JP2014077723A5 - 波長掃引光源 - Google Patents
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Description
本発明は、この問題を解決し、極めて安価に正確な掃引波長情報を出力できる波長掃引光源を提供することを目的としている。
前記したように、光源部21の波長掃引特性を、波長λrを中心値とする正弦関数、
λ(t)=Xr・sin ωmt+λr
とすれば、掃引周期が一定(ωm=一定)の状態で、波長掃引範囲が変化するということは、掃引特性の振幅Xrが変化することと等価であり、振幅Xrの大小に応じて掃引特性全体の波長変化率(傾きV)も増減し、上記のように正弦関数の場合には、その中心値を通過する掃引中心タイミングで波長変化率が最大となりビート信号の周波数も最大となる。
λ(t)=Xr・sin ωmt+λr
とすれば、掃引周期が一定(ωm=一定)の状態で、波長掃引範囲が変化するということは、掃引特性の振幅Xrが変化することと等価であり、振幅Xrの大小に応じて掃引特性全体の波長変化率(傾きV)も増減し、上記のように正弦関数の場合には、その中心値を通過する掃引中心タイミングで波長変化率が最大となりビート信号の周波数も最大となる。
ここで、簡単に具体的な校正の方法について説明する。
ある時点において、波長情報発生部27が、振幅Xrの正弦関数として、
λ(t)=Xr・sin ωmt+λr
で表される波長情報を、その掃引中心タイミングと駆動信号Sdの位相との時間差情報Trを出力し、光源部21からもその情報に一致するように、図4の(a)に示す駆動信号Sdの立ち上がりタイミングt0から時間Tr経過したときに中心波長λrとなり、その波長を中心に振幅Xrで正弦状に波長掃引される光が、図4の(b)の特性Aにしたがって出射されているものとする。この状態では、ビート信号の周波数は図4の(c)のように時刻t0から時間Ttが経過したタイミングt4で最大周波数Δfmax となっており、この最大周波数は特性Aの掃引中心タイミングにおける傾きVに対応しているものとする。
ある時点において、波長情報発生部27が、振幅Xrの正弦関数として、
λ(t)=Xr・sin ωmt+λr
で表される波長情報を、その掃引中心タイミングと駆動信号Sdの位相との時間差情報Trを出力し、光源部21からもその情報に一致するように、図4の(a)に示す駆動信号Sdの立ち上がりタイミングt0から時間Tr経過したときに中心波長λrとなり、その波長を中心に振幅Xrで正弦状に波長掃引される光が、図4の(b)の特性Aにしたがって出射されているものとする。この状態では、ビート信号の周波数は図4の(c)のように時刻t0から時間Ttが経過したタイミングt4で最大周波数Δfmax となっており、この最大周波数は特性Aの掃引中心タイミングにおける傾きVに対応しているものとする。
Claims (2)
- 所定周期の駆動信号により光学部材を往復回動させることで出射光の波長を周期的に掃引する光源部(21)と、
前記光源部の出射光を受けて2分岐し、長さが所定長異なる光路を伝搬させて合波する光干渉部(31)と、
前記光干渉部で合波された光を受光する受光器(32)と、
前記光源部による波長掃引と前記光干渉部の光路長差に起因して前記受光器の出力に現れるビート信号の周波数を検出する周波数検出部(35)と、
前記光干渉部の既知の光路長差と、前記周波数検出部によって検出されるビート信号の周波数変化に基づいて、前記駆動信号と出射光波長とのタイミング関係を校正する校正部(36)とを備えたことを特徴とする波長掃引光源。 - 前記校正部は、
波長掃引中に前記ビート信号の周波数が最大となるタイミングを波長掃引の中心タイミングとして検出し、前記駆動信号の位相の特定タイミングから前記中心タイミングまでの時間と、前記中心タイミングにおけるビート信号の最大周波数から波長掃引範囲を求め、これらに基づいて、前記光源部の前記駆動信号と出射光波長とのタイミング関係を校正することを特徴とする請求項1記載の波長掃引光源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012225970A JP6082222B2 (ja) | 2012-10-11 | 2012-10-11 | 波長掃引光源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012225970A JP6082222B2 (ja) | 2012-10-11 | 2012-10-11 | 波長掃引光源 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014077723A JP2014077723A (ja) | 2014-05-01 |
JP2014077723A5 true JP2014077723A5 (ja) | 2015-11-05 |
JP6082222B2 JP6082222B2 (ja) | 2017-02-15 |
Family
ID=50783121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012225970A Active JP6082222B2 (ja) | 2012-10-11 | 2012-10-11 | 波長掃引光源 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6082222B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7420140B2 (ja) * | 2019-07-18 | 2024-01-23 | 日本電信電話株式会社 | 波長掃引光測定システム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07270841A (ja) * | 1994-03-31 | 1995-10-20 | Ando Electric Co Ltd | 掃引光周波数発生装置 |
JP4557907B2 (ja) * | 2006-02-16 | 2010-10-06 | アンリツ株式会社 | Mems波長掃引光源の波長校正装置及び方法 |
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2012
- 2012-10-11 JP JP2012225970A patent/JP6082222B2/ja active Active
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