JP2014079684A - フィルタープレスの脱水方法並びに閉板装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】脱水工程の圧入時と圧搾時にろ板からの反力を受ける装置を切り替えるフィルタープレスの脱水方法並びに閉板装置を提供する。
【解決手段】ろ板4の端部の締付装置台5をろ板4側に移動させて摺動自在に並列したろ板4を閉板し、締付装置台5をレール3に係合させ、締付装置11を伸長してろ板4と締付装置台5との間に配設したムーバブルヘッド6を増し締めした状態で原液を圧入供給し、その後、ムーバブルヘッド6をレール3に係合させてろ板4の後退を阻止し、締付装置台5の締付装置11をムーバブルヘッド6から切り離して、締付装置11にかかる負荷を解除した状態で圧搾脱水を開始するもので、締付装置11を小型、軽量化でき、大型多室のフィルタープレスで有用となる。
【選択図】図8

Description

本発明は、脱水工程の圧入時と圧搾時にろ板からの反力を受ける装置を切り替える脱水方法において、圧入時にはろ板反力を締付シリンダで受け、圧搾時にはフィルタープレス本体で反力を受けるフィルタープレスの脱水方法並びに閉板装置に関する。
多室大型のフィルタープレスにおいて、ろ板を支架したレールに沿って駆動チェーンを張設し、駆動チェーンに連結した締付装置台をろ板方向に移動させてろ板を順次押圧し、締付装置台をレールに係合して後退を阻止した後、締付装置台に搭載した締付装置にてろ板を増し締めする閉板方法は公知である。
特許文献1に記載の締付方法は、締付装置台のスクリューネジでろ板を増し締めした後、ムーバブルヘッドをレールに係合して後退を阻止し、締付装置台の係合を解除して、圧入圧搾を開始するフィルタープレスの締付方法が開示されている。ろ板の反力は、全てムーバブルヘッドを介してフィルタープレス本体で受けるので、締付装置台に搭載する締付装置の容量を小型化できる。
特許第3539310号公報
特許文献1に開示されているフィルタープレスの締付方法は、ろ板を閉板後にムーバブルヘッドをロックし、圧入圧搾工程を開始するものである。ムーバブルヘッドのロックは、レールに配設しているレールブロックに対して垂直に挿入するので、ある程度の挿入隙間が必要となる。ろ板列に圧入を開始すると、挿入隙間分だけムーバブルヘッドが後退してロックがレールブロックに係合する。したがって、挿入隙間分だけろ板列が広がり、原液の圧入時のシール漏れが発生する。
本発明は、閉板したろ板からの反力が小さい圧入時は、締付シリンダで反力を受け、ろ板からの反力が大きい圧搾時には、締付シリンダを切り離してムーバブルヘッドのロックを介してフィルタープレス本体で反力を受けるように切り替えるフィルタープレスの脱水方法並びに閉板装置を提供する。
本発明に係るフィルタープレスの脱水方法は、フレーム間に橋架した一対のレール上に多数のろ板を開閉自在に並列し、このろ板の端部にムーバブルヘッドと、ムーバブルヘッドの開板側に締付装置を設けた締付装置台を摺動自在に並列したフィルタープレスにおいて、締付装置台をろ板側に移動させて並列ろ板を閉板し、この移動させた締付装置台をレールに係合させてろ板の後退を阻止させ、次に、締付装置台に配設した締付装置を伸長して閉板ろ板とムーバブルヘッドを閉板側に押圧した状態で原液を圧入供給した後、ムーバブルヘッドをレールに係合させて締付ろ板の後退を阻止し、締付装置台の締付装置をムーバブルヘッドから切り離して、締付装置にかかる負荷を解除した状態で圧搾脱水を開始するものである。
フィルタープレスの閉板装置は、フレーム間に橋架した一対のレール上に多数のろ板を開閉自在に並列し、このろ板の端部にムーバブルヘッドと、ムーバブルヘッドの開板側に締付装置を設けた締付装置台を摺動自在に並列したフィルタープレスにおいて、並列したろ板を閉板し、締付装置台に設けたロックをレールのレールブロックに係合させて締付装置台の後退を阻止し、締付装置台に搭載した締付装置の押圧杆をムーバブルヘッドの背面に押着して締付装置台に載置した電動機を作動させ、押圧杆の突出長さを調整してムーバブルヘッドを介して多数のろ板を増し締めし、閉板ろ板の締付を維持させて原液を圧入供給すると共に、締付したろ板をレールの増し締め位置に設けたレールブロックにムーバブルヘッドのロックを係合させ、締付装置台の締付装置をムーバブルヘッドから切り離し、締付装置にかかる負荷を解除した状態で圧搾脱水を開始するもので、締付装置を小型、軽量化できる。
また、ムーバブルヘッドの両肩に揺動自在にロックを垂下し、ムーバブルヘッドの背面に枢着した電動シリンダのピストンロッドをロックに連結させて係合装置を構成し、ムーバブルヘッドを増し締めした位置のレールに止着したレールブロックにロックを係止させるので、圧搾時のろ板の反力をレールブロックを介してフィルタープレス本体で受け、大きな動力を有する抗力を必要としない。
さらに、ロックと係合するレールブロックを、レールに固定するケースと、ケースの上方あるいは下方からケースの内部へ挿通する調整ボルトと、ケースの内部で調整ボルトに螺着された内部ブロックと、内部ブロックの傾斜面と接触してケースの外部に一部を突出している外部ブロックで可動レールブロックを構成し、ロックとの係合面を開閉板方向に調整可能とすると、増し締め後のムーバブルヘッドの停止位置に応じてレールブロックを前後に調整できるので、ろ布、ダイアフラムの圧縮代の変動およびろ過室の増減に対応できる。
本発明に係るフィルタープレスの脱水方法は、原液の圧入時と圧搾時とでろ板からの反力を受ける装置を切り替えることができる。原液の圧入時にはろ板からの小さな反力を受けるだけでよいので、締付装置で受け止める。締付装置は小容量、軽量化が可能となる。圧搾時にはムーバブルヘッドをフィルタープレス本体にロックし、締付シリンダと切り離すことによって、圧搾の大きな反力(背圧)をムーバブルヘッドで受け止める。ムーバブルヘッドをフィルタープレス本体(レール)に機械的に係合させるので、特別な抗力を必要としない。したがって、締付装置の小型・軽量化により駆動チェーンによる締付装置台の移動が可能で、外方に大きく突出する締付シリンダが不要になり、フィルタープレス全長が短縮でき、大きな据付面積を必要としない。フィルタープレスの大型多室化が可能となる。
この発明に係るフィルタープレスの概略側面図である。 同じく、締付シリンダを収縮させた状態の要部平面図である。 同じく、締付シリンダを伸長させた状態の要部平面図である。 同じく、係合装置を配設した締付装置台の背面図である。 同じく、係合装置を配設した締付装置台の平面図である。 同じく、係合装置を配設したムーバブルヘッドの背面図である。 同じく、可動式レールブロックの詳細図である。 同じく、締付シリンダをムーバブルヘッドから切り離した状態の要部平面図である。
この発明に係るフィルタープレスを図面に基づき詳述すると、まず、図1はフィルタープレスのろ板を閉板した状態を示す概略側面図である。フィルタープレス1は前後に立設したフレーム2,2間に橋架した一対のレール3,3上に多数のろ板4が並列してあり、このろ板4…の開板側の端部にムーバブルヘッド6を並設している。ムーバブルヘッド6の開板側には締付装置11を搭載した締付装置台5を摺動自在に並列している。
前後のフレーム2,2の上部に設けたスプロケット7にエンドレス状に掛け回した駆動チェーン8をレール3に沿って張設している。そして、駆動チェーン8の一端が締付装置台5の適所に連結してあり、一方のスプロケット7に連動連結した駆動機9で駆動チェーン8を回動させて、締付装置台5がレール3上を移動して、ろ板4を開閉板させる。
閉板時は、締付装置台5がろ板4側に移動し、順次ろ板4…を閉板させる。閉板したろ板4…で形成したろ過室内に原液を供給し、ろ布(図示せず)で固液分離を行う。
開板時は、ろ板4…とムーバブルヘッド6をろ板連結具10でルーズに連結してあり、端部のろ板4を開板方向に移動させた時に、ろ板4…が順次開板してろ板4,4間に所定の間隔が開けられるようにしている。具体的には、ムーバブルヘッド6の締付装置11が押着している背面に、締付装置11の先端部を画設するように締付シリンダ連結具12を設けて、締付装置台5の開板動作にムーバブルヘッド6およびろ板4…を連動させている。締付装置11の先端部はフランジ状に拡開しており、駆動チェーン8で締付装置台5を開板方向に移動すると、締付装置11の先端部が締付シリンダ連結具12に係合してムーバブルヘッド6を開板方向に移動させる。
脱水終了後、ろ布で固液分離された脱水ケーキは、ろ板を開板して下方へ排出する。
図2、3は締付装置の要部平面図であって、図2は締付シリンダを収縮させた状態、図3は締付シリンダを伸長させた状態である。締付装置台5の背面に締付装置11を搭載している。締付装置11は伸縮自在な押圧装置、例えばシリンダ等により構成されており、押圧杆13が締付装置台5を貫通して、先端部をムーバブルヘッド6の背面に押着している。本実施例では、締付装置11に電動シリンダを用いているが、油圧シリンダ、パンタグラフ等の周知の伸縮自在な締付装置を用いてもよい。
締付装置台5に載置している電動機14を作動させると、締付装置11のボールネジ(図示せず)が回転して押圧杆13が伸縮する。押圧杆13の突出長さを調整することで、ムーバブルヘッド6を介してろ板4…を増し締めする。
締付装置台5に搭載する締付装置11は、ろ板4の大きさや数量に応じて、適宜、搭載数及び搭載位置を選択できる。
図4は係合装置を配設した締付装置台の背面図であって、係合装置は締付装置台5の両肩より揺動自在に垂下したロック15と、このロック15に連結してその後端を締付装置台5の背面に枢着した電動シリンダ16とから構成している。締付装置台5の両肩より角板状のロック15が揺動自在に垂下してあり、締付装置台5の背面に枢着した電動シリンダ16のピストンロッド17がロック15の中間部に連結している。そして、ピストンロッド17を伸縮させて、ロック15を締付装置台5の側面への回動と、締付装置台5の背面への後退とを電動シリンダ16を作動させて行なうようにしている。
図5は係合装置を配設した締付装置台の平面図であって、ろ板4…を閉板した締付装置台5に対応する位置のレール3にレールブロック18が止着してあり、ロック15を回動させてレールブロック18の前面に挿入する。ロック15の後面とレールブロック18の前面が係合し、締付装置台5の後退を阻止するようにしている。ロック15はレール3側に突出してレールブロック18と係合するものであれば形状は限定しない。
図6は係合装置を配設したムーバブルヘッドの背面図であって、係合装置は締付装置台5と同様にムーバブルヘッド6の両肩より揺動自在に垂下したロック20と、このロック20に連結してその後端をムーバブルヘッド6の背面に枢着した電動シリンダ21とから構成している。ピストンロッド22を伸縮させて、ロック20をムーバブルヘッド6の側面への回動と、ムーバブルヘッド6の背面への後退とを電動シリンダ21を作動させて行なうようにしている。締付装置11によりろ板4…を増し締めした位置に対応するレール3にレールブロック23が配設してあり、ロック20を回動させてレールブロック23の前面に挿入する。ロック20の後面とレールブロック23の前面が係合し、ムーバブルヘッド6の後退を阻止させ、ろ板4…の閉板を維持するものである。
本実施例では対向するレール3,3の内側にそれぞれ上下並列に2段のレールブロック18,18、23,23を止着している。止着方法はろ板4からの圧入・圧搾反力に抗するものであれば、溶接、螺着等の限定はしない。特にムーバブルヘッド6側のレールブロック23の全体あるいは一部を取り換え可能とすれば、増し締め時のろ布、ダイアフラムの圧縮代の変動およびろ過室の増減に対応できる。また、ろ板4からの圧入・圧搾反力に応じて、適宜、形状や設置数を選択できる。
図7は可動式レールブロックの詳細図であって、可動式レールブロック24はレール3に止着するケース25と、ケース25の上方あるいは下方からケース25の内部へ挿通する調整ボルト26と、ケース25の内部で調整ボルト26に螺着された内部ブロック27と、内部ブロック27の傾斜面と接触してケース25の外部に一部を突出している外部ブロック28とから構成している。
調整ボルト26を回転することによって、調整ボルト26の先端の螺着量が増減し、内部ブロック27が上下に移動する。閉板方向が開放されたケース25の一辺から突出している外部ブロック28と、ケース25内部で上下に移動する内部ブロック27はそれぞれの傾斜面で摺動自在に接触しており、内部ブロック27の上下動に連動して外部ブロック28は前後に移動する。調整ボルト26はケース25の一辺に公知の方法で摺動自在、前後進不能に挿入する。なお、符号29は可動式レールブロックをレールに取り付けるための取付孔である。
レールブロック18、23をこのように構成すると、調整ボルト26の回転量を調節することにより、外部ブロック28の突出量を調整でき、レールブロック28、23の前面に挿入されるロック15、20とレールブロック28、23の後面との隙間を最小に抑えることができる。
次に、フィルタープレスの脱水方法を詳述する。
(イ)
先ず、フィルタープレス1のろ板4を閉板する。具体的には、図2に示すように、駆動機9を駆動して駆動チェーン8を回動し、締付装置台5をろ板4の開板方向に移動させてろ板4…を順次押圧する。
(ロ)
次に、図2の破線に示すように、締付装置台5に配設した電動シリンダ16を作動してロック15をレール3側に回動させる。この時、締付装置台5とムーバブルヘッド6の間隔は、押圧杆13が収縮しているため最接近した状態となっている。
(ハ)
そして、締付装置台5に搭載した締付装置11を駆動すると、図3に示すように、押圧杆13が伸長し、ムーバブルヘッド6をろ板4…側に移動させると共に、締付装置台5をろ板4…と離間させる方向に移動させ、締付装置台5のロック15とレールブロック18が係合する。締付装置台5のロック15とレールブロック18が係合した状態で、さらに締付装置11を駆動すると、押圧杆13が伸長してムーバブルヘッド6をろ板4の方向へ移動させる。ろ板4…は増し締めされて密着する。この時、締付装置台5とムーバブルヘッド6の間隔は、押圧杆13が伸長しているため最離間した状態となっている。
(ニ)
この状態で、ろ板4,4間に形成したろ過室内に原液を供給する。原液の供給圧力は低いので、ろ板4からかかる締付装置11(電動シリンダ)への反力は小さく、締付装置11の負荷(対抗力)は特別なものを必要としない。また、締付装置11で増し締めを行っているので、ろ板4,4間から原液が漏洩することはない。
(ホ)
原液圧入後、図3に示すムーバブルヘッド6の背面の電動シリンダ21を作動してロック20をレール3のレールブロック23に係合させて、締付けたろ板4…の後退を阻止する。
(ヘ)
図8に示すように、締付装置11を収縮して押圧杆13の先端部をムーバブルヘッド6から切り離す。このとき、締付装置11の先端部が締付シリンダ連結具に当接しない距離だけ押圧杆13を収縮する。
(ト)
この状態で、ろ板4,4間に形成したろ過室内に張設した圧搾装置(ダイアフラム)を作動させて、脱水ケーキの圧搾を開始する。圧搾時にかかるろ板4…からの反力は大きいが、ムーバブルヘッド6のロック20からレールブロック23を経てレール3で受けるため、ろ板4を締め付けるための対抗力に特別な動力を必要としない。また、締付装置11もムーバブルヘッド6から切り離しているため、締付装置11にはろ板4…からの反力はかからない。
本発明に係るフィルタープレスの脱水方法並びに閉板装置は、原液の圧入時は締付装置により圧入時の反力を受け、圧搾時のろ板からの大きな反力(背圧)はフィルタープレス本体で受けるため、締付装置を小容量、軽量化が可能である。
締付装置が軽量となるので、締付装置台も軽量となり、小動力でのろ板の開板が可能となる。特にろ過面積の大きなろ板、あるいは多数のろ過室を有する大型のフィルタープレスにおいて有用となる。
1 フィルタープレス
2 フレーム
3 レール
4 ろ板
5 締付装置台
6 ムーバブルヘッド
11 締付装置
15,20 ロック
16,21 電動シリンダ
17,22 ピストンロッド
18,23 レールブロック
24 可動式レールブロック
25 ケース
26 調整ボルト
27 内部ブロック
28 外部ブロック

Claims (4)

  1. フレーム(2,2)間に橋架した一対のレール(3,3)上に多数のろ板(4…)を開閉自在に並列し、このろ板(4…)の端部にムーバブルヘッド(6)と、ムーバブルヘッド(6)の開板側に締付装置(11)を設けた締付装置台(5)を摺動自在に並列したフィルタープレスにおいて、
    締付装置台(5)をろ板(4)側に移動させて並列ろ板(4…)を閉板し、
    この移動させた締付装置台(5)をレール(3)に係合させてろ板(4…)の後退を阻止させ、
    次に、締付装置台(5)に配設した締付装置(11)を伸長して閉板ろ板(4…)とムーバブルヘッド(6)を閉板側に押圧した状態で原液を圧入供給した後、
    ムーバブルヘッド(6)をレール(3)に係合させて締付ろ板(4…)の後退を阻止し、
    締付装置台(5)の締付装置(11)をムーバブルヘッド(6)から切り離して、締付装置(11)にかかる負荷を解除した状態で圧搾脱水を開始する
    ことを特徴とするフィルタープレスの脱水方法。
  2. フレーム(2,2)間に橋架した一対のレール(3,3)上に多数のろ板(4…)を開閉自在に並列し、このろ板(4…)の端部にムーバブルヘッド(6)と、ムーバブルヘッド(6)の開板側に締付装置(11)を設けた締付装置台(5)を摺動自在に並列したフィルタープレスにおいて、
    並列したろ板(4…)を閉板し、
    締付装置台(5)に設けたロック(15)をレール(3)のレールブロック(18)に係合させて締付装置台(5)の後退を阻止し、
    締付装置台(5)に搭載した締付装置(11)の押圧杆(13)をムーバブルヘッド(6)の背面に押着して締付装置台(5)に載置した電動機を作動させ、
    押圧杆(13)の突出長さを調整してムーバブルヘッド(6)を介して多数のろ板(4…)を増し締めし、
    閉板ろ板(4…)の締付を維持させて原液を圧入供給すると共に、
    締付したろ板(4…)をレール(3)の増し締め位置に設けたレールブロック(23)にムーバブルヘッド(6)のロック(20)を係合させ、
    締付装置台(5)の締付装置(11)をムーバブルヘッド(6)から切り離し、
    締付装置(11)にかかる負荷を解除した状態で圧搾脱水を開始する
    ことを特徴とするフィルタープレスの閉板装置。
  3. 前記ムーバブルヘッド(6)の両肩に揺動自在にロック(20)を垂下し、ムーバブルヘッド(6)の背面に枢着した電動シリンダ(21)のピストンロッド(22)をロック(20)に連結させて係合装置を構成し、ムーバブルヘッド(6)を増し締めした位置のレール(3)に止着したレールブロック(23)にロック(20)を係止させる
    ことを特徴とする請求項2に記載のフィルタープレスの閉板装置。
  4. 前記ロック(20)と係合するレールブロック(23)を、レール(3)に固定するケース(25)と、ケース(25)の上方あるいは下方からケース(25)の内部へ挿通する調整ボルト(26)と、ケース(25)の内部で調整ボルト(26)に螺着された内部ブロック(27)と、内部ブロック(27)の傾斜面と接触してケース(25)の外部に一部を突出している外部ブロック(28)で可動レールブロック(24)を構成し、ロック(20)との係合面を開閉板方向に調整可能なとした
    ことを特徴とする請求項3に記載のフィルタープレスの閉板装置。
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