JP2014075463A - 電子部品を内蔵したケース - Google Patents

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智也 天野
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Abstract

【課題】ホットメルト用樹脂が充填されるキャビティに厚みが深い部分が存在しても、ホットメルト用樹脂の充填不良を解消して電子部品を保護できる電子部品を内蔵したケースの提供を目的とする。
【解決手段】ケース基部と、電子部品と、電子部品に電気的接続される付属品と、ケース基部に形成されて電子部品及び付属品が位置するとともにホットメルト用樹脂が充填されるキャビティと、キャビティにおいて厚みが薄い第1部分と、キャビティにおいて第1部分よりも厚みが厚い第2部分と、ホットメルト用樹脂の流動末端部分をキャビティの第1部分に設定する壁部とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品を内蔵したケースに係り、特にケース内における電子部品の保護に関するものである。ここで、電子部品の保護とは、電子部品の絶縁、防塵、防水等の内の少なくとも一つを指すものとする。
従来、電子部品を内蔵したケースにおいて、ケース内における電子部品を保護するように、ホットメルト成形によりホットメルト用樹脂例えば材料としてポリアミドやポリエステル樹脂を射出して電子部品を覆う構造が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
なお、電子部品を収容するとともにホットメルト用樹脂が充填されるキャビティがケースに形成され、そのキャビティは電子部品及び電子部品と接続される付属品等の存在により厚みが異なり、厚みが薄い第1部分と、その第1部分よりも厚みが厚い第2部分とを有する。ゲートからキャビティ内へ充填経路を通って充填されたホットメルト用樹脂の流動末端部分には、キャビティ内で厚みが厚い第2部分が相当する。
特開2009−128153公報
従って、上記の従来技術では、図9に示す如く、ホットメルト用樹脂は、ケース2のケース基部2aのキャビティ3内を、ホットメルト成形用の成形型のゲートから矢印で示すように電子部品なる回路基板4をその上面側から下面側に向けてその長手方向両側から回り込む様に流動し、厚みが薄い第1部分5を経て、厚みが第1部分5より厚い第2部分6へ到達し、ホットメルト用樹脂の流動末端部分は第2部分6となる。なお、キャビティ3は、ホットメルト用樹脂の充填の際は、成形型にて閉空間とされるが、図9では、成形型を省略して示す。
この第2部分6は、厚み方向に厚くなるL字形状の端子ピン7と回路基板4との接続部付近に位置する。端子ピン7は回路基板4と電気的に接続される付属品であり、ケース2のコネクタ部2bに設けられて回路基板4の出力を外部回路(図示略)と接続するために設けられる。
なお、端子ピン7の装着は、図9の左方側から、直線状の端子ピン7をコネクタ部2bに圧入した後、端子成形用穴2cから冶具を挿入して、端子ピン7を図9に示す如く、折り曲げてL字形状に形成する。そして、この端子用成形穴2cはホットメルト成形により封止される。従って、端子用成形穴2cの部分即ち回路基板4と端子ピン7との接続部付近が、ホットメルト用樹脂が充填されるキャビティ3内で厚みが厚い第2部分6となる。
この様に、ホットメルト用樹脂の流動末端部分がキャビティ3内で厚みが厚い第2部分6であるため、保圧がかかりにくくて所定量を充填できず、キャビティ3の第2部分6では、ホットメルト用樹脂の充填不良が生じて、電子部品なる回路基板4に対する所定の保護ができない状態が起こり得るものであった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ホットメルト用樹脂が充填されるキャビティに厚みが厚い部分が存在しても、ホットメルト用樹脂の充填不良を解消して電子部品を保護できる電子部品を内蔵したケースの提供を目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る電子部品を内蔵したケースは、ケース基部と、電子部品と、電子部品に電気的接続される付属品と、ケース基部に形成されて電子部品及び付属品が位置するとともにホットメルト用樹脂が充填されるキャビティと、前記キャビティにおいて厚みが薄い第1部分と、前記キャビティにおいて前記第1部分よりも厚みが厚い第2部分と、前記ホットメルト用樹脂の流動末端部分を前記キャビティの前記第1部分に設定する壁部とを有する要旨とする。
上記課題を解決するため、請求項2に係る電子部品を内蔵したケースは、ケース基部と、電子部品と、電子部品に電気的接続される付属品と、ケース基部に形成されて電子部品及び付属品が位置するとともにホットメルト用樹脂が充填されるキャビティと、前記キャビティにおいて厚みが薄い第1部分と、前記キャビティにおいて前記第1部分よりも厚みが厚い第2部分と、前記第1部分を2分する壁部とを有する要旨とする。
上記課題を解決するため、請求項3に係る電子部品を内蔵したケースは、請求項1〜2の何れか一項において、前記壁部は、前記ケース基部に設けられたことを要旨とする。
上記課題を解決するため、請求項4に係る電子部品を内蔵したケースは、請求項1〜3の何れか一項において、前記壁部は前記電子部品の一面側に位置し、前記電子部品の他面側にホットメルト用樹脂のゲートが位置することを要旨とする。
上記課題を解決するため、請求項5に係る電子部品を内蔵したケースは、請求項1〜4の何れか一項において、前記電子部品は回路基板とし、前記回路基板に電気的接続される付属品は外部回路接続用コネクタの端子ピンとしたことを要旨とする。
上記課題を解決するため、請求項6に係る電子部品を内蔵したケースは、請求項1〜5の何れか一項において、前記電子部品は車両のシート用乗員荷重センサのアンプ基板としたことを要旨とする。
請求項1に係る電子部品を内蔵したケースの発明によれば、壁部にてホットメルト用樹脂の流動末端部分がキャビティ内で厚みが薄い第1部分に設定されていることから、保圧がかかり易くなるため、キャビティにおける厚みが厚い第2部分においてもホットメルト用樹脂の充填が確実に行なわれることとなって、電子部品の所定の保護ができる。
請求項2に係る電子部品を内蔵したケースの発明によれば、壁部にて、キャビティ内で厚みが薄い第1部分が2分されることから、この壁部の両側からホットメルト用樹脂がこの壁部に向かって流動することにより、保圧がかかり易くなるため、キャビティにおける厚みが厚い第2部分においてもホットメルト用樹脂の充填が確実に行なわれることとなって、電子部品の所定の保護ができる。
請求項3に係る電子部品を内蔵したケースの発明によれば、壁部は、ケース基部に設けたため、ケース基部と一体的に形成可能となり、壁部の形成を容易化できる。
請求項4に係る電子部品を内蔵したケースの発明によれば、壁部は電子部品の一面側に位置し、電子部品の他面側にホットメルト用樹脂のゲートが位置することから、ホットメルト用樹脂は電子部品の他面側から一面側へと電子部品を回り込むように充填されて、電子部品の保護を確実にできる。
請求項5に係る電子部品を内蔵したケースの発明によれば、電子部品は回路基板とし、回路基板に電気的接続される付属品は外部回路接続用コネクタの端子ピンとして、回路基板、端子ピン、回路基板と端子ピンとの接続部の保護ができる。
請求項6に係る電子部品を内蔵したケースの発明によれば、車両のシート用乗員荷重検出装置のアンプ基板の保護ができる。
本発明の第1実施形態に係る電子部品を内蔵したケースにおけるホットメルト用樹脂の充填前の状態を裏面側から示す説明図である。 同電子部品を内蔵したケースにおけるホットメルト用樹脂の充填経路を示し、図1のA−A断面に対応した図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用シート荷重検出装置が用いられる車両のシートの斜視図である。 同車両用シート荷重検出装置の取付状態を示す図である。 同車両用シート荷重検出装置の分解斜視図である。 同車両用シート荷重検出装置を裏面側から示す図である。 同車両用シート荷重検出装置に係り、図6のB−B断面に対応しホットメルト用樹脂の充填前の状態を示す説明図である。 同車両用シート荷重検出装置におけるホットメルト用樹脂の充填を示す説明図である。 従来の電子部品を内蔵したケースにおけるホットメルト用樹脂の充填経路を示す説明図である。
この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子部品を内蔵したケース12をホットメルト用樹脂の充填前の状態で裏面側から示す説明図である。ケース12は合成樹脂例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂製であり、ケース基部12aとコネクタ部12bを有する。
電子部品としての回路基板14は、ケース12のケース基部12aに形成された位置決めピン12cに通されるとともにケース基部12aに形成された壁部18及び支持台12dに載置され、そして電子部品としての回路基板14に電気的接続された付属品なる端子ピン17と半田付けされて、回転方向の変位も規制される構成にて、回路基板14はケース基部12aに対して位置決めされる。
ホットメルト用樹脂例えば材料としてポリアミドやポリエステル樹脂が充填されるキャビティ13は、図2に示すように、壁部18が位置する回路基板14の一面側(図2の下面側)に向けて、成形型のゲートに対面した回路基板14の他面側(図2の上面側)から回路基板14の長手方向の両側を通って回路基板14を回り込む様に、即ち回路基板14の他面側(図2の上面側)からその一面側(図2の下面側)に向けてホットメルト用樹脂の充填経路が矢印の如く形成されている。なお、キャビティ13は、ホットメルト用樹脂の充填の際は、成形型にて閉空間とされるが、図2では、成形型を省略して示す。
キャビティ13は、厚みが薄い第1部分15及び厚みが第1部分よりも厚い第2部分16とを有する。この第2部分16は、図2において、回路基板14の左下面側即ち厚み方向に厚くなるL字形状の端子ピン17と回路基板14との接続部付近に位置する。
なお、端子ピン17は電子部品なる回路基板14と電気的に接続される付属品であり、ケース基部12aに設けた折り曲げ用穴12eから冶具を挿入してコネクタ部12bに圧入された端子ピン17をL字状に折り曲げて形成されるもので、ケース12のコネクタ部12bに設けられて回路基板14の出力を外部回路(図示略)と接続する外部回路接続用コネクタを構成する。この様な方法で端子ピン17を成形できるため、インサート成型により加工する場合に比べて、安価に加工できる。
又、この折り曲げ用穴12eは通常、ホットメルト用樹脂を充填して封止する。この様に、冶具を挿入する折り曲げ用穴12eに基づき、キャビティ13において厚みが厚い第2部分16は、折り曲げられた端子ピン17と回路基板14との接続部付近に位置する。
図2に示す如く、壁部18は、回路基板14の一面側(図2の下面側)に位置したキャビティ13の厚みの薄い第1部分15を2分する様に、ケース基部12aに設けられている。
従って、ホットメルト用樹脂は、図2において、矢印にて示す如く、キャビティ13内を回路基板14の上面側で回路基板14の長手方向なる左右方向に分流して厚みの薄い第1部分15を通り、回路基板14の長手方向の両側から回路基板14の下面側に回り込む。回路基板14の左端側から下面側に回り込んだホットメルト用樹脂は厚みが厚い第2部分16に入り、そして、壁部18が位置した厚みの薄い第1部分15へと至り、この壁部18の左端に位置した厚みの薄い第1部分15が、ホットメルト用樹脂の流動末端部分となる。
一方、キャビティ13内を回路基板14の右端側から下面側に回り込んだホットメルト用樹脂は厚みが薄い第1部分15に入り、壁部18の右端に位置した厚みの薄い第1部分15に至り、この壁部18の右端に位置した厚みの薄い第1部分15が、ホットメルト用樹脂のもう一方の流動末端部分となる。
キャビティ13は、ホットメルト用樹脂の充填の際には、成形型により閉空間とされるとともに、以下に示す構成である。壁部18の左右両側に位置した厚みが薄い部分15同士の連通を遮断する様に即ち壁部18の左右両側へと至ったホットメルト用樹脂が壁部18を越えて合流しない様もしくは合流しにくい様に壁部18が形成されている。又、キャビティ13は、ホットメルト用樹脂は、必ず回路基板14の左右両端側を回り込んで、厚みが厚い第2部分16を通り、壁部18の左右両側の厚みの薄い第1部分15に至る様に構成され、回路基板14の上面側から直接的に回路基板14の下面側なる壁部18の左右両端側に位置した厚みの薄い第1部分15なる流動末端部分へは至らない様もしくは至りにくい様に構成されている。キャビティ13には、ホットメルト用樹脂の充填に必要なる周知の空気抜け構造が設けられている。
以上説明の如く、キャビティ13へのホットメルト用樹脂の充填経路は、図2の矢印にて示す如くであり、壁部18の左右両端に位置した厚みの薄い第1部分15が、ホットメルト用樹脂の流動末端部分となることから、ホットメルト用樹脂の流動末端部分なる厚みの薄い第1部分15への流れにて保圧がかかるため、その流動末端部分に至る途中に位置した厚みの厚い第2部分16にも、ホットメルト用樹脂の充填が確実に行なわれる。この様に、キャビティ13の厚みの厚い第2部分16へのホットメルト用樹脂の充填不良が解消されるため、電子部品なる回路基板14及びその付属品なる端子ピン17、回路基板と端子ピンとの接続部の保護がホットメルト成形にて確実にできる。
この様に、キャビティ13におけるホットメルト用樹脂の流動末端部分を厚みの薄い第1部分15とする壁部18の構成によるキャビティ13の厚みの厚い第2部分へのホットメルト用樹脂の充填不良の解消は、例えば、捨てキャビティを設けて、キャビティ内のホットメルト用樹脂をその捨てキャビティへ排出し、その後捨てキャビティをカットする技術と比べても、最終的にはカットされてしまう捨てキャビティが不要であり、又捨てキャビティへ充填される分のホットメルト用樹脂も不要である等、実用上有利である。
次に、本発明の第2実施形態に係る車両用シート荷重検出装置20を図3〜図8に基づいて説明する。車両用シート荷重検出装置20は、図3に示す車両のシート21に着座している乗員の荷重を測定するものである。図3においてシート21を車両のフロア22に位置調整可能に固定するシートスライド装置23は、フロア22に固定され車両の前後方向に延在する一対のロアレール24と、ロアレール24に移動可能に支持されるアッパレール26等とで構成されている。
図3及び図4に示されるように、シート21の下部はシートクッションの下面に組付けられるフレーム27で構成され、フレーム27の下面4隅(下方、その側方も含む)は車両用シート荷重検出装置20を介して一対のアッパレール26(フロア側固定部材)の上面に形成された取付け面28(図4参照)に固定されている。車両用シート荷重検出装置20が固定される各アッパレール26の各両端部には、車両用シート荷重検出装置20を取付け面28上に固定するための一対の固定軸29が車両の前後方向に所定距離だけ隔てて垂直方向に突設されている。
図5に示すように、車両用シート荷重検出装置20は、起歪体30と、起歪体30の下面に貼付された歪ゲージG1,G2と、起歪体30を両端部でアッパレール26の取付け面28に固定する固定支持部材としての一対のロアブッシュ31と、起歪体30の中央部に垂直方向にリング部材58で固定されシート21のフレーム27に固定される連結部材としての連結軸33と、起歪体30の上面に両端部で係合されるブラケット部材34と、ブラケット部材34の両端部に重ねて配置されてブラケット部材34とともにロアブッシュ31に挿入されるワッシャ部材32と、ブラケット部材34のアンプケース取付け部57に起歪体30と並んで取り付けられ歪ゲージG1,G2からの信号を増幅するためのアンプ基板36(図6及び図7参照)が収納されたアンプケース37と、歪ゲージG1,G2とアンプ基板36とに接続されるFPC基板38(後述する)等から構成されている。
まず、ロアブッシュ31は、図5に示すように、所定厚さのベース部39と、該ベース部39から突出して起歪体30の両端側に形成された固定穴40に圧入される中軸部41と、中軸部41から突出する先軸部42と、中心に貫通して形成された挿通穴43から構成されている。
ここで、本実施形態において、「圧入」とは、嵌合する軸部の径が嵌合される穴部の径よりも大きいものであり、軸部が穴部に嵌合されたときに、例えば穴部(固定穴40)が起歪体30に形成されている場合、軸部(中軸部41)が嵌合されたときに穴部の周囲に生じる応力歪が、歪ゲージには到達しない程度のものであり、かつ軸部と穴部とが、生産作業上の取扱いで簡単には脱落しない程度に相互に保持がなされるものをいう(以下同じ)。
次に、起歪体30の両端部には固定穴40が形成され、両固定穴40は前記アッパレール26の各両端部に突設された固定軸29の間隔と同じ所定距離だけ隔てて形成されている。起歪体30は、表面がロアブッシュ31のベース部39に当接するまで、固定穴40が中軸部41に圧入される(なお、圧入されない場合もある)。起歪体30の中央部には中央穴48が形成され、中央穴48には連結軸33の中軸部49が圧入されている。連結軸33の端部には、ロアブッシュ31の前記ベース部29より厚さが小さいフランジ50が形成され起歪体30の表面に当接されている。また、前記中軸部49の端面から先中軸部51が突設され、先中軸部51の端面からは固定ねじ部52が突設されている。起歪体30の中央穴48に連結軸33の中軸部49が圧入された状態で先中軸部51にリング部材58が圧入されることにより、連結軸33はフランジ50とリング部材58との間に起歪体30を挟着して基端部において起歪体30に固定される。
また、連結軸33の先端部は、以下のようにシート21に連結されるようになっている。図4に示す如く、シート21のフレーム27には、連結面72が形成され、該連結面72に連結穴73が形成されている。連結軸33の固定ねじ部52に連結穴73が嵌装されて連結面72の下面がリング部材58の上面に当接し、シート21が起歪体20を介してアッパレール26上に載置され、固定ねじ部52に螺着されたナット75が連結面72をリング部材58に圧着することにより、車両用シート荷重検出装置20の連結軸33がシート21のフレーム27に固定される。
また、起歪体30の上面の両端部には、図5に示すように、例えば鋼板製のブラケット部材34が組み付けられている。このブラケット部材34の両端部には取付部53が一体として設けられ、取付部53には、取付穴55が夫々形成されている。これらの取付穴55は、図4に示す如く、起歪体30の上面から突き出たロアブッシュ31の先軸部42が間隙を有して夫々挿入され、ブラケット部材34より突出したロアブッシュ31の先軸部42には夫々ワッシャ部材32が圧入されている。
起歪体30は、図4に示す如く、その両端部でワッシャ部材32とロアブッシュ31のベース部39との間にブラケット部材34とともに挟持されるようになっている。そして、図4に示されるように、ロアブッシュ31の挿通穴43がアッパレール26の端部に垂直方向に突設されている固定軸29に嵌合され、ベース部39の底面が取付け面28上に着座される。固定軸29の先端に刻設されたねじ部に螺着された締付ナット70が、後述するブラケット部材34の取付部53を押圧することにより、車両用シート荷重検出装置20の起歪体30はアッパレール26の取付け面28に該取付け面28からベース部39の厚み分の所定隙間を置いて両端部で固定される。
そして、上記のように、中央部が連結軸33を介してフレーム27に固定されるとともに、両端部がアッパレール26に固定された起歪体30は、シート21に着座する乗員の荷重が連結軸33を介して起歪体30に付加されると、その両端部をロアブッシュ31に両端支持されて撓み、起歪体30の表面には、各ロアブッシュ31と連結軸33との各間に、荷重に比例してロアブッシュ31側に圧縮歪、連結軸33側に引張歪が生じるようになっている。また、これら圧縮歪、引張歪を検出するために、起歪体30の両端部と中央部との各間、即ちロアブッシュ31と連結軸33との各間には、ハーフブリッジを構成する2素子を夫々有する歪ゲージG1,G2が貼付されている。これらの歪ゲージG1,G2は、締付ナット70により締付られる側と反対側の起歪体30の面に貼付されている。歪ゲージG1,G2の各ハーフブリッジでフルブリッジが構成され、起歪体30の撓みとしてシート21に着座する乗員の荷重を測定するように構成されている。
また、ブラケット部材34には、図5及び図6に示すように、両端の取付部53を一体に連結するアンプケース取付け部57が起歪体30の側方に延在するように形成されている。このように、ブラケット部材34が両端の取付部53以外、即ちアンプケース取付け部57では起歪体30と重ならないようにすることにより、ブラケット部材34が起歪体30の変形に影響を与えることがなく、乗員の荷重を正確に測定することができるようになっている。
また、ブラケット部材34のアンプケース取付け部57には、図5及び図6に示すように、例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂製のアンプケース37が起歪体30と並んでねじ(図略)によって取り付けられている。アンプケース37は図7及び図8に示すように、ケース基部37aとコネクタ部37bを有する。アンプケース37は、PBT樹脂製とすることによって従来のアルミ製ケースよりも軽量化、低コスト化が可能になる。
また、アンプケース37には、裏面側から表す図6に示すように、アンプ基板36の出力を外部回路なる電子制御ユニット(図示略)に送信するための通信線とを接続する外部回路接続用コネクタ69が設けられている。なお、アンプケース37は、電子部品を内蔵したケースに対応し、アンプ基板36は電子部品に対応する。なお、図6は、アンプケース37の裏面側を示し、ホットメルト用樹脂の充填前の状態を裏面側から示す説明図である。
また、U字形状をした厚みが薄いFPC(Flexible Printed Circuits)基板38は、図6に示すように、両脚部の先端で歪ゲージG1,G2に電気的に接続され、又アンプ基板36とは背部に設けられた接続部56にて夫々電気的に接続された構成であり、歪ゲージG1,G2の出力がアンプ基板36の入力として作用する。
図7に示す如く、アンプ基板36は、アンプケース37のケース基部37aの内方に位置決めされ、ホットメルト用樹脂例えば材料としてポリアミドやポリエステル樹脂が充填されるキャビティ13は、壁部18が位置するアンプ基板36の一面側(図7の下面側)に向けて、成形型のゲートに対面した回路基板36の他面側(図7の上面側)から回路基板36の長手方向の両側を通って回路基板36を回り込む様に、即ち回路基板36の他面側(図7の上面側)からその一面側(図7の下面側)に向けてホットメルト用樹脂の充填経路が形成されている。
キャビティ13は、厚みが薄い第1部分15及び厚みが第1部分よりも厚い第2部分16とを有する。この第2部分16は、図7において、アンプ基板36の左下面側即ち厚み方向に厚くなるL字形状の端子ピン17とアンプ基板36との接続部付近に位置する。なお、端子ピン17は電子部品なるアンプ基板36と電気的に接続される付属品であり、ケース基部37aに設けた折り曲げ用穴37eから冶具(図示略)を挿入してアンプケース37のコネクタ部37bに圧入された端子ピン17をL字状に折り曲げて形成される。この端子ピン17は、アンプケース37のコネクタ部37bに設けられてアンプ基板36の出力を外部回路(図示略)と接続する外部回路接続用コネクタ69を構成する。この様な方法で端子ピン17を成形できるため、インサート成型により加工する場合に比べて、安価に加工できる。
又、この折り曲げ用穴37eは通常、ホットメルト用樹脂を充填して封止する。この様に、冶具を挿入する折り曲げ用穴37eに基づき、キャビティ13において厚みが厚い第2部分16は、折り曲げられた端子ピン17とアンプ基板36との接続部付近に位置する。
図7に示す如く、壁部18は、アンプ基板36の一面側(図7の下面側)に位置したキャビティ13の厚みの薄い第1部分15を2分する様に、ケース基部37aに設けられている。
従って、図8に示す如く、アンプケース37に、上下方向からホットメルト成形用の成形型81及び82を装着して、ホットメルト用樹脂を成形型81に設けたゲート81aからキャビティ13に充填する。ホットメルト用樹脂は、ゲート81aからキャビティ13内をアンプ基板36の上面側でアンプ基板36の長手方向なる左右方向に分流して厚みの薄い第1部分15を通り、アンプ基板36の長手方向の両側からアンプ基板36の下面側に回り込む。アンプ基板36の左端側から下面側に回り込んだホットメルト用樹脂は厚みが厚い第2部分16に入り、そして、壁部18が位置した厚みの薄い第1部分15へと至り、この壁部18の左端に位置した厚みの薄い第1部分15が、ホットメルト用樹脂の流動末端部分となる。
又、キャビティ13のアンプ基板36の右方側からは、FPC基板38の接続部56を通りアンプ基板36の右端側からアンプ基板36の下面側に回り込んだホットメルト用樹脂は厚みが薄い第1部分15に入り、壁部18の右端に位置した厚みの薄い第1部分15に至り、この壁部18の右端に位置した厚みの薄い第1部分15が、ホットメルト用樹脂のもう一方の流動末端部分となる。
第2実施形態においても、前述の第1実施形態と同様に壁部18の左右両側に位置した厚みが薄い部分15同士の連通を遮断する様に即ち壁部18の左右両側へと至ったホットメルト用樹脂が壁部18を越えて合流しない様もしくは合流しにくい様に壁部18が形成されている。又、キャビティ13は、ホットメルト用樹脂は、必ずアンプ基板36の左右両端側を回り込んで、厚みが厚い第2部分16を通り、壁部18の左右両側の厚みの薄い第1部分15に至る様に構成され、アンプ基板36の上面側から直接的にアンプ基板36の下面側なる壁部18の左右両端側に位置した厚みの薄い第1部分15なる流動末端部分へは至らない様もしくは至りにくい様に構成されている。キャビティ13には、ホットメルト用樹脂の充填に必要なる周知の空気抜け構造が設けられている。
以上説明の如く、キャビティ13へのホットメルト用樹脂の充填経路は、壁部18の左右両端に位置した厚みの薄い第1部分15が、ホットメルト用樹脂の流動末端部分となることから、ホットメルト用樹脂の流動末端部分なる厚みの薄い第1部分15への流れにて保圧がかかるため、その流動末端部分に至る途中に位置した厚みの厚い第2部分16にも、ホットメルト用樹脂の充填が確実に行なわれる。この様に、キャビティ13の厚みの厚い第2部分16へのホットメルト用樹脂の充填不良が解消されるため、電子部品なるアンプ基板36及びその付属品なる端子ピン17、アンプ基板36と端子ピン17との接続部、FPC基板38、FPC基板38とアンプ基板36との接続部56の保護がホットメルト成形にて確実にできる。
次に、上述の如くホットメルト用樹脂にて保護されたアンプ基板36を内蔵したアンプケース37を有した車両用シート荷重検出装置20の作動を説明する。乗員がシート21に着座すると、シートクッションに固定されたフレーム27に乗員の荷重が加わる。これにより車両用シート荷重検出装置20の連結軸33を介して各起歪体30に荷重が加わる。起歪体30が変形することにより、歪ゲージG1,G2の電気抵抗を変化させ、それに伴って変化する電圧の変化をアンプ基板36のアンプ回路で増幅することにより乗員の荷重を検出する。
上述のように、本実施形態の電子部品14,36を内蔵したケース12,37によれば、ケース基部12a,37aと、電子部品14,36と、電子部品14,36に電気的接続される付属品17と、ケース基部12a,37aに形成されて電子部品14,36及び付属品17が位置するとともにホットメルト用樹脂が充填されるキャビティ13と、キャビティ13において厚みが薄い第1部分15と、キャビティ13において第1部分15よりも厚みが厚い第2部分16と、ホットメルト用樹脂の流動末端部分をキャビティ13の第1部分15に設定する壁部18とを有する構成であり、壁部18にてホットメルト用樹脂の流動末端部分がキャビティ13内で厚みが薄い第1部分15に設定されていることから、保圧がかかり易くなるため、キャビティ13における厚みが厚い第2部分16においてもホットメルト用樹脂の充填が確実に行なわれることとなって、電子部品14,36の所定の保護ができる。
上述のように、本実施形態の電子部品14,36を内蔵したケース12,37によれば、ケース基部12a,37aと、電子部品14,36と、電子部品14,36に電気的接続される付属品17と、ケース基部12a,37aに形成されて電子部品14,36及び付属品17が位置するとともにホットメルト用樹脂が充填されるキャビティ13と、キャビティ13において厚みが薄い第1部分15と、キャビティ13において第1部分15よりも厚みが厚い第2部分16と、第1部分15を2分する壁部18とを有する構成であり、壁部18にて、キャビティ13内で厚みが薄い第1部分15が2分されることから、この壁部18の両側からホットメルト用樹脂がこの壁部18に向かって流動することにより、保圧がかかり易くなるため、キャビティ13における厚みが厚い第2部分16においてもホットメルト用樹脂の充填が確実に行なわれることとなって、電子部品14,36の所定の保護ができる。
上述のように、本実施形態の電子部品14,36を内蔵したケース12,37によれば、壁部18は、ケース基部12a,37aに設けられた構成であり、ケース基部12a,37aと一体的に形成可能となり、壁部18の形成を容易化できる。
上述のように、本実施形態の電子部品14,36を内蔵したケース12,37によれば、壁部18は、電子部品14,36の一面側に位置し、電子部品14、36の他面側にホットメルト用樹脂のゲート11が位置することから、ホットメルト用樹脂は他面側から一面側へと電電子部品14,36を回り込むように充填されて、電子部品14,36の保護を確実にできる。
上述のように、本実施形態の電子部品14,36を内蔵したケース12,37によれば、電子部品は回路基板14,36とし、回路基板14,36に電気的接続される付属品は外部回路接続用コネクタの端子ピン17とした構成であり、回路基板14,36、端子ピン17、回路基板14,36と端子ピン17との接続部の保護ができる。
上述のように、本実施形態の電子部品36を内蔵したケース37によれば、電子部品36は車両のシート用乗員荷重センサ20のアンプ基板36とした構成であり、車両のシート用乗員荷重検出装置20のアンプ基板36の保護ができる。
なお、複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の特徴部分を適宜組合せることが可能であることは、明らかである。
12・・・ケース、12a・・・ケース基部、13・・・キャビティ、14・・・回路基板(電子部品)、15・・・第1部分、16・・・第2部分、17・・・端子ピン(付属品)、18・・・壁部、20・・・シート用乗員荷重センサ、36・・・アンプ基板(電子部品)、37・・・アンプケース(ケース)、37a・・・アンプケース37のケース基部,81a・・・ゲート

Claims (6)

  1. ケース基部と、
    電子部品と、
    前記電子部品に電気的接続される付属品と、
    前記ケース基部に形成されて前記電子部品及び前記付属品が位置するとともにホットメルト用樹脂が充填されるキャビティと、
    前記キャビティにおいて厚みが薄い第1部分と、
    前記キャビティにおいて前記第1部分よりも厚みが厚い第2部分と、
    前記ホットメルト用樹脂の流動末端部分を前記キャビティの前記第1部分に設定する壁部とを有する電子部品を内蔵したケース。
  2. ケース基部と、
    電子部品と、
    前記電子部品に電気的接続される付属品と、
    前記ケース基部に形成されて前記電子部品及び前記付属品が位置するとともにホットメルト用樹脂が充填されるキャビティと、前記キャビティにおいて厚みが薄い第1部分と、
    前記キャビティにおいて前記第1部分よりも厚みが厚い第2部分と、
    前記第1部分を2分する壁部とを有する電子部品を内蔵したケース。
  3. 請求項1〜2の何れか一項において、前記壁部は前記ケース基部に設けられた電子部品を内蔵したケース。
  4. 請求項1〜3の何れか一項において、前記壁部は前記電子部品の一面側に位置し、前記電子部品の他面側にホットメルト用樹脂のゲートが位置する電子部品を内蔵したケース。
  5. 請求項1〜4の何れか一項において、前記電子部品は回路基板とし、前記回路基板に電気的接続される付属品は外部回路接続用コネクタの端子ピンとした電子部品を内蔵したケース。
  6. 請求項1〜5の何れか一項において、前記電子部品は車両のシート用乗員荷重センサのアンプ基板とした電子部品を内蔵したケース。
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