JP2014075547A - 発光装置 - Google Patents

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やよい 奥井
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Abstract

【課題】表示パネルの信頼性を損なうことなく発光ユニット間の継ぎ目を目立たなくさせることができる発光装置を提供する。
【解決手段】配列された複数の発光ユニット100からなる発光装置1であって、複数の発光ユニット100の各々は、表示領域Aおよび当該発光領域Aの外側に位置する非表示領域B1、B2を含む発光パネル10と、発光パネル10を固定するための第1固定部材21および第2固定部材22とを備え、第1固定部材21は、発光領域Aの光を取り出す側の面とは反対側の面に対向して配置され、発光パネル10の非表示領域B1、B2は、第1固定部材21の裏の面にまで折り曲げられており、折り曲げられた非表示領域B1、B2は、第1固定部材21と第2固定部材22とによって挟持されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、発光装置に関し、特に、各々が発光部を有する複数の発光ユニットを配列することで、より大きい面積の発光領域を構成する発光装置に関する。
近年、ディスプレイ装置や照明装置などの発光装置は、益々大型化する傾向にある。こうした大型化においては、製造や運搬、メンテナンスの観点から、単一の大型発光パネルで大面積の発光領域を構成するよりも、小型の発光パネルをつなぎ合わせて大型化する方が利点が大きいと考えられている。
特に、有機EL素子の開発が進められたことに伴い、照明としての面光源用発光装置や、高画質、高視野角、低電力駆動が可能な大型ディスプレイ発光装置の実現が期待されており、小型の有機ELパネルを複数枚継ぎ合わせることによって、より大型の有機ELパネルを構成する検討が進められている。
しかしながら、小型の発光パネルをつなぎ合わせた場合に、発光パネル間の継ぎ目(つなぎ目)が非表示領域として存在するため、視認性に劣るという問題が生じる。例えば、小型のパネルを複数枚つなぎ合わせて大型の発光パネルを構成した場合には、パネル全体に網目状の非発光領域が形成されてしまい、表示画像が不自然になる。これは、小型の発光パネルを発光ユニットとしてつなぎ合わせる際に、発光部に電力などを供給する電極の引き出し領域や封止領域が発光ユニットの額縁領域に非発光領域として残ることに起因している。この結果、発光ユニット間の継ぎ目が目立ってしまい視認性が劣化する。
これに対し、発光ユニット間の継ぎ目を目立たなくする方法の一つとして、50μm以下のガラス基板上に有機EL層を形成してなる表示パネルと当該表示パネルを支持する支持枠とを備える表示装置(発光ユニット)において、表示パネルの表示領域の4辺から外側に張り出した額縁領域の各々を、表示領域の周縁部近傍から支持枠側に折り曲げ、支持枠の側面に固定する方法が特許文献1に開示されている。この際、折り曲げられた表示パネルの額縁領域は、支持枠の側面において接着剤やベゼルを用いて固定、もしくは支持枠の背面において接着剤を用いて固定される。
特開2011−47977号公報
しかしながら、特許文献1に開示される方法では、発光ユニット間の継ぎ目を目立たなくさせることと表示パネルの信頼性との両立を図ることは困難である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、表示パネルの信頼性を損なうことなく発光ユニット間の継ぎ目を目立たなくさせることができる発光装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る発光装置は、配列された複数の発光ユニットからなる発光装置であって、前記複数の発光ユニットの各々は、発光部および当該発光部の外側に位置する非発光部を含む発光パネルと、前記発光パネルを固定するための第1固定部材および第2固定部材とを備え、前記第1固定部材は、前記発光部の光を取り出す側の面とは反対側の面に対向して配置され、一の前記発光ユニットにおける前記発光パネルの前記非発光部は、当該一の発光ユニットにおける前記第1固定部材の前記発光パネル側とは反対側または当該一の発光ユニットに隣接する他の発光ユニットにおける前記第1固定部材の前記発光パネル側とは反対側にまで折り曲げられており、折り曲げられた前記非発光部は、前記第1固定部材と前記第2固定部材とによって挟持されていることを特徴とする。
本発明に係る発光装置によれば、信頼性を損なうことなく発光パネルを保持することができるとともに、発光ユニット間の継ぎ目を目立たなくさせることができる。これにより、小型の発光ユニットを複数個つなぎ合わせても、発光ユニット間の継ぎ目が目立たない大型の発光装置を実現できる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る発光装置の概略構成を示す斜視図である。 図2(a)は、本発明の実施の形態1に係る発光装置における発光ユニットの平面図であり、図2(b)は、(a)のa−a線における同発光ユニットの側断面図である。 図3Aは、本発明の実施の形態1に係る発光装置における表示パネルの平面図である。 図3Bは、本発明の実施の形態1に係る発光装置に発光パネルの一画素の構成を示す断面図である。 図4Aは、本発明の実施の形態2に係る発光装置における発光ユニットの構成を背面から見たときの斜視図である。 図4Bは、本発明の実施の形態2に係る発光装置における発光ユニットの側断面図である。 図5Aは、本発明の実施の形態3に係る発光装置における発光ユニットを背面から見たときの斜視図である。 図5Bは、本発明の実施の形態3に係る発光装置における発光ユニットの側断面図である。 図6は、本発明の実施の形態3に係る発光装置の発光ユニットにおける表示パネルの厚みと表示パネルの浮きとの関係を示したグラフである。 図7は、本発明の実施の形態3に係る発光装置における発光ユニットの継ぎ目周辺の構成を示す平面図である。 図8Aは、本発明の第1変形例に係る発光装置の側断面図である。 図8Bは、本発明の第2変形例に係る発光装置の側断面図である。
(本発明の一態様に至った経緯)
上述のとおり、特許文献1に開示される方法では、発光ユニット間の継ぎ目を目立たなくさせることと表示パネルの信頼性との両立を図ることは困難である。
具体的には、折り曲げた表示パネルの額縁領域を接着剤によって支持枠の側面または背面と固定する場合、表示パネルが可撓性を有していても表示パネルを90度近く曲げた際には元に戻る力(復元力)が発生するため、接着力の弱い接着剤では表示パネルを支持枠に固定することは困難である。一方、強力な接着剤を用いて表示パネルを支持枠に固定すると、層構造となっている表示パネルの層間の接着強度よりも表示パネルと支持枠との接着強度が勝り、表示パネルの層剥がれが誘発され、表示パネルの信頼性が維持できなくなる。
また、折り曲げた表示パネルの額縁領域をベゼルによって支持枠の側面に固定する場合、ある程度の保持強度は得られるものの、ベゼルの厚みが表示パネル間の継ぎ目の幅に直結する。したがって、ベゼルを用いた固定方法では、発光ユニット間の継ぎ目を目立たなくさせることは難しい。また、この方法は、更なる高精細化や継ぎ目無しの発光装置を目指す流れにおいて好ましくない。
さらに、特許文献1には、表示パネルの額縁領域の折り曲げ部分における曲げアールRbを所定の値に規定することが記載されているが、特許文献1の表示パネルは、折り曲げられた額縁領域を単に接着剤等で固定しているだけの構成であり、実際のところ曲げアールRbを規定できる構成にはなっていない。また、発光ユニット間の継ぎ目を目立たなくさせるためには、額縁領域における折り曲げ部分の幅の制御が重要となってくるが、特許文献1に記載の方法では、曲げアールRbにばらつきが生じて、折り曲げ部分の幅が狙いの値とならず、発光ユニット間の継ぎ目を目立たなくさせることは困難である。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、発光パネルの信頼性を維持しつつ、発光ユニット間の継ぎ目を目立たなくさせることができる発光装置を提供することを目的とする。特に、本発明は、表示パネルの継ぎ目を目立たなくすることができるタイリング方式に好適な表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る発光装置は、配列された複数の発光ユニットからなる発光装置であって、前記複数の発光ユニットの各々は、発光部および当該発光部の外側に位置する非発光部を含む発光パネルと、前記発光パネルを固定するための第1固定部材および第2固定部材とを備え、前記第1固定部材は、前記発光部の光を取り出す側の面とは反対側の面に対向して配置され、一の前記発光ユニットにおける前記発光パネルの前記非発光部は、当該一の発光ユニットにおける前記第1固定部材の前記発光パネル側とは反対側または当該一の発光ユニットに隣接する他の発光ユニットにおける前記第1固定部材の前記発光パネル側とは反対側にまで折り曲げられており、折り曲げられた前記非発光部は、前記第1固定部材と前記第2固定部材とによって挟持されていることを特徴とする。
上記構成によれば、発光パネルの非発光部が第1固定部材の背面側にまで折り曲げられているので、発光ユニットの額縁領域の幅を狭くすることができる。また、折り曲げられた非発光部の一部が第1固定部材と第2固定部材との2つの固定部材で挟持されて押さえられているので、発光パネルを安定して固定保持することができる。これにより、発光パネルの信頼性を損なうことなく、発光ユニット間の継ぎ目を目立たなくすることができる。
さらに、本発明の一態様に係る表示装置において、前記発光パネルは、光を取り出す側の基板である第1基板と、前記第1基板に対向して配置された第2基板と、前記発光部に設けられ、前記第1基板と前記第2基板との間に形成された発光素子と、前記発光部に設けられ、前記第1基板と前記第2基板との間に形成された電極配線とを有し、前記発光部における前記第1基板および前記第2基板は、表面が略平面であり、前記非発光部における前記第1基板および前記第2基板は、前記非発光部の折り曲げによる屈曲面を有する、としてもよい。
これにより、第1基板と第2基板との間に発光素子および電極配線が設けられた発光パネルを有する発光ユニットについて、発光パネルの信頼性を損なうことなく、発光ユニット間の継ぎ目を目立たなくすることができる。
さらに、本発明の一態様に係る表示装置において、前記第1固定部材は、断面の輪郭線が所定の曲率半径を有する角部を有し、前記非発光部は、前記角部に沿って折り曲げられている、としてもよい。
これにより、第1固定部材の角部の曲率半径に従って非発光部における折り曲げ部分の曲率半径が規定されるので、発光ユニットとしての額縁領域の幅を規定することができる。
さらに、本発明の一態様に係る表示装置において、前記非発光部は、前記発光部から延設された前記電極配線を含む少なくとも1つ以上の非発光部と、前記電極配線を含まない少なくとも1つ以上の非発光部とを含み、前記電極配線を含む前記非発光部の前記折り曲げ部分に対応する前記第1固定部材の前記角部における前記曲率半径は、前記電極配線を含まない前記非発光部の前記折り曲げ部分に対応する前記第1固定部材の前記角部における前記曲率半径より大きい、としてもよい。
これにより、非発光部を角部に沿って折り曲げたときに、電極配線を含む非発光部における折り曲げ部分の曲率半径を、電極配線を含まない非発光部における折り曲げ部分の曲率半径よりも大きくすることができる。この結果、電極配線を含む非発光部に加わる曲げ応力を、電極配線を含まない非発光部に加わる曲げ応力よりも小さくすることができる。したがって、非発光部に電極配線が形成されていても、欠けやクラックが発生することを抑制できる。
さらに、本発明の一態様に係る表示装置において、前記第1基板の厚みは、前記第2基板の厚みよりも薄い、としてもよい。
これにより、発光パネルの浮きを小さくすることができるので、発光ユニット間の継ぎ目を目立たなくすることができる。
さらに、本発明の一態様に係る表示装置において、前記発光パネルの厚みは、40μm以上130μm以下である、としてもよい。
これにより、製造可能な発光パネルにおいて、発光パネルの浮きを、狙いの額縁領域の幅が実現できる範囲内とすることができる。
さらに、本発明の一態様に係る表示装置において、前記第2固定部材は、開口を有する枠体であり、折り曲げられた前記非発光部は、前記開口から引き出されている、としてもよい。
これにより、非発光部の折り曲げの端部に存在する電極端子を第2固定部材から引き出すことができるので、発光ユニットと電気回路との電気的接続を容易に行うことができる。
さらに、本発明の一態様に係る表示装置において、折り曲げられた前記非発光部を前記第1固定部材および前記第2固定部材に固定するためのネジを備え、前記ネジは、前記第1固定部材、前記非発光部および前記第2固定部材を連通している、としてもよい。
これにより、第1固定部材と非発光部と第2固定部材との相対的な位置関係を固定することができる。したがって、折り曲げによって発光パネルに復元力が発生していても、形状が変わることなく発光パネルを保持し続けることができる。
さらに、本発明の一態様に係る表示装置において、前記発光パネルは、有機ELパネルである、としてもよい。
これにより、有機ELパネルを用いた発光ユニットを構成することができる。
さらに、本発明の一態様に係る表示装置において、前記一の発光ユニットにおける前記発光パネルの前記発光部は、平面視が矩形状であり、前記一の発光ユニットにおける前記発光パネルの前記非発光部は、折り曲げられる前の状態において前記発光部の4辺の各々から張り出しており、4つの前記非発光部の各々は、当該一の発光ユニットにおける前記第1固定部材の前記発光パネル側とは反対側にまで折り曲げられており、対向する一対の前記非発光部が、前記第1固定部材と前記第2固定部材とによって挟持されている、としてもよい。
これにより、折り曲げによる発光パネルの復元力が第2固定部材の対向する端部に均等に加わることになるので、発光パネルを容易に保持させることができる。
(実施の形態)
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、工程(ステップ)、工程の順序などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図において、実質的に同一の構成部材については同一の符号を付す。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示したものではない。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係る発光装置1の概略構成について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る発光装置の概略構成を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態における発光装置1は、複数の発光ユニット100と、複数の発光ユニット100を配置するための筐体200とを備える。複数の発光ユニット100は、例えば、互いに隣接させて行列状に配列され、所定の固定手段によって筐体200に固定される。筐体200は、例えば、発光ユニット100を固定するための構成(孔等)が設けられた金属筐体であって、具体的には、アルミプレートまたはアルミシャーシ等である。
本実施の形態において、発光装置1は、表示装置である。この場合、発光ユニット100は、表示パネルユニットである。各々が表示画面を有する複数の表示パネルユニット(発光ユニット100)をタイリング方式で行列状に組み合わせることによって、1つの大きな表示画面を有する表示装置を構成することができる。
次に、本実施の形態における発光ユニット100の構成について、図2を用いて説明する。図2(a)は、発明の実施の形態1に係る発光装置における発光ユニットの平面図であり、図2(b)は、(a)のa−a線における同発光ユニットの側断面図である。
図2の(a)および(b)に示すように、発光ユニット100は、発光パネル10と、発光パネル10を固定(保持)するための第1固定部材(第1保持部材)21および第2固定部材(第2保持部材)22とを備える。
本実施の形態における発光ユニット100は、大型の表示装置の単位構成である表示パネルユニットであり、発光パネル10は、例えば、可撓性を有するフレキシブル有機ELパネルである。フレキシブル有機ELパネルは、十分に薄型化された一対のフレキシブル基板間に有機EL層が挟持されたものであり、亀裂や剥離などの破壊が生じない程度の曲率をもって略直角に近くに曲げることが可能な可撓性を有している。フレキシブル有機ELパネルの構造としては、支持基板の背面から光が出射されるボトムエミッション型であってもよく、また、支持基板上面の封止層側から光が出射されるトップエミッション型であってもよい。なお、本実施の形態では、発光パネル10として、トップエミッション型のフレキシブル有機ELパネルを用いて説明するが、これに限定されるものではない。
図2(a)に示すように、表示パネルとしての発光パネル10は、マトリクス状に配置された複数の画素によって構成された表示領域A(発光部)と、表示領域Aから外側に位置する非表示領域B1およびB2(非発光部)とを含む。
表示領域Aには、例えば、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色画素が周期的に配置されており、各画素が出射する表示光によりフルカラーの画像が表示される。なお、発光パネル10は、カラー表示を行う表示パネルに限定するものではなく、モノクロ表示を行う表示パネルであっても良い。
また、表示領域Aの平面視形状は、好適例として一辺の幅がWである略正方形をなしているが、正方形に限定されるものではなく、例えば、長方形などのように、複数の発光ユニット100を隣り合わせて並べたときに、発光ユニット100同士の間に隙間が生じない形状であれば、その他の形状のものを用いることができる。なお、非表示領域B1およびB2の詳細については後述する。
第1固定部材21は、発光パネル10の表示領域Aの光を取り出す側の面とは反対側の面に対向して配置されている。つまり、発光パネル10において、光が出射する光出射面を表の面とし、光出射面(表の面)とは反対側の面を裏の面(背面)としたときに、第1固定部材21は、発光パネル10の裏の面に対面させて配置されている。
本実施の形態において、第1固定部材21は、平面視形状が略矩形の板材であって、複数の発光ユニット100の各々に対応して設けられている。また、第1固定部材21は、発光パネル10の裏の面(第2基板11の外表面)に接するように配置されている。
第2固定部材22は、第1固定部材21の発光パネル10側とは反対側に配置されている。つまり、第1固定部材21において、発光パネル10側の面を表の面とし、当該表の面とは反対側の面を裏の面(背面)としたときに、第2固定部材22は、第1固定部材21の裏の面に対面させて配置されている。
本実施の形態において、第2固定部材22は、平面視形状が略矩形の板材であって、複数の発光ユニット100の各々に対応して設けられている。また、第2固定部材22は、発光パネル10の厚みの分だけ、第1固定部材21の裏の面と所定の間隔をあけて配置されている。なお、第2固定部材22の平面視形状は、第1固定部材21の平面視形状と略同じである。
本実施の形態において、第1固定部材21の厚みは、第2固定部材22の厚みよりも厚くしている。なお、第1固定部材21そのものの厚みが薄すぎると、第1固定部材21の背面にまで発光パネル10を折り曲げたときに、発光パネル10が破断してしまうおそれがある。また、第1固定部材21および第2固定部材22の材質は特に限定されるものではないが、一例として、アクリル等の樹脂やアルミ等の金属などを用いることができる。
ここで、図2(a)に示すように、発光ユニット100の外形は、平面視において表示領域Aの正方形と略同じ態様となっている。詳しくは、表示領域A(発光部)の各辺からそれぞれ非表示領域B1およびB2(非発光部)が張り出しており、非表示領域B1およびB2は、表示領域Aを囲むように表示領域Aの4辺に対応して幅Wの額縁領域として視認されるものの、額縁領域の幅(幅W)が僅かであるため、発光ユニット100の外形は、実質的には表示領域Aの正方形と略同様に観察されている。
これは、図2(b)に示すように、発光パネル10の各辺における非表示領域B1およびB2のそれぞれを、第1固定部材21側に折り曲げたことにより実現している。
詳しくは、まず、発光パネル10の非表示領域B1およびB2の各々は、第1固定部材21全体を覆うように、表示領域Aの辺ごとに表示領域Aの周縁部から第1固定部材21の裏の面にまで折り曲げられている。つまり、発光パネル10の非表示領域B1およびB2の各々は同じ方向に2回折り曲げられており、非表示領域B1およびB2の折り曲げ部分の断面形状は、略コの字状となっている。このように、発光パネル10を折り曲げることによって、発光パネル10の全周において、その平面的な額縁領域の幅Wを狭くすることができ、タイリング用途に好適な発光ユニットを構成することができる。
さらに、表示領域Aの4辺で折り曲げられた非表示領域B1およびB2(第1固定部材21の背面側に位置する非表示領域B1、B2)の全てが、第1固定部材21と第2固定部材22とによって挟持されている。より具体的には、折り曲げられた非表示領域B1およびB2の端部が、4辺全辺において第1固定部材21の裏の面と第2固定部材22の表の面とに面接触している。
このように、直交する2方向において対向する一対の非表示領域B1および非表示領域B2が、第1固定部材21の裏の面(背面)にまで折り曲げられており、対向する一対の非表示領域B1および非表示領域B2の各々の端部が、第1固定部材21の対向端部の裏の面において、第1固定部材21と第2固定部材22とによって押さえられるように挟持されている。しかも、本実施の形態では、第1固定部材21の裏の面に位置する非表示領域B1およびB2の端部が第2固定部材22によって第1固定部材21側に押しつけられている。これにより、折り曲げによる発光パネル10の復元力(残留応力)が第2固定部材22の対向端部において均等に加わることになるので、発光パネル10を容易に保持することが可能となる。これにより、発光パネル10は、折り曲げられた状態で、第1固定部材21と第2固定部材22とによって強固に保持固定される。なお、発光パネル10において、折り曲げた状態とは、発光パネル10の略平面である表示領域Aに対して0度よりも大きい角度で、少なくとも1箇所以上曲げることを意味する。
さらに、発光パネル10と第1固定部材21との固定をサポートするために、表示領域Aにおける発光パネル10の裏の面(第1固定部材側の面)と第1固定部材21の表の面(発光パネル側の面)との間に接着剤や滑り止めシート等を貼り付けてもよい。
また、図2(b)に示すように、発光パネル10の非表示領域B1およびB2は、第1固定部材21の角部に沿うように折り曲げられる。これにより、発光パネル10には、第1固定部材21の角部において、4つの非表示領域B1およびB2の各々に屈曲面が形成される。すなわち、非表示領域B1およびB2を折り曲げることによって発光パネル10に屈曲面が形成される。このように、非表示領域B1およびB2は、屈曲面を有する領域である屈曲領域と、当該屈曲領域の外側に位置し第1固定部材に固定される領域である固定領域とを有する。
図2(b)に示すように、発光パネル10の折り曲げ部分にあたる第1固定部材21の角部(コーナー)は、断面の輪郭線が所定の曲率半径を有しており、非表示領域B1の折り曲げ部分における第1固定部材21の角部の曲率半径(曲げアール)はR1であり、非表示領域B2の折り曲げ部分における第1固定部材21の角部の曲率半径(曲げアール)はR2である。なお、第1固定部材21の各辺における曲率半径R1およびR2の各々は一定の値となっている。
これにより、発光パネル10の非表示領域B1およびB2を第1固定部材21の角部に沿って折り曲げることで、第1固定部材21の角部の曲率半径に従って非表示領域B1およびB2における折り曲げ部分の曲率半径が規定される。この結果、発光ユニット100としての額縁領域の幅(W)が概ね規定されることになる。つまり、第1固定部材21の角部の曲率半径R1およびR2の値を変更することによって、額縁領域の幅(W)を調整することができる。
なお、第1固定部材21の角部の曲率半径R1、R2は、予め所定の値に設定することができる。この場合、曲率半径R1、R2は、第1固定部材21の全ての辺で同じ値としてもよく、あるいは、辺ごとに異なる値となるようにしてもよい。また、第1固定部材21において、表の面側(発光パネル側)に近い上部の辺と、裏の面側(第2固定部材側)に近い下部の辺とで、曲率半径R1、R2を異なる値としてもよい。本実施の形態において、第1固定部材21の角部の曲率半径R1およびR2は、各辺の全てにおいて0.5mmとしている。
このように、第1固定部材21の角部は所定の曲率半径を有し凸状に湾曲しているので、発光パネル10の非表示領域B1およびB2を第1固定部材21の角部に沿わせて折り曲げることで、発光パネル10の折り曲げ部分の曲率半径(曲げアール)を規定することができるとともに、非表示領域B1およびB2における額縁領域の幅Wを制御することができる。また、第1固定部材21の角部の曲率半径R1およびR2を、発光パネル10の折り曲げ可能な値に設定することによって、発光パネル10における基板や電極配線の破損等を防ぐことができる。
ここで、発光パネル10の詳細構成について、図3Aおよび図3Bを用いて説明する。図3Aは、本発明の実施の形態1に係る発光装置における表示パネルの平面図である。図3Bは、本発明の実施の形態1に係る発光装置に発光パネルの一画素(サブピクセル)の構成を示す断面図である。なお、図3Aは、折り曲げる前(第1固定部材に固定する前)の平板状の表示パネルの状態を示しており、全ての辺(4辺)における非表示領域B1およびB2を伸ばした状態となっている。
図3Bに示すように、発光パネル10は、フレキシブル基板からなる第1基板16と第2基板11とを貼り合せた構成となっており、表示領域Aにおける第1基板16と第2基板11との間には、電極配線12および14と有機EL層13とが形成されている。
図3Aに示すように、発光パネル10における表示領域Aの各辺からは、辺ごとに表示領域Aの外側に張り出した2つの非表示領域B1と2つの非表示領域B2とが形成されている。本実施の形態において、非表示領域B1およびB2の平面視形状は、折り曲げた際に非表示領域同士の重なりが生じないようにするために、略台形としている。なお、非表示領域B1およびB2の形状としては、略台形に限らず、表示領域Aの各辺を1辺とする長方形の非表示領域としてもよい。なお、本実施の形態では、非表示領域B1およびB2とは、表示領域Aの外側で、かつ、第1基板16と第2基板11とが重なっている部分である。
非表示領域B1およびB2の張り出し長さは、非表示領域B1およびB2を折り曲げたときに、第1固定部材21の裏の面(背面)で固定できるだけの長さがあればよい。もしくは、非表示領域B1およびB2の長さに応じて、第1固定部材21の厚みを変更してもよい。
2つの非表示領域B1は、少なくとも1カ所以上に、表示領域Aから延設された電極配線12または電極配線14を含む領域であり、非表示領域B1における第1基板16と第2基板11との間には、電極配線12、14が表示領域Aから引き出されている。本実施の形態において、図3Aにおける左側の非表示領域B1には、透明電極である電極配線14が延設されており、また、図3Aにおける下側の非表示領域B1には、裏面電極である電極配線12が延設されている。なお、図示しないが、非表示領域B1、B2の先端部には、例えばポリイミドフィルムの基材に銅箔等からなる金属配線などが形成された柔軟性を有するフレキシブルプリント回路基板が設けられており、電極配線12、14はフレキシブルプリント回路基板と電気的に接続される。
一方、非表示領域B2は、電極配線12および14を含まない領域であり、非表示領域B2における第1基板16と第2基板11との間には、電極配線12および14のいずれも存在しない。
ここで、電極配線12および14を含む非表示領域B1の折り曲げ部分に対応する第1固定部材21の角部の曲率半径R1は、電極配線12および14を含まない非表示領域B2の折り曲げ部分に対応する第1固定部材21の角部の曲率半径R2よりも大きいことが好ましい。これは、電極配線12および14を含む非表示領域B1は、電極配線12および14を含まない非表示領域B2と比べて曲げ応力に対して機械的強度が弱く、発光パネル10を折り曲げたときに欠けやクラックが発生しやすいからである。
そこで、上記のように、第1固定部材21の角部の曲率半径をR1>R2としておくことで、非表示領域B1およびB2を角部に沿って折り曲げたときに、電極配線を含む非表示領域B1における折り曲げ部分の発光パネル10の曲率半径を、電極配線を含まない非表示領域B2における折り曲げ部分の発光パネル10の曲率半径よりも大きくすることができる。これにより、非表示領域B1に加わる曲げ応力を非表示領域B2に加わる曲げ応力よりも小さくすることができるので、非表示領域B1に電極配線が形成されていても欠けやクラックが発生することを抑制することができる。
次に、発光パネル10の各構成要素について、図3Bを用いてさらに詳細に説明する。なお、本実施の形態では、発光パネル10の一例として、パッシブマトリクス駆動方式でトップエミッション型の有機ELパネルで説明するが、これに限定されるものではない。
図3Bに示すように、発光パネル10は、フレキシブル素材から成る第2基板11と、第2基板11上に形成された光不透過性を有する電極配線12(裏面電極層)と、電極配線12上に形成され、発光層を含む有機EL層13と、有機EL層13上に形成された電極配線14(透明電極層)14とを有し、電極配線12、有機EL層13および電極配線14からなる有機EL素子18が封止層15および第1基板16によって封止されて構成されている。なお、光取り出し側の基板である第1基板16も、フレキシブル素材によって構成されている。
第1基板16および第2基板11としては、可撓性を有する基板であればよく、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートもしくはポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、トリアセチルセルロースもしくはジアセチルセルロースなどのセルロース樹脂、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリスルフォン、ポリエーテルスルフォン、ポリエーテルイミド、ポリイミド、ポリオレフィン、または、ポリメタクリル酸メチル等のアクリル樹脂、などを用いることができる。また、第1基板16および第2基板11としては、その他の透明樹脂からなる透明樹脂基板を用いることができる。
上述のとおり、有機ELパネルである発光パネル10は、図3Bに示すように、第2基板11の一面に、電極配線12(第1電極)、有機EL層13、電極配線14(第2電極)が順に積層された構成であり、有機EL層13および電極配線14を覆うように封止層15を形成して封止している。
電極配線12は、例えばアノードとして機能し、図3Aに示すように、表示領域Aにおいて列方向に複数本形成されている。また、電極配線14は、例えばカソードとして機能し、表示領域Aにおいて行方向に複数本形成されている。すなわち、電極配線12と電極配線14とは直交している。
また、電極配線12および14のそれぞれの一方の端部は、表示領域Aを超えて非表示領域B1にまで延設されており、延設されて端部にて露出した部分がそれぞれ電極端子として機能する。すなわち、本実施の形態において、発光パネル10は、非表示領域B1のパネル端部に電極端子を有している。但し、これに限定されることはなく、4つの非表示領域のいずれかのパネル端部に電極端子が形成されていればよい。
電極配線12は、仕事関数の低い材料で形成されているとよく、例えば、Al、Ca、Mgなどの金属またはその化合物、あるいはそれらを含む合金などを用いることができる。また、トップエミッション型の有機ELパネルでは、上部電極である電極配線14を通して光を取り出す必要があるので、電極配線14は、有機EL素子18からの光に対して透明であることが好ましい。また、電極配線14としては、仕事関数の高い材料で形成されているとよく、例えばITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、ZnO(酸化亜鉛)、SnO(酸化錫)などの導電性酸化金属からなる透明電極、または、例えばCr、Mo、Ni、Pt、Auなどの金属またはその化合物、あるいはそれらを含む合金などからなる細線状の電極を用いることができる。
有機EL層13は、一般的な方法により形成することができる。有機EL層13は、複数の層によって形成されることが多く、例えば、下層から、電子注入層、電子輸送層、発光層、ホール輸送層等が形成される。なお、ホール輸送層と上部電極である電極配線14との間にホール注入層を設ける場合もある。有機EL層13の上には、カソードとなる電極配線14が形成される。
有機EL層13の各層の材料も一般的な材料を用いることができ、例えば、以下の材料を用いることができる。
電子輸送層としては、電子輸送性を示し、アルカリ金属と共蒸着することにより電荷移動錯体化しやすいものを用いることができ、例えばトリス(8−キノリノラート)アルミニウム、トリス(4−メチル−8−キノリノラート)アルミニウム、ビス(2−メチル−8−キノリノラート)−4−フェニルフェノラート−アルミニウム、ビス[2−[2−ヒドロキシフェニル]ベンゾオキサゾラート]亜鉛などの金属錯体や2−(4−ビフェニリル)−5−(4−tert−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール、1,3−ビス[5−(p−tert−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]ベンゼン等を用いることができる。
電子注入層としては、電子輸送層に用いた物質に対して電子供与性を示す材料を共蒸着して形成することができる。電子供与性を示す材料は、例えば、リチウム、セシウムなどのアルカリ金属、マグネシウム、カルシウムなどのアルカリ土類金属、さらには希土類金属等の金属類、あるいはそれらの酸化物、ハロゲン化物、炭酸化物等から選択できる。
ホール輸送層としては、例えば、テトラアリールベンジシン化合物(トリフェニルジアミン:TPD)、芳香族三級アミン、ヒドラゾン誘導体、カルバゾール誘導体、トリアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、アミノ基を有するオキサジアゾール誘導体、ポリチオフェン誘導体、銅フタロシアニン誘導体等を用いることができる。
発光層の材料としては、電子やホールの輸送能力を有するホスト材料に、それらの再結合により蛍光もしくはりん光を発するドーパントを添加したものを用いればよく、例えば、ホストとしてはトリス(8−キノリノラト)アルミニウム、ビス(8−キノリノラト)マグネシウム、ビス(ベンゾ{f}−8−キノリノラト)亜鉛、ビス(2−メチル−8−キノリノラト)アルミニウムオキシド、トリス(8−キノリノラト)インジウム、トリス(5−メチル−8−キノリノラト)アルミニウム、8−キノリノラトリチウム、トリス(5−クロロ−8−キノリノラト)ガリウム、ビス(5−クロロ−8−キノリノラト)カルシウム、5,7−ジクロル−8−キノリノラトアルミニウム、トリス(5,7−ジブロモ−8−ヒドロキシキノリノラト)アルミニウム、ポリ[亜鉛(II)−ビス(8−ヒドロキシ−5−キノリニル)メタン]のような錯体、アントラセン誘導体、カルバゾール誘導体、等を用いることができる。
また、ドーパントとしては、ホスト中で電子とホールを捉えて再結合させ発光するものであって、例えば赤色に対応する発光層では、ピラン誘導体、緑色に対応する発光層ではクマリン誘導体、青色に対応する発光層では、アントラセン誘導体などの蛍光を発光する物質やもしくはイリジウム錯体、ピリジナート誘導体などりん光を発する物質であっても良い。
なお、有機EL層13が端部において段切れによって破壊することを防止するために、画素(サブピクセル)と画素(サブピクセル)との間には、バンク17が形成される。バンク17は有機材料で形成する場合もあるし、SiNのような無機材料で形成する場合もある。バンク17の材料として有機材料を用いる場合、一般にはアクリル樹脂によって形成される。
電極配線14は、有機EL層13の上およびバンク17の上等に、発光パネル10の表示領域A全体において蒸着あるいはスパッタリング等によって形成される。また、有機EL層13に水分が存在すると発光効率が低下するので、有機EL層13を水分から保護するために封止層15が形成される。封止層15は、一例として、窒化ケイ素(SiN)、窒化酸化ケイ素(SiO)、酸化アルミニウム(AlO)、窒化アルミニウム(AlN)などの無機材料や、ポリパラキシリレンのような比較的防湿性の高い有機材料を用いて薄膜状に形成される。
このように構成される発光パネル10は、例えば、次のようにして製造することができる。
まず、第2基板11の上に、電極配線12の材料となる導電性薄膜を成膜し、フォトリソグラフィーおよびエッチングなどによって導電性薄膜をパターニングすることによって、所定形状の複数本の電極配線12を形成する。
次に、電極配線12の上面に、例えば蒸着法を用いて、電子注入層、電子輸送層、発光層、ホール輸送層などの複数の薄膜を順に積層して、有機EL層13を形成する。その後、さらに蒸着法を用いて、複数本の電極配線14を形成した後、プラズマCVD法などを用いて封止層15を全面に成膜して封止する。
なお、本実施の形態では、発光パネル10として、パッシブマトリクス駆動方式の有機ELパネルを用いたが、これに限らない。例えば、発光パネル10として、アクティブマトリクス駆動方式の有機ELパネルを用いることもできる。この場合、第2基板11と電極配線12との間に、画素を選択するためのスイッチング用のTFTを画素ごとに設ける。この場合、さらに、TFTを保護するためにパッシベーション膜を形成してもよい。なお、TFTを設けなくても、有機EL層13が形成される面を平坦にするためにパッシベーション膜を形成してもよい。
以上、本実施の形態における発光ユニット100によれば、発光パネル10の非表示領域B1およびB2を折り曲げているので、発光ユニット100の平面視における額縁領域の幅Wを狭くすることが可能である。
また、本実施の形態において、発光パネル10の表示領域Aから張り出した非表示領域B1およびB2は、発光パネル10の裏の面側に配置された第1固定部材21の裏の面(背面)にまで折り曲げられ、第1固定部材21の裏の面において第1固定部材21と第2固定部材22とによって挟持されている。これにより、発光パネル10に折り曲げたことによる復元力(残留応力)が発生していても、発光パネル10に層剥がれを発生させることなく、発光パネル10を安定して保持固定することができる。
さらに、本実施の形態では、対向する一対の非表示領域B1およびB2の端部が、第1固定部材21の対向端部の裏の面において、第1固定部材21と第2固定部材22とによって押さえられている。これにより、折り曲げによる発光パネル10の復元力が第2固定部材22の対向する端部に均等に加わることになるので、発光パネル10を容易に保持させることができる。
したがって、この発光ユニット100を所定のパターンに複数個配列して構成された発光装置1では、発光パネル10の信頼性を損なうことなく、発光ユニット100間の継ぎ目を目立たなくさせることができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る発光装置について、図4Aおよび図4Bを用いて説明する。図4Aは、本発明の実施の形態2に係る発光装置における発光ユニットの構成を背面から見たときの斜視図である。図4Bは、本発明の実施の形態2に係る発光装置における発光ユニットの側断面図である。なお、本実施の形態では、実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
図4Aおよび図4Bに示すように、本実施の形態における発光ユニット100Aは、第1固定部材21と第2固定部材22とによる発光パネル10の固定をネジ留めにより行うものであり、実施の形態1における発光ユニット100に対して、さらに、ネジ30を備える。
ネジ30は、第1固定部材21の裏の面にまで折り曲げられた非表示領域B1およびB2の端部を、第1固定部材21と第2固定部材22とに固定するものであり、第1固定部材21と非表示領域B1(B2)と第2固定部材22とを連通している。つまり、第1固定部材21と非表示領域B1(B2)と第2固定部材22とには、ネジ30を挿通させるための貫通孔が設けられている。
なお、ネジ30の頭は、発光パネル10の光出射面(表示面)への悪影響を避けるために、第1固定部材21の内部に埋め込んでおくことが望ましい。また、ネジ30の位置は、発光パネル10の封止部材の幅や各電極の配置関係を考慮することが好ましく、ネジ30は電極や封止部材に影響の無い箇所に配置するとよい。ネジ30のサイズは特に限定されるものではないが、発光パネル10を保持するために必要な強度とネジ30自体が発光パネル10の折り曲げの妨げにならないようなサイズとの兼ね合いで選ぶことよい。また、非表示領域B1およびB2の形状は、ネジ30と干渉しない形状にするとよい。あるいは、非表示領域B1およびB2にまで延設された電極配線12および14の引き出し形状とネジ30との位置関係を考慮して、非表示領域B1およびB2の形状等を決めてもよい。
また、発光ユニット100Aにおいて、ネジ30にはナット40が装着されている。ナット40は、第1固定部材21との間で、非表示領域B1およびB2の折り曲げ部分と第2固定部材22とを挟み込むように装着される。
以上、本実施の形態に係る発光ユニット100Aによれば、ネジ30が、第1固定部材21と非表示領域B1およびB2と第2固定部材22とを連通しているので、第1固定部材21と非表示領域B1およびB2と第2固定部材22との相対的な位置関係を固定することができる。したがって、折り曲げによって発光パネル10に復元力(残留応力)が発生していても、形状(姿勢)が変わることなく発光パネル10を保持し続けさせることができる。
さらに、本実施の形態では、ナット40がネジ30に装着されている。したがって、ナット40をネジ30にねじ込むことによって、第2固定部材22における第1固定部材21側への押圧力を大きくすることができる。これにより、折り曲げによって発光パネル10に復元力が発生していても、ナット40による締付力によって、折り曲げられた非表示領域B1およびB2の端部を、第1固定部材21側にしっかりと押さえつけることができる。したがって、非表示領域B1およびB2の折り曲げ部分における第1固定部材21からの浮きを小さくすることができるので、発光ユニット100Aを平面視したときにおける額縁領域の幅Wをさらに小さくすることができる。この結果、発光パネルを一層強固に保持することができるとともに、発光ユニット100A間の継ぎ目を一層目立たなくさせることができる。
なお、本実施の形態において、ネジ30とナット40とは、発光ユニット100Bの4隅(第1固定部材21および第2固定部材22の4隅)に設けられているが、ネジ30およびナット40の配置位置または個数は、これに限定されるものではない。
また、ネジ30は、図4Bに示すように、第2固定部材22から長く延びるような長尺状のものを用いてもよい。例えば、ネジ30の全長を、第1固定部材21の表の面から第2固定部材22の裏の面までの長さの2倍程度とすることができる。このように、長尺状のネジ30を予め取り付けておくことによって、ネジ30の第2固定部材22から飛び出した部分を、発光ユニット100Aを筐体200に取り付ける際の固定部材として用いることができる。つまり、発光ユニット100Aと筐体200との接続をネジ30を用いて行うことができる。また、発光ユニット100Aと電気的に接続されるプリント基板に貫通孔を設けておき、ネジ30を当該プリント基板に貫挿させることで、プリント基板をネジ30に取り付けても構わない。このように、ネジ30を長尺状とすることで、第1固定部材21、第2固定部材22および発光パネル10を固定する以外の用途にもネジ30を利用することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3に係る発光装置について、図5Aおよび図5Bを用いて説明する。図5Aは、本発明の実施の形態3に係る発光装置における発光ユニットの構成を背面から見たときの斜視図である。図5Bは、本発明の実施の形態3に係る発光装置における発光ユニットの側断面図である。なお、本実施の形態では、実施の形態1および実施の形態2と異なる点を中心に説明する。
図5Aおよび図5Bに示すように、本実施の形態における発光ユニット100Aでは、第2固定部材22Bが開口を有する枠体である。本実施の形態における第2固定部材22Bは、平面視形状がロの字状となっている。
また、本実施の形態における発光パネル10Bは、実施の形態1における発光パネル10と比べて、電極配線12が形成された非表示領域B1の張り出し長さが長くなっている。そして、非表示領域B1およびB1を第1固定部材21の背面にまで折り曲げたときに、電極配線12を含む非表示領域B1を、枠形状の第2固定部材22Bの開口内から引き出している。
以上、本実施の形態に係る発光ユニット100Bによれば、電極配線12を含む非表示領域B1が第2固定部材22Bの開口から引き出されている。これにより、非表示領域B1の折り曲げの端部に存在する電極端子を第2固定部材22Bの背面から離れるように引き出すことができるので、発光ユニット100Bと電気回路との電気的接続を容易に行うことができる。
なお、本実施の形態では、不透過性の電極配線12を含む非表示領域B1のみを第2固定部材22Bの開口から引き出している(つまり、電極配線12を引き出している)が、これに限らない。例えば、電極配線14を含む非表示領域B1のみを第2固定部材22Bの開口から引き出してもよいし、電極配線12を含む非表示領域B1および電極配線14を含む非表示領域B1の両方を第2固定部材22Bの開口から引き出してもよい。
また、第2固定部材22Bの枠の幅DFIX2は、特に限定されるものではないが、発光パネル10Bを固定可能な強度が出せる程度の幅であることが望ましい。第2固定部材22Bの枠の幅DFIX2は、目安として、第2固定部材22Bの平面視の面積が折り曲げ辺の長さの合計(幅Wの長さの4倍)に対して4〜5倍程度となるようにすればよい。
また、実施の形態1と同様に、発光パネル10Bは、第1固定部材21の角部の湾曲形状に沿うように折り曲げられるが、発光パネル10Bには復元力として曲げ戻ろうとする力(残留応力)が存在するため、図5Bに図示されるように、発光パネル10B(第1基板16)は第1固定部材21と完全には密着しない。特に、第1固定部材21の側面と発光パネル10B(非表示領域B1、B2)との間に隙間が生じると、発光パネル10Bが第1固定部材21から浮いてしまう。表示パネル10Bの浮きが大きくなると、発光ユニット100Bの額縁領域の幅が大きくなってしまう。また、折り曲げたときの発光パネル10Bの残留応力(復元力)は、発光パネル10Bの厚みが大きい程大きくなる。
そこで、本実施の形態では、発光パネル10Bの厚みと第1固定部材21からの発光パネル10の浮き(浮き量)Lとの関係を調べる実験を行った。
なお、本実験において、発光パネル10Bは、2.5インチパネルを用いた。また、第2基板11の厚みは一定とし、厚さの異なる第1基板16の種類を変更することで発光パネル10Bの厚みを変更した。これは、下側の第2基板11は、発光パネル10Bを製造する際の温度プロセスによって高温にさらされることから材料の選択性が少なく厚いものを使わざるを得ず、一方、上側の第1基板16はそのような制約がなく比較的に薄いものを選択することができるからである。第1基板16は、ポリイミド(85μm)およびポリエチレンナフタレート(80μm、115μm、126μm、200μm)の基板を用い、第2基板11は、約35μmのポリイミドからなる基板を用いた。また、第1基板16を除いた発光パネル10B(有機EL層13、電極配線12、14等)の総厚みは約3μmであった。第1固定部材21および第2固定部材22Bはアクリル素材のものを使用し、固定用のネジ30はM2サイズの皿ネジとした。なお、第1固定部材21において、幅(W)は43mm、厚み(tFIX1)は6mm、全ての辺の曲率半径(R1、R2)は0.5mmとした。また、第2固定部材22Bにおいて、幅(DFIX2)は5mmとし、厚み(tFIX2)は3mmとした。
この実験結果を図6に示す。図6は、本発明の実施の形態3に係る発光装置の発光ユニットにおける表示パネルの厚みと表示パネルの浮きとの関係を示したグラフである。
本実験では、電極配線12(光不透過電極)を含む非表示領域B1と電極配線14(透明電極)とを含む非表示領域B1とを用いて実施したが、図6に示すように、どちらの場合も発光パネル10Bの厚みが増すにつれて発光パネル10Bの浮き(L)が大きくなる結果となった。このように、発光パネル10Bの厚みの増加とともに発光パネル10Bの浮き(L)が大きくなるのは、発光パネル10Bの厚みが増加するに伴って、折り曲げによる発光パネル10B内の残留応力が大きくなるためだと考えられる。なお、発光パネル10Bの浮きが大きい場合でも、発光パネル10Bの浮きが狙いの額縁領域の幅(W)を実現できる範囲内であるならば、発光パネル10Bを第1固定部材21Bの角部に沿わせて折り曲げることで額縁領域の幅(W)は所望の値に制御することができる。
また、発光パネルが表示パネルである場合、発光ユニット間の継ぎ目を目立たなくさせるためには、継ぎ目の非発光領域(額縁領域)の幅を、表示パネルの画素間の非発光領域(例えばブラックマトリクス領域)の幅に近づけることが好ましい。例えば、図7に示すように、複数の発光ユニット100Bを配列したときに、隣り合う発光ユニット100Bの継ぎ目(境界線L1)における継ぎ目の非発光領域の幅Wは、表示パネルの画素間の非発光領域の幅W以下にすることが好ましい。つまり、1つの発光ユニット100Bの非発光領域(額縁領域)の幅は、表示パネルの画素間の非発光領域の幅Wの半分以下にすることが好ましい。また、隣接する発光ユニット100Bの両方の額縁領域を跨いだ隣接する表示パネルの画素間ピッチP2は、1つの表示パネルの画素間ピッチP1(例えば3mm)と同じかそれ以下にすることが好ましい。
ここで、表示パネルの画素間ピッチが3mmの場合に20%程度の開口率を維持しようとすると、発光ユニット100Bの額縁領域の幅W(W/2)は1mm以下となる。さらに、第1固定部材21の角部の曲率半径が0.5mmであることを考慮すると、発光パネル10B(表示パネル)の浮きLは、500μm以下、望ましくは400μm以下となる。
このことを考慮すると、図6により、発光パネル10Bの厚みは、130μm以下であることが好ましい。発光パネル10Bの厚みを130μm以下とすることにより、発光パネル10Bの浮きを、狙いの額縁領域の幅が実現できる範囲内とすることができる。また、発光パネル10Bの作製上の限界から、最薄の発光パネル10Bは40μm程度であると想定される。したがって、本実施の形態において、望ましい発光パネル10Bの厚みは、40μm〜130μmである。なお、実施の形態1、2における発光パネル10も同様に、発光パネル10の厚みは、40μm〜130μmとすることが好ましい。
また、発光ユニット100Bの継ぎ目を目立たなくさせるためには、発光パネル10Bの浮きは小さい方が望ましいことは言うまでもない。したがって、第2基板11の厚みを一定にしている本実験では、第1基板16の厚みが薄いほど望ましく、第2基板11よりも第1基板16の厚みが薄い方がより望ましい。すなわち、第1基板16の厚みを第2基板11の厚みよりも薄くすることにより、発光パネル10Bの浮きが小さくなり、発光ユニット100B間の継ぎ目を目立たなくすることができる。
(変形例等)
以上、本発明に係る発光装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、複数の発光ユニットのうちの一の発光ユニットにおける発光パネルの非表示領域(B1、B2)を、当該一の発光ユニットにおける第1固定部材の背面側にまで折り曲げたが、これに限らない。図8Aに示すように、複数の発光ユニットのうちの一の発光ユニットにおける発光パネル10Xの非表示領域を、当該一の発光ユニットに隣接する他の発光ユニットにおける第1固定部材21の背面側にまで折り曲げるように構成してもよい。この場合、隣接する他の発光ユニットに向けて折り曲げた非表示領域の端部は、一の発光ユニットではなく他の発光ユニットにおける第2固定部材22と第1固定部材21とによって挟持される。さらに、この場合、第2固定部材22を共通化して、図8Bに示すように、複数の第1固定部材21に共通して配置された一枚の第2固定部材22Xを用いてもよい。
また、上記実施の形態において、上記好適例の寸法は、発明者等が実験結果や、物性データなどから創意工夫の末に導出した好適事例の一つであり、これに限定するものではなく、上記実施の形態の技術的思想を逸脱しない範囲内で、表示パネルのサイズや、用途に応じて適宜寸法設定をすることができる。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素および機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
本発明は、ディスプレイ装置や照明装置等の発光装置に適用することができ、特に、発光ユニットの継ぎ目を目立たなくすることが可能であるので、タイリング方式に好適な発光装置に有用である。
1 発光装置
10、10B、10X 発光パネル
11 第2基板
12、14 電極配線
13 有機EL層
15 封止層
16 第1基板
17 バンク
18 有機EL素子
21 第1固定部材
22、22B、22X 第2固定部材
30 ネジ
40 ナット
100、100A、100B 発光ユニット
200 筐体

Claims (10)

  1. 配列された複数の発光ユニットからなる発光装置であって、
    前記複数の発光ユニットの各々は、
    発光部および当該発光部の外側に位置する非発光部を含む発光パネルと、
    前記発光パネルを固定するための第1固定部材および第2固定部材とを備え、
    前記第1固定部材は、前記発光部の光を取り出す側の面とは反対側の面に対向して配置され、
    一の前記発光ユニットにおける前記発光パネルの前記非発光部は、当該一の発光ユニットにおける前記第1固定部材の前記発光パネル側とは反対側または当該一の発光ユニットに隣接する他の発光ユニットにおける前記第1固定部材の前記発光パネル側とは反対側にまで折り曲げられており、
    折り曲げられた前記非発光部は、前記第1固定部材と前記第2固定部材とによって挟持されている
    発光装置。
  2. 前記発光パネルは、
    光を取り出す側の基板である第1基板と、
    前記第1基板に対向して配置された第2基板と、
    前記発光部に設けられ、前記第1基板と前記第2基板との間に形成された発光素子と、
    前記発光部に設けられ、前記第1基板と前記第2基板との間に形成された電極配線とを有し、
    前記発光部における前記第1基板および前記第2基板は、表面が略平面であり、
    前記非発光部における前記第1基板および前記第2基板は、前記非発光部の折り曲げによる屈曲面を有する
    請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記第1固定部材は、断面の輪郭線が所定の曲率半径を有する角部を有し、
    前記非発光部は、前記角部に沿って折り曲げられている
    請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記非発光部は、前記発光部から延設された前記電極配線を含む少なくとも1つ以上の非発光部と、前記電極配線を含まない少なくとも1つ以上の非発光部とを含み、
    前記電極配線を含む前記非発光部の前記折り曲げ部分に対応する前記第1固定部材の前記角部における前記曲率半径は、前記電極配線を含まない前記非発光部の前記折り曲げ部分に対応する前記第1固定部材の前記角部における前記曲率半径より大きい
    請求項3に記載の発光装置。
  5. 前記第1基板の厚みは、前記第2基板の厚みよりも薄い
    請求項2乃至4のいずれか1項に記載の発光装置。
  6. 前記発光パネルの厚みは、40μm以上130μm以下である
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発光装置。
  7. 前記第2固定部材は、開口を有する枠体であり、
    折り曲げられた前記非発光部は、前記開口から引き出されている
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の発光装置。
  8. 折り曲げられた前記非発光部を前記第1固定部材および前記第2固定部材に固定するためのネジを備え、
    前記ネジは、前記第1固定部材、前記非発光部および前記第2固定部材を連通している
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の発光装置。
  9. 前記発光パネルは、有機ELパネルである
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の発光装置。
  10. 前記一の発光ユニットにおける前記発光パネルの前記発光部は、平面視が矩形状であり、
    前記一の発光ユニットにおける前記発光パネルの前記非発光部は、折り曲げられる前の状態において前記発光部の4辺の各々から張り出しており、
    4つの前記非発光部の各々は、当該一の発光ユニットにおける前記第1固定部材の前記発光パネル側とは反対側にまで折り曲げられており、
    対向する一対の前記非発光部が、前記第1固定部材と前記第2固定部材とによって挟持されている
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の発光装置。
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