JP2014076613A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の制御方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 プラテン上にインク堆積物がある状態で記録媒体の紙幅検知動作を行うと、記録媒体の端部位置を誤検知する場合がある。そして誤検知した記録媒体の端部位置に対応する位置で予備吐出動作を行うと、記録ヘッドの走査距離が必要以上に長くなり、スループットが低下することが懸念される。
【解決手段】 記録媒体を給紙している状態で受光素子を走査させて取得された出力値を、記録媒体を給紙していない状態で受光素子を走査させて取得しておいて出力基準値を用いて補正する。そして補正値に基づいて、記録媒体の端部位置を特定する。これにより記録媒体の端部位置の誤検知を防止することができ、スループットの低下を防止することができる。
【選択図】 図11

Description

本発明は、インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の制御方法に関する。
インクジェット記録装置では、所定期間印字を行なわないと記録ヘッドのノズル内のインクが増粘して正常にインクを吐出できなくなる可能性がある。そのため記録動作中であってもノズル内のインクを定期的に排出させる予備吐出動作を行うことでノズルの状態を良好に保っている。
このような予備吐出動作を行う位置は、記録媒体の端部に近すぎると、予備吐出されたインクが記録媒体に付着して記録媒体を汚してしまう可能性が生じる。逆に記録媒体から予備吐出動作を行う位置が遠すぎると、記録ヘッドの走査距離が長くなってスループットが低下してしまうことになる。そのため、予備吐出動作を行う位置は記録媒体の幅に対応する適切な位置とすることが必要とされる。このような適切な予備吐出位置を決定する方法としては、特許文献1に開示される方法が挙げられる。特許文献1では、キャリッジに発光素子と受光素子とを有する光学式センサを設け、記録媒体で反射された反射光の光量に基づいて記録媒体の有無を検知して端部位置を特定し、その端部位置に基づいた位置で予備吐出動作を行うことが開示されている。
特開2002−205390号公報
ところでインクジェット記録装置で予備吐出されたインクは、プラテン部の吸収体に受容することができるが、予備吐出されるインクの種類によっては、吸収体上で固着して残留物のような状態で堆積しまうことがある。このような吸収体上で記録媒体の有無の検知動作を行うと、インク堆積物の表面で反射した反射光の影響で記録媒体が無いにもかかわらず記録媒体有と誤検知し、記録媒体の端部位置を実際の端部位置よりも外側にあると誤認識してしまう可能性がある。そして、誤認識している状態で予備吐出位置をさらに外側の予備吐出位置やキャップ位置で行うように制御すると、必要以上にキャリッジを走査する必要が生じるため、スループットが低下することになる。
そこで本発明は、プラテン部の吸収体上にインク堆積物があったとしても、記録媒体の端部位置の誤検知が発生することを防止し、スループットの低下を防止できる信頼性の高いインクジェット記録装置を提供することを目的としている。
そのために本発明のインクジェット記録装置は、インクを吐出して記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、発光素子と受光素子とからなる光学式の検知手段と、前記記録ヘッドと前記検知手段とを搭載し、走査方向に往復走査する走査手段と、前記記録ヘッドが走査する領域に対向して配置され、記録媒体を支持する支持部材と、を備え、記録媒体を給紙している状態で前記走査手段を前記走査方向に走査させて前記受光素子で取得された出力値を、記録媒体を給紙していない状態で前記走査手段を前記走査方向に走査させて前記受光素子で取得された出力基準値を用いて補正する補正手段と、前記補正手段で補正された補正値に基づいて、記録媒体の端部位置を特定する特定手段とを有することを特徴としている。
これにより吸収体上にインク堆積物があったとしても正確な記録媒体の端部位置を取得することができ、スループットの低下を防止できる信頼性の高いインクジェット記録装置を提供することができる。
本発明に係る記録装置本体の内部機構を説明するための斜視図である。 本発明に係るプラテン及びプラテン吸収体の概略図である。 本発明に係る記録装置の制御系のブロック図である。 紙幅検知センサによる検知動作を説明する図である。 ヘッドカートリッジにインクタンクを装着する状態を示した斜視図である。 インクの堆積物が無い場合を説明する図である。 インクの堆積物がある場合を説明する図である。 本発明に係る出力基準値の取得処理を示すフローチャートである。 図8に示すフローチャートを用いて取得された出力基準値を示す図である。 紙幅検知動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る補正処理を示すフローチャートである。 図11に示すフローチャートを用いて取得された出力値と補正値とを示す図である。 インク堆積物上に記録媒体の端部がある場合を説明する図である。 インク堆積物上に記録媒体の端部がある場合に取得された出力を示す図である。 第2の実施形態に係る補正処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一、又は対応部分を示すものである。
(1)基本構成
まず、本発明のインクジェット記録装置の基本構成について説明する。ここでは、いわゆるシリアルスキャンタイプのインクジェット記録装置を例に挙げて説明する。
(1−1)記録動作機構
図1は、本発明を適用可能なインクジェット記録装置の要部の構成例を説明するための模式的斜視図である。
図1において記録媒体を搬送する搬送ローラ101が回動可能に取り付けられている。記録媒体が搬送されてくる入口にはプラテン102が配設されている。プラテン102は、シャーシ103に取り付けられ、位置決めされている。プラテン102についての詳細な構成は後述する。搬送ローラ101の記録媒体搬送方向における下流側には、記録ヘッド402(図5)が設けられている。
キャリッジ部は、記録ヘッドを取り付けるためのキャリッジ104を有しており、キャリッジ104は、ガイドシャフト105およびガイドレール106によって支持されている。ガイドシャフト105は、シャーシ103に取り付けられており、記録媒体の搬送方向に対して直角方向(走査方向)にキャリッジ104を往復走査させるように案内支持している。ガイドレール106は、シャーシ103に一体に形成されており、キャリッジ104の後端を保持して記録ヘッド402と記録媒体との隙間を維持する役割を果たしている。
キャリッジ104の位置を検出するためのキャリッジエンコーダスケール(不図示)が設けられている。キャリッジエンコーダスケール上には、150lpi〜300lpiのピッチでマーキングが形成されている。そして、当該マーキングを読み取るためのエンコーダセンサが、キャリッジ104に搭載されたキャリッジ基板(不図示)に設けられている。キャリッジ基板には、記録ヘッド402と電気的な接続を行うためのヘッドコンタクト(不図示)も設けられている。また、キャリッジ104には、電気基板から記録ヘッド402へ、駆動信号を伝えるためのフレキシブルケーブル(不図示)が接続されている。
さらに、キャリッジ104には、記録結果や用紙端部等の紙幅検知用として、発光素子と受光素子を有する光学式センサからなる紙幅検知センサ107が取り付けられている。紙幅検知センサ107は、発光素子より発光し、その反射光を受光することで、記録媒体の有無を検出することができる。紙幅検知センサ107についての詳細な構成は後述する。
上記構成において記録媒体に画像形成する場合、搬送方向の位置に対しては、搬送ローラ101が、記録媒体を搬送して位置決めする。また、走査方向の位置に対しては、キャリッジモータ(不図示)によりキャリッジ104を上記搬送方向と垂直な方向に移動させて、記録ヘッド402を目的の画像形成位置に配置させる。位置決めされた記録ヘッド402は、電気基板(不図示)からの信号に従って、記録媒体に対しインクを吐出する。記録ヘッド402についての詳細な構成については後述する。本実施形態の記録装置においては、記録ヘッド402により記録を行いながらキャリッジ104が走査方向に走査する記録主走査と、搬送ローラ101により記録媒体が搬送方向に搬送される副走査とを交互に繰り返す。これにより、記録媒体上に画像を形成していく構成となっている。
回復部108は、記録ヘッド402のノズル面に対しての回復処理を行うものであって、回復系ユニットによって構成されている。この回復系ユニットは、記録ヘッド402のノズル面に付着した異物を除去するクリーニング手段やノズルに供給されたインクの乾燥を防止するためのキャッピング手段等を備える。さらにキャッピング手段でキャップしている状態で吸引する吸引手段を設けることで、インクタンク403から記録ヘッド402の記録素子基板に至るインクの流路の正常化を図る回復処理を行うこともできる。
(1−2)プラテン部
図2は、図1に示したプラテン部を説明するための模式図である。プラテン部は、記録ヘッドのノズル面に対向する位置に設けられており、記録ヘッドのノズル面と記録媒体の記録面との間隔を一定に保つために記録媒体を支持する支持部材として用いられる。このようなプラテン部は、プラテン102とプラテン吸収体109とからなり図2のような構成である。記録媒体の縁まで記録する縁無し記録では、記録媒体に余白を残さないために、はみ出し領域を設けてインクを吐出する。このはみ出し量は、記録媒体の搬送誤差や斜行や給紙による最大誤差量を見込んだうえで記録媒体に余白を残さないよう記録できるような量に設定されている。記録媒体からはみ出したインクは、プラテン吸収体109上に吐出される。つまりプラテン吸収体109は、記録ヘッドの走査領域のほぼ全域にわたって配置されている。
また、本構成においては、印字中に予備吐出動作を実施する。予備吐出動作とは、記録ヘッドのノズル内のインクが乾燥して不吐出となること等を防ぐことを目的し、記録媒体外にインクを吐出する動作である。このような予備吐出動作は、幅の広い記録媒体の場合には、記録装置の回復部108に備えられたキャップで実施する。しかし、幅の狭い記録媒体の場合に、予備吐出動作毎にキャップの位置までキャリッジ104を移動させていると予備吐出動作に伴う走査距離が延びるためスループットが低下してしまう。そのため、予備吐出動作をプラテン吸収体109上で実施することで、予備吐出動作に伴う走査距離を短くし、スループットが低下することを防ぐことができる。上記プラテン吸収体109に予備吐出する動作をプラテン予備吐出動作と呼ぶこととする。
(1−3)制御回路の構成例
図3は、このようなインクジェット記録装置における制御回路の構成例を説明するためのブロック図である。
主制御部としてのコントローラ200は、例えば、マイクロ・コンピュータ形態のCPU202、プログラムや所要のテーブルその他の固定データを格納するROM204を有する。さらにコントローラ200は、センサなどの出力値の記憶用のEEPROM206など不揮発性メモリ、及び画像データを展開する領域や作業用の領域等が設けられるRAM208を有する。CPU202は、後述する用紙端部検知のための処理などを実行する。ホスト装置211は画像データの供給源であり、記録動作に係る画像等のデータの作成、および処理等を行うコンピュータの形態の他、画像読み取り用のリーダ部等の形態であってもよい。画像データ、その他のコマンド、およびステータス信号等は、インタフェース(I/F)212を介してコントローラ200と送受信される。
操作部220は、操作者による指示入力を受容するスイッチ群である。具体的には電源スイッチ222、記録動作開始を指示するためのスイッチ224、記録ヘッド402に対する吸引回復動作の起動を指示するための回復スイッチ226、および堆積物を除去するための堆積キャリブレーションスイッチ228を有する。センサ群230は、装置の状態を検出するためのセンサ群であり、紙幅検知センサ107、および環境温度を検出するために適宜の部位に設けられた温度センサ134等を有する。
ヘッドドライバ240は、記録データ等に応じて記録ヘッド402とインクを吐出するためのエネルギーを発生する記録素子を駆動するドライバである。モータドライバ250は、主走査モータ251を駆動するためのドライバである。副走査モータ261は、記録媒体110を搬送する(副走査方向に移動させる)ために用いられるモータであり、モータドライバ260は、それを駆動するためのドライバである。回復処理部270は、回復スイッチ226などに応じて記録ヘッド402の回復を行う処理部である。
(1−4)紙幅検知センサ
図4は、図1に示した紙幅検知センサ107を説明するための模式図である。本実施形態の紙幅検知センサ107は、紙幅検出センサとしても有効に機能するとともに、ドット位置調整値を取得するためのテストパターンおよび紙幅検知用のテストパターンの双方に対し、検知動作を行うものである。
紙幅検知センサ107は上述したようにキャリッジ104に取り付けられており、発光素子301と受光素子302とを有する光学式の検知センサである。発光素子301から発した光(入射光Iin)303は記録媒体110の表面等によって反射され、その反射光(Iref)304は受光素子302によって検出することができる。反射光304の検出信号(アナログ信号)は、フレキシブルケーブル(不図示)を介して記録装置の電気基板上の制御回路に伝えられ、その制御回路におけるA/D変換器によってディジタル信号に変換される。ここで信号の出力値を、比較値と比較することで記録媒体の有無を検知することができる。このような検知動作が行われる位置は、プラテン部のプラテン吸収体上に対応する位置であるため、記録媒体が無い位置の場合には、プラテン吸収体上で行われる。
紙幅検知センサ107が取り付けられるキャリッジ104の位置は、インク等の飛沫の付着を防ぐために、記録走査時に記録ヘッドのノズルが移動する軌跡上からずれた位置に設定する。この紙幅検知センサ107としては、比較的低解像度のものを用いることができ、これにより低コスト化が図れる。
(1−5)ヘッド構成.
以下に本実施形態で適用するヘッドカートリッジ401の構成について説明する。本実施形態におけるヘッドカートリッジ401は、記録ヘッド402と、インクタンク403を搭載する手段およびインクタンク403から記録ヘッドにインクを供給するための手段を有している。記録ヘッドのノズル面には複数のノズルからなるノズル列が色毎に設けられており、ノズルの其々に対応して設けられた記録素子が発生するエネルギーによりインクを吐出して印字動作が行われる。
図5は、本実施形態で適用するヘッドカートリッジ401に対し、インクタンク403を装着する様子を示した図である。本実施形態の記録装置は、10色の顔料インクによって画像を形成する。
10色とはシアン(C)、ライトシアン(Lc)、マゼンタ(M)、ライトマゼンタ(Lm)、イエロー(Y)、第1ブラック(K1)、第2ブラック(K2)、レッド(R)、グリーン(G)およびグレー(Gray)である。従ってインクタンク403もこれら10色分のものが独立に用意されている。そして、図に示すように、インクタンク403それぞれがヘッドカートリッジ401に対して着脱自在となっている。なお、インクタンク403の着脱は、キャリッジ104にヘッドカートリッジ401が搭載された状態で行えるようになっている。
(1−6)インク構成
以下に本発明で使用する10色のインクについて説明する。
本発明に用いられる10色とは、シアン(C)、ライトシアン(Lc)、マゼンタ(M)、ライトマゼンタ(Lm)、イエロー(Y)、第1ブラック(K1)、第2ブラック(K2)、グレー(Gray)、レッド(R)およびグリーン(G)である。各色に用いられる着色剤は全てが顔料であることが好ましい。ここで、顔料の分散を行うためには、公知一般の分散剤を用いてもよいし、また公知一般の方法で顔料表面を改質し、自己分散性を付与してもよい。本発明の主旨にあえば、少なくとも一部の色に用いられる着色剤が染料であってもよい。また、少なくとも一部の色に用いられる着色剤が顔料と染料を調色した形でもよく、顔料を複数種ふくんでもよい。また本発明に用いられる10色インクには、本発明の主旨にある範疇で、水溶性有機溶剤・添加剤・界面活性剤・バインダー・防腐剤から選ばれる少なくとも1種以上が含まれてもよい。
上述したインクをプラテン吸収体に向けて吐出すると、プラテン吸収体上でインク堆積物が発生する場合がある。これはプラテン吸収体上に吐出されたときに浸透せずにプラテン吸収体表面に残留してしまうことにより発生するものであり、溶解性が低い色材を含むインク、蒸発時の粘度上昇が大きくて流動性が低減するインクなどで発生しやすい。
(1−7)紙幅検知
紙幅検知は、インターフェース等を介して入力された画像データから取得される記録媒体の幅情報と実際に給紙された記録媒体の幅とが一致しているかどうかを判定するため行われる。そして本構成においては、紙幅検知処理で検知された記録媒体の幅に対応する位置、すなわち紙幅検知処理で特定された記録媒体の端部位置に対応した位置であって、当該端部位置よりも外側の位置でプラテン予備吐出動作を行う予備吐出制御が行われている。
本発明で使用する光学的手段を用いた紙幅検知について、プラテン吸収体109にインク堆積物がない場合とインク堆積物がある場合について説明する。
インク堆積物がない場合の紙幅検知処理について図6を用いて説明する。
図6(a)は、インク堆積物がない場合における給紙状態で行われる紙幅検知処理の説明図である。図6において、104はキャリッジ、107は紙幅検出センサ、109はプラテン吸収体、110は記録媒体である。紙幅検知センサ107を有効にした状態で、走査方向にキャリッジ104が移動させ、受光素子で受光した反射光に基づく出力信号の出力値(出力レベル)の違いにより、プラテン吸収体を検知しているか記録媒体を検知して紙幅検知処理を行う。
プラテン吸収体は黒色の樹脂材料からなるスポンジ状の部材で設けられており、記録媒体に比べて反射率が小さくなっている。そのため受光素子で受光した反射光に基づく電気的出力レベルの違いにより、プラテン吸収体を検知しているか記録媒体を検知しているか判断することができる。
そして検出動作による出力値を予め定めておいた比較値(閾値)と比較して、出力値が比較値以上の場合には記録媒体有と検知し、出力値が比較値より小さい場合には記録媒体無と判断することができる。この比較値は、記録媒体が有の状態で予め測定しておいた出力値や、予め工場出荷時に測定しておいたプラテン吸収体上の出力値に基づいて決定することができる。
図6(b)は、インク堆積物がない場合における給紙状態での紙幅検知センサの出力値の説明図である。給紙された記録媒体の幅が画像データから求まる記録媒体の幅が同一と判断するためには、記録媒体中央部の位置aと、画像データから求まる記録媒体端部より内側の位置bと、画像データから求まる記録媒体の外側の位置cの出力値を比較値Pと比較すればよい。そして、位置aと位置bで記録媒体有と検知され、位置cで記録媒体無と検知されれば、給紙された記録媒体の幅が画像データから求まる記録媒体の幅と一致しており、正常な紙幅であると判断することができる。また位置aで記録媒体有と検知されたが、位置bで記録媒体無と検知される場合には、記録媒体の幅が画像データから求まる記録媒体の幅よりも小さいと判断し、記録動作を中止させるように制御することができる。
そして、位置aと位置bと位置cとで記録媒体有と検知される場合には、画像データの幅より記録媒体110の幅が大きいと判断される。このような場合には記録媒体上であっても画像データからみると枠外となるため、記録媒体上でプラテン予備吐出動作を行ってしまうおそれがある。そのため検知された記録幅が画像データの幅より大きいと判断される場合には、さらに外側の位置やキャップで予備吐出動作を行うように制御し、記録媒体上でプラテン予備吐出動作が行われるのを防止するプラテン予備吐出誤印字防止制御が行われる。
次に、インク堆積物がある場合にどのように判断されるかを図7を用いて説明する。図7(a)は、インク堆積物がある場合における給紙状態での紙幅検知の構成説明図である。図7(a)において、104はキャリッジ、107は紙幅検出センサ、109はプラテン吸収体、110は記録媒体、111はインク堆積物である。紙幅検知センサ107を有効にした状態で、走査方向にキャリッジ104が移動し受光素子で受光した反射光に基づく信号の出力値の違いにより、プラテン吸収体を検知しているか記録媒体を検知して紙幅検知処理を行う。
図7(b)は、インク堆積物がある場合における給紙状態での紙幅検知センサの出力説明図である。画像データから求まる記録媒体の外側の位置cにインクの堆積物111がある場合には、インク堆積物の表面で反射された光と受光素子が検知し、この出力レベルが比較値P以上の場合には記録媒体有と判断されてしまう可能性がある。
即ち位置aと位置bと位置cで記録媒体有と誤検知し、画像データの幅より記録媒体110の幅が大きいと誤認識してしまう。そしてこのような検知結果に基づいてプラテン予備吐出誤印字防止制御を行うと、さらに外側の位置やキャップで予備吐出動作を実施することになるため、必要以上に走査距離が長くなりスループットが低下することになってしまう。
そこで本発明では、記録媒体を給紙していない状態で紙幅検知センサを用いて検知動作を行ってインク堆積物がある状態での出力基準値を取得しておく。そして実際の記録媒体の紙幅検知を行う際に取得された出力値を出力基準値を参照して補正し、当該補正された値を用いて記録媒体の端部位置の特定を行っている。このように出力基準値で補正された値を用いて記録媒体の端部位置を特定することにより、吸収体上にインク堆積物があったとしてインク堆積物による影響を受けることなく正確な記録媒体の幅を検知することができる。これにより予備吐出動作時のスループットの低下を防止できる信頼性の高いインクジェット記録装置を提供することができる。
(第1の実施形態)
このような出力値の補正制御について以下詳細に説明する。
(出力基準値の取得)
まず、図8のフローチャートを参照して出力基準値Dxの取得動作について説明を行う。
このような出力基準値の取得動作は、記録媒体を給紙する前、または記録媒体を排紙後などの、記録媒体を給紙していない状態で実施する。
最初にS101では、まずプラテン吸収体109の端部位置(home側の位置)に紙幅検知センサ107が来るようにキャリッジ104を移動させる。そして、S102で、紙幅検知センサ107を有効とする。そしてS103では、現在位置における紙幅検知センサの出力値を出力基準値DxとしてEEPROM206(記憶手段)に記憶する。このときの位置情報は、エンコーダスケールのslit情報として対応させておく。
S104では、キャリッジの現在位置がプラテン吸収体のaway側の端部位置かどうかの判定を行い、away側の端部位置にある場合は、本フローチャートは終了する。一方、away側の端部位置でない場合にはエンコーダスケールの所定のslit数分away側へキャリッジを移動させ(S105)、S102に戻る。本実施形態では、20slit分移動させるものとする。
図9(a)は、インク堆積物がある場合における紙端検知センサから出力される信号を図示したものである。図9(a)からプラテンの領域に比べてインク堆積物が発生している部分に対応する領域の出力が高いことがわかる。
図9(b)は図8のフローチャートに示す取得動作によって記憶手段に記憶された出力基準値Dxの一部の抜粋して示した図である。キャリッジの位置をslit数=Xとして示している。0slit〜400slit、500slit〜2500slit、2600slit〜3000slitはインク堆積物が生じていないため取得された出力基準値Dxは0となっている。420slit〜480slit、2520slit〜2580slitはインク堆積物が生じているため取得された出力基準値Dxが90となっている。
(出力基準値を参照した記録媒体の紙幅検知動作)
次に、記録動作時に行われる、出力基準値を参照した記録媒体の紙幅検知動作について図10のフローチャートを参照して説明する。
最初にS201を紙幅検知センサで検知できる位置にまで記録媒体を給紙する。次に、S202でプラテン吸収体109の端部位置(home側の位置)に紙幅検知センサ107が来るようにキャリッジ104を移動させる。そして、S103で、紙幅検知センサ107を有効とする。
S204では、キャリッジ104をプラテン吸収体109のhome側の端部位置からプラテン吸収体のaway側の端部位置まで走査させながら、紙幅検知センサの出力信号を取得する。そして出力信号の出力値を、EEPROM206に蓄積する。本実施形態では、出力基準値Dxと同様に20slit毎に蓄積する。
S205での処理の詳細は後述するが、S204で出力された出力値(Lx)をEEPROM206に記憶された出力基準値(Dx)を用いて補正して補正値を求める。
次に、S206で補正値を用いて紙幅検知処理を行い記録媒体の端部位置の特定を行う。具体的には、記録媒体中央部の位置aと、画像データから求まる記録媒体端部より内側の位置bと、画像データから求まる記録媒体の外側の位置cの補正値を比較値Pと比較する。そして、位置aと位置bで比較値P以上であり記録媒体有と検知され、位置cで比較値より小さく記録媒体無と検知されれば端部位置は位置bと位置cとの間にあるといえる。つまり給紙された記録媒体の幅が画像データから求まる記録媒体の幅と一致しており、正常な紙幅であると判定される。また位置aで記録媒体有と検知されたが、位置bで記録媒体無と検知される場合には、記録媒体の幅が画像データから求まる記録媒体の幅よりも小さいと判断し、記録動作を中止させるように制御することができる。そして、位置aと位置bと位置cとで記録媒体有と検知される場合には、画像データの幅より記録媒体110の幅が大きいと判断される。
(出力信号の補正処理)
次に、S205の補正処理について図11のフローチャートを用いて説明する。
最初に、S301でslit数X1=0を設定する。次に、S302でSlit数xに対応する出力値Lxから対応するslit位置の出力基準値Dxを減算して補正値(Lx−Dx)を算出し、EEPROM206に格納する。
次に、S303でプラテン吸収体のaway側の端部のslit位置かを判断し、away側の端部に対応するslit位置である場合には終了する。away側の端部でない場合には、S304で所定量先のSlit数(本実施形態では20)に対応する値を加算して、S302に戻り、次のSlit数に対応する補正値を算出する。S304で進める数とは、出力基準値Dxと出力値Lxを取得している間隔と同じ数である。
図12(a)は、EEPROM206に格納されているSlit数と補正前の出力値(Lx)との関係を示したものである。図12(b)はS302で補正された後のSlit数と補正値(Lx−Dx)との関係を示したものである。図12(c)は、補正前の出力値Lxの線50と補正値(Lx−Dx)の線51を図示したものである。補正値の線51を用いて比較値Pと比較することで記録媒体110の端部位置を正確に特定できることがわかる。そして、給紙された記録媒体の110の正確な幅に基づいて予備吐出動作時の予備吐出位置を決定することができるため、スループットの低下を防止することもできる。
ところで、ここまでの説明では給紙された記録媒体の幅の外側にインク堆積物がある場合を例に説明を行ったが、給紙された記録媒体の端部がインク堆積物上となる場合について次に説明する。
図13(a)に示すように給紙された記録媒体110の端部がインク堆積物の直上に位置してしまう場合に図10〜11に示す制御を行うと、図13(b)に示す出力値と図13(c)に示す補正値(Lx−Dx)が取得されることになる。このときの出力値の線50と補正値の線51を図14に示す。
このように、給紙された記録媒体の端部がインク堆積物上となると端部の補正値レベルが低くなってしまうことがわかる。そのため、このような端部がインク堆積物上となっても検知できるように比較値Pの値は、0<P<{(記録媒体による反射光の出力値)―(インク堆積物による反射光の出力値)}となるように設定することが好ましいといえる。具体的には、比較値Pの値は{(記録媒体の反射光の出力値)−(インク堆積物による反射光の出力値)}÷2に設定することができる。
なおインク堆積物上に記録媒体の端部位置があり、かつインク堆積物による反射光の出力レベルと記録媒体による反射光の出力レベル同等、若しくはインク堆積物の反射光の強度の方が強い場合には比較値Pをいかに設定したとしても端部位置が正確に特定できない。そのため出力基準値を測定時にインク堆積物による反射光の出力値と記録媒体による反射光の出力値と同等、若しくはインク堆積物の反射光の出力値が記録媒体の反射光の出力値以上の方が強い場合には、インク堆積物の除去動作を行うように制御を行ってもよい。
インク堆積物の除去方法の一例を以下に示す。
本実施形態に用いられる10色のインクは、プラテン上に堆積しやすいインクと堆積しにくいインクに分けることができる。堆積しやすいインクは、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、第1ブラック(K1)の4色であり、これらを堆積しやすいインク群として第1のインク群とする。一方、前記堆積しやすいインク以外のライトシアン(Lc)、ライトマゼンタ(Lm)、第1ブラック(K1)、レッド(R)、グリーン(G)およびグレー(Gray)の6色のインクは、プラテン吸収体上に堆積する現象は発生しにくい。さらにこれらの6色のインクは、堆積しやすいインクに混ぜる、あるいはインク堆積物上にかけると堆積物を溶解する効果がある。これら第1のインク群の堆積物を溶解しやすいインク群を第2のインク群とする。このような2種類のインク群が設けられている場合には、インクの堆積物に対して第2のインク群のインクを吐出させ、インクの堆積物を溶解させることでインク堆積物の除去を行うことができる。
本実施形態における出力基準値の取得は、プラテン吸収体への縁無し記録量、プラテン予備吐出量の積算量、すなわちプラテン上に吐出した廃インク量が一定量を超える毎に実施することが好ましい。その他としては、プラテン吸収体を一定領域毎に分割し、領域毎に縁無し記録量、プラテン予備吐出量の積算を行い、複数の領域のいずれかの堆積量が一定量を超える毎に行ってもよい。
また、プラテン吸収体への縁無し記録量、プラテン予備吐出量の積算量は堆積しやすいインクに対する全量を合計してもよいし、堆積しやすいインクの種類毎に行ってもよい。
なお、堆積しやすいインクの種類ごとに行う場合には、インクの種類に応じて重みづけを行ってもよい。
また、インク堆積物の量は環境温度に応じて堆積具合が異なる場合があるため、プラテン吸収体への縁無し記録量、プラテン予備吐出量の積算量を環境温度に応じて重みづけしてもよい。
また、インク堆積物の量は環境湿度に応じて堆積具合が異なる場合があるため、プラテン吸収体への縁無し記録量、プラテン予備吐出量の積算量を環境湿度に応じて重みづけしてもよい。
(第2の実施形態)
第1の実施形態は走査領域全域にわたって出力値から出力基準値を減算して補正値を求める例を示したが、本実施形態に示すように出力基準値の出力がある領域のみを補正して補正値を求めてもよい。
以下、第1の実施形態と異なる補正処理についてのみ説明する。それ以外の処理については第1の実施形態と同様であるため省略する。
本実施形態に係る出力信号の補正処理について図15のフローチャートを参照して説明する。
最初に、S401でslit数X1=0を設定する。次にS402で、出力基準値Dx=0であるか否かを判断する。出力基準値Dx=0の場合はS404へ進み、補正処理は行なわれない。出力基準値D=0以外、即ちインク堆積物がある領域であればS403へ進む。
S403では、現在の処理におけるSlit位置の出力値L_xを補正値(Lx−K)に補正してEEPROM206に格納する。つまり、インク堆積物がある領域のみの出力値Lxを所定数K減算したものを補正値とする。所定数Kの値としては、0<K≦Dxを設定することができる。
次に、S404でプラテン吸収体のaway側の端部のslit位置かを判断し、away側の端部に対応するslit位置である場合には終了する。away側の端部でない場合には、S405で所定量先のSlit数(本実施形態では20)に対応する値を加算して、S402に戻り、次のSlit数に対応する処理を行う。S405で進める数とは、出力基準値Dxと出力値Lxを取得している間隔と同じ数である。
そして、図15のフローチャートを用いて得られた補正値を比較値Pと比較することで紙幅検知処理を行う。この場合用いられる比較値Pは、(インク堆積物による反射光の出力値)−K<P<(記録媒体による反射光の出力値)−Kとなるように設定されている。これにより記録媒体110の大きさを正確に判定することができる。
以上のように、出力基準値の出力がある領域のみ補正を行ったとしても、第1の実施形態と同様にインク堆積物があったとしても正確に記録媒体の端部位置を特定することができ、スループットの低下を防止することができる。
なお、本明細書中で用いた「記録」とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わない。また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表す。
また、本明細書中で用いた「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、ビニール、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも含まれる。
また、本明細書中で用いた「インク」とは、広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理に供され得る液体を表す。
102 プラテン
104 キャリッジ
107 検出センサ
109 プラテン吸収体
110 記録媒体
111 インク堆積物
301 発光素子
302 受光素子
402 記録ヘッド

Claims (9)

  1. インクを吐出して記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、
    発光素子と受光素子とからなる光学式の検知手段と、
    前記記録ヘッドと前記検知手段とを搭載し、走査方向に往復走査する走査手段と、
    前記記録ヘッドが走査する領域に対向して配置され、記録媒体を支持する支持部材と、
    を備えるインクジェット記録装置であって、
    記録媒体を給紙している状態で前記走査手段を前記走査方向に走査させて前記受光素子で取得された出力値を、記録媒体を給紙していない状態で前記走査手段を前記走査方向に走査させて前記受光素子で取得された出力基準値を用いて補正する補正手段と、
    前記補正手段で補正された補正値に基づいて、記録媒体の端部位置を特定する特定手段とを有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記特定手段により特定された記録媒体の端部位置よりも外側の位置の前記支持部材の上で、前記記録ヘッドからの予備吐出動作を行うように制御する予備吐出制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記特定手段は、前記補正値を比較値と比較することにより記録媒体の端部位置を特定することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記補正手段は、前記出力値から前記出力基準値を減算することで補正値を算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記補正手段は、前記出力基準値の出力がある領域のみを補正することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記補正手段は、前記領域の前記出力値から所定量を減算することで補正値を算出することを特徴とする請求項5の記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記出力基準値を記憶しておく記憶手段をさらに有し、
    前記補正手段は前記記憶手段に記憶された前記出力基準値を用いて前記出力値を補正することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記記録ヘッドは複数の種類のインクを吐出するように設けられており、
    前記出力基準値の値が記録媒体による反射光の出力値以上の場合には、前記記録ヘッドから複数の種類のインクのうち他のインクを溶解しやすいインクを支持部材の上に吐出する吐出動作を行うように制御する制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  9. インクを吐出して記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、発光素子と受光素子とからなる光学式の検知手段と、前記記録ヘッドと前記検知手段とを搭載し、走査方向に往復走査する走査手段と、を備えるインクジェット記録装置の制御方法であって、
    記録媒体を給紙していない状態で前記走査手段を前記走査方向に走査させて前記受光素子から出力基準値を取得する工程と、
    記録媒体を給紙している状態で前記走査手段を前記走査方向に走査させて前記受光素子
    から出力値を取得する工程と、
    前記出力値を前記出力基準値を用いて補正し、補正値を算出する工程と、
    前記補正値に基づいて、記録媒体の端部位置を特定する工程と、
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016153186A (ja) * 2015-02-20 2016-08-25 キヤノン株式会社 プリント装置およびミスト回収方法
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