JP2014088198A - スロッシング対策装置及びこれを用いたタンク - Google Patents

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裕一 牛尾
Yoshirou Namita
芳郎 浪田
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唯司 飯島
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Abstract

【課題】タンク内の液体にスロッシングが発生した場合においても、タンク外に排出される液体に気体が混入することを確実に防止することができるスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクを提供する。
【解決手段】 タンク本体11内の液体Lのスロッシングによる液体Lへの気体Aの混入を防止するスロッシング対策装置20であって、タンク本体11の底部11Aに設置され、タンク本体11の水平方向の略中心で上部に位置する開口部21aとこの開口部21aを通してタンク本体11内の液体Lを収容する液体収納空間部21bとを有する液体収容部21と、液体収容部21の下部に設けられ、タンク本体11外に通じる排出口24とを備えた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、スロッシング対策装置及びこれを用いたタンクに係り、更に詳しくは、タンク内に貯留した液体のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクに関する。
原子力発電所などに用いるタンクの内部に保持された液体のスロッシング(揺動)を抑制するスロッシング抑制装置として、例えば、特許文献1に記載のものがある。このスロッシング抑制装置は、タンク内に存在する気体が液体のスロッシングによってタンクの排出口に達することを抑制するために、タンクの内部を液体の液面につながる第1の領域と排出口につながる第2の領域とに仕切る仕切り手段をタンク内に設け、その仕切り手段に第1の領域から第2の領域に通過可能な貫通部を形成したものである。
特開2009−107718号公報
ところで、原子力発電所には、地震時にも機能を維持しなければならない設備があり、このような設備は所定の性能を確実に発揮することが求められる。このような設備としては、例えば、地震時に原子炉を冷却するための冷却水を循環させる非常用ディーゼル発電機が挙げられる。
非常用ディーゼル発電機が所定の性能を確実に発揮するために、タンク内に貯留した潤滑油等の液体への気体の混入の防止が求められている。気体の混入した潤滑油を潤滑油ポンプが吸い込むと、ディーゼル機関に潤滑油を安定して供給できなくなり、軸受やシリンダが焼き付き、運転に支障が生じる虞がある。
しかし、地震による震動、特に周期の長い地震動によって、非常用ディーゼル発電機のような設備に液体を供給するタンクが加振されると、タンク内に貯留された液体が共振して、液面のスロッシングが発生するため、タンクの排出口が液面から露出し、タンク外へ排出される液体に気体が混入してしまうことがある。
上記した特許文献1に記載の技術は、タンク内の液体におけるスロッシングが発生した場合、液体が第1の領域から第2の領域(仕切り手段の上方から下方)又は第2の領域から第1の領域(仕切り手段の下方から上方)へ流れるときに仕切り手段で生じる抵抗によって液体のスロッシングを抑制するものである。
しかし、想定以上の地震動等により液面が激しく揺動した場合、仕切り手段には第1の領域と第2の領域とを連通する貫通部が設けられているため、第1の領域内で生起した気泡が、貫通部を通って第2の領域を介してタンクの排出口にまで達する虞がある。この場合、排出口から排出される液体に気体が混入してしまうという虞がある。
本発明は、上記の問題点を解消するためになされたものであり、その目的は、タンク内の液体にスロッシングが発生した場合においても、タンク外に排出される液体に気体が混入することを確実に防止することができるスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクを提供するものである。
上記課題を解決するため、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、タンク本体内の液体のスロッシングによる前記液体への気体の混入を防止するスロッシング対策装置であって、前記タンク本体の底部に設置され、前記タンク本体の水平方向の略中心で上部に位置する開口部とこの開口部を通して前記タンク本体内の前記液体を収容する液体収納空間部とを有する液体収容部と、前記液体収容部の下部に設けられ、前記タンク本体外に通じる排出口とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、液体収容部をタンク本体の底部に設置し、タンク本体の水平方向の略中心に位置するように液体収容部の上部に開口部を設けたので、開口部の全体がタンク本体内の液体のスロッシングにより生じた液面上に露出することなく、液体収容部に液体を保持することができる。このため、タンク本体外へ排出される液体に気体が混入することを確実に防止することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第1の実施の形態を適用した非常用ディーゼル発電設備の潤滑油系統図である。 本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第1の実施の形態を示す斜視図である。 図2のIII−III矢視から本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第1の実施の形態を見た縦断面図である。 図3に示す本発明のスロッシング対策装置を用いたタンクの第1の実施の形態におけるスロッシングの最大波高とスロッシング対策装置の寸法設定の関係を示す説明図である。 本発明のスロッシング対策装置を用いたタンクの第1の実施の形態における液体のスロッシングの状態の一例を示す概念図である。 本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第2の実施の形態を示す斜視図である。 本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第3の実施の形態を示す斜視図である。 図7のVIII−VIII矢視から本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第3の実施の形態を見た縦断面図である。 本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第4の実施の形態を示す斜視図である
以下、本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの実施の形態を図面を用いて説明する。
[第1の実施の形態]
図1乃至図3は本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第1の実施の形態を示すもので、図1は本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第1の実施の形態を適用した非常用ディーゼル発電設備の潤滑油系統図、図2は本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第1の実施の形態を示す斜視図、図3は図2のIII−III矢視から本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第1の実施の形態を見た縦断面図である。
図1において、非常用ディーゼル発電設備は、ディーゼル機関1と、ディーゼル機関1により駆動される発電機2と、ディーゼル機関1に接続した潤滑油ポンプ3と、潤滑油L等の液体を貯留するタンク4と、潤滑油Lを冷却する潤滑油冷却器5と、タンク4と潤滑油ポンプ3の吸込口とを接続する排水管6と、潤滑油ポンプ3の吐出口と潤滑油冷却器5の入口とを接続する冷却器配管7と、潤滑油冷却器5の出口とディーゼル機関1及び発電機2とを接続する機関用配管8と、機関用配管8中に設けられた潤滑油フィルタ9と、ディーゼル機関1及び発電機2とタンク4とを接続する給水管10とを備えている。
非常用ディーゼル発電設備は、地震等により発電用プラントが停止するとともに外部電源による発電所内への電力の供給が停止した停電状態が発生したときに、電力を発電所内に供給する電源として機能する。
停電状態が発生してディーゼル機関1が運転されると、ディーゼル機関1は潤滑油ポンプ3を駆動する。これにより、潤滑油ポンプ3はタンク4の潤滑油Lを排水管6を介して吸い込み、冷却器配管7を介して潤滑油冷却器5へ吐出する。潤滑油冷却器5内に供給された潤滑油Lは、冷却されて機関用配管8を介してディーゼル機関1及び発電機2に供給される。ディーゼル機関1及び発電機2の潤滑部を潤滑した潤滑油Lは、給水管10を介してタンク4に戻る。このように、ディーゼル機関1の運転中においては、タンク4に貯留された潤滑油Lがディーゼル機関1及び発電機2に供給されて循環する。
タンク4内の潤滑油Lの液面が地震等の揺れにより揺動すると、タンク4内の上部の気体Aが排水管6の位置まで達して、気体Aの混入した潤滑油Lが排水管6から排出される虞がある。この場合、気体Aの混入した潤滑油Lを潤滑油ポンプ3が吸い込み、ディーゼル機関1に潤滑油Lを安定して供給できなくなる。このため、タンク4には、スロッシング対策装置20が設けられている。
次に、上述したタンク4及びスロッシング対策装置20の第1の実施の形態の詳細な構成を図2及び図3を用いて説明する。
図2及び図3において、タンク4は、そのタンク本体11内の底部11A上に設けたスロッシング対策装置20を備えている。
タンク本体11は、例えば、円形状の底部11Aと、この底部11A上に上下方向に立設した円筒状の側壁部11Bと、側壁部11Bの上端を閉塞する円形状の蓋部11Cとで構成されている。
タンク本体11の側壁部11Bの上部には、タンク本体11の外部から内部に延びる給水管10が設けられている。タンク本体11の側壁部11Bの下部には、タンク排出口13が設けられている。タンク排出口13には、タンク本体11の外側に延びる排水管6及びタンク本体11の内側に延びる接続管15が接続されている。
タンク本体11内に貯留された液体としての潤滑油Lは、タンク本体11内に供給循環されるため、その液面Fは略一定の高さに維持されている。また、タンク本体11内の上部には、空気などの気体Aが存在している。
スロッシング対策装置20は、タンク本体11内の液体がスロッシングした際に、タンク本体11内の上部に存在する気体Aが潤滑油Lに混入してタンク排出口13に流入することを抑制する機能、すなわち、気体混入防止機能を有するものである。
この気体混入防止機能を発揮するためのスロッシング対策装置20の第1の実施の形態を説明する。
スロッシング対策装置20は、液体収容部21を備えている。液体収容部21は、例えば、円形状の底部22と、この底部22上に上下方向に立設した円筒状の枠部23とで構成され、円筒状の枠部23の上端には、開口部21aが設けられている。この開口部21aは、タンク本体11の水平方向の略中心に位置している。
液体収容部21には、底部22と枠部23とで囲まれた液体収納空間部21bが形成されている。液体収納空間部21bは、開口部21aを通してタンク本体11内の潤滑油Lを収容する空間である。
枠部23の下部には、排出口24が設けられている。排出口24は接続管15により排水管6に接続されている。このため、液体収容部21内の潤滑油Lは、排出口24から接続管15を介して排水管6へ排出される。
ところで、タンク本体11、液体収容部21内の液体のスロッシングには、それぞれタンク本体11、液体収容部21の形状及び静水時におけるタンク本体11、液体収容部21内の液面高さにより定まるスロッシング固有周期が存在する。タンク本体11、液体収容部21は、そのスロッシング固有周期で加振されると、タンク本体11、体収容部21内の液体がその揺れと共振して、その液面はそのスロッシング固有周期で大きく揺動する。それに対して、タンク本体11、液体収容部21がそのスロッシング固有周期と異なる周期に設定されれば、タンク本体11、液体収容部21内の液体は共振せず、その液面は大きく揺動することがない。
そこで、液体収容部21は、液体収容部21内における液体のスロッシング固有周期がタンク本体11内における液体のスロッシング固有周期よりも小さくなるように形成されている。
すなわち、以下に示す式(1)から算出される液体収容部21内における液体のスロッシング固有周期tが式(2)から算出されるタンク本体11内における液体のスロッシング固有周期Tよりも小さくなるように、液体収容部21の形状(半径及び高さ)が設定される。
t=2π/[{(1.841/r)g×tanh(1.841×(h/r))}^(1/2)] …(1)
ここで、rは液体収容部21の半径、hは液体収容部21の高さ(満水時の液面高さ)、gは重力加速度、πは円周率をそれぞれ示している(図3参照)。
T=2π/[{(1.841/R)g×tanh(1.841×(H/R))}^(1/2)] …(2)
ここで、Rはタンク本体11の半径、Hは静水時におけるタンク本体11内の潤滑油Lの液面高さをそれぞれ示している(図3参照)。
なお、式(1)及び式(2)は、円筒形状のタンク内における液体のスロッシング固有周期を算出する一般的な式である。
また、液体収容部21は、開口部21aと排出口24の上端との間の空間部S1の体積が、タンク本体11における液体のスロッシング固有周期の半周期の間にタンク本体11外へ排出される潤滑油Lの体積になるように形成されている。すなわち、空間部S1の体積Vsが以下に示す関係式(3)を満たすように設定される。
Vs=(1/2)×T×Q …(3)
ここで、Tは上述した式(2)により算出されるタンク本体11内における液体のスロッシング固有周期、Qはタンク本体11外へ排出される潤滑油Lの体積流量をそれぞれ示している。
このことにより、空間部S1は、タンク本体11内の潤滑油Lにスロッシングが生じた際に、タンク本体11における液体のスロッシング固有周期の半周期の間にタンク本体11外へ排出される潤滑油Lを確実に収容する。
次に、上述した液体収容部21の開口部21aの高さ位置について図4を用いて説明する。
図4は図3に示す本発明のスロッシング対策装置を用いたタンクの第1の実施の形態におけるスロッシングの最大波高とスロッシング対策装置の寸法設定の関係を示す説明図であり、図上液面Fはスロッシングの最大の液面高さを示している。図4において、図1乃至図3に示す符号と同符合のものは、同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。
液体収容部21の開口部21aは、タンク本体11内の潤滑油Lに予め想定したスロッシングが発生した際の液面Fより下側に位置するように設けられている。すなわち、液体収容部21の開口部21aは、開口部21aの高さhsが以下の関係式(4)を満たすような位置に設けられている。
hs≦H−0.837(R/g)α×(x/R)…(4)
ここで、xはタンク本体11の中心から最も離れた開口部21aの位置(開口部21aが存在する位置の中で揺動する液面が最も低く又は高くなる位置)、Rは円筒状のタンク本体11の半径、Hは静水時におけるタンク本体11内の潤滑油Lの液面高さ、αはタンク本体11の液体のスロッシング固有周期における予め想定した加速度応答スペクトルをそれぞれ示している(図4参照)。
なお、0.837(R/g)α×(x/R)の項は、円筒状のタンクにおける中心からの位置xでのタンク内の液体のスロッシングの最大波高を算出する一般的な式であり、タンク本体11内の潤滑油Lのスロッシングにより生じる液面が平面であると仮定した場合に、静水時における潤滑油Lの液面高さHからの潤滑油Lのスロッシングの最大波高mを示すものである(図4参照)。
このことから、タンク本体11内の潤滑油Lのスロッシングの最低の液面高さは、円筒状のタンク本体11の潤滑油Lのスロッシングは中心軸に対して略対称であると考えられるので、静水時における潤滑油Lの液面高さHから潤滑油Lのスロッシングの最大波高mの分だけ減じることにより求められる。したがって、上記の式(4)は、開口部21aの高さhsが、開口部21aの水平方向の位置における予め想定した液体のスロッシングの最低の液面高さより低い(図4の液面Fより低い)ことを示している。
上記のように構成されたタンク4において、地震等による揺れがない場合、タンク本体11内の潤滑油Lは液体収容部21の開口部21aから液体収容部21内に流入し、その潤滑油Lは液体収容部21の排出口24から接続管15を介してタンク本体11外へ排出される。
次に、本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第1の実施の形態の液体のスロッシング発生時における気体混入防止作用について図4及び図5を用いて説明する。
図5は本発明のスロッシング対策装置を用いたタンクの第1の実施の形態における液体のスロッシングの状態の一例を示す概念図である。なお、図5において、図1乃至図4に示す符号と同符合のものは、同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。
図4に示すように、地震等によりタンク本体11内の潤滑油Lに予め想定した範囲内のスロッシングが発生した場合、液体収容部21の開口部21aを、タンク本体11内の潤滑油Lに予め想定したスロッシングが発生した際の液面Fより下側に位置するように設けたので、開口部21aは揺動する液面F上に露出することがない。このため、液体収容部21内の潤滑油Lは、気体Aが混入することなく、接続管15を介してタンク本体11外へ排出される。
一方、図5に示すように、タンク本体11内の潤滑油Lに想定以上のスロッシングが発生した場合、揺動する液面Fがタンク本体11のタンク排出口13より低い位置に達する場合がある。
この場合でも、タンク本体11の水平方向の略中心は、他の位置と比較すると液面Fの上下動が最小限である。そのため、タンク本体11の水平方向の略中心に位置する液体収容部21の開口部21aは、一部のみが揺動している液面F上に露出するだけであり、全体が揺動している液面F上に露出する可能性は低い。このため、液体収容部21の液体収納空間部21bに潤滑油Lを保持することができ、液体収容部21内の潤滑油Lが接続管15を介してタンク本体11外へ排出される。
また、液体収容部21における液体のスロッシング固有周期がタンク本体11における液体のスロッシング固有周期よりも小さいので、開口部21aが揺動している液面F上に露出しても、液体収容部21内に収容されている潤滑油Lはあまり揺動せず、開口部21aからの潤滑油Lの漏出が抑制される。このため、液体収容部21の液体収納空間部21bに潤滑油Lが確実に保持される。
このように、開口部21aの一部が揺動している液面F上に露出した場合であっても、液体収容部21内の潤滑油Lは、気体Aが混入することなく、接続管15を介してタンク本体11外へ排出することができる。
また、開口部21aの全体が揺動している液面F上に露出してしまった場合、液体収容部21内の潤滑油Lがタンク本体11外へ排出されて、空間S1内に収容されている潤滑油Lの量は徐々に減少していくが、一方向(図5では左方向)へ揺れたタンク本体11内の潤滑油Lは、逆方向(図5では右方向)へ揺れ戻るため、液体収容部21は潤滑油Lで再度満たされる。
タンク本体11内の潤滑油Lが一方向から逆方向へ揺れ戻り、液体収容部21内が潤滑油Lで再度満たされる時間は、長くともタンク本体11内における液体のスロッシング固有周期の半周期である。空間S1の体積は、タンク本体11内における液体のスロッシング固有周期の半周期時にタンク本体11外へ排出される潤滑油Lの体積であるため、空間S1に収容していた潤滑油Lをすべて液体収容部21外へ排出して排出口24が液面F上に露出してしまう前に、液体収容部21が潤滑油Lで再度満たされる。
このように、液体収容部21の開口部21aが揺動する液面Fから露出しても、タンク本体11内の潤滑油Lが一方向から他方向又は他方向から一方向へ揺れるたびに液体収容部21の液体収納空間部21bは潤滑油Lで満たされるので、液面Fがタンク本体11のタンク排出口13より低い位置に達していても、液体収容部21の排出口24が液面F上に露出することがない。このため、タンク本体11内の液体のスロッシングを抑制することなく、タンク本体11から排出される潤滑油Lに気体Aが混入することを確実に防止する。
上述したように、本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第1の実施の形態によれば、液体収容部21をタンク本体11内の底部11Aに設置し、タンク本体11の水平方向の略中心に位置するように液体収容部21の上部に開口部21aを設けたので、開口部21aの全体がタンク本体11内の液体Lのスロッシングにより生じた液面F上に露出することなく、液体収容部21内に液体Lを保持することができる。このため、タンク本体11外へ排出される液体Lに気体Aが混入することを確実に防止することができる。
また、本実施の形態によれば、液体収容部21の体積を、液体収容部21における液体のスロッシング固有周期がタンク本体11における液体のスロッシング固有周期よりも小さくなるように設定したので、タンク本体11内に液体のスロッシングが発生した際にも、液体収容部21の液体収納空間部21bに液体Lを確実に保持することができる。このため、タンク本体11外に排出される潤滑油Lに気体Aが混入することをより確実に防止できる。
さらに、本実施の形態によれば、空間S1の体積を、タンク本体11における液体のスロッシング固有周期の半周期時にタンク外11へ排出される潤滑油Lの体積に設定したので、空間S1内の潤滑油Lが全て排出されて排出口24が液面F上に露出してしまう前に、空間S1内が潤滑油Lで再度満たされる。このため、タンク本体11外に排出される潤滑油Lに気体Aが混入することをより確実に防止できる。
また、本実施の形態によれば、液体収容部21の開口部21aを、タンク本体11内の潤滑油Lに予め想定したスロッシングが発生した際の液面Fより下側に位置するように設けたので、タンク本体11内の潤滑油Lに想定範囲内のスロッシングが発生した場合、液体収容部21の開口部21aは、タンク本体11内の潤滑油Lのスロッシングにより生じた液面F上に露出することがない。このため、タンク本体11外に排出される潤滑油Lに気体Aが混入することをより確実に防止できる。
さらに、本実施の形態によれば、タンク本体11内にタンク本体11より小さい液体収容部21を設置することにより、タンク本体11内の潤滑油Lのスロッシングを抑制することなく、潤滑油Lに気体Aが混入することを防止することができる。このため、タンク本体11内に大規模な液体のスロッシングの抑制手段を設ける必要がなく、液体のスロッシングの抑制手段を設ける場合より製作や設置が容易である。
また、本実施の形態によれば、液体収容部21を、底部22と底部22に立設した筒状の枠部23で構成したので、製作や設置が容易である。
[第2の実施の形態]
次に、本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第2の実施の形態を図6を用いて説明する。
図6は本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第2の実施の形態を示す斜視図である。なお、図6において、図1乃至図5に示す符号と同符合のものは、同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。
図6に示す本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第2の実施の形態は、液体収容部31を、底部22と円筒状の枠部23とこの円筒状の枠部23の上部に設け、上方に向かって縮径する円錐状の枠部35とで構成している。
円錐状の枠部35の上端の開口部35aは、タンク本体11の水平方向の略中心に位置するように設けられている。
上述した本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第2の実施の形態によれば、上述した第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、円筒状の枠部23の上端に枠部35を設けたので、液体収容部31内に収容した潤滑油Lが液体収容部31からタンク本体11へ漏出することを抑制できる。
さらに、本実施の形態によれば、枠部35を上方向に向かって縮径する円錐状に形成したので、液体収容部31内に気体Aが混入したとき、枠部35が平板状である場合と比較して、気体Aは枠部35の傾斜面に沿って上方へ抜けやすい。
[第3の実施の形態]
次に、本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第3の実施の形態を図7及び図8を用いて説明する。
図7は本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第3の実施の形態を示す斜視図、図8は図7のVIII−VIII矢視から本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第3の実施の形態を見た縦断面図である。なお、図7及び図8において、図1乃至図6に示す符号と同符合のものは、同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。
図7及び図8に示すスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第3の実施の形態は、第1の実施の形態の液体収容部21が上下方向に延び、上端が開口した円筒状に形成されているのに対して、液体収容部41を、水平方向に延び、その両端を閉塞した円筒体42で形成した点が主に異なる。
液体収容部41は、タンク本体11の底部11Aに水平方向に配置した、接続管15の径より大きい径を有する円筒体42と、円筒体42の両端をそれぞれ閉塞する円形状の側体43とで構成されている。液体収容部41の一端側の側体43の下部には、接続管15に接続される排出口44が設けられている。円筒体42の長さ方向中央部における上端部には、開口部41aが設けられている。円筒体42は、開口部41aがタンク本体11の水平方向の略中心に位置するように、配置されている。液体収容部41には、開口部41aより下側で円筒体42と側体43とで囲まれた液体収納空間部41bが形成されている。
液体収容部41は、液体収容部41における液体のスロッシング固有周期がタンク本体11における液体のスロッシング固有周期よりも小さくなるように形成されている。液体収容部41における液体のスロッシング固有周期を上述した式(1)により算出することはできないが、液体収容部41の形状に応じた条件を満たすように解析を行い、液体収容部41における液体のスロッシング固有周期を算出することにより、液体収容部41の形状(円筒体42の長さ及び直径)が設定される。
図8に示すように、開口部41aと排出口44の上端との間の空間部S2の体積は、タンク本体11における液体のスロッシング固有周期の半周期の間にタンク本体11外へ排出される潤滑油Lの体積に設定されている。
液体収容部41の開口部41aは、タンク本体11内の潤滑油Lに予め想定したスロッシングが発生した際の液面Fより下側に位置するように設けられている。
上述した本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第3の実施の形態によれば、上述した第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、液体収容部41として円筒体42を用いたので、既製の配管等を加工することにより、液体収容部41をより容易に製作することができる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第4の実施の形態を図9を用いて説明する。
図9は本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第4の実施の形態を示す斜視図である。なお、図9において、図1乃至図8に示す符号と同符合のものは、同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。
図9に示す本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第4の実施の形態は、液体収容部51を、円弧状の細管状部52と直線状の細管状部53とを接合して形成している。
液体収容部51は、接続管15の径と同径の円弧状の細管状部52と、一端が円弧状の細管状部52の一端に接続され、他端が円弧状の細管状部52の他端側に向かい、円弧状の細管状部52の径と同径の直線状の細管状部53と、直線状の細管状部53の他端を閉塞する側体54とで構成されている。
円弧状の細管状部52の他端は接続管15に接続されており、円弧状の細管状部52の他端の開口が液体収容部51の排出口55として機能する。直線状の細管状部53の他端近傍の上端部には、開口部51aが設けられている。開口部51aは、タンク本体11の水平方向の略中心に位置している。
液体収容部51は、円弧状の細管状部52の他端から直線状の細管状部53の他端に向かって上方向へ傾斜している。すなわち、液体収容部51は排出口55から開口部51aに向かって上方向へ傾斜しており、開口部51aは排出口55より高い位置に設けられている。液体収容部51には、開口部51aより下側の直線状の細管状部53の内部及び円弧状の細管状部52内部空間が液体収納空間部として形成されている。
液体収容部51は、液体収容部51における液体のスロッシング固有周期がタンク本体11における液体のスロッシング固有周期よりも小さくなるように形成されている。
円弧状の細管状部52及び直線状の細管状部53における開口部51aと排出口55の上端との間の空間部の体積は、タンク本体11における液体のスロッシング固有周期の半周期の間にタンク本体11外へ排出される潤滑油Lの体積に設定されている。
液体収容部51の開口部51aは、タンク本体11内に予め想定した液体のスロッシングが発生した際の液面Fより下側に位置するように設けられている。
上述した本発明のスロッシング対策装置及びこれを用いたタンクの第4の実施の形態によれば、上述した第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、液体収容部51として円弧状の細管状部52と直線状の細管状部53とを接合したものを用いたので、既製の配管等を加工することにより、液体収容部51をより容易に製作することができる。
[その他の実施の形態]
なお、上述した第1の実施の形態乃至第4の実施の形態においては、本発明のスロッシング対策装置を非常用ディーゼル発電設備のタンク4に用いた例を示したが、本発明のスロッシング対策装置を略一定水位の液体を貯留するタンクに用いることができる。
また、上述した第1の実施の形態乃至第4の実施の形態においては、液体収容部を、液体収容部内における液体のスロッシング固有周期がタンク本体11内における液体のスロッシング固有周期よりも小さくなるように形成した例を示したが、液体収容部内における液体のスロッシング固有周期がタンク本体11内における液体のスロッシング固有周期と異なるように、液体収容部21を形成すればよい。例えば、液体収容部21を、液体収容部21内における液体のスロッシング固有周期がタンク本体11内における液体のスロッシング固有周期より大きくなるように形成することもできる。
なお、上述した第1の実施の形態乃至第4の実施の形態においては、開口部と排出口の上端との間の空間部の体積を、タンク本体11における液体のスロッシング固有周期の半周期の間にタンク本体11外へ排出される潤滑油Lの体積に設定した例を示したが、開口部と排出口の上端との間の空間部の体積をタンク本体11における液体のスロッシング固有周期の半周期の間にタンク本体11外へ排出される潤滑油Lの体積より大きく設定することもできる。
また、上述した第1の実施の形態においては、液体収容部21及びタンク本体11を円筒状に形成した例を示したが、液体収容部21及びタンク本体11は、その横断面形状を楕円や多角形等の任意の形状とすることができる。
なお、上述した第1の実施の形態においては、液体収容部21を、底部22とこの底部22上に立設した枠部23とで構成した例を示したが、液体収容部21を、タンク本体11の底部11A上に枠部23を立設することにより形成することができる。この場合、タンク本体11の底部11Aにおける枠部23より内側の部分が液体収容部21の底部22を兼ねる。
また、上述した第1の実施の形態においては、開口部21aの高さhsが、タンク本体11内の液体のスロッシングにより生じる波面が平面であると近似した関係式(4)を満たす例を示したが、液体のスロッシングにより生じる波面を曲面として、関係式(4)を以下のように置き換えることもできる。
hs≦H−0.837×(R/g)×(J(1.841x/R)/J(1.841))×α …(4)
ここで、J(x)は第一種ベッセル関数を表す。
なお、本発明は上述した第1乃至第4の実施の形態に限られるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記した実施形態は本発明をわかり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。例えば、ある実施形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
4 タンク
10 給水管
11 タンク本体
11A 底部
15 接続管
20 スロッシング対策装置
21、31、41、51 液体収容部
21a、35a、41a、51a 開口部
21b、41b 液体収納空間部
22 底部
23 円筒状の枠部
24、44、55 排出口
35 円錐状の枠部
42 円筒体
43 側体
52 円弧状の細管状部
53 直線状の細管状部
54 側体
L 潤滑油(液体)
A 気体
S1、S2 空間部

Claims (9)

  1. タンク本体内の液体のスロッシングによる前記液体への気体の混入を防止するスロッシング対策装置であって、
    前記タンク本体の底部に設置され、前記タンク本体の水平方向の略中心で上部に位置する開口部とこの開口部を通して前記タンク本体内の前記液体を収容する液体収納空間部とを有する液体収容部と、
    前記液体収容部の下部に設けられ、前記タンク本体外に通じる排出口とを備えた
    ことを特徴とするスロッシング対策装置。
  2. 請求項1に記載のスロッシング対策装置において、
    前記液体収容部は、底部と、この底部に立設した枠部とを備えた
    ことを特徴とするスロッシング対策装置。
  3. 請求項2に記載のスロッシング対策装置において、
    前記液体収容部は、前記底部と、前記底部に立設した筒状の枠部とで構成した
    ことを特徴とするスロッシング対策装置。
  4. 請求項2に記載のスロッシング対策装置において、
    前記液体収容部は、前記底部と、前記底部に立設した筒状の枠部と、この筒状の枠部の上部に設け、上方に向かって縮径する円錐状の枠部とで構成した
    ことを特徴とするスロッシング対策装置。
  5. 請求項1に記載のスロッシング対策装置において、
    前記液体収容部は、前記タンク本体の底部に水平方向に配置した円筒体と、この円筒体の両側部を閉塞する側体とで構成した
    ことを特徴とするスロッシング対策装置。
  6. 請求項1に記載のスロッシング対策装置において、
    前記液体収容部は、円弧状の細管状部と、一端が前記円弧状の細管状部の一端に接続され、他端が前記円弧状の細管状部の他端側に向かう直線状の細管状部と、前記直線状の細管状部の前記他端を閉塞する側体とで構成した
    ことを特徴とするスロッシング対策装置。
  7. 略一定液位の液体を貯留するタンク本体と、
    前記タンク本体内に設けた請求項1乃至6のいずれか1項に記載したスロッシング対策装置と、
    前記タンク本体の上部に設けた給水管と、
    前記タンク本体の下部に設けた排水管と、
    前記排水管と前記スロッシング対策装置における前記排出口とを接続する接続管とを備えた
    ことを特徴とするタンク。
  8. 請求項7に記載のタンクにおいて、
    前記液体収容部における前記開口部と前記排出口の上部との間の体積は、前記タンク本体内の前記液体のスロッシング固有周期の半周期時に前記タンク本体外へ排出される前記液体の体積に設定した
    ことを特徴とするタンク。
  9. 請求項7に記載のタンクにおいて、
    前記スロッシング対策装置における前記液体収容部の形状は、前記液体収容部内の前記液体のスロッシング固有周期が前記タンク本体内の前記液体のスロッシング固有周期と異なる値となるように設定した
    ことを特徴とするタンク。
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