JP2014090113A - 太陽電池モジュール用バックシート - Google Patents
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Abstract
【課題】セルに向けた光の反射効率を向上することで、モジュールの高い発電効率を達成できる太陽電池用バックシートを提供する。
【解決手段】太陽電池モジュール用バックシート5は、太陽光の入射側から、順次積層される、透明な樹脂からなるマトリクス12と、マトリクス12に保持されるTiO2粒子及びSiO2からなる拡散反射粒子11a、11bとを備える拡散反射層11と、白色樹脂層13と、バリア層15とを備える。拡散反射層11は、TiO2粒子及びSiO2粒子の含有量が、5〜40質量%であり、粒子の含有比率(TiO2/SiO2)が5〜50であり、TiO2粒子及びSiO2粒子の平均粒子径が、0.35〜0.75μmであり、さらに太陽光の入射側表面の鏡面光沢度が4〜12%である。
【選択図】図1
【解決手段】太陽電池モジュール用バックシート5は、太陽光の入射側から、順次積層される、透明な樹脂からなるマトリクス12と、マトリクス12に保持されるTiO2粒子及びSiO2からなる拡散反射粒子11a、11bとを備える拡散反射層11と、白色樹脂層13と、バリア層15とを備える。拡散反射層11は、TiO2粒子及びSiO2粒子の含有量が、5〜40質量%であり、粒子の含有比率(TiO2/SiO2)が5〜50であり、TiO2粒子及びSiO2粒子の平均粒子径が、0.35〜0.75μmであり、さらに太陽光の入射側表面の鏡面光沢度が4〜12%である。
【選択図】図1
Description
本発明は、太陽電池モジュールの裏側に配置されるバックシートに関する。
太陽電池モジュール(以下、モジュールと称する)は、結晶シリコン、アモルファスシリコンからなる太陽電池素子(以下、セルと称する)を主たる構成要素としており、フロントシートと称される表面保護層と、セルが配置されるセル保持層と、バックシートと称される裏面保護層とを順に積層し、例えば真空吸引して加熱圧着するラミネ−ション法により製造されている。太陽光は、フロントシートの側からモジュールに入射する。なお、セルの材質、モジュールの積層構造はあくまで一例である。
モジュールの中で、バックシートは電気絶縁性を備えていることを前提に、水蒸気その他のガスバリヤ性を供え、内部に装着されているセルの劣化を防止することを主たる目的として設けられる。また、バックシートは、フロントシートの側から入射してバックシートまで透過した太陽光をセルに向けて反射し、その反射光を用いてセルにおける発電効率を向上させるという効果も発揮する。
そこで、バックシートにはセルに対向する側に、光学反射性の良い白色の樹脂層が設けられている。しかし、光の反射が正反射のみだと、反射光はセルに当たらずそのままセル保持層(セルのない部分)及びフロントシートを透過して外部に抜けてしまい、発電に寄与しない場合がある。これを避けるためには、色々な角度の反射光をバックシートで生成させることが必要である。しかし、一般的な白色の樹脂層は、正反射の方が多く発生してしまう。
そこで、バックシートにはセルに対向する側に、光学反射性の良い白色の樹脂層が設けられている。しかし、光の反射が正反射のみだと、反射光はセルに当たらずそのままセル保持層(セルのない部分)及びフロントシートを透過して外部に抜けてしまい、発電に寄与しない場合がある。これを避けるためには、色々な角度の反射光をバックシートで生成させることが必要である。しかし、一般的な白色の樹脂層は、正反射の方が多く発生してしまう。
そこで、例えば、特許文献1は、高い白色度を有する白色ポリエチレンテレフタレート層(白色樹脂層)に加えて、透過してきた太陽光を乱反射する球状粒子を含む球状粒子含有透明層を設けることを提案している。特許文献1のバックシートによると、反射光が球状粒子含有透明層中の球状粒子の表面で拡散されて乱反射することにより、透過した太陽光の反射率を高めることができる、とされている。
自然エネルギによる発電の期待がますます高くなる中で、発電効率を向上することがモジュールにおける重要な課題となっている。
そこで本発明は、セルに向けた光の反射効率を向上することで、モジュールの高い発電効率を達成できるバックシートを提供することを目的とする。
そこで本発明は、セルに向けた光の反射効率を向上することで、モジュールの高い発電効率を達成できるバックシートを提供することを目的とする。
かかる目的のもとになされた本発明の太陽電池モジュール用バックシートは、太陽光の入射側から、順次積層される、拡散反射層と、白色樹脂層と、バリア層とを備える。
本発明における拡散反射層は、透明な樹脂からなるマトリックスと、前記マトリックスに保持されるTiO2粒子、及び、SiO2粒子からなる拡散反射粒子と、を備える。
TiO2粒子及びSiO2粒子は、合計の含有量が5〜40質量%、かつ、含有比率(TiO2/SiO2)が5〜50であり、TiO2粒子とSiO2粒子を含む拡散反射粒子としての平均粒子径が0.35〜0.75μmであり、拡散反射層は、太陽光の入射側表面の鏡面光沢度(JIS Z8741によるGs(60°))が4〜12(%)であることを特徴とする。
本発明における拡散反射層は、透明な樹脂からなるマトリックスと、前記マトリックスに保持されるTiO2粒子、及び、SiO2粒子からなる拡散反射粒子と、を備える。
TiO2粒子及びSiO2粒子は、合計の含有量が5〜40質量%、かつ、含有比率(TiO2/SiO2)が5〜50であり、TiO2粒子とSiO2粒子を含む拡散反射粒子としての平均粒子径が0.35〜0.75μmであり、拡散反射層は、太陽光の入射側表面の鏡面光沢度(JIS Z8741によるGs(60°))が4〜12(%)であることを特徴とする。
本発明によれば、セルに向けた光の反射効率を向上することで、高い発電効率のモジュールか得られるバックシートが提供される。
以下、拡散反射層と、白色樹脂層と、バリア層と、を備える、本実施形態における太陽電池用バックシート5(以下、バックシート5)を、図面を参照して説明する。
初めに、図2を参照して、バックシート5が用いられる太陽電池モジュール100(以下、モジュール100)について説明する。
モジュール100は、フロントカバー2と、例えばEVA(エチレン酢酸ビニル共重合)樹脂からなるセル保持層7と、バックカバー3と、がこの順で積層されており、セル保持層7の中に、光起電力素子としての複数個のセル1(以下、セル1)が並んで配設されている。モジュール100は、フロントカバー2の側で太陽光の照射を受ける。
初めに、図2を参照して、バックシート5が用いられる太陽電池モジュール100(以下、モジュール100)について説明する。
モジュール100は、フロントカバー2と、例えばEVA(エチレン酢酸ビニル共重合)樹脂からなるセル保持層7と、バックカバー3と、がこの順で積層されており、セル保持層7の中に、光起電力素子としての複数個のセル1(以下、セル1)が並んで配設されている。モジュール100は、フロントカバー2の側で太陽光の照射を受ける。
モジュール100を構成する光起電力素子としてのセル1としては、従来公知の単結晶シリコン型太陽電池素子、多結晶シリコン型太陽電池素子に代表される結晶シリコン太陽電子素子、シングル接合型あるいはタンデム構造型等からなるアモルファスシリコン太陽電池素子等、公知のものを広く適用できる。
フロントカバー2は、セル1を保護する。したがって、耐候性、水蒸気その他のガスバリヤ性に優れることが必要である。ただし、照射された太陽光がセル1に到達するために、フロントカバー2は光透過性に優れることが必要である。フロントカバー2は、具体的には、透明な耐候性樹脂フィルムからなるフロントシート4と、接着剤層6aと、から構成されている。接着剤層6aはフロントシート4のセル保持層7に対向する側の面に配置されており、フロントシート4は接着剤層6aを介してセル保持層7に接合される。
セル保持層7は、複数個のセル1が埋め込まれることで、セル1を保持している。セル保持層7は、熱流動性および熱接着性に優れた各種の熱可塑性樹脂を主成分とする樹脂組成物を使用することができる。例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、フッ素系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、または、シリコ−ン系樹脂の1種ないし2種以上の樹脂からなる樹脂組成物を使用することができる。これら樹脂は、いずれも、透明性を有して太陽光を透過するとともに、耐スクラッチ性、衝撃吸収性に優れている。また、これら樹脂は、熱の作用により劣化ないし分解等を起こしにくい耐熱性を有する。耐熱性は、モジュール100を製造する際に真空吸引して加熱圧着するラミネ−ション法における加熱作用、モジュール100として使用している間に太陽光の照射による加熱作用に対して要求される。
バックカバー3は、セル1を保護する点では、フロントカバー2と同様の機能を果たす。ただし、バックカバー3は、フロントカバー2、セル保持層7を透過してきた太陽光を、セル1に向けて反射させる機能を有する点でフロントカバー2とは相違する。
バックカバー3は、具体的には透過してきた光を反射するバックシート5と、接着剤層6bと、から構成される。接着剤層6bはバックシート5のセル保持層7に対向する側の面に配置されており、バックシート5は接着剤層6bを介してセル保持層7に接合される。
バックカバー3は、具体的には透過してきた光を反射するバックシート5と、接着剤層6bと、から構成される。接着剤層6bはバックシート5のセル保持層7に対向する側の面に配置されており、バックシート5は接着剤層6bを介してセル保持層7に接合される。
太陽光はフロントカバー2の方向からモジュール100に入射する。モジュール100に入射した太陽光の内、セル1に入射した太陽光は、セル1で電力に変換される。一方、隣接するセル1の間を通過した太陽光は、バックシート5で反射されることでセル1に入射して電力に変換される。本実施形態は、バックシート5に特徴を有するものであり、以下詳細に説明する。
本実施形態におけるバックシート5は、図1に示すように、セル保持層7に対向する側から、拡散反射層11と、白色樹脂層13と、バリア層15とが、この順で積層されている。
バックシート5の太陽光の入射側に位置する拡散反射層11は、セル保持層7、接着剤層6bを透過してきた太陽光をセル1に向けて反射させる。太陽光は、拡散反射層11の拡散粒子11aおよび11bの表面で拡散反射することによってセル1に向かう。このように、拡散反射層11は、光電交換効率を上昇させる作用をもつ。ただし、拡散反射層11で反射されずに透過した太陽光は、白色樹脂層13又はバリア層15で反射され、拡散反射層11に再度入射して、セル1に向けて反射される。
白色樹脂層13は、拡散反射層11を透過してきた光を、拡散反射層11に向けて反射させる。
バリア層15は、拡散反射層11および白色樹脂層13を透過してきた光を、拡散反射層11に反射させる作用とともに、外部からの水分や酸素の浸入を防止する。
以下、太陽電池用バックシート5を構成する各層について、より詳細に説明する。
バックシート5の太陽光の入射側に位置する拡散反射層11は、セル保持層7、接着剤層6bを透過してきた太陽光をセル1に向けて反射させる。太陽光は、拡散反射層11の拡散粒子11aおよび11bの表面で拡散反射することによってセル1に向かう。このように、拡散反射層11は、光電交換効率を上昇させる作用をもつ。ただし、拡散反射層11で反射されずに透過した太陽光は、白色樹脂層13又はバリア層15で反射され、拡散反射層11に再度入射して、セル1に向けて反射される。
白色樹脂層13は、拡散反射層11を透過してきた光を、拡散反射層11に向けて反射させる。
バリア層15は、拡散反射層11および白色樹脂層13を透過してきた光を、拡散反射層11に反射させる作用とともに、外部からの水分や酸素の浸入を防止する。
以下、太陽電池用バックシート5を構成する各層について、より詳細に説明する。
(A)拡散反射層11について
拡散反射層11は、透明な樹脂からなるマトリクス12と、樹脂中に分散されている2種類の拡散粒子11aおよび11bと、からなり、受けた光を拡散粒子11aおよび11bにより拡散させることで、セル1に向けて反射させる。
マトリクス12を構成する樹脂としては、透明であることに加え、耐熱性および耐候性をもつものを使用することができる。例えば、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、シリコン系樹脂を用いることができる。
二種類の拡散粒子11aおよび11bとして、本実施形態は、酸化チタン(TiO2)粒子および酸化ケイ素(SiO2)粒子を用いる。
なお、拡散反射層11の厚さは、1〜10μmとすることが好ましく、2〜4μmとすることがより好ましい。なお、長尺のフィルムとして作製されたものを必要な寸法に切断し、貼り付けられることで拡散反射層11が構成される。
拡散反射層11は、透明な樹脂からなるマトリクス12と、樹脂中に分散されている2種類の拡散粒子11aおよび11bと、からなり、受けた光を拡散粒子11aおよび11bにより拡散させることで、セル1に向けて反射させる。
マトリクス12を構成する樹脂としては、透明であることに加え、耐熱性および耐候性をもつものを使用することができる。例えば、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、シリコン系樹脂を用いることができる。
二種類の拡散粒子11aおよび11bとして、本実施形態は、酸化チタン(TiO2)粒子および酸化ケイ素(SiO2)粒子を用いる。
なお、拡散反射層11の厚さは、1〜10μmとすることが好ましく、2〜4μmとすることがより好ましい。なお、長尺のフィルムとして作製されたものを必要な寸法に切断し、貼り付けられることで拡散反射層11が構成される。
次に、本実施の形態における拡散反射層11について詳しく説明する。
[鏡面光沢度:4〜12]
拡散反射層11は、4〜12の鏡面光沢度を有する。鏡面光沢度を測定することにより、拡散反射層11における光の拡散性を評価することができる。
鏡面光沢度が4未満では、拡散が大きくなることにより全体の反射率が低下し、結果として光電変換効率が低下する。一方、鏡面光沢度が12を超えると、正反射の割合が大きくなり、セル1に向けて反射する光が少なくなるため、光電交換効率が低下する。したがって、拡散反射層11の太陽光が入射する面の鏡面光沢度を、4〜12とする。なお、同様の理由により、鏡面光沢度は、6.5〜11とすることが望ましく、7〜10.5とすることがさらに好ましい。
なお、本発明における鏡面光沢度は、JIS Z8741に準拠し、入射角を60度として測定した値(60度鏡面光沢度:Gs(60°))をいうものとする。
[鏡面光沢度:4〜12]
拡散反射層11は、4〜12の鏡面光沢度を有する。鏡面光沢度を測定することにより、拡散反射層11における光の拡散性を評価することができる。
鏡面光沢度が4未満では、拡散が大きくなることにより全体の反射率が低下し、結果として光電変換効率が低下する。一方、鏡面光沢度が12を超えると、正反射の割合が大きくなり、セル1に向けて反射する光が少なくなるため、光電交換効率が低下する。したがって、拡散反射層11の太陽光が入射する面の鏡面光沢度を、4〜12とする。なお、同様の理由により、鏡面光沢度は、6.5〜11とすることが望ましく、7〜10.5とすることがさらに好ましい。
なお、本発明における鏡面光沢度は、JIS Z8741に準拠し、入射角を60度として測定した値(60度鏡面光沢度:Gs(60°))をいうものとする。
[TiO2粒子およびSiO2粒子の合計量:5〜40質量%]
拡散反射層11は、拡散粒子としてTiO2粒子およびSiO2粒子を含む。両者はともに受けた光を拡散反射させる点では共通するが、TiO2粒子は拡散反射効果が大きく、一方、SiO2粒子は拡散反射層11をなすフィルムのブロッキング防止に有効である。そこで本発明は、TiO2粒子およびSiO2粒子の両方を含有する。
そして、拡散反射層11の鏡面光沢度は、拡散反射層11に含まれるTiO2粒子およびSiO2粒子の合計量に影響を受ける。
合計量が5質量%未満では入射した光の拡散反射が小さくなり、結果として鏡面光沢度が大きくなる。一方、合計量が40質量%を超えると、入射した光の拡散(乱反射)が大きくなりすぎて「つや消し」の状態に近づき、鏡面光沢度が小さくなる。したがって、拡散反射層11に含有される拡散粒子の合計量は、5〜40質量%とする。同様の理由により、拡散粒子の合計量は、7〜30質量%とすることが望ましく、さらには、12〜22質量%とすることがより好ましい。なお、拡散粒子の合計量(質量%)は、拡散反射層11の全体の質量に対する比率である。
拡散反射層11は、拡散粒子としてTiO2粒子およびSiO2粒子を含む。両者はともに受けた光を拡散反射させる点では共通するが、TiO2粒子は拡散反射効果が大きく、一方、SiO2粒子は拡散反射層11をなすフィルムのブロッキング防止に有効である。そこで本発明は、TiO2粒子およびSiO2粒子の両方を含有する。
そして、拡散反射層11の鏡面光沢度は、拡散反射層11に含まれるTiO2粒子およびSiO2粒子の合計量に影響を受ける。
合計量が5質量%未満では入射した光の拡散反射が小さくなり、結果として鏡面光沢度が大きくなる。一方、合計量が40質量%を超えると、入射した光の拡散(乱反射)が大きくなりすぎて「つや消し」の状態に近づき、鏡面光沢度が小さくなる。したがって、拡散反射層11に含有される拡散粒子の合計量は、5〜40質量%とする。同様の理由により、拡散粒子の合計量は、7〜30質量%とすることが望ましく、さらには、12〜22質量%とすることがより好ましい。なお、拡散粒子の合計量(質量%)は、拡散反射層11の全体の質量に対する比率である。
[TiO2粒子とSiO2粒子の含有比率(TiO2/SiO2):5〜50]
拡散反射層11の鏡面光沢度は、TiO2とSiO2の含有比率にも影響を受ける。
つまり、含有比率が小さくなると鏡面光沢度が小さくなり、含有比率が5未満では鏡面光沢度が4未満になってしまう。逆に、含有比率が大きくなると鏡面光沢度が大きくなり、含有比率が50を超えると鏡面光沢度が12を超えてしまう。
したがって、TiO2とSiO2の含有比率は、5〜50とする。なお、同様の理由により、当該比率を、6〜10とすることが望ましく、さらには、7〜9とすることがより好ましい。
拡散反射層11の鏡面光沢度は、TiO2とSiO2の含有比率にも影響を受ける。
つまり、含有比率が小さくなると鏡面光沢度が小さくなり、含有比率が5未満では鏡面光沢度が4未満になってしまう。逆に、含有比率が大きくなると鏡面光沢度が大きくなり、含有比率が50を超えると鏡面光沢度が12を超えてしまう。
したがって、TiO2とSiO2の含有比率は、5〜50とする。なお、同様の理由により、当該比率を、6〜10とすることが望ましく、さらには、7〜9とすることがより好ましい。
[拡散粒子(TiO2粒子とSiO2粒子)の平均粒子径:0.35〜0.75μm]
拡散反射層11の鏡面光沢度は、含有している拡散粒子の平均粒子径にも影響を受ける。
つまり、平均粒子径が小さくなると、粒子同士の凝集が生じ、見かけの粒子径が大きくなるため、拡散反射が小さくなり、平均粒子径が0.35μm未満では鏡面光沢度が12を超えてしまう。また、平均粒子径が大きくなると、拡散反射が小さくなるため、鏡面光沢度が大きくなる。平均粒子径が0.75μmを超えると鏡面光沢度が12を超えてしまう。したがって、平均粒子径は、0.35〜0.75μmとする。なお、同様の理由により、平均粒子径は、0.40〜0.70μmとすることが望ましく、さらには、0.50〜0.60μmとすることがより好ましい。
なお、含有比率によっては、拡散粒子の平均粒子径がTiO2の平均粒子径に依存する場合もある。しかし、鏡面光沢度は、粒子の材質に係らずに、あくまで粒子径の大小に影響されるものであるから、本発明は、TiO2粒子とSiO2粒子を含む拡散粒子としての平均粒子径を特定する。
拡散反射層11の鏡面光沢度は、含有している拡散粒子の平均粒子径にも影響を受ける。
つまり、平均粒子径が小さくなると、粒子同士の凝集が生じ、見かけの粒子径が大きくなるため、拡散反射が小さくなり、平均粒子径が0.35μm未満では鏡面光沢度が12を超えてしまう。また、平均粒子径が大きくなると、拡散反射が小さくなるため、鏡面光沢度が大きくなる。平均粒子径が0.75μmを超えると鏡面光沢度が12を超えてしまう。したがって、平均粒子径は、0.35〜0.75μmとする。なお、同様の理由により、平均粒子径は、0.40〜0.70μmとすることが望ましく、さらには、0.50〜0.60μmとすることがより好ましい。
なお、含有比率によっては、拡散粒子の平均粒子径がTiO2の平均粒子径に依存する場合もある。しかし、鏡面光沢度は、粒子の材質に係らずに、あくまで粒子径の大小に影響されるものであるから、本発明は、TiO2粒子とSiO2粒子を含む拡散粒子としての平均粒子径を特定する。
(B)白色樹脂層13について
白色樹脂層13は、拡散反射層11を透過してきた太陽光を拡散反射層11(セル1)に向けて反射させる。白色樹脂層13による反射は、正反射が主体となる。白色樹脂層13がこのような作用をもつことで、拡散反射層11で拡散反射する光を増大させることができるため、光電変換効率を向上させることができる。そのため、白色樹脂層13には高い白色度を有することが望まれる。
さらに、拡散反射層11やバリア層15の剛性が低い場合には、白色樹脂層13はバックシート5の機械的強度を担う。また、白色樹脂層13には、耐水性、紫外線に対する耐久性等の耐候性を有するものが好ましい。
白色樹脂層13としては、例えば、耐熱性、耐候性に優れるポリエチレンテレフタラート(PET)に白色顔料を練り込んだ白色ポリエチレンテレフタレート(白色PET)からなるフィルムにより構成できる。また、他に、例えば、白色ポリエチレンナフタレート、白色ポリトリメチレンテレフタラート、白色ポリエチレンブチレンテレフタラートを使用することができる。白色顔料としては、二酸化チタンや酸化亜鉛など公知の白色着色剤が用いられる。また、白色樹脂層13は、膜厚は25〜125μmとするのが好ましい。
白色樹脂層13は、拡散反射層11を透過してきた太陽光を拡散反射層11(セル1)に向けて反射させる。白色樹脂層13による反射は、正反射が主体となる。白色樹脂層13がこのような作用をもつことで、拡散反射層11で拡散反射する光を増大させることができるため、光電変換効率を向上させることができる。そのため、白色樹脂層13には高い白色度を有することが望まれる。
さらに、拡散反射層11やバリア層15の剛性が低い場合には、白色樹脂層13はバックシート5の機械的強度を担う。また、白色樹脂層13には、耐水性、紫外線に対する耐久性等の耐候性を有するものが好ましい。
白色樹脂層13としては、例えば、耐熱性、耐候性に優れるポリエチレンテレフタラート(PET)に白色顔料を練り込んだ白色ポリエチレンテレフタレート(白色PET)からなるフィルムにより構成できる。また、他に、例えば、白色ポリエチレンナフタレート、白色ポリトリメチレンテレフタラート、白色ポリエチレンブチレンテレフタラートを使用することができる。白色顔料としては、二酸化チタンや酸化亜鉛など公知の白色着色剤が用いられる。また、白色樹脂層13は、膜厚は25〜125μmとするのが好ましい。
(C)バリア層15について
バリア層15は、二つの作用をもつ。一つは、拡散反射層11および白色樹脂層13を透過してきた太陽光を反射することである。バリア層15が透過してきた太陽光を反射することによって、拡散反射層11で拡散反射する光を増大させることができる。二つ目は、外部からの水分や酸素等の浸入を防止することである。これらの浸入を防止することによって、拡散反射層11および白色樹脂層13の性能劣化を最小限に抑え、長期的に使用できる。したがって、バリア層15には、光の反射性、ガス・水蒸気バリア性が求められる。
バリア層15としては、アルミニウム箔を好適に使用することができるが、アルミニウム箔に限定されず、上記した作用を発揮しうる金属箔を使用することもできる。また、バリア層15の厚さは、10〜50μmとするのが好ましい。
バリア層15は、二つの作用をもつ。一つは、拡散反射層11および白色樹脂層13を透過してきた太陽光を反射することである。バリア層15が透過してきた太陽光を反射することによって、拡散反射層11で拡散反射する光を増大させることができる。二つ目は、外部からの水分や酸素等の浸入を防止することである。これらの浸入を防止することによって、拡散反射層11および白色樹脂層13の性能劣化を最小限に抑え、長期的に使用できる。したがって、バリア層15には、光の反射性、ガス・水蒸気バリア性が求められる。
バリア層15としては、アルミニウム箔を好適に使用することができるが、アルミニウム箔に限定されず、上記した作用を発揮しうる金属箔を使用することもできる。また、バリア層15の厚さは、10〜50μmとするのが好ましい。
[実施例]
以上説明した本実施形態におけるバックシートの効果を確認するために行った具体的な例を説明する。
[バックシート5の作成法]
拡散反射層11、白色樹脂層13及びバリア層15として、下記のものを用意した。そして、アルミニウム箔(バリア層15)の上に、白色PETフィルム(白色樹脂層13)をドライラミネート法によって接着させた。次に、白色PETフィルムの上に、アクリル系樹脂溶液(拡散反射層11)をコート法により塗布後、乾燥させて、試料(バックシート5)を作成した、なお、乾燥後の拡散反射層11の厚さは4μmである。また、平均粒子径は、メジアン径(d50)である。
以上説明した本実施形態におけるバックシートの効果を確認するために行った具体的な例を説明する。
[バックシート5の作成法]
拡散反射層11、白色樹脂層13及びバリア層15として、下記のものを用意した。そして、アルミニウム箔(バリア層15)の上に、白色PETフィルム(白色樹脂層13)をドライラミネート法によって接着させた。次に、白色PETフィルムの上に、アクリル系樹脂溶液(拡散反射層11)をコート法により塗布後、乾燥させて、試料(バックシート5)を作成した、なお、乾燥後の拡散反射層11の厚さは4μmである。また、平均粒子径は、メジアン径(d50)である。
拡散反射層11:表1に示す量、平均粒子径を備えるTiO2粒子とSiO2粒子を、アクリル系樹脂溶液に混合し、撹拌することにより、コーティング原料を調製。なお、TiO2粒子とSiO2粒子は、実施例によって異なる。
白色樹脂層13:白色PETフィルム
(白色顔料:TiO2 10質量%、厚さ:50μm)
バリア層15:アルミニウム箔(厚さ:20μm)
白色樹脂層13:白色PETフィルム
(白色顔料:TiO2 10質量%、厚さ:50μm)
バリア層15:アルミニウム箔(厚さ:20μm)
[鏡面光沢度測定]
得られた試料を用いて、鏡面光沢度(Gs(60°))をJIS Z8741に準拠して測定した。その結果を表1に示す。
得られた試料を用いて、鏡面光沢度(Gs(60°))をJIS Z8741に準拠して測定した。その結果を表1に示す。
[光電交換効率測定]
得られた試料をバックシート5とするモジュール100を作製して、光電交換効率を求めた。
モジュール100は、概略以下の構成を備える。
セル1:微結晶シリコン薄膜(PE−CVD法)
フロントカバー2:フロントシート4;板ガラス(厚さ:4mm)
接着剤層6a,6b;ポリウレタン系接着剤
セル保持層7:EVA樹脂(厚さ:300μm)
得られた試料をバックシート5とするモジュール100を作製して、光電交換効率を求めた。
モジュール100は、概略以下の構成を備える。
セル1:微結晶シリコン薄膜(PE−CVD法)
フロントカバー2:フロントシート4;板ガラス(厚さ:4mm)
接着剤層6a,6b;ポリウレタン系接着剤
セル保持層7:EVA樹脂(厚さ:300μm)
得られた光電交換効率を下記基準により評価し、その結果を表1に示した。なお、評価基準には、拡散反射層11を設けないことを除いて、上記バックシート5と同じ仕様の試料(表1 参考例2)を用いた。
評価基準:+0.5%以上:◎、+0.3〜0.5%:○、+0.3%未満:×
評価基準:+0.5%以上:◎、+0.3〜0.5%:○、+0.3%未満:×
[剥離性(ブロッキング性)評価]
表1の実施例1〜13、比較例1〜8の拡散反射層11と同じ要素(樹脂、TiO2、SiO2粒子)からなる厚さ50μmの樹脂フィルム21を作製し、端部垂下法により剥離性を評価した。具体的には、図3に示したように、芯20にロール状に巻いた樹脂フィルム21の先端部を50cm(垂下長さ)重力方向に垂下させ、下記基準により評価し、その結果を表1に示した。
評価基準:垂下部の自重により自然に巻きほぐれる場合:○
垂下部の自重により自然に巻きほぐれない場合:×
表1の実施例1〜13、比較例1〜8の拡散反射層11と同じ要素(樹脂、TiO2、SiO2粒子)からなる厚さ50μmの樹脂フィルム21を作製し、端部垂下法により剥離性を評価した。具体的には、図3に示したように、芯20にロール状に巻いた樹脂フィルム21の先端部を50cm(垂下長さ)重力方向に垂下させ、下記基準により評価し、その結果を表1に示した。
評価基準:垂下部の自重により自然に巻きほぐれる場合:○
垂下部の自重により自然に巻きほぐれない場合:×
なお、上記実施の形態では、本発明の一実施形態を示したが、これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
1 太陽電池素子(セル)
2 フロントカバー
3 バックカバー
4 フロントシート
5 太陽電池用バックシート(バックシート)
6a,6b 接着剤層
7 セル保持層
11 拡散反射層
11a,11b 拡散粒子
12 マトリクス
13 白色樹脂層
15 バリア層
20 芯
21 樹脂フィルム
100 モジュール
2 フロントカバー
3 バックカバー
4 フロントシート
5 太陽電池用バックシート(バックシート)
6a,6b 接着剤層
7 セル保持層
11 拡散反射層
11a,11b 拡散粒子
12 マトリクス
13 白色樹脂層
15 バリア層
20 芯
21 樹脂フィルム
100 モジュール
Claims (1)
- 太陽光の入射側から、順次積層される、拡散反射層と、白色樹脂層と、バリア層とを備え、
前記拡散反射層は、
透明な樹脂からなるマトリックスと、前記マトリックスに保持されるTiO2粒子、及び、SiO2粒子からなる拡散反射粒子と、を備え、
TiO2粒子及びSiO2粒子は、合計の含有量が5〜40質量%、かつ、含有比率(TiO2/SiO2)が5〜50であり、
TiO2粒子とSiO2粒子を含む前記拡散反射粒子の平均粒子径が0.35〜0.75μmであり、
太陽光の入射側表面の鏡面光沢度(JIS Z8741によるGs(60°))が4〜12(%)である、
ことを特徴とする太陽電池モジュール用バックシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012240074A JP2014090113A (ja) | 2012-10-31 | 2012-10-31 | 太陽電池モジュール用バックシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012240074A JP2014090113A (ja) | 2012-10-31 | 2012-10-31 | 太陽電池モジュール用バックシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014090113A true JP2014090113A (ja) | 2014-05-15 |
Family
ID=50791786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012240074A Pending JP2014090113A (ja) | 2012-10-31 | 2012-10-31 | 太陽電池モジュール用バックシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014090113A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016046512A (ja) * | 2014-08-19 | 2016-04-04 | 東レ株式会社 | 太陽電池モジュール用バックシートおよび太陽電池モジュール |
KR20160120483A (ko) | 2015-04-08 | 2016-10-18 | 주식회사 엘지화학 | 광전지 모듈용 백시트 |
KR20160120949A (ko) | 2015-04-09 | 2016-10-19 | 주식회사 엘지화학 | 광전지 모듈용 백시트 |
JPWO2017098728A1 (ja) * | 2015-12-10 | 2018-09-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 太陽電池モジュール |
-
2012
- 2012-10-31 JP JP2012240074A patent/JP2014090113A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20160120483A (ko) | 2015-04-08 | 2016-10-18 | 주식회사 엘지화학 | 광전지 모듈용 백시트 |
KR20160120949A (ko) | 2015-04-09 | 2016-10-19 | 주식회사 엘지화학 | 광전지 모듈용 백시트 |
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