング周波数の変更は無いため、受信側でも同じように4ブロック毎の信号を受信する。一方、サンプリング周波数を低下させると受信側でサンプリング周波数を復元したときに折り返し信号が発生する。このとき、低下させたサンプリング周波数によっては所望信号成分と折り返し信号とが重複してしまい、受信側で所望信号を受信できなくなる。従って、本実施形態のサンプリング周波数決定部169c3は、折り返し信号と所望信号が周波数軸上で重ならない最小の周波数までサンプリング周波数を低減する。
サンプリング周波数変換部169c4は、図1のようにA/D変換部23から出力されるビット系列のデータを間引く等で実現される。サンプリング周波数変換部169c4は、他にもデシメーションフィルタを用いてLPF(Low Pass Filter)にかけながらダウンサンプリングする、あるいは複数ビットを平均化または加算して1ビットに変換してダウンサンプリングすることでも実現できる。一方サンプリング周波数復元部168c4は、入力されるビット系列のデータに対して0を補完する等で実現される。
図4は、本実施形態の分散型無線通信基地局システムが備えるBBUの装置構成例を説明する図である。
BBUは、上りリンクのため、光信号を電気信号に変換するO/E変換部41と、受信信号から制御信号及びIQデータを取り出すフレーム変換部42と、無線帯域割当情報を基に元のサンプリング周波数を認識してRRUで低減されたサンプリング周波数を元の値に戻し、IQデータに対してフィルタリング処理を行うフィルタバンク部(上り、BBU)172cと、IQデータに対して復調を行う変復調部43を有する。フィルタバンク部(上り、BBU)172cがサンプリング周波数復元機能172に相当する。
BBUは、下りリンクのため、変調信号のIQデータを出力する変復調部43と、無線帯域割当情報とその他制御情報を多重して制御信号を作成する制御信号作成部50と、無線帯域情報に基づいてIQデータに対してフィルタリング処理を行い、サンプリング周波数fを低減するフィルタバンク部(下り、BBU)173cと、IQデータと制御信号を多重するフレーム変換部51と、電気信号を光信号に変換して送信するE/O変換部52を有する。フィルタバンク部(下り、BBU)173cがサンプリング周波数変更機能173に相当する。
関連技術と違い、BBUは無線帯域割当情報を基に、f及びフィルタ係数を算出して変更し、制御情報として無線帯域割当情報をRRUへ伝送する。
図5は、フィルタバンク部(下り、BBU)173cの構成を説明する図である。下りリンクにおいて、フィルタバンク部(下り、BBU)173cは、無線帯域割当情報を基に、必要周波数成分の信号だけを取り出すようなフィルタ係数をフィルタ係数決定部173c2で算出し、各フィルタ173c1のフィルタ係数を変更する。さらに、各周波数成分に必要なfをサンプリング周波数決定部173c3で決定して、サンプリング周波数変換部173c4でIQデータのサンプリング周波数をfからf’に変更して出力する。そしてこれら周波数成分ごとの信号をデータ多重部173c5で多重して出力する。
図6は、フィルタバンク部(上り、BBU)172cの構成を説明する図である。上りリンクにおいて、フィルタバンク部(上り、BBU)172cは、入力される信号をデータ分離部172c5で周波数成分ごとに分離する。そして、無線帯域割当情報を基に、低減されている各周波数成分のサンプリング周波数f’をサンプリング周波数決定部172c3で算出し、サンプリング周波数復元部172c4で元のサンプリング周波数fに戻して出力する。さらにフィルタ係数決定部172c2は、無線帯域割当情報を基に、各信号の周波数成分を把握して各フィルタ172c1のフィルタ係数を変更する。各サンプリング周波数復元部172c4から出力される信号は、サンプリング周波数を低減させたデータを元のサンプリング周波数に復元しているため、折り返し信号が含まれている。各フィルタ172c1は、真の信号のみを透過させ、折り返し信号を除去する。
フィルタバンク部(下り、BBU)173cで行われる無線信号を複数の周波数成分に分割する手法は、フィルタバンク部(上り、RRU)169cの説明と同様である。また、フィルタバンク部(下り、BBU)173cで行われる各周波数成分に必要なサンプリング周波数f’を決定する手法も、フィルタバンク部(上り、RRU)169cの説明と同様である。
図7は、本実施形態の分散型無線通信基地局システムでの下りリンクの動作方法を説明する図である。BBUは、まず無線信号をフィルタバンク部(下り、BBU)173cに通して複数の周波数成分に分割する。各周波数成分は、例えば、連続して割り当てられている無線帯域ごとに信号を分割する。そしてサンプリング周波数変換部173c4でサンプリング周波数fを例えば1/4のサンプリング周波数f’とする。RRUのサンプリング周波数復元部168c4でサンプリング周波数をf’から元のfに戻した際、折り返し信号が発生する。そこで各周波数成分の信号に対して、RRUのフィルタ168c1でフィルタリング処理をかけ、所望信号成分だけを取り出し、加算してD/A変換部34へ出力する。
図8は、本実施形態の分散型無線通信基地局システムでの上りリンクの動作方法を説明する図である。RRUは、受信した無線信号に対してフィルタバンク部(上り、RRU)169cでフィルタリング処理を行い、所望周波数成分ごとに信号を分割する。そしてサンプリング周波数変換部169c4でサンプリング周波数fを例えば1/4のサンプリング周波数f’としてBBUへ伝送を行う。BBUのサンプリング周波数復元部172c4でサンプリング周波数をf’から元のfに戻すと折り返し信号が発生する。そこで各周波数成分の信号に対して、BBUのフィル172c1でフィルタリング処理をかけ、所望周波数成分だけを取り出し、加算して変復調部43へ出力する。
なお、RRHが受信する無線信号には、他のセルに含まれる無線端末からの無線信号も含まれることがある。このような無線信号を図8では「不要波」と表記している。不要波は、フィルタバンク部(上り、RRU)169cで除去することができる。
また、フィルタバンク部(上り、RRU)169cをフレーム変換部25の後段とし、フィルタバンク部(上り、BBU)172cをフレーム変換部42の前段としてもよい。同様に、フィルタバンク部(下り、BBU)173cをフレーム変換部51の後段とし、フィルタバンク部(下り、RRU)168cをフレーム変換部32の前段としてもよい。
さらに、フィルタバンク(168c、169c)、E/O変換部26及びO/E変換部31を1の筐体としたアダプタとし、RRUのフレーム変換部(25、32)に接続するしてもよい。同様に、フィルタバンク(172c2、173c2)、O/E変換部41及びE/O変換部52を1の筐体としたアダプタとし、BBUのフレーム変換部(42、51)に接続してもよい。既存のBBUまたはRRUを改変すること無く、本実施形態の分散型無線通信基地局システムを実現することができる。
以下は、本実施形態の分散型無線通信基地局システムをまとめたものである。
<課題>
関連技術では、RRUのサンプリング周波数が常に一定であるため、無線信号の周波数帯域幅に対して必要以上のサンプリング周波数でA/D変換を行う可能性がある。
<解決手段>
無線帯域割当情報を基に無線信号を周波数成分ごとに分割し、無線帯域割当の比較的少ない信号のサンプリング周波数を減少する事により、BBU−RRU間のデジタルRoF伝送に必要な帯域を削減する。
<効果>
本発明は、無線帯域の割当状況に応じてサンプリング周波数を減少できるため、BBU−RRU間で必要な帯域を減少できる。
本発明の構造は、図9に限定されるものではなく、BBUが1つ以上のRRUを収容する場合に適用できる。
11:アンテナ
12:送受切替部
21:増幅器
22:ダウンコンバート部
23:A/D変換部
24:ベースバンドフィルタ部(上り)
25:フレーム変換部
26:E/O変換部
31:O/E変換部
32:フレーム変換部
33:ベースバンドフィルタ部(下り)
34:D/A編幹部
35:アップコンバート部
36:増幅器
41:O/E変換部
42:フレーム変換部
43:変復調部
50:制御信号作成部
51:フレーム変換部
52:E/O変換部
101:携帯端末
110:BBU
120:RRU
130:PONシステム
140:OLT機能
150:ONU機能
168:サンプリング周期復元機能
168b:無線帯域割当情報(下り)抽出部
168c:フィルタバンク部(下り、RRU)
168c1:フィルタ
168c2:フィルタ係数決定部
168c3:サンプリング周波数決定部
168c4:サンプリング周波数復元部
168c5:データ分離部
169:サンプリング周波数可変機能
169b:無線帯域割当情報(上り)抽出部
169c:フィルタバンク部(上り、RRU)
169c1:フィルタ
169c2:フィルタ係数決定部
169c3:サンプリング周波数決定部
169c4:サンプリング周波数変換部
169c5:データ多重部
172:サンプリング周期復元機能
172c:フィルタバンク部(上り、BBU)
172c1:フィルタ
172c2:フィルタ係数決定部
172c3:サンプリング周波数決定部
172c4:サンプリング周波数復元部
172c5:データ分離部
173:サンプリング周期可変機能
173c:フィルタバンク部(下り、BBU)
173c1:フィルタ
173c2:フィルタ係数決定部
173c3:サンプリング周波数決定部
173c4:サンプリング周波数変換部
173c5:データ多重部
301:分散型無線通信基地局システム

Claims (8)

  1. 無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能が信号処理装置(BBU:Base Band Unit)と無線装置(RRU:Remote Radio Unit)に分割されている分散型無線通信基地局システムであって、
    前記BBUと前記RRUとを接続し、前記BBUと前記RRUとの間の伝送信号を光信号でRoF(Radio over Fiber)伝送する光ファイバと、
    前記無線信号の無線帯域情報に基づいて、前記無線信号を複数の周波数成分の分割信号に分割し、前記分割信号のサンプリング周波数を前記周波数成分毎に所定値から変更して前記伝送信号とするサンプリング周波数変更機能と、
    前記伝送信号を受信した際にサンプリング周波数を前記周波数成分毎に所定値に復元するとともに、サンプリング周波数の復元時に発生する折り返し信号を除去するサンプリング周波数復元機能と、
    を備えることを特徴とする分散型無線通信基地局システム。
  2. 前記サンプリング周波数変更機能は、
    1の前記分割信号による折り返し信号による他の前記分割信号への影響が予め設定される許容値以下となるサンプリング周波数に変更することを特徴とする請求項1に記載の分散型無線通信基地局システム。
  3. 前記サンプリング周波数変更機能は、前記周波数成分に含まれる帯域に応じてサンプリング周波数を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の分散型無線通信基地局システム。
  4. 前記サンプリング周波数変更機能は、
    未使用の前記周波数成分が存在する場合、前記周波数成分のサンプリング周波数をゼロとすることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の分散型無線通信基地局システム。
  5. 前記光ファイバは、1つの前記BBUと複数の前記RRUを接続するPON(Passive Optical Network)システムであり、
    前記PONシステムの前記BBU側にあり、前記BBUで扱う信号形式と前記PONシステムで伝送可能な信号形式とを相互変換し、前記PONシステムでの光信号の衝突を回避する送信タイミングを制御するOLT(Optical Line Terminal)機能と、
    前記PONシステムの前記RRU側にあり、前記RRUで扱う信号形式と前記PONシステムで伝送可能な信号形式とを相互変換し、前記OLT機能から指示されたタイミングで上り光信号を送信するONU(Optical Network Unit)機能と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の分散型無線通信基地局システム。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の分散型無線通信基地局システムが備える信号処理装置。
  7. 請求項1から5のいずれかに記載の分散型無線通信基地局システムが備える無線装置。
  8. 無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能がBBUとRRUに分割されている分散型無線通信基地局の動作方法であって、
    前記BBUと前記RRUとを光ファイバで接続し、前記BBUと前記RRUとの間の伝送信号を光信号でRoF伝送する際に、
    前記無線信号の無線帯域情報に基づいて、前記無線信号を複数の周波数成分の分割信号に分割し、前記分割信号のサンプリング周波数を前記周波数成分毎に所定値から変更して前記伝送信号とするサンプリング周波数変更手順と、
    前記伝送信号を受信した際にサンプリング周波数を前記周波数成分毎に所定値に復元するとともに、サンプリング周波数の復元時に発生する折り返し信号を除去するサンプリング周波数復元手順と、
    を行うことを特徴とする分散型無線通信基地局システムの動作方法。
JP2012239787A 2012-10-31 2012-10-31 分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法 Expired - Fee Related JP5980654B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012239787A JP5980654B2 (ja) 2012-10-31 2012-10-31 分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012239787A JP5980654B2 (ja) 2012-10-31 2012-10-31 分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014090346A true JP2014090346A (ja) 2014-05-15
JP5980654B2 JP5980654B2 (ja) 2016-08-31

Family

ID=50791928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012239787A Expired - Fee Related JP5980654B2 (ja) 2012-10-31 2012-10-31 分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5980654B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014204134A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 日本電信電話株式会社 分散型無線通信基地局システム及び分散型無線通信基地局システムの通信方法
JP2014204133A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 日本電信電話株式会社 分散型無線通信基地局システム及び分散型無線通信基地局システムの通信方法
EP3086488A1 (en) 2015-04-24 2016-10-26 Fujitsu Limited Optical communication system and optical communication method
CN109412655A (zh) * 2018-11-29 2019-03-01 京信通信系统(中国)有限公司 分布式天线系统、其iq数据适配装置及方法
JP2020507286A (ja) * 2017-02-06 2020-03-05 アルティオスター ネットワークス, インコーポレイテッド L1分割アーキテクチャにおいてハイブリッドビームフォーミングを用いる複数サイトmimo通信システム
JP2021530942A (ja) * 2018-07-13 2021-11-11 華為技術有限公司Huawei Technologies Co., Ltd. データ伝送制御方法、装置、およびアクセスネットワークデバイス

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001111639A (ja) * 1999-03-04 2001-04-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ディジタル信号分波装置、ディジタル信号合波装置、ディジタル信号伝送装置
JP2001197012A (ja) * 1999-10-27 2001-07-19 Toyo Commun Equip Co Ltd 光伝送中継器及びこれを用いた中継システム
JP2005086553A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Toshiba Corp 自動電波監視装置
JP2010239307A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Kddi Corp 無線信号伝送システム
JP2011504027A (ja) * 2007-12-05 2011-01-27 華為技術有限公司 光アクセスネットワークのデータ伝送方法、システム及び装置
JP2011526095A (ja) * 2008-05-21 2011-09-29 サンプリファイ システムズ インコーポレイテッド 基地送受信機システムにおけるベースバンド信号の圧縮

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001111639A (ja) * 1999-03-04 2001-04-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ディジタル信号分波装置、ディジタル信号合波装置、ディジタル信号伝送装置
JP2001197012A (ja) * 1999-10-27 2001-07-19 Toyo Commun Equip Co Ltd 光伝送中継器及びこれを用いた中継システム
JP2005086553A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Toshiba Corp 自動電波監視装置
JP2011504027A (ja) * 2007-12-05 2011-01-27 華為技術有限公司 光アクセスネットワークのデータ伝送方法、システム及び装置
JP2011526095A (ja) * 2008-05-21 2011-09-29 サンプリファイ システムズ インコーポレイテッド 基地送受信機システムにおけるベースバンド信号の圧縮
JP2010239307A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Kddi Corp 無線信号伝送システム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014204134A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 日本電信電話株式会社 分散型無線通信基地局システム及び分散型無線通信基地局システムの通信方法
JP2014204133A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 日本電信電話株式会社 分散型無線通信基地局システム及び分散型無線通信基地局システムの通信方法
EP3086488A1 (en) 2015-04-24 2016-10-26 Fujitsu Limited Optical communication system and optical communication method
US9755733B2 (en) 2015-04-24 2017-09-05 Fujitsu Limited Optical communication system and optical communication method
JP2020507286A (ja) * 2017-02-06 2020-03-05 アルティオスター ネットワークス, インコーポレイテッド L1分割アーキテクチャにおいてハイブリッドビームフォーミングを用いる複数サイトmimo通信システム
JP7175903B2 (ja) 2017-02-06 2022-11-21 アルティオスター ネットワークス, インコーポレイテッド L1分割アーキテクチャにおいてハイブリッドビームフォーミングを用いる複数サイトmimo通信システム
JP2021530942A (ja) * 2018-07-13 2021-11-11 華為技術有限公司Huawei Technologies Co., Ltd. データ伝送制御方法、装置、およびアクセスネットワークデバイス
JP7177266B2 (ja) 2018-07-13 2022-11-22 華為技術有限公司 データ伝送制御方法、装置、およびアクセスネットワークデバイス
US11889486B2 (en) 2018-07-13 2024-01-30 Huawei Technologies Co., Ltd. Data transmission control method, apparatus, and access network device
CN109412655A (zh) * 2018-11-29 2019-03-01 京信通信系统(中国)有限公司 分布式天线系统、其iq数据适配装置及方法
CN109412655B (zh) * 2018-11-29 2024-03-26 京信网络系统股份有限公司 分布式天线系统、其iq数据适配装置及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5980654B2 (ja) 2016-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5856310B2 (ja) 分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法
CN106464621B (zh) 聚合无触无线前传
US8989088B2 (en) OFDM signal processing in a base transceiver system
JP5980654B2 (ja) 分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法
JP5913059B2 (ja) 分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法
CN112166585B (zh) 超宽带峰值因子降低
JP5878452B2 (ja) 分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法
EP3269054B1 (en) Method and apparatus for hybrid multiplexing/ de-multiplexing in a passive optical network
JP2015142189A (ja) 分散型無線通信基地局システム及び通信方法
KR20160106996A (ko) 이동통신 기지국에서 무선 광섬유로 디지털 유닛과 통신을 위한 원격 무선 유닛
CN107211480B (zh) 分布式基站及信号传输方法
JP6009983B2 (ja) 分散型無線通信基地局システム及び分散型無線通信基地局システムの通信方法
JP6077914B2 (ja) 基地局システム、基地局通信方法及びベースバンドユニット
JP2014090240A (ja) 分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法
JP6009984B2 (ja) 分散型無線通信基地局システム及び分散型無線通信基地局システムの通信方法
Shibata et al. Dynamic compression method using wireless resource allocation for digitized radio over TDM-PON system
JP5359130B2 (ja) 無線基地局装置及び無線装置及び外部インターフェース信号装置
JP6053128B2 (ja) 分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5980654

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees