JP2014089443A - 文字音読指導装置および文字音読指導プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】情報を表示する表示部18と、音声を出力する出力部20と、入力指示を受け付ける入力部19と、表示部18及び出力部20を制御する制御部11とを備え、制御部11は、文字群の中から音読用文字を順次選択して、表示部18に表示させ、音読用文字を表示部18に表示してから所定時間経過後に、音読用文字の正しい発音を出力部20から出力させ、音読用文字の表示後に、入力部19を介して、表示された音読用文字に対して使用者による適切な音読がなされたか否かを示す判定結果の入力を受け付ける。
【選択図】図1
Description
[1−1.文字音読指導装置の構成]
図1を参照して、本実施形態の文字音読指導装置の構成について説明する。同図に示されるように、文字音読指導装置10は、制御部11、表示部18、入力部19、出力部20、記憶部21、通信I/F(インタフェース)25、機器I/F(インタフェース)26を備えている。
記憶部21に記憶される文字データベース21aについて説明する。文字データベース21aは、指導対象となる音読用文字を含むデータベースである。本実施形態では、平仮名を、指導対象の音読用文字としている。本例では、音読用文字として、「あ」、「か」のような清音、「が」、「ぎ」のような濁音、「ぱ」、「ぴ」のような半濁音、「きゃ」、「しゃ」のような拗音、「あっ」、「かっ」のような促音、及び「ん」の撥音それぞれに関する文字を含む。なお、2文字で表記する文字であっても、「きゃ」、「じゃ」、「びゃ」、「かっ」等の拗音、促音に関する文字は一文字とカウントしている。文字データベース21aは、これら文字について、各文字を示すデータと、各文字に対する合否判定(合/否)とを関連づけて含んでいる。合否判定は、学習者がその文字を正しくかつ迅速に発音できたと判断されたときに「合」に設定され、そうでないときは「否」に設定される。
本実施形態の文字音読指導装置10は、指導対象文字を1文字ずつ順次表示部18に表示していく。学習者は、表示部18に順次表示される文字を見て発音することで、学習することができるようになっている。図2は、文字音読指導装置10により表示部18に表示される、平仮名文字の音読指導のための表示画面例17を示した図である。ここでは、ディスレクシアの児童に対して、初等的な指導段階として平仮名文字の音読を指導する場面を想定している。
図4を参照して、文字音読指導装置10の制御部11が音読指導処理を実行するときの制御フローについて説明する。
本発明者は、従来、解読指導と語彙指導との二段階指導によってディスレクシアの症例改善を指導してきた。本欄では、複数の被験者を対象として、従来の解読指導とは異なる文字音読指導装置10による音読指導を実施した場合の結果を示す。図5は、ディスレクシアである、知能指数(IQ)107の小学1年生男児Aの事例について、文字音読指導装置10を用いた音読指導を3ヶ月間行った前後における音読所要時間の値を比較するグラフである。
第1の実施形態では、学習者による発音の正確さと応答性は補助者が判定し、その判定結果を手動で文字音読指導装置10に入力した。本実施形態では、学習者による発音の正確さと応答性を自動で判定する文字音読指導装置の構成を説明する。
図8を参照して、更なる実施形態の文字音読指導装置の構成について説明する。同図において、図1の文字音読指導装置10と同一の構成については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。図8に示されるように、本実施形態の文字音読指導装置10aは、実施の形態1の文字音読指導装置10の構成に加えて、計時部22、マイク28、及び音声入力部29をさらに備える。
図9を参照して、文字音読指導装置10aの制御部11が音読指導処理を実行するときの制御フローについて説明する。実施の形態1とは異なり、文字音読指導装置10aは、補助者を必要とせず、学習者が単独で文字の音読指導を受けることのできる形態となっている。
最後に、以上で説明した文字音読指導装置をネットワークによって接続する形態を示す。図10は、各使用者のユーザ端末101,102(第1の実施形態の文字音読指導装置10または第2の実施形態の文字音読指導装置10aに該当する)と、サーバコンピュータ(外部コンピュータ)200とが、インターネット300を介して接続された構成を示している。
上記の実施形態1,2においては、ディスレクシアの児童に対する音読指導に焦点を当てて、本発明の文字音読指導装置および文字音読指導プログラムの構成等を説明したが、本発明の利用場面は、ディスレクシアの児童に対する音読指導に限られない。本発明は、各種の利用場面において、ディスクレシアとは限らない児童に対する音読指導にも好適に用いることができる。例えば、本発明は、外国人児童による日本語学習に応用することができる。図11〜15を参照して、外国人児童に対して実施した日本語の音読指導プログラムの実施結果及びその効果について、以下説明する。なお、以下に説明される「外国人児童」は、日本国籍を有するが外国語を母国語とする児童をも含むこととする。
11 制御部
12 表示制御部
18 表示部
19 入力部
20 出力部
21 記憶部
25 通信I/F
26 機器I/F
Claims (10)
- 情報を表示する表示部と、
音声を出力する音声出力部と、
入力指示を受け付ける入力部と、
前記表示部及び前記音声出力部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
文字群の中から音読用文字を順次選択して、前記表示部に表示させ、
前記音読用文字を前記表示部に表示してから所定時間経過後に、前記音読用文字の正しい発音を前記音声出力部から出力させ、
前記音読用文字の表示後に、前記入力部を介して、前記表示された音読用文字に対して使用者による適切な音読がなされたか否かを示す判定結果の入力を受け付ける
文字音読指導装置。 - 情報を表示する表示部と、
音声を入力する音声入力部と、
音声を出力する音声出力部と、
前記表示部及び前記音声出力部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
文字群の中から音読用文字を順次選択して、前記表示部に表示させ、
前記音読用文字を前記表示部に表示してから所定時間経過後に、前記音読用文字の正しい発音を前記音声出力部から出力させ、
前記音読用文字の表示後に、前記音声入力部を介して入力した音声に基づき、前記表示された音読用文字に対して使用者による適切な音読がなされたか否かを判定する
文字音読指導装置。 - 前記音読用文字の発音の難易度に応じて、前記使用者による適切な音読がなされたか否かを判定するための判定精度が調整可能である、請求項2に記載の文字音読指導装置。
- 前記音読用文字が前記表示部に表示されてから、前記音声入力部に前記使用者による発音が入力されるまでの応答時間を測定する計時部を更に備え、
前記制御部は、前記音声入力部を介して入力した発音が前記音読用文字に対する正しい発音であり、かつ、前記計時部の測定した応答時間が所定時間以下である場合にのみ、前記使用者による適切な音読がなされたと判定する請求項2または3に記載の文字音読指導装置。 - 前記音読用文字の各々に対して、前記使用者による発音が前記音読用文字の適切な発音であると判定された履歴回数を記憶する記憶部を更に備え、
前記制御部は、前記履歴回数が所定回数以上となった場合、前記履歴回数に対応する音読用文字を前記表示部に表示させる音読用文字として選択しないようにする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の文字音読指導装置。 - 前記音読用文字は、仮名文字である請求項1乃至5のいずれか1項に記載の文字音読指導装置。
- 通信回線を介して外部コンピュータと接続可能な通信インタフェースを更に備え、
前記制御部は、
前記使用者による発音が前記音読用文字の適切な発音であるか否かの成績を集計して前記外部コンピュータに送信する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の文字音読指導装置。 - コンピュータを文字音読指導装置として動作させるためのプログラムであって、
コンピュータの制御部に、
文字群の中から音読用文字を順次選択して、表示部に表示させる機能と、
前記音読用文字を前記表示部に表示してから所定時間経過後に、前記音読用文字の正しい発音を音声出力部から出力させる機能と、
前記音読用文字の表示後に、入力部を介して、前記表示された音読用文字に対して使用者による適切な音読がなされたか否かを示す判定結果の入力を受け付ける機能とを、実行させる
文字音読指導プログラム。 - コンピュータを文字音読指導装置として動作させるためのプログラムであって、
コンピュータの制御部に、
文字群の中から音読用文字を順次選択して、表示部に表示させる機能と、
前記音読用文字を前記表示部に表示してから所定時間経過後に、前記音読用文字の正しい発音を音声出力部から出力させる機能と、
前記音読用文字の表示後に、音声入力部を介して入力した音声に基づき、前記表示された音読用文字に対して使用者による適切な音読がなされたか否かを判定する機能とを、実行させる文字音読指導プログラム。 - 前記音読用文字を前記表示部に表示後所定時間が経過する前に、音声入力部を介して、前記音読用文字に対する正しい発音の音声を入力した場合に、前記制御部に、前記音読用文字に対して使用者による適切な音読がなされたと判定させる、
請求項9記載の文字音読指導プログラム。
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JP2013205151A JP2014089443A (ja) | 2012-10-03 | 2013-09-30 | 文字音読指導装置および文字音読指導プログラム |
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