JP2014085378A - 光コネクタ及び光コネクタ対 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を増加させることなく、両ハウジングの嵌合および離脱に伴ってシャッタを開閉する。
【解決手段】相手側光コネクタ40に嵌合される光コネクタ10であって、フェルール25を内部に収容して、相手側光コネクタ40に設けられた相手側ハウジングに嵌合されるハウジング20Aと、フェルール25の前方を開放する開放位置とフェルール25の前方に進入する閉止位置との間を前後方向に移動可能な板状のシャッタ50とを備え、シャッタ50には、開放用係合部53と閉止用係合部54とが設けられており、開放用係合部53は、両ハウジング20A,40Aが嵌合する際に、相手側ハウジング40Aに係合してシャッタ50を開放位置に移動させ、閉止用係合部54は、両ハウジング20A,40Aが離脱する際に、相手側ハウジング40Aに係合してシャッタ50を閉止位置に移動させるところに特徴を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、シャッタを備えた光コネクタ及び光コネクタ対に関する。
従来、光ファイバの端末に装着されたフェルールがハウジング内に収容され、光ファイバから出射される出射光を遮ると共に、フェルールが収容された部分に塵埃が侵入することを抑制するシャッタを備えた光コネクタとして、特許文献1記載のものが知られている。シャッタは平板状をなし、ハウジング内における光ファイバが収容された収容部の開口部に回動可能に組み付けられている。また、このシャッタは、フェルールから出射される出射光と交差した状態となることで収容部の開口部を閉止する閉止位置と、出射光の光路上から退避して収容部の開口部を開放する開放位置との間を回動可能とされている。そして、シャッタは、ハウジングと相手側ハウジングとが嵌合する際に、相手側ハウジングによって嵌合方向後方に押圧されることで開放位置に回動し、収容部を開放して出射光を相手側ハウジング側に通過させる。また、シャッタは、ハウジングと相手側ハウジングとが離脱する際に、相手側ハウジングによる押圧状態が解除されて、シャッタに組み付けられたばね部材によって付勢されることで閉止位置に回動し、収容部を閉止して防塵すると共に、出射光を遮る。
特開2004−240162号公報
ところで、上記のような構成によると、シャッタを開放位置から閉止位置へ付勢するばね部材が必要なため、光コネクタが大型化してしまう。また、部品点数が増加してシャッタ構造が複雑になってしまい、その結果、組立工数が増加することで光コネクタの製造コストが高くなってしまう。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、光コネクタについて、部品点数を増加させることなく、両ハウジングの嵌合および離脱に伴ってシャッタを開閉することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として本発明の光コネクタは、相手側光コネクタと嵌合可能な光コネクタであって、光接続部材を内部に収容して前記相手側光コネクタに設けられた相手側ハウジングに前方から嵌合されるハウジングと、前記光接続部材の前方を開放する開放位置と前記光接続部材の前方に進入する閉止位置との間を前記ハウジングに沿うように前後方向に移動する板状のシャッタとを備え、前記シャッタには、開放用係合部と閉止用係合部とが設けられており、前記開放用係合部は、前記ハウジングと前記相手側ハウジングとが嵌合する際に、前記相手側ハウジングに係合して前記シャッタを前記開放位置に移動させ、前記閉止用係合部は、前記ハウジングと前記相手側ハウジングとが離脱する際に、前記相手側光コネクタに係合して前記シャッタを前記閉止位置に移動させるところに特徴を有する。
このような構成の光コネクタによると、両ハウジングを嵌合させる嵌合動作に伴って、開放用係合部と相手側ハウジングとを係合させてシャッタを開放位置に移動させることができる。また、両ハウジングを離脱させる離脱動作に伴って、閉止用係合部と相手側ハウジングとを係合させてシャッタを閉止位置に移動させることができる。これにより、シャッタを付勢するばね部材などを別途設けてシャッタを開閉する場合に比べて、シャッタの構造を小型化かつ簡素化し、光コネクタの製造コストを低減させることができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
前記ハウジングと前記相手側ハウジングとが離脱する過程において、前記閉止用係合部は前記光接続部材側に向かって移動することにより前記相手側ハウジングと非係合状態となる構成にしてもよい。
このような構成によると、閉止用係合部が光接続部材側に移動して最終的には、相手側ハウジングと非係合状態となるから、両ハウジングの離脱が完了するまで閉止用係合部が相手側ハウジングと係合している場合に比べて、離脱抵抗を低減させることができる。
前記ハウジングと前記相手側ハウジングとがと嵌合する過程において、前記開放用係合部は前記光接続部材側に向かって移動することにより前記相手側ハウジングと非係合状態となる構成にしてもよい。
このような構成によると、開放用係合部が光接続部材側に移動して最終的には、相手側ハウジングと非係合状態となるから、両ハウジングの嵌合が完了するまで開放用係合部が相手側ハウジングと係合している場合に比べて、嵌合抵抗を低減させることができる。
前記シャッタが前記開放位置に移動して前記開放用係合部が前記相手側ハウジングと非係合状態になると、前記閉止用係合部は前記ハウジングの外面よりも外方に向かって突出して前記相手側ハウジングと係合可能状態となり、前記シャッタが前記閉止位置に移動して前記閉止用係合部が前記相手側ハウジングと非係合状態になると、前記開放用係合部は前記ハウジングの外面よりも外方に向かって突出して前記相手側ハウジングと係合可能状態となる構成にしてもよい。
このような構成によると、両ハウジングを嵌合させることにより、閉止用係合部が相手側ハウジングと必ず係合可能状態となり、両ハウジングを離脱させることにより、開放用係合部が相手側ハウジングと必ず係合可能状態となる。これにより、相手側ハウジングと係合可能となる位置に開放用係合部や閉止用係合部を予めセットしておく必要がなく、両ハウジングを嵌合および離脱させる際に、確実にシャッタを開閉させることができる。
前記開放用係合部および前記閉止用係合部は、前記シャッタの板面に突設されており、前記シャッタは、前記ハウジングに設けられたシャッタ収容部に収容可能とされており、前記シャッタには、前記シャッタを板厚方向に付勢して、前記シャッタを前記シャッタ収容部の内壁に向かって押しつける付勢部が設けられている構成としてもよい。
例えば、シャッタがシャッタ収容部内においてがたつきをもって収容されていると、シャッタの板厚方向における開放用係合部や閉止用係合部の位置が正確に定まらず、開放用係合部および閉止用係合部と相手側ハウジングとの係合が不安定となって、シャッタを円滑に移動させることができなくなる虞がある。ところが、上記の構成によると、付勢部によってシャッタを板厚方向に付勢して、シャッタをシャッタ収容部の内壁に向かって押しつけることができるので、シャッタの板厚方向における開放用係合部や閉止用係合部の位置を正規の位置に位置決めすることができる。これにより、開放用係合部および閉止用係合部と相手側ハウジングとを安定して係合させて、シャッタの開閉動作を円滑に行うことができる。
また、本発明は、前記相手側光コネクタと、前記光コネクタとを備えた光コネクタ対であって、前記相手側光コネクタには、前記ハウジングを内部に収容するフード部が設けられており、前記フード部の内壁には、前記閉止用係合部が係合する係合面が形成されており、前記係合面は、前記フード部の開口縁に向かうほど前記フード部の内側に向かって傾斜した形態とされており、前記シャッタは、前記閉止用係合部が前記係合面によって前記光接続部材側に向かって押圧されることにより前記閉止位置に向かって移動する構成にしてもよい。
このような構成によると、両ハウジングが離脱する際に、閉止用係合部が係合面によって徐々に内側に向かって押圧されて、シャッタを閉止位置に向かって徐々に移動させることができる。つまり、勢いよく閉止されるシャッタに比べて、シャッタにかかる負担を軽減することができ、シャッタやシャッタ周辺の部材が損傷することを防ぐことができる。
前記フード部の開口縁寄りの位置には、前記係合面よりも前記フード部の内部空間側に突出する突出部が形成されている構成にしてもよい。
このような構成によると、両ハウジングが離脱する最終段階において閉止用係合部と突出部との係合代を大きくすることができ、シャッタを確実に閉止位置へ移動させることができる。
本発明によれば、部品点数を増加させることなく、両コネクタの嵌合および離脱に伴ってシャッタを開閉することができる。
光コネクタと相手側光コネクタとが嵌合する前の状態を示す断面図 ハウジングが相手側光コネクタのフード部内に浅く嵌合された状態を示す断面図であって、シャッタの開放用係合部がフード部の開口縁に当接した状態を示す断面図 ハウジングが相手側光コネクタのフード部内に半分程度嵌合された状態を示す断面図であって、シャッタが開放位置に配された状態を示す断面図 光コネクタと相手側光コネクタとが正規嵌合した状態を示す断面図 相手側光コネクタのフード部からハウジングが離脱する過程を示す断面図であって、シャッタの閉止用係合部とフード部の係合面とが係合した状態を示す断面図 相手側光コネクタのフード部からハウジングが離脱する過程を示す断面図であって、シャッタの閉止用係合部が突出部の係止面と係合した状態を示す断面図
<実施形態>
本発明の実施形態について図1乃至図6を参照して説明する。
本実施形態は、車両に搭載される光通信用の光コネクタ対10を例示しており、この光コネクタ対10は、光コネクタ20と相手側光コネクタ40とを備えて構成されている。なお、以下の説明において、前後方向については両コネクタ20,40の嵌合方向を基準とし、互いに嵌合する側を前側として説明する。また、説明の便宜上、両コネクタ20,40の嵌合および離脱過程の図面として図3を使用している。
(光コネクタ20)
光コネクタ20は、前後方向に長いハウジング20Aと、ハウジング20Aに沿うように前後方向にスライドするシャッタ50とを備えて構成されている。ハウジング20Aは、合成樹脂製であって、図1に示すように、略直方体状をなすハウジング本体21と、ハウジング本体21の後方に形成された覆い部22とを備えて構成されている。
ハウジング本体21の内部には、前後方向に開口する円孔形状のキャビティ23が幅方向に横並びに一対形成されている。一対のキャビティ23は、両キャビティ23間に形成された前後方向に延びる隔壁24を中心に線対称な形状とされており、各キャビティ23内には、フェルール25がハウジング本体21の後方から収容されている。
フェルール25は、光コードWの端末においてシースが皮剥されて露出した図示しない光ファイバに外嵌されて、接着剤などの公知の方法によって光ファイバに固着されている。また、フェルール25は、前後方向に細長い形状をなしており、フェルール25の前後方向略中央部には、全周に亘って張り出すフランジ部25Aが形成されている。そして、フランジ部25Aがキャビティ23内に設けられた前止まり部23Aに前方から係止されると共に、図示しない保持機構によって保持されることで、フェルール25がキャビティ23内に抜止された状態で保持されている。また、フェルール25が装着された光ファイバからは、図1および図3に示すように、出射光Lが前方に向かって出射されるようになっている。
ハウジング本体21の幅方向両側には、シャッタ50を収容可能な一対のシャッタ収容部26が形成されている。一対のシャッタ収容部26は、何れもハウジング本体21の幅方向両側に位置するハウジング外側面21Aからフェルール25側である内側に向かって凹んだ形態をなしており、隔壁24を中心に線対称な形状とされている。また、シャッタ収容部26は、ハウジング本体21の前後方向略中央部よりも前側部分が前側収容部27とされ、ハウジング本体21の前後方向略中央部よりも後側部分が後側収容部28とされている。
前側収容部27は、キャビティ23におけるフェルール25よりも前側の部分を幅方向に横断した形態とされている。このため、キャビティ23は、シャッタ収容部26の後面に開口し、シャッタ収容部26の内部空間とキャビティ23の内部空間とは連通した状態となっている。
前側収容部27の後面は、ハウジング外側面21Aの前後方向略中央部の位置から前側に張り出すように円弧状に延びて隔壁24の前端部まで延びた支持曲面27Aとされ、前側収容部27の前面は、隔壁24における支持曲面27Aよりも僅かに前方の位置から幅方向外側に向かって真っ直ぐ延びた面とされている。つまり、前側収容部27は、ハウジング外側面21Aに前後方向に大きく開口されており、前方に向かうほど幅方向の深さ寸法が大きくなっている。また、支持曲面27Aは、キャビティ23内に収容されたフェルール25から出射される出射光Lと交差した形態とされている。
後側収容部28は、前方から後方に向かうほどフェルール25側に向かって斜め後方に真っ直ぐ延びるように形成されており、ハウジング本体21の幅方向両側の外部空間とキャビティ23の内部空間とを連通させる形態をなしている。後側収容部28の前部は、ハウジング外側面21Aにおける前後方向略中央部の位置から覆い部22の前端部の位置までの間に前後方向に大きく開口されており、後方に向かうほど幅方向の深さ寸法が大きくなっている。
覆い部22は、ハウジング本体21の後端部において幅方向外側に向かって突出すると共に、ハウジング本体21の後端から後方に突出した形態をなし、ハウジング本体21から後方に引き出される一対の光コードWの幅方向両側を覆っている。これにより、フェルール25と光コードWとの接続部分が保護されている。
(シャッタ50)
一対のシャッタ50,50は、金属板材をプレス加工することにより板状に形成されており、各シャッタ50は、幅方向に弾性変形可能な弾性部51と、弾性部51の後方に連なって形成された基部52とを備えて構成されている。また、シャッタ50は、図1および図2に示すように、フェルール25の前方に弾性部51が進入して、フェルール25から出射される出射光Lを遮る閉止位置と、図3および図4に示すように、弾性部51がフェルール25の前方から退避してフェルール25の前方を開放する開放位置との間を前後方向にスライド可能とされている。
弾性部51は、図1に示すように、シャッタ50が閉止位置に配された状態では自然状態となっており、弾性部51が自然状態にあるときには、ハウジング外側面21Aの前後方向略中央部から隔壁24に向けて前側収容部27の支持曲面27Aに沿うように円弧状に延びた形態となっている。このため、一対のシャッタ50が閉止位置に配されると、両弾性部51は、隔壁24の前端部を挟んで互いに突き合わせるように配される。
また、弾性部51は、閉止位置に配された状態では、前側収容部27の支持曲面27Aによって内側から支持され、前側収容部27の支持曲面27Aに開口されたキャビティ23を塞いだ状態となる。これにより、フェルール25が収容されたキャビティ23内に外部から塵埃が侵入することを防ぐことができると共に、フェルール25から出射される出射光Lが外部に漏れることを防ぐことができるようになっている。
また、シャッタ50が後方にスライドして閉止位置から開放位置へ至る過程において、弾性部51は、支持曲面27Aに沿うようにして後方にスライドし、弾性部51の後端部が支持曲面27Aによって幅方向外側に向かって押圧されることで弾性部51の前端部がフェルール25から離れる方向(板厚方向)に弾性変形する。そして、シャッタ50が開放位置に至ると、図3に示すように、弾性部51がハウジング本体21のハウジング外側面21Aとほぼ平行状態となる。これにより、フェルール25の前方が完全に開放され、フェルール25が後述する相手側光コネクタ40の相手側フェルール46と対向状態となる。
基部52は、平板状をなし、シャッタ50が閉止位置に配された状態では、図1および図2に示すように、後側収容部28の前側半分の位置に収容されている。また、基部52は、後側収容部28の幅方向内側に位置する内側内壁28Aに基部52の板面を沿わせるようにして後側収容部28に収容されている。基部52の後端部には、後側収容部28の内側内壁28Aに基部52を付勢する付勢部29が設けられている。
付勢部29は、基部52の後端を幅方向外側に向かって折り返して形成されており、後側収容部28の幅方向外側に位置する外側内壁28Bを押圧することで後側収容部28の内側内壁28Aに基部52を密着させるように付勢している。これにより、基部52が後側収容部28内において板厚方向にがたつかないように位置決めされている。
また、シャッタ50が後方にスライドして閉止位置から開放位置へ至る過程では、基部52は後側収容部28の内側内壁28Aに沿って後方にスライドし、シャッタ50が開放位置に至ると、図3に示すように、基部52は後側収容部28の後側半分に配されて、開放位置に配されたときに比べて幅方向内側(フェルール25側)に配された状態となる。
(相手側光コネクタ40)
相手側光コネクタ40は、合成樹脂製の相手側ハウジング40Aを備えている。相手側ハウジング40Aは、図1に示すように、前後方向に長い略直方体状をなしている。相手側ハウジング40Aは、光コネクタ20のハウジング20Aを前方から内部に収容可能なフード部41と、フード部41の奥壁41Aに形成された一対の筒部42とを備えて構成されている。
フード部41は前方に向かって開口した形態をなしており、両コネクタ20,40が正規の嵌合状態に至ると、図4に示すように、フード部41内にハウジング20Aがほぼ完全に収容されて嵌合されるようになっている。また、フード部41における幅方向両側に位置する開口縁部には、フード部41の内側に向かって突出する一対の突出部43が形成されている。一対の突出部43の突出端面43Bは互いに対向した配置とされ、突出部43の後面は、フード部41の内側に向かって切り立つように形成されることで両コネクタ20,40の嵌合方向と略直交する係止面43Aとされている。
一対の突出部43の幅方向の間隔は、ハウジング20Aの覆い部22の幅寸法とほぼ同じに設定されており、図4に示すように、フード部41内にハウジング20Aが収容されると、覆い部22の幅方向両側に位置する覆い部外側面22Aが一対の突出部43の突出端面43Bに近接して配されるようになっている。
また、フード部41の幅方向両側に位置する両内側面は、突出部43の係止面43Aにおける幅方向外側の端部からやや後方に真っ直ぐ延びた後、後方に向かうほど幅方向外側に向かって傾斜する係合面44を有して、係合面44の後端部から後方に真っ直ぐ延びる非係合面45を有した形態とされている。言い換えると、係合面44は、フード部41の開口縁に向かうほどフード部41の内側に向かって傾斜した形態をなしている。また、両非係合面45の間の距離は、一対の突出部43の突出端面43B間の距離よりも僅かに大きく設定されている。
一対の筒部42は円筒状をなし、フード部41の奥壁41Aにおいて幅方向に並んで形成されている。また、各筒部42は、フード部41の奥壁41Aから前方に突出しており、各筒部42の前後方向略中央部よりも後側の部分には、相手側フェルール46が後方からそれぞれ収容されている。相手側フェルール46は、ハウジング20Aのフェルール25と同様に、光コードWの端末においてシースが皮剥されて露出した図示しない光ファイバに外嵌されて、接着剤などの公知の方法によって光ファイバに装着されている。相手側フェルール46は、前後方向に細長い形状をなしており、相手側フェルール46の前後方向略中央部には、全周に亘って張り出すフランジ部46Aが形成されている。そして、フランジ部46Aが筒部42によって前方から係止されると共に、相手側ハウジング40Aに設けられた図示しない保持機構によって保持されることで、相手側フェルール46が筒部42内に抜止された状態で保持されている。
また、各筒部42は、両コネクタ20,40が正規の嵌合状態に至って、ハウジング20Aがフード部41内に嵌合されると、図4に示すように、ハウジング本体21のキャビティ23の前側部分にそれぞれ収容され、ハウジング20Aのフェルール25が筒部42内にそれぞれ収容されるようになっている。そして、フェルール25の軸心と相手側フェルール46の軸心とが一致するように互いに突き合わされることで、フェルール25と相手側フェルール46とが光学的に接続され、フェルール25から出射される出射光Lが相手側フェルール46の光ファイバに伝えられるようになっている。なお、本願明細書において図示省略されているが、例えばハウジング本体21内において、フェルール25がコイルばねなどの付勢部材によって前方に付勢されており、フェルール25が相手側フェルール46に突き当たって当接位置が前後方向に調整されることで、フェルール25と相手側フェルール46とが接続されるようになっている。
さて、シャッタ50の基部52には開放用係合部53がそれぞれ形成されており、シャッタ50の弾性部51には閉止用係合部54がそれぞれ形成されている。
(開放用係合部53)
開放用係合部53は、基部52の一部を切り起こすことで形成されており、図1に示すように、基部52の幅方向外側に位置する外面から外方に向かって三角状に突出した形態をなしている。なお、本実施形態において、開放用係合部53は、基部52を切り起こして形成しているが、これに限らず、別体の開放用係合部を溶接などにより基部に固定してもよく、基部を屈曲させるなど種々の公知の方法によって開放用係合部を形成してもよい。
また、開放用係合部53は、基部52の前端部に配されており、シャッタ50が閉止位置に配されたときには、図1に示すように、開放用係合部53のほぼ全体が後側収容部28から幅方向外側に向かって突出して、開放用係合部53の突出端53Aがハウジング20Aの覆い部22における覆い部外側面22Aよりも幅方向外側に配された状態となるように設定されている。このため、ハウジング20Aと相手側ハウジング40Aとを嵌合させる過程(光コネクタ20と相手側光コネクタ40とを嵌合させる過程)において、一対の開放用係合部53はフード部41の一対の突出部43に前方から係合し、突出部43によって開放用係合部53を後方に向かって押圧することで、閉止位置(図2参照)から開放位置(図3参照)までシャッタ50を後方にスライドさせることができるようになっている。
そして、シャッタ50が後方にスライドして開放位置に至り、図3に示すように、基部52が後側収容部28の後側半分に配されてハウジング本体21のハウジング外側面21Aの位置よりも幅方向内側に配されると、開放用係合部53は、その基端部が後側収容部28に収容されることで幅方向内側に移動し、開放用係合部53の突出端53Aが幅方向において覆い部外側面22Aとほぼ同じ位置に配される。
一方、両ハウジング20A,40Aを離脱させる過程では、シャッタ50が開放位置に配されて、図3に示すように、開放用係合部53の突出端53Aが幅方向において覆い部外側面22Aとほぼ同じ位置に配されるようになっているから、開放用係合部53と突出部43とを係合させることなく、両ハウジング20A,40Aを離脱させることができるようになっている。
(閉止用係合部54)
閉止用係合部54は、弾性部51の一部を切り起こすことで形成されており、図1に示すように、弾性部51の幅方向外側に位置する外面から外方に向かって三角状に突出した形態をなしている。なお、本実施形態において、閉止用係合部54は、弾性部51を切り起こして形成しているが、これに限らず、別体の閉止用係合部を溶接などにより弾性部に固定してもよく、弾性部を屈曲させるなど種々の公知の方法によって閉止用係合部を形成してもよい。
また、閉止用係合部54は、弾性部51の前後方向略中央部に配されており、シャッタ50が閉止位置に配されたときには、図1に示すように、閉止用係合部54全体が前側収容部27内に収容され、閉止用係合部54の突出端54Aがハウジング本体21のハウジング外側面21Aよりも内側に配された状態となるように設定されている。
また、シャッタ50が後方にスライドして閉止位置から開放位置へ至る過程において弾性部51が弾性変形してハウジング外側面21Aとほぼ平行な状態になると、閉止用係合部54は、ハウジング外側面21Aから突出し、覆い部22の覆い部外側面22Aよりも外方に突出する。そして、両ハウジング20A,40Aが半分程度嵌合されて、両閉止用係合部54がフード部41の両非係合面45の間に配された状態になると、図3に示すように、閉止用係合部54は覆い部外側面22Aよりも外方に突出し、両閉止用係合部54の突出端54A間の距離がフード部41の両非係合面45の間の距離とほぼ同じとなるように設定されている。これにより、両ハウジング20A,40Aを嵌合させる際に、両閉止用係合部54がフード部41に当接することなく両非係合面45の間を通過するようになっている。
一方、両ハウジング20A,40Aを離脱させる過程では、図3に示すように、一対の閉止用係合部54は両非係合面45と係合することなく後方に移動し、両閉止用係合部54が両係合面44の間に配されると、閉止用係合部54と係合面44とが当接して係合する。そして、この状態からさらに両ハウジング20A,40Aを離脱させると、図5に示すように、閉止用係合部54が係合面44によって徐々に前側収容部27側に向かって押圧され、開放位置から閉止位置までシャッタ50を徐々に前方にスライドさせることができるようになっている。
そして、シャッタ50が閉止位置に至る直前までスライドすると、図6に示すように、閉止用係合部54が突出部43の係止面43Aにしっかりと係合し、シャッタ50を閉止位置に向かって移動させて、弾性部51を弾性復帰させることで、シャッタ50を確実に閉止位置に至らしめることができる。すなわち、両ハウジング20A,40Aが完全に離脱する前にシャッタ50を閉止位置に移動させて、閉止用係合部54と突出部43とを非係合状態とすることで、両ハウジング20A,40Aを円滑に離脱させることができるようになっている。
(作用および効果)
本実施形態の光コネクタ対10は、以上のような構成であって、次に、光コネクタ20と相手側光コネクタ40とが嵌合および離脱する際のシャッタ50の動作について、簡単に説明すると共に、その作用および効果について説明する。
光コネクタ対10において、光コネクタ20と、相手側光コネクタ40とが嵌合前の状態では、図1に示すように、光コネクタ20のシャッタ50は、閉止位置に配されており、弾性部51が前側収容部27の支持曲面27Aによって内側から支持されると共に、弾性部51がシャッタ収容部26の前側収容部27に収容されている。これにより、前側収容部27内に開口したキャビティ23が弾性部51によって塞がれ、外部に出射光Lが漏れることが抑制されると共に、外部から塵埃がキャビティ23内へ侵入することが抑制されている。また、光コネクタ20のハウジング20Aが相手側光コネクタ40のフード部41内に収容される前の状態において、閉止用係合部54全体が前側収容部27内にそれぞれ収容されているから、閉止用係合部54に他の部材が接触するなどして閉止用係合部54が破損することを防ぐことができるようになっている。
次に、図1に示すように、光コネクタ20と相手側光コネクタ40とを向かい合わせに配置し、相手側ハウジング40Aのフード部41内にハウジング20Aのハウジング本体21を挿入して両ハウジング20A,40Aを嵌合させる。このとき、両閉止用係合部54は、図2に示すように、前側収容部27にそれぞれ収容されているから、フード部41の開口縁における一対の突出部43などに一対の閉止用係合部54を当接させることなく両ハウジング20A,40Aを嵌合させることができる。
また、フード部41内にハウジング本体21が半分程度挿入されると、図2に示すように、一対の開放用係合部53がフード部41の一対の突出部43に前方から係合して、突出部43によって開放用係合部53が後方に向かって押圧されることで、閉止位置に配されたシャッタ50(図2参照)が開放位置(図3参照)まで後方にスライドする。すなわち、従来の光コネクタによると、シャッタを付勢するばね部材が必要であり、部品点数が増加して、シャッタの開閉構造が複雑化すると共に、組立工数が増加することで光コネクタの生産コストが高くなってしまうところ、本実施形態によると、フード部41の突出部43と開放用係合部53とを係合させることで、シャッタ50を開放位置にスライドさせることができる。これにより、シャッタ50を開閉するための部品点数を少なくしてシャッタ50の開閉構造を小型化かつ簡素化することができ、光コネクタ20の製造コストを低減させることができる。ひいては、光コネクタ対10を小型化することができると共に、光コネクタ対10の製造コストを低減させることができる。
また、シャッタ50が閉止位置から開放位置に至る過程において、開放用係合部53は、図3に示すように、ハウジング本体21のハウジング外側面21Aの位置よりも幅方向内側(フェルール25側)に移動し、開放用係合部53の突出端53Aが幅方向において覆い部22の覆い部外側面22Aとほぼ同じ位置に配される。つまり、両ハウジング20A,40Aが正規の嵌合状態に至る過程において、開放用係合部53は突出部43と非係合状態となり、両ハウジング20A,40Aを円滑に嵌合させることができるようになっている。これにより、例えば、両ハウジングの嵌合が完了するときまで開放用係合部と突出部とが係合している場合に比べて、両ハウジング20A,40Aの嵌合抵抗を低減させることができる。
また、本実施形態では、基部52が付勢部29によって後側収容部28の内側内壁28Aに付勢されて基部52が幅方向(板厚方向)に位置決めされているから、開放用係合部53および閉止用係合部54の幅方向の位置を正規の位置に位置決めすることができる。つまり、開放用係合部53および閉止用係合部54と突出部43とを安定して係合させることができる。これにより、例えば、基部が後側収容部内においてがたつきをもって収容されていることで開放用係合部および閉止用係合部の幅方向の位置が正確に定まらず、開放用係合部および閉止用係合部と突出部とを安定して係合させることができないものに比べて、シャッタ50の開閉動作を円滑に行うことができる。
また、本実施形態では、シャッタ50が閉止位置から開放位置へ至る過程において、閉止用係合部54は、図3または図4に示すように、覆い部22の覆い部外側面22Aよりも外方に突出し、両閉止用係合部54の突出端54A間の距離がフード部41内における両非係合面45の間の距離とほぼ同じとなる。これにより、両ハウジング20A,40Aが正規の嵌合状態に至る過程において、両閉止用係合部54がフード部41に当接することなく両非係合面45の間を通過し、両ハウジング20A,40Aを円滑に嵌合させることができる。
最後に、シャッタ50が開放位置に配された状態で、ハウジング20Aがフード部41内に嵌合され、図4に示すように、両コネクタ20,40が正規嵌合状態に至ることで、フェルール25と相手側フェルール46とが光学的に接続される。
次に、正規に嵌合された両コネクタ20,40を離脱させるには、図3に示すように、相手側ハウジング40Aのフード部41からハウジング20Aを引き出して両ハウジング20A,40Aを離脱させる。このとき、一対の閉止用係合部54は両非係合面45と係合することなく後方に移動し、両閉止用係合部54が両係合面44の間に配されると、閉止用係合部54と係合面44とが当接して係合する。ここから、さらに両ハウジング20A,40Aを離脱させることで、図5に示すように、係合面44によって閉止用係合部54が徐々に前側収容部27内に向かって押圧され、シャッタ50を開放位置から閉止位置に向かって徐々に移動させることができる。これにより、開放位置から閉止位置に向かって勢いよく移動するシャッタに比べて、シャッタ50にかかる負担を軽減することができ、シャッタ50やシャッタ収容部26が損傷することを防ぐことができる。
また、シャッタ50が閉止位置に至る直前では、図6に示すように、閉止用係合部54が突出部43の係止面43Aにしっかりと係合して、シャッタ50を閉止位置に向かって移動させ、弾性部51を弾性復帰させることでシャッタ50を閉止位置に至らしめることができる。すなわち、両ハウジング20A,40Aが離脱する過程において、突出部43の係止面43Aと閉止用係合部54との係合代を大きくし、シャッタ50を確実に閉止位置へ移動させることができる。
また、両ハウジング20A,40Aが完全に離脱する前に、突出部43の係止面43Aと閉止用係合部54とが係合してシャッタ50が確実に閉止位置に配されるから、例えば、両ハウジングの離脱が完了する時点まで閉止用係合部と突出部とが係合している場合に比べて、両ハウジング20A,40Aの離脱抵抗を低減させることができ、両ハウジング20A,40Aを円滑に離脱させることができる。
また、両ハウジング20A,40Aを離脱させる過程において、開放用係合部53の基端部が後側収容部28に収容されて、開放用係合部53の突出端53Aが幅方向において覆い部22における覆い部外側面22Aとほぼ同じ位置に配されるから、図3に示すように、開放用係合部53と突出部43とを係合させることなく、両ハウジング20A,40Aを離脱させることができる。これにより、両ハウジングを離脱させる際に、開放用係合部と突出部とが係合する場合に比べて、両ハウジング20A,40Aの離脱抵抗を低減させることができるようになっている。
最後に、シャッタ50が閉止位置に配された状態で、フード部41からハウジング20Aが完全に離脱することで、光コネクタ20と相手側光コネクタ40とが離脱状態となる。
以上のように、本実施形態の光コネクタ対10によると、両コネクタ20,40を嵌合させる嵌合動作に伴って、一対の開放用係合部53と一対の突出部43とを係合させて一対のシャッタ50を開放位置に移動させることができ、両コネクタ20,40を離脱させる離脱動作に伴って、一対の閉止用係合部54と一対の係合面44および一対の突出部43とを係合させて一対のシャッタ50を閉止位置に移動させることができる。これにより、シャッタを付勢するばね部材などを別途設けてシャッタを開閉する場合に比べて、シャッタ50の構造を小型化かつ簡素化し、光コネクタ対10の製造コストを低減させることができる。
また、本実施形態によると、両ハウジング20A,40Aを嵌合させると、一対の閉止用係合部54が一対の突出部43と必ず係合可能状態となり、両ハウジング20A,40Aを離脱させると、一対の開放用係合部53が一対の係合面44および一対の突出部43と必ず係合可能状態となる。これにより、突出部43や係合面44と係合する位置に開放用係合部53や閉止用係合部54を予めセットしておく必要がなく、両ハウジング20A,40Aを嵌合および離脱させる際に、確実にシャッタ50を開閉させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、開放用係合部53や閉止用係合部54を三角状に構成したが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、開放用係合部や閉止用係合部を板状や丸みを帯びた形状に構成してもよい。
(2)上記実施形態では、閉止位置において閉止用係合部54全体が前側収容部27に収容される構成としたが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、閉止位置において閉止用係合部の突出端がハウジング外側面から外方に突出する構成でもよい。
(3)上記実施形態では、基部52を付勢部29によって後側収容部28の内側内壁28Aに付勢するに構成したが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、基部を付勢部によって後側収容部の外側内壁に付勢することで開放用係合部および閉止用係合部の幅方向の位置を位置決めするように構成してもよい。
(4)上記実施形態では、ハウジング本体21内に一対のキャビティ23を構成したが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、ハウジング本体内に1つや3つ以上のキャビティを構成してもよい。
(5)上記実施形態では、シャッタ50を幅方向に弾性変形させる構成としたが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、シャッタを上下方向に弾性変形させる構成にしてもよい。
10:光コネクタ対
20:光コネクタ
20A:ハウジング
25:フェルール(光接続部材)
29:付勢部
40:相手側光コネクタ
40A:相手側ハウジング
41:フード部
43:突出部
44:係合面
50:シャッタ
53:開放用係合部
54:閉止用係合部

Claims (7)

  1. 相手側光コネクタと嵌合可能な光コネクタであって、
    光接続部材を内部に収容して前記相手側光コネクタに設けられた相手側ハウジングに前方から嵌合されるハウジングと、
    前記光接続部材の前方を開放する開放位置と前記光接続部材の前方に進入する閉止位置との間を前記ハウジングに沿うように前後方向に移動する板状のシャッタとを備え、
    前記シャッタには、開放用係合部と閉止用係合部とが設けられており、
    前記開放用係合部は、前記ハウジングと前記相手側ハウジングとが嵌合する際に、前記相手側ハウジングに係合して前記シャッタを前記開放位置に移動させ、
    前記閉止用係合部は、前記ハウジングと前記相手側ハウジングとが離脱する際に、前記相手側光コネクタに係合して前記シャッタを前記閉止位置に移動させる光コネクタ。
  2. 前記ハウジングと前記相手側ハウジングとが離脱する過程において、前記閉止用係合部は前記光接続部材側に向かって移動することにより前記相手側ハウジングと非係合状態となる請求項1記載の光コネクタ。
  3. 前記ハウジングと前記相手側ハウジングとが嵌合する過程において、前記開放用係合部は前記光接続部材側に向かって移動することにより前記相手側ハウジングと非係合状態となる請求項1または請求項2記載の光コネクタ。
  4. 前記シャッタが前記開放位置に移動して前記開放用係合部が前記相手側ハウジングと非係合状態になると、前記閉止用係合部は前記ハウジングの外面よりも外方に向かって突出して前記相手側ハウジングと係合可能状態となり、
    前記シャッタが前記閉止位置に移動して前記閉止用係合部が前記相手側ハウジングと非係合状態になると、前記開放用係合部は前記ハウジングの外面よりも外方に向かって突出して前記相手側ハウジングと係合可能状態となる請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の光コネクタ。
  5. 前記開放用係合部および前記閉止用係合部は、前記シャッタの板面に突設されており、
    前記シャッタは、前記ハウジングに設けられたシャッタ収容部に収容可能とされており、
    前記シャッタには、前記シャッタを板厚方向に付勢して、前記シャッタを前記シャッタ収容部の内壁に向かって押しつける付勢部が設けられている請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の光コネクタ。
  6. 前記相手側光コネクタと、請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の前記光コネクタとを備えた光コネクタ対であって、
    前記相手側光コネクタには、前記ハウジングを内部に収容するフード部が設けられており、
    前記フード部の内壁には、前記閉止用係合部が係合する係合面が形成されており、
    前記係合面は、前記フード部の開口縁に向かうほど前記フード部の内側に向かって傾斜した形態とされており、
    前記シャッタは、前記閉止用係合部が前記係合面によって前記光接続部材側に向かって押圧されることにより前記閉止位置に向かって移動する光コネクタ対。
  7. 前記フード部の開口縁寄りの位置には、前記係合面よりも前記フード部の内部空間側に突出する突出部が形成されている請求項6記載の光コネクタ対。
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