JP2014077381A - シロッコファン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シロッコファン1は、ファンロータ3の外周に設けられ、当該ファンロータ3の半径方向に延びる第1突起21、ファンロータ3の外周に設けられ、ファンロータ3の回転軸方向に延びる第2突起22と、ハウジング2に設けられ、第1突起21にファンロータ3の半径方向から対向する遮蔽板26と、ハウジング2に設けられ、第2突起22の先端を取り囲む取囲み部分27とを備えている。第1突起21と遮蔽板26とによって、第1ラビリンス部分31が形成され、さらに、第2突起22と取囲み部分27とによって、第2ラビリンス部分32が形成されている.
【選択図】図4
Description
(1)
本実施形態のシロッコファン1では、ファンロータ3の外周側から吸込み側へ流れるもれ流れを防止するために、2つのラビリンス部分、すなわち、第1ラビリンス部分31および第2ラビリンス部分32が形成されている。すなわち、この第1ラビリンス部分31は、ファンロータ3の外周に設けられた当該ファンロータ3の半径方向Cに延びる第1突起21とハウジング2に設けられた上記の第1突起21に当該半径方向Cから対向する遮蔽板26とによって形成されている。そして、第2ラビリンス部分32は、ファンロータ3の外周に設けられた当該ファンロータ3の回転軸方向に延びる第2突起22と、ハウジング2に設けられた第2突起22の先端を取り囲む取囲み部分27とによって形成されている。このような構成により、ファンロータ3の外周側からハウジング2の内壁11aに沿ってファンロータ3の半径方向Cからファンロータ3の吸込み側へ向かう空気流れAFは、上記の第1ラビリンス部分31において、ハウジング2に設けられた遮蔽板26に当たって半径方向Cに向いていた流れの方向が変えられた後にさらに遮蔽板26とファンロータ3側の第1突起21との隙間33を通ることによって、さらに流れの方向を変えられるとともに流路が狭められるので、空気流れAFを減衰させることが可能である。さらに、第2ラビリンス部分32においては、空気流れが第2突起22およびその先端22aを取り巻く取囲み部分27によって流れの方向がさらに変えられるとともに流路が狭められることによって、空気流れAFをさらに減衰させることが可能である。このように、第1ラビリンス部分31および第2ラビリンス部分32を組み合わせたラビリンス構造によって確実に防止することが可能である。
本実施形態のシロッコファン1では、空気案内部25の出口側端部25aが羽根18の内周端18aよりも外側に配置されていることにより、ファンロータ3は円滑に吸気を行なうことが可能になり、ファン効率の性能を向上することが可能になる。また、空気案内部25が第1ラビリンス部分31および第2ラビリンス部分32とは別個に設けられているので、空気案内部25の配置が第1ラビリンス部分31および第2ラビリンス部分32のもれ流れ防止の効果に影響を与えることが回避される。
本実施形態のシロッコファン1では、第1突起21および第2突起22によって構成されたL字型の断面を有するリング部材5がファンロータ3の外周縁に設けられた構造なので、少ない部品点数によって第1および第2ラビリンス部分32を構成することが可能になり、簡単な構造で確実にファンロータ3の吸い込み側へのもれ流れを確実に防止することが可能である。また、ファンロータ3の外周縁にL字型断面を有するリング部材5が設けられた構造は、樹脂成形時において成形型が図2の正面側Fおよび背面側Rの2方向から容易に離脱することが可能な構造である。そのため、ファンロータ3およびL字型断面を有するリング部材5を一体的に樹脂成形することが可能である。
本実施形態のシロッコファン1では、ファンロータ3が樹脂により成形されているので、容易かつ低コストで製造することが可能である。とくに本実施形態では、ファンロータ3およびリング部材5が樹脂により一体成形されているので、より容易で、しかもさらに低コストで製造することが可能である。
(A)
上記実施形態では、ベルマウス4がハウジング本体2aの開口15に取り付けられているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ベルマウス4とハウジング2とが一体に形成された構成を採用してもよい。
また、上記実施形態では、ファンロータ3およびリング部材5が樹脂により一体成形されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、リング部材5をファンロータ3とは別個に製造し、その後、ファンロータ3の外周に固定するようにしてもよい。
2 ハウジング
2a ハウジング本体(収容部)
3 ファンロータ
4 ベルマウス
5 リング部材(リング部)
6 収容空間
7 吸込口
8 吹出口
18 羽根
21 第1突起
22 第2突起
25 空気案内部
26 遮蔽板
27 取囲み部分
31 第1ラビリンス部分
32 第2ラビリンス部分
Claims (4)
- 回転軸回りに回転可能であり、当該回転軸の周囲の円周上に配列された複数の羽根(18)を有するファンロータ(3)と、
前記ファンロータ(3)を収容する収容部(6)、および外部から当該収容部(6)の内部へ空気を吸い込む吸込口(7)を有するハウジング(2)と、
前記ファンロータ(3)の外周に設けられ、当該ファンロータ(3)の半径方向に延びる第1突起(21)と、
前記ファンロータ(3)の外周に設けられ、前記ファンロータ(3)の回転軸方向に延びる第2突起(22)と、
前記ハウジング(2)に設けられ、前記第1突起(21)に前記ファンロータ(3)の半径方向から対向する遮蔽板(26)と、
前記ハウジング(2)に設けられ、前記第2突起(22)の先端を取り囲む取囲み部分(27)と
を備えており、
前記第1突起(21)と前記遮蔽板(26)とによって、第1ラビリンス部分(31)が形成され、
前記第2突起(22)と前記取囲み部分(27)とによって、第2ラビリンス部分(32)が形成されている、
ことを特徴とするシロッコファン。 - 前記ハウジング(2)の吸込口(7)に設けられ、前記ハウジング(2)の内部に外部の空気を案内する空気案内部(25)をさらに備えており、
前記空気案内部(25)の出口側端部(25a)は、前記羽根(18)の内周端(18a)よりも外側に配置されている。
請求項1に記載のシロッコファン。 - 前記第1突起(21)および前記第2突起(22)によって、L字型断面を有する環状のリング部(5)が構成され、
当該リング部(5)がファンロータ(3)の外周縁に設けられている、
請求項1または2に記載のシロッコファン。 - 前記ファンロータ(3)は、樹脂成形されている。
請求項1から3のいずれかに記載のシロッコファン。
Priority Applications (1)
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JP2012224640A JP6089556B2 (ja) | 2012-10-10 | 2012-10-10 | シロッコファン |
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JP2020063679A (ja) * | 2018-10-15 | 2020-04-23 | ミネベアミツミ株式会社 | 遠心送風機 |
Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JP2006070883A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Daikin Ind Ltd | 多翼送風機の羽根車及びそれを備えた多翼送風機 |
JP2009185750A (ja) * | 2008-02-08 | 2009-08-20 | Denso Corp | 遠心式多翼ファン |
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2012
- 2012-10-10 JP JP2012224640A patent/JP6089556B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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JP7080791B2 (ja) | 2018-10-15 | 2022-06-06 | ミネベアミツミ株式会社 | 遠心送風機 |
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JP6089556B2 (ja) | 2017-03-08 |
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