JP2014083636A - 研削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】研削荷重の反力でスピンドルの傾きに変化が生じないようにスピンドルの研削送りを制御できるようにすることを目的とする。
【解決手段】研削装置1Aは、チャックテーブル4に保持された板状ワークWに研削を施すスピンドル10と、スピンドル10を挟んで基台2から平行に立設する第1のコラム5と第2のコラム6と、第1のガイドレール21と第1のボールネジ22と第1のモータ23とを備える第1の研削送り手段20Aと、第2のガイドレール31と第2のボールネジ32と第2のモータ33とを備える第2の研削送り手段30Aと、第1のモータ23及び第2のモータ33を制御する制御手段40とを備えているため、板状ワークWの研削時において、板状ワークWに加わる研削荷重の反力によってスピンドル10が傾かないように、制御手段40がスピンドル10の研削送りを制御しながら板状ワークWに研削を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、スピンドルの研削送りを制御しながら板状ワークに研削を施す研削装置に関する。
板状ワークを研削する研削装置は、装置ベースと、装置ベースに立設されたコラムと、板状ワークを保持する保持テーブルと、研削砥石が装着されたスピンドルと、スピンドルを保持テーブルに接近及び保持テーブルから離反させる研削送り手段と、を少なくとも備えている。研削送り手段は、コラムに配設された2本のガイドレールと、1本のボールネジと、ボールネジを回転させるモータとにより構成されている。そして、モータにより駆動されてボールネジが回転すると、ボールネジに対して移動可能に接続されるスピンドルが、2つのガイドレールによって方向づけられて移動する構成となっている。
板状ワークの研削時は、研削送り手段がスピンドルを研削送りすると、所定の研削荷重が板状ワークに加わって反力が生じ、研削送り手段により研削送りされるスピンドルの傾きに変化が生じることがある。したがって、このような反力によりスピンドルが傾くことを抑制するために、例えば、下記の特許文献1に示す加工装置が提案されている。特許文献1の図1に示す加工装置は、回転可能なテーブルを備え、このテーブルの開口された中央部に1つのコラムを立設し、テーブルの周縁部に2つのコラムを立設して構成されている。そして、3つのコラムによって形成された三角形の中心位置に重心がくるように研削ホイールの回転軸が配置されている。このようにして、板状ワークに研削加重をかける際に生じる反力を複数のコラムに均等に分配させて、スピンドルの傾きに変化が生じないようにしている。
また、難研削材により形成される板状ワークを研削してもスピンドルの傾きに変化が生じないようにするため、例えば下記の特許文献2に示す研削盤が提案されている。この研削盤は、被研削物を搬送する搬送ユニットと、研削ホイールを備え搬送ユニットをまたぐようにして配設された門型のコラムユニットと、コラムユニットに配設された3つのガイドと、3つのガイドの間に配設されたボールネジと、ボールネジの先端に連結されたモータと、により構成されている。そして、3つのコラムによって形成された三角形の中心位置に重心がくるように研削ホイールを配置している。
特許第2928218号公報 特開2012−040620号公報
しかし、上記した研削装置や研削盤には、1本のボールネジによってスピンドルを研削送りする構成となっているため、チャックテーブルに保持された板状ワークの円半径部分に研削砥石を接触させて研削するインフィード研削を行う場合は、研削荷重の中心(研削領域面積の中心)に対して、ボールネジの軸心が必ずしも直上に配設されていない。そのため、ボールネジが回転し、スピンドルを研削送りして板状ワークに研削荷重を加えると、研削荷重の反力によってスピンドルの傾きに変化が生じることがある。
本発明は、上記の事情にかんがみてなされたものであり、スピンドルが研削荷重の反力の作用を受けたとしても、スピンドルの傾きに変化が生じないようにスピンドルの研削送りを制御できるようにすることに発明の解決すべき課題がある。
本発明は、板状ワークを保持する保持面を有するチャックテーブルと、研削砥石が環状に配置された研削ホイールが回転可能に装着され該研削ホイールの中心を軸に回転する回転軸を有するスピンドルと、該スピンドルを挟んで基台から平行に立設する第1のコラムと第2のコラムと、該第1のコラムに配設され、該スピンドルを該チャックテーブルの保持面に垂直な方向の研削送り方向に研削送りする第1の研削送り手段と、該第2のコラムに配設され、該第1の研削送り手段とともに該スピンドルを研削送り方向に研削送りする第2の研削送り手段と、該スピンドルに装着される研削砥石に応じた研削位置に該チャックテーブルを位置づける位置づけ手段と、から少なくとも構成される研削装置において、該第1の研削送り手段は、第1のガイドレールと第1のボールネジと該第1のボールネジを回転させる第1のモータと、を備え、該第2の研削送り手段は、第2のガイドレールと第2のボールネジと該第2のボールネジを回転させる第2のモータと、を備え、該スピンドルは、該第1のボールネジと該第2のボールネジとに螺合するとともに該第1のガイドレールと該第2のガイドレールとに摺接し、該第1のボールネジと該第2のボールネジとの回転によって研削送り方向にガイドされて研削送り動作が可能となっており、該第1のボールネジを回転させる該第1のモータと、該第2のボールネジを回転させる該第2のモータとを制御する制御手段を備え、該制御手段による制御によって、該スピンドルを研削送りし、該チャックテーブルに保持された板状ワークを研削させる。
上記研削装置では、上記第1のボールネジの軸心と上記第2のボールネジの軸心とを結んだ第1の直線に対して、環状に配置された上記研削砥石と上記チャックテーブルに保持された板状ワークとが接触する円弧状の研削領域の始点と終点とを結んだ弦となる第2の直線が、直角に交差するように配置することが望ましい。
さらに、上記第1のボールネジの軸心と、上記スピンドルの回転中心と、上記第2のボールネジの軸心と、を一直線に配置させるようにすることが望ましい。
上記制御手段は、上記第1のモータを制御する第1の制御部と、上記第2のモータを制御する第2の制御部と、により構成され、該第1の制御部または該第2の制御部のどちらか一方を基準にして、もう一方が、基準となった該第1の制御部または該第2の制御部による制御と同じ制御を行うことが望ましい。
本発明では、1つのスピンドルを2つの研削送り手段によって支持し、制御手段が各研削送り手段をそれぞれ制御する構成とすることにより、板状ワークに加わる研削荷重の反力によってスピンドルが傾かないようにスピンドルの研削送りを制御しながら、スピンドルに板状ワークを研削させることができる。
また、第1のボールネジの軸心と第2のボールネジの軸心とを結んだ第1の直線に対して、環状に配列した研削砥石とチャックテーブルに保持された板状ワークとが接触する円弧状の研削領域の始点と終点とを結んだ弦となる第2の直線が、直角に交差するように第1のボールネジと第2のボールネジとを配置することにより、研削荷重の中心がボールネジの回転中心に位置づけられなくても、上記制御手段が、研削荷重の反力の作用によってスピンドルが傾かないようにスピンドルの研削送りを制御することができる。
さらに、上記研削装置では、上記第1のボールネジの軸心と、上記スピンドルの回転中心と、上記第2のボールネジの軸心と、を一直線に配置させることにより、研削荷重の中心がボールネジの回転中心に位置づけられなくても、板状ワークの研削時において、上記制御手段が研削荷重の反力の作用によってスピンドルが傾かないようにスピンドルの研削送りを制御することができる。
本発明では、上記制御手段が第1のモータを制御する第1の制御部と第2のモータを制御する第2の制御部とから構成され、一方の制御部と他方の制御部とが同様の制御を行うことにより、スピンドルに作用する反力によってスピンドルが傾くことを防ぐことができ、板状ワークの加工精度を向上させることが可能となる。
2つの研削送り手段を備え、2つの研削送り手段の研削送り動作を制御する制御手段を備える研削装置の構成を示す断面図である。 2つのボールネジの軸心とスピンドルの回転中心との位置関係を示す平面図である。 2つのボールネジの軸心とスピンドルの回転中心とが一直線状に配置された研削装置の構成を示す平面図である。
図1に示す研削装置1Aは、スピンドルの研削送りを制御しつつ被加工物である板状ワークWに研削を施す研削装置である。研削装置1Aは、基台1aを有し、基台1aの上部には、円形のターンテーブル2が配設されている。図2に示すように、ターンテーブル2の上部には、自転可能なチャックテーブル4が少なくとも2つ配設されている。図1に示すように、チャックテーブル4は、多孔質部材4aを有しており、その多孔質部材4aの表面が板状ワークWを保持する保持面4bとなっている。
図1に示すように、ターンテーブル2の下端には、ターンテーブル2を回転させるモータ2aが接続されている。図2に示すように、ターンテーブル2の中央部から半径方向外側にかけて仕切り板3が延設されている。研削装置1は、仕切り板3によって、研削前の板状ワークWをターンテーブル2に搬入するとともに研削後の板状ワークWをターンテーブル2から外部へ搬出する搬送エリアP1と、板状ワークWに研削を施す研削エリアP2とに仕切られている。ターンテーブル2は、板状ワークWを保持するチャックテーブル4を搬送エリアP1と研削エリアP2とに位置づける位置づけ手段として機能する。なお、チャックテーブル4の位置づけ手段としては、ターンテーブル2に限定されるものではない。例えば、チャックテーブル4を水平方向に移動させる機構を備えるテーブルを使用してもよい。
図1に示すように、基台1aには、第1のコラム5と第2のコラム6とが、板状ワークWに研削を施すスピンドル10を挟むようにして平行に立設されている。スピンドル10は、中心軸12を軸に回転する回転軸11と、回転軸11を回転可能に支持するハウジング13と、回転軸11の下端にマウント14を介して取外し可能に装着された研削ホイール15と、研削ホイール15の下部にリング状に固着された研削砥石16と、を備えている。研削砥石16の下面は、板状ワークWに接触する研削面17となっている。そして、回転軸11の回転により、研削ホイール15を所定の回転速度で回転させることができる。
図1及び図2に示すように、第1のコラム5には、スピンドル10をチャックテーブル4の保持面4bに対して垂直な研削送り方向に研削送りする第1の研削送り手段20Aが配設されている。第1の研削送り手段20Aは、第1のガイドレール21と、軸心22aを有する第1のボールネジ22と、第1のボールネジ22の一端に接続される第1のモータ23と、により構成されている。第2のコラム6には、第1の研削送り手段20Aと同様の構成となっている第2の研削送り手段30Aが配設されている。すなわち、第2の研削送り手段30Aは、第2のガイドレール31と、軸心32aを有する第2のボールネジ32と、第2のボールネジ32の一端に接続される第2のモータ33と、により構成されている。
図1及び図2に示すように、スピンドル10には、ハウジング13の側部から外側にむけて突出する第1の連結部8が形成されているとともに、中心軸12を基準として第1の連結部8が形成された部分と対称な位置に、ハウジング13の側部から第1の連結部8とは逆の方向に突出する第2の連結部9が形成されている。図2に示すように、第1の連結部8には、一方の面側に凹部が形成された昇降部7aが配設されており、この昇降部7aの凹部に第1のガイドレール21が摺接し係合している。図1に示す第1の連結部8の先端側には、第1のボールネジ22が貫通する孔が形成され、この孔は雌ねじ構造となっており、この雌ねじ構造に第1のボールネジ22が螺合している。図2に示すように、第2の連結部9にも昇降部7bが形成され、昇降部7bの凹部に第2のガイドレール31が摺接し係合している。さらに、第2の連結部9の先端側には、第2のボールネジ32が貫通する雌ねじ構造の孔が形成され、この雌ねじ構造に第2のボールネジ32が螺合している。
第1のモータ23及び第2のモータ33によって駆動されて第1のボールネジ22と第2のボールネジ32とが回動すると、図2に示した昇降部7aが第1のガイドレール21に沿ってZ軸方向にガイドされるとともに、昇降部7bが第2のガイドレール31に沿ってZ軸方向にガイドされる。これにより、スピンドル10をチャックテーブル4に接近する方向及びチャックテーブル4から離反する方向に研削送りすることができる。
図1に示す研削装置1Aは、第1の研削送り手段20A及び第2の研削送り手段30Aを制御する制御手段40を備えている。制御手段40は、第1のモータ23の回転を制御する第1の制御部41と、第2のモータ33の回転を制御する第2の制御部42と、により構成されており、メモリ及びCPUを少なくとも備えている。第1のモータ及び第2のモータ33は、例えばサーボモータにより構成される。
第1の制御部41は、第1のモータ23に接続されている。第1の制御部41は、例えば、第1のモータ23をトルク制御するために、第1のモータ23に流す電流値を調整することができる。一方、第2の制御部42は、第2のモータ33に接続されており、例えば、第1の制御部41によるトルク制御を基準にして、第1の制御部41と同様のトルク制御を行うことが可能となっている。
以下では、研削装置1Aの動作について説明する。なお、図1に示す板状ワークWは、被加工物の一例であって特に限定されるものではない。板状ワークWは、スピンドル10により研削される面が表面Waとなっており、この表面Waと反対側にある面がチャックテーブル4によって保持される裏面Wbとなっている。
研削装置1Aにおいて、図2に示す第1のボールネジ22の軸心22aと第2のボールネジ32の軸心32aとを結んだ線を第1の直線L1とし、チャックテーブル4に保持された板状ワークWに図1に示す研削砥石16の研削面17が接触する円弧状の領域を研削領域Lとし、研削領域Lの始点Sと終点Fとを直線で結んだ弦を第2の直線L2とすると、第1の直線L1と第2の直線L2とが直交する関係となっている。
まず、図2に示す搬送エリアP1に位置するチャックテーブル4において、図1に示した保持テーブル4の保持面4bに板状ワークWの裏面Wb側を載置して、表面Waを上向きに露出させる。
次に、図2に示すターンテーブル2は、例えば矢印B方向に回転し、チャックテーブル4を搬送エリアP1から研削エリアP2に配設されるスピンドル10の下方に位置づける。その後、チャックテーブル4が、例えば矢印A方向に回転するとともに、中心軸12を軸として、回転軸11を例えば矢印A方向に回転させる。
図1に示すように、第1の研削送り手段20A及び第2の研削送り手段30Aは、スピンドル10を所定の研削送り速度でZ1方向に下降させる。次いで、板状ワークWの表面Waに研削砥石16の研削面17が接触したら、研削ホイール15の回転にともなって回転する研削砥石16が板状ワークWの表面Waを押圧しながら研削する。第1のボールネジ22の軸心22aと第2のボールネジ32の軸心32aとを結んだ線である第1の直線L1と、研削領域Lの始点Sと終点Fとを直線で結んだ弦である第2の直線L2とが直交する関係となっているため、研削領域Lにおいて板状ワークWからの反力が生じても、スピンドル10が傾きにくい。
板状ワークWの研削中、板状ワークWからの反力によって研削負荷が大きくなると、図1に示す第1の制御部41が、第1のモータ23に供給する駆動電流の電流値を上げてトルク制御を行う。これにより、第1のモータ23に接続された第1のボールネジ22がさらに回転し、第1の連結部8をZ1方向に移動させる。
このとき、第2の制御部42は、トルク制御を行った第1の制御部41を基準として、第1の制御部41によるトルク制御と同様の制御を行う。すなわち、第2のモータ33に供給する駆動電流の電流値を上げてトルク制御を行い、第2のモータ33に接続された第2のボールネジ32の回転数を第1のボールネジ22の回転数と一致させ、第2の連結部9をZ1方向に移動させる。このように、第1の制御部41と第2の制御部42とで第1の研削送り手段20A及び第2の研削送り手段30Aによる研削送りのバランスをとることで、研削荷重の反力によってスピンドル10に傾きの変化を生じさせることなく、スピンドル10をZ1方向にさらに研削送りすることができる。そして、研削砥石16によって板状ワークWを所定の厚みに研削する。
板状ワークWが所定の厚みに研削されたら、図1に示す第1の研削送り手段20A及び第2の研削送り手段30Aは、スピンドル10をZ2方向に上昇させ研削砥石16を板状ワークWから離間させる。そして、図2に示すターンテーブル2が矢印B方向に回転し、研削エリアP2に位置するチャックテーブル4を搬送エリアP1に位置づける。このようにして、板状ワークWの研削が終了する。
図3に示す研削装置1Bは、図2に示す研削装置1Aと略同様の構成となっているが、第1のボールネジ22の軸心22aと、スピンドル10の中心軸12と、第2のボールネジ32の軸心32aとが第1の直線L3上に配置されている。また、研削領域Lの始点Sと終点Fとを直線で結んだ弦である第2の直線L4は、第1の直線L3と直角に交差している。このように、第1のボールネジ22の軸心22aとスピンドル10の中心軸12と第2のボールネジ32の軸心32aとが一直線上に位置するように配置され、その第1の直線L3に対して、第2の直線L4が直交する関係にあるため、研削領域Lにおいて板状ワークWからの反力が生じても、スピンドル10が傾きにくい。また、第1のボールネジ22及び第2のボールネジ32に対して同様のトルク制御を行うことにより、スピンドル10が傾くのをより確実に防ぐことができる。
以上のように、研削装置1A及び研削装置1Bでは、第1のボールネジ22及び第2のボールネジ32の2つで1つのスピンドル10を支持しているため、スピンドル10によって板状ワークWに研削荷重をかけながら研削するときに、板状ワークWにかかる研削荷重の反力によってスピンドル10が傾くことを防ぐことができ、板状ワークWの加工精度を向上させることが可能となる。
なお、研削装置1A及び研削装置1Bでは、第1のコラム5と第2のコラム6とによりスピンドル10を挟むようにして基台1aに立設されているが、この装置構成に限定されるものではない。例えば、2つのコラムの上部を連結させて門型に構成するようにしてもよい。
1A,1B:研削装置 1a:基台
2:ターンテーブル 2a:モータ
3:仕切り板
4:チャックテーブル 4a:多孔質部材 4b:保持面
5:第1のコラム
6:第2のコラム
7a,7b:昇降部
8:第1の連結部
9:第2の連結部
10:スピンドル 11:回転軸 12:中心軸 13:ハウジング
14:マウント 15:研削ホイール 16:研削砥石 17:研削面
20A,20B:第1の研削送り手段 21:第1のガイドレール
22:第1のボールネジ 22a:軸心 23:第1のモータ
30A,30B:第2の研削送り手段 31:第2のガイドレール
32:第2のボールネジ 32a:軸心 33:第2のモータ
40:制御手段 41:第1の制御部 42:第2の制御部
W:板状ワーク Wa:表面 Wb:裏面

Claims (4)

  1. 板状ワークを保持する保持面を有するチャックテーブルと、
    研削砥石が環状に配置された研削ホイールが回転可能に装着され該研削ホイールの中心を軸に回転する回転軸を有するスピンドルと、
    該スピンドルを挟んで基台から平行に立設する第1のコラムと第2のコラムと、
    該第1のコラムに配設され、該スピンドルを該チャックテーブルの保持面に垂直な方向の研削送り方向に研削送りする第1の研削送り手段と、
    該第2のコラムに配設され、該第1の研削送り手段とともに該スピンドルを研削送り方向に研削送りする第2の研削送り手段と、
    該スピンドルに装着される研削砥石に応じた研削位置に該チャックテーブルを位置づける位置づけ手段と、から少なくとも構成される研削装置において、
    該第1の研削送り手段は、第1のガイドレールと第1のボールネジと該第1のボールネジを回転させる第1のモータと、を備え、
    該第2の研削送り手段は、第2のガイドレールと第2のボールネジと該第2のボールネジを回転させる第2のモータと、を備え、
    該スピンドルは、該第1のボールネジと該第2のボールネジとに螺合するとともに該第1のガイドレールと該第2のガイドレールとに係合し、該第1のボールネジと該第2のボールネジとの回転によって研削送り方向にガイドされて研削送り動作が可能となっており、
    該第1のボールネジを回転させる該第1のモータと、該第2のボールネジを回転させる該第2のモータとを制御する制御手段を備え、
    該制御手段による制御によって、該スピンドルを研削送りし、該チャックテーブルに保持された板状ワークを研削させる研削装置。
  2. 前記第1のボールネジの軸心と前記第2のボールネジの軸心とを結んだ第1の直線に対して、環状に配置された前記研削砥石と前記チャックテーブルに保持された板状ワークとが接触する円弧状の研削領域の始点と終点とを結んだ弦となる第2の直線が、直角に交差する請求項1記載の研削装置。
  3. 前記第1のボールネジの軸心と、前記スピンドルの回転中心と、前記第2のボールネジの軸心と、を一直線に配置させた請求項1記載の研削装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1のモータを制御する第1の制御部と、前記第2のモータを制御する第2の制御部と、により構成され、
    該第1の制御部または該第2の制御部のどちらか一方を基準にして、もう一方が、基準となった該第1の制御部または該第2の制御部による制御と同じ制御を行う請求項1記載の研削装置。
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