JP2014077685A - パターン欠陥検出装置およびパターン欠陥検出方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】透明基板に光透過部および光遮断部を有するパターンが形成されたカラーフィルタ100上に異物が付着している場合の黒欠陥または、着色部のピンホールを含む剥離など、透過照明が通過する白欠陥を検出する。透明基板のパターンと重なっている部分は、透過する透過光を照射する透過照明部80だけでは検出できない。表面で反射されるための光を照射する落射照明部70を加えて、カラーフィルタ100の表面をカメラ部60が撮像する。
【選択図】図2
Description
これに対して、透過照明を用いた欠陥検出方法では、カラーフィルタを裏面側から照明して、透過する光を表面側から観察する。
そしてそれぞれの欠陥に応じた的確な方法で修正が行なわれないと、修正を行なった際、損傷を与えてさらに欠陥が増大してしまうおそれもあった。
図1〜図15は、本発明の実施の形態のパターン欠陥検出装置101およびパターン欠陥を示している。このうち、図1は、パターン欠陥検出装置101全体の構成を示している。
鏡筒73は、対物レンズ21およびカメラ部60を含む(図2参照)。カメラ部60は、カラーフィルタ100を表面側から撮像する。
図2は、パターン欠陥検出装置101に用いられる落射照明部70および透過照明部80の位置関係を模式的に示している。
よって、透過照明装置81のファイバー83から照射される光量を、カラーフィルタ100を透過する適切な透過光に調整できる。
また、透過照明装置81の光軸もCCDの光軸に一致するように調整されており、落射照明が行なわれる場合と同様にCCDに導かれる。
落射照明装置71のファイバー72から射出された照明光は、カラーフィルタ100の表面側を照射する。
図3は、パターン欠陥検出装置101の制御部2および制御部2に接続される画像処理部3を中心とした構成を説明するブロック図である。
[画像処理部の構成]
さらに、制御部2およびホストコンピュータ1には、画像処理部3が接続されている。
図4は、パターン欠陥検出装置で観察したカラーフィルタ100の透過画像200を示す図である。
パターン102は、ブラックマトリクス部(クロム、酸化クロムおよび樹脂等の材料)と、光を透過して画素の色を表現する着色部102〜104とを含む。
[欠陥の検出]
パターン102および着色部103〜105などの上に異物110が付着している場合、透過画像200では、周囲とのコントラストがあまり得られない。このため、異物110の輪郭で、周囲と黒欠陥の部分とを分離させて認識することが困難である。
これに対して、ピンホールを含む着色部103,104,105の剥離は、周囲の照射光の反射と差が生じにくく、白欠陥120として検出されにくい。
また、図9は、パターン欠陥検出装置101で、黒欠陥を有するパターン102に落射照明を照射して得られる第1の欠陥画像としての黒欠陥検出画像700を示す図である。
欠陥検出部22は、落射照明の白欠陥検出画像500,黒欠陥検出画像700または透過照明の白欠陥検出画像400,黒欠陥検出画像600の中から選択した画像の論理積または論理和または排他的論理和のいずれかを用いて、合成する演算を行なうことより白,黒欠陥合成画像800,900を作成する。
画像処理部3は、生成された2値化入力画像に基づいて、予めカラーフィルタ100のマスクパターンMPを生成する。
図14は、パターン欠陥検出装置101を用いた欠陥の検出処理および修正工程に沿って示すフローチャートである。
カメラ部60には、カラーフィルタ100の下方から上方へ向けて通過した透過光が観察画像として取込まれる。
[欠陥部分の修正]
また、白欠陥と黒欠陥とでは修正方法が異なる。このように、白欠陥と黒欠陥とが区別できない場合、誤認識は後の修正工程で適切な修正が行なえない原因となる。
次に、黒欠陥合成画像900が用いられて残存した黒欠陥部位の位置と修正方法が特定される。
修正作業は、まず欠陥部位に対して図1のレーザ照射装置7からレーザ光を照射することにより行なわれる。
また、剥がれて発生した白欠陥120も含めて、カラーフィルタ100上の白欠陥120をインク塗布装置9によって修正する必要が生じる場合がある。
Claims (12)
- 光透過部および光遮断部を有するパターンが形成された基板または光を遮断する材質をパターンとして設けた透明基板を観察対象物として、前記基板または透明基板の欠陥を検出するパターン欠陥検出装置であって、
観察対象物を透過する透過光を照射する透過照明部と、
観察対象物の表面で反射されるための光を照射する落射照明部と、
透過光または反射光の少なくとも一方を用いて観察対象物を撮像するカメラ部と、
前記透過照明部および前記落射照明部の点灯または消灯を含む光量の調整、前記パターン欠陥検出装置に実装されているユニットを制御する制御部と、
撮像された画像を画像処理する画像処理部とを備え、
前記カメラ部は、前記落射照明部からの照明光を用いて反射画像を撮像し、
前記透過照明部からの照明光を用いて透過画像を撮像し、
前記画像処理部は、前記反射画像と前記透過画像とに基づいて前記基板または前記透明基板の欠陥を検出する欠陥検出部を含む、パターン欠陥検出装置。 - 前記欠陥検出部は、前記反射画像から作成された第1の欠陥画像と前記透過画像から作成された第2の欠陥画像とを合成して欠陥合成画像とするとともに、前記第1の欠陥画像、前記第2の欠陥画像、および前記欠陥合成画像のうち少なくともいずれか一つの欠陥画像から欠陥領域を検出する、請求項1に記載のパターン欠陥検出装置。
- 前記欠陥検出部は、欠陥画像を作成する際に一定の領域をマスクするマスクパターンを含む、請求項2記載のパターン欠陥検出装置。
- 前記欠陥検出部は、前記反射画像から作成された欠陥画像もしくは透過画像から作成された欠陥画像の論理積、論理和、および排他的論理和のうち、少なくともいずれか一つを用いて前記欠陥合成画像を作成する、請求項2または3に記載のパターン欠陥検出装置。
- 欠陥を修正する欠陥修正部をさらに備え、
前記欠陥修正部は、前記欠陥検出部で検出された欠陥にレーザ光の照射を行なうレーザ照射装置およびインクを塗布するインク塗布装置のうち少なくともいずれか一方を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のパターン欠陥検出装置。 - 前記レーザ照射装置は、前記落射照明によって生成される黒欠陥画像または、落射照明および透過照明の合成後の黒欠陥画像のうち少なくともいずれか一方の黒欠陥画像にとらえられた黒欠陥にレーザ光を照射する、請求項5に記載のパターン欠陥検出装置。
- 前記欠陥修正部は、前記レーザ照射装置により、白欠陥にレーザ光を照射するかまたは前記インク塗布装置によりインクを塗布するか少なくともいずれか一方の修正を行なう、請求項5または6に記載のパターン欠陥検出装置。
- 前記レーザ照射装置は、修正箇所の欠陥が黒欠陥と白欠陥とである場合により照射条件を相違させる、請求項5〜7のいずれか一項に記載のパターン欠陥検出装置。
- 前記観察対象物の基板または透明基板は、液晶ディスプレイ用カラーフィルタである、請求項1〜8のいずれか一項に記載のパターン欠陥検出装置。
- 前記レーザ照射装置は、液晶ディスプレイ用カラーフィルタの着色部およびブラックマトリクスの色ごとに照射条件を相違させる請求項5〜7のいずれか一項に記載のパターン欠陥検出装置。
- 光透過部および光遮断部を有するパターンが形成された基板または光を遮断する材質をパターンとして設けた透明基板を観察対象物として、前記基板または前記透明基板の欠陥を検出するパターン欠陥検出方法であって、
落射照明光を照射して前記観察対象物の反射画像をカメラ部で撮像するステップと、
透過照明光を照射して前記観察対象物の透過画像をカメラ部で撮像するステップと、
前記反射画像と前記透過画像とに基づいて前記基板または前記透明基板の欠陥を検出するステップとを備える、パターン欠陥検出方法。 - 前記落射照明によって観察された欠陥画像から検出された黒欠陥部分にレーザ光を照射して修正を行なうステップと、
レーザ光の照射で発生した白欠陥にインクを塗布して修正を行なうステップとをさらに備える、請求項11記載のパターン欠陥検出方法。
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