JP2014086341A - 電子機器 - Google Patents

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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01H2225/026Switch site location above actuator

Abstract

【課題】ボタンおよびスイッチの配置の自由度が向上した電子機器を提供する。
【解決手段】一つの実施の形態に係る電子機器は、筺体と、スイッチと、ボタンと、支持部とを備える。前記スイッチは、前記筺体の内部に配置される。前記ボタンは、操作部と、回転軸と、作用部とを有する。前記操作部は、前記筺体の開口部から露出される。前記回転軸は、前記筺体の内部において前記操作部に連結され、前記筺体に回動可能に保持される。前記作用部は、前記回転軸に連結されるとともに前記スイッチに面し、前記回転軸まわりに回動して前記スイッチを押圧する。前記支持部は、前記筺体の内部に設けられて回動を規制するように前記ボタンを支持し、前記ボタンが前記回転軸まわりに回動したときに、前記ボタンの一部によって弾性的に変形させられ、前記操作部に作用する力が除かれたときに、前記ボタンを復帰させる。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、電子機器に関する。
例えばポータブルコンピュータのような電子機器は、電源ボタンのような種々のボタンを有する。ユーザがボタンを押すと、当該ボタンが筺体の内部に配置されたスイッチを押し、当該スイッチが作動する。前記スイッチは、一般的に、前記ボタンの直下に配置される。
特開平5−274852号公報
前記ボタンの直下に前記スイッチを配置すると、前記ポータブルコンピュータが厚くなりがちである。また、前記筺体の内部には基板のような他の部品が存在するため、前記ボタンおよび前記スイッチの配置には制限がある。これらの例に示すように、電子機器におけるボタンの配置には、未だ改良の余地がある。
本発明の目的は、ボタンおよびスイッチの配置の自由度が向上した電子機器を提供することにある。
一つの実施の形態に係る電子機器は、筺体と、スイッチと、ボタンと、支持部とを備える。前記筺体は、開口部を有する。前記スイッチは、前記筺体の内部に配置され、押圧されることで作動する。前記ボタンは、操作部と、回転軸と、作用部とを有する。前記操作部は、前記開口部から露出される。前記回転軸は、前記筺体の内部において前記操作部に連結され、前記筺体に回動可能に保持される。前記作用部は、前記回転軸に連結されるとともに前記スイッチに面し、前記操作部が押されることで前記回転軸まわりに回動して前記スイッチを押圧する。前記支持部は、前記筺体の内部に設けられて回動を規制するように前記ボタンを支持し、前記操作部が押されることで前記ボタンが前記回転軸まわりに回動したときに、前記ボタンの一部によって弾性的に変形させられ、前記操作部に作用する力が除かれたときに、前記ボタンを復帰させる。
一つの実施の形態に係るポータブルコンピュータを示す斜視図。 ディスプレイ部が第2の位置に配置されたポータブルコンピュータを示す斜視図。 ディスプレイ部の一部を示す断面図。 ボタンを示す斜視図。 図4の反対側からボタンを示す斜視図。 ボタンが回動したディスプレイ部の一部を示す断面図。
以下に、一つの実施の形態について、図1から図6を参照して説明する。なお、本明細書において、手前側(即ちユーザ側)を前方、ユーザから見て遠い側を後方、ユーザから見て左側を左方、ユーザから見て右側を右方、ユーザから見て上方を上方、ユーザから見て下方を下方と定義する。さらに、複数の表現が可能な各要素に、一つ以上の他の表現の例を付すことがある。しかし、これは、他の表現が付されていない要素について異なる表現がされることを否定するものではないし、例示されていない他の表現がされることを制限するものでもない。
図1は、一つの実施の形態に係るポータブルコンピュータ1を示す斜視図である。ポータブルコンピュータ1は、電子機器の一例である。図1に示すように、ポータブルコンピュータ1は、本体2と、ディスプレイ部3とを備えている。本体2は、第1の部分、ベース部、またはメインユニットのようにも称される。ディスプレイ部3は、第2の部分、表示装置、またはディスプレイユニットのようにも称される。
本体2は、ベース筺体11と、キーボード12と、タッチクリックパッド13と、複数のコネクタ14とを有している。ベース筺体11は、矩形の箱状に形成されている。ベース筺体11の内部に、例えばMPUが実装されたマザーボードやバッテリが収納されている。
キーボード12およびタッチクリックパッド13は、ベース筺体11の上面11aに配置されている。キーボード12は、例えば文字入力やポータブルコンピュータ1の操作に用いられる。キーボード12は、複数のキーボタンを有している。前記複数のキーボタンのうち、一つのキーボタン12aは、ユーザによって操作されると、例えばオペレーションシステム(OS)のメニュー画面を呼び出す。タッチクリックパッド13は、例えばカーソルの移動やクリック操作に用いられる。
複数のコネクタ14は、前記マザーボードに実装され、ベース筺体11の側面11bに設けられた複数の開口から露出されている。コネクタ14は、例えばUSBコネクタやHDMIコネクタである。
ディスプレイ部3は、ディスプレイ筺体21と、ディスプレイモジュール22と、ボタン23とを有している。ディスプレイ筺体21は、筺体の一例であり、外殻部、壁部、または収容部のようにも称される。ボタン23は、操作部材、回動部材、または部材のようにも称される。
ディスプレイ筺体21は、矩形の箱状に形成され、フロントカバー26と、リアカバー27(図3に示す)とを有している。フロントカバー26は、カバーの一例であり、外壁、壁部、または覆部のようにも称される。フロントカバー26は、例えばマグネシウム合金によって形成されている。リアカバー27は、例えば合成樹脂によって形成されている。なお、フロントカバー26およびリアカバー27の材料はこれに限らない。
フロントカバー26は、ディスプレイ筺体21の前面と側面とを形成する。リアカバー27は、ディスプレイ筺体21の背面を形成する。フロントカバー26は、リアカバー27に例えばネジによって固定され、ディスプレイ筺体21を形成する。
フロントカバー26に、ディスプレイ開口31と、開口部32とが設けられている。開口部32は、孔、開放部、または嵌合部のようにも称される。ディスプレイ開口31は、略矩形状に形成され、例えばガラスの透明なプレートによって覆われている。開口部32は、ディスプレイ開口31よりも小さい略矩形状に形成されている。
開口部32は、ディスプレイ開口31と、ディスプレイ筺体21の下端部21aとの間に配置されている。ディスプレイ筺体21の下端部21aは、ディスプレイ部3が図1に示す位置に配置される場合に、本体2に向く部分である。
開口部32が設けられる位置から、ディスプレイ筺体21の下端部21aに亘って、フロントカバー26に傾斜部34が設けられている。傾斜部34が設けられることで、ディスプレイ筺体21の厚みは、下端部21aに向かうに従って薄くなっている。
ディスプレイモジュール22は、ディスプレイ筺体21に収容されている。ディスプレイモジュール22は、画像が表示されるスクリーン22aを有している。スクリーン22aは、ディスプレイ開口31によって露出されている。
ディスプレイモジュール22は、例えば液晶ディスプレイである。ディスプレイモジュール22は、タッチパネルを有している。ユーザは、指またはスタイラスペンでスクリーン22aに触れることで、ポータブルコンピュータ1を操作する。
ボタン23は、開口部32から露出されている。ボタン23がユーザによって操作されると、キーボタン12aと同様に、例えばOSのメニュー画面が呼び出される。なお、ボタン23の機能はこれに限らず、例えばポータブルコンピュータ1の電源ボタンとして利用されたり、OSのスタンバイ状態を解除するために利用されたりしても良い。
ディスプレイ部3は、スライドヒンジによって本体2の後端部に連結されている。ディスプレイ部3は、前記スライドヒンジによって、図1に示す第1の位置と、第2の位置との間で移動できる。第1の位置において、ディスプレイ部3は、本体2の後端部から斜めに起立している。
図2は、ディスプレイ部3が第2の位置に配置されたポータブルコンピュータ1を示す斜視図である。図2に示すように、第2の位置に配置されたディスプレイ部3は、ベース筺体11の上面11aを覆う。このため、キーボード12およびタッチクリックパッド13は、ディスプレイ部3によって覆われる。
ユーザは、タッチパネルを有するディスプレイモジュール22と、ボタン23とによってポータブルコンピュータ1を操作する。言い換えると、ディスプレイ部3が第2の位置に配置されたポータブルコンピュータ1は、タブレット型デバイスとして利用される。
図3は、ディスプレイ部3の一部を示す断面図である。図3に示すように、フロントカバー26の内面26aに、スイッチ41が取り付けられている。言い換えると、スイッチ41は、ディスプレイ筺体21の内部に配置されている。なお、フロントカバー26の内面26aは、スイッチ41が配置された面のみならず、リアカバー27に向く他の面を含む。
スイッチ41は、開口部32とディスプレイ筺体21の下端部21aとの間に配置されている。言い換えると、スイッチ41は、ディスプレイ筺体21の傾斜部34に配置されている。なお、スイッチ41は、他の位置に配置されても良い。
スイッチ41は、ディスプレイ筺体21の内部に向かって突出する皿バネ部42を有している。皿バネ部42が押圧されると、スイッチ41が作動する。皿バネ部42は、一定以上の押圧力を受けることにより弾性変形し、当該押圧力が除かれることで元の形状に復帰する。
図4は、ボタン23を示す斜視図である。図5は、図4の反対側からボタン23を示す斜視図である。図4および図5に示すように、ボタン23は、操作部45と、中間部46と、一対の回転軸47と、当接部48と、作用部49とを備えている。当接部48は、ボタンの一部の一例である。なお、図3および図6において、回転軸47は二点鎖線で示される。
操作部45、中間部46、回転軸47、当接部48、および作用部49は、例えば合成樹脂によって一体に形成されている。なお、操作部45、中間部46、回転軸47、当接部48、および作用部49の少なくとも一つが別の部材によって形成されても良い。
図4に示すように、操作部45は、嵌合部51と、係止部52とを有している。嵌合部51は、開口部32に対応し、略矩形状に形成されている。図3に示すように、嵌合部51は、開口部32に嵌合され、開口部32から露出されている。
図4に示すように、係止部52は、嵌合部51の側面51aから突出している。係止部52は、ディスプレイ筺体21の内部に位置し、フロントカバー26の内面26aに当接している。
図3に示すように、操作部45は、隙間を介してディスプレイモジュール22の一部に重ねられている。言い換えると、操作部45は、ディスプレイモジュール22の上に配置されている。なお、操作部45は、ディスプレイモジュール22に限らず、例えば基板のような他の部品の上に配置されても良い。
操作部45が配置される位置において、フロントカバー26の内面26aと、リアカバー27の内面27aとの間の距離D1は、ディスプレイモジュール22の厚さよりも大きい。なお、フロントカバー26の内面26aと、リアカバー27の内面27Daとは対向している。
上記の距離D1は、スイッチ41が配置される位置(傾斜部34)におけるフロントカバー26の内面26aと、リアカバー27の内面27aとの間の距離D2よりも大きい。言い換えると、スイッチ41が配置される位置におけるディスプレイ筺体21の内部のスペースは、ボタン23の操作部45が配置される位置におけるディスプレイ筺体21の内部のスペースよりも狭い。
中間部46は、ディスプレイ筺体21の内部に配置され、操作部45の下端部45aに連結されている。なお、操作部45の下端部45aは、ディスプレイ部3が第1の位置に配置されたとき、本体2に向く部分である。中間部46は、第1の部分55と、第2の部分56とを有している。
第1の部分55は、操作部45の下端部45aに連結された部分である。第1の部分55は、操作部45およびフロントカバー26の内面26aに沿って、ディスプレイ筺体21の下端部21aに向かって延びている。
第2の部分56は、第1の部分55の端部から、リアカバー27に向かって延びている。言い換えると、第2の部分56は、第1の部分55と略直交する方向に向かって延びている。
図4に示すように、一対の回転軸47は、それぞれ中間部46の第2の部分56に設けられている。言い換えると、一対の回転軸47は、中間部46を介して操作部45に連結されている。なお、回転軸47は、第1の部分55に設けられても良い。
一対の回転軸47は、円柱状に形成され、第2の部分56の両側面56aからそれぞれ突出している。一対の回転軸47は、同軸上に配置され、ディスプレイ筺体21の幅方向に延びている。
回転軸47は、ディスプレイ筺体21に回動可能に保持されている。例えば、回転軸47は、ディスプレイ筺体21に設けられた溝に嵌め込まれている。なお、回転軸47は、ディスプレイ筺体21に取り付けられる他の部品に保持されることで、間接的にディスプレイ筺体21に保持されても良い。
図5に示すように、当接部48は、中間部46に設けられている。当接部48は、中間部46の幅方向の中央部に配置されている。図3に示すように、当接部48は、中間部46の第1の部分55から、リアカバー27に向かって突出している。当接部48は、操作部45と、回転軸47との間に位置する。当接部48は、平坦に形成され、リアカバー27に対向している。
作用部49は、中間部46の第2の部分56の端部に連結されている。言い換えると、作用部49は、中間部46を介して回転軸47に連結されている。中間部46は、この作用部49と、操作部45との間に介在している。
作用部49は、第2の部分56の前記端部から、ディスプレイ筺体21の下端部21aに向かって延びている。言い換えると、作用部49は、第2の部分56と略直交する方向に延びている。さらに別の表現をすれば、作用部49は、操作部45およびディスプレイモジュール22の反対側に向かって延びている。
作用部49は、押圧部58を有している。押圧部58は、フロントカバー26の内面26aに向かって突出する突起である。押圧部58は、隙間を介してスイッチ41の皿バネ部42に面している。
上述のように、ボタン23は、略S字状に形成されており、略中央部分に一対の回転軸47を有している。ユーザが操作部45を押すことで、ボタン23は回転軸47まわりにシーソー状に回動する。
図3に示すように、ディスプレイ筺体21の内部に支持部材61が設けられている。支持部材61は、支持部の一例であり、規制部、サポート部、または挟持部のようにも称される。支持部材61は、例えばネジや溶着によってディスプレイ筺体21の内面26aに取り付けられている。
支持部材61は、梁部63と、突起64とを有している。図3および図6において、梁部63と突起64とは、破線によって区切られている。梁部63と突起64とは、例えば鉄のような金属によって一体に形成されている。なお、梁部63と突起64とが別々の部材によって形成されても良い。
梁部63は、ボタン23の当接部48に面して配置されている。梁部63は、ボタン23の中間部46の幅方向に延びている。言い換えると、梁部63は、回転軸47と平行に延びている。
突起64は、ドーム状に形成され、梁部63からフロントカバー26の内面26aに向かって突出している。突起64は、ボタン23の当接部48に対応して配置され、当接部48に当接している。言い換えると、突起64は、回転軸47と操作部45との間で、ボタン23の一部に当接している。
中間部46の第1の部分55および当接部48は、突起64と、フロントカバー26の内面26aとの間に位置する。言い換えると、第1の部分55は、フロントカバー26の内面26aと突起64との間を通過する。
図4に示すように、作用部49は、操作部45よりも小さい。言い換えると、作用部49は、操作部45よりも軽い。さらに、回転軸47から作用部49の端部までの距離は、回転軸47から操作部45の端部までの距離よりも短い。このため、例えば、ディスプレイ部3が第2の位置に配置されると、ボタン23の自重によって、ボタン23に回転しようとする力が生じる。
図3に示すように、突起64は、当接部48に当接することで、上記のように回転しようとするボタン23を支持している。このように、ボタン23は、回転軸47を保持するディスプレイ筺体21の前記溝と、突起64とによって支持されている。これにより、ボタン23は、回転軸47まわりに回動することを規制されている。
図6は、ボタン23が回動したディスプレイ部3の一部を示す断面図である。図6に示すように、例えばユーザの指によってボタン23の操作部45が押されると、ボタン23の当接部48が突起64を押圧する。
突起64が押圧されると、梁部63は、リアカバー27とともにたわむ。言い換えると、梁部63は、回転軸47まわりに回動するボタン23によって、弾性的に変形させられる。
梁部63が弾性変形することで、ボタン23は、回転軸47まわりに回動する。これにより、操作部45はディスプレイ筺体21の内部に向かって移動し、作用部49はスイッチ41に向かって移動する。
回転軸47まわりに回動する作用部49の押圧部58は、スイッチ41の皿バネ部42を押圧する。皿バネ部42は、押圧部58に押圧され、弾性変形する。これにより、スイッチ41が作動し、上記のように例えばOSのメニュー画面が呼び出される。さらに、皿バネ部42が弾性変形することで、ユーザはクリック感を得る。
ユーザが操作部45から指を放し、操作部45に作用する押圧力が除かれると、弾性変形した梁部63が元の位置に復帰する。この際、梁部63の弾性力によって、突起64は、ボタン23の当接部48を押圧し、ボタン23を回動させる。
ボタン23が回動することにより、操作部45はディスプレイ筺体21の外部に向かって移動し、作用部49はスイッチ41から離れる。すなわち、ボタン23は元の位置に復帰する。さらに、スイッチ41の皿バネ部42は元の形状に復帰する。
上述の一つの実施形態のポータブルコンピュータ1によれば、スイッチ41はディスプレイ筺体21の内部に配置され、回転軸47まわりに回動するボタン23によって作動させられる。このため、スイッチ41をボタン23の操作部45の直下に配置する必要が無くなる。
支持部材61は、回動を規制するようにボタン23を支持するとともに、ボタン23が回動した後に弾性力によってボタン23を元の位置に復帰させる。これにより、スイッチ41の誤動作や、ボタン23が復帰しないことによるポータブルコンピュータ1の外観の悪化を抑制できる。例えば上記のように、操作部45が作用部49よりも大きくなる場合、ボタン23は自重によって回動しようとする。しかし、支持部材61がボタン23を支持することで、自重によって操作部45が勝手に回転することが抑制される。
ポータブルコンピュータ1の内部は、ディスプレイモジュール22やスイッチ41のような種々の部品が、高密度に配置される。このため、上記のように、操作部45が作用部49よりも大きくなることがあり得る。しかしながら、ポータブルコンピュータ1によれば、自重によって操作部45が勝手に回転することが抑制される。すなわち、スイッチ41をボタン23の操作部45の直下以外の場所に配置する場合に生じ得る問題が抑制され、ボタン23およびスイッチ41の配置の自由度が向上する。
スイッチ41は、開口部32が設けられたフロントカバー26の内面26aに配置される。言い換えると、スイッチ41は、ボタン23の操作部45の直下以外の位置に配置される。これにより、ボタン23の操作部45の下にディスプレイモジュール22のような他の部品が配置される場合であっても、ボタン23およびスイッチ41を配置することができる。さらに、ボタン23とスイッチ41とが、ディスプレイ部3の厚み方向に重ならないため、ポータブルコンピュータ1を薄くすることができる。
ボタン23の一部は、支持部材61とフロントカバー26の内面26aとの間に位置する。このため、支持部材61の突起64は、ユーザが操作部45を押す方向と反対方向に、操作部45を支持する。したがって、操作部45が押されたときにボタン23の幅方向の中央部が湾曲することを抑制できる。
支持部材61の突起64は、回転軸47と操作部45との間に位置する当接部48に当接する。このため、てこの原理で、操作部45を押す力よりも大きい力が梁部63および突起64に作用する。したがって、梁部63は容易に弾性変形し、操作部45が押された際にボタン23が容易に回動できる。
操作部45の係止部52は、フロントカバー26の内面26aに当接する。これにより、操作部45が過剰に開口部32から突出したり、ボタン23が揺動したりすることを抑制できる。
スイッチ41が配置される位置におけるディスプレイ筺体21の内部のスペースは、ボタン23の操作部45が配置される位置におけるディスプレイ筺体21の内部のスペースよりも狭い。言い換えると、狭いスペースにスイッチ41が配置される。これにより、ディスプレイ部3の内部に広いスペースを確保することができる。
ボタン23の操作部45は、隙間を介してディスプレイモジュール22に重ねられる。これにより、ディスプレイモジュール22が配置される場所であっても、ボタン23の操作部45を配置することができる。したがって、ボタン23およびスイッチ41の配置の自由度が向上する。
ボタン23の作用部49は、ディスプレイモジュール22の反対側に向かって延びる。これにより、ディスプレイモジュール22を配置するためのスペースを広く確保することができる。
以上述べた少なくとも一つの電子機器によれば、支持部が、ボタンの回動を規制するように支持するとともに、ボタンが回動した場合に弾性力によってボタンを復帰させる。これにより、ボタンおよびスイッチの配置の自由度を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、電子機器はポータブルコンピュータ1に限らず、携帯電話、スマートフォン、携帯音楽プレーヤーのような種々の機器であっても良い。また、支持部は、例えばカバーの内面に設けられ、ボタンとカバーとの間に位置した弾性体であっても良い。
1…ポータブルコンピュータ、21…ディスプレイ筺体、23…ボタン、26…フロントカバー、26a…内面、32…開口部、41…スイッチ、45…操作部、47…回転軸、48…当接部、49…作用部、52…係止部、61…支持部材。

Claims (5)

  1. 開口部を有する筺体と、
    前記筺体の内部に配置され、押圧されることで作動するスイッチと、
    前記開口部から露出された操作部と、
    前記筺体の内部において前記操作部に連結され、前記筺体に回動可能に保持された回転軸と、
    前記回転軸に連結されるとともに前記スイッチに面し、前記操作部が押されることで前記回転軸まわりに回動して前記スイッチを押圧する作用部と、
    を備えたボタンと、
    前記筺体の内部に設けられて回動を規制するように前記ボタンを支持し、前記操作部が押されることで前記ボタンが前記回転軸まわりに回動したときに、前記ボタンの一部によって弾性的に変形させられ、前記操作部に作用する力が除かれたときに、前記ボタンを復帰させる支持部と、
    を具備した電子機器。
  2. 前記筺体は、前記開口部が設けられたカバーを有し、
    前記スイッチは、前記カバーの内面に配置された請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記ボタンの一部は、前記支持部と、前記カバーの内面との間に位置する請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記支持部は、前記回転軸と前記操作部との間で前記ボタンの一部に当接する請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記操作部に設けられ、前記カバーの内面に当接する係止部をさらに具備した請求項4に記載の電子機器。
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