JP2014084898A - コンロッド - Google Patents

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Abstract

【課題】大端部2aにベアリングキャップ9がねじ(10,2d)で締結される構成のコンロッド2において、コンロッドローカスを可及的に小さくする。
【解決手段】ねじは、ベアリングキャップ9の側から締め付け操作工具が係合される工具係合部(12)を有する。この工具係合部(12)においてベアリングキャップ9の長手方向中心から最も遠い部位に、ベアリングキャップ9からの高さを低くするためのカット部13が設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、内燃機関(エンジン)に用いられるコンロッド(コネクティングロッド)に関する。
例えば特許文献1に示すように、コンロッドの大端部は、クランクシャフトのクランクピンに取り付けられる。この取り付け形態を説明する。
コンロッドの半リング状の大端部と半リング状のベアリングキャップとでクランクピンを挟み、前記大端部とベアリングキャップとをねじで締結する。
この締結に用いるねじの形態としては、ねじ軸部の軸方向一端に頭部を設けた形状のボルトとされる。このボルトの頭部は、その外周面が締め付け操作工具(メガネレンチやスパナなど)が係合されるように多角面形状に形成されている。この頭部が工具係合部となる。
ベアリングキャップにおいてその凹部の外側2ヶ所(長手方向両端側)には、前記ボルトが挿通される貫通孔が設けられている。コンロッドの大端部においてその凹部の外側2ヶ所には、前記ボルトが螺合されるねじ孔が設けられている。
そして、大端部にベアリングキャップを突き合わせておいて当該ベアリングキャップの貫通孔にボルトのねじ軸を挿通し、このねじ軸を前記大端部のねじ孔にねじ込む。これにより、ボルトの頭部がベアリングキャップの外側に配置される。
特開平7−293546号公報(例えば図5、図1、図6参照) 実開昭62−60720号公報
上記特許文献1に係る従来例には、コンロッドローカスを小さくするという記載は見られないので、そのような技術思想を窺い知ることはできない。
前記コンロッドローカス(本願の図1および図2の符号100参照)とは、コンロッドを製造または使用する業界において公知であるが、エンジン運転に伴いコンロッドが上下動する過程においてクランクシャフトの回転軸心(クランクジャーナルの回転軸心)から最も離れた部位の移動軌跡で表される。このコンロッドローカスの下側領域(本願の図1および図2の符号101,102参照)は、クランクジャーナルの回転軸心からベアリングキャップ側の最も遠い部位(ボルトの頭部の頂面側角部)の移動軌跡で表される。
一般に、前記コンロッドが前記周辺部位に干渉しないように、前記コンロッドローカスに基づいてコンロッドの周辺部位(シリンダブロックやクランクケースなど)の形状やサイズを設計する必要がある。
エンジンをコンパクト化するには前記コンロッドローカスを可及的に小さくすればよいのであるが、どのようにして小さくするかについて、本願発明者が鋭意研究した結果、次のような知見を得るに至った。
つまり、上記特許文献1の図5に示すような構造の場合、コンロッドのベアリングキャップを締結するためのボルトの頭部の外周面が六角面形状になっていて、このボルトの頭部の頂面側角部が、クランクジャーナルの回転軸心からベアリングキャップの大端部側の最も遠い部位になる。
このことから、本願発明者は、コンロッドローカスを可及的に小さくするにあたって、前記ボルトの頭部の頂面側角部を引っ込めるように工夫すればよいという知見を得たので、発明を完成するに至ったのである。
したがって、本発明は、大端部にベアリングキャップがねじで締結される構成のコンロッドにおいて、コンロッドローカスを可及的に小さくすることを目的としている。
本発明は、大端部にベアリングキャップがねじで締結される構成のコンロッドであって、前記ねじは、前記ベアリングキャップの側から締め付け操作工具が係合される工具係合部を有し、このねじの工具係合部において前記ベアリングキャップの長手方向中心から最も遠い部位に、前記ベアリングキャップからの高さを低くするためのカット部が設けられている、ことを特徴としている。
この構成では、カット部を設けているから、クランクシャフトの回転軸心(クランクジャーナルの回転軸心)からベアリングキャップ側の最も遠い部位までの距離(回転半径)が、前記カット部を設けていない場合に比べて短くなる。
これにより、コンロッドローカスの下側領域(ベアリングキャップ側に位置するねじの工具係合部において最も外側に突出する部位の移動軌跡)が、カット部を設けない場合に比べてクランクジャーナルの回転軸心側へ後退するようになるので、コンロッドローカスが小さくなる。その結果、本発明に係るコンロッドの使用対象となるエンジンをコンパクト化することが可能になる。
好ましくは、前記カット部は、前記ねじの軸方向に沿う高さが低くなる段差形状とされる。ここでは、前記カット部の形状を具体的に特定しており、この特定により本発明の実施形態を明確にすることができる。
好ましくは、前記ねじは、ねじ軸部の軸方向一端に頭部を設けたボルトと、前記大端部に設けられるねじ孔とで構成され、前記ボルトは、そのねじ軸部の先端側が前記ベアリングキャップの貫通孔を突き抜けて前記大端部のねじ孔にねじ込まれることで、前記頭部が前記ベアリングキャップ側に配置されるものであり、前記頭部は、その外周面が多角面形状とされることで前記工具係合部とされる。ここでは、前記ねじの形態を具体的に特定しており、この特定により本発明の実施形態を明確にすることができる。
好ましくは、前記カット部は、前記頭部の頂面側の円周所定領域に前記ねじ軸の軸方向に沿う高さを低くするような段差形状とされる。ここでは、前記カット部の形状を具体的に特定しており、この特定により本発明の実施形態を明確にすることができる。
本発明に係るコンロッドにおいて、前記ねじは、軸方向一端側が前記大端部に植え込まれるスタッドボルトと、このスタッドボルトの軸方向他端側に前記ベアリングキャップの貫通孔を挿通した状態で当該ベアリングキャップから突き出る部分に螺合されるナットとを組み合わせた構成とされ、前記ナットは、その外周面が多角面形状とされることで前記工具係合部とされる。ここでは、前記ねじの形態を具体的に特定しており、この特定により本発明の実施形態を明確にすることができる。
本発明に係るコンロッドは、コンロッドローカスを、カット部を設けない場合に比べて小さくすることが可能になる。その結果、本発明に係るコンロッドの使用対象となるエンジンをコンパクト化することが可能になる。
本発明に係るコンロッドを用いるエンジンの一実施形態で、クランクシャフトの軸方向一端側から見た状態を模式的に示す図である。 図1においてコンロッドローカスを説明するための図である。 図1のコンロッドの支持構造を、エンジンの一側から見た状態で示す図である。 図1のコンロッド単体を示す図である。 図4においてコンロッドの大端部からベアリングキャップを離した状態を示す図である。 図4のコンロッドの大端部を斜め下から見上げた状態を拡大して示す斜視図である。 図6においてコンロッドの大端部からベアリングキャップを離した状態を示す斜視図である。 図1から図7においてコンロッド大端部にベアリングキャップを締結するためのボルト単体を拡大して示す斜視図である。 図1から図8に示す実施形態の優位性を説明するための説明図である。 本発明に係るコンロッドの他実施形態で、コンロッドの大端部を斜め下から見上げた状態を拡大して示す斜視図である。 本発明に係るコンロッドのさらに他の実施形態で、コンロッド単体をクランクシャフトの軸方向一端側から見た状態で示す図である。 図11においてコンロッドの大端部からベアリングキャップを離した状態を示す図である。 図11のコンロッドの大端部を斜め下から見上げた状態を拡大して示す斜視図である。 図11から図13に示す実施形態の優位性を説明するための説明図である。 本発明に係るコンロッドのさらに他の実施形態で、コンロッドの大端部を斜め下から見上げた状態を拡大して示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1から図9に、本発明の一実施形態を示している。図示していないエンジンのクランクシャフト1には、コンロッド(コネクティングロッド)2を介してピストン3が支持されている。
ピストン3は、シリンダブロック4のシリンダボア4a内にスライド可能に収納されている。クランクシャフト1は、シリンダブロック4に回転自在に支持されるクランクジャーナル1aと、コンロッド2の大端部2aが回転自在に支持されるクランクピン1bとを備えている。
コンロッド2の小端部2bには、ピストンピン5(図1および図2参照)を介してピストン3が取り付けられている。
クランクジャーナル1aの回転支持部、およびクランクピン1bの回転支持部には、それぞれ2つ割りのベアリング6A,6B,7A,7B(図3参照)が介装されている。
そして、前記エンジンの燃焼室(図示省略)に吸気系や燃料供給系から空気と燃料との混合気を供給し、この燃焼室(図示省略)内の混合気を燃焼、爆発させることによりシリンダボア4a内でピストン3を下死点側にスライドさせて、このピストン3によってコンロッド2を介してクランクシャフト1を回転させる。
コンロッド2の大端部2aには、ベアリングキャップ9が取り付けられている。この大端部2aには、コンロッド2の小端部2b側へ向けて略半円形に凹む軸受座面2cが設けられている。また、ベアリングキャップ9にも略半円形に凹む軸受座面9aが設けられている。
そして、コンロッド2の大端部2aの軸受座面2cとベアリングキャップ9の軸受座面9aとでクランクシャフト1の各クランクピン1bを挟み、大端部2aとベアリングキャップ9とをねじにより締結するようになっている。
このねじの形態については、ボルト10と、大端部2aに設けられるねじ孔2dとで構成されている。
具体的に、ボルト10は、そのねじ軸部11の軸方向一端側に頭部12が設けられたものである。この頭部12は、その外周面が多角面形状とされることで工具係合部とされている。この実施形態では、頭部12が12角とされている。この頭部12に締め付け操作工具(12角のメガネレンチやスパナなど)を係合すれば、この締め付け操作工具でボルト10のねじ締め操作またはねじ緩め操作を行えるようになっている。
大端部2aにおいて軸受座面2cの両側部分(ベアリングキャップ9の当接部分)には、ボルト10がねじ込まれるねじ孔2d,2dが設けられている。このねじ孔2dは貫通された孔であり、その内周面にねじ溝が形成されている。
さらに、ベアリングキャップ9において軸受座面9aの両側部分には、ボルト10のねじ軸部11が挿通される貫通孔9b,9bが設けられている。
そして、コンロッド2の大端部2aの軸受座面2cとベアリングキャップ9の軸受座面9aとでクランクシャフト1の各クランクピン1bを挟み、このベアリングキャップ9の貫通孔9bにボルト10のねじ軸部11を差し入れて貫通孔9bを突き抜けさせて大端部2aのねじ孔2dにねじ込むようになっている。これにより、ボルト10の頭部12がベアリングキャップ9の外側に配置されるようになっている。
この実施形態では、図4から図9に示すように、ボルト10の頭部においてベアリングキャップ9の長手方向中心から最も遠い部位に、ベアリングキャップ9からの高さを低くするためのカット部13を設けている。
このカット部13は、頭部12の頂面側角部の円周所定領域にねじ軸部11の軸方向に沿う高さを低くするような段差形状とされている。
このようなボルト10を用いる場合、エンジン運転中におけるコンロッドローカス100を可及的に小さくすることが可能になる。
コンロッドローカス100とは、コンロッド2を製造または使用する業界において公知であるが、図1および図2に一点鎖線で示すように、エンジン運転に伴いコンロッド2が上下動する過程においてクランクシャフト1の回転軸心(クランクジャーナル1aの回転軸心200)から最も離れた部位の移動軌跡で表される。
このコンロッドローカス100の下側領域101,102は、クランクジャーナル1aの回転軸心200からベアリングキャップ9側の最も遠い部位(ボルト10の頭部12の頂面側角部)の移動軌跡で表される。
このように、ボルト10の頭部12にカット部13を設けた場合、例えば図9に示すように、クランクシャフト1のクランクジャーナル1aの回転軸心200からボルト10の頭部12の頂面側角部までの距離(回転半径)が、ボルト10の頭部12にカット部13を設けた場合の方(r1参照)が当該カット部13を設けない場合(r2参照)に比べて短くなる。
これにより、コンロッドローカス100の下側領域101,102がクランクジャーナル1aの回転軸心200側へ後退するようになるので、当該カット部13を設けない場合に比べてコンロッドローカス100を小さくすることが可能になるのである。
ところで、ボルト10の頭部12に設けているカット部13は、図4および図6に示すように、ベアリングキャップ9の長手方向中心から最も遠い部位に位置させる必要がある。詳しくは、カット部13は、その段壁面(ねじ軸部11の軸方向に平行な壁面)をベアリングキャップ9の長手方向両端面とほぼ平行とするように配置される。
そのように位置決めするためには、ボルト10のねじ軸部11におけるねじ山の数を予め管理しておくとともに、位置の最終的な微調整としては、コンロッド2の大端部2aにベアリングキャップ9を取り付けるときのボルト10の締め付け形態を、公知の「塑性域締め付け」にすることが考えられる。
つまり、ボルト10を大端部2aのねじ孔2dにねじ込んだ後、最終的に規定トルクで締め付けるときに、「塑性域締め付け」としながら、ボルト10の頭部12に設けているカット部13を、図4および図6に示すように、ベアリングキャップ9の長手方向中心から最も遠い部位に位置させるようにすればよい。
以上説明したように本発明を適用した実施形態では、ボルト10の頭部12の頂面側角部にカット部13を設けることによって当該頂面側角部を頂面の中心へ向けて引っ込めるようにすることにより、コンロッドローカス100を可及的に小さくしている。これにより、コンロッド2の使用対象となるエンジンをコンパクト化することが可能になる。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲内で適宜に変更することが可能である。
(1)上記実施形態では、ボルト10の頭部12の所定位置に設けるカット部13を段差形状にした場合を例に挙げているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばカット部13を、図10に示すようにテーパ形状にすることが可能である。この場合も、上記実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。
(2)上記実施形態では、コンロッド2の大端部2aにベアリングキャップ9を締結するためにボルト10を用いる場合を例に挙げているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図11から図14に示すように、スタッドボルト20とナット30とを用いることが可能である。
具体的に、図12に示すように、スタッドボルト20は、コンロッド2の大端部2aに設けられているねじ孔2dに螺合されることにより植え込まれている。
ナット30は、図11に示すように、スタッドボルト20にベアリングキャップ9の貫通孔9bを挿通した状態でベアリングキャップ9から突き出る部分に螺合される。このナット30の外周面は多角面形状(例えば六角面形状など)とされることで工具係合部とされている。
これらスタッドボルト20もナット30も汎用品とされているが、ナット30については、ベアリングキャップ9に当接する座面と反対側に位置する反座面の所定位置角部にカット部31が設けられている。このカット部31は、図4から図9に示した実施形態のカット部13と同様に、段差形状とされている。
この実施形態の場合も、図14に示すように、クランクシャフト1の回転軸心(クランクジャーナル1aの回転軸心200)からナット30の反座面側角部までの距離(回転半径)が、ナット30にカット部31を設けた場合の方(r3参照)が当該カット部31を設けない場合(r4参照)に比べて小さくなる。
これにより、コンロッドローカス100の下側領域101,102がクランクジャーナル1aの回転軸心200側へ後退するようになるので、コンロッドローカス100が小さくなるのである。
ところで、この実施形態の場合、ナット30からのスタッドボルト20の先端側の飛び出し寸法を可及的に小さくすることが好ましい。
というのは、仮に、図示していないが、前記飛び出し寸法が大きくなると、クランクジャーナル1aの回転軸心200からスタッドボルト20の先端側角部までの距離(回転半径)が、クランクジャーナル1aの回転軸心200からナット30の反座面側角部までの距離(回転半径)r3よりも大きくなる可能性が高くなる。
そのようになると、カット部31を設けることの効果が薄くなるので、図14に示すように、ナット30からのスタッドボルト20の先端側の飛び出し寸法を可及的に小さくすることが好ましいと言えるのである。
この実施形態では、ナット30の反座面側角部にカット部31を設けることによって当該角部を反座面の中心へ向けて引っ込めることにより、コンロッドローカス100を可及的に小さくしている。これにより、上記実施形態と同様に、コンロッド2の使用対象となるエンジンをコンパクト化することが可能になる。
(3)上記(2)に示す実施形態において、ナット30の所定位置に設けるカット部31を、例えば図15に示すようにテーパ形状にすることが可能である。この場合も、上記実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。
本発明は、大端部にベアリングキャップがねじで締結される構成のコンロッドに好適に利用することが可能である。
1 クランクシャフト
1a クランクジャーナル
1b クランクピン
2 コンロッド
2a 大端部
2b 小端部
2c 軸受座面
2d ねじ孔
9 ベアリングキャップ
9a 軸受座面
9b 貫通孔
10 ボルト
11 ねじ軸部
12 頭部
13 カット部
100 コンロッドローカス
101 コンロッドローカスの下側領域
102 コンロッドローカスの下側領域
200 クランクジャーナル(クランクシャフト)の回転軸心

Claims (4)

  1. 大端部にベアリングキャップがねじで締結される構成のコンロッドであって、
    前記ねじは、前記ベアリングキャップの側から締め付け操作工具が係合される工具係合部を有し、
    このねじの工具係合部において前記ベアリングキャップの長手方向中心から最も遠い部位に、前記ベアリングキャップからの高さを低くするためのカット部が設けられている、ことを特徴とするコンロッド。
  2. 請求項1に記載のコンロッドにおいて、
    前記ねじは、ねじ軸部の軸方向一端に頭部を設けたボルトと、前記大端部に設けられるねじ孔とで構成され、
    前記ボルトは、そのねじ軸部の先端側が前記ベアリングキャップの貫通孔を突き抜けて前記大端部のねじ孔にねじ込まれることで、前記頭部が前記ベアリングキャップ側に配置されるものであり、
    前記頭部は、その外周面が多角面形状とされることで前記工具係合部とされる、ことを特徴とするコンロッド。
  3. 請求項2に記載のコンロッドにおいて、
    前記カット部は、前記頭部の頂面側の円周所定領域に前記ねじ軸の軸方向に沿う高さを低くするような段差形状とされる、ことを特徴とするコンロッド。
  4. 請求項1に記載のコンロッドにおいて、
    前記ねじは、軸方向一端側が前記大端部に植え込まれるスタッドボルトと、このスタッドボルトの軸方向他端側に前記ベアリングキャップの貫通孔を挿通した状態で当該ベアリングキャップから突き出る部分に螺合されるナットとを組み合わせた構成とされ、
    前記ナットは、その外周面が多角面形状とされることで前記工具係合部とされる、ことを特徴とするコンロッド。
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