JP2014078780A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】テストパケットにより装置の不良を検出することができないことを解決する。
【解決手段】本発明の通信装置は、ネットワークを介して接続された他の通信装置から送信されたパケットデータを受信するパケット受信手段と、受信したパケットデータが通信装置をテストするためのものであるテスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別する固定可変長判別手段と、パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行するテスト実行手段と、を備えた。
【選択図】図9
【解決手段】本発明の通信装置は、ネットワークを介して接続された他の通信装置から送信されたパケットデータを受信するパケット受信手段と、受信したパケットデータが通信装置をテストするためのものであるテスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別する固定可変長判別手段と、パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行するテスト実行手段と、を備えた。
【選択図】図9
Description
本発明は、通信装置にかかり、特に、パケットデータを伝送する通信装置に関する。
広域なネットワークでイーサネット(登録商標)を使用するにあたっては、遠隔にあるLAN(Local Area Network)スイッチの状態を調べたり、途中の回線の障害を切り分けたりするなど、イーサネットの保守・管理機能が必要とされている(特許文献1参照)。現状、イーサネット網を保守・管理するために、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)の管理プロトコル「SNMP(Simple Network Management Protocol)」を使うケースが多い。
しかし、この場合、遠隔地のLANスイッチをSNMPで管理できなくなったときに、その原因がIP(Internet Protocol)レイヤー(L3:第3層(ネットワーク層))にあるのか、イーサネット(L2:第2層(データリンク層))にあるのか判断がつかない。そこで、イーサネットのレイヤーで保守・管理できる機能が必要になり、Ethernet OAM(operation administration and maintenance)の標準化が進められてきた。
上記Ethernet OAMの標準には、ITU-T勧告Y.1731とIEEE802.1agの二つがある。その中で、ネットワークの導通の確認に使う機能が、Ether-OAMのCC(continuity check)である。ところが、標準規格によれば、本機能に使用されるテストパケットCCM(continuity check message)には、固定長である75Byteのデータパタンが規定されている。
一方で、通信装置の内部では、パケットはシリアル形態のまま高速でパケット処理(パケットの種別判定、あて先判断、メモリ格納、転送など)を行うのではなく、処理のしやすいサイズ(たとえば数Byteから数十Byte)に展開したうえで、低速でパケット処理を行うことが一般的である。そこへ上述した固定長のテストパケットを用いると、処理しやすいサイズに展開したときに検査できないハードウェア等の領域が生じうる。すると、検査できない領域は不感領域となり、当該不感領域にハードウェアの不良が存在するような場合には、通信状態の異常を検出できない、という問題が生じる。
例えば、パケットを64Byte毎にメモリに格納する仕様の場合、75Byteのテストパケットは64Byteと11Byteに分割し格納されるが、11Byteを格納したメモリの残りの領域53Byteは、書き込み・読み出しの操作が行われないことがある。これは、75Byteのテストパケットでは正常に導通が行なえるが、上記不感領域を使用するような長さのイーサネットパケットが入ってきた場合に、不良部位にて本来の情報とは異なるパケットデータを送信してしまう可能性があるということになる。つまり、テストパケットを送信したとしても、通信装置の不良を検出することができない、という問題が生じる。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、テストパケットにより通信装置の不良を検出することができない、という問題を解決することができる通信装置を提供すること、にある。
本発明の一形態である通信システムは、
ネットワークを介して接続され、相互にパケットデータの送受信を行う第1の通信装置及び第2の通信装置を備え、
前記第1の通信装置は、
前記パケットデータが通信装置をテストするためのものであるテスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを表す固定可変長設定情報を含めて、当該パケットデータを前記第2の通信装置に送信するパケット送信手段を備え、
前記第2の通信装置は、
前記第1の通信装置から送信された前記パケットデータを受信するパケット受信手段と、
受信した前記パケットデータが前記テスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる前記固定可変長設定情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別する固定可変長判別手段と、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行するテスト実行手段と、を備えた、
という構成をとる。
ネットワークを介して接続され、相互にパケットデータの送受信を行う第1の通信装置及び第2の通信装置を備え、
前記第1の通信装置は、
前記パケットデータが通信装置をテストするためのものであるテスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを表す固定可変長設定情報を含めて、当該パケットデータを前記第2の通信装置に送信するパケット送信手段を備え、
前記第2の通信装置は、
前記第1の通信装置から送信された前記パケットデータを受信するパケット受信手段と、
受信した前記パケットデータが前記テスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる前記固定可変長設定情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別する固定可変長判別手段と、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行するテスト実行手段と、を備えた、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である通信装置は、
ネットワークを介して接続された他の通信装置から送信されたパケットデータを受信するパケット受信手段と、
受信した前記パケットデータが通信装置をテストするためのものであるテスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別する固定可変長判別手段と、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行するテスト実行手段と、
を備えた、
という構成をとる。
ネットワークを介して接続された他の通信装置から送信されたパケットデータを受信するパケット受信手段と、
受信した前記パケットデータが通信装置をテストするためのものであるテスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別する固定可変長判別手段と、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行するテスト実行手段と、
を備えた、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
通信装置に、
ネットワークを介して接続された他の通信装置から送信されたパケットデータを受信するパケット受信手段と、
受信した前記パケットデータが通信装置をテストするためのものであるテスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別する固定可変長判別手段と、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行するテスト実行手段と、
を実現させるためのプログラムである。
通信装置に、
ネットワークを介して接続された他の通信装置から送信されたパケットデータを受信するパケット受信手段と、
受信した前記パケットデータが通信装置をテストするためのものであるテスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別する固定可変長判別手段と、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行するテスト実行手段と、
を実現させるためのプログラムである。
また、本発明の他の形態である通信方法は、
ネットワークを介して接続され、相互にパケットデータの送受信を行う第1の通信装置及び第2の通信装置を備えた通信システムにて、
前記第1の通信装置が、前記パケットデータが通信装置をテストするためのものである場合に、当該パケットデータに、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを表す固定可変長設定情報を含めて、当該パケットデータを前記第2の通信装置に送信し、
前記第2の通信装置が、
前記第1の通信装置から送信された前記パケットデータを受信し、
受信した前記パケットデータが前記テスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる前記固定可変長設定情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別し、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行する、
という構成をとる。
ネットワークを介して接続され、相互にパケットデータの送受信を行う第1の通信装置及び第2の通信装置を備えた通信システムにて、
前記第1の通信装置が、前記パケットデータが通信装置をテストするためのものである場合に、当該パケットデータに、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを表す固定可変長設定情報を含めて、当該パケットデータを前記第2の通信装置に送信し、
前記第2の通信装置が、
前記第1の通信装置から送信された前記パケットデータを受信し、
受信した前記パケットデータが前記テスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる前記固定可変長設定情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別し、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行する、
という構成をとる。
本発明は、以上のように構成されることにより、テストパケットにより通信装置の不良をより確実に検出することができる、通信システム、通信装置、プログラム、通信方法を提供することができる。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図7を参照して説明する。まず、本発明における通信システムは、図1に示すように、複数の通信装置A,B,C,D,Eが、相互に通信ケーブルにて接続されて構成されている。例えば、これら通信装置は、ルータなどのネットワーク機器であって、イーサネットで接続されており、イーサネットフレームであるパケットデータを相互に送受信可能なよう構成されている。そして、通信確認テストを行う際には、テストを行うための通信路を任意の通信装置間で設定し、その両端の通信装置でテストパケットデータの送信・受信を行うことで、通信路の通信状態を確認する。
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図7を参照して説明する。まず、本発明における通信システムは、図1に示すように、複数の通信装置A,B,C,D,Eが、相互に通信ケーブルにて接続されて構成されている。例えば、これら通信装置は、ルータなどのネットワーク機器であって、イーサネットで接続されており、イーサネットフレームであるパケットデータを相互に送受信可能なよう構成されている。そして、通信確認テストを行う際には、テストを行うための通信路を任意の通信装置間で設定し、その両端の通信装置でテストパケットデータの送信・受信を行うことで、通信路の通信状態を確認する。
また、全ての通信装置A〜Eは、上述した標準規格に基づいて固定長のテストパケットデータの送受信を行うことに対応している。そして、本発明ではさらに、符号B,Cに示す通信装置は、後述するように、可変長のテストパケットデータの送受信にも対応している。これにより、本発明では、固定長のテストパケットデータのみに対応した通信装置と、本発明の可変長のテストパケットデータにも対応した通信装置とが、ネットワーク内で混在する通信システムを構築することが可能である。
本実施形態では、符号B,Cに示す通信装置間でテストパケットデータの送受信を行い、導通確認を行う場合を想定して説明する。以下、符号Bに示す通信装置を、テストパケットデータを送信する第1通信装置(第1の通信装置)とし、符号Cに示す通信装置を、テストパケットデータを受信してテストを実行する第2通信装置(第2の通信装置)として説明する。
図2は、上記第1通信装置1と第2通信装置2との構成の概略を示すブロック図である。この図に示すように、第1通信装置1は、フレーム生成部11と、フレーム送信部12と、を備えている。なお、フレーム生成部11とフレーム送信部12とは、第1通信装置1に装備された演算装置にプログラムが読み出されることで構築される。
上記フレーム生成部11は、送信するイーサネットフレームであるパケットデータを生成する。そして、上述したテストパケットデータ(テスト用パケットデータ)を生成する際には、パケットデータにテスト用である旨の情報を含めるなど、当該パケットデータの送信先となる通信装置(例えば、第2通信装置2)がテストパケットデータであること識別可能なようテストパケットデータを生成する。なお、図3に、テストパケットデータのデータ構造の一例を示す。
具体的に、フレーム生成部11は、テストパケットデータの送信を許容する設定となっている場合には(図6のステップS1:ON)、まずパケットデータ自体のデータ量が標準規格に設定された固定長であるか、可変長であるか、を設定する(図6のステップS2)。固定長のテストパケットデータを生成する場合には、図3に示すテストパケットデータ内の「Other Length Bit」を「OFF」(固定可変長設定情報)に設定する(図6のステップS2:OFF)。そして、標準規格に設定された固定長のテストパケットデータを生成し、フレーム送信部12から第2通信装置2に送信する(図6のステップS3)。このとき、固定長であるテストパケットデータのパケット長(データ量)は、例えば、規格準拠の75Byteである。
一方で、標準規格に設定された固定長とは異なるデータ量となる可変長のテストパケットデータを生成する場合には、「Other Length Bit」を「ON」(固定可変長設定情報)に設定する(図6のステップS2:ON)。そして、予め設定された「可変長テストパケットデータの長さ」にあわせて、可変長のテストパケットデータを生成し、フレーム送信部12から第2通信装置2に送信する(図6のステップS4)。
このとき、フレーム生成部11は、可変長であるテストパケットデータとして、例えば、上述した規格準拠の75Byteに、規格準拠テストパケットにある設定値に従った長さ(データ量)のデータを付加したものを生成する。つまり、可変長であるテストパケットデータのパケット長(データ量)は、固定長のテストパケットデータのパケット長に、上記付加したデータの長さを加算した値となる。例えば、可変長のパケット長は、Ether-OAM CCに用いられるCCM75Byte以上、1Byte単位で任意の長さを設定できるものである。但し、可変長のパケット長は、いかなる長さであってもよい。
そして、フレーム生成部11は、可変長であるテストパケットデータのパケット長を表すLength情報(データ量情報)を、図3に示すテストパケットデータ内の「Length Bit」に格納する。但し、「Length Bit」に格納する情報は、可変長のテストパケットデータを特定できる情報であればよい。例えば、後述する図3に示す「Test data」部分に設定されるデータ長を上記Length情報として格納してもよく、固定長のパケットデータ長に対して上記付加したデータの長さを表す情報を上記Length情報として格納してもよい。
また、フレーム生成部11は、可変長であるテストパケットデータを生成する際に、当該テストパケットデータのテストデータ部分、つまり、図3に示す「Test data」部分に、予め設定された固定データを設定する。但し、「Test data」部分には、タイムスタンプを設定したり、インクリメントパターンなど変化をつけたデータを設定してもよい。そして、このような「Test data」に設定する情報は、固定長のテストパケットデータには含まれていない情報であってもよく、かかる情報を、上述した固定長のパケット長に対して付加したデータ部分に含めてもよい。
なお、図3に示すテストパケットデータにおいて、「data pattern setting」には、「Test data」の内容設定を表す情報が格納され、例えば、「00(固定データ)」、「01(ランダムデータ)」、「10(バイト毎のインクリメントデータ)」、「11(バイト毎のデクリメントデータ)」といった情報が格納される。また、テストパケットデータにおいて、「Fixed data pattern」には、上記「Test data」が固定データの場合のデータパタンの情報が格納される。
次に、第2通信装置2について説明する。第2通信装置2は、図2に示すように、第1通信装置1から送信されたパケットデータであるフレームを受信するフレーム受信部21と、受信したパケットデータを処理するフレーム処理部22と、テストパケットデータに基づいてテスト処理を実行するテスト処理部23を備えている。
さらに詳しく説明すると、第2通信装置2は、図4に示すように、フレーム受信部21に対応するEthernetフレーム受信部31と、フレーム処理部22及びテスト処理部23に対応するプロトコル判断部32、OAM機能部33、L2処理部37、障害判定/通知部38と、を備える。また、上記OAM機能部33は、Other Length Bit 判断部34と、標準準拠OAM処理部35と、拡張OAM処理部36と、を備えている。なお、上記各部31〜38は、第2通信装置2に装備された演算装置にプログラムが読み出されることで構築される。
上記Ethernetフレーム受信部31(パケット受信手段)にて第1通信装置1から送信されたイーサネットフレームであるパケットデータを受信すると(図7のステップS11)、プロトコル判断部32にて、受信したパケットデータが通常のパケットデータであるかテストパケットデータであるかを判別する(図7のステップS12)。このとき、パケットデータ内にテストパケットデータである旨の情報があるか否かを調べるなどして、通常のパケットデータであるかテストパケットデータであるかを判別する。
そして、受信したパケットデータがテストパケットデータではなく、通常のパケットデータである場合には(図7のステップS12:No)、L2処理部37にて、パケットデータに対する通常のイーサネットレイヤーでの処理(L2処理)を行う(図7のステップS13)。なお、このときのパケットデータの処理の様子を、図5の符号F3の矢印で示す。
一方、受信したパケットデータがテストパケットデータであると判別した場合には(図7のステップS12:Yes)、Other Length Bit判断部34(固定可変長判別手段)にて、当該パケットデータ内の「Other Length Bit」に格納されている情報を調べる。そして、「Other Length Bit」内の情報(固定可変長設定情報)が「OFF」の場合は(図7のステップS14:OFF)、固定長のテストパケットデータであると判別し、標準準拠OAM処理部35及び障害判定/通知部38にて通常のテスト処理を実行する(ステップS15,S18)。なお、このときのパケットデータの処理の様子を、図5の符号F1の矢印で示す。
一方、「Other Length Bit」内の情報(固定可変長設定情報)が「ON」の場合は(図7のステップS14:ON)、可変長のテストパケットデータであると判別し、拡張OAM処理部36及び障害判定/通知部38(テスト実行手段)にて、以下のようなテスト処理を実行する。
まず、拡張OAM処理部36は、テストパケットデータ内の「Length Bit」に格納されている「Length情報」を読み出す(図7のステップS16)。この「Length情報」は、上述したように当該テストパケットデータを送信した第1通信装置1が設定したものであるため、送信時のテストパケットデータのパケット長を特定するための情報が格納されている。そして、拡張OAM処理部36は、読み出した「Length情報」と、受信したテストパケットデータのパケット長と、が一致するか否かを調べる(図7のステップS17)。そして、Lengthチェックの結果、不一致であった場合には、障害処理として扱う(図7のステップS18:NG,ステップS19)。このときのパケットデータの処理の様子を、図5の符号F2の矢印で示す。
なお、「Length情報」が、テストパケットデータの「Test data」部分に設定されているデータのデータ長であったり、固定長のパケットデータ長に対して付加したデータのデータ長である場合には、受信したテストパケットデータにおいて対応するデータ部分のデータ長と一致するか否かを調べる。あるいは、「Length情報」から送信時におけるテストパケットデータ全体のデータ長を特定し、受信したテストパケットデータのデータ長を一致するか調べるなどして、テスト処理を行ってもよい。
以上のように、本発明における通信システムでは、テストパケットデータを可変長に対応できるようにしたことで、ユーザトラフィックにより近い状態で通信装置の通信状態の確認を可能としている。そして、上述したように、固定長のテストパケットデータでは検査できなかったハードウェア等の領域の存在を解消し、すべてのハードウェア等の領域をくまなく検査して通信状態の異常を確実に検出することが可能となる。さらに、このようなシステムを、Ether-OAMのCC機能を拡張することで実現でき、低コストで上述した問題を解決できる通信システムを提供することができる。
なお、上述した拡張OAM処理部36及び障害判定/通知部38によるテスト処理は、上述した「Length情報」を用いてテストに加えて、あるいは、それに換えて、テストパケットデータに含まれる他のデータを用いた他のテストも可能である。例えば、テストパターンデータの「Test data」に含めたビットパターンをチェックする、具体的には、テストパターンをいくつか持っておき送信側と受信側での変化をチェックすることもできる。さらに、タイムスタンプを用いて到達性確認と同時に伝送遅延時間を測定するなどのテストも可能である。そして、これらのテストの結果を組み合わせることで、高度な障害検出が可能となる。さらに、テスト結果のログを活用することで、障害データとして障害診断のテスト(検査)に活用することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態を、図8を参照して説明する。本実施形態における通信システムは、実施形態1で説明したものとほぼ同様の構成を有する。但し、第1通信装置1が生成するテストパケットデータが異なる。以下、異なる点について主に説明する。
次に、本発明の第2の実施形態を、図8を参照して説明する。本実施形態における通信システムは、実施形態1で説明したものとほぼ同様の構成を有する。但し、第1通信装置1が生成するテストパケットデータが異なる。以下、異なる点について主に説明する。
本実施形態おける第1通信装置1のフレーム生成部11は、まず、実施形態1の場合と同様に、テストパケットデータの送信を許容する設定となっている場合には(図8のステップS21:ON)、パケットデータ自体のデータ量が標準規格に設定された固定長であるか(OFF)、可変長であるか(ON)、を設定する(図8のステップS22)。固定長のテストパケットデータの場合には、標準規格に設定された固定長のテストパケットデータを生成し、フレーム送信部12から第2通信装置2に送信する(図8のステップS23)。
一方で、可変長のテストパケットデータの場合には(図8のステップS22:ON)、実施形態1とは異なり、さらに可変長のテストパケットデータのデータ長がランダムに選択されるランダム設定が有効か無効かを設定する。ランダム設定を無効にする場合には、図3に示すテストパケットデータ中の「Random Length Bit」を「OFF」に設定する(図8のステップS24:OFF)。すると、実施形態1で説明したように、予め設定された「可変長テストパケットデータの長さ」にあわせて、可変長のテストパケットデータを生成し、フレーム送信部12から第2通信装置2に送信する(図8のステップS25)。
これに対して、ランダム設定を有効にする場合には、図3に示すテストパケットデータ中の「Random Length Bit」を「ON」に設定する(図8のステップS24:ON)。すると、パケット長がランダムとなる可変長のテストパケットデータを生成する。具体的に、フレーム生成部11は、テストパケットデータを生成(送信)するたびに、ランダムに異なるパケット長のデータを生成する。例えば、所定のランダムアルゴリズムに従ったランダム長のデータを、規格準拠の75Byteに付加して、テストパケットデータを生成する。
そして、フレーム生成部11は、規格準拠の75Byteに対して付加されたデータ部分のデータ長であるランダム長を、上述した「Length情報」として「Length Bit」に格納する。すると、このランダム長の値が、テストパケットデータの送信先となる第2通信装置2にて、実施形態1で説明したようにテスト処理に利用される。つまり、第2通信装置2は、受信したテストパケットデータから読み出した「Length情報」であるランダム長と、受信したテストパケットデータから75Byteを除いたデータ部分のデータ長と、が一致するかテストされる。なお、「Length Bit」に格納される「Length情報」は、上記ランダム長を含めた、テストパケットデータ全体のパケット長や、「Test data」部分のデータ長であってもよい。
また、上述したように可変長のテストパケットデータのパケット長をランダムに設定した場合であっても、実施形態1同様に、テストパケットデータ内の「Test data」に、テストに用いられるデータとして、タイムスタンプやビットパターンを格納してもよい。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における通信システム(図9参照)、通信装置、プログラム、通信方法の構成の概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における通信システム(図9参照)、通信装置、プログラム、通信方法の構成の概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
ネットワークを介して接続され、相互にパケットデータの送受信を行う第1の通信装置100及び第2の通信装置200を備え、
前記第1の通信装置100は、
前記パケットデータが通信装置をテストするためのものであるテスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを表す固定可変長設定情報を含めて、当該パケットデータを前記第2の通信装置200に送信するパケット送信手段101を備え、
前記第2の通信装置200は、
前記第1の通信装置100から送信された前記パケットデータを受信するパケット受信手段201と、
受信した前記パケットデータが前記テスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる前記固定可変長設定情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別する固定可変長判別手段202と、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行するテスト実行手段203と、を備えた、
通信システム。
ネットワークを介して接続され、相互にパケットデータの送受信を行う第1の通信装置100及び第2の通信装置200を備え、
前記第1の通信装置100は、
前記パケットデータが通信装置をテストするためのものであるテスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを表す固定可変長設定情報を含めて、当該パケットデータを前記第2の通信装置200に送信するパケット送信手段101を備え、
前記第2の通信装置200は、
前記第1の通信装置100から送信された前記パケットデータを受信するパケット受信手段201と、
受信した前記パケットデータが前記テスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる前記固定可変長設定情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別する固定可変長判別手段202と、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行するテスト実行手段203と、を備えた、
通信システム。
(付記2)
付記1に記載の通信システムであって、
前記第1の通信装置が備える前記パケット送信手段は、可変長である前記パケットデータに、当該パケットデータのデータ量を特定するデータ量情報を含めて前記第2の通信装置に送信し、
前記第2の通信装置が備える前記テスト実行手段は、受信した前記パケットデータが可変長である場合に、当該パケットデータに含まれる前記データ量情報に基づいてテスト処理を実行する、
通信システム。
付記1に記載の通信システムであって、
前記第1の通信装置が備える前記パケット送信手段は、可変長である前記パケットデータに、当該パケットデータのデータ量を特定するデータ量情報を含めて前記第2の通信装置に送信し、
前記第2の通信装置が備える前記テスト実行手段は、受信した前記パケットデータが可変長である場合に、当該パケットデータに含まれる前記データ量情報に基づいてテスト処理を実行する、
通信システム。
(付記3)
付記2に記載の通信システムであって、
前記第1の通信装置が備える前記パケット送信手段は、可変長である前記パケットデータのデータ量をランダムに設定し、当該設定されたデータ量を特定する前記データ量情報を、当該パケットデータに含めて前記第2の通信装置に送信する、
通信システム。
付記2に記載の通信システムであって、
前記第1の通信装置が備える前記パケット送信手段は、可変長である前記パケットデータのデータ量をランダムに設定し、当該設定されたデータ量を特定する前記データ量情報を、当該パケットデータに含めて前記第2の通信装置に送信する、
通信システム。
(付記4)
付記2又は3に記載の通信システムであって、
前記第1の通信装置が備える前記パケット送信手段は、固定長である前記パケットデータのデータ量に対して、所定のデータ量のデータを付加した可変長である前記パケットデータを前記第2の通信装置に送信する、
通信システム。
付記2又は3に記載の通信システムであって、
前記第1の通信装置が備える前記パケット送信手段は、固定長である前記パケットデータのデータ量に対して、所定のデータ量のデータを付加した可変長である前記パケットデータを前記第2の通信装置に送信する、
通信システム。
(付記5)
付記4に記載の通信システムであって、
前記第1の通信装置が備える前記パケット送信手段は、固定長である前記パケットデータのデータ量に対して、可変長である前記パケットデータに付加したデータ量を表す情報を前記データ量情報とし、当該データ量情報を可変長である前記パケットデータに含めて前記第2の通信装置に送信する、
通信システム。
付記4に記載の通信システムであって、
前記第1の通信装置が備える前記パケット送信手段は、固定長である前記パケットデータのデータ量に対して、可変長である前記パケットデータに付加したデータ量を表す情報を前記データ量情報とし、当該データ量情報を可変長である前記パケットデータに含めて前記第2の通信装置に送信する、
通信システム。
(付記6)
付記1乃至5のいずれかに記載の通信システムであって、
前記第1の通信装置が備える前記パケット送信手段は、固定長である前記パケットデータに含められるテストデータとは異なるテストデータを、可変長である前記パケットデータに含めて前記第2の通信装置に送信し、
前記第2の通信装置が備える前記テスト実行手段は、受信した前記パケットデータが可変長である場合に、当該パケットデータに含まれる前記テストデータに基づいてテスト処理を実行する、
通信システム。
付記1乃至5のいずれかに記載の通信システムであって、
前記第1の通信装置が備える前記パケット送信手段は、固定長である前記パケットデータに含められるテストデータとは異なるテストデータを、可変長である前記パケットデータに含めて前記第2の通信装置に送信し、
前記第2の通信装置が備える前記テスト実行手段は、受信した前記パケットデータが可変長である場合に、当該パケットデータに含まれる前記テストデータに基づいてテスト処理を実行する、
通信システム。
(付記7)
ネットワークを介して接続された他の通信装置から送信されたパケットデータを受信するパケット受信手段と、
受信した前記パケットデータが通信装置をテストするためのものであるテスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別する固定可変長判別手段と、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行するテスト実行手段と、
を備えた通信装置。
ネットワークを介して接続された他の通信装置から送信されたパケットデータを受信するパケット受信手段と、
受信した前記パケットデータが通信装置をテストするためのものであるテスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別する固定可変長判別手段と、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行するテスト実行手段と、
を備えた通信装置。
(付記8)
付記7に記載の通信装置であって、
前記テスト実行手段は、受信した前記パケットデータが可変長である場合に、当該パケットデータに含まれる、当該パケットデータの送信時のデータ量を特定するデータ量情報に基づいてテスト処理を実行する、
通信装置。
付記7に記載の通信装置であって、
前記テスト実行手段は、受信した前記パケットデータが可変長である場合に、当該パケットデータに含まれる、当該パケットデータの送信時のデータ量を特定するデータ量情報に基づいてテスト処理を実行する、
通信装置。
(付記9)
通信装置に、
ネットワークを介して接続された他の通信装置から送信されたパケットデータを受信するパケット受信手段と、
受信した前記パケットデータが通信装置をテストするためのものであるテスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別する固定可変長判別手段と、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行するテスト実行手段と、
を実現させるためのプログラム。
通信装置に、
ネットワークを介して接続された他の通信装置から送信されたパケットデータを受信するパケット受信手段と、
受信した前記パケットデータが通信装置をテストするためのものであるテスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別する固定可変長判別手段と、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行するテスト実行手段と、
を実現させるためのプログラム。
(付記10)
付記9に記載のプログラムであって、
前記テスト実行手段は、受信した前記パケットデータが可変長である場合に、当該パケットデータに含まれる、当該パケットデータの送信時のデータ量を特定するデータ量情報に基づいてテスト処理を実行する、
プログラム。
付記9に記載のプログラムであって、
前記テスト実行手段は、受信した前記パケットデータが可変長である場合に、当該パケットデータに含まれる、当該パケットデータの送信時のデータ量を特定するデータ量情報に基づいてテスト処理を実行する、
プログラム。
(付記11)
ネットワークを介して接続され、相互にパケットデータの送受信を行う第1の通信装置及び第2の通信装置を備えた通信システムにて、
前記第1の通信装置が、前記パケットデータが通信装置をテストするためのものである場合に、当該パケットデータに、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを表す固定可変長設定情報を含めて、当該パケットデータを前記第2の通信装置に送信し、
前記第2の通信装置が、
前記第1の通信装置から送信された前記パケットデータを受信し、
受信した前記パケットデータが前記テスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる前記固定可変長設定情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別し、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行する、
通信方法。
ネットワークを介して接続され、相互にパケットデータの送受信を行う第1の通信装置及び第2の通信装置を備えた通信システムにて、
前記第1の通信装置が、前記パケットデータが通信装置をテストするためのものである場合に、当該パケットデータに、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを表す固定可変長設定情報を含めて、当該パケットデータを前記第2の通信装置に送信し、
前記第2の通信装置が、
前記第1の通信装置から送信された前記パケットデータを受信し、
受信した前記パケットデータが前記テスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる前記固定可変長設定情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別し、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行する、
通信方法。
(付記12)
付記11に記載の通信方法であって、
前記第1の通信装置が、可変長である前記パケットデータに、当該パケットデータのデータ量を特定するデータ量情報を含めて前記第2の通信装置に送信し、
前記第2の通信装置が、受信した前記パケットデータが可変長である場合に、当該パケットデータに含まれる前記データ量情報に基づいてテスト処理を実行する、
通信方法。
付記11に記載の通信方法であって、
前記第1の通信装置が、可変長である前記パケットデータに、当該パケットデータのデータ量を特定するデータ量情報を含めて前記第2の通信装置に送信し、
前記第2の通信装置が、受信した前記パケットデータが可変長である場合に、当該パケットデータに含まれる前記データ量情報に基づいてテスト処理を実行する、
通信方法。
なお、上述したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
1 第1通信装置
11 フレーム生成部
12 フレーム送信部
2 第2通信装置
21 フレーム受信部
22 フレーム処理部
23 テスト処理部
31 Ethernetフレーム受信部
32 プロトコル判断部
33 OAM機能部
34 Other Length Bit判断部
35 標準準拠OAM処理部
36 拡張OAM処理部
37 L2処理部
38 障害判定/通知部
100 第1の通信装置
101 パケット送信手段
200 第2の通信装置
201 パケット受信手段
202 固定可変長判別手段
203 テスト実行手段
11 フレーム生成部
12 フレーム送信部
2 第2通信装置
21 フレーム受信部
22 フレーム処理部
23 テスト処理部
31 Ethernetフレーム受信部
32 プロトコル判断部
33 OAM機能部
34 Other Length Bit判断部
35 標準準拠OAM処理部
36 拡張OAM処理部
37 L2処理部
38 障害判定/通知部
100 第1の通信装置
101 パケット送信手段
200 第2の通信装置
201 パケット受信手段
202 固定可変長判別手段
203 テスト実行手段
Claims (10)
- ネットワークを介して接続され、相互にパケットデータの送受信を行う第1の通信装置及び第2の通信装置を備え、
前記第1の通信装置は、
前記パケットデータが通信装置をテストするためのものであるテスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを表す固定可変長設定情報を含めて、当該パケットデータを前記第2の通信装置に送信するパケット送信手段を備え、
前記第2の通信装置は、
前記第1の通信装置から送信された前記パケットデータを受信するパケット受信手段と、
受信した前記パケットデータが前記テスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる前記固定可変長設定情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別する固定可変長判別手段と、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行するテスト実行手段と、を備えた、
通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムであって、
前記第1の通信装置が備える前記パケット送信手段は、可変長である前記パケットデータに、当該パケットデータのデータ量を特定するデータ量情報を含めて前記第2の通信装置に送信し、
前記第2の通信装置が備える前記テスト実行手段は、受信した前記パケットデータが可変長である場合に、当該パケットデータに含まれる前記データ量情報に基づいてテスト処理を実行する、
通信システム。 - 請求項2に記載の通信システムであって、
前記第1の通信装置が備える前記パケット送信手段は、可変長である前記パケットデータのデータ量をランダムに設定し、当該設定されたデータ量を特定する前記データ量情報を、当該パケットデータに含めて前記第2の通信装置に送信する、
通信システム。 - 請求項2又は3に記載の通信システムであって、
前記第1の通信装置が備える前記パケット送信手段は、固定長である前記パケットデータのデータ量に対して、所定のデータ量のデータを付加した可変長である前記パケットデータを前記第2の通信装置に送信する、
通信システム。 - 請求項4に記載の通信システムであって、
前記第1の通信装置が備える前記パケット送信手段は、固定長である前記パケットデータのデータ量に対して、可変長である前記パケットデータに付加したデータ量を表す情報を前記データ量情報とし、当該データ量情報を可変長である前記パケットデータに含めて前記第2の通信装置に送信する、
通信システム。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の通信システムであって、
前記第1の通信装置が備える前記パケット送信手段は、固定長である前記パケットデータに含められるテストデータとは異なるテストデータを、可変長である前記パケットデータに含めて前記第2の通信装置に送信し、
前記第2の通信装置が備える前記テスト実行手段は、受信した前記パケットデータが可変長である場合に、当該パケットデータに含まれる前記テストデータに基づいてテスト処理を実行する、
通信システム。 - ネットワークを介して接続された他の通信装置から送信されたパケットデータを受信するパケット受信手段と、
受信した前記パケットデータが通信装置をテストするためのものであるテスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別する固定可変長判別手段と、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行するテスト実行手段と、
を備えた通信装置。 - 請求項7に記載の通信装置であって、
前記テスト実行手段は、受信した前記パケットデータが可変長である場合に、当該パケットデータに含まれる、当該パケットデータの送信時のデータ量を特定するデータ量情報に基づいてテスト処理を実行する、
通信装置。 - 通信装置に、
ネットワークを介して接続された他の通信装置から送信されたパケットデータを受信するパケット受信手段と、
受信した前記パケットデータが通信装置をテストするためのものであるテスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別する固定可変長判別手段と、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行するテスト実行手段と、
を実現させるためのプログラム。 - ネットワークを介して接続され、相互にパケットデータの送受信を行う第1の通信装置及び第2の通信装置を備えた通信システムにて、
前記第1の通信装置が、前記パケットデータが通信装置をテストするためのものである場合に、当該パケットデータに、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを表す固定可変長設定情報を含めて、当該パケットデータを前記第2の通信装置に送信し、
前記第2の通信装置が、
前記第1の通信装置から送信された前記パケットデータを受信し、
受信した前記パケットデータが前記テスト用パケットデータである場合に、当該パケットデータに含まれる前記固定可変長設定情報に基づいて、当該パケットデータが固定長であるか可変長であるかを判別し、
前記パケットデータが固定長であるか可変長であるかに応じて、当該パケットデータを用いた予め設定されたテスト処理を実行する、
通信方法。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP2012223899A JP2014078780A (ja) | 2012-10-09 | 2012-10-09 | 通信装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012223899A JP2014078780A (ja) | 2012-10-09 | 2012-10-09 | 通信装置 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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---|---|---|---|---|
JP4123641B2 (ja) * | 1999-06-18 | 2008-07-23 | ソニー株式会社 | 情報処理装置及び方法 |
JP2002152317A (ja) * | 2000-11-10 | 2002-05-24 | Fujitsu Ltd | 試験装置 |
JP2003199075A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | データ伝送方法、データ伝送装置及びデータ受信装置 |
JP4728189B2 (ja) * | 2006-07-31 | 2011-07-20 | 富士通株式会社 | ネットワーク中継装置の試験方法及びネットワーク中継装置 |
JP4340300B2 (ja) * | 2007-03-19 | 2009-10-07 | 富士通株式会社 | 伝送装置、試験方法および伝送装置制御プログラム |
-
2012
- 2012-10-09 JP JP2012223899A patent/JP2014078780A/ja active Pending
-
2013
- 2013-09-12 WO PCT/JP2013/005407 patent/WO2014057610A1/ja active Application Filing
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2930214A1 (en) | 2014-04-07 | 2015-10-14 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Solar cell encapsulant silicone composition and solar cell module |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2014057610A1 (ja) | 2014-04-17 |
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