JP2014081100A - ガス制御弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガス制御弁の組み立てを容易に行うことができるようにするとともに、組み立て時に密着面を傷付けてしまう恐れを低減できるようにする。
【解決手段】固定ディスク21、回転ディスク22およびバネ26を含む部品群を本体10とは別の部品ユニット20として構成することにより、本体10の収容部12内の狭い領域で作業を行う必要をなくし、部品ユニット20の組み立てを容易に行うことができるようにする。また、固定ディスク21と回転ディスク22との間に形成される密着面25の方から順に、バネ26をその後にまわして各部品の組み立てを行うことができるようにすることで、固定ディスク21と回転ディスク22とを安定させた状態で部品ユニット20の組み立てを行うことができるようにし、部品ユニット20の組み立て時に密着面25を傷付けてしまう恐れを低減させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガス器具のガスバーナへの燃料ガスの供給量を制御するガス制御弁に関する。
従来、ガスバーナへのガス供給量を増減させることにより、ガスバーナの火力を調節する火力調節装置(ガス制御弁)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。図7は、この特許文献1に記載されたガス制御弁の概略構成を示す図である。
図7に示すように、特許文献1のガス制御弁では、大きさの異なる複数のガス通路口61a,61bが開設されたガス通路板6の下面である密着面62に開閉板5を密着させる。そして、モータの出力軸に連結された回転軸42を介して開閉板5を回転させて、開閉板5に設けた開弁部51と対向したガス通路口のみにガスを流すことでガス量を増減制御している。開閉板5は、バネ43によって図の上方に付勢され、ガス通路板6と密着面62を形成している。
特許4097630号公報
特許文献1に記載されたガス制御弁の組立工程においては、図8に示すように、本体44に形成された収容部45に、バネ43、開閉板5およびガス通路板6がこの順に組み立てられていく。この組立工程においては、バネ43の上に開閉板5を載せて、その上からガス通路板6を押し込むようにして組み付ける必要がある。
しかしながら、収容部45内の狭い領域の中でバネ43や開閉板5を組み付ける必要があるため、作業が行いにくいという問題があった。また、開閉板5はバネ43に支持される構成のため、開閉板5の上からガス通路板6を押し込むことによってバネ43が圧縮される前の段階においては、図8に示しているように開閉板5が本体44の上面から突き出る格好となる。そのため、開閉板5が不安定な状態となり、ガス通路板6の組み付けを行いにくいという問題があった。
また、バネ43の上に開閉板5を単に載せただけの不安定な状態で、開閉板5の上からガス通路板6を押し込むため、開閉板5とガス通路板6との間に形成される密着面62を傷付けてしまう恐れがあった。密着面62に傷が付くと、その傷部分からガスがリークし、ガス量制御の精度を悪化させてしまうという問題を生じる。
また、ガス制御弁の製品検査において、密着面からガスリークが見つかった場合は、組み立てたバネ43、開閉板5およびガス通路板6を解体し、新しい部品で再び組み立てを行う必要がある。そのため、手戻り作業のロスが大きくなってしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ガス制御弁の組み立てを容易に行うことができるようにするとともに、組み立て時に密着面を傷付けてしまう恐れを低減できるようにすることを目的とする。また、本発明は、ガス制御弁の組立工程における手戻りロスを低減できるようにすることをもう1つの目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、回転ディスク、固定ディスク、および回転ディスクを固定ディスク側に付勢するバネを少なくとも含む部品群を本体とは別の部品ユニットとして構成し、本体の収容部に部品ユニットを収容させることによってガス制御弁の組み立てを行うことができるようにしている。部品ユニットは、回転ディスクおよび固定ディスクの位置決めをするための軸心ガイドと、モータからの動力を回転ディスクへ伝達する動力伝達部材とを備えている。
上記のように構成した本発明によれば、本体とは別に部品ユニットの組み立てを独立して行うことができるので、本体の収容部内の狭い領域で作業を行う必要がなく、部品ユニットの構成部品群である回転ディスク、固定ディスクおよびバネの組み立てを容易に行うことができる。
また、本発明によれば、本体の収容部においてバネ、回転ディスクおよび固定ディスクをこの順に直接的に組み立てていく必要がなく、収容部とは別の場所で固定ディスク、回転ディスク、バネをこの順に組み立てていくことができる。つまり、固定ディスクと回転ディスクとの間に形成される密着面の方から順に、バネはその後にまわして各部品の組み立てを行うことができる。しかも、固定ディスクと回転ディスクとの位置決めが軸心ガイドによってなされるので、組み立て時に固定ディスクと回転ディスクの位置がずれてしまうことも防ぐことができる。これにより、固定ディスクと回転ディスクとを安定させた状態で部品ユニットの組み立てを行うことができ、部品ユニットの組み立て時に密着面を傷付けてしまう恐れを低減することができる。
さらに、本発明によれば、部品ユニットを組み立てる前工程と、組み立てた部品ユニットを本体に組み付ける後工程とに分けてガス制御弁の組み立てを行うことができる。そのため、前工程が終了した時点で部品ユニット単独の検査を行うことができる。ここでガスリークが見つかった場合でも、本体から部品群を解体するといった面倒な作業は行う必要がなく、本体とは別の場所で部品ユニットを組み立て直すだけでよい。そのため、ガス制御弁の組立工程における手戻りロスを低減することができる。
本実施形態によるガス制御弁の要部構成を示す模式図である。 本実施形態によるガス制御弁の要部構成を示す模式図である。 本実施形態によるガス制御弁の具体的な構成例を示す図である。 本実施形態によるガス制御弁の断面図である。 本実施形態のガス制御弁において本体に部品ユニットを組み付ける前後の状態を示す図である。 本実施形態による抜け止め部の変形例を示す図である。 従来のガス制御弁の概略構成を示す模式図である。 従来のガス制御弁の組立手順を示す模式図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、図1〜図6に示す符号は、図7および図8に示した符号とは無関係である。図1および図2は、本実施形態によるガス制御弁100の要部構成を示す模式図である。本実施形態のガス制御弁100は、ガスコンロなどのガス器具に適用されるものであり、ガスバーナへのガス供給量を増減させることにより、ガスバーナの火力を調節する。
具体的には、図1および図2に示すように、固定側連通孔23を設けた固定ディスク21の下面である密着面25に回転ディスク22を密着させる。ここで、回転ディスク22は、バネ26によって図の上方に付勢され、固定ディスク21との密着面25が形成されている。固定ディスク21が備える固定側連通孔23は、一定の開口面積を有する貫通孔である。一方、回転ディスク22が備える回転側連通孔24は、回転ディスク22の回転に伴って固定側連通孔23へのガス流量を制御可能な形状に構成されている。
上流側の図示しないガス通路(図の右側)から供給されてきたガスは、回転側連通孔24および固定側連通孔23を介して図示しないガスバーナ側(図の上側)へと流れるようになっている。ここで、図示しないモータによって回転ディスク22を回転させて、当該回転ディスク22に設けた回転側連通孔24の適当な位置を固定側連通孔23に対向させてガスを流すことにより、ガスバーナへの燃料ガスの供給量を制御する。すなわち、回転側連通孔24が固定側連通孔23に対向する位置に応じて、ガスバーナへ供給される燃料ガスの流量が制御される。
なお、モータからの動力は、モータ回転軸11に連結された動力伝達ディスク27を介して回転ディスク22に伝達され、これによって回転ディスク22がモータの回転と連動して回転するようになされている。動力伝達ディスク27は、モータ回転軸11とは別に、モータからの動力を回転ディスク22へ伝達するための動力伝達部材28を備えている。この構成は、図7のようにモータ回転軸42が直接的に回転ディスク5に連結される従来の構成とは異なる点である。
本実施形態のガス制御弁100は、本体10と、当該本体10とは別の部品ユニット20とから構成されている。本体10は、部品ユニット20を収容する収容部12を備えている。部品ユニット20は、固定ディスク21、回転ディスク22、バネ26、動力伝達ディスク27、軸心ガイド29および抜け止め部30を含む部品群である。軸心ガイド29は、固定ディスク21および回転ディスク22の位置決めをするためのピンである。
図3は、図1および図2において概略的に示した本実施形態によるガス制御弁100の具体的な構成例を示す図である。なお、この図3において、図1および図2に示した構成要素と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付している。この図3は、部品ユニット20の組立工程も示している。
図3に示すように、固定ディスク21は、第1の径のディスク部分21aと、それより径の小さい第2の径のディスク部分21bと、それより更に径の小さい第3の径のディスク部分21cとの3段構成になっていて、最も径の小さい第3の径のディスク部分21cに密着面25が形成される。また、第2の径のディスク部分21bは、部品ユニット20を収容部12に収容したときの本体10との位置決めに使われる。最も径の大きい第1の径のディスク部分21aにはネジ穴32が設けられていて、組み立てた部品ユニット20を本体10の収容部12に収容し、本体10にネジ止めできるように構成されている。
固定ディスク21(第3の径のディスク部分21c)の中央には、軸心ガイド29を立設するための凹部21dが設けられている。また、回転ディスク22の中央には貫通孔22aが開設されている。部品ユニット20を組み立てるときは、まず、軸心ガイド29の一端を固定ディスク21の凹部21dに圧入することにより、軸心ガイド29を固定ディスク21の中央に立設する。そして、Oリング33を第3の径のディスク部分21cの外周部分に嵌めるとともに、回転ディスク22の貫通孔22aに軸心ガイド29を通す。これにより、固定ディスク21と回転ディスク22とが軸心ガイド29によって位置決めされる。
回転ディスク22には、バネ26の内径とほぼ同じ大きさの径を有する円弧状のガイド22bが形成されている。回転ディスク22の組み付けまで終わった後は、ガイド22bに沿ってバネ26を回転ディスク22の上に載せ、更にその上から動力伝達ディスク27を下方に押し込むようにする。なお、動力伝達ディスク27はキャリッジ部材34とリンク部材35とから構成され、その双方の中央には貫通孔が開設されている。
動力伝達ディスク27をバネ26の上から下方に押し込む際には、動力伝達ディスク27の貫通孔に軸心ガイド29を通す。最後に、軸心ガイド29の他端に抜け止め部30を付けて、部品ユニット20の組み立てが完了となる。図3では、抜け止め部30としてナットが用いられており、このナットの穴に軸心ガイド29を圧入することによって、軸心ガイド29から各部品が抜け落ちないようにする。
なお、リンク部材35は、モータ回転軸11に連結され、モータの回転と連動して回転するようになされている。また、キャリッジ部材34は、カム34aによりリンク部材35と連結され、リンク部材35を介してモータの回転と連動して回転するようになされている。すなわち、キャリッジ部材34は、リンク部材35と連動して回転し、モータからの動力を回転ディスク22へ伝達する。
キャリッジ部材34は、回転ディスク22側の面に動力伝達部材28を備えている。一方、回転ディスク22は、キャリッジ部材34側の面に動力伝達部材受け22cを備えている。そして、動力伝達部材28が動力伝達部材受け22cに嵌挿される。これにより、モータからモータ回転軸11を介して動力伝達ディスク27に伝えられてきた動力が、更に動力伝達部材28を介して回転ディスク22へ伝達されるようになっている。つまり、本実施形態では、モータからの動力を回転ディスク22に伝えるトルク伝達軸が、モータ回転軸11と動力伝達部材28の2つにより構成されている。
なお、図3に示す構成例では、動力伝達部材28はバネ26の外側に設けられている。一方、図1および図2に示す構成例では、動力伝達部材28はバネ26の内側に設けられている。動力伝達部材28の位置は、スペースを確保できればバネ26の内側に設けてもよいし、バネ26の外側に設けてもよい。また、本実施形態では動力伝達部材28を円柱状のものとして示してあるが、形状はこれに限定されない。
図4は、図3に示した部品ユニット20を本体10に収容した状態のガス制御弁100を示す断面図である。なお、この図4において、図1〜図3に示した構成要素と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付している。
図4に示すように、回転ディスク22の外径は、本体10の収容部12の内径よりも小さく構成されている。すなわち、収容部12の内壁面と回転ディスク22の外側面との間に隙間を設けることができている。これは、固定ディスク21と回転ディスク22との位置決めを軸心ガイド29によって行っているため、収容部12の内壁面を利用して回転ディスク22の位置決めを行う必要がないからである。
図5は、図4に示したガス制御弁100の一部を抜き出して示した図であり、図5(a)は部品ユニット20を本体10に組み付ける前(ネジ止めする前)の状態、図5(b)は部品ユニット20を本体10に組み付けた後(ネジ止めした後)の状態を示している。
図5(a)に示すように、部品ユニット20を本体10に組み付ける前(ネジ止めする前)においては、部品ユニット20はモータ回転軸11と連結されておらず、モータの駆動力は部品ユニット20に伝達されない。この状態では、バネ26の荷重は抜け止め部30において受ける。また、動力伝達部材28は、動力伝達部材受け22cに対して抜けない程度に浅く嵌挿されている。その結果、収容部12の底部から固定ディスク21のうち第1の径のディスク部分21aまでの距離はL1となっている。この距離L1は、収容部12の深さよりも若干長い程度の距離である。
これに対して、図5(b)に示すように、部品ユニット20を本体10に組み付けた後(ネジ止めした後)においては、図5(a)の状態に対してバネ26が若干縮んだ状態になっており、部品ユニット20がモータ回転軸11と連結されて、所望の付勢力と動力伝達経路を得ている。この状態では、バネ26の荷重は本体10で受ける。また、抜け止め部30とリンク部材35との間に隙間ができ、この部分でのフリクションは発生しない。また、動力伝達部材28は、動力伝達部材受け22cに所定の位置まで嵌挿される。その結果、収容部12の底部から固定ディスク21のうち第1の径のディスク部分21aまでの距離はL2(L1>L2)となっている。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、固定ディスク21、回転ディスク22およびバネ26を少なくとも含む部品群を本体10とは別の部品ユニット20として構成し、本体10の収容部12に部品ユニット20を収容させることによってガス制御弁100の組み立てを行うことができるようにしている。部品ユニット20は、固定ディスク21および回転ディスク22の位置決めをするための軸心ガイド29と、モータからの動力を回転ディスク22へ伝達する動力伝達部材28とを備えている。
このように構成した本実施形態によれば、本体10とは別に部品ユニット20の組み立てを独立して行うことができるので、本体10の収容部12内の狭い領域で作業を行う必要がなく、部品ユニット20の構成部品群である固定ディスク21、回転ディスク22、バネ26などの組み立てを容易に行うことができる。
また、本実施形態によれば、本体10の収容部12においてバネ26、回転ディスク22および固定ディスク21をこの順に直接的に組み立てていく必要がなく、収容部12とは別の広い場所で、固定ディスク21、回転ディスク22、バネ26をこの順に組み立てていくことができる。つまり、固定ディスク21と回転ディスク22との間に形成される密着面25の方から順に、バネ26をその後にまわして各部品の組み立てを行うことができる。しかも、固定ディスク21と回転ディスク22との位置決めが軸心ガイド29によってなされるので、組み立て時に固定ディスク21と回転ディスク22の位置がずれてしまうことも防ぐことができる。これにより、固定ディスク21と回転ディスク22とを安定させた状態で部品ユニット20の組み立てを行うことができ、部品ユニット20の組み立て時に密着面25を傷付けてしまう恐れを低減することができる。
さらに、本実施形態によれば、部品ユニット20を組み立てる前工程と、組み立てた部品ユニット20を本体10に組み付ける後工程とに分けてガス制御弁100の組み立てを行うことができる。そのため、前工程が終了した時点で部品ユニット20について単独の検査を行うことができる。ここでガスリークが見つかった場合でも、本体10から部品群を解体するといった面倒な作業は行う必要がなく、本体10とは別の場所で部品ユニット20を組み立て直すだけでよい。そのため、ガス制御弁100の組立工程における手戻りロスを低減することができる。
なお、上記実施形態では、抜け止め部30としてナットを用いる例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図6に示すように、抜け止め部としてピンカシメ40を用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、固定ディスク21の固定側連通孔23を一定の開口面積を有する貫通孔とし、回転ディスク22の回転側連通孔24をガス流量の制御が可能な形状に構成する例について説明したが、この逆であってもよい。すなわち、回転ディスク22の回転側連通孔を一定の開口面積を有する貫通孔とし、固定ディスク21の固定側連通孔をガス流量の制御が可能な形状に構成するようにしてもよい。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 本体
12 収容部
20 部品ユニット
21 固定ディスク
22 回転ディスク
23 固定側連通孔
24 回転側連通孔
25 密着面
26 バネ
27 動力伝達ディスク
28 動力伝達部材
29 軸心ガイド
30 抜け止め部
100 ガス制御弁

Claims (3)

  1. 固定側連通孔を設けた固定ディスクの下面である密着面に回転ディスクを密着させ、当該回転ディスクを回転させて、当該回転ディスクに設けた回転側連通孔を上記固定側連通孔に対向させてガスを流すことにより、ガスバーナへの燃料ガスの供給量を制御するようになされたガス制御弁であって、
    上記回転ディスク、上記固定ディスク、および上記回転ディスクを上記固定ディスク側に付勢するバネを少なくとも含む部品群を本体とは別の部品ユニットとして構成し、
    上記本体は、上記部品ユニットを収容する収容部を備え、
    上記部品ユニットは、上記回転ディスクおよび上記固定ディスクの位置決めをするための軸心ガイドと、モータからの動力を上記回転ディスクへ伝達する動力伝達部材とを備えていることを特徴とするガス制御弁。
  2. 上記軸心ガイドを上記固定ディスクの中央に立設し、
    上記回転ディスクの中央に貫通孔を開設し、
    上記貫通孔に上記軸心ガイドを通すことによって上記回転ディスクと上記固定ディスクとが位置決めされるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のガス制御弁。
  3. 上記回転ディスクの外径が、上記収容部の内径よりも小さく構成されていることを特徴とする請求項1に記載のガス制御弁。
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