JP2014085714A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】セキュリティ性の向上を実現する。
【解決手段】情報処理装置14の第1取得部24Aは端末装置から該端末装置の端末識別情報を取得する。出力部24Bは、端末識別情報によって特定される端末装置が記憶部20へアクセス可能な端末装置である場合に、該端末識別情報をアクセス許可済の端末装置の第1識別情報として記憶部20に記憶すると共に、情報処理装置14の装置識別情報及び表示対象の画像識別情報を端末装置へ出力する。第2取得部24Cは、第2通信部を介して接続された表示装置から端末識別情報及び画像識別情報を取得する。認証部24Dは、第2取得部24Cで取得された端末識別情報が第1識別情報である場合に、該表示装置に画像識別情報によって特定される画像のダウンロードを許可する。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
会議等で用いる資料等の画像を、プロジェクタ等の表示装置に表示するシステムが知られている。このようなシステムは、各種プレゼンテーションや会議等の支援に用いられている。
具体的には、サーバーに格納されたコンテンツをネットワーク経由で取得し、表示装置に映像出力するシステムや、携帯端末や記憶媒体等に格納した画像を表示装置で読取ることで、表示装置に画像を表示することが行われている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
しかしながら、表示対象の画像を携帯可能な記憶媒体等に格納し、表示装置で該記憶媒体等から画像を読取って表示すると、記憶媒体の紛失等によるセキュリティ上の問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、セキュリティ性の向上を実現する情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、記憶部と、第1取得部と、出力部と、第2取得部と、認証部と、を備える。記憶部は、画像を記憶する。第1取得部は、第1通信部を介して接続された端末装置から、該端末装置の端末識別情報を取得する。出力部は、前記第1取得部で取得された前記端末識別情報によって特定される端末装置が前記記憶部へアクセス可能な端末装置である場合に、該端末識別情報をアクセス許可済の端末装置の第1識別情報として前記記憶部に記憶すると共に、当該情報処理装置の装置識別情報及び表示対象の画像識別情報を前記端末装置へ出力する。第2取得部は、第2通信部を介して接続された表示装置から前記端末識別情報及び前記画像識別情報を取得する。認証部は、前記第2取得部で取得された前記端末識別情報が前記第1識別情報である場合に、該表示装置に、前記画像識別情報によって特定される画像のダウンロードを許可する。
本発明の情報処理システムは、情報処理装置と、表示装置と、端末装置と、を備える。情報処理装置は、記憶部と、第1取得部と、出力部と、第2取得部と、認証部と、を備える。記憶部は、画像を記憶する。第1取得部は、第1通信部を介して接続された端末装置から、該端末装置の端末識別情報を取得する。出力部は、前記第1取得部で取得された前記端末識別情報によって特定される端末装置が前記記憶部へアクセス可能な端末装置である場合に、該端末識別情報をアクセス許可済の端末装置の第1識別情報として前記記憶部に記憶すると共に、当該情報処理装置の装置識別情報及び表示対象の画像識別情報を前記端末装置へ出力する。第2取得部は、第2通信部を介して接続された表示装置から前記端末識別情報及び前記画像識別情報を取得する。認証部は、前記第2取得部で取得された前記端末識別情報が前記第1識別情報である場合に、該表示装置に、前記画像識別情報によって特定される画像のダウンロードを許可する。表示装置は、第3取得部と、通信部と、表示制御部と、を備える。第3取得部は、前記端末装置から、前記装置識別情報、前記端末識別情報、及び前記画像識別情報を取得する。通信部は、前記装置識別情報によって特定される前記情報処理装置に前記端末識別情報を送信すると共に、前記情報処理装置によってダウンロードを許可された場合に、前記画像識別情報によって特定される画像を前記情報処理装置からダウンロードする。表示制御部は、前記画像を表示部に表示する制御を行う。
本発明の情報処理方法は、第1通信部を介して接続された端末装置から、該端末装置の端末識別情報を取得する第1取得ステップと、前記第1取得ステップで取得された前記端末識別情報によって特定される端末装置が、画像を記憶した記憶部へアクセス可能な端末装置である場合に、該端末識別情報をアクセス許可済の端末装置の第1識別情報として前記記憶部に記憶すると共に、情報処理装置の装置識別情報及び表示対象の画像識別情報を前記端末装置へ出力する出力ステップと、第2通信部を介して接続された表示装置から前記端末識別情報及び前記画像識別情報を取得する第2取得ステップと、前記第2取得ステップで取得された前記端末識別情報が前記第1識別情報である場合に、該表示装置に、前記画像識別情報によって特定される画像のダウンロードを許可する認証ステップと、を含む。
本発明の情報処理プログラムは、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、第1通信部を介して接続された端末装置から、該端末装置の端末識別情報を取得する第1取得ステップと、前記第1取得ステップで取得された前記端末識別情報によって特定される端末装置が、画像を記憶した記憶部へアクセス可能な端末装置である場合に、該端末識別情報をアクセス許可済の端末装置の第1識別情報として前記記憶部に記憶すると共に、当該コンピュータの装置識別情報及び表示対象の画像識別情報を前記端末装置へ出力する出力ステップと、第2通信部を介して接続された表示装置から前記端末識別情報及び前記画像識別情報を取得する第2取得ステップと、前記第2取得ステップで取得された前記端末識別情報が前記第1識別情報である場合に、該表示装置に、前記画像識別情報によって特定される画像のダウンロードを許可する許可ステップと、を前記コンピュータに実行させるための情報処理プログラムである。
本発明によれば、セキュリティ性の向上を実現する情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することができる。
図1は、情報処理システムの模式図である。 図2は、記憶部に記憶されているデータのデータ構造の一例を示す模式図である。 図3は、制御部の機能ブロック図である。 図4は、制御部の機能ブロック図である。 図5は、端末装置の一例を示す模式図である。 図6は、記憶部に格納されているデータのデータ構造の一例を示す模式図である。 図7は、情報処理装置の制御部で実行する情報処理の手順を示すフローチャートである。 図8は、表示装置の制御部が実行する表示処理の手順を示すフローチャートである。 図9は、情報処理装置を示す模式図である。 図10は、記憶部に格納されているデータのデータ構造の一例を示す模式図である。 図11は、表示装置を示す模式図である。 図12は、情報処理装置の制御部で実行する情報処理の手順を示すフローチャートである。 図13は、表示装置の制御部が実行する表示処理の手順を示すフローチャートである。 図14は、情報処理装置を示す模式図である。 図15は、ダウンロード可能時間のデータ構造の一例を示す模式図である。 図16は、端末装置の記憶部に格納されているデータのデータ構造の一例を示す模式図である。 図17は、表示装置を示す模式図である。 図18は、情報処理装置の制御部で実行する情報処理の手順を示すフローチャートである。 図19は、情報処理装置を示す模式図である。 図20は、端末装置の記憶部に格納されているデータのデータ構造の一例を示す模式図である。 図21は、情報処理装置の制御部で実行する情報処理の手順を示すフローチャートである。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態の情報処理システム10を示す模式図である。
情報処理システム10は、表示装置12、情報処理装置14、及び端末装置16を含む。表示装置12と情報処理装置14とは、ネットワーク18等の通信回線を介して接続されている。
ネットワーク18は、有線通信網であっても無線通信網であってもよい。ネットワークは、例えば、LAN(Local Area Network)を用い、Ethernet(登録商標)やTCP/IPなどの通信プロトコルを利用する。
端末装置16は、携帯可能な装置である(詳細後述)。本実施の形態では、端末装置16は、社員証等のIDカードである場合を説明する。このため、図中では、端末装置16を、「IDカード」として記載している。
情報処理装置14は、表示装置12へ表示する対象の画像データ等を記憶するサーバー装置である。
情報処理装置14は、記憶部20、操作部21、表示部22、制御部24、ネットワークI/F部26、及びI/F部28を備える。
記憶部20は、ハードディスクドライブ装置(HDD)等の記憶媒体であり、各種情報を記憶する。
図2は、記憶部20に記憶されているデータのデータ構造の一例を示す模式図である。図2(A)に示すように、記憶部20は、表示装置12へ表示対象の画像としてのファイルと、画像識別情報としてのファイル名と、を対応づけて記憶する。表示装置12へ表示対象のファイルには、例えば、会議資料や、プレゼンテーション資料等がある。
また、記憶部20は、記憶部20にアクセス可能な端末装置16を一意に識別するための端末識別情報として、カードIDを予め記憶する(図2(B)参照)。
なお、本実施の形態では、画像の画像識別情報として、ファイル名を用いる場合を説明するが、画像識別情報は、表示対象の画像を一意に識別可能な情報であればよく、ファイル名に限られない。また、本実施の形態では、表示対象の画像をファイルと称して説明する。また、本実施の形態では、端末識別情報として、カードIDを用いる場合を説明するが、端末識別情報は、各端末装置16を一意に識別可能な情報であればよく、カードIDに限られない。また、カードIDは、各端末装置16を一意に識別可能な情報として、予め各端末装置16に付与され、各端末装置16に記憶されている。
図1に戻り、表示部22は、各種画像を表示する。表示部22は、公知のディスプレイ装置である。具体的には、表示部22は、LCD(Liquid Crystal Display)ディスプレイ装置等である。
操作部21は、各種指示をユーザから受け付ける。操作部21としては、例えば、マウス、マイクによる音声認識、ボタン、リモコン、及びキーボード等が挙げられる。
I/F部28は、第1通信部に相当し、端末装置16との間で各種データを送受信する通信部である。I/F部28は、端末装置16と無線通信可能な通信部であってもよいし、有線または直接接続により端末装置16と通信可能な通信部であってもよい。具体的には、例えば、情報処理装置14では、端末装置16が情報処理装置14の図示を省略するスロットに装着されることでI/F部28を介して該端末装置16とデータ授受可能となる。なお、情報処理装置14は、I/F部28を介した無線通信により端末装置16とデータ授受可能としてもよい。
ネットワークI/F部26は、第2通信部に相当し、ネットワーク18を介して表示装置12とデータ送受信する通信部である。
制御部24は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)などを含んで構成されるコンピュータであり、情報処理装置14全体を制御する。
図3は、制御部24の機能ブロック図である。図3に示すように、制御部24は、第1取得部24A、出力部24B、第2取得部24C、及び認証部24Dを含む。
第1取得部24Aは、I/F部28を介して接続された端末装置16から、該端末装置16の端末識別情報であるカードIDと、表示装置12へ表示対象の画像の画像識別情報としてのファイル名と、を取得する。
なお、表示対象のファイルのファイル名は、端末装置16が端末装置16を介して情報処理装置14に通信可能に装着された状態において、ユーザによって操作部21が操作指示されることで選択される。詳細には、ユーザは、操作部21を操作することで、記憶部20に記憶されたファイルの内の1または複数を表示対象として選択する。これによって、操作部21から制御部24に、表示対象のファイルのファイル名が出力される。第1取得部24Aは、取得したファイル名を、表示対象のファイルのファイル名として取得する。
なお、以下では、表示対象の画像をファイルと称し、画像の画像識別情報をファイル名と称して説明する。
認証部24Dは、端末装置16及び表示装置12の認証を行う。
具体的には、認証部24Dは、端末装置16から受け付けた端末装置16のカードIDに基づいて、カードIDによって特定される端末装置16が記憶部20にアクセス可能な端末装置16であるか否かを認証する。認証部24Dは、取得したカードIDが、アクセス可能な端末装置16のカードIDとして記憶されているか否を判別することで、この認証を行う。
出力部24Bは、端末装置16から取得したカードIDによって特定される端末装置16が記憶部20へアクセス可能な端末装置16である場合に、取得したカードIDを記憶部20へのアクセス許可済の端末装置16のカードIDとして記憶部20に記憶する。
具体的には、認証部24Dは、アクセス許可済の端末装置16のカードIDと、表示装置12への表示対象として選択されたファイルのファイル名と、を対応づけて記憶部20に記憶する。
また、出力部24Bは、該カードIDによって特定される端末装置16へ、I/F部28を介して、当該情報処理装置14の装置識別情報と、ユーザによって選択された、表示装置12へ表示対象のファイルのファイル名と、を出力する。
具体的には、端末装置16がI/F部28を介して情報処理装置14にデータ授受可能に接続されている状態で、端末装置16の図示を省略する操作部または操作部21がユーザによって操作指示されることで、記憶部20に格納されているファイルの内、表示装置12に表示対象のファイルが選択される。すると、出力部24Bでは、選択されたファイルのファイル名を、該端末装置16へ出力する。
また、出力部24Bは、当該情報処理装置14の装置識別情報を、端末装置16へ出力する。情報処理装置14の装置識別情報は、情報処理装置14を一意に特定可能であり、且つ、ネットワーク18に接続された各種機器がネットワーク18を介して該情報処理装置14を特定可能な情報である。装置識別情報には、例えば、情報処理装置14のサーバーIDや、情報処理装置14のネットワークアドレス(以下、サーバーアドレスと称する)等を含む。
第2取得部24Cは、ネットワークI/F部26及ネットワーク18を介して当該情報処理装置14に接続された表示装置12から、端末装置16の端末識別情報(本実施の形態ではカードID)、及び表示対象として選択されたファイルのファイル名を取得する。
認証部24Dは、第2取得部24Cにおいて表示装置12から取得したカードIDによって特定される端末装置16が、記憶部20にアクセス可能な端末装置16であり、且つ、記憶部20へのアクセス許可済の端末装置16であるか否かを認証する。そして、認証部24Dは、第2取得部24Cにおいて表示装置12から取得されたカードIDによって特定される端末装置16が、記憶部20にアクセス可能な端末装置16であり、且つ、記憶部20へのアクセス許可済の端末装置16である場合に、該表示装置12へ、該表示装置12から取得されたファイル名によって特定されるファイルのダウンロードを許可する。
これによって、ファイルのダウンロードを許可された表示装置12では、ネットワーク18を介して情報処理装置14の記憶部20から、端末装置16で選択されたファイル名のファイルをダウンロード可能な状態となる。
図1に戻り、次に、表示装置12について説明する。
表示装置12は、各種画像を表示する装置である。
表示装置12は、記憶部30、表示部32、制御部34、操作部36、I/F部38、及びネットワークI/F部40を備える。
記憶部30は、HDD等の記憶媒体であり、各種情報を記憶する。表示部32は、各種画像を表示する。表示部32は、公知のディスプレイ装置である。具体的には、表示部32は、LCDディスプレイ装置や、画像を投影する公知の投影装置(プロジェクタ)等が挙げられる。
操作部36は、各種指示をユーザから受け付ける。操作部36としては、例えば、マウス、マイクによる音声認識、ボタン、リモコン、及びキーボード等が挙げられる。
I/F部38は、端末装置16との間で各種データを送受信する通信部である。I/F部38は、端末装置16との間で無線通信可能であってもよいし、有線または直接接続により通信可能であってもよい。具体的には、例えば、表示装置12では、端末装置16が表示装置12の図示を省略するスロットに装着されることで端末装置16を介して該端末装置16とデータ授受可能となる。なお、表示装置12では、I/F部38を介した無線通信により端末装置16とデータ授受可能としてもよい。
ネットワークI/F部40は、ネットワーク18を介して情報処理装置14とデータ送受信する通信部である。
制御部34は、CPU、ROM、及びRAMなどを含んで構成されるコンピュータであり、表示装置12全体を制御する。
図4は、制御部34の機能ブロック図である。図4に示すように、制御部34は、第3取得部34A、通信部34B、表示制御部34C、及び認証部34Eを備える。
第3取得部34Aは、端末装置16から、端末装置16のカードID及び表示装置12で表示対象のファイルのファイル名を取得する。
具体的には、表示装置12の第3取得部34Aは、表示装置12に接続された端末装置16から、該端末装置16のカードID、表示装置12で表示対象のファイル名、及び装置識別情報を取得する。
通信部34Bは、ネットワークI/F部40及びネットワーク18を介して情報処理装置14とデータ送受信を行う。
通信部34Bは、第3取得部34Aで取得した装置識別情報によって特定される情報処理装置14へアクセスし、第3取得部34Aで取得した端末装置16のカードIDを送信する。詳細には、通信部34Bは、第3取得部34Aで取得した装置識別情報に示されるサーバーアドレス及びサーバーIDからアクセス対象の情報処理装置14を特定し、特定した情報処理装置14へアクセスする。そして、通信部34Bは、アクセスした情報処理装置14へ、端末装置16のカードIDを送信し、情報処理装置14からアクセス許可された場合に、端末装置16から取得したファイル名のファイルを情報処理装置14からダウンロードする。
表示制御部34Cは、各種情報を表示部32へ表示する制御を行う。本実施の形態では、表示制御部34Cは、通信部34Bで情報処理装置14からダウンロードしたファイルを、表示部32へ表示する制御を行う。
次に、端末装置16について説明する。
端末装置16は、携帯可能な装置であり、各種情報を記憶する記憶部を少なくとも備える。端末装置16の一例には、携帯可能な端末機器や、カード状の端末機器や、記憶媒体等が挙げられる。本実施の形態では、端末装置16は、カード状の端末機器である場合を説明する。なお、端末装置16は、携帯可能な装置であればよく、カード状の端末機器に限られない。なお、上述したように、本実施の形態では、端末装置16は、社員証等のIDカードである場合を説明するが、IDカードに限られない。
端末装置16としては、近距離無線機能を搭載した非接触型ICカード、接触型ICカード、非接接触型メモリカード、接触型メモリカード、携帯端末等が挙げられる。
図5は、端末装置16の一例を示す模式図である。
図5に示すように、端末装置16は、I/F部42、制御部44、及び記憶部46を備える。
I/F部42は、情報処理装置14及び表示装置12の各々とデータ送受信を行う通信部である。本実施の形態では、I/F部42は、無線または有線により、I/F部28を介して情報処理装置14とデータ送受信を行う。また、I/F部42は、無線または有線により、I/F部38を介して表示装置12とデータ送受信を行う。
制御部44は、CPU、ROM、及びRAMなどを含んで構成されるコンピュータであり、端末装置16全体を制御する。
記憶部46は、各種情報を記憶する。記憶部46は、読み出し専用領域46A及び読み書き可能領域46Bを含む。読み出し専用領域46Aは、予め定められた情報を記憶する領域であり、読み出し専用の領域である。読み書き可能領域46Bは、各種情報の書き込み及び読出しの可能な領域である。
なお、本実施の形態では、記憶部46が、読み出し専用領域46A及び読み書き可能領域46Bを含む場合を説明するが、記憶部46を、異なるハードウェアから構成してもよい。具体的には、記憶部46の読み出し専用領域46Aを、読み出しのみ可能なメモリチップ(Read Only Memory)から構成し、読み書き可能領域46Bを読書き可能なメモリチップ(Random Access Memory)から構成してもよい。また、記憶部46を1つのメモリチップから構成し、複数領域に区切った上で、読み出し専用の領域と、読書き可能な領域と、を設けた構成であってもよい。
図6は、記憶部46に格納されているデータのデータ構造の一例を示す模式図である。図6(A)に示すように、本実施の形態では、読み出し専用領域46Aにおける、予め定めたメモリアドレスの位置に、固有ID情報格納領域が設けられている。そして、該固有ID情報格納領域に、端末装置16のカードIDが予め格納されている。
また、読み書き可能領域46Bには、ファイル情報格納領域が設けられている。図6(B)に示すように、読み書き可能領域46Bには、表示装置12への表示対象のファイルの格納された情報処理装置14の装置識別情報(サーバーID、サーバーアドレスを含む)、装置識別情報によって特定される情報処理装置14の記憶部20に格納されている、表示装置12で表示する表示対象のファイルのファイル名が格納されている。
本実施の形態では、図6(B)に示すように、端末装置16の読み書き可能領域46Bには、端末装置16がアクセスしたサーバーの装置識別情報、と、装置識別情報によって特定される情報処理装置14の記憶部20に格納されているファイルのファイル名と、が対応づけて記憶される。
次に、情報処理装置14の制御部24で実行する処理を説明する。
図7は、情報処理装置14の制御部24で実行する情報処理の手順を示すフローチャートである。
情報処理装置14の制御部24では、まず、端末装置16からのアクセスの有無を判断する(ステップS100)。ステップS100で肯定判断すると(ステップS100:Yes)、ステップS102へ進む。
制御部24では、例えば、端末装置16がI/F部28を介して情報処理装置14に接続されたか否かを判別することによって、ステップS100の判断を行う。
次に、第1取得部24Aが、I/F部28を介して情報処理装置14に接続された端末装置16から、該端末装置16のカードIDを取得する(ステップS102)。
次に、認証部24Dが、認証処理を実行する(ステップS104)。ステップS104では、認証部24Dが、ステップS102で取得したカードIDによって特定される端末装置16が、当該情報処理装置14の記憶部20へのアクセス可能な端末装置16であるか否かを認証する。例えば、認証部24Dは、ステップS102で取得したカードIDが、記憶部20へのアクセス可能な端末装置16のカードIDとして記憶されているか否かを判別することによって、認証処理を行う。
認証部24Dは、ステップS104の認証処理によって、ステップS102で取得したカードIDによって特定される端末装置16が、記憶部20を利用可能(すなわち記憶部20へアクセス可能)であると判断した場合(ステップS106:Yes)、ステップS108へ進む。なお、ステップS106で否定判断すると(ステップS106:No)、出力部24Bは、利用不可であることを示すメッセージを表示部22へ表示する。これによって、利用不可メッセージを端末装置16へ通知する(ステップS116)。そして、本ルーチンを終了する。
ステップS108では、第1取得部24Aが、記憶部20に記憶されているファイルのユーザによる選択結果を取得する(ステップS108)。端末装置16がI/F部28を介して情報処理装置14に接続された状態で、ユーザによる操作部21の操作指示によって記憶部20に記憶されているファイルの内の1または複数が選択される。第1取得部24Aは、この選択結果を取得することで、ステップS108の処理を行う。
次に、第1取得部24Aは、表示対象のファイルの選択が終了したか否かを判断する(ステップS110)。例えば、第1取得部24Aは、ユーザによる操作部21の操作指示によって、記憶部20に格納されているファイルの内の1または複数が選択された後に、図示を省略する決定ボタンが指示されたか否かを判別することで、ステップS110の判断を行う。
ステップS110で否定判断すると(ステップS110:No)、上記ステップS108へ戻る。一方、ステップS110で肯定判断すると(ステップS110:Yes)、ステップS112へ進む。
ステップS112では、出力部24Bが、上記ステップS102で取得した端末装置16のカードIDを、アクセス許可済の端末装置16のカードIDとして記憶部20へ記憶する(ステップS112)。このとき、出力部24Bは、アクセス許可済のカードIDと、表示装置12へ表示する対象のファイルとして選択されたファイル名と、を対応づけて記憶部20へ記憶する。
次に、出力部24Bは、ステップS108〜ステップS110の処理によって、表示装置12への表示対象として選択されたファイルのファイル名と、情報処理装置14の端末識別情報と、を端末装置16へ出力する(ステップS114)。ステップS114の処理によって、ファイル名と端末識別情報とを情報処理装置14から受け付けた端末装置16は、受け付けたファイル名と端末識別情報とを対応づけて記憶部46の読み書き可能領域46Bへ記憶する(ステップS114)。そして、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップS100で否定判断すると(ステップS100:No)、ステップS118へ進む。
ステップS118では、第2取得部24Cが、表示装置12からアクセスされたか否かを判断する(ステップS118)。ステップS118で否定判断すると(ステップS118:No)、本ルーチンを終了する。一方、ステップS118で肯定判断すると(ステップS118:Yes)、ステップS120へ進む。
ステップS120では、第2取得部24Cが、端末装置16のカードID及びファイル名を表示装置12から取得する(ステップS120)。次に、認証部24Dは、表示装置12から取得したカードIDが、アクセス許可済のカードIDであるか否かを判断する(ステップS122)。
ステップS122では、認証部24Dは、ステップS120で取得したカードIDが、アクセス許可済のカードIDとして記憶部20に記憶されているか否かを判別することで行う。アクセス許可済のカードIDは、上記ステップS112でアクセス許可済のカードIDとして記憶部20に記憶したカードIDである。具体的には、認証部24Dは、ステップS120で取得したカードID及びファイル名が、記憶部20に対応づけて記憶されているか否かを判別することで、ステップS122の判断を行う。
ステップS122で肯定判断すると(ステップS122:Yes)、ステップS124へ進む。ステップS124では、認証部24Dが、上記ステップS118でアクセス有りと判断した表示装置12からのアクセスを許可する(ステップS124)。具体的には、認証部24Dは、上記ステップS118でアクセス有りと判断した表示装置12が、記憶部20における、該表示装置12から取得したファイル名の記憶されている記憶領域へアクセスすることを許可する。
次に、ステップS126では、認証部24Dは、該表示装置12からのアクセスが終了するまで否定判断を繰り返し(ステップS126:No)、肯定判断すると(ステップS126:Yes)、本ルーチンを終了する。一方、上記ステップS122で否定判断した場合(ステップS122:No)、ステップS128へ進む。ステップS128では、制御部24は、アクセス許可出来ない事を示すエラーメッセージを、上記ステップS118でアクセスされた表示装置12へ送信する(ステップS128)。そして、本ルーチンを終了する。
次に、表示装置12側で実行する表示処理を説明する。
図8は、表示装置12の制御部34が実行する表示処理の手順を示すフローチャートである。
まず、表示装置12の第3取得部34Aが、端末装置16からのアクセスの有無を判断する(ステップS200)。ステップS200で否定判断すると(ステップS200:No)、本ルーチンを終了する。一方、ステップS200で肯定判断すると(ステップS200:Yes)、ステップS202へ進む。
第3取得部34Aでは、例えば、端末装置16がI/F部38を介して表示装置12に接続されたか否かを判別することによって、ステップS200の判断を行う。
ステップS202では、認証部34Eが、認証処理を実行する(ステップS202)。ステップS202では、認証部34Eは、I/F部38を介して接続されている端末装置16のカードIDから、当該表示装置12へのアクセス可能な端末装置16であるか否かを認証する。詳細には、まず、第3取得部34Aが、I/F部38を介して接続されている端末装置16からカードIDを取得する。そして、認証部34Eは、取得したカードIDが、表示装置12へのアクセス可能な端末装置16のカードIDとして記憶部30に記憶されているか否かを判別することによって、認証処理を行う。
次に、認証部34Eは、上記ステップS202の認証処理によって、I/F部38を介して接続されている端末装置16が、表示装置12を利用可能であると判断した場合(ステップS204:Yes)、ステップS206へ進む。なお、ステップS204で否定判断すると(ステップS204:No)、表示制御部34Cは、利用不可であることを示すメッセージを表示部32へ表示することによって、利用不可メッセージを通知する(ステップS234)。そして、本ルーチンを終了する。
ステップS206では、第3取得部34Aが、I/F部38を介して接続されている端末装置16から取得したカードIDを、記憶部30に記憶する(ステップS206)。
次に、第3取得部34Aが、I/F部38を介して接続されている端末装置16から、端末識別情報及びファイル名を読取る(ステップS208)。具体的には、第3取得部34Aは、I/F部38を介して接続されている端末装置16から、端末識別情報としてのサーバーID及びサーバーアドレスと、表示対象のファイルのファイル名と、を読取る。
次に、通信部34Bが、上記ステップS208で読取られた端末識別情報によって特定される情報処理装置14を、ネットワーク18に接続されている1または複数の情報処理装置14から検索する(ステップS210)。次に、通信部34Bは、ネットワーク18に接続されている1または複数の情報処理装置14の内、ステップS208で読取られた端末識別情報によって特定される情報処理装置14が、ネットワーク18に接続されているか否かを検索する(ステップS210)。
そして、ネットワーク18に検索対象の情報処理装置14であるサーバーが存在したか否か、すなわち、サーバー確認が完了したか否かを判断する(ステップS212)。
ステップS212で肯定判断すると(ステップS212:Yes)、ステップS214へ進む。
ステップS214では、通信部34Bが、I/F部38を介して接続されている端末装置16から、該端末装置16のカードID及びファイル名を、上記ステップS212で確認した情報処理装置14へ送信する(ステップS214)。
次に、通信部34Bは、情報処理装置14からアクセス許可されたか否かを判断する(ステップS216)。ステップS216で肯定判断すると(ステップS216:Yes)。ステップS218へ進む。
ステップS218では、通信部34Bが、ファイルダウンロード処理を開始する(ステップS218)。ステップS218では、通信部34Bは、ステップS208で取得したファイル名のファイルを、ステップS208で取得した端末識別情報によって特定される情報処理装置14からダウンロードする。
次に、通信部34Bは、ステップS218で取得したファイルを、記憶部30へ記憶する(ステップS220)。次に、通信部34Bは、ダウンロード処理が終了したか否かを判断する(ステップS224)。
ステップS224で肯定判断すると(ステップS224:Yes)、ステップS226へ進む。ステップS226では、表示制御部34Cが、ダウンロード完了メッセージを表示部32へ表示する(ステップS226)。そして、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップS216で否定判断すると(ステップS216:No)、ステップS228へ進む。ステップS228では、表示制御部34Cが、情報処理装置14の利用不可であることを示すエラーメッセージを表示部32へ表示する制御を行った後に、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップS212で否定判断すると(ステップ212:No)、ステップS230へ進む。ステップS230では、通信部34Bが、上記ステップS210で情報処理装置14の検索を開始してから予め定めたサーバー検索タイムアウト時間を経過したか否かを判別する(ステップS230)。サーバー検索タイムアウト時間は、予め設定し、記憶部30に記憶しておけばよい。
ステップS230で否定判断すると(ステップS230:No)、上記ステップS210へ戻る。一方、ステップS230で肯定判断すると(ステップS230:Yes)、ステップS232へ進む。
ステップS232では、表示制御部34Cが、サーバー利用不可であることを示すメッセージを表示部32へ表示する通知処理を行う(ステップS232)。そして、本ルーチンを終了する。
以上説明したように、本実施の形態の情報処理装置14では、接続された端末装置16から取得したカードIDによって特定される端末装置16が、情報処理装置14の記憶部20へのアクセスを許可する端末装置16である場合には、該端末装置16へアクセスを許可する。そして、ユーザによる操作指示によって選択された、表示装置12への表示対象のファイルのファイル名、及び情報処理装置14の装置識別情報を、端末装置16へ出力する。また、情報処理装置14は、表示対象のファイル名の選択時に認証した端末装置16のカードIDを、アクセス許可済の端末装置16のカードIDとして、選択されたファイルのファイル名に対応づけて記憶部20へ記憶する。
そして、情報処理装置14では、表示装置12から取得したカードIDが、アクセス許可済のカードIDである場合には、該表示装置12による記憶部20へのアクセスを許可する。表示装置12は、端末装置16から取得したファイル名のファイルを、情報処理装置14の記憶部20からダウンロードする。
このように、本実施の形態の情報処理システム10では、表示装置12に表示対象のファイルを端末装置16へ記憶するのではなく、端末装置16にはカードID及び表示対象のファイルのファイル名を記憶する。このため、例えば、端末装置16を紛失した場合であっても、端末装置16の紛失に伴って表示装置12へ表示する対象のファイルを紛失することを防ぐことができる。
従って、本実施の形態の情報処理システム10では、セキュリティの向上を図ることができる。
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、情報処理装置14は、表示対象のファイルをそのまま記憶部20に記憶している場合を説明した。本実施の形態では、情報処理装置14は、暗号化したファイルを記憶部20に予め記憶する場合を説明する。
図1に示すように、本実施の形態の情報処理システム10Aは、表示装置12A、情報処理装置14A、及び端末装置16Aを備える。情報処理装置14Aと表示装置12Aとは、ネットワーク18を介して接続されている。
図9は、本実施の形態の情報処理装置14Aを示す模式図である。
情報処理装置14Aは、記憶部20、表示部20A、制御部240、ネットワークI/F部26、及びI/F部28を備える。記憶部20、操作部21、表示部22、ネットワークI/F部26、及びI/F部28は、第1の実施の形態の情報処理装置14と同様である。
制御部240は、第1取得部24A、出力部240B、第2取得部24C、及び認証部24Dを備える。第1取得部24A、第2取得部24C、及び認証部24Dは、第1の実施の形態の制御部24と同様の構成である。
出力部240Bは、出力部24Bと同様に、端末装置16から取得したカードIDによって特定される端末装置16Aが記憶部20へアクセス可能な端末装置16である場合に、取得したカードIDを記憶部20へのアクセス許可済の端末装置16AのカードIDとして記憶部20に記憶する。
また、出力部240Bは、表示装置12への表示対象として選択されたファイルを暗号化し、暗号化したファイルを記憶部20へ記憶する。このとき、出力部240Bは、表示装置12への表示対象として選択された、暗号化前のファイルは削除し、暗号化後のファイルをファイル名に対応づけて記憶部20に記憶する。
また、出力部240Bは、ファイルの暗号化に用いた暗号化鍵と、該暗号化鍵を用いて暗号化したファイルのファイル名(すなわち、表示装置12への表示対象として選択されたファイルのファイル名)と、当該情報処理装置14Aの装置識別情報とを、I/F部28を介して端末装置16Aへ出力する。
図10は、本実施の形態の端末装置16Aの記憶部46に格納されているデータのデータ構造の一例を示す模式図である。
図10(A)に示すように、本実施の形態の端末装置16Aの記憶部46の読み出し専用領域46Aには、第1の実施の形態と同様に、予め定めたメモリアドレスの位置に、固有ID情報格納領域が設けられている。そして、該固有ID情報格納領域に、端末装置16AのカードIDが認証用として予め格納されている。
図10(B)に示すように、端末装置16Aの記憶部46の読み書き可能領域46Bには、表示装置12Aへの表示対象のファイルの格納された情報処理装置14Aの装置識別情報(サーバーID、サーバーアドレスを含む)、表示装置12Aで表示する表示対象のファイルのファイル名、及び各ファイルの暗号化に用いた暗号化鍵が格納される。
図11は、本実施の形態の表示装置12Aを示す模式図である。
図11に示すように、表示装置12Aは、記憶部30、表示部32、制御部340、操作部36、I/F部38、及びネットワークI/F部40を備える。表示装置12Aは、制御部34に替えて制御部340を備えた以外は、表示装置12と同様である。
制御部340は、第3取得部34A、通信部34B、表示制御部34C、認証部34E、及び復号部34Dを備える。制御部34は、復号部34Dを更に備えた以外は、制御部34と同じ構成である。
復号部34Dは、端末装置16Aから暗号化鍵を読取り、暗号化鍵に対応するファイル名のファイルを復号する。
次に、情報処理装置14Aで実行する処理を説明する。
図12は、情報処理装置14Aの制御部240で実行する情報処理の手順を示すフローチャートである。
情報処理装置14Aの制御部240では、ステップS100と同様にして、端末装置16Aからのアクセスの有無を判断する(ステップS300)。ステップS300で肯定判断すると(ステップS300:Yes)、ステップS302へ進む。
次に、第1取得部24Aが、I/F部28を介して情報処理装置14Aに接続された端末装置16Aから、該端末装置16AのカードIDを取得する(ステップS302)。
次に、認証部24Dが、ステップS104と同様にして、認証処理を実行する(ステップS304)。次に、認証部24Dは、ステップS304の認証処理によって、ステップS302で取得したカードIDによって特定される端末装置16Aが、記憶部20を利用可能(すなわち記憶部20へアクセス可能)であると判断した場合(ステップS306:Yes)、ステップS308へ進む。なお、ステップS306で否定判断すると(ステップS306:No)、出力部240Bは、利用不可であることを示すメッセージを表示部22へ表示する。これによって、出力部240Bは、利用不可メッセージを端末装置16Aへ通知する(ステップS322)。そして、本ルーチンを終了する。
ステップS308では、第1取得部24Aが、ステップS108と同様にして、記憶部20に記憶されているファイルのユーザによる選択結果を取得する(ステップS308)。
次に、第1取得部24Aは、ステップS110と同様にして、表示対象のファイルの選択が終了したか否かを判断する(ステップS310)。ステップS310で否定判断すると(ステップS310:No)、上記ステップS308へ戻る。一方、ステップS310で肯定判断すると(ステップS310:Yes)、ステップS312へ進む。
ステップS312では、出力部240Bが、上記ステップS302で取得した端末装置16AのカードIDを、アクセス許可済の端末装置16AのカードIDとして記憶部20へ記憶する(ステップS312)。このとき、出力部240Bは、アクセス許可済のカードIDと、表示装置12Aへ表示する対象のファイルとして選択されたファイルのファイル名と、を対応づけて記憶部20へ記憶する。
次に、出力部240Bは、表示装置12Aへ表示する対象のファイルとして選択されたファイルの暗号化鍵を生成する(ステップS314)。暗号化鍵の生成には、公知の暗号化鍵の生成方法を用いればよい。
次に、出力部240Bは、表示装置12Aへ表示する対象のファイルを、ステップS314で生成した暗号化鍵を用いて暗号化する(ステップS316)。そして、表示装置12Aへ表示する対象の全てのファイルの暗号化が終了したか否かを判断し(ステップS318)、否定判断すると(ステップS318:No)、上記ステップS316へ戻る。一方、ステップS318で肯定判断すると(ステップS318:Yes)、ステップS320へ進む。
なお、出力部240Bは、表示装置12Aへ表示する対象のファイルとして選択されたファイルごとに暗号化鍵を生成してもよい。また、出力部240Bは、表示装置12Aへ表示する対象として選択されたファイルを暗号化するための暗号化鍵を生成し、表示装置12Aへ表示する対象のファイルの全てに共通する暗号化鍵として用いてもよい。
次に、出力部240Bは、ステップS314で生成した暗号化鍵と、表示装置12Aへの表示対象として選択されたファイルのファイル名と、情報処理装置14Aの端末識別情報と、を端末装置16Aへ出力する(ステップS320)。ステップS320の処理によって、端末装置16Aは、受け付けたファイル名と端末識別情報と暗号化鍵とを対応づけて記憶部46の読み書き可能領域46Bへ記憶する。そして、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップS300で否定判断すると(ステップS300:No)、ステップS324へ進む。
ステップS324では、第2取得部24Cが、表示装置12Aからアクセスされたか否かを判断する(ステップS324)。ステップS324で否定判断すると(ステップS324:No)、本ルーチンを終了する。一方、ステップS324で肯定判断すると(ステップS324:Yes)、ステップS326へ進む。
ステップS326では、第2取得部24Cが、表示装置12Aから、端末装置16AのカードID、及びファイル名を取得する(ステップS326)。次に、認証部24Dは、表示装置12Aから取得したカードIDが、アクセス許可済のカードIDであるか否かを判断する(ステップS328)。ステップS328の判断は、ステップS122と同様にして行えばよい。
ステップS328で肯定判断すると(ステップS328:Yes)、ステップS330へ進む。ステップS330では、認証部24Dが、ステップS324でアクセス有りと判断した表示装置12Aからのアクセスを許可する(ステップS330)。
次に、ステップS332では、認証部24Dは、該表示装置12Aからのアクセス終了するまで否定判断を繰り返し(ステップS332:No)、肯定判断すると(ステップS332:Yes)、本ルーチンを終了する。一方、上記ステップS328で否定判断した場合(ステップS328:No)、ステップS334へ進む。ステップS334では、制御部240は、アクセス許可出来ない事を示すエラーメッセージを、上記ステップS324でアクセスされた表示装置12Aへ送信する(ステップS334)。そして、本ルーチンを終了する。
次に、表示装置12A側で実行する表示処理を説明する。
図13は、表示装置12Aの制御部340が実行する表示処理の手順を示すフローチャートである。
まず、表示装置12Aの第3取得部34Aが、端末装置16Aからのアクセスの有無を判断する(ステップS400)。ステップS400で否定判断すると(ステップS400:No)、本ルーチンを終了する。一方、ステップS400で肯定判断すると(ステップS400:Yes)、ステップS402へ進む。なお、ステップS400の判断は、ステップS200と同様にして行う。
ステップS402では、認証部34Eが、ステップS202と同様にして、認証処理を実行する(ステップS402)。次に、認証部34Eは、上記ステップS402の認証処理によって、I/F部38を介して接続されている端末装置16Aが、表示装置12Aを利用可能であると判断した場合(ステップS404:Yes)、ステップS406へ進む。なお、ステップS404で否定判断すると(ステップS404:No)、表示制御部34Cは、利用不可であることを示すメッセージを表示部32へ表示することによって、利用不可メッセージを通知する(ステップS442)。そして、本ルーチンを終了する。
ステップS406では、第3取得部34Aが、I/F部38を介して接続されている端末装置16Aから取得したカードIDを、記憶部30に記憶する(ステップS406)。
次に、第3取得部34Aが、I/F部38を介して接続されている端末装置16Aから、端末識別情報、ファイル名、及び暗号化鍵を読取る(ステップS408)。そして、第3取得部34Aは、読取った暗号化鍵を、対応するファイル名に対応づけて記憶部20へ記憶する(ステップS410)。
次に、通信部34Bが、上記ステップS408で読取られた端末識別情報によって特定される情報処理装置14Aを、ネットワーク18に接続されている1または複数の情報処理装置14Aから検索する(ステップS412)。
そして、ネットワーク18に、検索対象の情報処理装置14Aであるサーバーが存在した場合、すなわち、サーバー確認が完了したと判断する(ステップS414:Yes)。そして、ステップS416へ進む。
ステップS416では、通信部34Bが、I/F部38を介して接続されている端末装置16Aから、該端末装置16AのカードID及びファイル名を、上記ステップS412で検索した情報処理装置14Aへ送信する(ステップS416)。
次に、通信部34Bは、情報処理装置14Aからアクセス許可されたか否かを判断する(ステップS418)。ステップS418で肯定判断すると(ステップS418:Yes)、ステップS420へ進む。
ステップS420では、通信部34Bが、ステップS408で読取ったファイル名のファイルを、ステップS408で読取った端末識別情報によって特定される情報処理装置14Aからダウンロードする、ファイルダウンロード処理(ステップS420)を開始する。
次に、通信部34Bは、ステップS420で取得したファイルを、記憶部30へ記憶する(ステップS422)。次に、通信部34Bは、ダウンロード処理が終了したか否かを判断する(ステップ424)。
ステップS424で肯定判断すると(ステップS424:Yes)、ステップS426へ進む。ステップS426では、復号部34Dが、ステップS420でダウンロードされたファイルの復号処理を実行する(ステップS426)。
本実施の形態では、情報処理装置14Aからダウンロードしたファイルは、暗号化されたファイルである。このため、復号部34Dは、ステップS410で記憶部30に記憶した暗号化鍵から、復号鍵を生成し、生成した復号鍵を用いて、情報処理装置14Aからダウンロードしたファイルを復号する。なお、復号鍵の生成方法、及び暗号化されたファイルの復号方法には、公知の方法を用いればよい。
次に、復号部34Dは、復号処理が終了したか否かを判断する(ステップS428)。ステップS428で否定判断すると(ステップ428:No)、上記ステップS426へ戻る。一方、ステップS428で肯定判断すると(ステップS428:Yes)、ステップS430へ進む。
ステップS430では、復号部34Dが、復号処理が正常終了したか否かを判別する(ステップS430)。復号処理が正常終了した場合(ステップS430:Yes)、ステップ432へ進む。ステップS432では、表示制御部34Cが、完了メッセージを表示部32へ表示し(ステップS432)、本ルーチンを終了する。一方、ステップS430で否定判断すると(ステップS430:No)、ステップS434へ進む。
ステップS434では、表示制御部34Cが、復号処理がエラー終了したことを示すエラーメッセージを表示部32へ表示し(ステップS434)、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップS418で否定判断すると(ステップS418:No)、ステップS436へ進む。ステップS436では、表示制御部34Cが、エラーメッセージを表示部32へ表示し(ステップS436)、本ルーチンを終了する。
また、上記ステップS414で否定判断すると(ステップ414:No)、ステップS438へ進む。ステップS438では、通信部34Bが、上記ステップS412で情報処理装置14Aの検索を開始してから予め定めたサーバー検索タイムアウト時間を経過したか否かを判別する(ステップS438)。サーバー検索タイムアウト時間は、予め設定し、記憶部30に記憶しておけばよい。
ステップS438で否定判断すると(ステップS438:No)、上記ステップS412へ戻る。一方、ステップS438で肯定判断すると(ステップS438:Yes)、ステップS440へ進む。
ステップS440では、表示制御部34Cが、サーバー利用不可であることを示すメッセージを表示部32へ表示する通知処理を行う(ステップS440)。そして、本ルーチンを終了する。
以上説明したように、本実施の形態の情報処理装置14Aでは、接続された端末装置16Aから取得したカードIDによって特定される端末装置16Aが、情報処理装置14Aの記憶部20へのアクセスを許可する端末装置16Aである場合には、該端末装置16Aへアクセスを許可する。そして、ユーザによる操作指示によって選択された、表示装置12Aへの表示対象のファイルを、暗号化して記憶すると共に、暗号化に用いた暗号化鍵、表示対象のファイルのファイル名、及び情報処理装置14Aの装置識別情報を、端末装置16Aへ出力する。
そして、表示装置12Aでは、端末装置16Aに格納されている装置識別情報によって特定される情報処理装置14Aからダウンロードした、表示装置12Aへ表示対象の暗号化されたファイルを、復号する。
従って、本実施の形態の情報処理システム10Aでは、第1の実施の形態における効果に加えて更に、セキュリティの向上を図ることができる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、情報処理装置14に記憶されたファイルのダウンロード可能時間を設定する場合を説明する。
図1に示すように、本実施の形態の情報処理システム10Bは、表示装置12B、情報処理装置14B、及び端末装置16Bを備える。情報処理装置14Bと表示装置12Bとは、ネットワーク18を介して接続されている。
図14は、本実施の形態の情報処理装置14Bを示す模式図である。
情報処理装置14Bは、記憶部20B、操作部21、表示部22、制御部242、ネットワークI/F部26、及びI/F部28を備える。操作部21、表示部22、ネットワークI/F部26、及びI/F部28は、第1の実施の形態の情報処理装置14と同様である。
記憶部20Bは、記憶部20Bに記憶されている情報に加えて更に、端末装置16Bの端末識別情報毎に、該端末装置16Bによって設定された表示対象のファイルへのダウンロード可能時間を予め記憶する。
図15は、記憶部20Bが記憶するダウンロード可能時間のデータ構造の一例を示す模式図である。図15に示すように、記憶部20Bは、端末装置16Bの端末識別情報としてのカードIDと、ダウンロード可能時間と、を対応づけて更に記憶する。
ダウンロード可能時間は、任意に設定可能である。例えば、ダウンロード可能時間は、対応するカードIDによって特定される端末装置16Bが情報処理装置14Bの記憶部20Bから表示対象のファイルを選択した時間から予め定めた期間としてもよい。この場合には、制御部242では、表示対象のファイルを選択した端末装置16BのカードIDに対応づけて、該端末装置16Bがファイルを選択した時間から予め定めた期間を、ダウンロード可能時間として記憶部20Bに記憶すればよい。
また、ダウンロード可能時間は、例えば、ダウンロード可能な期間を、時間単位で設定してもよいし、年月日で設定してもよいし、年月日及び時間の組合せにより設定してもよい。また、ダウンロード可能時間は、ユーザによる操作部21の操作指示によって変更可能としてもよい。この場合、情報処理装置14Bによって認証された端末装置16Bが情報処理装置14Bにデータ送受信可能に接続されている状態で、ユーザによる操作部21による操作指示によってダウンロード可能時間が設定されることで、変更されるようにすればよい。
図14に戻り、制御部242は、第1取得部24A、出力部242B、第2取得部24C、及び認証部242Dを備える。第1取得部24A、及び第2取得部24Cは、第1の実施の形態の制御部24と同様の構成である。
認証部242Dは、第1の実施の形態の認証部24Dと同様に、端末装置16Bの認証を行う。また、認証部242Dは、表示装置12Bによる情報処理装置14Bのアクセス時間が、該表示装置12Bから受け付けたカードIDに対応するタウンロード可能時間内であるか否かを判別する。そして、ダウンロード可能時間内である場合に、該表示装置12Bによる記憶部20Bへのアクセスを許可する。
出力部242Bは、出力部24Bと同様に、端末装置16Bから取得したカードIDによって特定される端末装置16Bが記憶部20Bへアクセス可能な端末装置16Bである場合に、取得したカードIDを記憶部20Bへのアクセス許可済の端末装置16BのカードIDとして記憶部20Bに記憶する。
また、出力部242Bは、表示装置12Bへの表示対象として選択されたファイルのファイル名と、当該情報処理装置14Bの装置識別情報と、端末装置16BのカードIDに対応するダウンロード可能時間と、をI/F部28を介して端末装置16Bへ出力する。
図16は、本実施の形態の端末装置16Bの記憶部46に格納されているデータのデータ構造の一例を示す模式図である。
図16(A)に示すように、本実施の形態の端末装置16Bの記憶部46の読み出し専用領域46Aには、第1の実施の形態と同様に、予め定めたメモリアドレスの位置に、固有ID情報格納領域が設けられている。そして、該固有ID情報格納領域に、端末装置16のカードIDが予め格納されている。
図16(B)に示すように、端末装置16Bの記憶部46の読み書き可能領域46Bには、表示装置12Bへの表示対象のファイルの格納された情報処理装置14Bの装置識別情報(サーバーID、サーバーアドレスを含む)、表示装置12Bで表示する表示対象のファイルのファイル名、及びダウンロード可能時間が格納される。
図17は、本実施の形態の表示装置12Bを示す模式図である。
図17に示すように、表示装置12Bは、記憶部30、表示部32、制御部342、操作部36、I/F部38、及びネットワークI/F部40を備える。表示装置12Bは、制御部34に替えて制御部342を備えた以外は、表示装置12と同様である。
制御部342は、第3取得部34A、通信部342B、表示制御部34C、及び認証部34Eを備える。制御部342は、通信部34Bに替えて通信部342Bを備えた以外は、制御部34と同じ構成である。
通信部342Bは、ネットワークI/F部40及びネットワーク18を介して情報処理装置14Bとデータ送受信を行う。
本実施の形態では、通信部342Bは、第3取得部34Aで取得した装置識別情報によって特定される情報処理装置14Bへアクセスし、第3取得部34Aで取得した端末装置16BのカードIDを送信する。そして、通信部342Bは、アクセスした情報処理装置14Bからアクセス許可された場合に、端末装置16Bから取得したファイル名のファイルをダウンロードする。
次に、情報処理装置14Bで実行する処理を説明する。
図18は、情報処理装置14Bの制御部242で実行する情報処理の手順を示すフローチャートである。
情報処理装置14Bの制御部242では、ステップS100と同様にして、端末装置16Bからのアクセスの有無を判断する(ステップS500)。ステップS500で肯定判断すると(ステップS500:Yes)、ステップS502へ進む。
次に、第1取得部24Aが、I/F部28を介して情報処理装置14Bに接続された端末装置16Bから、該端末装置16BのカードIDを取得する(ステップS502)。
次に、認証部242Dが、ステップS104と同様にして、認証処理を実行する(ステップS504)。次に、認証部242Dは、ステップS504の認証処理によって、ステップS502で取得したカードIDによって特定される端末装置16Bが、記憶部20Bを利用可能(すなわち記憶部20Bへアクセス可能)であると判断した場合(ステップS506:Yes)、ステップS508へ進む。なお、ステップS506で否定判断すると(ステップS506:No)、出力部242Bは、利用不可であることを示すメッセージを表示部22へ表示することによって、利用不可メッセージを端末装置16Bへ通知する(ステップS516)。そして、本ルーチンを終了する。
ステップS508では、第1取得部24Aが、ステップS108と同様にして、記憶部20Bに記憶されているファイルのユーザによる選択結果を取得する(ステップS508)。
次に、第1取得部24Aは、ステップS110と同様にして、表示対象のファイルの選択が終了したか否かを判断する(ステップS510)。ステップS510で否定判断すると(ステップS510:No)、上記ステップS508へ戻る。一方、ステップS510で肯定判断すると(ステップS510:Yes)、ステップS512へ進む。
ステップS512では、出力部242Bが、上記ステップS502で取得した端末装置16BのカードIDを、アクセス許可済の端末装置16BのカードIDとして記憶部20Bへ記憶する(ステップS512)。このとき、出力部242Bは、アクセス許可済のカードIDと、表示装置12Bへ表示する対象のファイルとして選択されたファイルのファイル名と、を対応づけて記憶部20Bへ記憶する。
次に、出力部242Bは、表示装置12Bへの表示対象として選択されたファイルのファイル名と、情報処理装置14Bの端末識別情報と、ステップS502で取得したカードIDに対応するダウンロード可能時間と、を端末装置16Bへ出力する(ステップS514)。ステップS514の処理によって、端末装置16Bは、受け付けたファイル名と端末識別情報とダウンロード可能時間とを対応づけて記憶部46の読み書き可能領域46Bへ記憶する。そして、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップS500で否定判断すると(ステップS500:No)、ステップS518へ進む。
ステップS518では、第2取得部24Cが、表示装置12Bからアクセスされたか否かを判断する(ステップS518)。ステップS518で否定判断すると(ステップS518:No)、本ルーチンを終了する。一方、ステップS518で肯定判断すると(ステップS518:Yes)、ステップS520へ進む。
ステップS520では、第2取得部24Cが、表示装置12Bから、端末装置16BのカードID、及びファイル名を取得する(ステップS520)。次に、認証部242Dは、表示装置12Bから取得したカードIDが、アクセス許可済のカードIDであるか否かを判断する(ステップS522)。ステップS522の判断は、ステップS122と同様にして行えばよい。
ステップS522で肯定判断すると(ステップS522:Yes)、ステップS524へ進む。ステップS524では、認証部242Dが、ステップS518における表示装置12Bから情報処理装置14Bへのアクセス時間が、ダウンロード可能時間であるか否かを判断する(ステップS524)。認証部242Dでは、ステップS518における表示装置12Bから情報処理装置14Bへのアクセス時間が、ステップS520で表示装置12Bから取得したカードIDに対応するダウンロード可能時間内であるか否かを判別することによって、ステップS524の判断を行う。
ステップS524で肯定判断すると(ステップS524:Yes)、ステップS526へ進み、該表示装置12Bによる記憶部20Bへのアクセスを許可する(ステップS526)。
次に、ステップS528では、認証部242Dは、該表示装置12Bからのアクセス終了するまで否定判断を繰り返し(ステップS528:No)、肯定判断すると(ステップS528:Yes)、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップS522で否定判断した場合や(ステップS522:No)、ステップS524で否定判断した場合(ステップS524:No)、ステップS530へ進む。ステップS530では、制御部242は、アクセス許可出来ない事を示すエラーメッセージを、上記ステップS518でアクセスしてきた表示装置12Bへ送信する(ステップS530)。そして、本ルーチンを終了する。
以上説明したように、本実施の形態の情報処理装置14Bでは、端末装置16B毎に設定されたダウンロード可能時間に応じて、該端末装置16BのカードIDの送信元である表示装置12Bによるファイルダウンロードを許可する。
このため、表示装置12Bを用いた会議やプレゼンテーション開始まではダウンロードを禁止する等の詳細な制御が可能となり、情報漏えい防止を図ることができ、さらなるセキュリティ向上を図ることができる。
(第4の実施の形態)
本実施の形態では、ファイルをダウンロード可能な表示装置12を設定する場合を説明する。
図1に、本実施の形態の情報処理システム10Cを示した。
情報処理システム10Cは、表示装置12C、情報処理装置14C、及び端末装置16Cを含む。表示装置12C及び情報処理装置14Cは、ネットワーク18を介して接続されている。なお、表示装置12Cは、ネットワーク18を介して接続する対象が情報処理装置14Cであり、端末装置16に替えて端末装置16Cとデータ授受を行う以外は、第1の実施の形態の表示装置12と同じである。
図19は、本実施の形態の情報処理装置14Cを示す模式図である。
情報処理装置14Cは、記憶部20C、操作部21、表示部22、制御部244、ネットワークI/F部26、及びI/F部28を備える。操作部21、表示部22、ネットワークI/F部26、及びI/F部28は、第1の実施の形態の情報処理装置14と同様である。
記憶部20Cは、第1の実施の形態における記憶部20に記憶されている情報に加えて更に、端末装置16Cの端末識別情報毎に、該端末装置16Cでファイルダウンロード可能な表示装置12Cの識別情報を記憶する。表示装置12Cの識別情報を、表示機器IDと称して説明する場合がある。
制御部244は、第1取得部24A、出力部244B、第2取得部24C、及び認証部244Dを備える。第1取得部24A、及び第2取得部24Cは、第1の実施の形態の制御部24と同様の構成である。
認証部244Dは、第1の実施の形態の認証部24Dと同様に、端末装置16Cの認証を行う。また、認証部244Dは、当該情報処理装置14Cにアクセスしてきた表示装置12Cが、ファイルダウンロードを許可する表示装置12Cであるか否かを認証する。そして、認証部244Dは、当該情報処理装置14Cにアクセスしてきた表示装置12Cが、ファイルダウンロードを許可する表示装置12Cである場合に、該表示装置12Cによる記憶部20Cへのアクセスを許可する。
出力部244Bは、出力部24Bと同様に、端末装置16Cから取得したカードIDによって特定される端末装置16Cが記憶部20Cへアクセス可能な端末装置16Cである場合に、取得したカードIDを記憶部20Cへのアクセス許可済の端末装置16CのカードIDとして記憶部20Cに記憶する。
また、出力部244Bは、表示装置12Cへの表示対象として選択されたファイルのファイル名と、当該情報処理装置14Cの装置識別情報と、端末装置16CのカードIDに対応するダウンロードを許可する表示装置12Cの識別情報と、をI/F部28を介して端末装置16Cへ出力する。
図20は、本実施の形態の端末装置16Cの記憶部46に格納されているデータのデータ構造の一例を示す模式図である。
図20(A)に示すように、本実施の形態の端末装置16Cの記憶部46の読み出し専用領域46Aには、第1の実施の形態と同様に、予め定めたメモリアドレスの位置に、固有ID情報格納領域が設けられている。そして、該固有ID情報格納領域に、端末装置16CのカードIDが予め格納されている。
図20(B)に示すように、端末装置16Cの記憶部46の読み書き可能領域46Bには、表示装置12Cへの表示対象のファイルの格納された情報処理装置14Cの装置識別情報(サーバーID、サーバーアドレスを含む)、表示装置12Cで表示する表示対象のファイルのファイル名、及びダウンロードを許可する表示装置12Cの識別情報が格納される。
次に、情報処理装置14Cで実行する処理を説明する。
図21は、情報処理装置14Cの制御部244で実行する情報処理の手順を示すフローチャートである。
情報処理装置14Cの制御部244では、ステップS100と同様にして、端末装置16Cからのアクセスの有無を判断する(ステップS600)。ステップS600で肯定判断すると(ステップS600:Yes)、ステップS602へ進む。
次に、第1取得部24Aが、I/F部28を介して情報処理装置14Cに接続された端末装置16Cから、該端末装置16CのカードIDを取得する(ステップS602)。
次に、認証部244Dが、ステップS104と同様にして、認証処理を実行する(ステップS604)。次に、認証部244Dは、ステップS604の認証処理によって、ステップS602で取得したカードIDによって特定される端末装置16Cが、記憶部20Cを利用可能(すなわち記憶部20Cへアクセス可能)であると判断した場合(ステップS606:Yes)、ステップS608へ進む。
なお、ステップS606で否定判断すると(ステップS606:No)、出力部244Bは、利用不可であることを示すメッセージを表示部22へ表示することによって、利用不可メッセージを端末装置16Cへ通知する(ステップS616)。そして、本ルーチンを終了する。
ステップS608では、第1取得部24Aが、ステップS108と同様にして、記憶部20Cに記憶されているファイルのユーザによる選択結果を取得する(ステップS608)。
次に、第1取得部24Aは、ステップS110と同様にして、表示対象のファイルの選択が終了したか否かを判断する(ステップS610)。ステップS610で否定判断すると(ステップS610:No)、上記ステップS608へ戻る。一方、ステップS610で肯定判断すると(ステップS610:Yes)、ステップS612へ進む。
ステップS612では、出力部244Bが、上記ステップS602で取得した端末装置16CのカードIDを、アクセス許可済の端末装置16CのカードIDとして記憶部20Cへ記憶する(ステップS612)。このとき、出力部244Bは、アクセス許可済のカードIDと、表示装置12Cへ表示する対象のファイルとして選択されたファイルのファイル名と、を対応づけて記憶部20Cへ記憶する。
次に、出力部244Bは、表示装置12Cへの表示対象として選択されたファイルのファイル名と、情報処理装置14Cの端末識別情報と、該表示装置12CのカードIDに対応するダウンロードを許可する表示装置12Cの識別情報と、を端末装置16Cへ出力する(ステップS614)。ステップS614の処理によって、端末装置16Cは、受け付けたファイル名と端末識別情報とダウンロードを許可する表示装置12Cの識別情報とを対応づけて記憶部46の読み書き可能領域46Bへ記憶する。そして、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップS600で否定判断すると(ステップS600:No)、ステップS618へ進む。
ステップS618では、第2取得部24Cが、表示装置12Cからアクセスされたか否かを判断する(ステップS618)。ステップS618で否定判断すると(ステップS618:No)、本ルーチンを終了する。一方、ステップS618で肯定判断すると(ステップS618:Yes)、ステップS620へ進む。
ステップS620では、第2取得部24Cが、表示装置12Cから、端末装置16CのカードID、及びファイル名を取得する(ステップS620)。次に、認証部244Dは、表示装置12Cから取得したカードIDが、アクセス許可済のカードIDであるか否かを判断する(ステップS622)。ステップS622の判断は、ステップS122と同様にして行えばよい。
ステップS622で肯定判断すると(ステップS622:Yes)、ステップS624へ進む。ステップS624では、認証部244Dは、ステップS618においてアクセスされた表示装置12Cがダウンロードを許可する表示装置12Cであるか否かを判別する(ステップS624)。認証部244Dは、ステップS620で表示装置12Cから取得したカードIDに対応するダウンロードを許可する表示装置12Cの識別情報が、ステップS620で表示装置12Cから取得した表示装置12Cの識別情報と一致するか否かを判別することで、ステップS624の判断を行う。
ステップS624で肯定判断すると(ステップS624:Yes)、ステップS626へ進む。ステップS626では、該表示装置12Cによる記憶部20Cへのアクセスを許可する(ステップS626)。
次に、ステップS628では、認証部244Dは、該表示装置12Cからのアクセス終了するまで否定判断を繰り返し(ステップS628:No)、肯定判断すると(ステップS628:Yes)、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップS622で否定判断した場合や(ステップS622:No)、ステップS624で否定判断した場合(ステップS624:No)、ステップS630へ進む。ステップS630では、制御部244は、アクセス許可出来ない事を示すエラーメッセージを、上記ステップS618でアクセスしてきた表示装置12Cへ送信する(ステップS630)。そして、本ルーチンを終了する。
以上説明したように、本実施の形態の情報処理装置14Cでは、ファイルをダウンロード可能な表示装置12Cにのみ、ファイルダウンロードを許可する。このため、予め指定した表示装置12C以外の表示装置12Cに、ファイルがダウンロードされることを抑制することができる。このため、さらなるセキュリティ向上を図ることができる。
なお、上記実施の形態では、アクセス許可された表示装置12(表示装置12A、表示装置12B、表示装置12C)は、情報処理装置14(情報処理装置14A、情報処理装置14B、情報処理装置14C)から、端末装置16(端末装置16A、端末装置16B、端末装置16C)で表示用として選択されたファイルをダウンロードする場合を説明した。しかし、情報処理装置14(情報処理装置14A、情報処理装置14B、情報処理装置14C)は、1または複数のファイルを格納したフォルダ単位で、表示装置12(表示装置12A、表示装置12B、表示装置12C)のアクセスを許可してもよい。
この場合には、端末装置16(端末装置16A、端末装置16B、端末装置16C)は、情報処理装置14(情報処理装置14A、情報処理装置14B、情報処理装置14C)において表示対象のファイルを選択するときに、フォルダ単位で選択を行えばよい。そして、情報処理装置14(情報処理装置14A、情報処理装置14B、情報処理装置14C)では、選択したフォルダ単位で、表示装置12(表示装置12A、表示装置12B、表示装置12C)によるアクセスを許可すればよい。
このようにすれば、表示装置12(表示装置12A、表示装置12B、表示装置12C)へ表示する対象のファイルの選択処理の簡易化を図ることができる。また、表示対象のファイルをフォルダ単位で管理することも可能となる。
なお、上記実施の形態では、情報処理装置14(情報処理装置14A、情報処理装置14B、情報処理装置14C)に記憶されているファイルや、表示装置12(表示装置12A、表示装置12B、表示装置12C)にダウンロードしたファイルについて、消去処理は行っていないが、条件に応じて、消去処理や表示禁止処理を行ってもよい。
具体的には、表示装置12(表示装置12A、表示装置12B、表示装置12C)は、端末装置16(端末装置16A、端末装置16B、端末装置16C)から読み取ったファイル名のファイルに対応するカードIDを、情報処理装置14(情報処理装置14A、情報処理装置14B、情報処理装置14C)から取得する。
そして、表示装置12(表示装置12A、表示装置12B、表示装置12C)は、取得したカードIDと、端末装置16(端末装置16A、端末装置16B、端末装置16C)から取得したカードIDと、が不一致である場合、表示装置12(表示装置12A、表示装置12B、表示装置12C)にダウンロードしたファイルを該表示装置12から消去する。また、該不一致の条件であるときに、表示装置12(表示装置12A、表示装置12B、表示装置12C)は、ダウンロードしたファイルの表示部32への表示を禁止する。
また、表示装置12(表示装置12A、表示装置12B、表示装置12C)では、I/F部38を介して接続された端末装置16(端末装置16A、端末装置16B、端末装置16C)が異なる端末装置16(端末装置16A、端末装置16B、端末装置16C)に変更された場合、ダウンロード済のファイルを当該表示装置12(表示装置12A、表示装置12B、表示装置12C)から削除してもよい。接続されている端末装置16が変更されたか否かの判断は、I/F部38を介して端末装置16から読み取ったカードIDが、前回読取ったカードIDとは異なるか否かを判別することで判断することができる。
また、表示装置12(表示装置12A、表示装置12B、表示装置12C)では、図示を省略するスイッチが操作指示されて電源オフが指示されたときに、当該表示装置12に記憶済のファイルを削除してもよい。
なお、第1の実施の形態〜第4の実施の形態における、表示装置12(表示装置12A、表示装置12B、表示装置12C)、及び情報処理装置14(情報処理装置14A、情報処理装置14B、情報処理装置14C)は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
なお、第1の実施の形態〜第4の実施の形態の情報処理システム10(情報処理システム10A、情報処理システム10B、情報処理システム10C)の各々で実行される、上記各処理の各々を実行するためのプログラムは、NV−RAMやROMやその他の不揮発性記憶媒体に予め組み込まれて提供される。また、第1の実施の形態〜第4の実施の形態の情報処理システム10(情報処理システム10A、情報処理システム10B、情報処理システム10C)の各々で実行される、上記各処理の各々を実行するためのプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録し提供することも可能である。
また、第1の実施の形態〜第4の実施の形態の情報処理システム10(情報処理システム10A、情報処理システム10B、情報処理システム10C)の各々で実行される、上記各処理の各々を実行するためのプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供または配布するように構成してもよい。
また、第1の実施の形態〜第4の実施の形態の情報処理システム10(情報処理システム10A、情報処理システム10B、情報処理システム10C)の各々で実行される、上記各処理の各々を実行するためのプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
また、第1の実施の形態〜第4の実施の形態の情報処理システム10(情報処理システム10A、情報処理システム10B、情報処理システム10C)の各々で実行される、上記各処理の各々を実行するためのプログラムは、上述した各部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体等から各プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上記各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上、発明を実施するための諸実施の形態について説明を行ったが、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を損なわない範囲で変更することが可能である。
10、10A、10B、10C 情報処理システム
12、12A、12B、12C 表示装置
14、14A、14B、14C 情報処理装置
16、16A、16B、16C 端末装置
20、20B 記憶部
24A 第1取得部
24B、240B、242B 出力部
24C 第2取得部
24D、242D 認証部
34A 第3取得部
34B 通信部
34C 表示制御部
34D 復号部
34E 認証部
特開2011−59675号公報 特開2005−310096号公報

Claims (8)

  1. 画像を記憶した記憶部と、
    第1通信部を介して接続された端末装置から、該端末装置の端末識別情報を取得する第1取得部と、
    前記第1取得部で取得された前記端末識別情報によって特定される端末装置が前記記憶部へアクセス可能な端末装置である場合に、該端末識別情報をアクセス許可済の端末装置の第1識別情報として前記記憶部に記憶すると共に、当該情報処理装置の装置識別情報及び表示対象の画像識別情報を前記端末装置へ出力する出力部と、
    第2通信部を介して接続された表示装置から前記端末識別情報及び前記画像識別情報を取得する第2取得部と、
    前記第2取得部で取得された前記端末識別情報が前記第1識別情報である場合に、該表示装置に、前記画像識別情報によって特定される画像のダウンロードを許可する認証部と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記記憶部は、暗号化された前記画像を予め記憶し、
    前記出力部は、前記装置識別情報、前記画像識別情報、及び該画像識別情報によって特定される画像の暗号化に用いた暗号化鍵を前記端末装置へ出力する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記記憶部は、前記端末識別情報と、前記端末識別情報によって特定される端末装置が前記記憶部へアクセス可能な第1時間と、を対応づけて更に記憶し、
    前記認証部は、前記第2取得部で取得された前記端末識別情報が前記第1識別情報であり、且つ前記第2取得部が前記第1時間に前記端末識別情報を取得した場合に、該表示装置に、前記画像識別情報によって特定される画像のダウンロードを許可する、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2取得部は、前記表示装置から前記端末識別情報、前記画像識別情報、及び該表示装置の表示識別情報を取得し、
    前記記憶部は、前記画像のダウンロードを許可する前記表示装置の第1表示識別情報を予め記憶し、
    前記認証部は、前記第2取得部で取得された前記端末識別情報が前記第1識別情報であり、且つ前記第2取得部で取得された表示識別情報が前記第1表示識別情報である場合に、該表示装置に、前記画像識別情報によって特定される画像のダウンロードを許可する、
    請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記出力部は、前記第1取得部で取得された前記端末識別情報によって特定される端末装置が前記記憶部へアクセス可能な端末装置である場合に、該端末識別情報をアクセス許可済の端末装置の第1識別情報として前記記憶部に記憶すると共に、当該情報処理装置の装置識別情報及び表示対象の画像識別情報の格納されたフォルダ情報を前記端末装置へ出力し、
    前記認証部は、前記第2取得部で取得された前記端末識別情報が前記第1識別情報である場合に、該表示装置に、前記フォルダ情報によって特定されるフォルダに格納されている画像のダウンロードを許可する、
    請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置と、表示装置と、端末装置と、を備えた情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、

    画像を記憶した記憶部と、
    第1通信部を介して接続された端末装置から、該端末装置の端末識別情報を取得する第1取得部と、
    前記第1取得部で取得された前記端末識別情報によって特定される端末装置が前記記憶部へアクセス可能な端末装置である場合に、該端末識別情報をアクセス許可済の端末装置の第1識別情報として前記記憶部に記憶すると共に、当該情報処理装置の装置識別情報及び表示対象の画像識別情報を前記端末装置へ出力する出力部と、
    第2通信部を介して接続された表示装置から前記端末識別情報及び前記画像識別情報を取得する第2取得部と、
    前記第2取得部で取得された前記端末識別情報が前記第1識別情報である場合に、該表示装置に、前記画像識別情報によって特定される画像のダウンロードを許可する認証部と、
    を備え、
    前記表示装置は、
    前記端末装置から、前記装置識別情報、前記端末識別情報、及び前記画像識別情報を取得する第3取得部と、
    前記装置識別情報によって特定される前記情報処理装置に前記端末識別情報を送信すると共に、前記情報処理装置によってダウンロードを許可された場合に、前記画像識別情報によって特定される画像を前記情報処理装置からダウンロードする通信部と、
    前記画像を表示部に表示する制御を行う表示制御部と、
    を備えた、
    情報処理システム。
  7. 第1通信部を介して接続された端末装置から、該端末装置の端末識別情報を取得する第1取得ステップと、
    前記第1取得ステップで取得された前記端末識別情報によって特定される端末装置が、画像を記憶した記憶部へアクセス可能な端末装置である場合に、該端末識別情報をアクセス許可済の端末装置の第1識別情報として前記記憶部に記憶すると共に、情報処理装置の装置識別情報及び表示対象の画像識別情報を前記端末装置へ出力する出力ステップと、
    第2通信部を介して接続された表示装置から前記端末識別情報及び前記画像識別情報を取得する第2取得ステップと、
    前記第2取得ステップで取得された前記端末識別情報が前記第1識別情報である場合に、該表示装置に、前記画像識別情報によって特定される画像のダウンロードを許可する認証ステップと、
    を含む情報処理方法。
  8. コンピュータに実行させるための情報処理プログラムであって、
    第1通信部を介して接続された端末装置から、該端末装置の端末識別情報を取得する第1取得ステップと、
    前記第1取得ステップで取得された前記端末識別情報によって特定される端末装置が、画像を記憶した記憶部へアクセス可能な端末装置である場合に、該端末識別情報をアクセス許可済の端末装置の第1識別情報として前記記憶部に記憶すると共に、当該コンピュータの装置識別情報及び表示対象の画像識別情報を前記端末装置へ出力する出力ステップと、
    第2通信部を介して接続された表示装置から前記端末識別情報及び前記画像識別情報を取得する第2取得ステップと、
    前記第2取得ステップで取得された前記端末識別情報が前記第1識別情報である場合に、該表示装置に、前記画像識別情報によって特定される画像のダウンロードを許可する許可ステップと、
    を前記コンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
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