JP5878452B2 - 分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法 - Google Patents

分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法 Download PDF

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本発明は、無線通信基地局の機能が信号処理部と無線通信部に分割され物理的に離れた構成である分散型無線通信基地局システム及びその動作方法、分散型無線通信基地局システムが備える信号処理装置及び無線装置に関する。
セルラーシステムにおいて、セル構成の自由度を向上するため、基地局の機能を信号処理部(BBU:Base Band Unit)とRF部(RRU:Remote Radio Unit)に分割して物理的に離れた構成とする事が検討されている。この時BBU−RRU間において無線信号はRoF(Radio over Fiber)技術により光ファイバを通して伝送される。RoF技術はアナログRoF技術とデジタルRoF技術に大別できるが、近年は伝送品質に優れたデジタルRoF技術の検討が盛んであり、CPRI(Common Public Radio Interface)等の標準団体の下、使用策定が進められている(例えば、非特許文献1を参照。)。
また、一つのBBUが複数のRRUを収容する事もできる。これにより、各RRUに必要なBBUを一つに集約する事ができ、運用/設置コストの削減が可能となる。このような形態の一例として、図6に示すよう、BBU−RRU間をPON(Passive Optical Network)で接続する形態が提案されている。この方式では、OLT−光スプリッタ間の帯域は一定であるが、光スプリッタ−ONU間の帯域はONUの所要帯域に合わせて変更する事ができる。PONの信号多重方法としては、TDM,WDM,FDM等が採用できる。
CPRI,"CPRI Specification V5.0",Sep.,2011,http://www.cpri.info/spec.html 3GPP TS 36.104 V10.4.0,"Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E−UTRA)semikoron Base Station (BS) radio transmission and reception", p.28 (Sep.2011).
BBU−RRU間のデジタルRoF伝送技術は本発明に関連する技術であり、以降、当該技術を関連技術と呼ぶ。また、BBUで作成した無線信号のI軸Q軸ごとのデジタル信号(IQデータ)を光信号に変換してRRUへ伝送し、RRUで受信した光信号を無線信号に変換して、端末へと送信するリンクを下りリンクと呼ぶ。一方、端末が送信した無線変調信号をRRUで受信し、受信した無線信号を光信号に変換してBBUへ伝送し、BBUで受信した光信号をIQデータに変換して信号の復調を行うリンクを上りリンクと呼ぶ。
関連技術のRRUの装置構成例を図7に示す。
RRUは上りリンクのため、無線信号の送信/受信を行うアンテナ11と、送信/受信を切り替える送受切替部12と、受信した無線信号の信号電力を信号処理ができるレベルまで増幅する増幅器21と、無線信号をダウンコンバートするダウンコンバート部22と、ダウンコンバートされたアナログ信号をIQデータに変換するA/D変換部23と、IQデータに対してフィルタリング処理を行うベースバンドフィルタ部(上り)24と、IQデータと制御信号を多重するフレーム変換部25と、電気信号を光信号に変換して送信するE/O変換部26を有する。
またRRUは下りリンクのため、BBUから受信した光信号を電気信号に変換するO/E変換部31と、受信信号から制御信号及びIQデータを取り出すフレーム変換部32と、IQデータに対してフィルタリング処理を行うベースバンドフィルタ部(下り)33と、IQデータをアナログ信号に変換するD/A変換部34と、アナログ信号をアップコンバートするアップコンバート部35と、電力を決められた送信電力まで増幅する増幅器36と、送受切替部12とアンテナ11を有する。
関連技術のBBUの装置構成例を図8に示す。BBUは上りリンクのため、光信号を電気信号に変換するO/E変換部41と、受信信号から制御信号及びIQデータを取り出すフレーム変換部42と、IQデータに対して復調を行う変復調部43を有する。
またBBUは下りリンクのため、無線変調信号のIQデータを出力する変復調部43と、IQデータと制御信号を多重するフレーム変換部51と、電気信号を光信号に変換して送信するE/O変換部52を有する。
LTE(Long Term Evolution)やWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等のセルラーシステムにおいて、端末がユーザデータを送受信するためには、端末固有の通信チャネル(無線帯域)が必要である。この無線帯域の割当は基地局により行われる。LTEシステムを例に取ると、図9に示すように、基地局は最小1ms周期でスケジューリングを行い各端末へ無線帯域割当を行う。無線帯域割当はリソースブロック(RB:Resource Block)単位で行われ、1RBは180kHz、0.5msである。システム帯域幅が20MHzの場合には、周波数軸上に110個のRBが存在する。また1RBの中には、通常のサイクリックプレフィックスを想定すると、7シンボル(サイクリックプレフィックスを入れて1シンボル71.4μs)が挿入されている。
関連技術において、無線変調信号をデジタル信号に変換する際のサンプリング周波数fは、システム帯域幅により決まる。CPRIを例にとると、LTEのシステム帯域幅が20MHzの場合f=30.72MHz、システム帯域幅が10MHzの場合f=15.36MHzである。
図10は、関連技術の動作例を示している。BBUから各RRUに対して無線信号をデジタル信号に変換して伝送している。そして、各RRUに対してデジタルRoF伝送を行うために、PONシステム下りリンクの帯域が各RRU毎に必要となる。このため、関連技術には、BBU−RRU間でRRUの数に応じた帯域が必要という課題があった。
そこで、本発明は、このような課題を解決すべく、BBU−RRU間の所要帯域を低減できる分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、送信する各RRUへの信号に対し、周波数軸上での多重を行い、受信側においてはフィルタバンクを用いることでそれぞれ自装置当ての周波数信号を抜き出し、効率のよい伝送を可能とする。
具体的には、本発明に係る分散型無線通信基地局システムは、無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能が1つの信号処理装置(BBU:Base Band Unit)と複数の無線装置(RRU:Remote Radio Unit)に分割されている分散型無線通信基地局システムであって、
1つの前記BBUと複数の前記RRUとを接続し、前記BBUと前記RRUとの間を光信号でRoF(Radio over Fiber)伝送するPON(Passive Optical Network)システムと、
前記BBUにおいて、前記RRUに前記無線端末との無線信号に割り当てられている周波数帯域の情報が含まれる無線帯域割当情報に基づいて重複可能な信号を検出し、前記信号を組み合わせRoF伝送する前記光信号を形成し、前記RRUにおいて、受信した前記光信号を変換した電気信号から前記無線帯域割当情報に基づいて前記無線端末への所望の信号を抽出する信号組み合わせ機能と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る分散型無線通信基地局システムの動作方法は、無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能が1つのBBUと複数のRRUに分割されている分散型無線通信基地局の動作方法であって、
1つの前記BBUと複数の前記RRUとをPONシステムで接続し、前記BBUと前記RRUとの間を光信号でRoF伝送し、
前記BBUにおいて、前記RRUに前記無線端末との無線信号に割り当てられている周波数帯域の情報が含まれる無線帯域割当情報に基づいて重複可能な信号を検出し、前記信号を組み合わせRoF伝送する前記光信号を形成し、
前記RRUにおいて、受信した前記光信号を変換した電気信号から前記無線帯域割当情報に基づいて前記無線端末への所望の信号を抽出する
ことを特徴とする。
また、本発明に係る信号処理装置及び無線装置は、前記分散型無線通信基地局システムが備えるBBU及びRRUである。
RRUでは、全ての無線帯域が常に信号伝送に使用されているわけではなく、端末数や端末の要求伝送速度に応じて、使用されていない無線帯域が存在する。また、無線帯域の割当は各RRUで独立である。このため、BBUが各RRUで送信される無線信号を加算しても、周波数軸上で重ならず、RRUでのフィルタリング処理等により別々に取り出せる。
そこで本発明では、BBUがRRUへデジタルRoF伝送する際に、加算しても信号品質が劣化しない複数の無線信号の組み合わせを選択し、この組み合わせの信号を加算してRRUへ伝送することとし、各RRUがフィルタリング処理等を用いて自身が送信する無線信号だけを取り出すこととした。これにより、PONシステム下りリンクの所要帯域を減少できる。
従って、本発明は、BBU−RRU間の所要帯域を低減できる分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法を提供することができる。
本発明に係る分散型無線通信基地局システムの前記BBUが、前記RRUへ伝送する信号を蓄積する前記RRU毎のバッファを有しており、前記信号組み合わせ機能は、前記バッファに蓄積された信号の中から前記重複可能な信号を検出し、前記バッファに前記信号を同時に出力させることで信号の組み合わせを実行することができる。
本発明に係る分散型無線通信基地局システムの前記信号組み合わせ機能は、全ての前記バッファに蓄積された信号について重複不可能と判断したときは前記バッファから前記信号を1つずつ出力させることができる。
本発明に係る分散型無線通信基地局システムの前記信号組み合わせ機能は、前記RRUへ伝送する信号のうち全ての前記RRUで共通する信号であれば前記重複可能な信号と判断することができる。
本発明は、BBU−RRU間の所要帯域を低減できる分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び分散型無線通信基地局システムの動作方法を提供することができる。
本発明に係る無線装置を説明する図である。 本発明に係る無線装置が備えるフィルタバンクを説明する図である。 本発明に係る信号処理装置を説明する図である。 本発明に係る信号処理装置が備える記憶部を説明する図である。 本発明に係る分散型無線通信基地局システムの動作を説明する図である。 本発明に関連する分散型無線通信基地局システムを説明する図である。 本発明に係る関連する無線装置を説明する図である。 本発明に係る関連する信号処理装置を説明する図である。 LTEシステムの無線帯域割当手法を説明する図である。 本発明に関連する分散型無線通信基地局システムの動作を説明する図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施形態であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
本実施形態の分散型無線通信基地局システムは、無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能が1つのBBUと複数の無線装置RRUに分割されている分散型無線通信基地局システムであって、
1つの前記BBUと複数の前記RRUとを接続し、前記BBUと前記RRUとの間を光信号でRoF伝送するPONシステムと、
前記BBUにおいて、前記RRUに前記無線端末との無線信号に割り当てられている周波数帯域の情報が含まれる無線帯域割当情報に基づいて重複可能な信号を検出し、前記信号を組み合わせRoF伝送する前記光信号を形成し、前記RRUにおいて、受信した前記光信号を変換した電気信号から前記無線帯域割当情報に基づいて前記無線端末への所望の信号を抽出する信号組み合わせ機能と、
を備える。
なお、図6のようにBBU110と複数のRRU120との間をPONシステム130で接続する場合、本実施形態の分散型無線通信基地局システムは、1つのBBU110と複数のRRU120とを接続し、BBU110とRRU120との間を光信号でRoF伝送するPONシステム130と、
PONシステム130のBBU側にあり、BBU110で扱う信号形式とPONシステム130で伝送可能な信号形式とを相互変換し、PONシステム130での光信号の衝突を回避する送信タイミングを制御するOLT(Optical Line Terminal)機能140と、
PONシステム130の前記RRU側にあり、RRU120で扱う信号形式とPONシステム130で伝送可能な信号形式とを相互変換し、OLT機能140から指示されたタイミングで上り光信号を送信するONU(Optical Network Unit)機能150と、
を備える。
例えば、PONシステム130としてGE−PON(IEEE802.3ah)、10G−EPON(IEEE802.3av)等のTDM−PONシステムを適用する場合を考えると、OLT機能140とは、下りリンクにおいてBBU110が出力するIQデータをEthernet(登録商標)フレームにマッピングして所定のタイミングで送信する機能や、上りリンクにおいて受信したEthernet(登録商標)フレームからIQデータを抽出する機能を含む。一方、ONU機能150とは、下りリンクにおいて受信したEthernet(登録商標)フレームからIQデータを抽出する機能や、上りリンクにおいてRRU120が出力するIQデータをEthernet(登録商標)フレームにマッピングして所定のタイミングで送信する機能を含む。
図1は、本実施形態の分散型無線通信基地局システムが備えるRRUの装置構成例を説明する図である。
RRUの上りリンクの装置構成は、図7の関連技術と同様である。RRUは、下りリンクのために、BBUから受信した光信号を電気信号に変換するO/E変換部31と、受信信号から制御信号及びIQデータを取り出すフレーム変換部32と、制御信号から下りリンクの無線帯域割当情報を取り出す無線帯域割当情報(下り)抽出部168bと、IQデータに対してフィルタリング処理を行うフィルタバンク部(下り)33aと、IQデータをアナログ信号に変換するD/A変換部34と、アナログ信号をアップコンバートするアップコンバート部35と、無線信号の電力を増幅する増幅器36を有する。
関連技術と異なりRRUは、フィルタバンク部(下り)33a及び無線帯域割当情報(下り)抽出部168bからなるRRU側の信号組み合わせ機能190−1を有する。無線帯域割当情報(下り)抽出部168bは、フレーム変換部32が取り出した制御信号から下りリンクの無線帯域割当情報を抽出し、フィルタバンク部(下り)33aへ無線帯域割当情報を引き渡す。
図2は、フィルタバンク部(下り)33aの構成例である。無線帯域割当情報(下り)抽出部168bから受信した無線帯域割当情報を基に、必要周波数成分の信号だけを取り出すようなフィルタ係数をフィルタ係数決定部33bで算出し、各フィルタ33cのフィルタ係数を変更する。この構成によりフィルタバンク部(下り)33aは、下りリンクの無線帯域割当情報を基に、フレーム変幹部32からのIQデータから自装置(RRU)から無線端末へ送信する周波数成分の信号だけを取り出す。
図3は、本実施形態の分散型無線通信基地局システムが備えるBBUの装置構成例を説明する図である。
BBUの上りリンクの装置構成は、図8の関連技術と同じである。BBUは、下りリンクのため、変調信号のIQデータを出力する変復調部43と、IQデータを記憶する記憶部180と、無線帯域割当情報とその他制御情報を多重して制御信号を作成する制御信号作成部50と、IQデータと制御信号を多重するフレーム変換部51と、電気信号を光信号に変換して送信するE/O変換部52を有する。
前記BBUが、前記RRUへ伝送する信号を蓄積する前記RRU毎のバッファを有しており、前記信号組み合わせ機能は、前記バッファに蓄積された信号の中から前記重複可能な信号を検出し、前記バッファに前記信号を同時に出力させることで信号の組み合わせを実行する。
関連技術と異なりBBUは、記憶部180からなるBBU側の信号組み合わせ機能190−2を有する。図4は、記憶部180の装置構成例を説明する図である。記憶部180は、各RRUへ送るIQデータを宛先のRRUごとに保存するデータバッファ182とデータバッファの出力を制御する制御部181を有する。
制御部181は、全RRUの無線帯域割当情報を入力された際、足し合わせても周波数軸上で信号が重ならない任意の無線信号の組み合わせを選択する。制御部181は、この選択した組み合わせの無線信号が同時に出力されるようデータバッファ182に命令を出し、データバッファ182から出力された信号は加算されて出力される。データバッファ182の出力は、FIFO(First In First Out)に従う。また制御部181は、足し合わせた際の信号品質劣化が許容値以下となるような、無線信号の組み合わせを選択しても良い。信号品質劣化の許容値は、例えば非特許文献2に記載される許容値である。
一方、前記信号組み合わせ機能は、全ての前記バッファに蓄積された信号について重複不可能と判断したときは前記バッファから前記信号を1つずつ出力させる。足し合わせても周波数軸上で信号が重ならない無線信号の組み合わせが一つも存在しない場合、制御部181はデータバッファ182に一つずつ出力命令を出す。LTEの場合、制御部181の組み合わせ選択の更新周期tcycは、最小でtcyc=71.4μsである。
図5は、本実施形態の分散型無線通信基地局システムの下りリンクの動作例を説明する図である。BBUの記憶部180は、足し合わせても重ならないRRU#1とRRU#2の無線信号を加算する。RRU#1及びRRU#2は、この足し合わされた信号を受信し、別途伝達される無線帯域割当情報に基づいて所望の周波数成分だけをフィルタバンク33aで取り出し、配下の無線端末101へ送信する。
また、前記信号組み合わせ機能は、前記RRUへ伝送する信号のうち全ての前記RRUで共通する信号であれば前記重複可能な信号と判断してもよい。BBUで複数の無線信号を加算する際、信号が周波数軸上で重なるとしても、同じ信号であれば加算しても良い。例えば、下りリンクにおいて基地局が、端末においてチャネル推定を行うためリファレンス信号を送信する場合があり、このリファレンス信号は各RRUで同じ信号となる場合がある。このような場合はこのリファレンス信号を加算して送信しても良い。
以下は、本実施形態の分散型無線通信基地局システムをまとめたものである。
<課題>
関連技術のデジタルRoF伝送では、BBUから各RRUへの信号は個別のチャネルを用いて伝送する必要があった。
<解決手段>
BBUが無線帯域割当情報を基に、足し合わせても信号品質がほとんど劣化しない複数の無線信号を加算してRRUへ伝送し、別途伝達された無線帯域割当情報に基づいて各RRUで加算された信号から自装置宛の無線信号を抽出する。
<効果>
本発明は、無線帯域の使用状況に応じてBBUがRRUへ送る複数の信号を一つにまとめて送信する事ができるため、PONシステムの下りリンクの所要帯域を減少できる。
11:アンテナ
12:送受切替部
21:増幅器
22:ダウンコンバート部
23:A/D変換部
24:ベースバンドフィルタ部(上り)
25:フレーム変換部
26:E/O変換部
31:O/E変換部
32:フレーム変換部
33:ベースバンドフィルタ部(下り)
33a:フィルタバンク
33b:フィルタ係数決定部
33c−1、33c−2、・・・、33c−n:フィルタ
34:D/A変換部
35:アップコンバート部
36:増幅器
41:O/E変換部
42:フレーム変換部
43:変復調部
50:制御信号作成部
51:フレーム変換部
52:E/O変換部
101:携帯端末
110:BBU
120:RRU
130:PONシステム
168b:無線帯域割当情報(下り)抽出部
180:記憶部
181:制御部
182、182−1、182−2、・・・、182−n:データバッファ
190−1、190−2:信号組み合わせ機能
301:分散型無線通信基地局システム

Claims (7)

  1. 無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能が1つの信号処理装置(BBU:Base Band Unit)と複数の無線装置(RRU:Remote Radio Unit)に分割されている分散型無線通信基地局システムであって、
    1つの前記BBUと複数の前記RRUとを接続し、前記BBUと前記RRUとの間を光信号でRoF(Radio over Fiber)伝送するPON(Passive Optical Network)システムと、
    前記BBUにおいて、前記RRUに前記無線端末との無線信号に割り当てられている周波数帯域の情報が含まれる無線帯域割当情報に基づいて重複可能な信号を検出し、前記信号を組み合わせRoF伝送する前記光信号を形成し、前記RRUにおいて、受信した前記光信号を変換した電気信号から前記無線帯域割当情報に基づいて前記無線端末への所望の信号を抽出する信号組み合わせ機能と、
    を備えることを特徴とする分散型無線通信基地局システム。
  2. 前記BBUが、前記RRUへ伝送する信号を蓄積する前記RRU毎のバッファを有しており、
    前記信号組み合わせ機能は、前記バッファに蓄積された信号の中から前記重複可能な信号を検出し、前記バッファに前記信号を同時に出力させることで信号の組み合わせを実行することを特徴とする請求項1に記載の分散型無線通信基地局システム。
  3. 前記信号組み合わせ機能は、全ての前記バッファに蓄積された信号について重複不可能と判断したときは前記バッファから前記信号を1つずつ出力させることを特徴とする請求項2に記載の分散型無線通信基地局システム。
  4. 前記信号組み合わせ機能は、前記RRUへ伝送する信号のうち全ての前記RRUで共通する信号であれば前記重複可能な信号と判断することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の分散型無線通信基地局システム。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の分散型無線通信基地局システムが備える信号処理装置。
  6. 請求項1から4のいずれかに記載の分散型無線通信基地局システムが備える無線装置。
  7. 無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能が1つのBBUと複数のRRUに分割されている分散型無線通信基地局の動作方法であって、
    1つの前記BBUと複数の前記RRUとをPONシステムで接続し、前記BBUと前記RRUとの間を光信号でRoF伝送し、
    前記BBUにおいて、前記RRUに前記無線端末との無線信号に割り当てられている周波数帯域の情報が含まれる無線帯域割当情報に基づいて重複可能な信号を検出し、前記信号を組み合わせRoF伝送する前記光信号を形成し、
    前記RRUにおいて、受信した前記光信号を変換した電気信号から前記無線帯域割当情報に基づいて前記無線端末への所望の信号を抽出する
    ことを特徴とする分散型無線通信基地局システムの動作方法。
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