JP2014081265A - 電子式ガスメータ - Google Patents

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定 川島
Takuya Kitazawa
拓也 北澤
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Abstract

【課題】出荷前の作業時間を短縮することができる電子式ガスメータを提供する。
【解決手段】補正ロジック部6A−1〜6A−3が、積算流量の演算で用いられるゼロ点補正値、流量補正値、ガス種補正値を求め、求めたゼロ点補正値、流量補正値、ガス種補正値をEEPROMに書き込むと共に、書込完了フラグF1〜F3をオンする。制御部6A−5が、全ての書込完了フラグF1〜F3がオンされると、自動的に電子封印ロジック部6A−4に補正値の書き換えを禁止する電子封印を実行させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子式ガスメータに係り、特に、積算流量の演算で用いられる補正値の書き換えを禁止する電子封印を行う電子式ガスメータに関するものである。
上記電子式ガスメータには、超音波式や熱式などの流速センサと、マイクロコンピュータと、が内蔵され、マイクロコンピュータが、流速センサにより検出されたガスの流速から積算流量を演算して、演算したガスの積算流量を表示器に表示させている。この電子式ガスメータは、工場においていくつかの工程を経て出荷される。その工程は大きく分けて初期設定工程、器差調整工程、検定・検査工程、出荷前設定工程となっており、各工程を正常に通過しなければ電子式ガスメータは次の工程に移行することができない。
電子式ガスメータは、上記器差調整工程において器差補正が行われ、積算流量の演算に用いられるゼロ点補正値、流量補正値、ガス種補正値(補正値)が設定される。それぞれの補正値は計量メータとしての計量を構成する最重要ファクタであり、この補正値が変更されると計量に大きなズレが生じるため、電子式ガスメータは全ての工程を経た後、補正値を変更できないように電子的な封印を行っている(例えば特許文献1)。電子封印を行う際に、出荷前設定工程において、工場設備(例えばパソコン)により、補正値の書き込みの抜けが生じないように出荷前設定工程においてゼロ点補正値、流量補正値、ガス種補正値が正常に書き込まれていることを確認した上で、電子式ガスメータに対して電子封印電文を送信して電子封印を行っている。
しかしながら、上記出荷前設定工程におけるゼロ点補正値の確認、流量補正値の確認、ガス種補正値の確認及び電子封印に要する工程を行わなければならず、出荷前の作業時間が長くなる、という問題が生じていた。
特開2011−27671号公報
そこで、本発明は、出荷前の作業時間を短縮することができる電子式ガスメータを提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための請求項1記載の発明は、ガスの積算流量を演算する流量演算手段と、前記流量演算手段による積算流量の演算で用いられる補正値の書き込み要求を受信すると、当該補正値をメモリに書き込む書込手段と、前記補正値の書き換えを禁止する電子封印を行う電子封印手段と、を備えた電子式ガスメータにおいて、前記書込手段による全ての補正値の書き込みが完了したときに、自動的に前記電子封印手段による電子封印を実行させる制御手段を備えたことを特徴とする電子式ガスメータに存する。
請求項2記載の発明は、前記書込手段が、補正値毎に書き込みが成功すると書込完了フラグをオンし、前記制御手段が、全ての補正値に対する書込完了フラグがオンしたときに、自動的に前記電子封印手段に電子封印を実行させることを特徴とする請求項1に記載の電子式ガスメータに存する。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、制御手段が、全ての補正値の書き込みが完了したときに、自動的に電子封印手段に電子封印を実行させて、補正値の書き換えを禁止する。従って、書込手段による全ての補正値の書き込みが完了すると自動的に電子封印され、各補正値の確認、電子封印電文の送信などを行わなくて済むため、出荷前の作業時間を短縮することができる。
請求項2記載の発明によれば、補正値毎に設けた書込完了フラグのオンオフによって、簡単に全ての補正値の書き込みが完了しているかを確認することができる。
本発明の電子式ガスメータの一実施形態を示すブロック図である。 図1に示すCPUの機能ブロック図である。 図1に示すCPUの処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の電子式ガスメータについて図1を参照して説明する。同図に示すように、電子式ガスメータ1は、配管に流れるガスの流速を検出する流速センサ2と、ガスの積算流量などを表示する表示器3と、外部との通信を行うための通信部4と、不揮発性のメモリである記憶手段としてのEEPROM5と、電子式ガスメータ1全体の制御を司るマイクロコンピュータ(以下μCOM)6と、を備えている。
上記流速センサ2は、例えば超音波式や熱式などの周知のものが用いられ、μCOM6が出力するサンプリング信号に応じて駆動して、その検出結果をμCOM6に供給する。表示器3は、液晶表示器などが用いられ、ガスの積算流量がセグメント表示される。
通信部4は、工場設備(例えばパソコン)と通信を行うためのインタフェースであり、工場設備からの電文を受信する。EEPROM5は、積算流量の演算に用いられる複数の補正値(以下、本実施形態ではゼロ点補正値、流量補正値、ガス種補正値とする)や、これらゼロ点補正値、流量補正値、ガス種補正値のそれぞれに対応して設けられたゼロ点補正書込完了フラグF1、流量補正書込完了フラグF2、ガス種補正書込完了フラグF3(図2参照)などが記憶されている。
μCOM6は、周知のように、予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御などを行う中央演算処理装置(CPU)6Aと、CPU6Aのためのプログラム等を格納した読み出し専用のメモリであるROM6Bと、各種のデータを格納するとともにCPU6Aの処理作業に必要なエリアを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM6Cと、を有している。
上記CPU6Aは、図2に示すように、ゼロ点補正ロジック部6A−1と、流量補正ロジック部6A−2と、ガス種補正ロジック部6A−3と、電子封印ロジック部6A−4と、制御部6A−5と、を備えている。補正ロジック部6A−1〜6A−4はそれぞれ、書込手段として働き、後述する流量演算処理で用いられるゼロ点補正値、流量補正値、ガス種補正値の書込み要求を受信すると、その補正値をEEPROM5(メモリ)に書き込む。ゼロ点補正値及び流量補正値は、器差補正により調整される値である。器差補正とは、試験配管に基準流量を流したときに電子式ガスメータ1が基準流量を演算できるように設定器を用いてゼロ点補正値や流量補正値を調整する作業を言う。ガス種補正値は、ガス種に応じた補正値であり、ガス種補正書込み要求に含まれている。さらに補正ロジック部6A−1〜6A−4は各々、ゼロ点補正値、流量補正値、ガス種補正値の書き込みが成功すると、書込完了フラグF1〜F2をオンする。
電子封印ロジック部6A−4は、電子封印手段として働き、電子封印フラグをオンして、上記補正値の書き換えを禁止して書き換えが行われないように電子封印する。制御部6A−5は、出荷前に通信部4を介して器差補正電文を受信すると、上記器差補正が実行できるようになる。また、制御部6A−5は、制御手段として働き、書込電文を受信すると各補正ロジック部6A−1〜6A−4に器差補正で調整したゼロ点補正値、流量補正値や書込電文に含まれるガス種補正値をEEPROM5内に書き込ませ、その後、全ての書込完了フラグF1〜F2がオンしていることを確認すると、電子封印ロジック部6A−4に電子封印を行わせる。
CPU6Aは、出荷後は流量演算手段として働き、流速センサ2からの検出結果に基づいてガス流量の演算を行い、演算したガス流量を積算して、表示器3に表示する流量演算処理を行う。この流量演算処理においてCPU6Aは、EEPROM5に記憶された上記補正値を用いてガス流量の補正を行う。
次に、上記概略で説明した電子式ガスメータ1の詳細な動作について図3のフローチャートを参照して説明する。CPU6Aは、通信部4から書込電文を受信すると図3に示す処理を実行する。そして、CPU6Aは、受信した書込電文がゼロ点補正書込み要求であれば(ステップS1)、電子封印フラグがオンしているか否かを判定する(ステップS2)。電子封印フラグがオンしていれば(ステップS2でY)、CPU6Aは、既に電子封印が行われていて書き換え禁止であると判断して直ちに処理を終了する。
一方、電子封印フラグがオフしていれば(ステップS2でN)、CPU6Aは、電子封印前であると判断して、器差補正で調整したゼロ点補正値のEEPROM5への書き込みを行う(ステップS3)。その後、CPU6Aは、ゼロ点補正値の書き込みが成功すれば(ステップS4でY)、ゼロ点補正書込完了フラグをオンした後(ステップS5)、ステップS16に進む。
また、CPU6Aは、受信した書込電文が流量補正書込み要求であれば(ステップS6)、電子封印フラグがオンしているか否かを判定する(ステップS7)。電子封印フラグがオンしていれば(ステップS7でY)、CPU6Aは、既に電子封印が行われていて書き換え禁止であると判断して直ちに処理を終了する。一方、電子封印フラグがオフしていれば(ステップS7でN)、CPU6Aは、電子封印前であると判断して、器差補正で調整した流量補正値のEEPROM5への書き込みを行う(ステップS8)。その後、CPU6Aは、流量補正値の書き込みが成功すれば(ステップS8でY)、流量補正値書込完了フラグをオンした後(ステップS10)、ステップS16に進む。
また、CPU6Aは、受信した書込電文がガス種補正書込み要求であれば(ステップS11)、電子封印フラグがオンしているか否かを判定する(ステップS12)。電子封印フラグがオンしていれば(ステップS12でY)、CPU6Aは、既に電子封印が行われていて書き換え禁止であると判断して直ちに処理を終了する。一方、電子封印フラグがオフしていれば(ステップS12でN)、CPU6Aは、電子封印前であると判断して、書込み要求内に含まれるガス種補正値のEEPROM5への書き込みを行う(ステップS13)。その後、CPU6Aは、流量補正値の書き込みが成功すれば(ステップS14でY)、流量補正値書込完了フラグをオンした後(ステップS15)、ステップS16に進む。
一方、CPU6Aは、ゼロ点補正値、流量補正値、ガス種補正値の書き込みが成功しなければ(ステップS5、S9、S14でN)、書込完了フラグF1〜F3をオンすることなく直ちにステップS16に進む。ステップS16において、CPU6Aは、全ての書込完了フラグF1〜F3がオンしているか否かを判定し、1つでもオンしていない書込完了フラグF1〜F3があれば(ステップS16でN)、CPU6Aは、ステップS1、S6、S11に戻り器差調整をやり直す。
一方、全ての書込完了フラグF1〜F3がオンしていれば(ステップS16でY)、電子封印フラグをオンして電子封印を行い(ステップS17)、処理を終了する。
上述した実施形態によれば、CPU6Aが、全ての補正値の書き込みが完了したときに、自動的に電子封印を実行させて、補正値の書き換えを禁止する。従って、器差補正や補正値の送信が行われ全ての補正値の書き込みが完了すると自動的に電子封印され、各補正値の確認、電子封印電文の送信などを行わなくて済むため、出荷前の作業時間を短縮することができる。
また、上述した実施形態によれば、補正値毎に設けた書込完了フラグのオンオフによって、簡単に全ての補正値の書き込みが完了しているかを確認することができる。
なお、上述した実施形態によれば、書込完了フラグを設け、このフラグのオンオフにより全ての補正値の書き込みが完了しているか判断していたが、本発明はこれに限ったものではない。補正値がEEPROM5内に正常に書き込まれているか否かで書き込みが完了しているか判断するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、補正値は複数書き込まれていたが、本発明はこれに限ったものではない。補正値としては1つであってもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 電子式ガスメータ
5 EEPROM(メモリ)
6A CPU(流量演算手段)
6A−1 ゼロ点補正ロジック部(書込手段)
6A−2 流量補正ロジック部(書込手段)
6A−3 ガス種補正ロジック部(書込手段)
6A−4 電子封印ロジック部(電子封印手段)
6A−5 制御部(制御手段)
F1 ゼロ点補正書込完了フラグ(書込完了フラグ)
F2 流量補正補正書込完了フラグ(書込完了フラグ)
F3 ガス種補正書込完了フラグ(書込完了フラグ)

Claims (2)

  1. ガスの積算流量を演算する流量演算手段と、前記流量演算手段による積算流量の演算で用いられる補正値の書き込み要求を受信すると、当該補正値をメモリに書き込む書込手段と、前記補正値の書き換えを禁止する電子封印を行う電子封印手段と、を備えた電子式ガスメータにおいて、
    前記書込手段による全ての補正値の書き込みが完了したときに、自動的に前記電子封印手段による電子封印を実行させる制御手段を備えたことを特徴とする電子式ガスメータ。
  2. 前記書込手段が、補正値毎に書き込みが成功すると書込完了フラグをオンし、
    前記制御手段が、全ての補正値に対する書込完了フラグがオンしたときに、自動的に前記電子封印手段に電子封印を実行させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子式ガスメータ。
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