JP2014084609A - 合成樹脂製パネル用枠部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】パネルの縁部に沿って添設される合成樹脂製のパネル用枠部材を提供する。
【解決手段】枠部材(1)は、パネルの縁部を挿入する溝部を備えた合成樹脂製の型材から成り、該溝部(5)の両側壁(6,6)の内側面から相互に対向する一対の係着リップ(9,9)を突設している。前記一対の係着リップ(9,9)は、先端相互の間隔W2をパネル(2)の厚さTに対してT>W2に形成すると共に、前記両側壁(6,6)の内側面からパネルの挿入方向(F)に向けて角度θ1で傾斜する原形姿勢を保持している。各係着リップ(9)は、前記間隔W2を通過させることによりパネル(2)の縁部を溝部(5)に挿入したとき、前記原形姿勢からパネルの追従方向に向けて変形させられる変形手段(13)を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、パネルの縁部に沿って添設される合成樹脂製のパネル用枠部材に関する。
例えば、引き違い戸を構成する窓パネルの枠部材に関して、合成樹脂製の型材を使用することが提案されている。
特開2007−138614号公報 特開2011−236736号公報
上記特許文献1によれば、窓枠の耐衝撃性や、室外に臨む建具に必要とされる種々の特性を優れたものとするため、選択された合成樹脂素材により表層部を形成する技術が提案されている。しかしながら、合成樹脂製の型材によりパネル用の枠部材を提供する場合、特許文献1が述べるような合成樹脂の素材自体の問題とは別に、種々の構造的な課題がある。
ところで、上記特許文献2によれば、一般住宅のガラス窓に関して、防音性や断熱性を向上するため、既設の窓の室内側に設ける内窓装置が提案されている。しかしながら、特許文献2が提案する技術は、アルミニウム製の外窓装置に対して、同様にアルミニウム製とした内窓装置を設けた本格的な二重サッシ装置であるため、コスト高であり、しかも、当然のことながら、一般の素人がDIYとして簡便に工事を行うことができるものではない。
本発明者らは、主として、ホームセンター等でキット販売することにより、一般の購入者がDIYとして自宅の既設窓に内窓装置を簡単に構築できるようにするため、本発明の合成樹脂製パネル用枠部材を開発した。
この際、例えば、DIY用の内窓装置をキットとして提供する場合、窓パネルは、軽量で安価な中空二重シートから成る合成樹脂パネルが好ましく、窓パネルの周縁に取付ける枠部材や窓サッシは、軽量で安価な合成樹脂製の型材を使用することが好ましい。
ところで、キットの組立てにより簡単に内窓装置を製作可能とする目的に関して、窓サッシは、既設窓の框の内周部に両面粘着テープ等で固着することにより簡単に完成することができるので、特に問題を提起しない。しかしながら、窓パネルの枠部材は、矩形に枠組みされた枠部材を相互に一体化するか、或いは、枠部材を該窓パネルに一体化しなければ、完成しないという問題がある。
この点に関して、例えば、枠組み状態の枠部材を相互に接着剤等で一体化し、枠部材と窓パネルを相互に接着剤等で一体化すれば良いが、このような作業は、一般の素人に困難を伴い、DIYとして簡単に製作可能とする本発明の目的に応えられない。
本発明は、合成樹脂製の型材から成る枠部材をパネルの周縁に添設する場合、単にパネルの縁部を枠部材の溝部に挿入するだけで、簡単に枠部材とパネルを正しい位置に固定することができ、しかも、相互に強固に一体化可能とした合成樹脂製パネル用枠部材を提供するものである。
そこで、本発明が手段として構成したところは、パネルの縁部を挿入する溝部を備えた合成樹脂製の型材から成る枠部材であり、前記溝部の両側壁の内側面から相互に対向する一対の係着リップを突設しており、前記一対の係着リップは、先端相互の間隔W2をパネルの厚さTに対してT>W2に形成すると共に、前記両側壁の内側面からパネルの挿入方向に向けて角度θ1で傾斜する原形姿勢を保持しており、各係着リップは、前記間隔W2を通過させることによりパネルの縁部を溝部に挿入したとき、前記原形姿勢からパネルの追従方向に向けて変形させられる変形手段を備えて成る点にある。
本発明の1実施形態によれば、前記合成樹脂製の型材から成る枠部材は、硬質合成樹脂と軟質合成樹脂による2色押出成形により成形されており、前記係着リップを軟質合成樹脂で形成することにより前記変形手段を構成している。
本発明の別の実施形態によれば、前記係着リップを硬質合成樹脂で成形すると共に、薄肉ヒンジ部を設けることにより前記変形手段を構成している。
本発明の好ましい実施形態は、前記溝部の開口縁から相互に対向して突出する一対のシールリップを軟質合成樹脂により形成しており、一対のシールリップの先端相互の間隔W1と、前記係着リップの間隔W2と、パネルの厚さTは、T≧>W1かつT>W2に形成されている。
更に好ましい実施形態によれば、枠部材は、硬質合成樹脂と軟質合成樹脂による2色押出成形により成形されており、前記溝部の両側壁を含む枠本体を硬質合成樹脂により成形し、前記係着リップを軟質合成樹脂により成形しており、前記枠本体の両側壁は、溝部の底壁を超える延長壁を備えると共に、該延長壁の延長端を相互に連結する外側底壁を備え、前記底壁と延長壁と外側底壁により断面角筒状の補強部を構成している。
本発明によれば、枠部材1は、溝部5にパネル2を挿入するだけで、該枠部材1とパネル2を所望の位置に固定することができ、しかも、相互に一体的に強固に固定することが可能であり、工具等を必要とせず、簡単に枠組みパネル体3を形成することができるという効果がある。
本発明の1実施形態に係る枠部材により製作した枠組みパネル体を例示する斜視図である。 枠組みパネル体を窓パネルとして利用した内窓装置を例示する斜視図である。 本発明の1実施形態に係る枠部材を示し、溝部にパネルを挿入する前の状態を示す断面図である。 本発明の1実施形態に係る枠部材を示し、溝部にパネルを挿入した状態を示す断面図である。 本発明の1実施形態に係る枠部材を構成する型材の意匠を示し、(A)は正面図、(B)は右側面図、(C)は平面図、(D)は底面図であり、意匠は右側面図において左右に連続する。 本発明の別の実施形態に係る枠部材を示す断面図である。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
図1及び図2は、DIY用キットとして提供される枠部材の使用例を示しており、図1は、パネル2の周縁に本発明の1実施形態に係る枠部材1を周設した枠組みパネル体3の1例を示し、図2は、該枠組パネル体を窓パネルとして使用した内窓装置の1例を示している。
枠部材1は、パネル2の縁部を挿入する溝部を備えた合成樹脂製の型材から成り、図1に示すように、型材を所定長さに裁断した枠部材1として提供され、矩形状のパネル2の周縁に上枠1a、下枠1b、縦枠1cとして添設することにより、枠組みパネル体3を構成する。
パネル2は、ガラスパネル、その他のパネルでも良いが、図例では、中空二重シートから成る防音性及び断熱性に優れた透明又は半透明の合成樹脂製のパネルを示している。このような中空二重シートから成る合成樹脂製のパネル2は、軽量で、しかも、防音性及び断熱性に優れているので、枠部材1を添設した枠組みパネル体3は、内窓装置の窓用引き違い戸等の窓パネル3aとして好適に使用できる。しかしながら、本発明の枠部材1は、図例のような窓パネル3aの他、パーティションパネル、看板等の広告パネル等、種々のパネルの枠組み部材として使用可能であることを諒解されたい。
後述するように、枠部材1は、溝部にパネル2を挿入するだけで、該枠部材1とパネル2を所望の位置に固定することができ、しかも、相互に強固に一体的に固定できるように構成されている。従って、ユーザは、ホームセンター等で所望の枠部材1とパネル2を購入し、自宅において、工具等を必要とせずに簡単にパネルの枠組み作業を行うことができる。
内窓装置を製作するためには、ホームセンター等において、図2に示すような窓サッシ4を形成するための上サッシ4a、下サッシ4b、縦サッシ4cがキットとして提供される。これらのサッシは、それぞれ図示の断面形状とされた合成樹脂製の型材から成り、所定長さに裁断されている。従って、ユーザは、自宅において、工具等を必要とせずに、既設窓の框における上框に上サッシ4a、下框に下サッシ4b、縦框に縦サッシ4cをそれぞれ両面粘着テープ等で固着するだけで、図示のような窓サッシ4が形成され、前記窓パネル3aを引き違い戸としてスライド自在に嵌め入れることにより、簡単に内窓装置を構築することができる。
<枠部材の1実施形態>
図3及び図4に示すように、枠部材1は、溝部5の両側壁6、6を含む枠本体7と、溝部5の開口縁の両側から相互に対向して突出する一対のシールリップ8、8と、溝部5の内部において両側壁6、6から相互に対向して突出する一対の係着リップ9、9を備えている。尚、枠部材1は、合成樹脂の押出成形による型材により構成されており、長手方向に対して同一の断面形状として連続する。
前記枠本体7の両側壁6、6は、溝部5の底壁10を超えて延びる延長壁6a、6aを備えると共に、該延長壁6a、6aの延長端を連結する外側底壁11を備えており、前記底壁10と延長壁6a、6aと外側底壁11により断面角筒状の補強部7aを構成している。更に、前記係着リップ9、9と底壁10の間に位置して、両側壁6、6から相互に対向して突出するリブ12、12を設けている。これにより、枠部材1は、長尺に形成される場合でも、前記補強部7aによりねじり方向等の変形や歪みの発生が防止され、前記リブ12、12により両側壁6、6の歪みの発生が防止される。その結果、枠部材1の各部の肉厚を減じ、軽量化とコスト減に貢献することができる。
前記一対のシールリップ8、8は、溝部5の開口縁を形成する両側壁6、6の頂面から突出する薄板状に形成され、ほぼ水平姿勢を原形姿勢として保持している。前記一対の係着リップ9、9は、前記シールリップ8、8と底壁10の間に位置し、両側壁6、6の内側面から突出する薄板状に形成され、パネル2の挿入方向Fに向けて角度θ1で傾斜する傾斜姿勢を原形姿勢として保持している。角度θ1は、90度>θ1であれば良いが、後述するようなパネル2の挿入容易性と引き抜き困難性の両条件を満たすためには、45度以上・85度以下とすることが好ましく、実験結果によるベストモードは77度である。
図3に示すように、一対のシールリップ8、8と一対の係着リップ9、9と一対のリブ12、12は、溝部5の中心線Cに対して線対称となるように形成されており、パネル2の厚さTに対して、一対のシールリップ8、8の先端相互の間隔W1と、一対の係着リップ9、9の先端相互の間隔W2と、一対のリブ12、12の先端相互の間隔W3は、W3≧T、T≧W1、T>W2となるように形成されており、図示実施形態の場合、W3>T>W1>W2に形成されている。
図2及び図3に示す実施形態の場合、枠部材1は、硬質合成樹脂(例えば硬質PVC)と軟質合成樹脂(例えば軟質PVC)による2色押出成形により成形され、前記両側壁6、6と補強部7aとリブ12、12を含む枠本体7を硬質合成樹脂により成形し、前記シールリップ8、8と係着リップ9、9を軟質合成樹脂により成形している。この場合、少なくとも係着リップ9、9は軟質合成樹脂により成形されるが、シールリップ8、8は硬質合成樹脂により成形しても良い。尚、本発明において、硬質合成樹脂とは、ある程度の可撓性を有する合成樹脂を含む意味であり、軟質合成樹脂とは、エラストマー等の弾性変形可能な合成樹脂の意味であることを諒解されたい。
そこで、図4に示すように、パネル2の縁部は、間隔W1とされたシールリップ8、8の間と、間隔W2とされた係着リップ9、9の間を経て、底壁10に向けて溝部5に挿入される。
パネル2が係着リップ9、9の間隔W2を通過するとき、該係着リップ9、9は、パネル2に密着した状態でパネル2の挿入方向に追従することにより、図3にθ1で示す傾斜した原形姿勢から、図4にθ2で示す変形姿勢へと姿勢を変更し、パネル2に対する密着力を増加する。図2及び図3に示す実施形態の場合、係着リップ9、9は、軟質合成樹脂により弾性変形自在に形成されており、弾性変形を可能とする軟質合成樹脂の素材自体により変形手段13を構成している。
パネル2を底壁10に当接するまで挿入すると、係着リップ9、9は、パネル2の引き抜き方向Rに対抗するように姿勢を変更すると共に、パネル2に対する密着力を増加する。これにより、パネル2は、中心線Cに沿うようにセンタリングされながら保持され、引き抜き困難な状態に固定される。
この際、パネル2は、溝部5の長手方向に対しては、係着リップ9、9の摩擦抵抗に打ち勝つ力だけで、比較的容易に摺動可能である。従って、溝部5にパネル2を挿入した後においても、作業者は、溝部5の長手方向に関して、枠部材1とパネル2の相互位置を容易に調整し、所望の位置決めを行うことが可能である。
パネル2は、引き抜き方向Rに強い力を与えれば、係着リップ9、9の弾性変形を介して溝部5から引き抜き可能である。しかしながら、パネル2が引き抜き方向Rに移動しようとするとき、係着リップ9、9は、先端の間隔W2を狭める方向に変形させられるので、パネル2に対する摩擦抵抗を増し、強力な引き抜き力を要求する。つまり、係着リップ9、9は、溝部5の内部において、パネル2を挿入しやすいが、引き抜き難くするように作用する。
シールリップ8、8を軟質合成樹脂により成形し、間隔W1をT>W1に形成した実施形態の場合、図示のように、シールリップ8、8も同様にパネル2の挿入に追従して若干変形し、パネル2を中心線Cに沿って保持するセンタリング機能を分担する。
従って、図1に示すような枠部材1をパネル2に周設した引き違い戸等の枠組みパネル体3を製作する場合、隣り合う枠部材1の相互や、枠部材1とパネル2の相互を接着剤等の別途固着手段により固着する必要はなく、単純にパネル2の縁部を枠部材1の溝部5に挿入するだけで、相互に強固に一体結合され、簡単に枠組みパネル体3を製作することができる。
<枠部材の別の実施形態>
図6は、枠部材1の別の実施形態を示している。枠本体7の構成は上記実施形態と同様であり、溝部5の開口縁にシールリップ8、8を設け、両側壁6、6の内側面に係着リップ9、9を設けている点は、上記実施形態と同様であるが、枠部材1の全体を硬質合成樹脂により押出成形している。
図6に示す実施形態の場合、係着リップ9、9は、基部に薄肉ヒンジ部9aを設け、これにより変形手段13を構成している。尚、シールリップ8、8の基部にも薄肉ヒンジ部8aを設けることが好ましい。その他の構成は、上記実施形態と同様であり、上述の説明を援用する。
この実施形態の場合、パネル2の縁部を溝部5に挿入し、係着リップ9、9の間を通過させると、該係着リップ9、9は、パネル2の挿入方向に追従し、薄肉ヒンジ部9aにより形成された変形手段13を介して、図示鎖線で示すように姿勢を変形する。これにより、上記実施形態に関して説明したパネル2のセンタリング保持の機能と、引き抜き困難の機能を果たし、本発明の目的が達成される。
硬質合成樹脂により成形された係着リップ9、9は、薄肉ヒンジ部9aの変形により揺動方向に姿勢を変更するが、該薄肉ヒンジ部9aから先端までの薄板部分は、弾性変形しない。従って、パネル2を引き抜き方向Rに移動させようとした場合、係着リップ9、9は、姿勢を戻すことができず、パネル2の引き抜きを至難とする。従って、パネル2と枠部材1を嵌め殺し状態で結合する必要がある場合に適している。
<その他の実施形態>
本発明が図示実施形態に限定されないことは勿論であり、例えば、係着リップ9、9を溝部5の開口縁に設け、上記シールリップ8、8を省略しても良く、種々の設計変更が可能である。
1 枠部材
2 パネル
3 枠組みパネル体
5 溝部
6 側壁
6a 延長壁
7 枠本体
7a 補強部
8 シールリップ
9 係着リップ
10 底壁
11 外側底壁
12 リブ
18 変形手段

Claims (5)

  1. パネルの縁部を挿入する溝部を備えた合成樹脂製の型材から成る枠部材(1)であり、
    前記溝部(5)の両側壁(6,6)の内側面から相互に対向する一対の係着リップ(9,9)を突設しており、
    前記一対の係着リップ(9,9)は、先端相互の間隔W2をパネル(2)の厚さTに対してT>W2に形成すると共に、前記両側壁(6,6)の内側面からパネルの挿入方向(F)に向けて角度θ1で傾斜する原形姿勢を保持しており、
    各係着リップ(9)は、前記間隔W2を通過させることによりパネル(2)の縁部を溝部(5)に挿入したとき、前記原形姿勢からパネルの追従方向に向けて変形させられる変形手段(13)を備えて成ることを特徴とする合成樹脂製パネル用枠部材。
  2. 前記合成樹脂製の型材から成る枠部材(1)は、硬質合成樹脂と軟質合成樹脂による2色押出成形により成形されており、
    前記係着リップ(9,9)を軟質合成樹脂で形成することにより前記変形手段(13)を構成して成ることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製パネル用枠部材。
  3. 前記係着リップ(9,9)を硬質合成樹脂で成形すると共に、薄肉ヒンジ部(9a)を設けることにより前記変形手段(13)を構成して成ることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製パネル用枠部材。
  4. 前記溝部(5)の開口縁から相互に対向して突出する一対のシールリップ(8,8)を軟質合成樹脂により形成しており、
    一対のシールリップ(8,8)の先端相互の間隔W1と、前記係着リップ(9,9)の間隔W2と、パネル(2)の厚さTは、T≧>W1かつT>W2に形成されて成ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の合成樹脂製パネル用枠部材。
  5. 前記枠部材(1)は、硬質合成樹脂と軟質合成樹脂による2色押出成形により成形されており、
    前記溝部(5)の両側壁(6,6)を含む枠本体(7)を硬質合成樹脂により成形し、前記係着リップ(9,9)を軟質合成樹脂により成形しており、
    前記枠本体(7)の両側壁(6,6)は、溝部(5)の底壁(10)を超える延長壁(6a,6a)を備えると共に、該延長壁の延長端を相互に連結する外側底壁(11)を備え、前記底壁と延長壁と外側底壁により断面角筒状の補強部(7a)を構成して成ることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の合成樹脂製パネル用枠部材。
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