JP2000312805A - 濁水処理装置 - Google Patents

濁水処理装置

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JP2000312805A
JP2000312805A JP11122500A JP12250099A JP2000312805A JP 2000312805 A JP2000312805 A JP 2000312805A JP 11122500 A JP11122500 A JP 11122500A JP 12250099 A JP12250099 A JP 12250099A JP 2000312805 A JP2000312805 A JP 2000312805A
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tank
flock
water
floc
center well
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JP11122500A
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English (en)
Inventor
Norisumi Hidaka
典純 日高
Hiroyuki Matsui
宏之 松井
Masuhira Ooishi
益平 大石
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HOUSHOU KK
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HOUSHOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで製造できる濁水処理装置であっ
て、含油した土木建築で排出される排水の処理又は小規
模なレストランや厨房などの含油排水処理に使用できる
小型装置を提供する。 【解決手段】 凝集剤投入機1aと、攪拌槽1bとが一
体となったフロック形成槽1と、フロック分離槽2とか
ら構成された濁水処理装置であり、フロック分離槽2に
はセンターウエル10と、沈殿槽2aと、浮上回収枠1
2と、この浮上回収枠12の上部と連通する浮上フロッ
ク排出管13を有するフロック貯留槽14と、フロック
分離槽2に設置される地面からの高さが上記浮上フロッ
ク排出管13が設置された高さと略同じ高さであってフ
ロック分離槽2本体の内壁に設置された集水桶15とを
有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、濁水を凝集剤に反
応させてフロックを形成させた後、当該フロックが集合
してなる汚泥(スラッジ)を廃棄するに際し、この汚泥
を分離及び回収するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、濁水処理設備は発生する濁水に凝
集剤を添加攪拌してフロックを凝集沈降又は強制浮上さ
せて汚泥(スラッジ)を処理している。そして、濁水に
凝集剤を添加して攪拌するとフロックが形成され、この
フロックが凝集沈降して汚泥となって沈殿槽底部に堆積
する場合には、この汚泥を引き抜き処理する方法が採ら
れている。一方、比重の軽い油分等が含まれた濁水を処
理する場合には凝集したフロックを加圧浮上させた後、
オイルセパレータを設けて強制的に回収する方法が一般
的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オイル
セパレータ等の設備は大がかりであり、コスト高となる
と共に広い設置スペースが必要となり、大規模な工場、
例えば石油精製、自動車、航空機、機械加工工場等に専
用に設置された含油排水処理の設備などに使用されてい
るだけであった。
【0004】本発明は、上記点にかんがみ、低コストで
含油した土木建築で排出される排水の処理又は小規模な
レストランや厨房などの含油排水処理に使用できる小型
装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、フロック形成
槽とフロック分離槽とからなる濁水処理装置において、
フロック分離槽は、中空筒状の内部空間を攪拌する攪拌
機と上記内部空間に上記フロック形成槽から移送される
フロックを含んだ液体が投入される投入口と上記内部空
間の中間部に設けられた中間部排出穴と上記内部空間の
下部に設けられた下部排出穴とを有するセンターウエル
と、該センターウエルよりも下方に設置された沈殿槽
と、上記センターウエルの外壁を空間を有して覆うよう
に設置された浮上回収枠と、該浮上回収枠の上部と連通
する浮上フロック排出管を有するフロック貯留槽と、フ
ロック分離槽に設置される地面からの高さが上記浮上フ
ロック排出管が設置された高さと略同じ高さであってフ
ロック分離槽本体の内壁に設置された集水桶とを有する
フロック分離槽であることを特徴とする濁水処理装置を
要旨とする。
【0006】又、前記集水桶上部には水面調整板が設置
されるものであって、該水面調整板により集水桶に流れ
込む処理水の前記フロック分離槽における水位を調整す
ることができるものである濁水処理装置を要旨とする。
【0007】さらに、前記センターウエルの内壁に設置
するものであって前記中間部排出穴からフロックを前記
センターウエル外部へ放出することができる隙間を有し
つつ前記中間部排出穴を覆うように設置された中間乱流
防止板を有してなる濁水処理装置を要旨とする。
【0008】又、前記センターウエルの内壁に設置する
ものであって前記下部排出穴からフロックを前記センタ
ーウエル外部へ放出することができる隙間を有しつつ前
記下部排出穴を覆うように設置された下部乱流防止板を
有してなる濁水処理装置を要旨とする。
【0009】さらに、前記センターウエルの外壁であっ
て前記中間部排出穴よりも下方に設置された気泡を発生
させる散気管を有してなる濁水処理装置を要旨とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る濁水処理装置
全体を示す概要図である。先ず、この図を用いて本装置
の構成について説明する。本装置は、凝集剤投入機1a
と、攪拌槽1bとが一体となったフロック形成槽1と、
フロック分離槽2とから構成された濁水処理装置であ
る。濁水3aの入っている原水槽3の中に原水移送ポン
プ4aが投入されており、ホース5aによって原水槽3
と攪拌槽1bとは連結されている。そして、攪拌槽1b
上部には凝集剤投入機1aが搭載されており、この凝集
剤投入機1aからは原水の性状に適合した凝集剤が攪拌
槽1b内へ散布されるようになっている。又、攪拌槽1
bには高速回転のモーター7aにより回転軸9aに取り
付けられた複数の羽根8a,8a・・・が回転する攪拌
機6aが設置されている。さらに、攪拌槽1b内には凝
集反応した液体をフロック分離槽2内に移送するサンド
ポンプ4bが設置されており、ホース5bによって攪拌
槽1bとフロック分離槽2とは連結されている。
【0011】又、フロック分離槽2内にはセンターウエ
ル10が設置されており、このセンターウエル10上方
から内部へホース5bからのフロックを含んだ液体が投
入されるようにフロック投入口10cが設けられてい
る。さらに、センターウエル10には低速回転のモータ
ー7bにより回転軸9bに取り付けられた複数の羽根8
b,8b・・・が回転する攪拌機6bが設置されてい
る。又、センターウエル10の中間部には中間部排出穴
10aが、下部には下部排出穴10bが各々設けられて
おり、この中間部排出穴10aの内側には中間乱流防止
板11aが、下部排出穴10bの内側には下部乱流防止
板11bが各々設置されている。さらに、センターウエ
ル10の外壁上部には浮上回収枠12の一端が接合され
ており、この浮上回収枠12は底辺が開口された四角錐
台状の部材であり、センターウエル10の外壁を空間を
有しつつ覆うよに設置されている。この浮上回収枠12
の上部は浮上フロック排出管13の一端と連通してお
り、この浮上フロック排出管13の他端はフロック貯留
槽14と連通している。又、フロック分離槽2本体の内
壁2b上部には全周に渡って集水桶15が設置されてい
る。この集水桶15の上部には水面調整板15aが全周
に渡って設置されている。
【0012】さらに、フロック分離槽2の中央から下部
には、すり鉢状の沈殿槽2aが設置されている。この沈
殿槽2aの底部には沈殿槽2a内部と連通するように配
管16がされており、バルブ16aを開くと共にスラッ
ジ引き抜きポンプ4cを作動させることにより沈殿槽2
a内部に堆積したスラッジをスラッジタンク17に排出
する。又、フロック貯留槽14の底部にはフロック貯留
槽14内部と連通するように配管18がされており、こ
の配管18は配管16に合流している。そして、バルブ
18aを開くと共にスラッジ引き抜きポンプ4cを作動
させることによりフロック貯留槽14に堆積したスラッ
ジをスラッジタンク17に排出する。尚、バルブ16b
は沈殿槽2a内部を清掃する場合の排水用に使用するバ
ルブであり、バルブ19aは沈殿槽2a内部に堆積した
スラッジが圧密状態となった場合に圧縮空気又はジェッ
ト水を配管19から供給してスラッジの圧密状態を解く
ためのバルブである。
【0013】次に、本発明に係る濁水処理装置の作用に
ついて図1乃至図3に基づいて説明する。図2はセンタ
ーウエル10の内部状態を示した透視図であり、図3は
フロック分離槽2の内部状態を示した透視図である。
尚、図3においてはセンターウエル10の構成を省略し
ている。先ず、原水槽3の中に入っている濁水3aは原
水移送ポンプ4aによりホース5aを通って攪拌槽1b
内へ移送される。そして、この攪拌槽1b内には凝集剤
投入機1aより凝集剤が投入され、この凝集剤と濁水3
aとが高速回転する攪拌機6aにより攪拌されて化学反
応し、フロック含有水となる。このフロック含有水はサ
ンドポンプ4bにより吸い上げられホース5bを通って
センターウエル10内部に移送される。そして、低速回
転する攪拌機6bにより再度攪拌され水よりも重いフロ
ックは下方に移動し、下部排出穴10bより沈殿槽2a
へと排出される。尚、下部排出穴10bの上部には下部
乱流防止板11bが設置されているが、これは攪拌機6
bの複数の羽根8a,8aによって作りだされる水流に
乗って水よりも軽い油分等を含有するフロックが下部排
出穴10bより排出されるのを防ぐためのものである。
一方、水よりも軽い油分等を含有するフロックはセンタ
ーウエル10の中間部に設けられている中間部排出穴1
0aを経由して浮上回収枠12により周囲を覆われてい
る場所へと排出される。尚、中間部排出穴10aの内側
には中間乱流防止板11aが設置されているが、これは
攪拌機6bの複数の羽根8a,8aによって作りだされ
る水流に乗って水よりも重いフロックが中間部排出穴1
0aより排出されるのを防ぐためのものである。
【0014】そして、水よりも軽い油分等を含有するフ
ロックは、浮上回収枠12の内側上部に達した後、浮上
フロック排出管13を通ってフロック貯留槽14へと排
出される。尚、フロック分離槽2の水位は集水桶15の
上部と一致するようになっており、これ以上の水位とな
ることは無い。何故ならば、重いフロック及び軽いフロ
ックが取り除かれた水は処理水となって集水桶15内部
に流れ込み、この集水桶15に溜まった処理水は排水口
15bより排出されるように集水桶15の底面には傾斜
がつけられているからである。従って、フロック分離槽
2の水位は常に集水桶15の上部と一致するようになる
ので、この集水桶15の上部と略同じ高さとなるように
設置された浮上フロック排出管13には大量の処理水が
流れ込むようなことはなく、処理水よりも上部に層を形
成する水よりも軽い油分等を含有するフロックは浮上フ
ロック排出管13を通ってフロック貯留槽14へと排出
される。
【0015】次に、沈殿槽2aの底部に沈殿したスラッ
ジは、バルブ16aを開き、スラッジ引き抜きポンプ4
cを作動させることにより、配管16を経由してスラッ
ジタンク17に排出される。又、フロック貯留槽14の
底部に堆積した油分等を含有するフロックは、バルブ1
8aを開き、スラッジ引き抜きポンプ4cを作動させる
ことにより、配管18及び16を経由してスラッジタン
ク17に排出される。
【0016】図4は集水桶15と水面調整板15aの関
係を示す断面図である。上述のように、水よりも軽い油
分等を含有するフロックを浮上フロック排出管13を経
由して排出させるためにはフロック分離槽2の処理水の
水位を常に集水桶15の上部と一致させるようにしなけ
ればならず、フロック分離槽2の設置場所が水平面でな
く傾いているときには相対的に、フロック分離槽2の内
壁の全周に渡って設置されている集水桶15上部の一部
が浮上フロック排出管13よりもかなり低くなる場合が
ある(図4(a))。この場合には、その一部分のみか
ら集水桶15内部に処理水が流れ込むこととなり、浮上
フロック排出管13には水よりも軽い油分等を含有する
フロックの層が到達できないため、この水よりも軽い油
分等を含有するフロックを分離するとができないことと
なる。
【0017】そこで、図4(b)に示すように、水面調
整板15aを集水桶15の上部よりさらに上方へ延して
固定する。これにより、処理水は水面調整板15aの上
部から集水桶15内部へ流れ込むと共に、水よりも軽い
油分等を含有するフロックは浮上フロック排出管13を
経由してフロック貯留槽14に流れ込むことができるよ
うになる。
【0018】尚、本発明の趣旨を逸脱しない範囲におい
て、種々なる実施の態様をとることができることは無論
である。例えば、上記実施形態において、図5に示すよ
うにセンターウエル10の中間部排出穴10aより下方
に位置する外周壁に複数の散気管20設置する構成とし
てもよい。この散気管20は気泡を発生させる装置であ
り、この発生させた気泡が水よりも軽い油分等を含有す
るフロックに浮力を与えて容易に浮上回収枠12の内側
上部に到達させることができるようにするためのもので
ある。
【0019】又、スラッジ引き抜きポンプ4cがスラッ
ジをスラッジタンク17へ圧送する構成としているが、
このスラッジタンク17へ圧送されたスラッジを更に脱
水機(図示せず)に投入する構成としてもよい。この脱
水機としては、本出願人の特許出願である特願平10−
198543号に記載の油圧式加圧脱水機を利用するこ
とにより、固化処理を行うことができる。
【0020】さらに、上記実施の形態においてはフロッ
ク形成槽は簡単な構成のものについて説明しているが、
本出願人の特許出願である特願平10−578号に記載
の攪拌槽のように仕切板を使用して第一攪拌室と第二攪
拌室とに仕切り、両室内に攪拌機を設置する構成として
もよいものである。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明は、本発明は、フ
ロック形成槽とフロック分離槽とからなる濁水処理装置
において、フロック分離槽は、中空筒状の内部空間を攪
拌する攪拌機と上記内部空間に上記フロック形成槽から
移送されるフロックを含んだ液体が投入される投入口と
上記内部空間の中間部に設けられた中間部排出穴と上記
内部空間の下部に設けられた下部排出穴とを有するセン
ターウエルと、該センターウエルよりも下方に設置され
た沈殿槽と、上記センターウエルの外壁を空間を有して
覆うように設置された浮上回収枠と、該浮上回収枠の上
部と連通する浮上フロック排出管を有するフロック貯留
槽と、フロック分離槽に設置される地面からの高さが上
記浮上フロック排出管が設置された高さと略同じ高さで
あってフロック分離槽本体の内壁に設置された集水桶と
を有するフロック分離槽であることを特徴とする濁水処
理装置を要旨とするので、従来から使用されている大型
の濁水処理装置と比較して小型でコスト安な濁水処理装
置を提供できると共に、濁水の水よりも重い成分が含ま
れているフロックと、水よりも軽い成分が含まれている
フロックとを分離して回収することができる。
【0022】又、前記集水桶上部には水面調整板が設置
されるものであって、該水面調整板により集水桶に流れ
込む処理水の前記フロック分離槽における水位を調整す
ることができるものである濁水処理装置を要旨とするの
で、濁水処理装置を設置する場所が水平面でない場合で
も水よりも軽い成分が含まれているフロックを分離して
回収することができる。
【0023】さらに、前記センターウエルの内壁に設置
するものであって前記中間部排出穴からフロックを前記
センターウエル外部へ放出することができる隙間を有し
つつ前記中間部排出穴を覆うように設置された中間乱流
防止板を有してなる濁水処理装置を要旨とするので、セ
ンターウエルに設置された攪拌機の攪拌により生じる乱
流を打ち消して中間部排出穴よりフロックを排出させる
ことができる。
【0024】又、前記センターウエルの内壁に設置する
ものであって前記下部排出穴からフロックを前記センタ
ーウエル外部へ放出することができる隙間を有しつつ前
記下部排出穴を覆うように設置された下部乱流防止板を
有してなる濁水処理装置を要旨とするので、センターウ
エルに設置された攪拌機の攪拌により生じる乱流を打ち
消して下部排出穴よりフロックを沈殿させることができ
る。
【0025】さらに、前記センターウエルの外壁であっ
て前記中間部排出穴よりも下方に設置された気泡を発生
させる散気管を有してなる濁水処理装置を要旨とするの
で、発生した気泡が水よりも軽い成分が含まれているフ
ロックに浮力を与えて容易に分離回収することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る濁水処理装置全体を示す概要図で
ある。
【図2】本発明を構成するセンターウエルの内部状態を
示した透視図である。
【図3】本発明を構成するフロック分離槽の内部状態を
示した透視図である。
【図4】集水桶と水面調整板の関係を示す断面図であ
る。
【図5】本発明を構成するセンターウエルに散気管を設
置した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 フロック形成槽 1a 凝集剤投入機 1b 攪拌槽 2 フロック分離槽 2a 沈殿槽 3 原水槽 3a 濁水 4a,4b,4c ポンプ 5a,5b ホース 6a,6b 攪拌機 7a,7b モーター 8a,8b 羽根 9a,9b 回転軸 10 センターウエル 10a 中間部排出穴 10b 下部排出穴 10c フロック投入口 11a 中間乱流防止板 11b 下部乱流防止板 12 浮上回収枠 13 浮上フロック排出管 14 フロック貯留槽 15 集水桶 15a 水面調整板 15b 排水口 16,18,19 配管 16a,18a,19a バルブ 17 スラッジタンク 20 散気管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロック形成槽とフロック分離槽とから
    なる濁水処理装置において、フロック分離槽は、中空筒
    状の内部空間を攪拌する攪拌機と上記内部空間に上記フ
    ロック形成槽から移送されるフロックを含んだ液体が投
    入される投入口と上記内部空間の中間部に設けられた中
    間部排出穴と上記内部空間の下部に設けられた下部排出
    穴とを有するセンターウエルと、該センターウエルより
    も下方に設置された沈殿槽と、上記センターウエルの外
    壁を空間を有して覆うように設置された浮上回収枠と、
    該浮上回収枠の上部と連通する浮上フロック排出管を有
    するフロック貯留槽と、フロック分離槽に設置される地
    面からの高さが上記浮上フロック排出管が設置された高
    さと略同じ高さであってフロック分離槽本体の内壁に設
    置された集水桶とを有するフロック分離槽であることを
    特徴とする濁水処理装置。
  2. 【請求項2】 前記集水桶上部には水面調整板が設置さ
    れるものであって、該水面調整板により集水桶に流れ込
    む処理水の前記フロック分離槽における水位を調整する
    ことができるものである請求項1に記載の濁水処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記センターウエルの内壁に設置するも
    のであって前記中間部排出穴からフロックを前記センタ
    ーウエル外部へ放出することができる隙間を有しつつ前
    記中間部排出穴を覆うように設置された中間乱流防止板
    を有してなる請求項1又は2に記載の濁水処理装置。
  4. 【請求項4】 前記センターウエルの内壁に設置するも
    のであって前記下部排出穴からフロックを前記センター
    ウエル外部へ放出することができる隙間を有しつつ前記
    下部排出穴を覆うように設置された下部乱流防止板を有
    してなる請求項1乃至3に記載の濁水処理装置。
  5. 【請求項5】 前記センターウエルの外壁であって前記
    中間部排出穴よりも下方に設置された気泡を発生させる
    散気管を有してなる請求項1乃至4に記載の濁水処理装
    置。
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