JP2014074478A5 - - Google Patents

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なお、図9において、符号110はスライダ本体102Aの端面に形成されたねじ112のタップ穴、113は給脂用ニップル、114は案内レール101の固定用のボルト挿通穴である。
この従来の図9に示す直動案内装置において、非接触式のサイドシール部材111をスライダ102の軸方向端部に取り付けるに際しては、案内レール101とサイドシール部材111との間に規定厚さのシムを挟み、案内レール101とサイドシール部材111との間の隙間が既定値となるように行なっていた。
また、サイドシール部材204は、図10(A)に示すように、案内レール201の外面に摺動自在に接触するシールリップ205aを有するシール部材205と、図10(B)に示すように、転動転動溝203と摺動自在に接触する接触部206aを有する位置決め部材206とを備えている。
この位置決め部材206は、案内レール201及びシール部材205に取り付けられて案内レール201に対するシール部材205の位置決めを行うようになっている。案内レール201に取り付けた位置決め部材206をシール部材205に取り付けた状態で、案内レール201の外面とシールリップ205aとの接触状態が、案内レール201の外面とシールリップ205aとの接触部分の全体に亘って均等または略均等となる。
上記目的を達成するため、本発明のうち請求項1に係る直動案内装置は、軸方向に延びる転動体転動溝を有する案内レールと、該案内レールの前記転動体転動溝に対向する転動体転動溝を有し、これらの両転動体転動溝間に挿入された多数の転動体の転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に前記案内レールに跨架されたスライダと、前記スライダの軸方向端部に前記案内レールに対して所定の隙間量を設けて取り付けられたサイドシール部材とを備えた直動案内装置であって、前記サイドシール部材は、その内周面に前記案内レールに接触する高分子材料で成形され複数の位置決め突起を備え、前記複数の位置決め突起の前記案内レールに接触する部分の前記軸方向に沿う合計長さが前記サイドシール部材の前記軸方向に沿う厚さよりも短いことを特徴としている。
また、本発明のうち請求項2に係る直動案内装置は、請求項1に記載の直動案内装置において、前記高分子材料がゴムであることを特徴としている。
また、本発明のうち請求項3に係る直動案内装置は、請求項2に記載の直動案内装置において、前記ゴムがニトリルゴムであることを特徴としている。
また、本発明のうち請求項4に係る直動案内装置は、請求項2に記載の直動案内装置において、前記ゴムがアクリルゴムであることを特徴としている。
また、本発明のうち請求項5に係る直動案内装置は、請求項2に記載の直動案内装置において、前記ゴムがフッ素ゴムであることを特徴としている。
また、本発明のうち請求項6に係る直動案内装置は、請求項1に記載の直動案内装置において、前記高分子材料が熱可塑性エラストマであることを特徴としている。
また、本発明のうち請求項7に係る直動案内装置は、請求項1〜6の何れか1項に記載の直動案内装置において、前記案内レールの外周面のうち上側の前記転動体転動溝の上方の外周面に接触する部分に設けられていることを特徴とする。
また、本発明のうち請求項8に係る直動案内装置は、請求項1〜7の何れか1項に記載の直動案内装置において、前記複数の位置決め突起のうち少なくとも1つは、前記案内レールの外周面のうち下側の前記転動体転動溝の下方の外周面に接触する部分に設けられていることを特徴とする
また、本発明のうち請求項9に係る直動案内装置は、請求項1〜8の何れか1項に記載の直動案内装置において、前記案内レールを挟んで左右対称に合計4つ設けられていることを特徴とする。
また、スライダ3のエンドキャップ5の軸方向両端部には、1対のサイドシール部材10(図1では、一方のサイドシール部材10のみを図示)を取り付けている。1対のサイドシール部材10は対称形状をなすため、一方のサイドシール部材10のみについて説明する。
サイドシール部材10は、図1及び図2に示すように、案内レール2を跨ぐように断面略コ字形に形成され、案内レール2を横断する方向に延びる基板部10aと、基板部10aレール横断方向両端から案内レール2の両側面に沿うように下方に延びる1対の側板部10bとを備えている。サイドシール部材10は、例えば、熱可塑性樹脂を成形することによって一体に形成される。但し、サイドシール部材10は、金属製であってもよいサイドシール部材10は、取付ねじ12によりねじ孔10cを介してスライダ3のエンドキャップ5の軸方向端部に取り付けられる。
ここで、サイドシール部材10は、図5に示すように、サイドシール部材10の内周面と案内レール2の外周面との間の隙間量がδとなるように取り付けられる。この隙間量δは、例えば0.1mm程度と小さい。
ここで、位置決め突起11の数は、複数であればよく、製品性能に影響が出ない程度の数までとする。また、各位置決め突起11が接触する案内レールの外周面は、転動体転動溝2a以外の外周面であればよく、前述した例に限定されない。各位置決め突起11を転動体転動溝2aに接触させる位置に配置すると、転動体転動溝2aに損傷を与え、製品性能に影響が出ると考えられる。また、各位置決め突起11の突出高さは、案内レール2の外周面とサイドシール部材10の内周面との間の隙間量δと同じ大きさである。
次に、サイドシール部材10の組み付け方法について説明すると、この組み付けに際しては、サイドシール部材10と一体に設けられた位置決め突起11を案内レール2の外周面に接触させた状態でサイドシール部材10をスライダ3の軸方向端部に取付ねじ12により取り付ければよい。これにより、案内レール2の外周面に対して所定の隙間量δを確保した状態でサイドシール部材10をスライダの軸方向端部に取り付けることができ、非接触式のサイドシール部材10の組み付け作業を簡単に行うことができる。このため、サイドシール部材10の組み付けの際に、従来のようなシムを使用する必要はなく、サイドシール部材10の組み付けに伴って案内レール2を傷つけてしまうおそれはない。
また、複数の位置決め突起11の各々が樹脂製であるので、サイドシール部材10を組み付けるときに位置決め突起11が案内レール2に強く当たっても金属製の案内レール2が傷つくことはない。また、サイドシール部材10を組み付けた後、スライダが案内レール2の軸方向に沿って移動する際にも、案内レール2と接触している位置決め突起11が樹脂製であり、案内レール2が傷つくことはない。
また、図8に示したサイドシール部材10の組み付けに際しても、サイドシール部材10と一体に設けられた複数の位置決め突起11を案内レール2の外周面に接触させた状態でサイドシール部材10をスライダ3の軸方向端部に取付ねじ12により取り付ければよい。これにより、案内レール2の外周面に対して所定の隙間量δを確保した状態でサイドシール部材10をスライダの軸方向端部に取り付けることができ、非接触式のサイドシール部材10の組み付け作業を簡単に行うことができる。このため、サイドシール部材10の組み付けの際に、従来のようなシムを使用する必要はなく、サイドシール部材10の組み付けに伴って案内レール2を傷つけてしまうおそれはない。

Claims (9)

  1. 軸方向に延びる転動体転動溝を有する案内レールと、該案内レールの前記転動体転動溝に対向する転動体転動溝を有し、これらの両転動体転動溝間に挿入された多数の転動体の転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に前記案内レールに跨架されたスライダと、前記スライダの軸方向端部に前記案内レールに対して所定の隙間量を設けて取り付けられたサイドシール部材とを備えた直動案内装置であって、
    前記サイドシール部材は、その内周面に前記案内レールに接触する高分子材料で成形され複数の位置決め突起を備え、前記複数の位置決め突起の前記案内レールに接触する部分の前記軸方向に沿う合計長さが前記サイドシール部材の前記軸方向に沿う厚さよりも短いことを特徴とする直動案内装置。
  2. 前記高分子材料がゴムであることを特徴とする請求項1に記載の直動案内装置。
  3. 前記ゴムが二トリルゴムであることを特徴とする請求項2に記載の直動案内装置。
  4. 前記ゴムがアクリルゴムであることを特徴とする請求項2に記載の直動案内装置。
  5. 前記ゴムがフッ素ゴムであることを特徴とする請求項2に記載の直動案内装置。
  6. 前記高分子材料が熱可塑性エラストマであることを特徴とする請求項1に記載の直動案内装置。
  7. 前記複数の位置決め突起のうち少なくとも1つは、前記案内レールの外周面のうち上側の前記転動体転動溝の上方の外周面に接触する部分に設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の直動案内装置。
  8. 前記複数の位置決め突起のうち少なくとも1つは、前記案内レールの外周面のうち下側の前記転動体転動溝の下方の外周面に接触する部分に設けられていることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の直動案内装置。
  9. 前記複数の位置決め突起は、前記案内レールを挟んで左右対称に合計4つ設けられていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の直動案内装置。
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