JP2014083501A - 沈砂輸送装置および沈砂輸送方法 - Google Patents

沈砂輸送装置および沈砂輸送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】効率よく沈砂を輸送することができる沈砂輸送装置を提供する。
【解決手段】沈砂輸送装置は、固液回収タンク2と、一端部が固液回収タンク2に接続され、他端部が沈砂池5の水中に没される吸引輸送管4と、固液回収タンク2および吸引輸送管4の内部を減圧する真空装置1と、吸引輸送管4に接続される大気開放管11と、吸引輸送管4を大気開放するための大気開放弁10と、吸引輸送管4に接続される空気注入管21と、空気注入管21を通じて吸引輸送管4の内部に圧縮空気を送り込む圧縮空気移送装置22と、固液回収タンク2内の固液混合体を吸引するサンドポンプ16と、サンドポンプ16に吸引された固液混合体を受け入れる沈砂受入機17を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、沈降性の固体を液体とともに吸引し、かつ輸送する沈砂輸送装置および沈砂輸送方法に関するものである。
下水処理施設やし尿処理施設などの沈砂池における沈砂輸送設備は、し渣、砂利、金属類の沈降物などを含み、かつ、強い臭気を発生する環境にある。したがって、沈砂を自動で、目詰まりなどの問題もなく、高揚程にて輸送距離も長く、省エネルギーで効率的かつ安全に除去することが求められてきた。
特許文献1には、真空装置により固液回収タンクおよび吸引輸送管の内部を真空にして沈砂と水とを含む固液混合体を吸引輸送管内に吸引し、吸引した固液混合体の下方を大気開放することで輸送用水柱を吸引輸送管内に形成し、大気圧と真空圧との圧力差により、輸送用水柱(固液混合体)を固液回収タンクまで輸送する技術が開示されている。しかしながら、真空吸引方式の場合、揚程が高くなるほど、また、輸送距離が長くなるほど輸送効率が悪くなるという問題がある。
特許文献2には、高圧水を吸引輸送管内に供給するジェットポンプ方式により固液混合体を吸引輸送管を通じてサンドポンプに輸送し、輸送効率の高いサンドポンプで固液混合体を輸送する技術が開示されている。また、特許文献3には、エゼクタ方式により沈砂を吸引輸送管内に吸引し、吸引された沈砂を大量の水で圧送する技術が開示されている。しかしながら、特許文献2および特許文献3の方法では、エゼクタの駆動に使用される大量の水を輸送するための大型のポンプおよび輸送された水を受け入れる大型の設備(例えば固液回収タンクおよび沈砂受入機)を配置するための広いスペースが必要になる。
特許第4782059号公報 特許第4503467号公報 特開2011−251248号公報
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、効率よく沈砂を輸送することができる沈砂輸送装置を提供することを目的とする。また本発明は、そのような沈砂輸送装置を用いた沈砂輸送方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の一態様は、固液回収タンクと、一端部が前記固液回収タンクに接続され、他端部が沈砂池の水中に没される吸引輸送管と、前記固液回収タンクおよび前記吸引輸送管の内部を減圧する真空装置と、前記吸引輸送管に接続される大気開放管と、前記大気開放管を通じて前記吸引輸送管の前記大気開放管との接続部を大気開放するための大気開放弁と、前記吸引輸送管の前記大気開放管との接続部よりも下方の水面下で前記吸引輸送管に接続される空気注入管と、前記空気注入管を通じて前記吸引輸送管の内部に圧縮空気を送り込む圧縮空気移送装置と、前記固液回収タンク内の固液混合体を吸引するサンドポンプと、前記サンドポンプに吸引された前記固液混合体を受け入れる沈砂受入機とを備えたことを特徴とする沈砂輸送装置である。
本発明の好ましい態様は、前記吸引輸送管の口径は、前記固液回収タンクと前記サンドポンプとを連結する第1の固液輸送管の口径、前記サンドポンプと前記沈砂受入機とを連結する第2の固液輸送管の口径、および前記サンドポンプの吸込口の口径よりも小さいことを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記固液回収タンクの沈砂排出口は前記サンドポンプの吸込口に連結され、前記沈砂排出口は前記サンドポンプの吸込口よりも上方に位置していることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記サンドポンプは、前記固液回収タンクの内部に配置されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記固液回収タンクに堆積した沈砂を撹拌する撹拌機をさらに備えたことを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記撹拌機は、前記固液回収タンクの下部に接続された大気注入管を備えることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記撹拌機は、前記固液回収タンクの底部近傍に配置される撹拌羽根と、前記撹拌羽根を回転させる駆動装置とを備えることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、鉛直方向に延びる導水管を前記固液回収タンク内に配置したことを特徴とする。
本発明の他の態様は、固液回収タンクおよび該固液回収タンクに接続された吸引輸送管の内部を減圧し、沈砂池に堆積した沈砂を水とともに固液混合体として前記吸引輸送管内に吸引し、前記吸引輸送管内に圧縮空気を注入することにより前記固液混合体を上方に押し上げて輸送用水柱を形成し、前記輸送用水柱の下端が前記吸引輸送管の大気開放管との接続部よりも上方に位置したときに前記大気開放管を通じて前記吸引輸送管内を大気開放し、前記輸送用水柱の上端に作用する真空圧と該輸送用水柱の下端に作用する大気圧との圧力差により前記輸送用水柱を前記固液回収タンクに輸送し、前記固液回収タンクに輸送された固液混合体をサンドポンプで吸引して沈砂受入機に輸送することを特徴とする沈砂輸送方法である。
本発明の好ましい態様は、前記固液回収タンクに堆積した沈砂を撹拌しながら、前記固液混合体を前記サンドポンプで吸引して前記沈砂受入機に輸送することを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記固液回収タンクの内部を大気開放し、該固液回収タンクに堆積した沈砂を撹拌しながら、前記固液混合体を前記サンドポンプで吸引して前記沈砂受入機に輸送することを特徴とする。
本発明によれば、真空吸引方式により固液混合体を沈砂池から固液回収タンクまで輸送し、さらに、サンドポンプにより固液混合体を固液回収タンクから沈砂受入機まで輸送するので、沈砂池から固液回収タンクまでの揚程を低くすることができ、かつ、輸送距離を短くすることができる。これにより、輸送効率が高められる。また、輸送効率の高いサンドポンプを使用することにより、輸送効率がさらに高められる。
本発明における沈砂輸送装置を示す図である。 撹拌機としての大気注入管を固液回収タンクの下部に接続した例を示す図である。 導水管を固液回収タンクの内部に配置した図である。 大気注入管を固液回収タンクの下部に接続し、かつ、導水管を固液回収タンク内に配置した図である。 撹拌羽根を固液回収タンクの内部に配置した図である。 サンドポンプを固液回収タンクの内部に配置した図である。
以下、本発明に係る沈砂輸送装置の実施形態について図1から図6を参照して説明する。なお、図1から図6において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。図1は、本発明における沈砂輸送装置を示す図である。図1に示すように、沈砂輸送装置は、真空ポンプなどの真空装置(減圧装置)1と、真空装置1に接続された固液回収タンク2と、一端部4aが固液回収タンク2に接続され、他端部4bが沈砂池5の水中に没される吸引輸送管4と、固液回収タンク2内の固液混合体を沈砂受入機(沈砂分離機)17に輸送するサンドポンプ16とを備えている。固液回収タンク2は、沈砂池5よりも上方に位置しており、沈砂輸送装置は、真空装置1で固液回収タンク2の内部を真空にすることにより、沈砂池5の池底に堆積した沈砂を水とともに固液混合体として固液回収タンク2に輸送できるようになっている。
吸引輸送管4には、大気開放弁10が取り付けられた大気開放管11が接続されている。大気開放管11は沈砂池5の最高水位よりも上方の位置で吸引輸送管4に接続されている。大気開放弁10を開くと、大気開放管11の吸引輸送管4との接続部11aが大気開放されるようになっている。この大気開放弁10には制御部12が接続されており、制御部12によって大気開放弁10の開閉動作が制御される。
さらに、吸引輸送管4には空気注入管21が接続されている。この空気注入管21と吸引輸送管4との接続部21aは大気開放管11の接続部11aよりも下方の水面下に位置しており、接続部21aと接続部11aとの間の長さは、沈砂池5の水位や固液回収タンク2内の真空度等によって決定される。空気注入管21には、圧縮空気移送装置としてのコンプレッサ22が接続されており、空気注入管21には空気注入弁23が設けられている。空気注入弁23には制御部25が接続されており、制御部25によって空気注入弁23の開閉動作が制御される。
固液回収タンク2の底部には、沈砂排出口18が設けられており、沈砂排出口18には、沈砂排出口18を開閉する沈砂排出弁24が取り付けられている。沈砂排出弁24には第1の固液輸送管19の一端部19aが接続されている。第1の固液輸送管19の他端部19bはサンドポンプ16の吸込口16aに接続されている。サンドポンプ16の吐出口16bには第2の固液輸送管20の一端部20aが接続されており、第2の固液輸送管20の他端部20bは沈砂受入機17に接続されている。沈砂受入機17は、固液回収タンク2およびサンドポンプ16よりも上方に配置されている。
次に、本実施形態の沈砂輸送装置を用いて沈砂池5の池底に堆積した沈砂を引き上げる動作について図1を参照しつつ説明する。まず、大気開放弁10および空気注入弁23を閉じた状態で真空装置1を駆動して真空装置1が接続された固液回収タンク2および吸引輸送管4の内部を減圧する。固液回収タンク2および吸引輸送管4内の真空圧と沈砂池5に作用する大気圧との圧力差により、沈砂池5中の沈砂を含んだ水が固液混合体として吸引輸送管4内に吸引される。
吸引輸送管4は、第1の固液輸送管19の口径、第2の固液輸送管20の口径、およびサンドポンプ16の吸込口16aの口径よりも小さな口径を有している。このため、吸引輸送管4を通過することができる沈砂は第1の固液輸送管19の口径、第2の固液輸送管20の口径、およびサンドポンプ16の吸込口16aの口径よりも小さいものに制限される。したがって、沈砂による第1の固液輸送管19、第2の固液輸送管20、およびサンドポンプ16の閉塞を防止することができる。
固液混合体が吸引輸送管4内に吸引されたら、空気注入弁23を開いて、コンプレッサ22から圧縮空気を空気注入管21を通じて吸引輸送管4の内部に注入する。これにより、固液混合体を空気注入管21の接続部21aよりも上方に押し上げて輸送用水柱を形成し、輸送用水柱の下端が大気開放管11の接続部11aの近傍またはそれよりも上方に位置するまで輸送用水柱を上昇させる。
次いで、大気開放弁10を開くとともに空気注入弁23を閉じ、大気開放管11の接続部11aを大気開放することにより、輸送用水柱は、該輸送用水柱の上端に作用する真空圧と下端に作用する大気圧との圧力差により、固液回収タンク2に向かって移動し輸送される。
輸送用水柱全体が固液回収タンク2に入る直前に制御部12により大気開放弁10が再び閉じられる。これにより、沈砂池5中の沈砂と水を含んだ固液混合体が、再度、吸引輸送管4内に吸引される。その後は上述と同様の工程を繰り返すことにより、沈砂池5の池底に堆積した沈砂を断続的に固液回収タンク2に輸送する。沈砂輸送工程の終了は、固液回収タンク2の高水位、沈砂池5の低水位、設定時間のタイムアップなどに基づいて判断される。制御部12は、大気開放弁10から固液回収タンク2までの経路に空気の連通路ができないように大気開放弁10の開閉動作を制御することが好ましい。これにより大気開放弁10からの空気の流入量を最小限にすることができるため、固液回収タンク2内の真空度を高く維持することができる。なお、大気開放弁10を閉じ、空気注入弁23を開いたままにした状態で、コンプレッサ22からの圧縮空気を連続的に吸引輸送管4内に注入して、輸送用水柱を固液回収タンク2に輸送してもよい。圧縮空気を吸引輸送管4内に注入することによって空気の上昇流が発生するため、輸送用水柱を空気の上昇流に乗せて固液回収タンク2まで輸送することができる。
サンドポンプ16を駆動すると、固液回収タンク2内の固液混合体は第1の固液輸送管19を通ってサンドポンプ16に吸引され、さらに、第2の固液輸送管20を通って沈砂受入機17に輸送される。
固液混合体を固液回収タンク2から沈砂受入機17に輸送するとき、固液回収タンク2の内部を減圧したままサンドポンプ16を駆動してもよく、または固液回収タンク2の内部を大気開放してからサンドポンプ16を駆動してもよい。いずれの場合も、固液回収タンク2内に堆積した沈砂を撹拌しながら、固液混合体をサンドポンプ16で沈砂受入機17に輸送することが好ましい。固液回収タンク2の内部を減圧したままサンドポンプ16を駆動する場合、サンドポンプ16を所定時間ごとに駆動して、固液混合体を定期的に輸送する(時間運転)。これにより、真空装置1の運転を停止して固液回収タンク2内を大気開放する必要がなく、さらに、固液混合体の輸送を再開するときに固液回収タンク内を真空にする必要がない。その結果、単位時間当たりの固液混合体の輸送量を増やすことができる。
固液回収タンク2の内部を大気開放した後にサンドポンプ16を駆動する場合、固液回収タンク2内が固液混合体で満たされるまで真空装置1を駆動する(定量輸送運転)。所定時間以内に固液回収タンク2内が固液混合体で満たされない場合、吸引輸送管4が閉塞している可能性があると推測することができる。また、真空装置1の運転中は、固液回収タンク2の内部は大気開放されないので、真空装置1は、その揚水性能を維持したまま、固液混合体を沈砂池5から固液回収タンク2まで輸送することができる。
固液回収タンク2の沈砂排出口18はサンドポンプ16の吸込口16aよりも上方に位置している。好ましくは沈砂排出口18を吸込口16aよりも1メートル以上、上方に位置させる。これにより、固液回収タンク2内の固液混合体がその自重により第1の固液輸送管19を通ってサンドポンプ16に導入され、サンドポンプ16の内部が固液混合体で満たされる。固液混合体の自重によりサンドポンプ16の内部が満水状態になるため、いわゆる呼び水によりサンドポンプ16の内部を満水にする必要はなく、また、一般的な自吸水ポンプのように、ポンプを駆動することによってポンプ内部を満水にする必要がない。これにより、固液回収タンク2内の固液混合体を吸引する時間を短縮することができるため、固液混合体の輸送の効率化を図ることができる。
図1に示すように、真空装置1、固液回収タンク2、サンドポンプ16、および沈砂受入機17は、沈砂池5の上方に設けられている。これにより、沈砂輸送装置の維持管理を容易に行うことができるため、作業環境を良好に保つことができる。
本実施形態に係る沈砂輸送装置は、真空装置1により固液回収タンク2およびこれに接続された吸引輸送管4内を減圧して固液混合体を吸引する構成を有している。したがって、沈砂池の数に対応した吸引輸送管4を各々の沈砂池に配置することで、固液混合体を複数の沈砂池から固液回収タンク2まで輸送することができる。固液回収タンク2内の固液混合体は、1台のサンドポンプ16により固液回収タンク2から沈砂分離機17まで輸送される。
固液混合体に含まれる砂は沈降性を有するため、固液混合体に含まれる砂は固液回収タンク2の底部に堆積する。堆積した沈砂は次第に濃縮され、固液回収タンク2の底部に固着することがある。また、濃縮された沈砂をサンドポンプ16に導入すると、サンドポンプ16が閉塞することがある。この問題を解決するために、本実施形態では、固液回収タンク2内の沈砂を撹拌するための大気注入管30が固液回収タンク2の下部に接続されている。
図2は、撹拌機としての大気注入管30を固液回収タンク2の下部に接続した例を示す図である。図2に示すように、大気注入弁31が取り付けられた大気注入管30が固液回収タンク2の下部に接続されている。大気注入管30は、固液回収タンク2内の沈砂を撹拌する撹拌機を構成している。大気注入弁31には制御部33が接続されており、制御部33によって大気注入弁31の開閉動作が制御される。大気注入管30の一端部30aは大気注入弁31に接続されており、他端部30bは固液回収タンク2の下部に接続されている。真空装置1を駆動すると固液回収タンク2の内部は減圧されるため、この状態で大気注入弁31を開くと、大気圧と真空圧との圧力差により、大気圧の気体が大気注入管30を通って固液回収タンク2の内部に導入される。導入された大気圧の気体は気泡となって、固液回収タンク2の底部に堆積した沈砂を撹拌する。これにより、沈砂の固着および/またはサンドポンプ16の閉塞を防ぐことができる。
本実施形態においては、大気開放弁10の開閉動作を制御部12で制御し、大気注入弁31の開閉動作を制御部33で制御し、空気注入弁23の開閉動作を制御部25で制御しているが、大気開放弁10、大気注入弁31、および空気注入弁23の開閉動作を同じ制御部で制御してもよい。
沈砂の固着および/またはサンドポンプ16の閉塞を防ぐために固液回収タンク2の内部に導水管35を設けてもよい。図3に示すように、導水管35は円筒状に形成されており、鉛直方向に延びている。導水管35の上端開口35aは沈砂と分離した上澄水の中に位置しており、導水管35の下端開口35bは堆積した沈砂の中に位置している。図3の矢印で示すように、固液回収タンク2の沈砂排出口18から沈砂が排出されると、導水管35の上端開口35aから上澄水が流入し、下端開口35bから上澄水が流出し、排出される沈砂は上澄水によって希釈される。これにより、沈砂の固着および/またはサンドポンプ16の閉塞を防ぐことができる。
図3に示すように、導水管35の上端開口35aの上方に、上澄水の取り込み量を調整する調整弁36および調整弁36を昇降する昇降機構37を配置してもよい。昇降機構37は、固液回収タンク2の上端部に固定される懸垂棒38と、懸垂棒38に固定される支持部材39と、支持部材39を貫通して鉛直方向に延びるジャッキボルト40と、ジャッキボルト40に挿入されるナット41とを備えている。調整弁36は、円錐台形状を有しており、ジャッキボルト40の下端部に固定されている。ジャッキボルト40はナット41によって昇降可能に支持部材39に取り付けられており、ナット41の位置を調整することによって、ジャッキボルト40とともに調整弁36の位置が調整される。
上澄水の取り込み量を増やす場合は、昇降機構37により調整弁36を上昇させる。これにより、調整弁36と導水管35の上端開口35aとの間の間隔が広くなり、上端開口35aに流入する上澄水の量が多くなる。上澄水の取り込み量を減らす場合は、昇降機構37により調整弁36を下降させる。これにより、調整弁36と導水管35の上端開口35aとの間の間隔が狭くなり、上端開口35aに流入する上澄水の量が少なくなる。上澄水を取り込まない場合は、昇降機構37により調整弁36を図3の一点鎖線に示す位置まで下降させ、調整弁36を導水管35の上端開口35aに密着させる。これにより、上澄水は導水管35の上端開口35aに流入しない。なお、調整弁36を導水管35の下端開口35bに配置してもよい。これにより、導水管35の下端開口35bから流出する上澄水の量を調整することができる。
図4に示すように、大気注入管30を固液回収タンク2の下部に接続し、かつ、導水管35を固液回収タンク2の内部に配置してもよい。大気注入管30から固液回収タンク2の内部に導入された大気圧の気体により固液回収タンク2の底部に堆積した沈砂を撹拌し、導水管35の下端開口35bから流出する上澄水の水流により、固液回収タンク2の底部に堆積した沈砂の濃度を低くすることができる。
図5は、撹拌機の他の例を示す図である。図5に示すように、堆積した沈砂を撹拌する撹拌羽根42を固液回収タンク2の内部に設けてもよい。図5に示す例では、撹拌機は、堆積した沈砂を撹拌する撹拌羽根42と、撹拌羽根42を回転させる駆動装置43と、駆動装置43の回転力を撹拌羽根42に伝達する回転軸44とを備えている。回転軸44は固液回収タンク2の上方に突出しており、駆動装置43に連結されている。撹拌羽根42は固液回収タンク2の底部近傍に配置されており、駆動装置43の駆動により回転する。撹拌羽根42を回転させることにより、堆積した沈砂が撹拌され、固液回収タンク2内の沈砂の濃度は低くなり、かつ均一になる。これにより、沈砂の固着および/またはサンドポンプ16の閉塞を防ぐことができる。
図2、図3、図4、および図5で示した撹拌機は、固液回収タンク2の底部に堆積した沈砂を撹拌して、固液回収タンク2内の沈砂の濃度を低くし、かつ均一にする。このように固液回収タンク2の底部に堆積した沈砂を撹拌しながらサンドポンプ16を駆動すると、固液回収タンク2内の固液混合体は第1の固液輸送管19を通ってサンドポンプ16に吸引される。サンドポンプ16に吸引された固液混合体は、第2の固液輸送管20を通って、沈砂受入機17に輸送される。
沈砂池5中の沈砂を吸引することにより、吸引輸送管4内が沈砂で閉塞することがある。この問題を解決すべく、大気開放弁10を閉じ、空気注入弁23を開いた状態でコンプレッサ22を駆動して圧縮空気を空気注入管21から吸引輸送管4に導入する。導入された圧縮空気により、吸引輸送管4内に詰まった沈砂を除去することができる。
図6に示すように、サンドポンプ16を固液回収タンク2の内部に設けてもよい。これにより、固液回収タンク2内の固液混合体を吸引する時間を短縮することができ、さらに、サンドポンプ16を設置するスペースを省くことができる。図6では、サンドポンプ16は固液回収タンク2の底部上または底部近傍に配置されている。
本実施形態では、真空装置1を用いた真空吸引方式により固液混合体を沈砂池5から固液回収タンク2まで輸送し、さらに、輸送効率の高いサンドポンプ16により固液混合体を固液回収タンク2から沈砂受入機17まで輸送するため、沈砂池5から固液回収タンク2までの揚程を低くすることができ、かつ、輸送距離を短くすることができる。したがって、輸送効率を高めることができる。また、沈砂受入機17はサンドポンプ16を経由して固液回収タンク2に接続されているので、沈砂受入機17を任意の場所に設置することができる。例えば、固液回収タンク2の近くに沈砂受入機17を設置するスペースがない場合には沈砂受入機17を固液回収タンク2から離れたスペースに設置することができる。さらに、沈砂受入機17を固液回収タンク2よりも高い位置に設置することも可能である。
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
1 真空装置(減圧装置)
2 固液回収タンク
4 吸引輸送管
5 沈砂池
10 大気開放弁
11 大気開放管
12,25,33 制御部
16 サンドポンプ
17 沈砂受入機(沈砂分離機)
18 沈砂排出口
19 第1の固液輸送管
20 第2の固液輸送管
21 空気注入管
22 コンプレッサ(圧縮空気移送装置)
23 空気注入弁
24 沈砂排出弁
30 大気注入管
31 大気注入弁
35 導水管
36 調整弁
37 昇降機構
38 懸垂棒
39 支持部材
40 ジャッキボルト
41 ナット
42 撹拌羽根
43 駆動装置
44 回転軸

Claims (11)

  1. 固液回収タンクと、
    一端部が前記固液回収タンクに接続され、他端部が沈砂池の水中に没される吸引輸送管と、
    前記固液回収タンクおよび前記吸引輸送管の内部を減圧する真空装置と、
    前記吸引輸送管に接続される大気開放管と、
    前記大気開放管を通じて前記吸引輸送管の前記大気開放管との接続部を大気開放するための大気開放弁と、
    前記吸引輸送管の前記大気開放管との接続部よりも下方の水面下で前記吸引輸送管に接続される空気注入管と、
    前記空気注入管を通じて前記吸引輸送管の内部に圧縮空気を送り込む圧縮空気移送装置と、
    前記固液回収タンク内の固液混合体を吸引するサンドポンプと、
    前記サンドポンプに吸引された前記固液混合体を受け入れる沈砂受入機と、
    を備えたことを特徴とする沈砂輸送装置。
  2. 前記吸引輸送管の口径は、前記固液回収タンクと前記サンドポンプとを連結する第1の固液輸送管の口径、前記サンドポンプと前記沈砂受入機とを連結する第2の固液輸送管の口径、および前記サンドポンプの吸込口の口径よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の沈砂輸送装置。
  3. 前記固液回収タンクの沈砂排出口は前記サンドポンプの吸込口に連結され、前記沈砂排出口は前記サンドポンプの吸込口よりも上方に位置していることを特徴とする請求項1に記載の沈砂輸送装置。
  4. 前記サンドポンプは、前記固液回収タンクの内部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の沈砂輸送装置。
  5. 前記固液回収タンクに堆積した沈砂を撹拌する撹拌機をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の沈砂輸送装置。
  6. 前記撹拌機は、前記固液回収タンクの下部に接続された大気注入管を備えることを特徴とする請求項5に記載の沈砂輸送装置。
  7. 前記撹拌機は、前記固液回収タンクの底部近傍に配置される撹拌羽根と、前記撹拌羽根を回転させる駆動装置とを備えることを特徴とする請求項5に記載の沈砂輸送装置。
  8. 鉛直方向に延びる導水管を前記固液回収タンク内に配置したことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の沈砂輸送装置。
  9. 固液回収タンクおよび該固液回収タンクに接続された吸引輸送管の内部を減圧し、
    沈砂池に堆積した沈砂を水とともに固液混合体として前記吸引輸送管内に吸引し、
    前記吸引輸送管内に圧縮空気を注入することにより前記固液混合体を上方に押し上げて輸送用水柱を形成し、
    前記輸送用水柱の下端が前記吸引輸送管の大気開放管との接続部よりも上方に位置したときに前記大気開放管を通じて前記吸引輸送管内を大気開放し、
    前記輸送用水柱の上端に作用する真空圧と該輸送用水柱の下端に作用する大気圧との圧力差により前記輸送用水柱を前記固液回収タンクに輸送し、
    前記固液回収タンクに輸送された固液混合体をサンドポンプで吸引して沈砂受入機に輸送することを特徴とする沈砂輸送方法。
  10. 前記固液回収タンクに堆積した沈砂を撹拌しながら、前記固液混合体を前記サンドポンプで吸引して前記沈砂受入機に輸送することを特徴とする請求項9に記載の沈砂輸送方法。
  11. 前記固液回収タンクの内部を大気開放し、該固液回収タンクに堆積した沈砂を撹拌しながら、前記固液混合体を前記サンドポンプで吸引して前記沈砂受入機に輸送することを特徴とする請求項10に記載の沈砂輸送方法。
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