JP2014083049A - 害獣捕獲装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】経済植物等を捕食する複数頭で行動する害獣を一網打尽に捕獲。
【解決手段】フレーム(13)が囲む地面に捕獲ネット(14)を展開して配設し、フレーム(13)の入口近傍の所定の位置に赤外線センサー(16、17)から成る第1の検知手段を、フレーム(13)の入口から奥の所定の位置に赤外線センサー発信部(18、19)から成る第2の検知手段を配設し、第1の検知手段が、複数頭の害獣の先頭が捕獲ネット(14)に侵入したことを検知し、第2の検知手段が、先頭の害獣が捕獲ネット(14)上のさらに奥に侵入し、複数頭の害獣の総ての害獣が前記捕獲ネット(14)上に侵入したことを検知すると、モータ(22)が作動して捕獲ネット(14)が複数頭の害獣を巾着状に包み込んだ状態で絞り込み、上昇させる。
【選択図】図4

Description

本発明は害獣捕獲装置に関する。より詳細に述べると、本発明は、地面に敷いた捕獲ネットと、捕獲ネットの上に害獣が乗ったことを検知するセンサーと、前記センサーに連動して前記捕獲ネットを絞り込む捕獲ネット絞り込み装置とを主要部品として含む害獣捕獲装置に関する。
本発明で使用する用語「害獣」を一義的に定義することは難しいが、人畜に直接的に被害を与えたり、農作物やその生産物等経済的有用植物、或いは高山植物等を捕食する鳥獣と定義し、敢えて例示すると、猪、鹿、熊、猿、カモシカ、狸、狐、カラス等であるが、これらに限定されるものではない。
害獣の中でも猪は、稲、麦、サツマイモ、タケノコ、野菜、トウモロコシ、山芋等殆どの経済作物を食害する。個体差や地域差はあるが、猪の成獣は180cm、尾長25cm、肩高90cm、体重50〜300kgもあり、妊娠期間112〜115日で、4〜12頭の子を産むと言われている。雌と子供、若い雄は絶えず一緒に群れて行動している。従って、この行動様式からも、田畑、山野の経済的有用植物や、作物を食害する種類と量は、他の害獣を遙かに超えている(以上、岡田要著、東京堂出版刊行「動物の事典」、朝日稔他著、地人書館刊行「新訂図解動物観察事典」より抜粋)。
従来、猪等害獣による農作物被害防止対策としては、侵入防止柵、電気牧柵、トタン、防護ネット、バクチク等がある。これらは、主として、猪が畑等へ侵入するのを防止することを目的としたもので、いわば消極的防止対策である。
他方、別の従来技術としては、捕獲檻、捕獲罠、或いは猟友会による最終処分がある。
たとえば、特許文献1は、概略、立設した柵で回りを囲い、柵の一部に、一ないし複数の出入口シャッターを設けたオリのフレームの屋根部分を開閉可能にし、出入口シャッターを開口して、ロック棒によってロックして開口を維持し、ロック棒を、連結棒を介してT字型横棒と連結し、獣類がT字型横棒を前側に突き押すことにより連結棒を介してロックを解除してシャッターを閉じて、獣類を捕獲する屋根開閉式獣類捕獲、飼育オリを開示している。さらに、[0007]には、概略、「獣類捕獲オリのシャッターロック解除の方法でT字型横棒は逆T字に天井から吊し横棒を床面に近づけてその近辺に餌を撒いておくとイニシシ等は土を鼻で掘り起こす習性で餌を食べながら横棒を押す。〜〜〜。」と記載されている。ところで、猪の雌と子供及び若い雄は絶えず一緒に群れて行動していることは前述した通りであり、また、猪は一回で4〜12頭の子を産むと言われていることも前述した通りであり。従って、猪は、通常、4〜6頭が一緒に群れて行動していると考えられる。特許文献1に記載された従来技術の場合、絶えず群れで行動している全頭の猪がオリの中に完全に入ったか否かを確認する手段がないので、捕獲もれが発生する恐れがある。猪は学習能力に優れているため、一回で確実に全頭を捕獲しないと、二度と捕獲できないと言われている。この点が特許文献1に記載された従来技術の欠点である。
特許文献2は、概略、開口部を備えた袋状で、柔軟性または変形性を有する捕獲網と、開口部を開いた状態で捕獲網を保持できる保持部材とを備えていて、保持部材は捕獲網内に設けてある餌受部と連動して開口部側を閉じる閉鎖手段を有している動物捕獲装置を開示している。特許文献2が開示している従来技術は、主として捨てられた犬や猫などを保護するための装置([0002]、[0006]等)である。そのために、動物が保護されるまでは、開口部が常時開いた状態に維持されている。このように、開口部が常時開口されている捕獲網では、警戒心が強く、且つ、学習能力が高い猪等害獣の捕獲には適さない。
特許文献3は、概略、地面の立設した支柱の上端部に係合フック装置を設け、捕獲網の中心部を支柱に挿通し、且つ、地面より所定の高さに配置し、係合フックの係止片に一端をそれぞれ係止した第一ロープを複数本設け、それぞれの末端部を、捕獲網に係止し、且つ、捕獲網の周端部より、それぞれ複数本の第二ロープを地面に固定し、捕獲網の周端には、捕獲網をきんちゃく袋状に閉めるようループ状にロープをそれぞれ二方向から設け、その先端を地面に固定し、係合フック装の係止機構を外すワイヤーを、捕獲網内の害獣が触れることにより係合フック装置の係止片が外れ、それぞれ第一ロープが外れて捕獲網が落下し、害獣を絡め捕る害獣の捕獲具を開示開始している。
害獣が猪の場合、猪は、雌と子供及び若い雄は絶えず一緒に群れて行動していることは前述した通りであり、また、猪は一回で4〜12頭の子を産むと言われていることも前述した通りであり。従って、猪は、通常、4〜6頭が一緒に群れて行動していると考えられる。特許文献3に記載された従来技術の場合、絶えず群れで行動している全頭の猪が捕獲網の中に完全に入ったか否かを確認する手段がないので、捕獲もれが発生する恐れがある。猪は学習能力に優れているため、一回で確実に全頭を捕獲しないと、二度と捕獲できないと言われている。この点が特許文献3に記載された従来技術の欠点である。また、特許文献3に記載された従来技術の場合、係合フック装置の係止機構を外すワイヤーを捕獲網内に地面に杭で固定し、ワイヤーを害獣が触れることにより、係合フック装置の係止片が外れ、それぞれ複数本の第一ロープが一体に外れ、捕獲網が落下して、害獣を絡め捕るようになっている([要約]、[0018]等)。このような機構の場合、害獣、たとえば、鋭敏で、且つ、学習能力が高い猪等が、ワイヤーを確実に触れるとは限らない。この点も特許文献3に記載された従来技術の欠点である。
特開2002−142650号公報 特開2005−278584号公報 特開2003−219784号公報
従って、発明が解決しようとする第一の課題は、害獣捕獲装置を提供することである。
発明が解決しようとする第二の課題は、地面に敷いた捕獲ネットと、捕獲ネットの上に害獣が乗ったことを検知するセンサーと、前記センサーに連動して前記捕獲ネットを巾着状に、引き上げ、絞り込む捕獲ネット引き上げ−絞り込み装置とを主要部品として備えていて、捕獲ネットの上に侵入した複数頭の害獣を一網打尽に捕獲する害獣捕獲装置を提供することである。
発明が解決しようとする第三の課題は、地面に敷いた捕獲ネットと、捕獲ネットの上に害獣が乗ったことを検知するセンサーと、前記センサーに連動して前記捕獲ネットを巾着状に、引き上げ、絞り込む捕獲ネット引き上げ−絞り込み装置とを主要部品として備えていて、捕獲ネットの上に侵入した複数頭の害獣を一網打尽に捕獲するとともに、必要に応じて害獣に高電圧・高電流を通電して一時的にショック状態にして、次の工程又は作業を安全に行うことができるような害獣捕獲装置を提供することである。
発明が解決しようとするその他の課題及び利点は以下逐次明らかにされる。
前記課題は下記に述べた手段により解決される。
1.イ。少なくとも4本の垂直部材及び前記少なくとも4本の垂直部材の頂点に固定された上部水平部材及び底部水平部材から搆成されたフレームと、
ロ。前記フレームの底部水平部材で囲まれた地面に展開して配設されている捕獲ネットと、
ハ。前記フレームを構成する上部水平部材に回転可能に取り付けられた第1の捕獲ネット巻上げロールと、
ニ。前記フレームの入口近傍の所定の位置に配設された赤外線センサー発信部と赤外線センサー反射部との組合せから成る第1の検知手段
ホ。前記フレームの入口から奥の所定の位置に配設された赤外線センサー発信部と赤外線センサー反射部との組合せから成る第2の検知手段とを備えていて、
I:前記第1の捕獲ネット巻上げロールは、Vプーリ及びVベルトを介して電動機と連結されていて前記第1の捕獲ネット巻上げロールを回転駆動するようになっていること、
II:前記捕獲ネットの周縁には絞込み用ロープが通してあって、前記捕獲ネット上に害獣が侵入したとき巾着袋状に絞り込むようになっていること、
III:複数本の巻き取りロープが、前記絞込み用ロープを締結した状態で前記捕獲ネットの周縁に締結されていて、さらに、前記フレームを構成する垂直部材の上端を介して前記第1の捕獲ネット巻上げロールに巻回されていて、前記第1の捕獲ネット巻上げロールが回転駆動すると、前記捕獲ネットが巾着袋状に絞り込まれると同時に上昇するようになっていること、
IV:前記赤外線センサー発信部と赤外線センサー反射部との組合せから成る第1の検知手段が、複数頭の害獣の先頭が前記捕獲ネット(14)に侵入したことを検知し、前記赤外線センサー発信部と赤外線センサー反射部との組合せから成る第2の検知手段が、前記先頭の害獣が捕獲ネット上のさらに奥に侵入し、前記複数頭の害獣の総ての害獣が前記捕獲ネット内に入ったことを検知したら、信号を発信して前記電動機を回転させて、前記Vベルト及びVプーリを介して前記第1の捕獲ネット巻上げロールを回転駆動して、前記捕獲ネットを巾着袋状に絞り込むと同時に上昇させて害獣を絡め捕るようになっている害獣捕獲装置。
2.前記1項に記載した害獣捕獲装置おいて、さらに、カップリングを介して前記第1の捕獲ネット巻上げロールが、第2の捕獲ネット巻上げロールと連結されている。
3.前記1または2項に記載した害獣捕獲装置おいて、さらに、高圧線を介して高圧電源に接続された導線が前記巾着袋状に絞り込むと同時に上昇させられた前記捕獲ネット内に絡め捕られた害獣に接触するように配設されている。
請求項1に記載した発明により、下記に例示した効果を奏功することができる。
1.最終的には、巾着袋状に絞り込まれると同時に上昇するようになっている柔軟性がある捕獲ネット内に絡め捕るので、捕獲ネット内に絡め捕られた害獣が暴れても、害獣が死亡あるいは傷害を受ける等のダメージを与えない。従って、動物愛護の観点、あるいは捕獲後の動物園等での有効利用に資することができる。
2.捕獲ネットの材質と大きさを変えることにより、熊、イノシシ、猿、鹿等大型害獣から、狐、狸、野兎等小型の害獣まで広範に対応可能である。
3.赤外線センサー発信部と赤外線センサー反射部との組合せから成る第1の検知手段と、第1の検知手段と離隔して配設された同じく赤外線センサー発信部と赤外線センサー反射部との組合せから成る第2の検知手段の二組の検知手段が配設されているので、猪のように複数頭で行動する害獣の最先頭の害獣が捕獲装置内に侵入した場合第1の検知手段が検知し、最後尾の害獣が捕獲装置内に侵入した場合第2の検知手段が検知するので、検知手段から漏れる事が無く、複数頭で行動する害獣を一網打尽に捕獲することができる。
請求項2に記載した発明により、請求項1に記載した害獣捕獲装置において、さらに、カップリングを介して前記第1の捕獲ネット巻上げロールが、第2の捕獲ネット巻上げロールと順次連結されているので、たとえ、害獣捕獲装置としての一ユニットの長さは短くでも、カップリングを介してユニットを順次連結できるので、害獣捕獲装置を設置する場所の状況等に適格に対応することができる。
請求項3に記載した発明により、請求項1又は2に記載した害獣捕獲装置において、さらに、高圧線を介して高圧電源に接続された導線が前記巾着袋状に絞り込むと同時に上昇させられた前記捕獲ネット内に絡め捕られた害獣に接触するように配設されているので、一定のタイムラグを設け、高電圧・高電流の電気ショックで捕獲した害獣を一時的に感電・気絶させ、安全に次の作業に移行することができる
害獣捕獲装置の一実施例の斜視図である。 害獣捕獲装置の一実施例の断面図である。 害獣捕獲装置の一実施例の底面図である。 害獣捕獲装置の実施の状態を示す説明図である。
発明を実施するための形態を添付した図面に基づいて説明する。
図1は本発明の害獣捕獲装置の一実施例を示す斜視図、図2は本発明の害獣捕獲装置の一実施例の断面図、図3は本発明の害獣捕獲装置の一実施例の底面図、及び図4は本発明の害獣除装置の実施の状態を示す説明図である。図に示したように、本発明の害獣捕獲装置は、イ。少なくとも4本の垂直部材(1、2、3、4)及び前記少なくとも4本の垂直部材(1、2、3、4)の頂点に固定された上部水平部材(5、6、7、8)及び底部水平部材(9、10、11、12)から構成されたフレーム(13)と、
ロ。前記フレーム(13)の底部水平部材(9、10、11、12)で囲まれた地面に展開して配設されている捕獲ネット(14)と、
ハ。前記フレーム(13)を構成する上部水平部材(5、8)に回転可能に取り付けられた第1の捕獲ネット巻上げロール(15)と、
ニ。前記フレーム(13)の入口近傍の所定の位置に配設された赤外線センサー発信部(16)と赤外線センサー反射部(17)との組合せから成る第1の検知手段、
ホ。前記フレーム(13)の入口から奥の所定の位置に配設された赤外線センサー発信部(18)と赤外線センサー反射部(19)との組合せから成る第2の検知手段、とを備えていて、
I:前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)は、Vプーリ(20)及びVベルト(21)を介して電動機(22)と連結されていて前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)を回転駆動するようになっていること、
II:前記捕獲ネット(14)の周縁には絞込み用ロープ(23)が通してあって、前記捕獲ネット(14)上に害獣が侵入したとき巾着袋状に絞り込むようになっていること、
III:複数本の巻き取りロープ(24)が、前記絞込み用ロープ(23)を締結した状態で前記捕獲ネット(14)の周縁に締結されていて、さらに、前記フレーム(13)を構成する垂直部材(3、4)の上端を介して前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)に巻回されていて、前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)が回転駆動すると、前記捕獲ネット(14)が巾着袋状に絞り込まれると同時に上昇するようになっていること、
IV:前記赤外線センサー発信部(16)と赤外線センサー反射部(17)との組合せから成る第1の検知手段が、複数頭の害獣の先頭が前記捕獲ネット(14)に侵入したことを検知し、前記赤外線センサー発信部(18)と赤外線センサー反射部(19)との組合せから成る第2の検知手段が、前記先頭の害獣が捕獲ネット(14)上のさらに奥に侵入し、前記複数頭の害獣の総ての害獣が前記捕獲ネット(14)内に入ったことを検知したら、信号を発信して前記電動機(22)を回転させて、前記Vベルト(21)及びVプーリ(20)を介して前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)を回転駆動して、前記捕獲ネット(14)を巾着袋状に絞り込むと同時に上昇させて害獣を絡め捕るようになっている。
本発明の害獣捕獲装置は、ユニット単独でも、ユニットを複数個連結して使用してもよい。従って、まず、一ユニットに関して説明する。フレーム(13)は、本発明の害獣捕獲装置の基本的構成要素である。フレーム(13)の一実施例は、それぞれ対向して立設された少なくとも4本の立設された垂直部材(1、2、3、4)及び前記少なくとも4本の垂直部材(1、2、3、4)の頂点に固定された上部水平部材(5、6、7、8)及び底部水平部材(9、10、11、12)から構成されている。然しながら、これらの構成に限定されるものではない。
フレーム(13)を構成する材料としては、鋼鉄、アルミ、木、竹、合成樹脂等任意の材料から選択され、特段に限定されない。然しながら、猪等大型害獣が複数頭捕獲された場合を想定すると、少なくとも1000Kgの荷重に耐えられる鋼鉄が望ましい。
フレーム(13)の入口の大きさ、及び奥行きの長さは特段に限定されない。然しながら、猪等大型害獣を複数頭捕獲することを想定した場合、1ユニットのフレーム(13)の入り口の横×縦は、最低でも1m×1mが好ましい。
本発明の害獣捕獲装置は、或特定箇所に一定期間設置しておくこともできるが、猟期その他の事情により、設置場所を臨機応変に移動して対応することができるように、前記フレームは組立式にすることが好ましい。従って、フレームを構成する各部材同士の固定は、部材が鋼鉄又はアルミ等金属の場合はボルト及びナット、合成樹脂又は木材の場合はロープ或いは、ほぞ組等で着脱可能に暫定的に固定することが好ましい。
本発明の害獣捕獲装置は、前記フレーム(13)の底部水平部材(9、10、11、12)で囲まれた地面に捕獲ネット(14)が展開して配設されている。捕獲ネット(14)は、たとえば、ポリエステル繊維製の建築現場保安ネット等が好ましい。捕獲ネット(14)は、図3に示したように、底部水平部材(9、10、11、12)で囲まれた地面の全体を覆うように敷き詰める。この際、捕獲ネット(14)の表層部を土に埋め込んだり、枯れ葉、枯れ草、腐葉土等で被覆すると、害獣等に臭いが感知され難くなるので、好ましい。
本発明の害獣捕獲装置は、前記フレーム(13)を構成する上部水平部材(5、8)に第1の捕獲ネット巻上げロール(15)が回転可能に取り付けられている。第1の捕獲ネット巻上げロール(15)は、前述した捕獲ネット(14)の上に害獣が侵入した場合、前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)が回転駆動して、前記捕獲ネット(14)が巾着袋状に絞り込まれると同時に上昇するようになっている。この点に関しては後述する。
本発明の害獣捕獲装置は、前記フレーム(13)の入口近傍の所定の位置に害獣が前記捕獲ネット(14)の上に入ってきたことを感知する第1の検知手段が配設されている。第1の検知手段は、赤外線センサー発信部(16)と赤外線センサー反射部(17)との組合せから構成されている。さらに、本発明の害獣捕獲装置は、複数頭の害獣グループの先頭が前記フレーム(13)の入り口からさらに奥に侵入し害獣グループの全体が捕獲ネット上に入ったことを感知する第2の検知手段が配設されている。第2の検知手段は、赤外線センサー発信部(18)と赤外線センサー反射部(19)との組合せから構成されている。
本発明の害獣捕獲装置で使用する赤外線センサーは、市販のもので十分である。
本発明の害獣捕獲装置において、前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)は、Vプーリ(20)及びVベルト(21)を介して電動機(22)と連結されていて前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)を回転駆動するようになっている。
本発明の害獣捕獲装置において、前記捕獲ネット(14)の周縁には絞込み用ロープ(23)が通してあって、前記捕獲ネット(14)上に害獣が侵入したとき巾着袋状に絞り込むようになっている。さらに、複数本の巻き取りロープ(24)が、前記絞込み用ロープ(23)を締結した状態で前記捕獲ネット(14)の周縁に締結されていて、さらに、前記フレーム(13)を構成する垂直部材(3、4)の上端を介して前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)に巻回されていて、前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)が回転駆動すると、前記捕獲ネット(14)が巾着袋状に絞り込まれると同時に上昇するようになっている。
本発明の害獣捕獲装置において、前記赤外線センサー発信部(16)と赤外線センサー反射部(17)との組合せから成る第1の検知手段が、複数頭の害獣の先頭が前記捕獲ネット(14)上に侵入したことを検知し、前記赤外線センサー発信部(18)と赤外線センサー反射部(19)との組合せから成る第2の検知手段が、前記先頭の害獣が捕獲ネット(14)上のさらに奥に侵入し、前記複数頭の害獣の総ての害獣が前記捕獲ネット(14)内に入ったことを検知したら、信号を発信して前記電動機(22)を回転させて、前記Vベルト(21)及びVプーリ(20)を介して前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)を回転駆動して、前記捕獲ネット(14)を巾着袋状に絞り込むと同時に上昇させて害獣を絡め捕るようになっている。
図4は、3頭の猪を捕獲した状態を示す説明図である。即ち、前記赤外線センサー発信部(16)と赤外線センサー反射部(17)との組合せから成る第1の検知手段が、3頭の害獣の先頭が前記捕獲ネット(14)上に侵入したことを検知し、前記赤外線センサー発信部(18)と赤外線センサー反射部(19)との組合せから成る第2の検知手段が、前記先頭の害獣が捕獲ネット(14)上のさらに奥に侵入し、前記3頭の害獣の総ての害獣が前記捕獲ネット(14)内に入ったことを検知したので、信号を発信して前記電動機(22)を回転させて、前記Vベルト(21)及びVプーリ(20)を介して前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)を回転駆動して、まず、前記捕獲ネット(14)の周縁に通してある絞込み用ロープ(23)を絞り、前記捕獲ネット(14)を巾着袋状に絞り込み、次いで、さらに、前記絞込み用ロープ(23)と締結された複数本の巻き取りロープ(24)を上昇させて害獣を宙づりにした状態で絡め捕った状態を示している。
なお、図3及び図4に示したように、前記捕獲ネット(14)内には、高圧線(27)を介して高圧電源(28)に接続された導線(29)が前記巾着袋状に絞り込むと同時に上昇させられ絡め捕られた害獣に接触するように配設されている。図4示したように、導線(29)は、たとえば、稲妻模様に捕獲ネット(14)内に織り込まれているので、捕獲ネット(14)に捕獲された全ての害獣に必ず接触するようになっている。
さらに、本発明の害獣捕獲装置において、前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)は、カップリング(25)を介して第2の捕獲ネット巻上げロール(26)と連結することができる。このことにより、複数個のユニットを連結することができ、希望する長さの害獣捕獲装置とすることができる。
本発明の害獣捕獲装置における動力源(22)は、基本的には3相、200Vの電力を使用するブレーキ付き減速モータである。さらに、持ち運び式発電機や、太陽光発電、風力発電等も使用可能である。また、本発明の害獣捕獲装置で使用する赤外線センサーの電源は変圧器を使用して単相100Vを使用する。また、本発明の害獣捕獲装置を設置する地域の周波数に応じたモータを使用する。
以下に、本発明の害獣捕獲装置を使用して害獣を捕獲する別のシーケンスの一例を記載する。
害獣グループの先頭が捕獲装置内に入ってきたことを第1の検知手段が検知する。さらに、害獣グループの先頭が捕獲装置の奥に侵入すると第2の検知手段が検知し、その信号でブレーキ付き減速モータ(22)が回転開始して第1の捕獲ネット巻上げロール(15)を回転させる。第1の捕獲ネット巻上げロール(15)の回転当初は、複数本の巻き取りロープ(24)を弛ませ、無負荷で回転開始させ、おおむね定格回転数に達した時点で、害獣の体重負荷がモータ(22)に加わるようにする。リミットスイッチやタイマで上昇限界に達しことを検知したら、ブレーキ付き減速モータ(22)が回転を停止し、捕獲ネット(14)も上昇を停止しする。ここまでの動作は手動で可変調整可能な回路とする。次いで、モータ(22)が回転停止したら、捕獲ネット(14)に編み込んだ導線(29)に高電圧発生装置(28)から通電し、捕獲ネット(14)の下に設置したアース棒(30)で害獣を一時的に感電させ、害獣の動きを鈍らせ、さらにロープ等で固縛する。この場合、電気を害獣に伝えやすくするために、害獣捕獲装置の設置場所は、常に水などで湿らせておくことが好ましい。
さらに、本発明の害獣捕獲装置を使用して害獣を捕獲する別のシーケンスの一例を記載する。
1.害獣グループの先頭が捕獲装置に入ってきたことを第1の検知手段が検知。→2.さらに、害獣グループの先頭が捕獲装置の奥に侵入し、害獣グループ全体が捕獲装置に入ってきたことを第2の検知手段が検知。→3.直ちに、ソレノイドバルブに信号を送り、バルブが中立位置から特殊シリンダを上昇側に移動させる。→4.ソレノイドバルブが切替り特殊シリンダが上昇を開始。→5.特殊シリンダのロッド下限位置から離れオートスイッチより制御盤内のリレー自己保障。
→6.更に、特殊シリンダが上昇し、ロッド上限位置にてオートスイッチが上昇限を確認。→7.制御盤内のリレーからソレノイドバルブに信号が送られ、ソレノイドバルブが中立位置に戻りオールブロックエアーの流出が停止。→8.捕獲ネット内に害獣を確保。→9.ロッド上昇限にて遠方伝達ラインを通じて管理者に害獣の捕獲を音声伝達。→10.管理者が捕獲装置の設置場所へ出動。
本発明の害獣捕獲装置を使用する場合、モータ(22)の回転力の伝達は、モータ出力軸に取り付けたVプーリ(20)と捕獲ネット巻上げロール(15)の軸に取り付けたVプーリ(20)間を、Vベルト(21)で介した回転駆動部に、捕獲した害獣の過負荷がモータ(22)に直接伝わるのを防止し、モータ(22)の焼損をVプーリ(20)とVベルト(21)間のスリップで防止する。また、この場合、多少の回転数の増減も機械的に調整する。
ここで、捕獲ネット(14)に、絞込み用ロープ(23)及び巻き取りロープ(24)を固緊する方法の一例を説明する。捕獲ネット(14)の上端周縁部に一定の間隔で短いロープ(31)を結び付け、そのロープ(31)の先端を輪(32)にし、その輪(32)の中に捕獲ネット(14)を巾着状に絞り込む絞込み用ロープ(23)を通し、輪状に結び付け、捕獲ネット(14)全体を巾着状にするために一定間隔で、その絞込み用ロープ(23)に結び付けた巻き取りロープ(24)の先端をフレーム(13)の幅方向の中心付近に固縛し、さらにフレーム(13)を構成する上部水平部材(5、8)に回転可能に取り付けられた第1の捕獲ネット巻上げロール(15)にもう片方のロープを固縛し、モータ(22)の回転と共に巻き取りロープ(24)を巻き上げると同時に、絞込み用ロープ(23)を自動的に絞って、巾着状に絞り込まれた捕獲ネット(14)で複数頭の害獣を身動きできないようにし、さらに、必要に応じて、別のロープで害獣の足を固縛し、安全かつ迅速に次の工程に移行することができる。
本発明の害獣捕獲装置は、前述した通りの構成になっているので、熊、イノシシ、猿、鹿等大型害獣から、狐、狸、野兎等小型の害獣を、最終的には、巾着袋状に絞り込まれると同時に上昇するようになっている柔軟性がある捕獲ネット内に絡め捕るので、捕獲ネット内に絡め捕られた害獣が暴れても、害獣が死亡あるいは傷害を受ける等のダメージを与えないので、動物愛護の観点、あるいは捕獲後の動物園等での有効利用に資することができ、捕獲ネットの材質と大きさを変えることにより、熊、イノシシ、猿、鹿等大型害獣から、狐、狸、野兎等小型の害獣まで広範に対応可能であって、さらに、カップリングを介して前記第1の捕獲ネット巻上げロールが、第2の捕獲ネット巻上げロールと順次連結することができるの、害獣捕獲装置としての一ユニットの長さは短くでも、カップリングを介してユニットを順次連結できるので、害獣捕獲装置を設置する場所の状況等に適格に対応することができる。
1 垂直部材
2 垂直部材
3 垂直部材
4 垂直部材
5 上部水平部材
6 上部水平部材
7 上部水平部材
8 上部水平部材
9 底部水平部材
10 底部水平部材
11 底部水平部材
12 底部水平部材
13 フレーム
14 捕獲ネット
15 第1の捕獲ネット巻上げロール
16 赤外線センサー発信部
17 赤外線センサー反射部
18 赤外線センサー発信部
19 赤外線センサー反射部
20 Vプーリ
21 Vベルト
22 電動機
23 絞込み用ロープ
24 巻き取りロープ
25 カップリング
26 第2の捕獲ネット巻上げロール
27 高圧線
28 高圧電源
29 導線
30 アース棒
31 アース線
32 輪
33 制御盤
34 碍子

Claims (3)

  1. イ。少なくとも4本の垂直部材(1、2、3、4)及び前記少なくとも4本の垂直部材(1、2、3、4)の頂点に固定された上部水平部材(5、6、7、8)及び底部水平部材(9、10、11、12)から構成されたフレーム(13)と、
    ロ。前記フレーム(13)を構成する底部水平部材(9、10、11、12)で囲まれた地面に展開して配設されている捕獲ネット(14)と、
    ハ。前記フレーム(13)を構成する上部水平部材(5、8)に回転可能に取り付けられた第1の捕獲ネット巻上げロール(15)と、
    ニ。前記フレーム(13)の入口近傍の所定の位置に配設された赤外線センサー発信部(16)と赤外線センサー反射部(17)との組合せから成る第1の検知手段
    ホ。前記フレーム(13)の入口から奥の所定の位置に配設された赤外線センサー発信部(18)と赤外線センサー反射部(19)との組合せから成る第2の検知手段とを備えていて、
    I:前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)は、Vプーリ(20)及びVベルト(21)を介して電動機(22)と連結されていて前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)を回転駆動するようになっていること、
    II:前記捕獲ネット(14)の周縁には絞込み用ロープ(23)が通してあって、前記捕獲ネット(14)上に害獣が侵入したとき巾着袋状に絞り込むようになっていること、
    III:複数本の巻き取りロープ(24)が、前記絞込み用ロープ(23)を締結した状態で前記捕獲ネット(14)の周縁に締結されていて、さらに、前記フレーム(13)を構成する垂直部材(3、4)の上端を介して前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)に巻回されていて、前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)が回転駆動すると、前記捕獲ネット(14)が巾着袋状に絞り込まれると同時に上昇するようになっていること、
    IV:前記赤外線センサー発信部(16)と赤外線センサー反射部(17)との組合せから成る第1の検知手段が、複数頭の害獣の先頭が前記捕獲ネット(14)に侵入したことを検知し、前記赤外線センサー発信部(18)と赤外線センサー反射部(19)との組合せから成る第2の検知手段が、前記先頭の害獣が捕獲ネット(14)上のさらに奥に侵入し、前記複数頭の害獣の総ての害獣が前記捕獲ネット(14)内に入ったことを検知したら、信号を発信して前記電動機(22)を回転させて、前記Vベルト(21)及びVプーリ(20)を介して前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)を回転駆動して、前記捕獲ネット(14)を巾着袋状に絞り込むと同時に上昇させて害獣を絡め捕るようになっている害獣捕獲装置。
  2. さらに、カップリング(25)を介して前記第1の捕獲ネット巻上げロール(15)が、第2の捕獲ネット巻上げロール(26)と連結されている請求項1項に記載した害獣捕獲装置。
  3. さらに、高圧線(27)を介して高圧電源(28)に接続された導線(29)が前記巾着袋状に絞り込むと同時に上昇させられた前記捕獲ネット(14)内に絡め捕られた害獣に接触するように配設されている請求項1または2に記載した害獣捕獲装置。
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